JP2016160625A - 障子及び建具 - Google Patents

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圭佑 外山
Keisuke Toyama
圭佑 外山
誠一郎 町田
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誠一郎 町田
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Abstract

【課題】下框の高さ方向の寸法を小さくすることが可能であり且つ強度の高い障子を提供する。【解決手段】上框、下框42、召合せ框43及び戸先框により框組された框体40と、框体に嵌め込まれるガラスパネル45と、を備える障子4であって、召合せ框43は、縦方向に延びる召合せ框本体431と、召合せ框本体431から見付方向内側に延出してガラスパネル45を支持する支持部435と、を有する。また、支持部435は、召合せ框本体431の下端に取り付けられた第1のアングル71により構成される。【選択図】図4

Description

本発明は、障子及び建具に関する。
従来、建具において、上框、下框及び左右の縦框によって框組された框体にガラス等の面材を嵌め込んだ障子が用いられている。框体に面材を嵌め込む場合、下框が面材の荷重を支えることになるので、下框が面材の荷重によって反ってしまわないように、下框の高さ方向の寸法を大きくして障子の強度を上げる必要がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−204672号公報
このように、障子の強度を上げるために下框は高さ方向の寸法を大きくする必要がある一方で、障子の下框は意匠性の観点から高さ方向の寸法を小さくすることが求められている。また、框体にガラスを嵌め込む場合には、下框も含む框の高さ方向の寸法をできる限り小さくして、障子の採光面積を広くすることが求められる。
本発明は、下框の高さ方向の寸法を小さくすることが可能であり且つ強度の高い障子を提供することを目的とする。
本発明は、上框(例えば、後述の上框41)、下框(例えば、後述の下框42)及び左右の縦框(例えば、後述の召合せ框43及び戸先框44)により框組された框体(例えば、後述の框体40)と、該框体に嵌め込まれる面材(例えば、後述のガラスパネル45)と、を備える障子(例えば、後述の障子4)であって、前記縦框は、縦方向に延びる縦框本体部(例えば、後述の召合せ框本体431)と、該縦框本体部から見付方向内側に延出して前記面材を支持する支持部(例えば、後述の支持部435)と、を有する障子に関する。
本発明では、障子の縦框が、縦方向に延びる縦框本体部と、縦框本体部から見付方向内側に延出して面材を支持する支持部と、を有するものとする。
これにより、支持部を介して、下框ではなく縦框によって面材の荷重を支えることができる。従って、障子の強度を向上させつつ、下框の高さ方向の寸法を小さくすることができる。また、下框の高さ方向の寸法を小さくすれば、障子の意匠性や採光性を向上させることができる。
また、前記支持部は、前記縦框本体部の下端に取り付けられた第1金具(例えば、後述の第1のアングル71)により構成されることが好ましい。
また、前記第1金具は、第1のアングル(例えば、後述の第1のアングル71)であり、前記第1のアングルは、一辺(例えば、後述の一辺711)が前記縦框本体部の下端の見込面に取り付けられ、他辺(例えば、後述の他辺712)が前記下框の上面に取り付けられて前記面材の下端面から前記面材を支持することが好ましい。
また、前記縦框は、前記縦框本体部の上端に取り付けられた第2のアングル(例えば、後述の第2のアングル72)を更に備え、前記第2のアングルは、一辺(例えば、後述の一辺721)が前記縦框本体部に取り付けられ、他辺(例えば、後述の他辺722)が前記上框の上面に取り付けられることが好ましい。
また、前記下框と前記面材の下端面との間には、空間(例えば、後述の空間717)が形成されることが好ましい。
また、本発明は建物の開口部(例えば、後述の開口部10)に設けられ、上枠(例えば、後述の上枠21)、下枠(例えば、後述の下枠22)及び左右の縦枠(例えば、後述の縦枠23,23)により枠組みされる枠体(例えば、後述の枠体2)と、該枠体内に納められる前記障子と、を備える建具(例えば、後述の引戸1)に関する。
