JP2016158829A - 医用画像表示制御装置および方法並びにプログラム - Google Patents

医用画像表示制御装置および方法並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】医用画像内の計測対象の特徴量をプロットしたグラフを医用画像が表示された表示領域内に表示した際、簡易な編集操作によって即座にグラフの編集を行うことができる医用画像表示制御装置および方法並びにプログラムを提供する。
【解決手段】医用画像を表示部に表示させる医用画像表示制御部11と、医用画像内の計測対象の特徴量を取得する特徴量取得部12と、特徴量をプロットしたグラフを医用画像の表示領域内に表示させるグラフ表示制御部13と、グラフが表示されている状態において、そのグラフの編集操作を受け付ける編集操作受付部14とを備え、グラフ表示制御部13が、編集操作受付部14によって受け付けられた編集操作に応じてグラフを編集する。
【選択図】図1

Description

本発明は、医用画像とその医用画像内の計測対象の特徴量をプロットしたグラフとを表示させる医用画像表示制御装置および方法並びにプログラムに関するものである。
従来、放射線画像、MRI(Magnetic Resonance Imaging)画像または超音波画像などの医用画像内に含まれる臓器または病変などの特徴量を計測し、その計測結果に基づいて、臓器の異常の有無や病変の成長度などを確認することが行われている。
たとえば特許文献1においては、2点間の距離を計測して表示させたり、指定された区間の画素値の分布をプロファイルとして表示させたりすることが提案されている。また、特許文献2においては、医用画像上にユーザが関心領域を設定し、その関心領域の特徴量を棒グラフで表示させることが提案されている。また、特許文献3においては、左右の肺の特徴を把握しやすいようにグラフ表示させることが提案されている。
特開2005−278786号公報 特開2013−42767号公報 特開2010−167067号公報
ここで、特許文献1に記載のように医用画像から計測した計測結果を医用画像の表示領域内にグラフなどで表示した際、その表示領域内に医用画像とグラフとを表示した状態のままでグラフの編集を行いたい場合がある。
しかしながら、従来、一度表示されたグラフなどを編集するためには、現在のグラフ表示を終了した後、新しいグラフを作成するための設定画面を立ち上げ、その設定画面内にグラフを作成するためのパラメータを新たに設定し直す必要があり、非常に手間がかかる作業になっていた。
本発明は、上記事情に鑑み、医用画像内の計測対象の特徴量をプロットしたグラフを医用画像が表示された表示領域内に表示した際、簡易な編集操作によって即座にグラフの編集を行うことができる医用画像表示制御装置および方法並びにプログラムを提供することを目的とするものである。
本発明の医用画像表示制御装置は、医用画像を表示部に表示させる医用画像表示制御部と、医用画像内の計測対象の特徴量を取得する特徴量取得部と、特徴量をプロットしたグラフを医用画像の表示領域内に表示させるグラフ表示制御部と、グラフが表示されている状態において、そのグラフの編集操作を受け付ける編集操作受付部とを備え、グラフ表示制御部が、編集操作受付部によって受け付けられた編集操作に応じてグラフを編集することを特徴とする。
また、上記本発明の医用画像表示制御装置において、特徴量取得部は、複数の医用画像内のそれぞれの計測対象の特徴量を取得することができ、グラフ表示制御部は、複数の計測対象の特徴量をプロットしたグラフを表示させることができる。
また、上記本発明の医用画像表示制御装置において、複数の医用画像は、同一の被検体を時系列に撮影したものであることが望ましい。
また、上記本発明の医用画像表示制御装置において、医用画像表示制御部は、複数の医用画像を並べて表示部に表示させることができる。
また、上記本発明の医用画像表示制御装置において、グラフ表示制御部は、複数の医用画像のそれぞれの表示領域内にグラフを表示させることができる。
また、上記本発明の医用画像表示制御装置において、編集操作受付部は、グラフの追加操作を受け付けることができ、グラフ表示制御部は、追加操作に応じて、現在表示されているグラフにさらにグラフを追加して表示させることができる。
また、上記本発明の医用画像表示制御装置において、編集操作受付部は、計測対象の追加操作をグラフの追加操作として受け付けることができる。
また、上記本発明の医用画像表示制御装置において、編集操作受付部は、グラフのサイズ変更操作を受け付けることができ、グラフ表示制御部は、グラフのサイズ変更操作に応じて、現在表示されているグラフのサイズを変更して表示させることができる。
また、上記本発明の医用画像表示制御装置において、編集操作受付部は、グラフの表示位置の変更操作を受け付けることができ、グラフ表示制御部は、表示位置の変更操作に応じて、現在表示されているグラフの表示位置を変更して表示させることができる。
また、上記本発明の医用画像表示制御装置において、編集操作受付部は、グラフの色の変更操作を受け付けることができ、グラフ表示制御部は、色の変更操作に応じて、現在表示されているグラフの色を変更して表示させることができる。
また、上記本発明の医用画像表示制御装置において、グラフ表示制御部は、グラフに文字情報を付加して表示させることができ、編集操作受付部は、文字情報のサイズ変更操作を受け付けることができ、グラフ表示制御部は、文字情報のサイズ変更操作に応じて、現在表示されている文字情報のサイズを変更して表示させることができる。
また、上記本発明の医用画像表示制御装置において、編集操作受付部は、グラフの線幅の変更操作を受け付けることができ、グラフ表示制御部は、線幅の変更操作に応じて、現在表示されているグラフの線幅を変更して表示させることができる。
