JP2016159801A - サブマージドポンプの取付構造及びサブマージドポンプの取付方法 - Google Patents

サブマージドポンプの取付構造及びサブマージドポンプの取付方法 Download PDF

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Abstract

【課題】荷油槽内に焼き焦げが発生することなくサブマージドポンプを甲板に取り付けることができるサブマージドポンプの取付構造及びサブマージドポンプの取付方法を提供する。【解決手段】サブマージドポンプ1の主要部2の荷油槽11内の上下方向の位置決めは、その取付部3に取り付けられた第2管31が備えるフランジ部33に対して、第2管31の管状部材32の上下方向の位置を調節することにより行う。このとき、フランジ部33は、荷油槽11の塗装前に甲板10上に溶接された第1管21のフランジ部23と着脱可能に締結されているので、該締結を解除した後、甲板10外で、管状部材32の側面の位置決めされた部分に溶接することができる。したがって、塗装後の荷油槽11内において第1管21及び第2管31のいずれも溶接する必要がない。【選択図】図1

Description

本発明は、サブマージドポンプの取付構造及びサブマージドポンプの取付方法に関する。
船舶の荷油槽(COT:Cargo Oil Tank)に収容されて運搬される石油等の荷油を荷揚げするためのサブマージドポンプ(Submergedpump)の一例として、以下の特許文献1に記載の装置が知られている。このサブマージドポンプには、甲板を貫通して荷油槽内に上下方向に沿って進入している主要部の先端側にインペラが取り付けられており、該インペラを油圧モータで駆動させることにより主要部の先端の吸入口から吐出用パイプ内へ荷油を吸い上げ、甲板上に汲み上げて吐出用パイプの吐出口から船舶外部へ送り出している。
特開平11−257296号公報
上記特許文献1に記載されるようなサブマージドポンプは、荷油槽からの汲み残しを極力少なくすべく、該荷油槽の底壁近傍にその吸入口が位置するように取り付けられる。このため、サブマージドポンプの甲板への取付けは、荷油槽内の塗装等が終了した後に行われる。
通常、サブマージドポンプは甲板に溶接されることによって取り付けられている。この場合、サブマージドポンプを甲板に確実に固定するために、荷油槽の内外両方からサブマージドポンプを甲板に溶接するところ、荷油槽内にてサブマージドポンプを甲板に溶接する際に発生した火花によって、荷油槽内に施された塗装膜に焼き焦げが生じることがある。この塗装膜の焼き焦げは荷油槽に収容された荷油の品質劣化の原因となるので、サブマージドポンプを甲板に溶接した後、荷油槽内における焼き焦げの発生の確認及び焼き焦げた部分を再塗装(タッチアップとも言う)する必要がある。
本発明は、このような課題を解決するために成されたものであり、荷油槽内に焼き焦げが発生することなくサブマージドポンプを甲板に取り付けることができるサブマージドポンプの取付構造及びサブマージドポンプの取付方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様によるサブマージドポンプの取付構造は、荷油が収容される荷油槽上の甲板に溶接された第1管と、第1管の上部の第1フランジ部に連結された第2管と、を備え、第2管は、管状部材と、管状部材の側面に溶接された中空の第2フランジ部と、管状部材の上部に設けられた第3フランジ部とを有し、第2フランジ部は、第1締結手段によって第1フランジ部に着脱可能に締結されており、サブマージドポンプの主要部は、甲板、第1管、及び第2管を挿通して荷油槽内に上下方向に沿って進入し、サブマージドポンプの取付部は、第3フランジ部に取り付けられることを特徴とする。
このようなサブマージドポンプの取付構造によれば、サブマージドポンプの主要部の荷油槽内の上下方向の位置決めは、サブマージドポンプの取付部に取り付けられた第2管が備える第2フランジ部に対して、第2管の管状部材の上下方向の位置を調節することにより行うことができる。ここで、甲板上に溶接された第1管の第1フランジ部と第2管の第2フランジ部とは、第1締結手段によって着脱可能に締結されているので、該第2フランジ部は、第1締結部材による第1フランジ部との締結を解除した後、甲板外で、管状部材の側面の位置決めされた部分に溶接することができる。一方、第1管はサブマージドポンプの主要部の荷油槽内の位置の調節に寄与しないことから、荷油槽を塗装する前に該第1管を甲板に溶接することができる。したがって、塗装後の荷油槽内において第1管及び第2管のいずれも溶接する必要がないので、荷油槽内に焼き焦げが発生することなくサブマージドポンプを甲板に取り付けることができる。