本発明によれば、下框の高さ方向の寸法を小さくすることが可能であり且つ強度の高い障子を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る障子を備える引戸の正面図である。 上記引戸の縦断面図である。 上記引戸の横断面図である。 上記実施形態に係る障子の下端側における部材の配置を模式的に示す正面図である。 上記実施形態に係る框体における部材の配置を模式的に示す正面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。なお、本明細書において、「見付方向」とは、建物に形成された開口部に納められた引戸の上枠、下枠の長手方向(すなわち、ガラスや障子の面内水平方向)を意味し、「見込方向」とは、屋内外方向(すなわち、奥行き方向)を意味する。
図1は、本発明の実施形態に係る障子4の備える引戸1を屋内側から見た正面図である。引戸1は、例えば住宅の壁100に形成された開口部10に納められる。
引戸1は、建物の開口部10に取り付けられる枠体2と、枠体2内の左右方向の中心に配置されて固定される中心側FIX部3と、中心側FIX部3の見付方向外側の枠体2内に配置され且つ外側にスライド可能な障子4,4と、障子4の見付方向外側の枠体2内に配置されて固定される外側FIX部5,5と、を備える。また、開口部10の左右で、見付方向において外側FIX部5,5と重複する位置には、障子4,4が収納される戸袋101,101が形成される。このように引戸1は、左右対称に構成される。なお、図1は、障子4,4が閉鎖された状態を示す。
枠体2は、上枠21と、下枠22と、左右の縦枠23,23と、により矩形に枠組みされる。枠体2を構成する上枠21、縦枠23,23は、屋内側からは壁100に覆われる。また、枠体2を構成する下枠22は、床面102よりも下に配置される。
中心側FIX部3は、中心側FIX部枠体30と、中心側FIX部枠体30の内部に嵌め込まれるガラスパネル35と、を備える。中心側FIX部枠体30は、上材31と、下材32と、縦材33,33と、を枠組みすることで構成される。中心側FIX部枠体30を構成する上材31は、屋内側からは壁100に覆われる。また、中心側FIX部枠体30を構成する下枠22は、床面102よりも下に配置されるので、屋内側から視認できない。更に、縦材33は、障子4,4が閉鎖された状態においては、屋内側からは後述する戸先框44によって覆われる。
障子4は、框体40の内部に嵌め込まれる面材としてのガラスパネル45と、を備える。框体40は、上框41と、下框42と、召合せ框43と、戸先框44と、を框組みすることで構成される。框体40を構成する上框41及び召合せ框43は、屋内側からは壁100に覆われる。また、框体40を構成する下框42は、床面102よりも下に配置されるので、屋内側から視認できない。
なお、框体40(障子4)の四隅の内部には、後段で詳述する正面視でL字形状の第1のアングル71及び第2のアングル72が配置される。
外側FIX部5は、屋内側から見て全面が壁100に覆われる。外側FIX部5は、外側FIX部枠体50と、外側FIX部枠体50の内部に嵌め込まれるガラスパネル55と、を備える。外側FIX部枠体50は、上材51と、下材52と、見付方向外側の縦材53と、見付方向内側の縦材54と、を枠組みすることで構成される。
図2は、引戸1の縦断面図であって、図1のA−A線断面図である。
図2に示すように、面材としてのガラスパネル45は、屋内側の板ガラス451と屋外側の板ガラス452とを、スペーサ453を介在させることによって所定の間隔を開けて配置した複層ガラスパネルである。
上枠21は、屋外側に配置され且つ中空部を有するホロー構造である上枠本体211と上枠本体211の屋内側に固定されるレール部材212と、を備える。上枠本体211は、締結部材213,214によって壁100に固定される。レール部材212は、締結部材215によって上枠本体211に固定される固定部216と、固定部216の下端から屋内側に延出するレール部217と、を備える。
上枠本体211及びレール部材212は、例えば、アルミニウムを押し出し成型することによって形成することができる。
上框41は、レール部217の上方に配置され回動可能な戸車部材411と、戸車部材411の屋内側に係合される上框本体412と、を備える。戸車部材411には、屋内側に被係合部413が形成される。上框本体412は、下側に開口する溝を形成する溝部414と、溝部414の屋内側から上方に延出する延出部415と、を備える。延出部415の先端には、被係合部413に係合する係合部416が形成される。
