JP2016159252A - ボールねじの洗浄乾燥装置及びボールねじの洗浄乾燥方法 - Google Patents

ボールねじの洗浄乾燥装置及びボールねじの洗浄乾燥方法 Download PDF

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Yusaku Sakai
優作 酒井
光男 熊谷
Mitsuo Kumagai
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Abstract

【課題】簡単な構成で、ねじ軸の表面に付着した異物のみならず、ねじ軸とナットとの間に存在する異物をも除去することができるボールねじの洗浄装置及びボールねじの洗浄方法を提供する。【解決手段】ボールねじ1を洗浄する際に、ねじ軸10又はナット20の何れか一方をそれらの軸方向に持上げ、その後のねじ軸10又はナット20の自重下降を利用してねじ軸10又はナット20を双方に相対運動させながら洗浄する。【選択図】図1

Description

本発明は、ボールねじの洗浄乾燥装置及びボールねじの洗浄乾燥方法に関する。
従来より、ボールねじの洗浄方法として、特許文献1に記載の技術が知られている。この特許文献1に記載の技術は、ボールねじの雄ねじ(ねじ軸)に付着した粉塵等の微細な異物を確実に除去する洗浄装置に関するものである。具体的にこの洗浄装置は、雄ねじの外周を覆い、かつその雄ねじに間隙を有して螺合するように配置されたリング状部品を備えている。このリング状部品には、雄ねじに対して潤滑油を噴出して雄ねじに付着した粉塵を洗い流す機構と、使用した潤滑油を回収、排出する機構とを有している。
特開平10−2396号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術は、ボールねじを主に構成するねじ軸、ナット、及び転動体のうち、雄ねじ(ねじ軸)の表面に付着した異物を除去する目的に特化した技術である。すなわち、特許文献1には、ねじ軸とナットとの間に存在する異物を除去することについて、明確な方法が開示されておらず、実現が難しいという問題があった。また、特許文献1は、ねじ軸の表面に付着した異物を除去するためにかなり大がかりな装置を構成する必要があり、コスト上昇も避けがたい問題がある。
また、ボールねじを洗浄するために、ねじ軸又はナットを回転させて互いに軸方向へ相対移動させながら、洗浄及び乾燥する方法もあるが、ねじ軸又はナットを回転させる回転機構を設けるのは複雑であり、コストアップとなる。
本発明は、上記従来の技術の課題に鑑みてなされたものであって、簡単な構成で、ねじ軸の表面に付着した異物のみならず、ねじ軸とナットとの間に存在する異物をも除去することができるボールねじの洗浄装置及びボールねじの洗浄方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためのボールねじの洗浄装置のある態様は、外周面に螺旋溝が形成されたねじ軸と、上記螺旋溝に対向する螺旋溝が内周面に設けられたナットと、上記ねじ軸の螺旋溝と上記ナットの螺旋溝との間に配設された転動体とを有し、上記ねじ軸の螺旋溝及び上記ナットの螺旋溝と上記転動体との間のすきまを正とした非予圧方式のボールねじの上記ねじ軸の軸方向の端面が上面に接するように上記ねじ軸を載置するテーブルと、
上記テーブルの上面及び下面を貫通し、上記ナットの軸方向の端面に付勢するアーム部と、
上記アーム部を上記軸方向に沿って上記テーブルに対して摺動させる駆動部と、
少なくとも上記ねじ軸の螺旋溝に対して洗浄液又は乾燥流体を噴出する噴出部とを有する。
また、上記課題を解決するためのボールねじの洗浄装置の他の態様は、外周面に螺旋溝が形成されたねじ軸と、上記螺旋溝に対向する螺旋溝が内周面に設けられたナットと、上記ねじ軸の螺旋溝と上記ナットの螺旋溝との間に配設された転動体とを有し、上記ねじ軸の螺旋溝及び上記ナットの螺旋溝と上記転動体との間のすきまを正とした非予圧方式のボールねじの上記ねじ軸の軸方向の端面が上面に接するように上記ねじ軸を載置するテーブルと、
上記テーブルの上面及び下面を貫通し、上記ナットの軸方向の端面に付勢するアーム部と、
上記テーブルを上記軸方向に沿って上記アーム部に対して摺動させる駆動部と、