ここで、サブマージドポンプの取付部と第2管の第3フランジ部とは、第2締結手段によって着脱可能に締結されていることが好ましい。これにより、第2締結手段によるサブマージドポンプの取付部と第3フランジ部との締結を外した後、甲板外においてサブマージドポンプが取り付いていない状態で第2フランジ部を第2管の管状部材の側面に容易に溶接することができる。
また、第1管の径は、第2管の管状部材の径よりも大きいことが好ましい。この場合、取付構造の強度が高くなると共に、サブマージドポンプの主要部を荷油槽内に容易に進入させることができる。
また、本発明の他の一態様によるサブマージドポンプの取付方法は、上部に第1フランジ部を有する第1管を、荷油が収容される荷油槽上の甲板に溶接した後、甲板下に設けられる荷油槽を塗装し、第1締結手段によって、中空の第2フランジ部を第1フランジ部に締結し、サブマージドポンプの主要部と、サブマージドポンプの取付部に第3フランジ部を介して取り付けられた管状部材とを、第1管及び第2フランジ部に上下方向に沿って挿入して、第2フランジ部に対する管状部材の上下方向の位置を調節して位置決めし、第1締結手段による第1フランジ部と第2フランジ部との締結を外した後、甲板外にて、管状部材の側面の位置決めされた部分に第2フランジ部を溶接して第2管を形成し、第1締結手段によって第2管の第2フランジ部を第1フランジ部に締結することを特徴とする。
このようなサブマージドポンプの取付方法によれば、第2フランジ部は、第1締結部材による第1フランジ部との締結を解除した後、甲板外で、管状部材の側面の位置決めされた部分に溶接できる。一方、第1管はサブマージドポンプの主要部の荷油槽内の位置の調節に寄与しないことから、荷油槽を塗装する前に該第1管を甲板に溶接することができる。したがって、塗装後の荷油槽内において第1管及び第2管のいずれも溶接する必要がないので、荷油槽内に焼き焦げが発生することなくサブマージドポンプを甲板に取り付けることができる。
ここで、サブマージドポンプの取付部は、第2締結手段によって管状部材の上部の第3フランジ部に着脱可能に締結されており、第1締結手段の締結を外す前に第2締結手段の締結を外して、サブマージドポンプの取付部を第3フランジ部から取り外し、サブマージドポンプの取付部を第3フランジ部から取り外した後、第1締結手段の締結を外して、第2フランジ部を第1フランジ部から取り外し、甲板外での第2フランジ部と管状部材との溶接後、第1締結手段により第2フランジ部を第1フランジ部に締結した後にサブマージドポンプの主要部を、第1管及び第2管に上下方向に沿って挿入し、サブマージドポンプの主要部を荷油槽内に上下方向に沿って進入させた後、第2締結手段によってサブマージドポンプの取付部を第2管の第3フランジ部に締結することが好ましい。これにより、甲板外にて、サブマージドポンプが締結されていない状態で管状部材の側面に第2フランジ部を溶接し、第2管を容易に形成することができる。
このように本発明によれば、荷油槽内に焼き焦げが発生することなくサブマージドポンプを甲板に取り付けることができるサブマージドポンプの取付構造及びサブマージドポンプの取付方法を提供できる。
本発明の実施形態に係るサブマージドポンプの取付構造を示す概略断面図である。 本発明の実施形態に係るサブマージドポンプの取付方法を説明するための図である。 図2に続くサブマージドポンプの取付方法を説明するための図である。 図3に続くサブマージドポンプの取付方法を説明するための図である。 図4に続くサブマージドポンプの取付方法を説明するための図である。 図5に続くサブマージドポンプの取付方法を説明するための図である。 図6に続くサブマージドポンプの取付方法を説明するための図である。 図7に続くサブマージドポンプの取付方法を説明するための図である。 比較例に係るサブマージドポンプの取付方法を示す概略断面図である。
