JP2016001372A - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザによる煩雑な作業を要することなく、ユーザの所望の医用画像を表示することを目的とする。【解決手段】複数の医用画像を含むデータセットを代表する縮小画像を表示部に表示する表示処理手段と、縮小画像に対して設定されている部分領域の選択指示を受け付ける受付手段と、選択指示に係る部分領域に対応付けられている医用画像を特定する特定手段とを有し、表示処理手段は、特定手段により特定された医用画像をさらに表示することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
従来、医用画像撮像装置として、医療現場では、X線CT(Computed Tomography)装置、MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置が知られている。また、PET(Positron Emission Tomography)装置も知られている。
撮像によって得られた撮像データは、様々な画像処理が施された後、医用画像として病院内のデータサーバに一定期間保存される。医師の画像診断業務は、医用画像表示装置(Viewerとも呼ばれる)を用いて目的の医用画像を検索してモニタ上に表示し、医用画像表示装置の様々な機能を用いることで行われる。
一方、上述したように医用画像撮像装置によって得られた撮像データには、様々な画像処理が施される。ここで、一般に同一の撮像データに対して異なった画像処理を行う事で生成される異なった医用画像は、別の医用画像としてそれぞれ病院内のデータサーバに保存される。そのため、同一の撮像データに対して行われる画像処理の種類が増えると、保存される医用画像も増える。
このような多数の医用画像を管理する技術として、特許文献1には、医用画像に対応するサムネイル画像を分類し、表示する技術が開示されている。これにより、ユーザは、目的のサムネイル画像を検索することで、希望の医用画像を検索し、表示することができる。
特開2012−81180号公報
しかしながら、医用画像の量が増加するにつれ、サムネイル画像の数も膨大となり、検索に時間がかかるという問題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、ユーザによる煩雑な作業を要することなく、ユーザの所望の医用画像を表示することを目的とする。
そこで、本発明は、情報処理装置であって、複数の医用画像を含むデータセットを代表する縮小画像を表示部に表示する表示処理手段と、前記縮小画像に対して設定されている部分領域の選択指示を受け付ける受付手段と、前記選択指示に係る前記部分領域に対応付けられている前記医用画像を特定する特定手段とを有し、前記表示処理手段は、前記特定手段により特定された前記医用画像をさらに表示することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザによる煩雑な作業を要することなく、ユーザの所望の医用画像を表示することができる。
医用画像表示システムを示す図である。 画像表示処理を示すフローチャートである。 特定領域テーブルの一例を示す図である。 サムネイル画像の一例を示す図である。 サムネイル画像が表示される表示画面の一例を示す図である。 S206,S207の処理の説明図である。 第1の変更例の説明図である。 第2の変更例に係るサムネイル画像を示す図である。 第2の変更例に係る表示画面を示す図である。 第3の変更例に係る表示画面を示す図である。 第5の変更例に係るサムネイル画像の一例を示す図である。 第6の変更例の説明図である。 第7の変更例に係るサムネイル画像の一例を示す図である。 差分画像の表示例を示す図である。 画像処理選択ウインドウの表示例を示す図である。 第10の変更例に係る画像表示処理を示すフローチャートである。 配置指示に対応するユーザ操作の説明図である。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
図1は、医用画像表示システムを示す図である。医用画像表示システムは、情報処理装置としての画像表示装置100と、データベース122とを有している。画像表示装置100とデータベース122は、LAN(Local Area Network)121を介して通信可能に接続されている。データベース122は、医用画像等の検査情報を管理する。画像表示装置100は、データベース122で管理された医用画像を、LAN121を介して取得する。
画像表示装置100は、ハードウェア構成として、制御部101と、通信IF(Interface)102と、ROM(Read Only Memory)103とを有している。画像表示装置100はまた、RAM104(Random Access Memory)と、記憶部105と、操作部106と、表示部107とを有している。
通信IF102は、例えば、LANカード等で実現され、LAN121を介した外部装置(例えば、データベース122)と画像表示装置100との間の通信を司る。ROM103は、不揮発性のメモリ等で実現され、各種プログラム等を記憶する。RAM104は、揮発性のメモリ等で実現され、各種情報を一時的に記憶する。記憶部105は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)等で実現され、各種情報を記憶する。操作部106は、例えば、キーボードやマウス等で実現され、ユーザからの指示を装置内に入力する。表示部107は、例えば、ディスプレイ等で実現され、各種情報をユーザ(例えば、医師)に向けて表示する。制御部101は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等で実現され、画像表示装置100における処理を統括制御する。
制御部101は、機能的な構成として、医用画像取得部111と、データセット設定部112と、主画像選択部113と、特定領域抽出部114と、サムネイル画像作成部115と、指示受付部116と、表示処理部117と有している。なお、これらの機能は、CPUがROM103等に格納されているプログラムを読み出し、このプログラムを実行することにより実現されるものである。
医用画像取得部111は、操作部106によって入力されるユーザの操作に従って、通信IF102とLAN121を介してデータベース122から患者の一部又はすべての医用画像を取得する。ここで、医用画像は、例えばCT画像データ等の画像データである。そして、データセット設定部112、特定領域抽出部114、サムネイル画像作成部115及び表示処理部117へと出力する。
