JP2016159933A - スクイズフォーマー容器 - Google Patents

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【課題】初期使用時から、良好な泡質の状態で内容液を吐出することができるスクイズフォーマー容器を提供する。【解決手段】内部が内容液の充填空間Mとなる内層体11とスクイズ可能な外層体12とを備える容器本体10と、内容液流路を備え、容器本体10の口部10aに装着される中栓20と、口部10aと中栓20とを覆って口部10aの外側に空気流路を区画形成する注出キャップ60と、内容液流路および空気流路に連なる吐出流路66を内側に備えるとともに先端が吐出口67となる吐出筒64と、外層体12を貫通して設けられ、外層体12と内層体11との間に設けられる空気室14を空気流路に連通させる空気孔13と、内容液流路に配置された第1逆止弁50と、を有し、充填空間Mに規定の内容量の内容液を充填した状態において、空気室14の容積が充填空間Mの容積の3%以上であることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、容器本体をスクイズ(押圧)することで容器本体に収容された内容液を空気と混合して泡状に吐出することができるスクイズフォーマー容器に関し、特に、容器本体が内容液を収容する内層体と、内層体を収容する外層体とを備えた二重容器に構成されたものに関する。
化粧水などの化粧料や、シャンプーやリンスあるいは液体石鹸などのトイレタリーを内容液として収納する容器としては、容器本体をスクイズすることにより内容液を泡状にして吐出することができるスクイズフォーマー容器が知られている。
例えば特許文献1には、内容液を収容する内層体とこの内層体を収容する外層体とを有する二重容器(積層剥離容器)に構成された容器本体と、この容器本体の口部に装着されたフォーマーキャップとを備え、外層体の胴部がスクイズされると、内層体から注出フォーマーキャップにおいて内容液に内層体と外層体との間の空気室から供給される空気を混合するとともに当該混合物を発泡部材に通して内容液を泡状にして吐出するようにしたスクイズフォーマー容器が記載されている。
特開2009−149327号公報
しかしながら、上記のようなスクイズフォーマー容器の初期使用時において、内層体と外層体との間の空気室の空気が不足していると、内容液に対して空気が十分に混合されないために発泡部材において充分に泡立たず、水分を多く含んだ液状に近い状態の内容液が吐出されるという問題があった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、初期使用時から、良好な泡質の状態で内容液を吐出することができるスクイズフォーマー容器を提供することにある。
本発明のスクイズフォーマー容器は、内部が内容液の充填空間となる内層体と該内層体を収容するスクイズ可能な外層体とを備える二重容器に構成された容器本体と、
内容液流路を備え、前記容器本体の口部に装着される中栓と、
前記口部に装着され、該口部と前記中栓とを覆って前記口部の外側に空気流路を区画形成する注出キャップと、
前記注出キャップに設けられ、前記内容液流路および前記空気流路に連なる吐出流路を内側に備えるとともに先端が吐出口となる吐出筒と、
前記容器本体に前記外層体を貫通して設けられ、前記外層体と前記内層体との間に設けられる空気室を前記空気流路に連通させる空気孔と、
前記内容液流路に配置され、前記充填空間から前記内容液流路を通した前記吐出流路への流体の流れを許容し、前記吐出流路から前記内容液流路を通した前記充填空間への流体の流れを阻止する第1逆止弁と、を有し、
前記充填空間に規定の内容量の内容液を充填した状態において、前記空気室の容積が前記充填空間の容積の3%以上であることを特徴とする。
なお、本発明のスクイズフォーマー容器にあっては、前記容器本体に規定の内容量の内容液を充填した状態において、前記空気室の容積が前記充填空間の容積の5%以上であることが好ましい。