少なくとも上記ねじ軸の螺旋溝に対して洗浄液又は乾燥流体を噴出する噴出部とを有する。
ここで、上記ボールねじの洗浄装置においては、上記ねじ軸が中実構造であってもよい。
また、上記ボールねじの洗浄装置においては、上記ねじ軸に中空部が形成され、その中空部内に対して洗浄液又は乾燥流体を噴出する噴出部をさらに有してもよい。
上記課題を解決するためのボールねじの洗浄方法のある態様は、外周面に螺旋溝が形成されたねじ軸と、上記螺旋溝に対向する螺旋溝が内周面に設けられたナットと、上記ねじ軸の螺旋溝と上記ナットの螺旋溝との間に配設された転動体とを有し、上記ねじ軸の螺旋溝及び上記ナットの螺旋溝と上記転動体との間のすきまを正とした非予圧方式のボールねじの上記ねじ軸の軸方向の端面が上面に接するように上記ねじ軸をテーブルに載置するテーブル設置工程と、
上記テーブルの上面及び下面を貫通し、上記ナットの軸方向の端面にその軸方向に沿って摺動可能なアーム部を付勢するアーム部設置工程と、
駆動部によって、上記アーム部を上記軸方向に沿って上記テーブルに対して摺動させて、上記ナットと共に上記ねじ軸を上記テーブルから離間させ、その後、上記ねじ軸が自重で上記テーブルに接するまで回転しながら下降するまでの間、少なくとも上記ねじ軸の螺旋溝に対して洗浄液又は乾燥流体を噴出部が噴出して洗浄する洗浄工程とを含む。
また、上記課題を解決するためのボールねじの洗浄方法の他の態様は、外周面に螺旋溝が形成されたねじ軸と、上記螺旋溝に対向する螺旋溝が内周面に設けられたナットと、上記ねじ軸の螺旋溝と上記ナットの螺旋溝との間に配設された転動体とを有し、上記ねじ軸の螺旋溝及び上記ナットの螺旋溝と上記転動体との間のすきまを正とした非予圧方式のボールねじの上記ねじ軸の軸方向の端面が上面に接するように上記ねじ軸をテーブルに載置するテーブル設置工程と、
上記テーブルの上面及び下面を貫通し、上記ナットの軸方向の端面にその軸方向に沿って摺動可能なアーム部を付勢するアーム部設置工程と、
駆動部によって、上記テーブルを上記アーム部と共に上記軸方向に沿って摺動させて、上記アーム部を上記ナットの軸方向の端面から離間させ、その後、上記ナットが自重で上記アーム部に接するまで回転しながら下降するまでの間、少なくとも上記ねじ軸の螺旋溝に対して洗浄液又は乾燥流体を噴出部が噴出して洗浄する洗浄工程とを含む。
ここで、上記ボールねじの洗浄方法においては、上記ねじ軸が中実構造であってもよい。
また、上記ボールねじの洗浄方法においては、上記ねじ軸に中空部が形成され、その中空部内に対して洗浄液又は乾燥流体を噴出する噴出部をさらに有してもよい。
本発明によれば、簡単な構成で、ねじ軸の表面に付着した異物のみならず、ねじ軸とナットとの間に存在する異物をも除去することができるボールねじの洗浄装置及びボールねじの洗浄方法を提供することができる。
ボールねじの洗浄装置の第1実施形態における構成及び洗浄方法の概要を示す断面図である。 ボールねじの洗浄装置の第1実施形態における構成及び洗浄方法の概要を示す断面図である。 ボールねじの洗浄装置の第2実施形態における構成及び洗浄方法の概要を示す断面図である。 ボールねじの洗浄装置の第2実施形態における構成及び洗浄方法の概要を示す断面図である。 ボールねじの洗浄装置の第3実施形態における構成及び洗浄方法の概要を示す断面図である。
以下、本発明に係るボールねじの洗浄装置及びボールねじの洗浄方法の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明では、ボールねじの軸方向(図中Aで示す)に沿って、テーブル101を基準としてボールねじ1が設置される向きを「上側(図中Aで示す)」とし、その反対の向きを「下側(図中Aで示す)」として説明する。また、本実施形態においては、「上側」から「下側」へと重力がはたらいていることを前提に説明する。
(第1実施形態)
図1及び図2は、ボールねじの洗浄装置の第1実施形態における構成及び洗浄方法の概要を示す断面図である。
[ボールねじ]