データセット設定部112は、医用画像取得部111から取得した医用画像の中から、後述する規則に従って、共通のサムネイル画像を作成する医用画像群を選択する。そして、医用画像群をデータセットとして設定する。そして、データセット設定部112は、設定したデータセットを、主画像選択部113及びサムネイル画像作成部115へと出力する。なお、データセット設定部112は、複数のデータセットが設定された場合には、各データセットそれぞれに対し、識別情報を付与する。そして、データセット設定部112は、データセットと識別情報とを対応付けて出力する。
主画像選択部113は、データセット設定部112で設定されたデータセットに含まれる医用画像の中から、後述する規則に従って、サムネイル画像の主となる医用画像(以下、主画像と称する)を選択する。そして主画像選択部113は、選択された主画像を特定領域抽出部114及びサムネイル画像作成部115へと出力する。なお、データセット設定部112によって複数のデータセットが設定されている場合には、主画像選択部113は、各データセットのそれぞれに対して主画像を選択する。そして、主画像選択部113は、各主画像と各データセットの識別情報とを対応付けて出力する。
特定領域抽出部114は、主画像選択部113によって選択された主画像を、医用画像取得部111から取得し、主画像に対し後述する画像処理を行う。特定領域抽出部114はさらに、後述する規則にしたがって、主画像中の特定領域を抽出する。ここで、特定領域は、医用画像の一部の領域であり、部分領域の一例である。そして、特定領域抽出部114は、特定領域を示す特定領域情報を、サムネイル画像作成部115へ出力する。なお、データセット設定部112によって複数のデータセットが設定された場合には、各データセットの主画像それぞれに対して特定領域を設定し、各特定領域の特定領域情報を出力する。
サムネイル画像作成部115は、データセットに含まれる医用画像と、主画像選択部113で選択された主画像と、特定領域抽出部114において設定された特定領域とに基づいて、サムネイル画像を作成する。ここで、サムネイル画像は、縮小画像の一例である。サムネイル画像作成部115は、このとき、データセット設定部112において設定された各データセットに対し、共通のサムネイル画像を作成する。そして、サムネイル画像作成部115は、サムネイル画像を表示処理部117へ出力する。
指示受付部116は、ユーザが操作部106を介して入力した各種指示を受け付ける。指示受付部116は、例えば、ユーザが操作部106において表示部107に表示されているサムネイル画像に含まれる特定領域を選択した場合に、選択指示を受け付ける。そして、指示受付部116は、選択指示を表示処理部117へ出力する。
表示処理部117は、表示部107に各種情報を表示する。表示処理部117は、例えばサムネイル画像作成部115で作成されたサムネイル画像を表示する。また、表示処理部117は、指示受付部116で取得した選択指示に対応した医用画像を医用画像取得部111から取得し、これを表示する。
なお、制御部101が具備する各部の少なくとも一部は独立した装置として実現してもよい。また、夫々が機能を実現するソフトウェアとして実現してもよい。この場合、機能を実現するソフトウェアは、クラウドをはじめとするネットワークを介したサーバ上で動作してもよい。本実施形態では各部はローカル環境におけるソフトウェアにより夫々実現されているものとする。
図2は、画像表示装置100による画像表示処理を示すフローチャートである。以下では、X線CT装置によって胸部領域が撮像された場合に作成される医用画像を例に説明するが、医用画像の種類は実施形態に限定されるものではない。S200において、医用画像取得部111は、操作部106によって入力されるユーザの操作に従って、通信IF102とLAN121を介してデータベース122から医用画像を読み出す。
次に、S201において、データセット設定部112は、データセットを設定する(データセット設定処理)。具体的には、データセット設定部112は、データセットの設定条件に従い、S200において読み出した医用画像の中から共通のサムネイル画像を作成する医用画像を選択する。そして、データセット設定部112は、選択した医用画像をデータセットとして設定する。データセットの設定条件は、医用画像の付帯情報に基づくものであり、例えば記憶部105等に予め設定されているものとする。
設定条件としては、例えば、「撮像日が一定期間内である」、「撮像モダリティが同一である」、「投影データが同一である」等が挙げられる。なお、データセットの設定条件は、実施形態に限定されるものではない。また、設定条件は、ユーザが指定してもよい。データセット設定部112は、このような付帯情報を医用画像の標準規格であるDICOMのヘッダ情報から取得する。
例えば、「投影データが同一である」というデータセットの設定条件が設定されているとする。この場合、データセット設定部112は、S200において読み出された医用画像の中から、DICOMヘッダを基に同一投影データに対して異なる画像処理を行うことによって作成された医用画像を探索し、取得する。そして、取得した医用画像をデータセットとして設定する。
ここで、同一投影データから作成される異なる医用画像について説明する。一般にX線CT装置において作成されるCT画像は、被写体を撮像することで得られる投影データと所定の再構成関数とをコンボリューションすることで得られる。再構成関数の設計には任意性があり、臨床目的によって適当な再構成関数が利用される。
同一の投影データに対して複数の再構成関数を用いて、複数のCT画像を作成することがある。例えば、胸部CT画像の場合には、一般に肺野条件画像と縦隔条件画像が作成されることがある。さらに骨条件画像が作成されることもある。肺野条件画像とは、肺野内を観察するために適した再構成関数を利用して作成された医用画像である。縦隔条件画像とは、縦隔を観察するために適した再構成関数を利用して作成された医用画像である。また同様に、骨条件画像とは、骨を観察するために適した再構成関数を利用して作成された医用画像である。
同一投影データより肺野条件画像と縦隔条件画像が生成されてデータベース122に保存されたとする。この場合、同一投影データから得られた肺野条件画像と縦隔条件画像とが選択され、これらが共通のサムネイルに対応するデータセットとして設定される。
フローチャートに戻り、S202において、主画像選択部113は、主画像の選択条件に従い、データセット設定部112により設定されたデータセットに含まれる医用画像の中から主画像を選択する(主画像選択処理)。ここで、主画像の選択条件は、医用画像の付帯情報に基づくものであり、例えば記憶部105等に予め設定されているものとする。主画像の選択条件としては、例えば、「最も先に作成された医用画像」、「最も広いウインドウ幅を持つ医用画像」、「最もデータ量の多い医用画像」等が挙げられる。なお、主画像の選択条件は、実施形態に限定されるものではない。
例えば、「最も広いウインドウ幅を持つ医用画像」という選択条件が設定されているとする。この場合、主画像選択部113は、データセットに含まれる各医用画像のDICOMヘッダの情報からウインドウ幅を取得し、ウインドウ幅が最大となる医用画像を主画像として選択する。