また、上記本発明の医用画像表示制御装置において、グラフ表示制御部は、グラフに文字情報を付加して表示させることができ、編集操作受付部は、文字情報のフォントの変更操作を受け付けることができ、グラフ表示制御部は、文字情報のフォントの変更操作に応じて、現在表示されている文字情報のフォントを変更して表示させることができる。
また、上記本発明の医用画像表示制御装置において、編集操作受付部は、グラフをコピーするコピー操作およびそのコピーされたグラフを表示領域内に貼り付けるペースト操作を受け付けることができ、グラフ表示制御部は、コピー操作およびペースト操作に応じて、コピーされたグラフを追加して表示させることができる。
また、上記本発明の医用画像表示制御装置において、編集操作受付部は、グラフの削除操作を受け付けることができ、グラフ表示制御部は、グラフの削除操作に応じて、現在表示されているグラフを削除することができる。
また、上記本発明の医用画像表示制御装置において、編集操作受付部は、特徴量の種類の変更操作を受け付けることができ、グラフ表示制御部は、特徴量の種類の変更操作に応じて、その変更操作後の特徴量のグラフを表示させることができる。
また、上記本発明の医用画像表示制御装置において、編集操作受付部は、グラフの編集操作として計測対象の変更操作を受け付けることができ、特徴量取得部は、計測対象の変更操作に応じて、その変更操作後の計測対象の特徴量を取得することができ、グラフ表示制御部は、変更操作後の計測対象の特徴量のグラフを表示させることができる。
また、上記本発明の医用画像表示制御装置において、編集操作受付部は、グラフの背景を透過表示または非透過表示とする操作を受け付け、グラフ表示制御部は、透過表示または非透過表示とする操作に応じて、グラフの背景を透過表示または非透過表示とすることができる。
本発明の医用画像表示制御方法は、医用画像を表示部に表示する医用画像表示制御方法であって、医用画像内の計測対象の特徴量を取得し、その特徴量をプロットしたグラフを医用画像の表示領域内に表示させ、グラフが表示されている状態において、そのグラフの編集操作を受け付け、その受け付けた編集操作に応じてグラフを編集することを特徴とする。
本発明の医用画像表示制御プログラムは、医用画像を表示部に表示させる医用画像表示制御部と、医用画像内の計測対象の特徴量を取得する特徴量取得部と、特徴量をプロットしたグラフを医用画像の表示領域内に表示させるグラフ表示制御部と、グラフが表示されている状態において、そのグラフの編集操作を受け付ける編集操作受付部としてコンピュータを機能させる医用画像表示制御プログラムであって、グラフ表示制御部が、編集操作受付部によって受け付けられた編集操作に応じてグラフを編集することを特徴とする。
本発明の医用画像表示制御装置および方法並びにプログラムによれば、医用画像内の計測対象の特徴量を取得し、その特徴量をプロットしたグラフを医用画像の表示領域内に表示する。そして、医用画像の表示領域内に医用画像とグラフとが表示されている状態において、そのグラフの編集操作を受け付け、その編集操作に応じてグラフを編集するようにしたので、医用画像の表示領域内に表示されたグラフを編集する際、従来のようにグラフ表示を一旦終了してグラフを作成するためのパラメータを再設定する作業を行う必要がなく、簡易な編集操作によって即座にグラフの編集を行うことができる。
本発明の医用画像表示制御装置および方法並びにプログラムの一実施形態を用いた医用画像表示システムの概略構成を示すブロック図 本発明の医用画像表示制御装置および方法並びにプログラムの一実施形態を用いた医用画像表示システムの作用を説明するためのフローチャート 4枚の胸部の断層画像を並べて表示させた例を示す図 各医用画像の各関心領域の複数の特徴量をリスト表示させた例を示す図 各医用画像の各表示領域内に特徴量をプロットしたグラフをそれぞれ表示した例を示す図 グラフの追加を説明するための図 グラフのサイズ変更を説明するための図 グラフの表示位置の変更を説明するための図 グラフの色の変更を説明するための図 グラフの文字情報のサイズ変更を説明するための図 グラフの線幅の変更を説明するための図 グラフの文字情報のフォント変更を説明するための図 グラフのコピーおよびペーストを説明するための図 グラフの削除を説明するための図 グラフの特徴量の種類の変更を説明するための図 グラフの関心領域の変更を説明するための図 グラフの背景の透過表示または非透過表示の変更を説明するための図
以下、本発明の医用画像表示制御装置および方法並びにプログラムの一実施形態を用いた医用画像表示システムについて、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本実施形態の医用画像表示システム1の概略構成を示すブロック図である。
本実施形態の医用画像表示システム1は、医用画像表示制御装置10と、表示装置20と、入力装置30とを備えている。
医用画像表示制御装置10は、図1に示すように、医用画像表示制御部11と、特徴量取得部12と、グラフ表示制御部13と、編集操作受付部14とを備えている。
医用画像表示制御装置10は、中央処理装置(CPU(Central Processing Unit))、半導体メモリ、およびハードディスクやSSD(Solid State Drive)等のストレージデバイスを備えている。ストレージデバイスには、本実施形態の医用画像表示制御プログラムがインストールされており、この医用画像表示制御プログラムが中央処理装置によって実行されることによって、図1に示すような医用画像表示制御部11、特徴量取得部12、グラフ表示制御部13および編集操作受付部14が動作する。医用画像表示制御プログラムは、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)等の記録媒体に記憶されたものでもよいし、インターネット等のネットワークを介して配布されたものでもよい。