まず、本実施形態において洗浄対象とされるボールねじ1は、外周面10aに螺旋溝11が形成されたねじ軸10と、螺旋溝11に対向する螺旋溝21が内周面20aに設けられたナット20と、螺旋溝11と螺旋溝21との間に配設された転動体30とを有する。この転動体30が螺旋溝11と螺旋溝21との間で転動することによって、ねじ軸10とナット20とが回転しつつ軸方向に相対移動する。ここで、本実施形態に用いられるボールねじ1は、螺旋溝11及び螺旋溝21と転動体30との間のすきまを正とした非予圧方式の(予圧がかけられていない)ボールねじである。また、本実施形態に用いられるボールねじ1は、ねじ軸10に中空部12が形成されている。
[洗浄装置]
図1及び図2に示すように、本実施形態のボールねじの洗浄装置100は、テーブル101と、アーム部102と、駆動部103と、噴出部104とを有する。
テーブル101は、その上面101aに、ボールねじ1のねじ軸10の軸方向の端面10bが接するようにねじ軸10を載置する部材である。テーブル101には、その上面101a及び下面101bを貫通する貫通孔101cが形成されている。
アーム部102は、テーブル101の貫通孔101cを貫通し、一端102aがナット20の軸方向の端面20bに当接する部材である。
駆動部103は、アーム部102の他端102bに接続され、アーム部102を、ボールねじ1の軸方向に沿ってテーブル101に対して摺動させる部材である。駆動部103は、例えば、モータシリンダ(電動シリンダ)である。
駆動部103には、アーム部102をAの向きに移動させた限界の高さ(以下、上昇限界高さ)まで達したことを検知する第1センサ201が設けられている。なお、駆動部103は、例えば、圧縮空気を通す管303Aによって第1バルブ203と連結され、第1バルブ203は、同様に、圧縮空気等を通す管303Bによって制御部200と連結されている。そして、制御部200は、信号線307によって接続された表示入力装置207から「動作開始情報」が入力されたことを契機として、圧縮空気等を駆動部103に流入及び排出させるように第1バルブ203の開閉を制御する。駆動部103に対して圧縮空気等が流入されていない状態(排出された状態)のアーム部102の他端102bの位置を「原点位置(原点状態)」という。本実施形態では、洗浄や乾燥が行われた後は、駆動部103内の圧縮空気等が排出された状態にされる。
表示入力装置207には、「動作開始」、「停止」ボタンが設けられ、作業者が選択することによって「動作開始情報」、「停止情報」が制御部200へ送信され、駆動部103の動作の開始や停止を制御部20がおこなう。また、表示入力装置207には、「原点状態」、「作動中」等の状況に関する表示がされる。さらに、表示入力装置207には、「洗浄時間」、「乾燥時間」、「繰り返し回数」等の入力設定画面が表示され、作業者が「洗浄時間情報」、「乾燥時間情報」、「繰り返し回数情報」等を入力することによってこれらの情報が制御部200へ送信され、これらの情報を元に制御部200がバルブ等の制御をおこなう。
また、アーム部102の近傍には、テーブル101から離間したねじ軸10がテーブル101の上面101aに接したことを検知する第2センサ202が設けられている。第2センサ202は、信号線302によって制御部200に接続されている。この第2センサ202は、ねじ軸10がナット20と共に上昇した後、自重によって回転しながら下降した結果、テーブル101の上面101aに達した(戻ってきた)ことを検知し、信号線302を介して制御部200に通知する。
噴出部104は、ボールねじ1の周面の少なくとも一部を覆うように設置され、少なくともねじ軸10の螺旋溝11に対して洗浄液を噴出する部材である。噴出部104は、図示しないが、例えば、噴出部104は、少なくともねじ軸10の螺旋溝11に対して開口し、洗浄液を噴出するノズルを有する。
噴出部104は、上記ノズルに洗浄液又は乾燥流体(例えば圧縮空気)を供給するための管304を介して第2バルブ204に連結される。また、第2バルブ204は、管305を介して洗浄液槽205に連結されると共に、管306を介して乾燥流体供給部206に連結されている。管304は洗浄液を通す管であり、管305は、乾燥流体を通す管である。また、管306は、洗浄液又は乾燥流体を個別に通す管である。
また、第2バルブ204は、信号線308によって制御部200に接続されている。すなわち、制御部200は、信号線307によって接続された表示入力装置207から選択された洗浄液及び乾燥流体の作業時間や繰り返し回数に関する信号(情報)に基づいて、洗浄液及び乾燥流体を噴出部104に流入させるように第2バルブ204の開閉を制御する。