上框本体412は、例えば、アルミニウムを押し出し成型することによって形成することができる。
ガラスパネル45の上端部は、溝部414内において、バックアップ材417,417によって挟まれる。更にバックアップ材417,417の下方には、シール材418,418が塗工される。
なお、上枠21及び上框41の屋内側には、障子4の走行を補助するリニアモータ駆動装置46が配置される。
下框42は、上側に開口する溝の形成された部材である。下框42は、例えば、アルミニウムを押し出し成型することによって形成することができる。
ガラスパネル45は、下框42の内部に配置される第1のアングル71によって支持される。また、第1のアングル71とガラスパネル45との間には、弾性部材716が配置される。ガラスパネル45の下端部は、下框42内において、バックアップ材423,423によって挟まれる。更にバックアップ材423,423の上方には、シール材424,424が塗工される。
下枠22は、下枠本体221と、溝塞ぎ部材222と、押さえ部材223を備える。下枠本体221は、障子4の下側に配置される下側部材224と、下側部材224の屋外側に配置される屋外側部材225と、下側部材224の屋内側に配置される屋内側部材226と、を備えて構成される。屋外側部材225の屋内側には、気密材220が配置される。
下枠本体221には、上向きに開口し且つ前記障子4が走行可能な溝227が形成される。溝塞ぎ部材222は、下枠本体221内に配置される。溝塞ぎ部材222は、障子4が閉鎖された状態において、障子4(下框42)よりも屋内側に配置される。溝塞ぎ部材222は、その屋外側の先端に気密材としてのモヘア部材228と、下側に固定されることで溝塞ぎ部材222の本体の下端と下枠本体221との間に空間を形成するスペーサ229と、を備える。
図2に示すように、障子4が閉鎖された状態において、床面102、下枠22の上面及び下框42の上部は、面一になるように構成される。
図3は、引戸1の横断面図であって、図1のB−B線断面図である。
図3に示すように、ガラスパネル35及びガラスパネル55も、ガラスパネル45と同様に、2枚の板ガラスを、スペーサを介在させることによって所定の間隔を開けて配置した複層ガラスパネルである。具体的には、ガラスパネル35は、板ガラス351と板ガラス352との間にスペーサ353を介在させた複層ガラスパネルであり、ガラスパネル55は、板ガラス551と板ガラス552との間にスペーサ553を介在させた複層ガラスパネルである。
縦枠23は、壁100の開口部10側に固定される。
縦材53は、縦枠23に締結部材534によって固定され且つ中空部を有するホロー構造である屋外側縦材531と、屋外側縦材531の屋内側に樹脂材535を介して連結され且つ中空部を有するホロー構造である屋内側縦材532と、屋外側縦材531の屋外側に固定される表面材533と、を備える。
屋外側縦材531及び屋内側縦材532は、例えば、アルミニウムを押し出し成型することによって形成することができる。
ガラスパネル55の見付方向外側の端部は、屋外側縦材531及び屋内側縦材532によって形成される溝の内部に配置される。
縦材54は、中空部を有するホロー構造であり、見付方向外側(図4の左側)に開口した溝を形成する。縦材54は、屋外側に形成される外煙返し部541を備える。外煙返し部541は、上下に亘って通しで延びて形成される。縦材54は、例えば、アルミニウムを押し出し成型することによって形成することができる。
ガラスパネル55の見付方向内側(図4の右側)の端部は、縦材54によって形成される溝の内部に配置される。
召合せ框43は、縦材54の屋内側に配置される。召合せ框43は、縦方向に延びる召合せ框本体431を有する。召合せ框本体431は、見付方向内側に向けて開口する溝の形成された溝部432と、溝部432よりも屋外側に設けられた内煙返し部433と、溝部432よりも屋内側に設けられた屋内部434と、を有する。内煙返し部433は、上下に亘って通しで延び且つ見付け方向において外煙返し部541と重複するラップ代を有するように形成される。屋内部434は、中空部を有するホロー構造である。図4に示すように、障子4が閉鎖された状態において、屋内部434の見付方向内側の面は、壁100の屋内側の開口部10側の面と、面一となるように構成される。
召合せ框本体431は、例えば、アルミニウムを押し出し成型することによって形成することができる。
ガラスパネル45の見付方向外側の端部は、溝部432によって形成される見付方向内側に開口する溝の内部に配置される。