医用画像表示制御部11は、予め撮影された患者の医用画像を取得し、その医用画像を表示装置20に表示させるものである。医用画像としては、たとえばCT(Computed Tomography)装置およびMRI(Magnetic Resonance Imaging)装置などによって撮影された断層画像や、複数の断層画像から生成された3次元画像などがある。断層画像としては、アキシャル断面画像、サジタル断面画像、コロナル断面画像およびその他のMPR(Multi-Planar Reconstruction)断面画像などがある。
医用画像は、医用画像保管サーバなどに患者の識別情報とともに予め保管されており、医用画像表示制御部11は、入力装置30を用いてユーザによって入力された患者の識別情報に基づいて、その識別情報を有する医用画像を医用画像保管サーバから読み出すものである。
特徴量取得部12は、医用画像上においてユーザによって設定された計測対象の特徴量を算出するものである。具体的には、たとえば表示装置20に表示された医用画像上において、ユーザによって入力装置30を用いて関心領域または2点もしくは3点の計測点が設定入力され、特徴量取得部12は、その設定された関心領域または計測点に基づいて所定の特徴量を計測して取得するものである。特徴量としては、計測対象が関心領域である場合には、たとえば関心領域の面積や濃度の平均値、最大値、最小値および標準偏差などがある。また、関心領域内に含まれる臓器や病変の輪郭の長さ、長軸の長さ(長径)、最長径および最短径などがある。また、たとえば計測対象が2点の計測点によって設定された場合には、その2点の計測点間の距離がある。また、計測対象が3点の計測点によって設定された場合には、その3点の計測点によって計測される角度がある。なお、特徴量については、これに限らず、その他の特徴量を計測して取得するようにしてもよい。
なお、計測対象の医用画像としては、3次元画像でもよいし、断層画像などの2次元画像でもよい。3次元画像を計測する場合には、3次元空間において計測を行うようにしてもよいし、3次元画像を2次元画面上に投影した2次元空間において計測を行うようにしてもよい。
グラフ表示制御部13は、特徴量取得部12によって取得された特徴量をプロットしたグラフを、表示装置20に表示された医用画像の表示領域内に表示させるものである。本実施形態では、特徴量取得部12が、複数の医用画像上でそれぞれ設定された各計測対象の特徴量を取得し、グラフ表示制御部13が、その各計測対象の特徴量をプロットしてグラフを生成して表示装置20に表示させる。
複数の医用画像としては、たとえば同一の患者(被検体)を時系列に撮影した医用画像を用いることができる。時系列に撮影した医用画像としては、たとえば同一患者の病変の状態を経時的に観察したい場合に、経時的に複数回撮影された医用画像および定期健診などで一定の間隔をおいて複数回された医用画像などがある。なお、具体的なグラフの表示方法については、後で詳述する。
編集操作受付部14は、グラフ表示制御部13によって表示装置20に医用画像とともに表示されたグラフの編集操作を受け付けるものである。編集操作は、たとえば入力装置30を用いてユーザによって設定入力される。ユーザによる編集操作としては、たとえばマウスによるクリックおよびドラッグ並びにキーボードによるショートカットキー操作などがある。
また、入力装置30として表示装置20も兼用したタッチパネルを用いるようにしてもよく、その場合、編集操作としては、指によるタップ、ドラッグ、フリック、ピンチインおよびピンチアウトなどがある。なお、フリックとは、指をはらうように、画面上をスライドさせながらすぐ離す操作のことを言い、ピンチアウトとは2本の指で画面を押さえ、摘むように指を近づける操作のことを言い、ピンチインとは逆に指を広げて遠ざける操作のことをいう。
編集操作受付部14には、上述したようなユーザによる編集操作とグラフの編集内容との関係が予め設定されている。グラフの編集内容としては、たとえば、グラフの追加、サイズ変更、表示位置変更、色の変更、文字情報のサイズ変更、グラフの線幅の変更、文字情報のフォント変更、コピー操作、ペースト操作、削除操作、特徴量の種類の変更操作、計測対象の変更操作、およびグラフの背景の透過表示または非透過表示操作などがある。なお、これらの編集内容に限らず、その他の編集内容を設定するようにしてもよい。また、ユーザによる編集操作に応じたグラフの編集については、後で詳述する。
そして、編集操作受付部14は、ユーザによる編集操作を受け付け、その編集操作に応じた編集内容を決定し、グラフ表示制御部13に出力するものである。グラフ表示制御部13は、編集操作受付部14から出力された編集内容を受け付け、その編集内容に応じて現在表示されているグラフを編集し、編集後のグラフを表示装置20に表示させるものである。
入力装置30は、ユーザによる種々の設定入力を受け付けるものであり、マウスやキーボードなどの入力デバイスを備えたものである。特に、本実施形態の入力装置30は、上述したグラフの編集操作を受け付けるものである。なお、上述したように入力装置30および表示装置20をタッチパネルで構成するようにしてもよい。
表示装置20は、医用画像および上述したグラフを表示するものであり、液晶モニタなどから構成されるものである。
次に、本実施形態の医用画像表示システム1の作用について、図2に示すフローチャートを参照しながら説明する。
まず、ユーザによって入力装置30を用いて患者の識別情報などが入力され、医用画像表示制御部11によって取得される(S10)。医用画像表示制御部11は、入力された患者の識別情報に基づいて医用画像保管サーバなどを検索し、その識別情報が付加された医用画像を読み出して取得し(S12)、その取得した医用画像を表示装置20に表示させる(S14)。
図3は、医用画像として胸部の断層画像を4枚読み出して表示装置20に表示させた例を示している。図3に示す4枚の医用画像P1〜P4は、同じ患者を時系列に撮影した医用画像であり、それぞれ表示領域R1〜R4に並べて同時に表示されている。なお、本実施形態においては、4枚の医用画像P1〜P4を表示させるようにしたが、表示させる医用画像の枚数は4枚に限らず、2枚でもよいし5枚以上の数でもよい。