<ボールねじの洗浄方法>
次に、図1に示す洗浄装置100を用いたボールねじの洗浄方法について説明する。
本実施形態のボールねじの洗浄方法は、テーブル設置工程と、アーム部設置工程と、洗浄工程とを含む。
テーブル設置工程は、ボールねじ1のねじ軸10の軸方向の端面10bが、テーブル101の上面101aに接するようにねじ軸10をテーブル101に載置する工程である。
また、アーム部設置工程は、テーブル101の上面101a及び下面101bを貫通し、ナット20の軸方向の端面20bにその軸方向に沿って摺動可能なアーム部102の一端102aを付勢する工程である。
また、洗浄工程は、駆動部103によって、アーム部102をボールねじ1の軸方向に沿ってテーブル101に対して摺動させて、ナット20と共にねじ軸10をテーブル101から離間させる。そして、その後、ねじ軸10が自重でテーブル101に接するまで回転しながら下降するまでの間、少なくともねじ軸10の螺旋溝10aに対して洗浄液又は乾燥流体を噴出部が噴出して洗浄する工程である。
具体的には、上記テーブル設置工程によってねじ軸10がテーブル101に載置され、上記アーム部設置工程によってアーム部102の一端102aにナット20の端面20bが当接した状態で洗浄工程が行われる。以下、(A-1)〜(A-8)の順で説明する。
(A-1)図1に示すように、作業者が表示入力装置207の設定画面において、「洗浄時間」、「乾燥時間」、「繰り返し回数」を選択し、「動作開始」ボタンを選択することによって、表示入力装置207から制御部200に「洗浄時間情報」、「乾燥時間情報」、「繰り返し回数情報」、及び「動作開始情報」が送信される。制御部200は、これらの情報のうち、「動作開始情報」を受信したことを契機に、圧縮空気等を駆動部103に流入させるために第1バルブ203を開く。
(A-2)第1バルブ203が開かれることによって、駆動部103は、アーム部102を介してナット20をAの向きに移動させる。この移動量は、ねじ軸10の螺旋溝10aの軸方向に沿う露出領域(洗浄対象領域)に応じて決定される。このとき、転動体30を介してナット20に螺合しているねじ軸10もナット20の上昇に伴ってテーブル101の上面101aから離間する。
(A-3)アーム部102が「上昇限界高さ」に達したことを第1センサ201が検知したことを契機に、第1センサ201は、「アーム部が上昇限界高さに達した」旨の情報を制御部200に送信する。
(A-4)「アーム部が上昇限界高さに達した」旨の情報を受信した制御部200は、第2バルブ204を開閉制御して洗浄する。
噴出部104は、常時ボールねじ1の周囲に対して洗浄液を噴出していてもよいが、少なくともナット20からねじ軸10の螺旋溝10aが露出している期間は、螺旋溝10aに洗浄液をFの向きに噴出する。
(A-5)アーム部102を介して駆動部103により上昇させられたナット20を停止させると、図2に示すように、ねじ軸10は、まもなくその自重でテーブル101に接するまで回転しながら下降する(Aの向きへの移動)。
そして、ねじ軸10が、その自重でテーブル101に接するまで回転しながら下降(Aの向きへの移動)し、ねじ軸10がテーブル101の上面101aに接したことを第2センサ202が検知する。
(A-6)ねじ軸10がテーブル101の上面101aに接したことを第2センサ202が検知したことを契機に、第2センサ202は、「ねじ軸がテーブルの上面に接した」旨の情報を制御部200に送信する。
「ねじ軸がテーブルの上面に接した」旨の情報を受信した制御部200は、第2バルブ204を閉じて洗浄を停止する。このとき、制御部200は、既に受信してメモリ等に保存された「洗浄時間情報」と、制御部200内で計測された実際の洗浄時間と比較して、実際の洗浄時間が短い場合には、再び上記(2),(3)の動作をおこなう。なお、再び洗浄動作を行うと「洗浄時間情報」に設定された洗浄時間を超過すると制御部200が判断した場合には、表示入力装置207に、洗浄時間の超過の可否メッセージを表示させ、作業者の入力情報に基づいて制御部200が洗浄を続行するか完了する。
(A-7)次に、制御部200は、既に受信してメモリ等に保存された「乾燥時間情報」が「0」でない場合には、洗浄終了後にその「乾燥時間情報」に基づいて上記(A-2),(A-3)の動作を「洗浄液」から「乾燥流体」に代えておこなう。