また、本発明のスクイズフォーマー容器にあっては、前記空気流路に、前記空気孔から前記空気流路を通した前記吐出流路への流体の流れを許容し、前記吐出流路から前記空気流路への流体の流れを阻止する第2逆止弁が設けられていることが好ましい。
また、本発明のスクイズフォーマー容器にあっては、前記第2逆止弁が前記第1逆止弁と一体に設けられていることが好ましい。
また、本発明のスクイズフォーマー容器にあっては、前記吐出流路に発泡部材が設けられていることが好ましい。
また、本発明のスクイズフォーマー容器にあっては、前記注出キャップに前記空気流路を外部に開放する外気導入孔が設けられ、
前記中栓と前記注出キャップとの間に、前記注出キャップの外部から前記外気導入孔を通した前記空気流路への空気の流れを許容し、前記空気流路から前記外気導入孔を通した前記注出キャップの外部への空気の流れを阻止する第3逆止弁が設けられていることが好ましい。
本発明によれば、初期使用時から、良好な泡質の状態で内容液を吐出することができるスクイズフォーマー容器を提供することができる。
本発明の一実施形態であるスクイズフォーマー容器の断面図である。 図1に示すスクイズフォーマー容器の内容液を泡状に吐出している様子を示す断面図である。 (a)〜(f)はそれぞれ、図1のスクイズフォーマー容器を用いて、充填空間の容積に対する空気室の容積の割合がそれぞれ異なる条件で内容液を吐出する実験を行った際の、それぞれの泡の状態を示したものである。
以下、図面を参照して、本発明をより具体的に例示説明する。
図1に示すように、本発明の一実施形態であるスクイズフォーマー容器1は容器本体10を備えている。容器本体10は、円筒状の口部10aとこの口部10aに連なる胴部10bとを備えたボトル形状に形成されている。
容器本体10は、内容液を収容する内層体11と、この内層体11を内側に収容する外層体12とを有し、外層体12の内側に内層体11が剥離可能に積層された積層剥離容器(二重容器)に構成されている。このような容器本体10は、例えば積層構造のプリフォームを二軸延伸ブロー成形し、または積層構造のパリソンをダイレクトブロー成形すること等により得ることができる。
なお、容器本体10は、積層剥離容器に限らず、内層体11と外層体12とを有する二重容器に構成されていればよい。
内層体11は、例えば合成樹脂により薄肉の袋状に形成され、その内部が内容液の充填空間Mとなる。また、内層体11の上端部は容器本体10の口部10aにおいて開口している。
外層体12は、例えば合成樹脂により所定の剛性を有するボトル形状に形成され、容器本体10の外郭を構成している。外層体12の胴部10bに対応する部分はスクイズ(押圧)可能であるとともに元の形状への復元性を有している。また、外層体12の口部10aに対応する部分には、当該外層体12を貫通して内層体11と外層体12との間に連通する空気孔13が設けられている。なお、図示する場合では、外層体12には、その軸線を挟んだ対向配置で2つの空気孔13が設けられているが、少なくとも1つの空気孔13が設けられていればよい。
内層体11と外層体12の間には空気室14が設けられている。この空気室14は空気孔13に連通しており、この空気孔13を通して空気室14にはスクイズフォーマー容器1の使用開始時において予め空気が充填されている。例えば、前述したブロー成形により容器本体10を積層剥離容器に形成する場合では、内層体11を外層体12から剥離し易くすることを目的として、空気孔13から空気を吹き込んだり口部10aから空気を吸い出すことで内層体11を外層体12から全剥離させ、その後、口部10aから充填空間Mに空気を吹き込んだり内容液を充填したりして内層体11を元の形状まで戻す初期剥離処理を行うことが一般的であるが、この初期剥離処理において、内層体11の復元を途中で停止することで、内層体11と外層体12との間に空気が充填された空気室14を構成することができる。
