JP2016157742A - ケーブルダクト、静止誘導機器及び系統連系盤 - Google Patents

ケーブルダクト、静止誘導機器及び系統連系盤 Download PDF

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雄治 篠永
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耕治 松永
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Abstract

【課題】雨水等が浸水し難く、コンパクト化とコスト低減に寄与するケーブルダクト、静止誘導機器及び系統連系盤を提供する。
【解決手段】ケーブルダクト3は系統連系盤1に突設されたダクト301と変圧器2に突設されたダクト302をフランジ接続して両機器の間に架設される。ダクト301の先端にフランジが設けられ、その接続面にはシール部材が固着されている。フランジにはフランジ接続部分を遮蔽する遮蔽部材3012、3013が設けられている。ダクト302の先端にフランジ3021が設けられ、その下辺部に水切り部材3022が設けられている。変圧器2を所定の位置に配置した後系統連系盤1を所定の位置に配置する作業でダクト301をダクト302に押し付け、フランジを圧縮したシール部材によって接続する。
【選択図】図1

Description

本発明は、第1のダクトと第2のダクトをフランジ接続して成るケーブルダクト、第1のダクトを有する静止誘導機器及び第2のダクトを有する系統連系盤に関するものである。
太陽光発電システムの構成要素である系統連系盤と変圧器においては、両機器が屋外に配置されることから、系統連系盤と変圧器とを電気的に接続するケーブルを雨、風、雪などから守るために、従来、系統連系盤と変圧器の間にケーブルダクトを架設し、そのケーブルダクト内にケーブルを収納する構造が採られている。
変圧器と系統連系盤は、通常、屋外の設置場所の所定の位置にそれぞれ個別に設置されるので、ケーブルダクトは、一般に、予め変圧器に突設された第1のダクトと予め系統連系盤に突設された第2のダクトで構成される。そして、ケーブルダクトは、変圧器と系統連系盤を設置した後、第1のダクトと第2のダクトとをフランジ接続して変圧器と系統連系盤との間に架設される。
また、第1のダクトと第2のダクトのフランジ接続では、例えば、特許文献1,2に記載されているように、一般に、第1のダクトの接続端に設けられたフランジと第2のダクトの接続端に設けられたフランジをナットとボルトで締結する方法が採られている。
特開2001−110644号公報 特開2011−250529号公報
従来の変圧器と系統連系盤との間に架設されるケーブルダクトは、変圧器に設けられた第1のダクトと系統連系盤に設けられた第2のダクトとをボルト締めによるフランジ接続で接続する構造であるので、変圧器及び系統連系盤の設置場所に作業者が第1のダクトと第2のダクトの両フランジをボルト締めするための作業スペースを確保する必要がある。
変圧器と系統連系盤は、ケーブルダクトの長さを可級的に短くしてコンパクトに設置されることが望ましいが、第1,第2のダクトの長さには作業者によるフランジ接続の作業スペースを確保するための長さが必要になるので、その分、ケーブルダクトの長さが長くなり、変圧器と系統連系盤のコンパクトな設置を阻害する要因となっている。
また、例えば、設置場所の所定の位置に変圧器を配置した後、系統連系盤を配置し、第1,第2のダクトの両フランジの接続面を合わせるように位置合わせした後に作業者が両フランジのボルト締めの作業をするので、ケーブルダクトのフランジ接続のための作業時間を要し、変圧器及び系統連系盤の設置における作業負担や作業時間を増大させる要因となっている。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、太陽光発電システムのコンパクト化とコスト低減に寄与するケーブルダクト、静止誘導機器及び系統連系盤を提供することを目的とする。