(A-8)また、制御部200は、既に受信してメモリ等に保存された「繰り返し回数情報」が「0」でない場合には、その「繰り返し回数情報」に基づいて再び上記(A-2),(A-3)の動作を「洗浄液」及び「乾燥流体」の少なくともいずれかでおこなう。
このように、上記洗浄工程(A-1〜A-8)を繰り返し行うことで、ボールねじ1に対して満遍なく洗浄や乾燥を行うことができる。すなわち、本実施形態のボールねじの洗浄装置によれば、簡単な構成で、ねじ軸の表面に付着した異物のみならず、ねじ軸とナットとの間に存在する異物をも除去することができる。
ここで、本実施形態のボールねじの洗浄装置及びボールねじの洗浄方法では、ねじ軸10に中空部12が形成されている態様で説明したが、ねじ軸10は中実で構成されてもよい。
(第2実施形態)
次に、ボールねじの洗浄装置及びボールねじの洗浄方法の第2実施形態について図面を参照して説明する。なお、本実施形態は、洗浄装置におけるテーブル及びアーム部の駆動機構、並びに洗浄工程が第1実施形態と異なるだけであるので、上述の実施形態と同じ符号を付した同様の構成については説明を省略することがある。図3及び図4は、ボールねじの洗浄装置及びボールねじの洗浄方法の第2実施形態を示す断面図である。
図3及び図4に示すように、本実施形態のボールねじの洗浄装置100は、テーブル101と、アーム部102と、駆動部103と、噴出部104とを有する。
テーブル101は、その上面101aに、ボールねじ1のねじ軸10の軸方向の端面10bが接するようにねじ軸10を載置する部材である。テーブル101には、その上面101a及び下面101bを貫通する貫通孔101cが形成されている。
アーム部102は、テーブル101の貫通孔101cを貫通し、一端102aがナット20の軸方向の端面20bに当接する部材である。アーム部102の他端102bはテーブル101の貫通孔101cに固定可能に接続されている。
駆動部103は、テーブル101の下面101bに接続され、テーブル101を、ボールねじ1の軸方向に沿ってアーム部102に対して摺動させる部材である。駆動部103は、例えば、モータシリンダ(電動シリンダ)である。
駆動部103には、テーブル101をAの向きに移動させた限界の高さ(以下、上昇限界高さ)まで達したことを検知する第1センサ201が設けられている。なお、駆動部103は、例えば、圧縮空気を通す管303Aによって第1バルブ203と連結され、第1バルブ203は、同様に、圧縮空気等を通す管303Bによって制御部200と連結されている。そして、制御部200は、信号線307によって接続された表示入力装置207から「動作開始情報」が入力されたことを契機として、圧縮空気等を駆動部103に流入させるように第1バルブ203の開閉を制御する。駆動部103に対して圧縮空気等が流入されていない状態(排出された状態)のアーム部102の他端102bの位置を「原点位置(原点状態)」という。本実施形態では、洗浄や乾燥が行われた後は、駆動部103内の圧縮空気等が排出された状態にされる。
また、アーム部102の他端102bの近傍には、ねじ軸10と共に持ち上げられたナット20が自重によって元の位置に戻ったことを検知する第2センサ202が設けられている。第2センサ202は、信号線302によって制御部200に接続されている。この第2センサ202は、ナット20がねじ軸10と共に上昇した後、自重によって回転しながら下降した結果、アーム部102の他端102bの元の位置に達した(戻ってきた)ことを検知し、信号線302を介して制御部200に通知する。
噴出部104は、ボールねじ1の周面の少なくとも一部を覆うように設置され、少なくともねじ軸10の螺旋溝11に対して洗浄液を噴出する部材である。噴出部104は、図示しないが、例えば、噴出部104は、少なくともねじ軸10の螺旋溝11に対して開口し、洗浄液を噴出するノズルを有する。噴出部104は、上記ノズルに洗浄液又は乾燥流体(例えば圧縮空気)を供給するための管304を介して第2バルブ204に連結される。また、第2バルブ204は、管305を介して洗浄液槽205に連結されると共に、管306を介して乾燥流体供給部206に連結されている。管304は洗浄液を通す管であり、管305は、乾燥流体を通す管である。また、管306は、洗浄液又は乾燥流体を個別に通す管である。