本発明においては、充填空間Mに規定の内容量の内容液を充填した状態において、空気室14の容積が充填空間Mの容積の3%以上としている。
口部10aの外周面には雄ねじ部15が一体に形成されている。また、雄ねじ部15には、この雄ねじ部15を縦方向に切断するスリット16が設けられている。図示する場合では、スリット16は、空気孔13に対応する位置に計2本設けられているが、何れか一方側にのみ設けるようにしてもよく、また、スリット16を設けない構成とすることも可能である。
容器本体10の口部10aには中栓20が装着されている。本実施形態において、中栓20は、上下に重ねて組み付けられる下部中栓30及び上部中栓40で構成されている。
下部中栓30は、図1に示すように口部10aの上部開口を覆う円板状の天壁31と、天壁31の縁部から立ち上がる環状の縁壁32とを備えていて、天壁31の中央部には注出孔33を備えている。天壁31の下面には、注出孔33を取り囲む筒状部34と、内層体11に対して液密に当接するシール壁35を備えている。また縁壁32には、下方から上方に向けて天壁31及び縁壁32を切り欠いた切り欠き部32aを設けるとともに、縁壁32の内周面に環状の凸部32bを設けているまた、天壁31の上面には、注出孔33を取り囲む環状壁36を設けている。また、天壁31の上面には切り欠き部32aから環状壁36に至る横溝37が形成され、更に、環状壁36を切り欠く縦溝38を横溝37に接続している。
上部中栓40は、下部中栓30の天壁31に重ね合わされる円板状の頂壁41を備えている。更に、頂壁41の中央部には、下方に向けて突出する円筒部42を設けていて、円筒部42の径方向外側には、円筒部42の周囲を取り囲む孔43(本実施形態では等間隔で総計4つ)を設けている。また、頂壁41の上面における孔43の径方向外側には、同心二重配置となる内側環状壁44と外側環状壁45を設けていて、頂壁41の縁部には、孔43に対応する位置に切り欠き部46を設けている。
逆止弁50は、図2に示すように環状となる円筒状の基部51を備えていて、基部51の径方向内側には、アーム52を介してつながる円板状弁体53を設けている。本実施形態では3点弁で例示しているが、1点弁であってもよく、他の構成の弁を用いることも可能である。また、基部51の径方向外側には第3逆止弁としての環状弁体54を設けている。すなわち、円板状弁体53が、図2において二点鎖線の矢印で示す内容液流路と、破線の矢印で示す空気流路の両方を、環状弁体54が外気導入孔65を、開放可能に密閉している。
注出キャップ60は、環状となる円筒状のベース61を備えていて、ベース61の内周面には、ねじ部を設けている。またねじ部の上方には、下部中栓30に嵌合する環状の凹部61aを設けている。更に、ベース61の上部には上壁62が一体連結されていて、上壁62の中央部には吐出筒64を設けている。また、吐出筒64の径方向外側には、上壁62を貫通する少なくとも1つの外気導入孔65を設けている。更に、吐出筒64の内側には吐出流路66が形成され、その先端は、吐出口67である。本実施形態では、吐出流路66において、内容液流路を介して流入した内容液と、空気流路を通って流入した空気が混合され、吐出筒64の内部に設けた発泡部材Fを通過することで内容液が泡状となる。発泡部材Fとしては、例えば焼結体や発泡体(スポンジなど)等により形成された多孔質体やメッシュ部材等を用いることができる。本実施形態では、発泡部材Fとして、吐出流路66に2枚のメッシュ部材を設けている。また、上壁62の下面には、基部51の内周面に液密に当接する環状のシール筒62aを設けている。
また、注出キャップ60は、着脱可能なオーバーキャップ68(図1参照)を有しており、オーバーキャップ68によって、吐出筒64を覆い、吐出口67への塵芥等の侵入を防止できるようになっている。
次に、前述した構成となるスクイズフォーマー容器1の使用方法について説明する。内容液を吐出させる際には、図2に示すように、オーバーキャップ68を外した状態で吐出口67を下方に向け、外層体12をスクイズする。