また、同時に表示させる複数枚の医用画像については、たとえば同じ患者を撮影した全ての医用画像をサムネイル表示し、そのサムネイル表示された医用画像の中から表示対象の医用画像をユーザがマウスのポインタなどで指定するようにすればよい。
また、このようにユーザが指定する方法に限らず、たとえば直近に撮影された4枚の医用画像を医用画像表示制御部11が自動的に選択して表示させるようにしてもよい。また、ユーザが入力装置30を用いて日付を入力し、医用画像表示制御部11が、その日付の直前に撮影された4枚の医用画像、その日付の直後に撮影された4枚の医用画像またはその日付を挟んで前後に撮影された4枚の医用画像を自動的に選択して表示させるようにしてもよい。なお、医用画像表示制御部11によって自動的に選択される医用画像の枚数は、予め設定した枚数としてもよいし、ユーザによって入力装置30を用いて任意に変更可能としてもよい。
次に、表示された4枚の医用画像に対して、図3に示すように、それぞれ計測対象の関心領域ROI(Region Of Interest)1〜ROI4が設定される(S16)。関心領域ROI1〜ROI4の設定は、ユーザがマウスのポインタなどを用いて各医用画像に対してそれぞれ手動で設定するようにしてもよいし、複数の医用画像うちの1つの医用画像に対してユーザが手動で関心領域を設定し、その手動で設定された関心領域と同じ位置の領域を他の医用画像の関心領域として自動的に設定するようにしてもよい。
複数の医用画像の座標系が同じである場合には、他の医用画像の関心領域は、手動で設定された関心領域と同じ座標位置の領域を設定するようにすればよい。複数の医用画像の座標系が異なる場合には、手動で設定された関心領域に含まれる臓器や病変などをパターンマッチングなどの画像処理を用いて他の医用画像上において検出し、その検出した臓器や病変を含む領域を他の医用画像の関心領域として設定するようにすればよい。
次に、ユーザによって入力装置30を用いて計測指示が入力されると、特徴量取得部12によって各関心領域ROI1〜ROI4の特徴量が算出される(S20)。なお、この際、必ずしも全ての関心領域ROI1〜ROI4の特徴を算出しなくてもよい。たとえば、関心領域ROI1〜ROI4の中からグラフとして特徴量をプロットしたい関心領域をユーザがマウスなどを用いて選択し、その選択した関心領域のみの特徴量を算出するようにしてもよい。
そして、図4に示すように、特徴量取得部12によって算出された各関心領域ROI1〜ROI4の特徴量は、各医用画像P1〜P4の各表示領域R1〜R4内にそれぞれリスト表示される。図4においては、特徴量として、各関心領域ROI1〜ROI4の面積、長径、濃度の平均値、濃度の標準偏差、濃度の最大値および濃度の最小値を算出して表示した例を示している。また、各関心領域ROI1〜ROI4上には、計測対象の長径が点線で表示されている。
次に、ユーザによって入力装置30を用いてグラフ作成指示が入力されると、特徴量取得部12によって算出された各関心領域ROI1〜ROI4の特徴量は、グラフ表示制御部13に入力され、グラフ表示制御部13は、入力された特徴量をプロットしたグラフG1〜G4を作成し、そのグラフG1〜G4を医用画像P1〜P4の表示領域R1〜R4内にそれぞれ表示させる(S22)。
グラフ作成指示については、たとえばユーザがマウスを右クリックすることによってグラフ作成を含む種々の動作指示内容をリスト表示し、そのリストの中からユーザがグラフ作成を選択してクリックすることによってグラフ作成指示を入力するようにしてもよいし、またはユーザがショートカットキー操作を行うことによってグラフ作成指示を入力するようにしてもよい。
また、グラフについては、最初は、各関心領域ROI1〜ROI4について算出された複数の特徴量のうちの1種類の特徴量をプロットしたグラフが表示される。この際、表示される特徴量の種類は、予め設定していてもよし、ユーザが選択するようにしてもよい。ユーザが選択する場合には、たとえばユーザがグラフ作成指示を入力した後、複数種類の特徴量の名称をリスト表示し、そのリストの中からユーザがグラフ作成対象の特徴量をクリックすることによって選択するようにしてもよい。
図5は、各関心領域ROI1〜ROI4について算出された複数の特徴量のうちの濃度の平均値をプロットしてグラフ表示させた例を示している。図5に示すグラフG1〜G4の横軸は、各医用画像が撮影された時刻を表すための時間軸であり、縦軸は、濃度の平均値の大きさを表す軸である。
また、グラフG1〜G4においては、4枚の医用画像の4つの特徴量のうち、各グラフが表示された表示領域と同じ表示領域に表示された医用画像の特徴量の点を、他の表示領域に表示された医用画像の特徴量の点とは異なる表示態様で表示している。具体的には、グラフG1では、グラフG1が表示された表示領域R1内に表示された医用画像P1の特徴量の点を黒い四角の点で表示し、他の表示領域R2〜R4に表示された医用画像P2〜P4の特徴量の点を白い四角の点で表示している。また、グラフG2では、グラフG2が表示された表示領域R2内に表示された医用画像P2の特徴量の点を黒い四角の点で表示し、他の表示領域R1,R3〜R4に表示された医用画像P1,P3〜P4の特徴量の点を白い四角の点で表示している。なお、グラフG3およびグラフG4についても同様である。
次に、図5に示すようにグラフG1〜G4が表示された状態において、ユーザが入力装置30を用いてグラフの編集操作を入力した場合には、そのユーザによる編集操作が編集操作受付部14によって受け付けられ、編集操作受付部14は、受け付けた編集操作に応じた編集内容を決定し、グラフ表示制御部13に出力する(S24)。
そして、グラフ表示制御部13によって編集操作受付部14から出力された編集内容が受け付けられ、グラフ表示制御部13は、受け付けた編集内容に応じて現在表示されているグラフを編集する(S28)。