本第一の発明のケーブルダクトは、第1の電気機器に突設される第1のダクトと第2の電気機器に突設される第2のダクトとをフランジ接続して第1の電気機器と第2の電気機器との間に架設されるケーブルダクトであって、第1のダクトは、第2のダクトとの接続端に設けられた第1のフランジと、第1のフランジの第2のフランジとの接続面に固着された弾性体からなるシール部材と、第1のダクトと第2のダクトとをフランジ接続したときに当該フランジ接続の部分を蔽うように、第2のフランジに設けられた遮蔽部材とを有し、第2のダクトは、第1のダクトとの接続端に設けられた第2のフランジと、第2のフランジの下辺部に延設された水切り部材とを有し、第1のダクトと第2のダクトとは、第1の電気機器を第2の電気機器に対して第1のフランジと第2のフランジの間隔がシール部材の厚みよりも小さくなる位置関係で設置することにより、第1のフランジと第2のフランジとが圧縮されたシール部材によって接続されることを特徴とする、ケーブルダクトである。
また、本第二の発明のケーブルダクトは、第一の発明に対して、第1のダクトと第2のダクトの断面形状は、矩形であることを特徴とする、ケーブルダクトである。
また、本第三の発明のケーブルダクトは、第一又は第二の発明に対して、遮蔽部材は、第2のフランジの上辺部に設けられた断面形状がコの字型の棒状部材と、第2のフランジの両側辺部にそれぞれ設けられた板部材とで構成されことを特徴とする、ケーブルダクトである。
また、本第四の発明のケーブルダクトは、第一乃至第三のいずれかの発明に対して、水切り部材は、第2のフランジの下辺部に前側に傾斜させて延設された板材であることを特徴とする、ケーブルダクトである。
また、本第五の発明の静止誘導機器は、第一乃至第四のいずれかの発明に対して、第2の電気機器は、静止誘導機器であり、第1の電気機器は、静止誘導機器に電力を供給する系統連系盤であることを特徴とする、静止誘導機器である。
また、本第六の発明の静止誘導機器は、ケーブルダクトによって系統連系盤に接続され、当該ケーブルダクト内に架設されるケーブルによって系統連系盤と電気的に接続静止誘導機器であって、ケーブルダクトは、系統連系盤の筐体に突設された第1のダクトと静止誘導機器の筐体に突設された第2のダクトとをフランジ接続して成り、第2のダクトは、第1のダクトとの接続端に設けられたフランジと、フランジの下辺部に延設された水切り部材と、を備えることを特徴とする、静止誘導機器である。
また、本第七の発明の系統連系盤は、ケーブルダクトによって静止誘導機器に接続され、当該ケーブルダクト内に架設されるケーブルによって静止誘導機器と電気的に接続される系統連系盤であって、ケーブルダクトは、系統連系盤の筐体に突設された第1のダクトと静止誘導機器の筐体に突設された第2のダクトとをフランジ接続して成り、第1のダクトは、第2のダクトとの接続端に設けられたフランジと、フランジのフランジ接続面に固着された弾性体からなるシール部材と、第1のダクトと第2のダクトとをフランジ接続したときに当該フランジ接続の部分を蔽うように、フランジの上辺部に設けられた遮蔽部材と、を備えることを特徴とする、系統連系盤である。
本発明によるケーブルダクトによれば、第1の電気機器に設けられた第1のダクトと第2の電気機器に設けられた第2のダクトのフランジ接続をボルト締めではなく、第1のフランジと第2のフランジを圧縮されたシール部材によって接続する構造であるので、第1の電気機器と第2の電気機器を設置した後に作業者が第1のフランジと第2のフランジとのフランジ接続の作業をする必要がなくなる。
これにより、第1の電気機器と第2の電気機器の設置における作業負担と作業時間を低減することができる。
また、第1のダクトと第2のダクトの長さの設計において、作業者のフランジ接続作業のための作業スペースを考慮する必要がなくなるので、第1のダクトと第2のダクトの長さを可級的に短くすることができ、第1の電気機器と第2の電気機器をコンパクトに設置することができる。