以下、本発明によるサブマージドポンプの取付構造及び取付方法の好適な実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、各図において同一部分又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の実施形態に係るサブマージドポンプの取付構造を示す概略断面図である。図1に示すように、サブマージドポンプ1は、揚荷の際に、船舶の甲板10下に設けられる荷油槽11内の石油等の荷油を船外へ汲み上げるためのポンプであり、甲板10上に設けられた取付構造100によって固定されている。サブマージドポンプ1は、甲板10を貫通して荷油槽11内に上下方向に沿って進入している主要部2と、甲板10外にて取付構造100に取り付けられている取付部3とを備えている。主要部2及び取付部3は、上下方向に沿って延在するサポートパイプ5及び吐出用パイプ6を有しており、サポートパイプ5及び吐出用パイプ6は、取付部3を一体的に備え、該取付部3を構成し、水平方向に沿って延在するフランジ4によって甲板10側に固定されている。サポートパイプ5の先端側には油圧モータ7が設けられており、該油圧モータ7の駆動により、下端に備えられるインペラ8を回転させ、主要部2の先端の吸入口2aから吐出用パイプ6内へ荷油を吸い上げ、甲板10上に汲み上げて吐出用パイプ6の吐出口6aから船舶外部へ送り出すことができる。
甲板10には、サブマージドポンプ1を荷油槽11内に進入させるための開口部10aが設けられている。
荷油槽11は、船舶内に複数設けられており、荷油を収容する略角筒状又は略円筒状の槽である。荷油槽11の上下方向の高さ及び水平方向の幅は、例えば数十mである。荷油槽11の内表面(全面)には、収容された荷油の品質劣化を抑制するための塗装が施されている。なお、主要部2の吸入口2aは、荷油槽11の底壁11a近傍に離間して配置されている。
甲板10下には、該甲板10を補強して曲げを防止するために、甲板10下から上下方向に沿って突出すると共に水平方向に延在する骨材(ブラケット)12が多数設けられている。この骨材12は、荷油槽11内だけではなく荷油槽11外にも設けられている。荷油槽11内に設けられた骨材12は、荷油槽11の内表面と同様に荷油の品質劣化を抑制するための塗装が施されている。図1に示すように、骨材12の上下方向における先端は、鉤状に曲げられてもよい。
甲板10上に設けられる取付構造100は、甲板10に溶接された第1管21、該第1管21に連結された第2管31、第1管21と第2管31との間に挟持され、荷油の漏れを防止するための環状の封止部材(ガスケット)41、第1管21と第2管31とを着脱可能に締結するための第1締結手段42、サブマージドポンプ1の取付部3を構成するフランジ4と第2管31とを着脱可能に締結するための第2締結手段43、及び第2管31と該フランジ4との間に挟持され、荷油の漏れを防止するための環状の封止部材(ガスケット)44を備えている。取付構造100の第1管21、第2管31、及び封止部材41,44には、サブマージドポンプ1の主要部2が挿通されている。図1では、第1締結手段42及び第2締結手段43としてボルト及びナットが用いられている。
第1管21は、甲板10に溶接されて立設する管状部材22と、該管状部材22の上部に設けられるフランジ部(第1フランジ部)23とを有している。管状部材22は、例えば金属製であって略円管状又は略角管状のパイプであり、平面視において甲板10に設けられた開口部10aを囲むように設けられている。フランジ部23は、環状の板状部材であり、該管状部材22の上部に溶接されて一体化している。フランジ部23は該管状部材22の内方及び外方の両方に張り出しており、該フランジ部23の外方に張り出した部分には、第1締結手段42を挿通させるための開口部23aが周方向に沿って等配位置に複数離間して形成されている。
第2管31は、上下方向に延在する管状部材32と、該管状部材32の外側面に溶接されたフランジ部(第2フランジ部)33と、該管状部材32の上部に設けられるフランジ部(第3フランジ部)34とを有している。管状部材32は、例えば金属製であって略円管状又は略角管状のパイプである。つまり、第2管31の管状部材32の径は、第1管21の管状部材22の径よりも小さくなっている。