さらに、データセットに含まれる医用画像が肺野条件画像と縦隔条件画像であるとする。一般に肺野条件画像はウインドウ幅が1500程度、縦隔条件画像はウインドウ幅が400程度である。したがって、この場合には、肺野条件画像が主画像として設定される。なお、主画像の選択条件は、実施形態に限定されるものではない。
次に、S203において、特定領域抽出部114は、特定領域の抽出条件に従い、S202において選択された主画像から特定領域(部分領域)を抽出する(部分領域抽出処理)。ここで、特定領域の抽出条件は、医用画像の付帯情報に基づくものであり、例えば記憶部105等に予め設定されているものとする。本実施形態に係る抽出条件は、予め定められた解剖学的領域を抽出するための条件である。特定領域抽出部114は、さらに特定領域を抽出すると、付帯情報を参照し、特定領域と、特定領域を示す医用画像とを対応付けて記憶部105等に記憶する。
ここで、抽出条件について説明する。例えば、データセットに含まれる医用画像が胸部CT画像の肺野条件画像と縦隔条件画像であるとする。このようなデータセットに対しては、例えば、主画像が肺野条件画像であるとする場合に、肺野条件画像に対応する肺野内領域と縦隔条件画像に対応する軟部領域とを、主画像から抽出するといった抽出条件が定められている。
この抽出条件に従う場合、特定領域抽出部114は、まず主画像に対して、平滑化フィルタを用いてノイズ除去を行う。次に、特定領域抽出部114は、画像の画素値に対する所定の閾値(例えば、HU値:−200)を用いて二値化処理を行い体内領域と体外領域を分離する。特定領域抽出部114は、さらに体内領域の内部において、別の閾値(例えば、HU値:−500)を用いて肺野内領域と軟部領域に分離し各領域データを抽出する。
また、他の例としては、データセットに含まれる医用画像が肺野条件画像と縦隔条件画像と骨条件画像であり、主画像が肺野条件画像であるとする。このようなデータセットに対しては、例えば、肺野条件画像に対応する肺野内領域と縦隔条件画像に対応する軟部領域と骨条件画像に対応する骨領域を特定領域として抽出するといった抽出条件が定められている。
この抽出条件に従う場合、特定領域抽出部114は、主画像に対して、ノイズ除去と体内領域を取得したあとに、別の閾値(例えば、HU値:300)を用いて骨領域とその他の領域に分離し各領域データを抽出する。特定領域抽出部114は、さらにその他の領域内において、別の閾値(例えばHU値:−500)を用いて肺野内領域と軟部領域とを分離し、各領域データを抽出する。
なお、特定領域抽出部114の処理は、実施形態に限定されるものではない。他の例としては、特定領域抽出部114は、グラフカット処理をはじめとする既知の臓器セグメンテーション処理を用いて解剖学的に定まる特定領域を抽出してもよい。
ここで、画像表示装置100は、記憶部105等に特定領域テーブルを記憶しており、特定領域抽出部114は、特定領域テーブルを参照し、データセットに含まれている医用画像の付帯情報に基づいて、主画像から特定領域を抽出する。図3は、特定領域テーブル300の一例を示す図である。このように、特定領域テーブル300は、付帯情報と特定領域とを対応付けて記憶している。また、他の例としては、特定領域抽出部114は、付帯情報によらず、主画像から予め定められた領域を特定領域として抽出し、その後データセットに含まれる各医用画像と各領域との対応付けを行うこととしてもよい。
次に、S204において、サムネイル画像作成部115は、サムネイル画像を作成する(作成処理)。すなわち、サムネイル画像作成部115はまず、S202において選択された主画像に対応する代表画像を選択する。例えば、主画像が2次元医用画像(1枚のスライス画像)の場合には、サムネイル画像作成部115は、主画像そのもの、または主画像の一部を切り出した画像を代表画像として設定する。
一方、主画像が3次元医用画像(複数のスライス画像)の場合には、サムネイル画像作成部115は、主画像を代表するスライス画像を代表画像として選択する。なお、代表画像として選択されるスライス画像は、主画像を代表するスライス画像に限定されるものではない。他の例としては、代表画像は、先頭等予め定められた位置のスライス画像であってもよい。また、他の例としては、代表画像は、主画像が所属するデータセットに含まれるすべての医用画像に対応する特定領域のすべてを含むスライス画像や、最も多い種類の特定領域を含むスライス画像であってもよい。あるいは、前記スライス画像の一部を切り出した画像であってもよい。
次に、サムネイル画像作成部115は、S203において抽出された特定領域に応じて代表画像の領域分割を行う。例えば、S203において肺野内領域、軟部領域、骨領域が特定領域として抽出されたとする。この場合には、サムネイル画像作成部115は、代表画像に含まれる各特定領域の境界位置に分割線がオーバーレイされたサムネイル画像を作成する。
図4は、サムネイル画像作成部115において作成されたサムネイル画像の一例を示す図である。図4に示すサムネイル画像400には、肺野内領域401と、軟部領域402と、骨領域403とが含まれている。この場合には、サムネイル画像作成部115は、図4に示すように、肺野内領域401と軟部領域402の境界位置に分割線411を描画し、軟部領域402と骨領域403の境界位置に分割線412を描画する。このように、サムネイル画像は、特定領域を識別可能な画像である。
図4においては、分割線411,412は、破線で示しているが、分割線411,412の線種、色は実施形態に限定されるものではない。すなわち、分割線は、閲覧者が境界位置を視認できるような表示であればよい。
なお、サムネイル画像作成部115は、S201において設定されたデータセットが複数存在する場合には、複数のデータセットそれぞれに対するサムネイル画像を作成する。
次に、S205において、表示処理部117は、サムネイル画像を表示部107に表示する(表示処理)。図5は、サムネイル画像が表示される表示画面の一例を示す図である。図5に示す表示画面500には、サムネイル領域510と、医用画像領域520とが設けられている。サムネイル領域510は、サムネイル画像を表示する表示領域である。サムネイル画像作成部115により複数のサムネイルが作成された場合には、サムネイル領域510には、複数のサムネイル画像が配列される。図5に示す例においては、図4に示すサムネイル画像400を含む5つのサムネイル画像が表示されている。
医用画像領域520は、医用画像を表示する表示領域である。医用画像領域520は、複数の部分領域に分割されている。本実施形態において、図5に示すように、4つの部分領域521〜524が設定されているものとする。なお、医用画像領域520と各部分領域521〜524については後に詳述する。