また、第2バルブ204は、信号線308によって制御部200に接続されている。すなわち、制御部200は、信号線307によって接続された表示入力装置207から選択された洗浄液及び乾燥流体の作業時間や繰り返し回数に関する信号(情報)に基づいて、洗浄液及び乾燥流体を噴出部104に流入させるように第2バルブ204の開閉を制御する。
<ボールねじの洗浄方法>
次に、図3に示す洗浄装置100を用いたボールねじの洗浄方法について説明する。
本実施形態のボールねじの洗浄方法は、テーブル設置工程と、アーム部設置工程と、洗浄工程とを含む。
テーブル設置工程は、ボールねじ1のねじ軸10の軸方向の端面10bが、テーブル101の上面101aに接するようにねじ軸10をテーブル101に載置する工程である。
また、アーム部設置工程は、テーブル101の上面101a及び下面101bを貫通し、ナット20の軸方向の端面20bにその軸方向に沿って摺動可能なアーム部102の一端102aを付勢する工程である。
また、洗浄工程は、駆動部103によって、テーブル101をボールねじ1の軸方向に沿ってアーム部102に対して摺動させて、ナット20と共にねじ軸10をテーブル101から離間させる。すなわち、テーブル101は、他端102bが固定されたアーム部102に摺動しながらAの向きに移動させられる。そして、その後、ねじ軸10が自重でテーブル101に接するまで回転しながら下降するまでの間、少なくともねじ軸10の螺旋溝10aに対して洗浄液又は乾燥流体を噴出部が噴出して洗浄する工程である。
具体的には、上記テーブル設置工程によってねじ軸10がテーブル101に載置され、上記アーム部設置工程によってアーム部102の一端102aにナット20の端面20bが当接した状態で洗浄工程が行われる。以下、(B-1)〜(B-8)の順で説明する。
(B-1)図3に示すように、作業者が表示入力装置207の設定画面において、「洗浄時間」、「乾燥時間」、「繰り返し回数」を選択し、「動作開始」ボタンを選択することによって、表示入力装置207から制御部200に「洗浄時間情報」、「乾燥時間情報」、「繰り返し回数情報」、及び「動作開始情報」が送信される。制御部200は、これらの情報のうち、「動作開始情報」を受信したことを契機に、圧縮空気等を駆動部103に流入させるために第1バルブ203を開く。
(B-2)第1バルブ203が開かれることによって、駆動部103は、アーム部102の他端102bをテーブル101の貫通孔101cに固定した状態で、テーブル101をアーム部102と共にAの向きに移動させる。この移動量は、ねじ軸10の螺旋溝10aの軸方向に沿う露出領域(洗浄対象領域)に応じて決定される。
(B-3)アーム部102が「上昇限界高さ」に達したことを第1センサ201が検知したことを契機に、第1センサ201は、「アーム部が上昇限界高さに達した」旨の情報を制御部200に送信する。
(B-4)「アーム部が上昇限界高さに達した」旨の情報を受信した制御部200は、第2バルブ204を開閉制御して洗浄する。
噴出部104は、常時ボールねじ1の周囲に対して洗浄液を噴出していてもよいが、少なくともナット20からねじ軸10の螺旋溝10aが露出している期間は、螺旋溝10aに洗浄液をFの向きに噴出する。
(B-5)テーブル101の貫通孔101cに対するアーム部102の固定を解除すると、図4に示すように、ナット20は、まもなくその自重でねじ軸10との螺合の限界域まで回転しながら下降する(Aの向きへの移動)。
そして、ナット20が、その自重で回転しながら下降(Aの向きへの移動)し、アーム部102の他端102bが元の位置(原点位置)に戻ったことを第2センサ202が検知する。
(B-6)アーム部102の他端102bが元の位置(原点位置)に戻ったことを第2センサ202が検知したことを契機に、第2センサ202は、「ナットが原点位置に戻った」旨の情報を制御部200に送信する。
「ナットが原点位置に戻った」旨の情報を受信した制御部200は、第2バルブ204を閉じて洗浄を停止する。このとき、制御部200は、既に受信してメモリ等に保存された「洗浄時間情報」と、制御部200内で計測された実際の洗浄時間と比較して、実際の洗浄時間が短い場合には、再び上記(B-2),(B-3)の動作をおこなう。なお、再び洗浄動作を行うと「洗浄時間情報」に設定された洗浄時間を超過すると制御部200が判断した場合には、表示入力装置207に洗浄時間の超過の可否メッセージを表示させ、作業者の入力情報に基づいて制御部200が洗浄を続行するか完了する。