そして、さらにユーザが入力装置30を用いてグラフの編集操作を入力した場合には、S24〜S28の処理が繰り返して行われる(S30)。
なお、本実施形態においては、上述したように関心領域ROI1〜ROI4を設定した後、グラフ作成指示が入力された場合に、グラフを作成して表示させるようにしたが、これに限らず、関心領域ROI1〜ROI4を設定した時点において、グラフ作成および表示を自動的に行うようにしてもよい。この際、グラフを作成する特徴量については、事前にユーザによって選択されているものとする。
また、関心領域の形状については、フリーハンドで描かれた形状としてもよいし、楕円、矩形または多角形など予め設定された形状としてもよい。
また、表示されたグラフG1〜G4の線上または頂点などにマウスのカーソルを移動させた際、そのカーソル上の特徴量の値や線の傾きを表示させるようにしてもよい。
以下、グラフの編集操作とその編集操作に応じたグラフの編集について、図6〜図17を参照しながら詳細に説明する。なお、図6〜図17においては、図5に示す4つの表示領域R1〜R4のうちの表示領域R1に表示された編集前のグラフG1および編集後のグラフを示しているが、他の表示領域R2〜R4に表示されたグラフG2〜G4についても同様の編集が可能である。
まず、図6を参照してグラフの追加操作について説明する。図6の左図は、編集操作前のグラフG1を示しており、図6の右図は、グラフの追加操作後のグラフG10を示している。具体的には、図6の左図のグラフG1は、関心領域として、図6に示す関心領域ROI10が設定された場合の濃度の平均値のグラフを示している。なお、医用画像P1以外の医用画像P2〜P4においても、関心領域ROI10に対応する関心領域が設定され、その特徴量がグラフG1にプロットされている。また、図7〜図17においても、図6の左図に示すグラフG1と同様のグラフが編集前のグラフとして左側に示されているものとする。
図6の左図に示すようにグラフG1が表示された状態において、ユーザがマウスを用いて関心領域ROI11をさらに追加して設定した場合には、この関心領域ROI11の追加操作がグラフの追加操作として受け付けられ、そのグラフの追加操作に応じて、関心領域ROI11の濃度の平均値をプロットしたグラフG10が新たに作成されて追加表示される。なお、この際、グラフの縦軸については、グラフG1とグラフG10の最大値および最小値に応じて変更される。なお、タッチパネルにおいてグラフの追加操作を行う場合には、ユーザが新しい関心領域を指でドラッグして追加するようにすればよい。このようにユーザが関心領域ROI11を新たに追加する操作だけで、現在表示されているグラフに対する新たなグラフの追加を簡易かつ即座に行うことができる。
なお、追加される関心領域およびグラフの数は1つに限らず、2つ以上の追加操作を受け付け、2つ以上のグラフを追加するようにしてもよい。
また、上記説明では、最初に表示されたグラフG1の座標軸上に追加されたグラフG10を表示するようにしたが、最初に表示されたグラフG1の座標軸とは異なる座標軸にグラフG10を表示させるようにしてもよい。
次に、図7は、編集操作前のグラフG1とサイズ変更操作後のグラフG11を示した図である。具体的には、図7の左図に示すようにグラフG1が表示された状態において、たとえばユーザがマウスによってグラフG1の表示範囲の隅を指定してドラッグしたり、またはサイズ変更のショートカットキー操作を行ったりした場合には、その操作がグラフのサイズ変更操作として受け付けられ、その操作に応じて、グラフG1のサイズを変更したグラフG11が作成されて表示される。なお、ショートカットキー操作によってサイズ変更指示を入力するようにしてもよく、この場合、グラフの拡縮率については、予め設定しておいてもよいし、ユーザがカーソルキーまたはマウスを用いて指定するようにしてもよい。また、タッチパネルにおいてグラフG1のサイズ変更操作を行う場合には、ユーザが、グラフG1の表示領域をピンチアウトまたはピンチインするようにすればよい。このようにユーザがサイズ変更操作を行うだけで、現在表示されているグラフのサイズ変更を簡易かつ即座に行うことができる。
次に、図8は、編集操作前のグラフG1とグラフの表示位置の変更操作後のグラフG12を示した図である。具体的には、図8の左図に示すようにグラフG1が表示された状態において、たとえばユーザがマウスによってグラフG1を指定してドラッグしたり、または表示位置変更のショートカットキー操作およびカーソルキー操作を行ったりした場合には、その操作がグラフの表示位置の変更操作として受け付けられ、その操作に応じて、グラフG1を移動させたグラフG12が作成されて表示される。なお、タッチパネルにおいてグラフG1の表示位置の変更操作を行う場合には、ユーザが、グラフG1をドラッグするようにすればよい。このようにユーザが表示位置の変更操作を行うだけで、現在表示されているグラフの表示位置の変更を簡易かつ即座に行うことができる。
次に、図9は、編集操作前のグラフG1とグラフの色の変更操作後のグラフG13を示した図である。具体的には、図9の左図に示すようにグラフG1の折れ線が白色で表示された状態(グラフの背景は黒色で表示されているものとする)において、たとえばユーザがマウスによってグラフG1の折れ線または点を指定し、さらに色の指定操作を行った場合には、その操作がグラフの色の変更操作として受け付けられ、その操作に応じて、たとえば図9の右図に示すように青色のグラフG13が作成されて表示される。
なお、色の指定については、たとえばユーザがマウスを右クリックすることによって種々の色をリスト表示し、そのリストの中からユーザが所望の色を選択してクリックするようにすればよい。また、タッチパネルにおいてグラフG1の色の変更操作を行う場合には、ユーザが、グラフG1をタップし、その後のタップによって種々の色のリスト表示し、そのリストの中からユーザが所望の色をタップするようにすればよい。このようにユーザが色の変更操作を行うだけで、現在表示されているグラフの色の変更を簡易かつ即座に行うことができる。