また、第1のダクトと第2のダクトをフランジ接続すると、遮蔽部材がフランジ接続の部分を蔽うので、第1のフランジと第2のフランジの接続部分の上辺や両側辺の部分から雨水等が侵入するのを防止することができる。さらに、第1のフランジと第2のフランジのフランジ接続部分に雨水等が浸入した場合、第1のダクトに下辺部に設けられた水切り部材により雨水等を速やかに落下させるので、圧縮したシール部材によるフランジ接続であっても接続部分の防水効果を低下させることがない。
屋外に設置される太陽光発電システムの変圧器と系統連系盤の部分を正面から見た図 同変圧器と系統連系盤との間に架設されるケーブルダクトを構成する一方のダクトの形状を示す斜視図 同一方のダクトの縦断面図 同ケーブルダクトを構成する他方のダクトの形状を示す斜視図 同他方のダクトの縦断面図 同変圧器と同系統連系盤を設置場所に設置したときの両機器の相互の位置関係を示す平面図 同変圧器を設置スペースの所定の設置位置に配置した状態を示す正面図 同系統連系盤を設置スペースの所定の設置位置からずれた位置に配置した状態を示す正面図 同系統連系盤を設置スペースの所定の設置位置からずれた位置に配置したときのケーブルダクトの接続部分の状態を示す図 同系統連系盤を所定の設置位置に移動させることによりケーブルダクトが架設された状態を示す正面図 同ケーブルダクトのフランジ接続部分に設けた遮蔽部材の効果を説明するための図 同ケーブルダクトのフランジ接続部分に設けた水切り部材の効果を説明するための図
以下、本発明に係るケーブルダクトの実施の形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
本実施の形態においては、太陽光発電システムの構成要素である変圧器(静止誘導機器)と当該変圧器に電力を供給する系統連系盤との間に架設されるケーブルダクトを例に説明する。
図1は、屋外に設置される太陽光発電システムの変圧器と系統連系盤の部分を正面から見た図である。図2は、ケーブルダクトを構成する一方のダクトの形状を示す斜視図、図3は、一方のダクトの縦断面図である。また、図4は、ケーブルダクトを構成する他方のダクトの形状を示す斜視図、図5は、他方のダクトの縦断面図である。
以下の説明では、ケーブルダクトの構成要素である2つのダクトを区別するため、一方のダクトを「第1のダクト」と称し、他方のダクトを「第2のダクト」と称する。また、ケーブルダクトは、後述するように、第1のダクトと第2のダクトをフランジ接続で接続することにより変圧器と系統連系盤との間に架設されるものであり、第1,第2のダクトの先端にはそれぞれフランジが設けられるので、両フランジを区別するため、第1のダクトに設けられるフランジを「第1のフランジ」と称し、第2のダクトに設けられるフランジを「第2のフランジ」と称する。
系統連系盤1は、太陽光発電システムを図示省略の電力系統に連系させるための機器を収納する設備である。電力系統に連係させるための機器は、例えば、安全器や開閉器などである。系統連系盤1は、直方体形状の金属製の筐体101を備え、その筐体101の一方の側面101A(図1では、右側の側面)の上部に本発明に係るケーブルダクト3の構成要素である第1のダクト301が突設されている。
第1のダクト301は、長方形状の断面形状(図2参照)を有する直線状の管体から成る角ダクトである。第1のダクト301は、筐体101の側面に、管体が水平に延びるように取り付けられている。筐体101の側面における第1のダクト301の高さ位置H1[mm](設置面からの高さ位置)は、変圧器2に設けられた第2のダクト302の高さ位置H2[mm](設置面からの高さ位置)に一致するように設定されている。なお、図1では、第1のダクト301と第2のダクト302の高さ位置H1,H2をケーブルダクト3の中心軸Mと設置面との間の距離で示している。