戸先框44は、縦方向に延びる戸先框本体441と、化粧カバー442と、を有し、断面L字状に形成される。戸先框本体441は、見付方向外側に開口する溝部443と、溝部443の屋内側に配置され且つ中空部を有するホロー構造である屋内部444と、を備える。化粧カバー442は、屋内部444の見込面及び屋内側の面を覆うように配置される、断面C字状の部材である。
戸先框本体441は、例えば、アルミニウムを押し出し成型することによって形成することができる。
ガラスパネル45の見付方向内側の端部は、溝部443によって形成される見付方向外側に開口する溝の内部に配置される。
縦材33は、障子4が閉鎖された状態において障子4の戸先側(見付方向内側)に当接する。縦材33は、見付方向内側に開口した溝の形成された縦材本体331と、縦材本体331から障子側に突出する突出部332と、を備える。縦材本体331は、中空部を有するホロー構造である。縦材本体331は、屋内部444の屋外側に配置され、障子4が閉鎖された状態において溝部443の見付方向の先端と突き合わされる。突出部332は、障子4と左右方向(障子4の走行方向)で重複する。
戸先框44及び縦材33は、障子4が閉鎖された状態において、断面が略矩形状に形成される。縦材本体331は、例えば、アルミニウムを押し出し成型することによって形成することができる。
ガラスパネル35の端部は、縦材本体331によって形成される溝の内部に配置される。
なお、図3に示すように、溝塞ぎ部材222は、障子4が閉鎖された状態において、屋内部434の下から屋内部444の下まで見付方向(左右方向)に延びて設けられる。
続いて、框体40及び障子4の構造の詳細について説明する。
図4は、障子4の下端側における部材の配置を模式的に示す正面図である。また、図5は、框体40における部材の配置を模式的に示す正面図である。図4及び図5においては、框体40の召合せ框43側の構成を示す。図4においては、障子4の縦断面図及び横断面図も示す。図5においては、上框41及び下框42の縦断面図並びに召合せ框43の横断面図も示す。
なお、戸先框44側におけるガラスパネル45を支持する構造は、召合せ框43側におけるガラスパネル45を支持する構造と同様であるので、図4及び図5では図示せずに説明を省略する。また、図4の縦断面図においては、バックアップ材423,423及びシール材424,424を図示しない。
図4に示すように、召合せ框43は、召合せ框本体431から見付方向内側に延出してガラスパネル45を支持する支持部435を更に有する。支持部435は、召合せ框本体431の下端に取り付けられた第1金具としての第1のアングル71により構成される。第1のアングル71は、鉛直方向に延びる一辺711が召合せ框本体431(溝部432)の下端の見込面に取り付けられ、水平方向に延びる他辺712が下框42の上面に取り付けられてガラスパネル45の下端面からガラスパネル45を支持する。一辺711は、締結部材713によって召合せ框本体431に固定される。また、下框42は、締結部材714によって第1のアングル71の他辺712に固定される。
更に、ガラスパネル45が傷ついたり割れたりするのを防ぐため、ガラスパネル45の側端面と第1のアングル71の一辺711との間には、弾性部材715が配置され、ガラスパネル45の下端面と第1のアングル71の他辺712との間には、弾性部材716が配置される。第1のアングル71の他辺712は、弾性部材716を介してガラスパネル45を支持する。これにより、下框42とガラスパネル45の下端面との間には、空間717が形成される。
図5に示すように、召合せ框43は、召合せ框本体431の上端から見付方向内側に延出する延出部436を更に有する。延出部436は、召合せ框本体431の上端に取り付けられた第2金具としての第2のアングル72により構成される。第2のアングル72は、鉛直方向に延びる一辺721が召合せ框本体431(溝部432)の上端の見込面に取り付けられ、水平方向に延びる他辺722が上框41(溝部414)の上面に取り付けられる。一辺721は、締結部材723によって召合せ框本体431に固定される。また、他辺722は、締結部材724によって上框41に固定される。
本発明の実施形態によれば、以下の効果が奏される。
(1)上記実施形態では、障子4の縦框である召合せ框43(及び戸先框44)が、縦方向に延びる召合せ框本体431と、召合せ框本体431から見付方向内側に延出してガラスパネル45を支持する支持部435と、を有するものとした。