外層体12の圧縮により、内層体11と外層体12の間の空気室14の空気が空気孔13から押し出される。口部10aとベース61との相互間にはスリット16によって空気孔13に連通する空気流路が形成されており、また、空気流路は下部中栓30の切り欠き部32aに連通し、切り欠き部32aは、下部中栓30及び上部中栓40の合わせ面に設けられた横溝37及び縦溝38に連通しているので、空気孔13からの空気は、スリット16と切り欠き部32aとを経由し、横溝37を通り抜けて縦溝38の出口に至り、円板状弁体53を押し上げ、吐出流路66へと送り出される。このとき、充填空間Mの内容液は注出孔33及び円筒部42の内周面等によって構成される内容液流路を介して円板状弁体53を押し上げ、吐出流路66へと送り出される。そして、空気室14から空気流路を通過した空気と内容液流路を通過した内容液が、吐出流路66において混合されるとともに発泡部材Fによって泡状化されて吐出口67から吐出される。
ここで、充填空間Mに規定の内容量の内容液を充填した状態、つまり容器本体10に満了の内容液が充填された未使用の状態において、空気室14内の容積が充填空間Mの容積の3%未満であると、吐出流路66へと送り出される空気が不足し、内容液に空気が十分に混合されないため、内容液が、水分を多く含んだ崩れやすい泡質の状態で吐出されてしまう。それゆえ、本発明では、充填空間Mの容積に対する空気室14内の容積の割合を、3%以上としている。これにより、初期使用状態から十分な量の空気を吐出流路66へと送り出すことができるので、良好な泡質の状態で内容液を吐出することができる。なお、さらに良好な、クリーミーな泡質の状態で内容液を吐出するために、充填空間Mの容積に対する空気室14内の容積の割合は、5%以上であることが好ましい。
内容液の注出が終了して外層体12へのスクイズを解除した際には、外層体12は元の形状に復元しようとし、内層体11と外層体12との相互間は負圧になることから、外気は環状弁体54を押し下げつつ外気導入孔65を通り抜ける。そして上部中栓40の切り欠き部46及び下部中栓30の切り欠き部32aを経由し、スリット16を通り抜けて空気孔13から内層体11と外層体12の間の空気室14に導入される。これにより、外層体12は復元し、内層体11のみが減容されて、空気室14の容積は増大することとなる。
次に、上記構成のスクイズフォーマー容器1の充填空間Mに内容液を充填し、空気室14の容積を変化させて、初期使用時において吐出される泡質を比較した実験について説明する。
本実験においては、空気室14の容積が0の状態、つまり内層体11が外層体12の内面に完全に貼りついた状態で充填空間Mが満たされるまで内容液を充填した後、充填空間Mの容積に対する空気室14の容積が、それぞれ、2.5%、3%、4%、5%、6%、7%となるように内容液を排出し、その後、約1ccの内容液を吐出して泡質の判定を行った。判定は、水分を多く含み形状が崩れやすい泡質であるものを×とし、良好な泡質であるものを○とし、さらに良好な、きめ細かくクリーミーな泡質であったものを◎とした。結果を表1に示すとともに、吐出された泡の状態を図3(a)〜(f)に示す。
表1及び図3に示すように、充填空間Mの容積に対する空気室14の容積が3%以上であると、良好な泡質が得られ、5%以上であると、さらに良好な、きめ細かくクリーミーな泡質の状態で吐出されることが確認された。一方で、充填空間Mの容積に対する空気室14の容積が2.5%である場合には、水分を多く含み形状が崩れやすい泡質であることが確認された。なお、表1および図3(a)〜(f)に示した結果は1本のスクイズフォーマー容器を用いて実験を行った結果であるが、これと同様の実験を合計3本のスクイズフォーマー容器を用いて行ったところ、同様の結果が得られた。