図2に戻り、S205に続き、S206において、指示受付部116は、特定領域の選択指示を受け付ける(受付処理)。次に、S207において、表示処理部117は、選択指示に係る特定領域に対応付けて記憶されている医用画像を特定し、特定した医用画像を表示部107に表示する(表示処理)。
図6は、S206,S207の処理の説明図である。ユーザは、図6に示すように、マウスポインタ611により現在の入力位置を確認しながら、操作部106を操作することにより、サムネイル画像の特定領域を選択する。ユーザは、例えば読影対象や参考とすべき医用画像に対応するサムネイル画像において、特定領域を選択する。そして、指示受付部116は、ユーザにより選択された特定領域を示す選択指示の入力を受け付ける。なお、ユーザにより選択された領域が、体外領域等医用画像が対応付けられていない領域であった場合には、指示受付部116は選択指示を受け付けない。
例えば、図6に示すように、ユーザ操作により、サムネイル画像400の肺野内領域401が選択されたとする。この場合には、表示処理部117は、医用画像領域520に肺野内領域401に対応付けられている医用画像621を表示する。また、図6に示すように、ユーザ操作により、続けて、サムネイル画像600の軟部領域601が選択されると、表示処理部117は、医用画像領域520に軟部領域601に対応付けられている医用画像622を表示する。
以上のようにして、医用画像領域520に医用画像が表示されると、ユーザは、表示された医用画像に対して、各種機能の実行を指示することができる。そして、画像表示装置100は、ユーザから受け付けた指示に従い、各種機能を実行することができる。機能としては、医用画像全体の拡大・縮小、濃度値変換、表示位置の平行移動、図形描画、濃度値計測等が挙げられる。
なお、本実施形態においては、表示処理部117は、サムネイル画像の特定領域が選択された順番に従い、医用画像が表示されていない部分領域521〜524に順に対応する医用画像を表示することとする。すなわち、上記例においては、サムネイル画像400の肺野内領域401に対応する医用画像621は部分領域521に配置され、サムネイル画像600の軟部領域601に対応する医用画像622は部分領域522に配置される。
さらに、表示処理部117は、医用画像領域520中のすべての部分領域521〜524に既に他の医用画像が表示されている場合には、予め設定された部分領域(例えば、部分領域521等)に表示中の医用画像を表示画面から削除する。そして、表示処理部117は、空欄となった部分領域に選択指示に係る医用画像を表示する。
なお、他の例としては、表示処理部117は、最も古い時点で表示が開始された医用画像を削除対象としてもよい。また、他の例としては、表示部107は、ユーザ操作に応じた処理が施された時刻が最も古い医用画像を削除対象としてもよい。
図2に戻り、S207の後、S208において、制御部101は、ユーザから読影終了指示を受け付けたか否かを確認する。制御部101は、読影終了指示を受け付けた場合には(S208でYes)、表示処理を終了する。制御部101は、読影終了指示を受け付けていない場合には(S208でNo)、処理をS206へ進める。
以上のように、本実施形態に係る画像表示装置100は、複数の医用画像を含むデータセットに対し1つのサムネイル画像を作成する。したがって、サムネイル画像の数を削減することができる。また、画像表示装置100は、1つのサムネイル画像に対し、複数の特定領域を設定することができることに対応し、1つのサムネイル画像への異なる位置への入力に対応して、異なる医用画像を表示することができる。このように、画像表示装置100は、サムネイル画像の数を削減しつつ、ユーザによる簡単な操作による医用画像の検索を可能とすることができる。
以上のように、本実施形態に係る医用画像表示装置によれば、以下の効果を得られる。つまり、複数の医用画像で構成されるデータセットに対して共通のサムネイル画像を作成することでサムネイル画像の数を削減することができる。そして、共通のサムネイル画像であっても、選択する特定領域に応じて表示する医用画像を変更することができる。従って、サムネイル画像の数を減らしつつも、ユーザの手間を増やさずに任意の画像を表示することができる。
本実施形態に係る画像表示装置100の第1の変更例について説明する。第1の変更例としては、表示処理部117は、図7に示すように、ユーザによりサムネイル画像の特定領域上に入力の現在位置がある場合に、当該特定領域を示す情報を表示してもよい。図7(A)に示す例においては、ポインタ700が骨領域403上にある。この場合、骨領域403に対応し、「骨条件画像」という文字列701が表示される。また、図7(B)に示す例においては、ポインタ710が肺野内領域401上にある。この場合、肺野内領域401に対応し、「肺野条件画像」という文字列711が表示される。なお、特定領域を示す情報は実施形態に限定されるものではなく、特定領域を示す情報は、例えば、特定領域を示すアイコンであってもよい。
さらに、他の例としては、画像表示装置100は、スピーカを備える場合には、特定領域を示す音声を出力してもよい(出力処理)。
第2の変更例としては、データセットの設定条件は、実施形態に限定されるものではない。設定条件の他の例としては、「同一日の検査」が挙げられる。同一日に、1人の患者に対する胸部CT画像検査と骨塩定量検査と血流シンチグラフィ検査とが行われ、胸部CT画像検査では、一つの投影データから肺野条件画像と縦隔条件画像が作成されたとする。
この場合、S201において、データセット設定部112は、CT画像の肺野条件画像と縦隔条件画像と、骨塩定量検査データ及び心筋血流シンチグラフィ検査データを選択し、これらをデータセットとして設定する。本例のように、データセットが撮影モダリティの異なる医用画像を含む場合には、モダリティ間の優先順位が予め記憶部105等に設定されているものとする。
そして、S202において、主画像選択部113は、予め設定された優先順位に従い、主画像を選択する。本例においては、上記4つの医用画像の中で、最も詳細な解剖学的情報を保持するCT画像データの肺野条件画像が主画像として選択される。
次に、S203において、特定領域抽出部114は、特定領域を抽出する。図3の特定領域テーブル300を利用した場合、肺野条件画像に対応する「肺野」、縦隔条件画像に対応する「軟部」、骨塩定量検査データに対応する「骨」、心筋血流シンチグラフィ検査に対応する「心臓」がそれぞれ特定領域として抽出される。
以上の処理により、本例においては、図8に示すように、サムネイル画像800には、肺野領域801、軟部領域802、骨領域803、心臓領域804が含まれ、各領域の境界位置には分割線811〜813が描画されている。
そして、S206においてサムネイル画像800の心臓領域804が選択されると、図9に示すように、医用画像領域520の部分領域521には、心筋シンチグラフィ検査データ901が表示される。さらに、骨領域803が選択されると、部分領域522には、骨塩定量検査データ902が表示される。