(B-7)次に、制御部200は、既に受信してメモリ等に保存された「乾燥時間情報」が「0」でない場合には、洗浄終了後にその「乾燥時間情報」に基づいて上記(B-2),(B-3)の動作を「洗浄液」から「乾燥流体」に代えておこなう。
(B-8)また、制御部200は、既に受信してメモリ等に保存された「繰り返し回数情報」が「0」でない場合には、その「繰り返し回数情報」に基づいて再び上記(B-2),(B-3)の動作を「洗浄液」及び「乾燥流体」の少なくともいずれかでおこなう。
このように、上記洗浄工程(B-1〜B-8)を繰り返し行うことで、ボールねじ1に対して満遍なく洗浄や乾燥を行うことができる。すなわち、本実施形態のボールねじの洗浄装置によれば、簡単な構成で、ねじ軸の表面に付着した異物のみならず、ねじ軸とナットとの間に存在する異物をも除去することができる。
(第3実施形態)
次に、ボールねじの洗浄装置及びボールねじの洗浄方法の第3実施形態について図面を参照して説明する。なお、本実施形態は、洗浄装置における噴出部104の構成、並びに洗浄工程が第1実施形態と異なるだけであるので、上述の実施形態と同じ符号を付した同様の構成については説明を省略することがある。図5は、ボールねじの洗浄装置の第3実施形態を示す断面図である。
図5に示すように、本実施形態のボールねじの洗浄装置100は、テーブル101と、アーム部102と、駆動部103と、噴出部104とを有する。本実施形態においては、テーブル101、アーム部102、及び駆動部103、制御部200の構成は、第1実施形態と同様である。また、第1センサ(201)、第2センサ(202)、第1バルブ(203)、第2バルブ(204)、洗浄液槽205、乾燥流体供給部206、及びこれらを連結する管やこれらを接続する信号線の構成についても第1実施形態と同様である。
本実施形態では、噴出部104として、第1噴出部104Aと第2噴出部104Bとを有する。第1噴出部104Aは、ボールねじ1の周面の少なくとも一部を覆うように設置され、少なくともねじ軸10の螺旋溝11に対して洗浄液を噴出する。第2噴出部104Bは、ねじ軸10に形成された中空部12内に設置されてねじ軸10の内周面に対して洗浄液を噴出する。
噴出部104A,104Bは、それぞれ、上記ノズルに洗浄液又は乾燥流体(例えば圧縮空気)を供給するための管304A,304Bを介して第2バルブ204に連結される。
また、信号線308によって第2バルブ204に接続されている制御部200は、信号線307によって接続された表示入力装置207から選択された洗浄液及び乾燥流体の作業時間や繰り返し回数に関する信号(情報)に基づいて、洗浄液及び乾燥流体を噴出部104A,104Bに流入させるように第2バルブ204の開閉を制御する。
このような構成を有することによって、ねじ軸10の外周面だけでなく、内周面も効率よく洗浄することができる。
以上説明したように、軸方向が鉛直方向となるように設置されたボールねじのねじ軸又はナットを、重力に逆らう向きに移動させるだけで、非予圧方式のボールねじの自重下降性を利用して、ねじ軸又はナットを軸方向に相対移動させて洗浄又は乾燥を効率的に実施することができる。
したがって、ボールねじの洗浄又は乾燥の動作機構を簡易化することが可能となり、ボールねじの洗浄装置の低廉化に繋がるだけでなく、ボールねじの形状に左右されることなく螺旋溝を万遍なく洗浄又は乾燥することが可能となる。
以上、本発明に係るボールねじの洗浄装置及びボールねじの洗浄方法について説明したが、本発明に係るボールねじの洗浄装置及びボールねじの洗浄方法は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しなければ種々の変形が可能である。例えば、第1バルブを開いてねじ軸又はナットを上昇させると同時に洗浄液や乾燥流体を噴射してもよい。このようにすることで洗浄対象が洗浄液や乾燥流体に晒される時間が長くなるので洗浄効果を上げることができる。これは、第3実施形態のようにねじ軸の内部に噴出部を設置することでより高い効果が期待できる。また、洗浄及び乾燥を交互に繰り返してもよく、洗浄を所定回数行った後、乾燥を所定回数行うように表示入力装置への入力情報が設定され、それに基づいて制御部がおこなってもよい。