第2管31のフランジ部33は、管状部材32の外方に張り出している環状の板状部材であり、管状部材32の上下方向の位置決めがなされた後に該管状部材32と一体化するように溶接されている。このフランジ部33には第1締結手段42を挿通させるための開口部33aが周方向に沿って等配位置に複数離間して形成されている。この開口部33aは、第1管21のフランジ部23の開口部23aと上下方向に沿って重なるように位置している。これにより、第2管31のフランジ部33は、第1締結手段42によって第1管21のフランジ部23に着脱可能に締結されている。
封止部材41は、耐油性を有する部材であって環状に形成され、フランジ部23,33の間に形成される隙間を埋めるように挟持されている。この封止部材41は、フランジ部23,33と同様に開口部が複数形成され、第1締結手段42によって着脱可能に締結されている。
第2管31のフランジ部34は、環状の板状部材であり、管状部材32の上部に溶接されて一体化している。フランジ部34は管状部材32の内方及び外方の両方に張り出しており、該フランジ部34の外方に張り出した部分には、第2締結手段43が挿通されるための開口部34aが周方向に沿って等配位置に複数離間して形成されている。この開口部34aは、サブマージドポンプ1の取付部3を構成するフランジ4に設けられた開口部4aと上下方向に沿って重なるように位置している。これにより、第2管31のフランジ部34は、第2締結手段43によってサブマージドポンプ1の取付部3を構成するフランジ4に着脱可能に締結されている。
封止部材44は、耐油性を有する部材であって環状に形成され、フランジ部34とフランジ4の間に形成される隙間を埋めるように挟持されている。この封止部材44は、フランジ部34及び該フランジ4と同様に開口部が複数形成され、第2締結手段43によって着脱可能に締結されている。
次に、本実施形態に係る取付構造100を用いたサブマージドポンプ1の船舶への取付方法の詳細について、図2〜図8を用いながら説明する。図2〜8は、本実施形態に係る取付構造を用いたサブマージドポンプの船舶への取付方法を説明するための図である。
まず、図2に示すように、第1管21を荷油槽11上の甲板10上に立設するように溶接する。この際、溶接により管状部材22に一体化されたフランジ部23を該管状部材22の上部に位置させると共に、平面視において管状部材22が甲板10の開口部10aを囲むように配置する。甲板10上に第1管21の管状部材22を溶接した後、収容される荷油の品質劣化を抑制するための塗装を荷油槽11に施す。
次に、図3に示すように、封止部材41とフランジ部33(後の第2管31のフランジ部33)とを、第1締結手段42を用いてフランジ部23に締結する。この際、フランジ部23,33に挟持されるように封止部材41を締結する。
次に、図4に示すように、管状部材32に溶接されて一体化しているフランジ部34を、第2締結手段43を用いてサブマージドポンプ1の取付部3を構成するフランジ4に締結する。このとき、フランジ4とフランジ部34との間に封止部材44を挟持して締結する。その後、サブマージドポンプ1の主要部2を甲板10の開口部10a、第1管21、封止部材41、及びフランジ部33に上下方向に沿って挿通する。このとき、サブマージドポンプ1の取付部3を構成するフランジ4にフランジ部34を介して取り付けてられている管状部材32の下部が、上記主要部2と同様に第1管21、封止部材41、及びフランジ部33に上下方向に沿って挿入される。
次に、図5に示すように、フランジ部33に対して管状部材32の上下方向の位置を調節し位置決めする。このとき、サブマージドポンプ1の主要部2の吸入口2aが荷油槽11の底壁11a近傍に位置するように、フランジ部33に対する管状部材32の上下方向の位置を決定する。該位置決めを行った後、甲板10上であって荷油槽11外にてフランジ部33を管状部材32の外側面の位置決めされた部分に仮溶接する。例えばフランジ部33の一部(数カ所)をスポット溶接することによって、該仮溶接を行う。
次に、図6に示すように、第2締結手段43の締結を外して、サブマージドポンプ1の取付部3を構成するフランジ4を第2管31のフランジ部34から取り外す。これにより、荷油槽11内に進入したサブマージドポンプ1の主要部2を甲板10外に配置させる。一方、フランジ部33と仮溶接されている管状部材32は、第1締結手段42によって該フランジ部33を介して第1管21に連結された状態にある。