また、他の例としては、撮像装置におけるワークステーションにおいて、診療放射線技師等が特定の医用画像に対して、画像処理を行い別の医用画像を作成する場合がある。ここでいう別の医用画像の例としては、肺CT画像データから作成される血管データのボリュームレンダリング画像データ等が挙げられる。このような場合でも、特定領域抽出部114は、主画像を肺野条件画像とし、肺野領域と血管領域を特定領域として抽出することで、肺野条件画像とボリュームレンダリング画像をデータセットとするサムネイル画像を作成することができる。
第3の変更例としては、特定領域抽出部114は、1つの特定領域に対し複数の医用画像を対応付けてもよい。例えば、データセットに、肺野条件画像と、縦隔条件画像と、骨条件画像が含まれ、されに、これら3つの画像夫々に対するaxial断層画像と、coronal断層画像と、sagitta断層画像が含まれているとする。つまり、データセットは、9つの医用画像を含んでいる。なお、各断層画像データは、一般に知られる3次元的に収集された画像データを任意の方向の断層に再構成して表示する方法(MPR:multi−planar reconstruction)を用いて作成される。
図10は、本例に係る表示画面500の表示例を示す図である。ここで、主画像には、肺野条件画像のaxial断層画像が選択されているとする。この場合に作成されるサムネイル画像は、図4に示すサムネイル画像400と同様である。すなわち、サムネイル画像400には、肺野内領域401と、軟部領域402と、骨領域403とが含まれている。
そして、本例においては、特定領域抽出部114は、肺野内領域401に、肺野条件画像のaxial断層画像、coronal断層画像及びsagitta断層画像を対応付けて記憶する。また、特定領域抽出部114は、軟部領域402に、縦隔条件画像のaxial断層画像、coronal断層画像及びsagitta断層画像を対応付けて記憶する。また、特定領域抽出部114は、骨領域403に、骨条件画像のaxial断層画像、coronal断層画像及びsagitta断層画像を対応付けて記憶する。
これに対応し、サムネイル画像400の肺野内領域401が選択された場合には、図10に示すように医用画像領域520の部分領域521には、肺野内領域401に対応付けられている、肺野条件画像のaxial断層画像1001が表示される。さらに、部分領域522には、coronal断層画像1002が表示され、部分領域523には、sagitta断層画像1003が表示される。また、サムネイル画像400の骨領域403が選択された場合には、医用画像領域520には、骨領域403に対応付けられている、骨条件画像のaxial断層画像、coronal断層画像及びsagitta断層画像が表示される。
また、他の例としては、1つのデータセットに異なるモダリティにおいて撮像された医用画像が含まれているとする。この場合、特定領域抽出部114は、異なるモダリティにおいて撮影された複数の医用画像を1つの特定領域に対して対応付ける。
例えば、データセットに、胸部X線CT装置による肺野条件画像と、骨シンチグラフィ検査による骨シンチグラフィ検査データと骨塩定量検査による骨塩定量検査データが含まれているとする。この場合、肺野条件画像が主画像として選択され、サムネイル画像には、肺野内領域と骨領域が含まれる。そして、肺野内領域には、肺野条件画像が対応付けて記憶されており、骨領域には、骨シンチグラフィ検査データと骨塩定量検査データが対応付けて記憶されているものとする。この場合、ユーザにより骨領域が選択された場合に、表示処理部117は、骨シンチグラフィ検査データと骨塩定量検査データをそれぞれ医用画像領域520の異なる部分領域に表示する。
また、ある一定の期間内に同一の検査が行われている場合や造影CT検査と非造影CT検査が行われている場合にも本変更例を適用することができる。例えば、データセットに時点Aと時点Bの2時点における、肺野条件画像と縦隔条件画像と骨条件画像が夫々含まれているとする。この場合は、サムネイル画像は、肺野内領域と軟部領域と骨領域を含む。そして、肺野内領域には、時点A及び時点Bの夫々における肺野条件画像が対応付けられ、軟部領域には、時点A及び時点Bの夫々における縦隔条件画像が対応付けられ、骨領域には、時点A及び時点Bの夫々における骨条件画像が対応付けられる。
そして、ユーザにより肺野内領域が選択された場合には、表示処理部117は、時点Aにおける肺野条件画像と、時点Bにおける肺野条件画像とを医用画像領域520の異なる部分領域に表示する。
第4の変更例としては、第3の変更例のように、制御部101は、1つの特定領域に対し複数の医用画像が対応付けられている場合において、特定領域に対する異なるユーザ操作に応じ、対応する複数の医用画像に対し、異なる画像処理を実行してもよい。制御部101は、例えば画像処理として、既知のサブトラクション処理を行い、複数の医用画像の差分画像データを作成してもよい。この場合、差分画像が医用画像領域520に表示される。
また、他の例としては、制御部101は、1つの特定領域に対応付けられている複数の医用画像に対して既知の位置合わせ処理及び重ね合わせ処理を行い、複数の医用画像の重ね合わせ画像を作成、表示してもよい。
なお、異なるユーザ操作としては、マウス等を用いて行われるダブルクリックや右クリック等の入力方法である。また、タッチパネルへの操作の場合には、ピンチイン、ピンチアウト、ダブルタップ等の入力方法である。
第5の変更例としては、サムネイル画像作成部115は、複数の主画像を融合してサムネイル画像を作成してもよい。例えば、造影CT検査と非造影CT検査(単純CT検査)が同日に行われ、それぞれの検査に対して肺野条件画像と縦隔条件画像データと骨条件画像が作成されたとする。この場合、主画像選択部113は、造影CT検査における肺野条件画像と、非造影CT検査における肺野条件画像の2つの医用画像を主画像として選択する。
そして、サムネイル画像作成部115は、代表画像の左半分の領域を造影検査によって得られた肺野条件画像に基づいて作成し、代表画像の右半分の領域を非造影検査データによって得られた肺野条件画像に基づいて作成する。さらに、このとき、サムネイル画像作成部115は、2つの肺野条件画像のスライス位置を合わせて作成することで、自然な対応画像データを作成することができる。
図11は、第5の変更例に係るサムネイル画像の一例を示す図である。図11のサムネイル画像1100は、第1の領域1101と第2の領域1102とを有している。ここで、第1の領域1101は、造影検査データによって得られた肺野条件画像に基づいて作成された領域であり、第2の領域は、非造影検査データによって得られた肺野条件画像に基づいて作成された領域である。さらに、第1の領域1101と第2の領域1102の間には分割線1120が示されている。なお、サムネイル画像1100において、分割線1120は描画されなくともよい。