次に、図10は、編集操作前のグラフG1とグラフG1に付加された文字情報のサイズ変更操作後のグラフG14を示した図である。文字情報は、グラフの縦軸および横軸に付加される軸の名称および軸上に示される特徴量の値並びに目盛などといったグラフに関する文字情報であれば如何なるものでもよい。また、文字情報には、数字および記号も含まれるものとする。
具体的には、図10の左図に示すようにグラフG1が表示された状態において、たとえばユーザがマウスによってグラフG1の文字情報を指定し、サイズの指定操作を行った場合には、その操作がグラフの文字情報のサイズ変更操作として受け付けられ、その操作に応じて、たとえば図10の右図に示すように軸の名称の文字のサイズと軸上の数値のサイズが変更されたグラフG14が作成されて表示される。なお、文字情報のサイズの指定については、たとえばユーザがマウスを右クリックすることによって種々のサイズをリスト表示し、そのリストの中からユーザが所望のサイズを選択してクリックするようにすればよい。なお、文字情報のサイズ変更操作については、ショートカットキー操作によって文字情報のサイズ変更を指示し、カーソルキー操作によって変更後のサイズを指定するようにしてもよい。また、タッチパネルにおいてグラフの文字情報のサイズ変更操作を行う場合には、ユーザが、グラフG1の文字情報をタップし、その後のタップによって種々のサイズをリスト表示し、そのリストの中からユーザが所望のサイズをタップするようにすればよい。このようにユーザが文字情報のサイズ変更操作を行うだけで、現在表示されているグラフの文字情報のサイズの変更を簡易かつ即座に行うことができる。
次に、図11は、編集操作前のグラフG1とグラフG1の線幅の変更操作後のグラフG15を示した図である。
具体的には、図11の左図に示すようにグラフG1が表示された状態において、たとえばユーザがマウスによってグラフG1の折れ線を指定し、線幅の指定操作を行った場合には、その操作がグラフの線幅の変更操作として受け付けられ、その操作に応じて、たとえば図11の右図に示すように折れ線の線幅が変更されたグラフG15が作成されて表示される。なお、グラフの線幅の指定については、たとえばユーザがマウスを右クリックすることによって種々の線幅をリスト表示し、そのリストの中からユーザが所望の線幅を選択してクリックするようにすればよい。また、グラフの線幅の変更操作については、ショートカットキー操作によってグラフの線幅の変更を指示し、カーソルキー操作によって線幅を指定するようにしてもよい。また、タッチパネルにおいてグラフの線幅の変更操作を行う場合には、ユーザが、グラフG1の折れ線をタップし、その後のタップによって種々の線幅をリスト表示し、そのリストの中からユーザが所望の線幅をタップするようにすればよい。このようにユーザがグラフの線幅の変更操作を行うだけで、現在表示されているグラフの線幅の変更を簡易かつ即座に行うことができる。
次に、図12は、編集操作前のグラフG1とグラフG1に付加された文字情報のフォントの変更操作後のグラフG16を示した図である。文字情報は、上述したように、グラフの縦軸および横軸に付加される軸の名称および軸上に示される特徴量の値並びに目盛などといったグラフに関する文字情報であれば如何なるものでもよい。また、文字情報には、数字および記号も含まれるものとする。
具体的には、図12の左図に示すようにグラフG1が表示された状態において、たとえばユーザがマウスによってグラフG1の軸の名称を指定し、フォントの指定操作を行った場合には、その操作がグラフの文字情報のフォント変更操作として受け付けられ、その操作に応じて、たとえば図12の右図に示すように軸の名称のフォントが変更されたグラフG16が作成されて表示される。なお、文字情報のフォントの指定については、たとえばユーザがマウスを右クリックすることによって種々のフォントをリスト表示し、そのリストの中からユーザが所望のフォントを選択してクリックするようにすればよい。また、タッチパネルにおいてグラフのフォントの変更操作を行う場合には、ユーザが、グラフG1の文字情報をタップし、その後のタップによって種々のフォントをリスト表示し、そのリストの中からユーザが所望のフォントをタップするようにすればよい。このようにユーザが文字情報のフォント変更操作を行うだけで、現在表示されているグラフの文字情報のフォントの変更を簡易かつ即座に行うことができる。
次に、図13は、編集操作前のグラフG1とグラフG1のコピー操作およびペースト操作後のグラフG17を示した図である。
具体的には、図13の左図に示すようにグラフG1が表示された状態において、たとえばユーザがマウスによってグラフG1を指定し、マウスを右クリックして編集メニューを表示させ、その編集メニューの中から「コピー」を選択した場合には、グラフG1のコピーが作成される。そして、その後、再びマウスを右クリックして編集メニューを表示させ、その編集メニューの中から「ペースト」を選択した場合には、図12の右図に示すようにグラフG1をコピーしたグラフG17が追加して表示される。なお、コピー操作およびペースト操作については、たとえばユーザがグラフG1をマウスで指定した後、ショートカットキー操作によって行うようにしてもよい。また、タッチパネルにおいてグラフG1のコピー操作およびペースト操作を行う場合には、ユーザが、グラフG1をダブルタップすることによってコピー対象のグラフの指定と編集メニューの表示を行い、その編集メニューの中から「コピー」および「ペースト」を選択するようにすればよい。このようにユーザがグラフのコピー操作およびペースト操作を行うだけで、現在表示されているグラフのコピーおよびペーストを簡易かつ即座に行うことができる。
次に、図14は、編集操作前のグラフG1とグラフG1の削除操作後の表示領域を示した図である。