第1のダクト301の先端には、第1のフランジ3011が設けられている。第1のフランジ3011は、図2に示すように、第1のダクト301の4つの側面に所定幅W[mm](図3参照)で鍔のように外側に張り出した厚みT[mm](図3参照)を有する環状の部材である。第1のフランジ3011の第2のダクト302に設けられた第2のフランジ3021との接続面には、ゴムや樹脂などの弾性部材から成るシール部材4が固着されている。
シール部材4は、第1のダクト301と第2のダクト302をフランジ接続した部分から雨水などの流体物がケーブルダクト3内に浸入するのを防止するための部材である。第1のダクト301と第2のダクト302は、後述するように、両ダクト301,302で弾性体からなるシール部材4を圧縮した状態で保持することにより当該シール部材4でよってフランジ接続されるため、当該シール部材4は、所定の厚みt[mm](図3参照)を有している。
第1のダクト301の先端開口を正面に見て、第1のフランジ3011の上側に張り出した部分と両側に張り出した部分には、圧縮されたシール部材4で接続された第1のダクト301と第2のダクト302のフランジ接続部分を遮蔽する遮蔽部材3012,3013,3014が取り付けられている(図2,図3参照)。
遮蔽部材3012は、断面形状がコ字型の棒状部材から成り、第1のフランジ3011の上側に張り出した部分に設けられている。遮蔽部材3013は、縦長の板部材から成り、遮蔽部材3013は、第1のダクト301の開口を正面に見たときの第1のフランジ3011の左側に張り出した部分に設けられている。遮蔽部材3014は、遮蔽部材3014と同一の縦長の板部材から成り、第1のフランジ3011の右側に張り出した部分に設けられている。
遮蔽部材3012,3013,3014は、圧縮されたシール部材4によって接続された第1のフランジ3011と第2のフランジ3021の上部と両側部を蔽い、雨や雪などが直接、フランジ接続の部分に掛からないようにし、雨水などがフランジ接続の部分からケーブルダクト3内に浸入しないようにするものである。
本実施の形態では、遮蔽部材3012と遮蔽部材3013,3014は、所定の形状に切り出した板材を折り曲げて一体的に形成されている。遮蔽部材3012と遮蔽部材3013,3014をそれぞれ別部材で構成し、それぞれ第1のフランジ3011に取り付ける構造でもよい。また、本実施の形態では、遮蔽部材3012,3013,3014を第1のフランジ3011とは別部材にし、遮蔽部材3012を第1のフランジ3011に固着しているが、一体成形により遮蔽部材3012,3013,3014と第1のフランジ3011に一体的に形成してもよい。
変圧器2は、太陽光発電システムで生成される低電圧交流を電力系統に連系させるための高電圧交流に変換する機器である。例えば、電力系統が6600ボルトの配電系統の場合、太陽光発電システムで生成される数百ボルトの低電圧交流を6600ボルトの高電圧交流に変換する。
変圧器2は、直方体形状のタンク201を備え、そのタンク201の側面には短冊状の複数の放熱フィン202が突設されている。また、タンク201の一方の側面(図1では、左側の側面)の放熱フィン202の上側にケーブルダクト3の構成要素である第2のダクト302が突設されている。第2のダクト302は、タンク201の側面に、管体が水平に延びるように取り付けられている。第2のダクト302は、変圧器2を地面に設置したときに、設置面からの高さがH2[mm]となるタンク201の高さ位置に設けられている。
第2のダクト302は、第1のダクト301と同一の断面形状を有する直線状の管体からなる角ダクトである。第2のダクト302の先端には、第2のフランジ3021が設けられている。第2のフランジ3021は、図4に示すように、第2のフランジ3021の4つの側面に所定幅W[mm](図5参照)で鍔のように外側に張り出した厚みT[mm](図5参照)を有する環状の部材である。
第2のフランジ3021の先端開口を正面に見て、第2のフランジ3021の下側に張り出した部分には、横長の板材から成る水切り部材3022が形成されている(図4,図5参照)。水切り部材3022は、第2のフランジ3021の接続面に対して下端が前側(第1のフランジ3011側)に出っ張るように所定の角度θ(図4,図5参照)で傾斜させて形成されている。