このサムネイル画像1100に対し、特定領域1111が選択されたとする。この場合には、表示処理部117は、特定領域1111に対応付けられている、造影検査データによって得られた肺野条件画像を選択し、これを医用画像領域520に表示する。また、特定領域1112が選択されたとする。この場合には、表示処理部117は、特定領域1112に対応付けられている、非造影検査データよって得られた肺野条件画像を選択し、これを医用画像領域520に表示する。
また、他の例としては、時点Aと時点Bの2時点において、それぞれ肺野条件画像と縦隔条件画像データと骨条件画像が作成されたとする。この場合、主画像選択部113は、各時点における肺野条件画像を主画像として選択する。そして、サムネイル画像作成部115は、サムネイル画像の左半分を時点Aの検査によって得られた肺野条件画像によって作成し、右半分を時点Bの検査によって得られた肺野条件画像によって作成する。
なお、本変更例においては、サムネイル画像作成部115は、各主画像のスライス位置を合わせることによって、複数の主画像の夫々の対応画像データの境界面を単純に中央で融合させる。ただし、境界面の融合方法は、実施形態に限定されるものではない。例えば、サムネイル画像作成部115は、Free−Form Deformation手法等の既知の変形位置合わせ手法を用いて境界面の融合を行ってもよい。
また、サムネイル画像作成部115は、複数の主画像に基づいて、新しい融合画像を作成し、その融合画像からサムネイル画像を作成してもよい。サムネイル画像作成部115は、例えば、複数の主画像に対して、既知のサブトラクション処理を行い、差分画像を作成し、差分画像をサムネイル画像としてもよい。
また他の例としては、サムネイル画像作成部115は、複数の主画像に対して既知の位置合わせ処理及び重ね合わせ処理を行い、得られた画像をサムネイル画像としてもよい。
なお、このように、差分画像や重ね合わせ処理により得られた画像等、新たな融合画像を作成した場合には、特定領域抽出部114は、新たな融合画像に対し特定領域(部分領域)抽出処理を行う。
第6の変更例としては、ユーザは、S205において表示されたサムネイル画像に対し、S206において特定領域に替えて、特定領域間の分割線を選択してもよい。この場合、指示受付部116は、分割線に接する複数の特定領域それぞれの選択指示を受け付ける。そして、表示処理部117は、選択指示に係る複数の特定領域それぞれに対応付けられている医用画像を特定し、特定した医用画像を医用画像領域520に表示する。
例えば、図12(A)に示すように、図4に示すサムネイル画像400において、分割線411が選択されたとする。この場合、指示受付部116は、分割線411に接する領域、すなわち肺野内領域401及び軟部領域402の選択指示を受け付ける。
そして、表示処理部117は、肺野内領域401及び軟部領域402それぞれに対応付けられている医用画像、すなわち肺野条件画像及び縦横条件画像を特定し、これらの医用画像を医用画像領域520に表示する。図12(B)は、医用画像の表示例を示す図である。このように、部分領域521に肺野条件画像1211が表示され、部分領域522に縦横条件画像1212が表示される。
なお、医用画像を表示させるためのユーザ操作は実施形態に限定されるものではない。他の例としては、ユーザは、複数の特定領域に跨って、すなわち分割線を横切って入力を行ってもよい。この場合においても、入力に係る複数の特定領域それぞれに対応付けられている医用画像が表示される。
第7の変更例としては、表示処理部117は、第6の変更例において説明したように、ユーザによって分割線が選択された場合に、分割線に接する複数の特定領域それぞれに対応付けられている医用画像に対し、画像処理を行ってもよい。表示処理部117は、例えば、分割線に応じて特定された複数の医用画像に対し、既知のサブトラクション処理を行い、複数の医用画像の差分画像を作成してもよい。この場合、表示処理部117は、差分画像を医用画像領域520に表示する。
また、他の例としては、表示処理部117は、既知の位置合わせ処理や重ね合わせ処理を行い、複数の医用画像の重ね合わせ画像を作成してもよい。この場合、表示処理部117は、重ね合わせ画像を医用画像領域520に表示する。
図13は、変形例5で示したように複数の主画像を融合して得られたサムネイル画像の一例を示す図である。図13に示すサムネイル画像1300は、時点Aにおいて得られた医用画像に基づいて作成された領域と、時点Bにおいて得られた医用画像に基づいて作成された領域とを有している。このサムネイル画像1300において、マウスポインタ1311により位置を確認しながら、ユーザが分割線1310を選択したとする。
この場合、表示処理部117は、時点Aの肺野条件画像と時点Bの肺野条件画像に対して既知のサブトラクション処理を行い、差分画像を作成する。そして、表示処理部117は、差分画像を医用画像領域に表示する。図14(A)は、差分画像の表示例を示す図である。図14(A)においては、差分画像1401は、部分領域521に表示されている。
また、他の例としては、表示処理部117は、医用画像領域520を図4(B)に示すように、異なるサイズの部分領域に分割し、最大サイズの部分領域1411に差分画像1401を表示する。そして、表示処理部117は、小さいサイズの部分領域1412,1413にそれぞれ差分画像1401の作成元の医用画像、すなわち時点A,Bそれぞれにおける医用画像1402,1403を表示してもよい。なお、分割線に接する医用画像に対して行う処理は実施形態に限定されるものではない。
第8の変更例としては、表示処理部117は、第6,7の変更例において説明したように、分割線が選択された場合に、分割線により特定される医用画像に対して実行可能な画像処理の種類を表示してもよい。これにより、ユーザは、表示された画像処理の種類の中から所望の画像処理を選択することができる。
図15は、画像処理の種類を示す画像処理選択ウインドウの表示例を示す図である。図4に示すサムネイル画像400において、マウスポインタ1500により位置を確認しながら、ユーザが分割線411を選択したとする。この場合、表示処理部117は、分割線411に接する肺野内領域401と軟部領域402それぞれに対応付けられている医用画像に対して実行可能な画像処理の種類を特定する。そして、表示処理部117は、特定した画像処理の種類を示す画像処理選択ウインドウ1510を表示する。なお、分割線に係る医用画像に対して実行可能な画像処理の種類は、医用画像の種類に応じて予め記憶部105等に設定されているものとする。
そして、ユーザにより所望の画像処理が選択されると、指示受付部116は、画像処理の選択指示を受け付ける。そして、制御部101は、選択指示に係る画像処理を実行し、処理結果を表示する。
なお、他の例としては、制御部101は、分割線に係る医用画像に対して実行可能か否かを判断することなく、予め定められた画像処理の種類を、画像処理選択ウインドウに表示してもよい。