これにより、下框42ではなく、支持部435を介して縦框である召合せ框43(及び戸先框44)によってガラスパネル45の荷重を支えることができる。従って、障子4の強度を向上させつつ、下框42の高さ方向の寸法を小さくすることができる。また、下框42の高さ方向の寸法を小さくすれば、障子4の意匠性や採光性を向上させることができる。
なお、樹脂や金属で構成される框よりも複層ガラスパネルは断熱性が高いので、ガラスパネル45の開口面積を広くすれば、障子4としての断熱性が向上する。
(2)上記実施形態では、支持部435が、召合せ框本体431かの下端に取り付けられた第1金具としての第1のアングル71により構成されるものとした。
召合せ框本体431とは別部材の金具によって支持部435を構成できるので、容易に障子4の強度を向上させることができる。
(3)上記実施形態では、第1のアングル71が、一辺711が召合せ框本体431の下端の見込面に取り付けられ、他辺712が下框42の上面に取り付けられてガラスパネル45の下端面からガラスパネル45を支持するものとした。
第1のアングル71の、一辺711を召合せ框本体431に取り付け、他辺712を下框42の上面に取り付けるので、支持部435の形成と下框42の配置をより容易に行うことができる。
(4)上記実施形態では、縦框である召合せ框43(及び戸先框44)が、召合せ框本体431の上端に取り付けられた第2のアングル72を更に備えるものとした。そして、第2のアングル72が、一辺721が召合せ框本体431に取り付けられ、他辺722が上框41の上面に取り付けられるものとした。
これにより、ガラスパネル45の荷重を、支持部435並びに縦框である召合せ框43(及び戸先框44)を介して上框41によって支えることができ、障子4の強度がより向上する。また、第1のアングル71及び第2のアングル72によって、框体40の仕口を容易に構成できる。
(5)上記実施形態では、下框42とガラスパネル45の下端面との間に、空間717が形成されるものとした。
これにより、下框42の内部に侵入した水とガラスパネル45とが接触するのを防ぐことができる。水とガラスパネル45とが接触するのを防ぐことで、ガラスパネル45のシール材が腐食するのを防ぐことができる。複層ガラスの場合には、内部結露も防ぐことができる。
(6)上記実施形態では、引戸1が、枠体2と上述の障子4とを備えるものとした。
これにより、強度の高い引戸1を提供することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれる。
本発明に係る建具は、引戸に限定されず、例えばFIXタイプの建具に適用してもよい。
1…引戸(建具)
10…開口部
2…枠体
21…上枠
22…上枠
23,23…縦枠
4…障子
40…框体
41…上框
42…下框
43…召合せ框(縦框)
431…召合せ框本体(縦框本体部)
435…支持部
44…戸先框(縦框)
45…ガラスパネル(面材)
71…第1のアングル(第1金具)
711…一辺
712…他辺
717…空間
72…第2のアングル(第2金具)
721…一辺
722…他辺

Claims (6)

  1. 上框、下框及び左右の縦框により框組された框体と、該框体に嵌め込まれる面材と、を備える障子であって、
    前記縦框は、縦方向に延びる縦框本体部と、該縦框本体部から見付方向内側に延出して前記面材を支持する支持部と、を有する障子。
  2. 前記支持部は、前記縦框本体部の下端に取り付けられた第1金具により構成される請求項1記載の障子。
  3. 前記第1金具は、第1のアングルであり、
    前記第1のアングルは、一辺が前記縦框本体部の下端の見込面に取り付けられ、他辺が前記下框の上面に取り付けられて前記面材の下端面から前記面材を支持する請求項2記載の障子。
  4. 前記縦框は、前記縦框本体部の上端に取り付けられた第2のアングルを更に備え、
    前記第2のアングルは、一辺が前記縦框本体部に取り付けられ、他辺が前記上框の上面に取り付けられる請求項3記載の障子。
  5. 前記下框と前記面材の下端面との間には、空間が形成される請求項1から4いずれか記載の障子。
  6. 建物の開口部に設けられ、上枠、下枠及び左右の縦枠により枠組みされる枠体と、
    該枠体内に納められる請求項1から5いずれか記載の障子と、を備える建具。
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