1 ボールねじ
10 ねじ軸(雄ねじ)
20 ナット(雌ねじ)
30 転動体
100 洗浄装置
101 テーブル
102 アーム部
103 駆動部
104 噴出部

Claims (6)

  1. 外周面に螺旋溝が形成されたねじ軸と、前記螺旋溝に対向する螺旋溝が内周面に設けられたナットと、前記ねじ軸の螺旋溝と前記ナットの螺旋溝との間に配設された転動体とを有し、前記ねじ軸の螺旋溝及び前記ナットの螺旋溝と前記転動体との間のすきまを正とした非予圧方式のボールねじの前記ねじ軸の軸方向の端面が上面に接するように前記ねじ軸を載置するテーブルと、
    前記テーブルの上面及び下面を貫通し、前記ナットの軸方向の端面に付勢するアーム部と、
    前記アーム部を前記軸方向に沿って前記テーブルに対して摺動させる駆動部と、
    少なくとも前記ねじ軸の螺旋溝に対して洗浄液又は乾燥流体を噴出する噴出部とを有することを特徴とするボールねじの洗浄装置。
  2. 外周面に螺旋溝が形成されたねじ軸と、前記螺旋溝に対向する螺旋溝が内周面に設けられたナットと、前記ねじ軸の螺旋溝と前記ナットの螺旋溝との間に配設された転動体とを有し、前記ねじ軸の螺旋溝及び前記ナットの螺旋溝と前記転動体との間のすきまを正とした非予圧方式のボールねじの前記ねじ軸の軸方向の端面が上面に接するように前記ねじ軸を載置するテーブルと、
    前記テーブルの上面及び下面を貫通し、前記ナットの軸方向の端面に付勢するアーム部と、
    前記テーブルを前記軸方向に沿って前記アーム部に対して摺動させる駆動部と、
    少なくとも前記ねじ軸の螺旋溝に対して洗浄液又は乾燥流体を噴出する噴出部とを有することを特徴とするボールねじの洗浄装置。
  3. 前記ねじ軸に中空部が形成され、その中空部内に対して洗浄液又は乾燥流体を噴出する噴出部をさらに有する請求項1又は2に記載のボールねじの洗浄装置。
  4. 外周面に螺旋溝が形成されたねじ軸と、前記螺旋溝に対向する螺旋溝が内周面に設けられたナットと、前記ねじ軸の螺旋溝と前記ナットの螺旋溝との間に配設された転動体とを有し、前記ねじ軸の螺旋溝及び前記ナットの螺旋溝と前記転動体との間のすきまを正とした非予圧方式のボールねじの前記ねじ軸の軸方向の端面が上面に接するように前記ねじ軸をテーブルに載置するテーブル設置工程と、
    前記テーブルの上面及び下面を貫通し、前記ナットの軸方向の端面にその軸方向に沿って摺動可能なアーム部を付勢するアーム部設置工程と、
    駆動部によって、前記アーム部を前記軸方向に沿って前記テーブルに対して摺動させて、前記ナットと共に前記ねじ軸を前記テーブルから離間させ、その後、前記ねじ軸が自重で前記テーブルに接するまで回転しながら下降するまでの間、少なくとも前記ねじ軸の螺旋溝に対して洗浄液又は乾燥流体を噴出部が噴出して洗浄する洗浄工程とを含むことを特徴とするボールねじの洗浄方法。
  5. 外周面に螺旋溝が形成されたねじ軸と、前記螺旋溝に対向する螺旋溝が内周面に設けられたナットと、前記ねじ軸の螺旋溝と前記ナットの螺旋溝との間に配設された転動体とを有し、前記ねじ軸の螺旋溝及び前記ナットの螺旋溝と前記転動体との間のすきまを正とした非予圧方式のボールねじの前記ねじ軸の軸方向の端面が上面に接するように前記ねじ軸をテーブルに載置するテーブル設置工程と、
    前記テーブルの上面及び下面を貫通し、前記ナットの軸方向の端面にその軸方向に沿って摺動可能なアーム部を付勢するアーム部設置工程と、
    駆動部によって、前記テーブルを前記アーム部と共に前記軸方向に沿って摺動させて、前記アーム部を前記ナットの軸方向の端面から離間させ、その後、前記ナットが自重で前記アーム部に接するまで回転しながら下降するまでの間、少なくとも前記ねじ軸の螺旋溝に対して洗浄液又は乾燥流体を噴出部が噴出して洗浄する洗浄工程とを含むことを特徴とするボールねじの洗浄方法。
  6. 前記ねじ軸に中空部が形成され、その中空部内に対して洗浄液又は乾燥流体を噴出する噴出部をさらに有する請求項4又は5に記載のボールねじの洗浄方法。
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