さらに他の例としては、記憶部105等において、分割線への入力の種類と、画像処理の種類とを対応付けた画像処理テーブルが記憶されていてもよい。そして、制御部101は、画像処理テーブルを参照して、分割線への入力の種類に応じて、画像処理の種類を特定する。制御部101は、例えば分割線に対する右クリックが入力された場合は同時表示を実行し、ダブルクリックが入力された場合には差分画像データの作成を実行する。なお、処理内容の選択方法やウインドウに表示される処理方法は、実施形態に限定されるものではない。
第9の変更例としては、画像表示装置100は、一連のユーザ操作に応じて、特定領域の選択指示と、選択した特定領域に対応する医用画像を配置すべき部分領域521〜524を指定する配置指示とを受け付け可能としてもよい。ここで、配置指示とは、医用画像領域520内、すなわち医用画像の表示領域内において、表示対象の医用画像を表示すべき位置への配置を指示する情報である。なお、本例に係る配置指示においては、医用画像を表示すべき位置として、表示対象の医用画像を表示すべき部分領域521〜524が指定されている。
例えば、ユーザが特定領域から部分領域に対しドラッグアンドドロップの操作を行うとする。より具体的には、ユーザは、特定領域上にマウスを移動させ、特定領域を選択した状態で、さらにマウスを配置希望の部分領域まで移動(ドラッグ)させてマウスをリリースする(ドロップ)。この場合、指示受付部116は、ユーザ操作に係る特定領域の選択指示と、ユーザ操作に係る部分領域への配置指示を受け付ける。そして、表示処理部117は、表示対象の医用画像を、配置指示に係る部分領域に配置して表示する。
第10の変更例としては、画像表示装置100は、ユーザ操作に応じて、特定領域の選択指示と部分領域への配置指示とを受け付ける。さらに、本例に係る画像表示装置100においては、医用画像領域520の分割領域の数が変動し、画像表示装置100は、特定領域が選択される度に、分割領域の数と位置とを特定した上で、配置指示に係る分割領域を特定する。
図16は、第10の変更例に係る画像表示処理を示すフローチャートである。ここでは、実施形態において説明した画像表示処理と異なる処理について説明する。なお、実施形態に係る画像表示処理における各処理と同一の処理には、同一の番号を付している。
制御部101は、S205においてサムネイル画像を表示した後、処理をS1601へ進める。S1601において、制御部101は、医用画像領域520の分割状態を特定し、その後処理をS206へ進める。ここで、分割状態は、分割数と各部分領域の配列規則により表現されるものとする。例えば、医用画像領域520の分割数をl、行数をn、列数をmとした場合には、図5に示す医用画像領域520の分割状態は、(l、n、m)=(4、2、2)となる。なお、分割状態は、医用画像領域がどのように分割されているかを示す情報であればよく、具体的な内容は、本例に限定されるものではない。
制御部101は、S206において選択指示を受け付ける。さらに、S1602において、制御部101は、ユーザによる特定領域をある方向にドラッグする操作が行われると、この操作に対応して配置指示の入力を受け付ける。なお、配置指示に対応するユーザ操作は、本例に限定されるものではない。
他の例としては、画像表示装置100が、操作部106と表示部107が一体に設けられたタッチパネル式モニタを有するとする。この場合には、制御部101は、ユーザが一般にフリックと呼ばれる操作方法を、ある方向に向けて行うと、この操作に対応して配置指示の入力を受け付ける。
図17は、配置指示に対応するユーザ操作の説明図である。矢印1700は、操作部106によって制御される位置情報(例えば、マウスポインタ)を表す。R10は、矢印1700が示す位置を中心Oとした円である。矢印1700の真右方向を0°とした時、中心Oから0°、90°、180°、270°の方向に伸ばした直線と円R10とが交わる点を、それぞれ点A、B、C、Dとする。
そして、制御部101は、部分領域521,522,523,524に対し、されぞれ、90°〜180°,0°〜90°,180°〜270°,270°〜0°の角度範囲を対応付ける。そして、制御部101は、90°〜180°の角度範囲内の方向へのユーザ操作を受け付けた場合に、部分領域521への配置指示の入力を受け付ける。
同様に、制御部101は、0°〜90°の角度範囲内の方向へのユーザ操作を受け付けた場合には、部分領域522への配置指示の入力を受け付ける。また、制御部101は、180°〜270°,270°〜0°の角度範囲内の方向へのユーザ操作を受け付けた場合には、それぞれ部分領域523,524への配置指示の入力を受け付ける。
以上のように、本例においては、画像表示装置100は、ユーザの希望する医用画像を、ユーザの希望する部分領域に表示することができる。すなわち、ユーザは、少ない手間で、意図する医用画像を希望の部分領域に表示させることができる。
第11の変更例としては、画像表示装置100は、表示部107を有さなくともよい。この場合、画像表示装置100は、図1等を参照しつつ説明した制御部101の機能を有する表示制御装置として機能し、外部に設けられた表示装置に対して表示部107に表示させるべき画像を出力すればよい。
<その他の実施形態>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給する。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
また、本実施形態にかかる画像表示装置の処理の一部又はすべては、クラウドをはじめとするネットワークを介した複数の装置により実現されてもよい。
以上、上述した各実施形態によれば、ユーザによる煩雑な作業を要することなく、ユーザの所望の医用画像を表示することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
100 画像処理装置、101 制御部、112 データセット設定部、113 主画像選択部、114 特定領域抽出部、115 サムネイル画像作成部、117 表示処理部

Claims (17)

  1. 複数の医用画像を含むデータセットを代表する縮小画像を表示部に表示する表示処理手段と、
    前記縮小画像に対して設定されている部分領域の選択指示を受け付ける受付手段と、
    前記選択指示に係る前記部分領域に対応付けられている前記医用画像を特定する特定手段と
    を有し、
    前記表示処理手段は、前記特定手段により特定された前記医用画像をさらに表示することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記表示処理手段は、縮小画像及び医用画像それぞれを表示する領域が割り当てられた表示画面を前記表示部に表示し、
    前記受付手段は、前記選択指示に係る前記部分領域に対応付けられている前記医用画像を表示する前記医用画像の表示領域内における配置指示をさらに受け付け、