具体的には、図14の左図に示すようにグラフG1が表示された状態において、たとえばユーザがマウスによってグラフG1を指定し、マウスを右クリックして編集メニューを表示させ、その編集メニューの中から「削除」を選択した場合には、その操作がグラフの削除操作として受け付けられ、その操作に応じて、図12の右図に示すようにグラフG1が表示領域から削除される。なお、削除操作については、たとえばグラフG1をマウスで指定した後、ショートカットキー操作によって行うようにしてもよい。また、タッチパネルにおいてグラフの削除操作を行う場合には、ユーザが、グラフG1をダブルタップすることによって削除対象のグラフの指定と編集メニューの表示を行い、その編集メニューの中から「削除」を選択するようにすればよい。このようにユーザがグラフの削除操作を行うだけで、現在表示されているグラフの削除を簡易かつ即座に行うことができる。
次に、図15は、編集操作前のグラフG1とグラフ表示させる特徴量の種類の変更操作後のグラフG18を示した図である。
具体的には、図15の左図に示すようにグラフG1が表示された状態において、たとえばユーザがマウスによってグラフG1を指定し、マウスを右クリックして編集メニューを表示させ、その編集メニューの中から「特徴量の変更」を選択した場合には、さらに計測した複数の特徴量のリストが表示される。具体的には、たとえば特徴量として、関心領域ROI10の面積、長径、濃度の平均値、濃度の標準偏差、濃度の最大値および濃度の最小値を計測した場合には、これらの特徴量のリストが表示される。そして、その後、ユーザが特徴量のリストの中から「面積」を選択した場合には、図12の右図に示すようにグラフ表示させる特徴量を面積に変更したグラフG18が作成されて表示される。なお、タッチパネルにおいて特徴量の変更操作を行う場合には、ユーザが、グラフG1をダブルタップすることによって、特徴量の変更対象のグラフの指定と編集メニューの表示を行い、その編集メニューの中から「特徴量の変更」をタップした場合に、複数の特徴量のリストを表示させ、その特徴量のリストの中から「面積」をタップすることによってグラフ表示させる特徴量を「面積」に変更するようにすればよい。このようにユーザが特徴量の種類の変更操作を行うだけで、現在表示されているグラフの特徴量の種類の変更を簡易かつ即座に行うことができる。
また、上記説明では、ユーザが複数の特徴量のリストの中から変更後の特徴量を選択するようにしたが、このような操作に限らず、単純にグラフG1をクリックまたはタップする度に、予め設定された順序で複数の特徴量を順次変更してグラフを作成し、その作成したグラフを順次切り替えて表示させるようにしてもよい。
次に、図16は、編集操作前のグラフG1とグラフ表示させる関心領域の変更操作後のグラフG19を示した図である。
具体的には、図16の左図に示すようにグラフG1が表示された状態において、たとえばユーザがマウスによってグラフG1を指定し、マウスを右クリックして編集メニューを表示させ、その編集メニューの中から「関心領域の変更」を選択した場合には、再び、新しい関心領域の指定を受け付けるようにする。そして、図16の右図に示すように、新しい関心領域ROI20がユーザによって指定された場合には、その関心領域ROI20内の特徴量が4枚の医用画像P1〜P4について新たに計測され、その特徴量をプロットしたグラフG19が作成されて表示される。関心領域の変更指示については、ユーザがマウスを用いて新しい関心領域を指定するようにしてもよいし、図16の左図に示した関心領域ROI10のコピー操作およびペースト操作を受け付けることによって、関心領域ROI10と同じ大きさおよび形状の関心領域ROI20を所望の位置に設定するようにしてもよい。なお、タッチパネルにおいて関心領域の変更操作を行う場合には、ユーザが、グラフG1をダブルタップすることによって、関心領域の変更対象のグラフの指定と編集メニューの表示を行い、その編集メニューの中から「関心領域の変更」をタップした場合に、新たな関心領域の設定を受け付けるようにすればよい。このようにユーザが関心領域の変更操作を行うだけで、現在表示されているグラフの関心領域の変更を簡易かつ即座に行うことができる。
次に、図17は、編集操作前のグラフG1とグラフの背景の透過表示操作後のグラフG20を示した図である。
具体的には、図17の左図に示すようにグラフG1が表示された状態において、たとえばユーザがマウスによってグラフG1を指定し、マウスを右クリックして編集メニューを表示させ、その編集メニューの中から「背景透過表示」を選択した場合には、図12の右図に示すようにグラフG1の背景が非透過表示から透過表示に切り替えられる。なお、背景の透過表示操作については、たとえばグラフG1をマウスで指定した後、ショートカットキー操作によって行うようにしてもよい。また、タッチパネルにおいて背景の透過表示操作を行う場合には、ユーザが、グラフG1をダブルタップすることによって透過表示切替対象のグラフの指定と編集メニューの表示を行い、その編集メニューの中から「背景透過表示」を選択するようにすればよい。なお、上記説明では、グラフの背景を非透過表示から透過表示に切り替える場合について説明したが、透過表示から非透過表示への切り替えも同様の操作によって行うことができる。このようにユーザが背景の透過表示操作または非透過表示操作を行うだけで、現在表示されているグラフの背景の透過表示または非透過表示への切り替えを簡易かつ即座に行うことができる。
1 医用画像表示システム
10 医用画像表示制御装置
11 医用画像表示制御部
12 特徴量取得部
13 グラフ表示制御部
14 編集操作受付部

Claims (20)

  1. 医用画像を表示部に表示させる医用画像表示制御部と、
    前記医用画像内の計測対象の特徴量を取得する特徴量取得部と、
    前記特徴量をプロットしたグラフを前記医用画像の表示領域内に表示させるグラフ表示制御部と、
    前記グラフが表示されている状態において、該グラフの編集操作を受け付ける編集操作受付部とを備え、