次に、図7に示すように、第1締結手段42の締結を外して、フランジ部33を第1管21のフランジ部23から取り外す。これにより、フランジ部33、及び該フランジ部33と仮溶接されている管状部材32を第1管21から取り外し、甲板10外へ配置させる。そして、甲板10外にて管状部材32とフランジ部33とを本溶接することによって、第2管31を形成する。この際、上下方向においてフランジ部33の両側から溶接することによって、フランジ部33を管状部材32に強固に固定する。
次に、図8に示すように、第1締結手段42によって第2管31のフランジ部33を第1管21のフランジ部23に再度締結する。第2管31が第1管21に連結されて取付構造100を形成した後、サブマージドポンプ1の主要部2を、甲板10の開口部10a、第1管21、及び第2管31に上下方向に沿って挿入して、荷油槽11内に上下方向に沿って再度進入させる。そして、第2締結手段43によってサブマージドポンプ1の取付部3を構成するフランジ4を第2管31のフランジ部34に再度締結する。これにより、甲板10の開口部10aを塞ぎつつサブマージドポンプ1を船舶に取り付けることができる。
次に、本実施形態に係るサブマージドポンプ1の取付構造100、及び当該取付構造100を用いたサブマージドポンプ1の取付方法の作用・効果について比較例と比較しながら説明する。
まず、図9を参照して、比較例に係るサブマージドポンプ1の取付方法を説明する。比較例に係るサブマージドポンプ1の取付部3を構成するフランジ4に、管状部材51が第2締結手段43により締結されている。この管状部材51は、サブマージドポンプ1の主要部2と共に甲板10の開口部10aを通して挿通されており、該甲板10に溶接されている。具体的には、サブマージドポンプ1の主要部2及び管状部材51を、甲板10の開口部10aを通して荷油槽11内に上下方向に沿って進入させて、荷油槽11内におけるサブマージドポンプ1の主要部2の上下方向の位置決めを行う。該主要部2の位置決めを行った後、管状部材51を甲板10に直接溶接して固定することにより、船舶にサブマージドポンプ1を取り付ける。比較例においても、主要部2の先端の吸入口2aを荷油槽11の底壁11a近傍に配置できるように、サブマージドポンプ1の取付けは、荷油槽11内の塗装が終了した後に行われる。サブマージドポンプ1を甲板10に確実に固定するために、荷油槽11の内外両方から、サブマージドポンプ1に取り付けられた管状部材51を甲板10に溶接するところ、荷油槽11内にてサブマージドポンプ1を甲板10に溶接する際に発生した火花によって、荷油槽11内に施された塗装膜に焼き焦げが生じる。この場合、荷油槽11内における焼き焦げた部分を再塗装する必要がある。加えて、管状部材51と骨材12とが図示のように近接している場合、荷油槽11内から甲板10と管状部材51とを溶接することは難しい。
一方、本実施形態に係るサブマージドポンプ1の取付構造100によれば、荷油が収容される荷油槽11上の甲板10に溶接された第1管21と、第1管21の上部のフランジ部23に連結された第2管31と、を備え、第2管31は、管状部材32と、管状部材32の側面に溶接されたフランジ部33と、管状部材32の上部に設けられたフランジ部34とを有し、フランジ部33は、第1締結手段42によってフランジ部23に着脱可能に締結されており、サブマージドポンプ1の主要部2は、甲板10、第1管21、及び第2管31を挿通して荷油槽11内に上下方向に沿って進入し、サブマージドポンプ1の取付部3は、フランジ部34に取り付けられるため、サブマージドポンプ1の主要部2の荷油槽11内の上下方向の位置決めは、サブマージドポンプ1の取付部3に取り付けられた第2管31が備えるフランジ部33に対して、第2管31の管状部材32の位置を調節することにより行うことができ、フランジ部33は、第1締結手段42によるフランジ部23との締結を解除した後、甲板10外で、位置決めされた管状部材32の外側面に溶接することができる。一方、第1管21はサブマージドポンプ1の主要部2の荷油槽11内の位置の調節に寄与しないことから、荷油槽11を塗装する前に該第1管21を甲板10に溶接することができる。したがって、塗装後の荷油槽11内において第1管21及び第2管31のいずれも溶接する必要がないので、荷油槽11内に焼き焦げが発生することなくサブマージドポンプ1を甲板10に取り付けることができる。