以上のように、本発明のスクイズフォーマー容器1によれば、充填空間Mに規定の内容量の内容液を充填した状態において、空気室14の容積を充填空間Mの容積の3%以上としたことで、初期使用状態から良好な泡質の状態で内容液を吐出することができる。
本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、前述した実施形態では、中栓20を、上下に重ねて組み付けられる下部中栓30及び上部中栓40で構成したが、これに限らず、中栓20を1つの部材として構成してもよい。また、前述した実施形態では外気導入孔65を注出キャップ60に設けていたが、これに代えて、外層体12の胴部10bに逆止弁を設け、この逆止弁から外気を導入するようにしても良い。
1 スクイズ吐出容器
10 容器本体
10a 口部
10b 胴部
11 内層体
12 外層体
13 空気孔
14 空気室
15 雄ねじ部
16 スリット
20 中栓
30 下部中栓(中栓)
31 天壁
32 縁壁
32a 切り欠き部
32b 凸部
33 注出孔(内容液流路)
34 筒状部
35 シール壁
36 環状壁
37 横溝(空気流路)
38 縦溝(空気流路)
40 上部中栓(中栓)
41 頂壁
42 円筒部(内容液流路)
43 孔
44 内側環状壁
45 外側環状壁
46 切り欠き部
50 逆止弁(第1逆止弁、第2逆止弁)
51 基部
52 アーム
53 円板状弁体
54 環状弁体(第3逆止弁)
60 注出キャップ
61 ベース
61a 凹部
62 上壁
62a シール筒
64 吐出筒
65 外気導入孔
66 吐出流路
67 吐出口
68 オーバーキャップ
M 充填空間
F 発泡部材

Claims (6)

  1. 内部が内容液の充填空間となる内層体と該内層体を収容するスクイズ可能な外層体とを備える二重容器に構成された容器本体と、
    内容液流路を備え、前記容器本体の口部に装着される中栓と、
    前記口部に装着され、該口部と前記中栓とを覆って前記口部の外側に空気流路を区画形成する注出キャップと、
    前記注出キャップに設けられ、前記内容液流路および前記空気流路に連なる吐出流路を内側に備えるとともに先端が吐出口となる吐出筒と、
    前記容器本体に前記外層体を貫通して設けられ、前記外層体と前記内層体との間に設けられる空気室を前記空気流路に連通させる空気孔と、
    前記内容液流路に配置され、前記充填空間から前記内容液流路を通した前記吐出流路への流体の流れを許容し、前記吐出流路から前記内容液流路を通した前記充填空間への流体の流れを阻止する第1逆止弁と、を有し、
    前記充填空間に規定の内容量の内容液を充填した状態において、前記空気室の容積が前記充填空間の容積の3%以上であることを特徴とするスクイズフォーマー容器。
  2. 前記容器本体に規定の内容量の内容液を充填した状態において、前記空気室の容積が前記充填空間の容積の5%以上である、請求項1に記載のスクイズフォーマー容器。
  3. 前記空気流路に、前記空気孔から前記空気流路を通した前記吐出流路への流体の流れを許容し、前記吐出流路から前記空気流路への流体の流れを阻止する第2逆止弁が設けられている、請求項1または2に記載のスクイズフォーマー容器。
  4. 前記第2逆止弁が前記第1逆止弁と一体に設けられている、請求項3に記載のスクイズフォーマー容器。
  5. 前記吐出流路に発泡部材が設けられている、請求項1〜4の何れか1項に記載のスクイズフォーマー容器。
  6. 前記注出キャップに前記空気流路を外部に開放する外気導入孔が設けられ、
    前記中栓と前記注出キャップとの間に、前記注出キャップの外部から前記外気導入孔を通した前記空気流路への空気の流れを許容し、前記空気流路から前記外気導入孔を通した前記注出キャップの外部への空気の流れを阻止する第3逆止弁が設けられている、請求項1〜5の何れか1項に記載のスクイズフォーマー容器。
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