    前記表示処理手段は、前記配置指示に従い前記医用画像の前記表示領域内に前記医用画像が配置された前記表示画面を前記表示部に表示することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記受付手段が前記部分領域の前記選択指示を受け付けた場合に、前記部分領域を示す情報を出力する出力手段をさらに有することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記特定手段は、前記部分領域に対して複数の前記医用画像が対応付けられている場合に、複数の医用画像それぞれを特定し、
    前記表示処理手段は、複数の医用画像それぞれを表示することを特徴とする請求項1乃至3何れか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記受付手段は、ユーザにより前記表示部に表示されている前記縮小画像に含まれる複数の部分領域の間の分割線が選択された場合に、前記分割線に接する複数の部分領域それぞれの前記選択指示を受け付け、
    前記特定手段は、前記選択指示に係る各部分領域に対応付けられている前記医用画像を特定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記受付手段は、ユーザにより前記表示部に表示されている前記縮小画像に含まれる複数の部分領域の間の分割線が選択された場合に、前記分割線に接する複数の部分領域それぞれの前記選択指示を受け付け、
    前記表示処理手段は、前記選択指示に係る複数の部分領域に対応付けられている前記医用画像に対して画像処理を行った結果を表示することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記受付手段は、ユーザにより前記表示部に表示されている前記縮小画像に含まれる複数の部分領域の間の分割線が選択された場合に、前記分割線に接する複数の部分領域それぞれの前記選択指示を受け付け、
    前記表示処理手段は、前記選択指示に係る複数の部分領域に対して実行可能な画像処理の種類を表示することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 前記表示処理手段は、異なる時点に撮影された医用画像を代表する前記縮小画像において、異なる時点それぞれに対応する前記部分領域の選択指示を受け付けた場合に、前記異なる時点に撮影された医用画像の差分画像と、前記異なる時点に撮影された複数の医用画像とを表示することを特徴とする請求項1乃至7何れか1項に記載の情報処理装置。
  9. 複数の医用画像を含むデータセットから主画像を選択する主画像選択手段と、
    前記医用画像それぞれの部分領域を抽出する部分領域抽出手段と、
    前記主画像の部分領域を識別可能な縮小画像を作成する作成手段と
    をさらに有し、
    前記表示処理手段は、前記作成手段により作成された前記縮小画像を表示することを特徴とする請求項1乃至8何れか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記医用画像それぞれに付与された付帯情報に基づいて、予め定められた条件に従い、前記データセットを設定するデータセット設定手段をさらに有し、
    前記主画像選択手段は、前記データセット設定手段により設定された前記データセットから前記主画像を選択することを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 前記主画像選択手段は、前記医用画像それぞれに付与された付帯情報に基づいて、予め定められた条件に従い、前記主画像を選択することを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  12. 前記部分領域抽出手段は、前記医用画像それぞれに付与された付帯情報に基づいて、予め定められた条件に従い、前記部分領域を抽出することを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  13. 複数の医用画像を含むデータセットから主画像を選択する主画像選択手段と、
    前記医用画像それぞれの部分領域を抽出する部分領域抽出手段と、
    前記主画像の部分領域を識別可能な縮小画像を作成する作成手段と、
    前記作成手段により作成された前記縮小画像を表示する表示処理手段と
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  14. 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    複数の医用画像を含むデータセットを代表する縮小画像を表示部に表示する第1の表示処理ステップと、
    前記縮小画像に対して設定されている部分領域の選択指示を受け付ける受付ステップと、
    前記選択指示に係る前記部分領域に対応付けられている前記医用画像を特定する特定ステップと、
    前記特定ステップにおいて特定された前記医用画像を表示する第2の表示処理ステップと
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  15. 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    複数の医用画像を含むデータセットから主画像を選択する主画像選択ステップと、
    前記医用画像それぞれの部分領域を抽出する部分領域抽出ステップと、
    前記主画像の部分領域を識別可能な縮小画像を作成する作成ステップと、
    前記作成ステップにおいて作成された前記縮小画像を表示する表示処理ステップと
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  16. コンピュータを、
    複数の医用画像を含むデータセットを代表する縮小画像を表示部に表示する第1の表示処理手段と、
    前記縮小画像に対して設定されている部分領域の選択指示を受け付ける受付手段と、
    前記選択指示に係る前記部分領域に対応付けられている前記医用画像を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された前記医用画像を前記表示部に表示する第2の表示処理手段と
    して機能させるためのプログラム。
  17. コンピュータを
    複数の医用画像を含むデータセットから主画像を選択する主画像選択手段と、
    前記医用画像それぞれの部分領域を抽出する部分領域抽出手段と、
    前記主画像の部分領域を識別可能な縮小画像を作成する作成手段と、
    前記作成手段により作成された前記縮小画像を表示する表示処理手段と
    として機能させるためのプログラム。
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