また、本実施形態に係るサブマージドポンプ1の取付方法によれば、上部にフランジ部23を有する第1管21を、荷油が収容される荷油槽11上の甲板10に溶接した後、甲板10下に設けられる荷油槽11を塗装し、第1締結手段42によって、フランジ部33をフランジ部23に締結し、サブマージドポンプ1の主要部2と、サブマージドポンプ1の取付部3にフランジ部34を介して取り付けられた管状部材32とを、第1管21及びフランジ部33に上下方向に沿って挿入して、フランジ部33に対する管状部材32の上下方向の位置を調節して位置決めし、第1締結手段42によるフランジ部23とフランジ部33との締結を外した後、甲板10外にて、管状部材32の側面の位置決めされた部分にフランジ部33を溶接して第2管31を形成し、第1締結手段42によって第2管31のフランジ部33をフランジ部23に締結するため、塗装後の荷油槽11内において第1管21及び第2管31のいずれも溶接する必要がない。したがって、荷油槽11内に焼き焦げが発生することなくサブマージドポンプ1を甲板10に取り付けることができる。
さらに、本実施形態によれば、サブマージドポンプ1の取付部3を構成するフランジ4と第2管31のフランジ部34とは、第2締結手段43によって着脱可能に締結されているため、第2締結手段43によりサブマージドポンプ1の取付部3を構成するフランジ4とフランジ部34との締結を外した後、甲板10外においてサブマージドポンプ1が取り付いていない状態でフランジ部33を管状部材32の外側面に容易に溶接し、第2管31を形成することができる。
また、本実施形態によれば、第1管21の管状部材22の径は、第2管31の管状部材32の径よりも大きいため、取付構造100の強度が高くなると共に、サブマージドポンプ1の主要部2を荷油槽11内に容易に進入させることができる。
なお、本実施形態によれば、荷油槽11内にて溶接が行われないので、開口部10aの近傍に骨材12を設けてもよく、これにより開口部10aの周囲の甲板10を骨材12によって十分に補強できる。また、本実施形態では、第1管21の管状部材22と骨材12とは上下方向において互いに重なっていないが、これらを互いに重なってもよい。この場合、取付構造100の強度を高めることができる。さらには、本実施形態の取付構造100を用いることによって、開口部10aの周囲に配置される骨材12を間引くことなく、サブマージドポンプ1の主要部2を容易に進入させることができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に何ら限定されるものではない。例えば、上記実施形態では特に好適な例として、フランジ部34と取付部3を構成するフランジ4とを第2締結手段43により着脱可能に締結しているが、フランジ部34とフランジ4とは例えば溶接により一体化されていてもよい。この場合、フランジ部33に対する管状部材32の上下方向の位置決めを行った後に第1締結手段42の締結を解除し、サブマージドポンプ1の主要部2を荷油槽11から甲板10外へ抜き出すときに、フランジ部33が仮溶接された管状部材32を同時に抜き出す。そして、甲板10上で、サブマージドポンプ1と一体化されている状態にて、フランジ部33を管状部材32に本溶接することになる。
また、上記実施形態において、第1管21のフランジ部23は必ずしも管状部材22に溶接されていなくてもよく、管状部材22及びフランジ部23が一体成型されていてもよい。第2管31の管状部材32及びフランジ部34も同様に一体成型されていてもよい。
また、上記実施形態に係る封止部材41,44の厚さは、荷油槽11内の荷油の漏れを十分に防ぐことができる厚さであればよい。若しくは、封止部材41,44のそれぞれは厚さ方向に複数の環状部材を重ねたものであってもよい。これらの場合、封止部材41,44の厚さ及び数の少なくとも一方をそれぞれ調整することによって、サブマージドポンプ1の軸方向又は水平方向における位置を微調整できる。また、封止部材41,44の代わりにエポキシ樹脂ライナーを用いてもよい。
また、上記実施形態に係る第1管21の径は、第2管31の径よりも小さくてもよい。この場合、フランジ部33は、第2管31の管状部材32の内側面に溶接されることとなり、該管状部材32の内方に張り出す中空の板状部材となる。