    前記グラフ表示制御部が、前記編集操作受付部によって受け付けられた編集操作に応じて前記グラフを編集することを特徴とする医用画像表示制御装置。
  2. 前記特徴量取得部が、複数の前記医用画像内のそれぞれの前記計測対象の特徴量を取得し、
    前記グラフ表示制御部が、複数の前記計測対象の特徴量をプロットしたグラフを表示させる請求項1記載の医用画像表示制御装置。
  3. 前記複数の医用画像が、同一の被検体を時系列に撮影したものである請求項2記載の医用画像表示制御装置。
  4. 前記医用画像表示制御部が、複数の前記医用画像を並べて前記表示部に表示させる請求項1から3いずれか1項記載の医用画像表示制御装置。
  5. 前記グラフ表示制御部が、前記複数の医用画像のそれぞれの前記表示領域内に前記グラフを表示させる請求項4記載の医用画像表示制御装置。
  6. 前記編集操作受付部が、前記グラフの追加操作を受け付け、
    前記グラフ表示制御部が、前記追加操作に応じて、現在表示されているグラフにさらにグラフを追加して表示させる請求項1から5いずれか1項記載の医用画像表示制御装置。
  7. 前記編集操作受付部が、前記計測対象の追加操作を前記グラフの追加操作として受け付ける請求項6記載の医用画像表示制御装置。
  8. 前記編集操作受付部が、前記グラフのサイズ変更操作を受け付け、
    前記グラフ表示制御部が、前記グラフのサイズ変更操作に応じて、現在表示されているグラフのサイズを変更して表示させる請求項1から7いずれか1項記載の医用画像表示制御装置。
  9. 前記編集操作受付部が、前記グラフの表示位置の変更操作を受け付け、
    前記グラフ表示制御部が、前記表示位置の変更操作に応じて、現在表示されているグラフの表示位置を変更して表示させる請求項1から8いずれか1項記載の医用画像表示制御装置。
  10. 前記編集操作受付部が、前記グラフの色の変更操作を受け付け、
    前記グラフ表示制御部が、前記色の変更操作に応じて、現在表示されているグラフの色を変更して表示させる請求項1から9いずれか1項記載の医用画像表示制御装置。
  11. 前記グラフ表示制御部が、前記グラフに文字情報を付加して表示させるものであり、
    前記編集操作受付部が、前記文字情報のサイズ変更操作を受け付け、
    前記グラフ表示制御部が、前記文字情報のサイズ変更操作に応じて、現在表示されている文字情報のサイズを変更して表示させる請求項1から10いずれか1項記載の医用画像表示制御装置。
  12. 前記編集操作受付部が、前記グラフの線幅の変更操作を受け付け、
    前記グラフ表示制御部が、前記線幅の変更操作に応じて、現在表示されているグラフの線幅を変更して表示させる請求項1から11いずれか1項記載の医用画像表示制御装置。
  13. 前記グラフ表示制御部が、前記グラフに文字情報を付加して表示させるものであり、
    前記編集操作受付部が、前記文字情報のフォントの変更操作を受け付け、
    前記グラフ表示制御部が、前記文字情報のフォントの変更操作に応じて、現在表示されている文字情報のフォントを変更して表示させる請求項1から12いずれか1項記載の医用画像表示制御装置。
  14. 前記編集操作受付部が、前記グラフをコピーするコピー操作および該コピーされたグラフを前記表示領域内に貼り付けるペースト操作を受け付け、
    前記グラフ表示制御部が、前記コピー操作および前記ペースト操作に応じて、前記コピーされたグラフを追加して表示させる請求項1から13いずれか1項記載の医用画像表示制御装置。
  15. 前記編集操作受付部が、前記グラフの削除操作を受け付け、
    前記グラフ表示制御部が、前記グラフの削除操作に応じて、現在表示されているグラフを削除する請求項1から14いずれか1項記載の医用画像表示制御装置。
  16. 前記編集操作受付部が、前記特徴量の種類の変更操作を受け付け、
    前記グラフ表示制御部が、前記特徴量の種類の変更操作に応じて、該変更操作後の特徴量のグラフを表示させる請求項1から15いずれか1項記載の医用画像表示制御装置。
  17. 前記編集操作受付部が、前記グラフの編集操作として前記計測対象の変更操作を受け付け、
    前記特徴量取得部が、前記計測対象の変更操作に応じて、該変更操作後の計測対象の特徴量を取得し、
    前記グラフ表示制御部が、前記変更操作後の計測対象の特徴量のグラフを表示させる請求項1から16いずれか1項記載の医用画像表示制御装置。
  18. 前記編集操作受付部が、前記グラフの背景を透過表示または非透過表示とする操作を受け付け、
    前記グラフ表示制御部が、前記透過表示または非透過表示とする操作に応じて、前記グラフの背景を透過表示または非透過表示とする請求項1から17いずれか1項記載の医用画像表示制御装置。
  19. 医用画像を表示部に表示する医用画像表示制御方法であって、
    前記医用画像内の計測対象の特徴量を取得し、
    該特徴量をプロットしたグラフを前記医用画像の表示領域内に表示させ、
    前記グラフが表示されている状態において、該グラフの編集操作を受け付け、該受け付けた編集操作に応じて前記グラフを編集することを特徴とする医用画像表示制御方法。
  20. 医用画像を表示部に表示させる医用画像表示制御部と、
    前記医用画像内の計測対象の特徴量を取得する特徴量取得部と、
    前記特徴量をプロットしたグラフを前記医用画像の表示領域内に表示させるグラフ表示制御部と、
    前記グラフが表示されている状態において、該グラフの編集操作を受け付ける編集操作受付部としてコンピュータを機能させる医用画像表示制御プログラムであって、
    前記グラフ表示制御部が、前記編集操作受付部によって受け付けられた編集操作に応じて前記グラフを編集することを特徴とする医用画像表示制御プログラム。
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