水切り部材3022は、第1のダクト301と第2のダクト302のフランジ接続の部分に雨水等が浸入した場合にその雨水等が下方に抜けるようにするための部材である。水切り部材3022の上側の面に、雨水等の落下を促進するために、例えば、フッ素系の樹脂などを用いた撥水性の膜をコーティングしたり、撥水性を有する薄板を貼り付けたりしてもよい。
本実施の形態では、水切り部材3022を第2のフランジ3021に一体的に形成しているが、水切り部材3022を第2のフランジ3021とは別部材にして第2のフランジ3021に固着するようにしてもよい。
次に、第1のダクト301と第2のダクト302のフランジ接続の方法について、説明する。
本実施の形態に係るケーブルダクト3は、第1のダクト301の第1のフランジ3011と第2のダクト302の第2のフランジ3021にボルト締めのための穴が設けられておらず、第1のダクト301の第1のフランジ3011と第2のダクト302の第2のフランジ3021が圧縮したシール部材4によって接続される構成となっている。
従って、変圧器2を地面の所定の設置位置P2(図6参照)に設置した後、系統連系盤1を地面の所定の設置位置P1(図6参照)に設置する際に第1のダクト301の第1のフランジ3011を第2のダクト302の第2のフランジ3021に押し付ける作業が同時に行われ、系統連系盤1の設置作業が完了すると、第1のダクト301と第2のダクト302とのフランジ接続も完了するようになっている。
図6は、系統連系盤1の設置位置P1と変圧器2の設置位置P2の位置関係を示す平面図である。
図6において、設置位置P1は、系統連系盤1を所定の設置スペースS1に設置する作業を説明するために、当該配置スペースS1内に便宜上設けた系統連系盤1の設置位置である。図6では、系統連系盤1を上から見た形状が長方形状であるので、系統連系盤1の設置スペースS1をその長方形状よりも一回り大きい長方形状のスペースで描いている。
設置位置P2は、設置位置P2は、変圧器2を所定の設置スペースS2に設置する作業を説明するために、当該配置スペースS2内に便宜上設けた変圧器2の設置位置である。図6では、変圧器2を上から見た放熱フィンを含む形状が長方形状であるので、変圧器2の配置スペースS2をその長方形状よりも一回り大きい長方形状のスペースで描いている。
なお、図6の系統連系盤1と変圧器2を上から見た形状は、正確な形状を示すものではなく、円形、長方形、台形などの基本的な形状に分類した場合の外形形状で示している。設置スペースS1,S2も同様である。そして、図6では、設置位置P1と設置位置P2を、便宜上、配置スペースS1と配置スペースS2の略中央にそれぞれ描いている。
図6において、系統連系盤1の第1のダクト301の長手方向に延びる線M1は、当該第1のダクト301の開口の中心を通る水平な中心線であり、変圧器2の第2のダクト302の長手方向に延びる線M2は、当該第2のダクト302の開口の中心を通る水平な中心線である(図2,図4参照)。
系統連系盤1の位置を示す線として系統連系盤1の略中央を通る縦方向(図1で上下方向)の線であって中心線M1と交差する線N1(図8参照)を便宜的に設定すると、系統連系盤1の設置スペースS1への設置作業では、系統連系盤1の位置線N1を設置位置P1に合わせ、中心線M1が設置位置P2を通る垂線と交差する向きにして設置位置P1に配置する作業が行われる。
また、変圧器2の位置を示す線として変圧器2の略中央を通る縦方向(図1で上下方向)の線であって中心線M2と交差する線N2(図7参照)を便宜的に設定すると、変圧器2の設置スペースS2の設置作業では、変圧器2の位置線N2を設置位置P2に合わせ、中心線M2が設置位置P1を通る垂線と交差する向きにして設置位置P2に配置する作業が行われる。