また、上記実施形態によれば、フランジ部33に対する管状部材32の位置決めが行われた後、フランジ部33を管状部材32に仮溶接せずに、例えば管状部材32にマーキングしてもよい。この場合、まず管状部材32をフランジ部33から抜き出した後、第1締結手段42の締結を解除してフランジ部33を第1管21のフランジ部23から取り外す。そして甲板10外で、フランジ部33を管状部材32の側面の位置決めされた部分に溶接して第2管31を形成することとなる。
また、上記実施形態によれば、荷油槽11の塗装前に、第1締結手段42によって第1管21のフランジ部23に封止部材41及びフランジ部33が締結されてもよい。若しくは、第1管21を甲板10に溶接する前に、第1締結手段42によって第1管21のフランジ部23に封止部材41及びフランジ部33が締結されてもよい。
また、上記実施形態に係る第1締結手段42及び第2締結手段43はボルト及びナットに限られず、他の着脱可能な締結手段であってもよい。
1…サブマージドポンプ、2…主要部、2a…吸入口、3…取付部、4…フランジ、5…サポートパイプ、6…吐出用パイプ、6a…吐出口、7…油圧モータ、8…インペラ、10…甲板、11…荷油槽、12…骨材、21…第1管、23…フランジ部(第1フランジ部)、31…第2管、32…管状部材、33…フランジ部(第2フランジ部)、34…フランジ部(第3フランジ部)、41,44…封止部材、42…第1締結手段、43…第2締結手段、100…取付構造。

Claims (5)

  1. 荷油が収容される荷油槽上の甲板に溶接された第1管と、
    前記第1管の上部の第1フランジ部に連結された第2管と、を備え、
    前記第2管は、管状部材と、前記管状部材の側面に溶接された中空の第2フランジ部と、前記管状部材の上部に設けられた第3フランジ部とを有し、
    前記第2フランジ部は、第1締結手段によって前記第1フランジ部に着脱可能に締結されており、
    サブマージドポンプの主要部は、前記甲板、前記第1管、及び前記第2管を挿通して前記荷油槽内に上下方向に沿って進入し、
    前記サブマージドポンプの取付部は、前記第3フランジ部に取り付けられる、
    サブマージドポンプの取付構造。
  2. 前記サブマージドポンプの前記取付部と前記第3フランジ部とは、第2締結手段によって着脱可能に締結されている、請求項1記載のサブマージドポンプの取付構造。
  3. 前記第1管の径は、前記第2管の前記管状部材の径よりも大きい、請求項1又は2記載のサブマージドポンプの取付構造。
  4. 上部に第1フランジ部を有する第1管を、荷油が収容される荷油槽上の甲板に溶接した後、前記甲板下に設けられる前記荷油槽を塗装し、
    第1締結手段によって、中空の第2フランジ部を前記第1フランジ部に締結し、
    サブマージドポンプの主要部と、前記サブマージドポンプの取付部に第3フランジ部を介して取り付けられた管状部材とを、前記第1管及び前記第2フランジ部に上下方向に沿って挿入して、前記第2フランジ部に対する前記管状部材の上下方向の位置を調節して位置決めし、
    前記第1締結手段による前記第1フランジ部と前記第2フランジ部との締結を外した後、前記甲板外にて、前記管状部材の側面の位置決めされた部分に前記第2フランジ部を溶接して第2管を形成し、
    前記第1締結手段によって前記第2管の前記第2フランジ部を前記第1フランジ部に締結する、
    サブマージドポンプの取付方法。
  5. 前記サブマージドポンプの前記取付部は、第2締結手段によって前記管状部材の上部の第3フランジ部に着脱可能に締結されており、
    前記第1締結手段の締結を外す前に前記第2締結手段の締結を外して、前記サブマージドポンプの前記取付部を前記第3フランジ部から取り外し、
    前記サブマージドポンプの前記取付部を前記第3フランジ部から取り外した後、前記第1締結手段の前記締結を外して、前記第2フランジ部を前記第1フランジ部から取り外し、
    前記甲板外での前記第2フランジ部と前記管状部材との溶接後、前記第1締結手段により前記第2フランジ部を前記第1フランジ部に締結した後に前記サブマージドポンプの前記主要部を、前記第1管及び前記第2管に上下方向に沿って挿入し、
    前記サブマージドポンプの前記主要部を前記荷油槽内に上下方向に沿って進入させた後、前記第2締結手段によって前記サブマージドポンプの前記取付部を前記第2管の第3フランジ部に締結する、
    請求項4記載のサブマージドポンプの取付方法。
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