系統連系盤1の第1のダクト301が設けられた側面101Aと変圧器2の第2のダクト302が設けられた側面201Aとの間の距離をL0[mm](図6,図10参照)、系統連系盤1の側面101Aから第1のダクト301の第1のフランジ3011の先端面までの距離をL1[mm](図3,図10参照)、変圧器2の側面201Aから第2のダクト302の第2のフランジ3021の先端面までの距離をL2[mm](図5,図10参照)とすると、設置位置P1と設置位置P2の位置関係は、(L1+L2)<L0<(L1+L2+t)を満たす関係に設定されている。
上記の寸法関係は、変圧器2を設置位置P2に設置した後、系統連系盤1を設置位置P1に設置すると、変圧器2の第2のダクト302の先端が系統連系盤1の第1のダクト301のシール部材4に押し付けられ、当該シール部材4の厚みtを圧縮するような関係である(図10参照)。
次に、第1のダクト301と第2のダクト302のフランジ接続の作業について、図7〜図10を用いて説明する。
まず、図7に示すように、変圧器2を設置スペースS2の設置位置P2に配置する。この配置作業では、例えば、変圧器2の位置線N2を垂直にした姿勢で変圧器2を吊り上げ、変圧器2の向きを中心線M2が設置位置P1を通る垂線と交差する向きにして変圧器2の位置線N2を設置位置P2に合わせた後、垂直に下降させる作業が行われる。
次に、系統連系盤1を以下の手順で設置スペースS1の設置位置P1に配置する(図1参照)。まず、系統連系盤1の位置線N1を垂直にした姿勢で系統連系盤1を吊り上げ、系統連系盤1の向きを中心線M1が設置位置P2を通る垂線と交差する向きにして、位置線N1を設置位置P1から所定の距離ΔL[mm]だけ離れた位置P3に設定する。
位置P3は、図8に示すように、設置位置P1と設置位置P2を結ぶ線上の設置位置P2に対して外側の位置である。また、距離ΔLは、シール部材4が圧縮されるサイズをΔt[mm]、遮蔽部材3012のシール部材4の先端から張り出す部分のサイズをD[mm](図3,図9参照)とすると、Δt<t<ΔL<(D−T)(Tは、第2のフランジ3021の厚み。図5参照)を満たす距離である。Δt<t<ΔL<(D−T)の条件は、系統連系盤1を下降したときに、変圧器2の第2のダクト302の第2のフランジ3021が遮蔽部材3012の内側に入るための条件である。
次に、系統連系盤1を垂直に下降して、系統連系盤1の第1のダクト301の開口301A(図2参照)と変圧器2の第2のダクト302の開口302A(図4参照)を正対させる(図8参照)。なお、変圧器2の第2のダクト302の第2のフランジ3021と系統連系盤1の第1のダクト301の第1のフランジ3011との距離は、系統連系盤1を垂直に下降したときに第2のフランジ3021が遮蔽部材3012の内側に入る距離であるので、系統連系盤1の第1のダクト301の開口301Aと変圧器2の第2のダクト302の開口302Aとが正対すると、図9に示すように、第1のフランジ3011と第2のフランジ3021の上辺の部分が遮蔽部材3012に蔽われることになる。
図9は、図8の第1のダクト301と第2のダクト302のフランジ接続の部分を拡大した図であるが、シール部材4の状態が分かるようにするため、遮蔽部材3013は描いていない。
次に、位置線N1が設置位置P1に一致するように、系統連系盤1の位置を変圧器2側にΔLだけずらせる。系統連系盤1を変圧器2側に移動させると、第1のダクト301のシール部材4の先端が第2のダクトの第2のフランジ3021に接触するようになるが、接触したときの第1のダクト301と第2のダクト302の長さ(L1+L2+t)は、L0<(L1+L2+t)であるので、第1のダクト301のシール部材4は、接触した後も当該第2のフランジ3021に押し付けられ、その押圧力により圧縮される。
系統連系盤1の位置を変圧器2側にΔLだけずらせたときの第1のダクト301と第2のダクト302の長さは、(L1+L2+t−Δt)=L0(図10参照)となるが、(t−Δt)>0であるから、(L1+L2)<(L1+L2+t−Δt)<(L1+L2+t)を満たす。従って、系統連系盤1を位置P3からずらせて設置位置P1に配置すると、図10に示すように、ケーブルダクト3は、系統連系盤1と変圧器2の間に、第1のダクト301の第1のフランジ3011と第2のダクト302の第2のフランジ3021を圧縮したシール部材4によって接続する態様のフランジ接続で架設されることになる。
図9は、図8の状態から系統連系盤1を設置位置P1に移動させたときの第1のダクト301と第2のダクト302のフランジ接続の部分を拡大した図であるが、シール部材4の状態が分かるようにするため、遮蔽部材3013は描いていない。
そして、変圧器2のタンク201の下部に設けられたベース203(図7参照)をアンカーボルトなどで地面に固定するとともに、系統連系盤1の筐体101の下部に設けられたベース102(図8参照)をアンカーボルトなどで地面に固定することにより、系統連系盤1及び変圧器2の設置とケーブルダクト3の架設の作業は終了する。
以上説明したように、本実施の形態に係るケーブルダクト3によれば、第1のダクト301の第1のフランジ3011と第2のダクト302の第2のフランジ3021を圧縮したシール部材4によって接続する態様でフランジ接続するようにしているので、第1のダクト301と第2のダクト302のフランジ接続作業において、従来のように、第1のフランジ3011と第2のフランジ3021をボルトとナットによって締結する作業が不要になる。
これにより、第1のダクト301と第2のダクト302をフランジ接続するためのナットとボルトなどの締結具が不要になる。
また、変圧器2を所定の設置位置P2に配置した後、系統連系盤1を一旦位置P3に配置し、その後系統連系盤1を移動させて所定の設置位置P1に配置する作業によって同時に、第1のダクト301の第1のフランジ3011と第2のダクト302の第2のフランジ3021を圧縮したシール部材4によって接続するので、実質的に第1のダクト301と第2のダクト302のフランジ接続作業がなくなり、系統連系盤1及び変圧器2の設置とケーブルダクト3の架設における作業負担と作業時間を低減することができる。
また、変圧器2と系統連系盤1をそれぞれ設置位置P1と設置位置P2に配置した後、作業者が第1のダクト301と第2のダクト302のフランジ接続を行うための作業スペースを確保するために、第1のダクト301と第2のダクト302の長さを長くなる必要がないので、その分、ケーブルダクト3の長さを短くすることができ、系統連系盤1と変圧器2をコンパクトに配置することができる。延いては、系統連系盤1、変圧器2及びケーブルダクト3を用いた太陽光発電システムのコンパクト化、省スペース化を図ることができる。
また、第1のダクト301の第1のフランジ3011と第2のダクト302の第2のフランジ3021を圧縮したシール部材4によって接続した部分は、図11,図12に示すように、上側が遮蔽部材3012によって蔽われ、両側側が遮蔽部材3013,3014によって蔽われているので、遮蔽部材3012,3013,3014が蔽う上側の領域ARや両側の領域(図11,図12では見えていない。)には雨や雪などが直接掛かることがなく、雨や雪などによる水分がシール部材4からケーブルダクト3内に浸入し難くすることができる。
また、第1のダクト301と第2のダクト302のフランジ接続の部分の遮蔽部材3012,3013,3014で蔽われていない部分に雨や雪などが掛かり、シール部材4からケーブルダクト3内に雨水等が浸入した場合でも、図12に示すように、シール部材4の下部から染み出す雨水等を第2のダクト302の下辺部に設けられた水切り部材3022によって速やかに下方に落下させるので、ケーブルダクト3内のケーブル等が雨水等で水浸しになることを低減することができる。
上記の実施の形態では、ケーブルダクト3の断面形状が長方形の場合について説明したが、ケーブルダクト3の断面形状は長方形に限定されるものではなく、任意の形状を採用することができる。
上記の実施の形態では、系統連系盤1と変圧器2との間に架設されるケーブルダクト3について説明したが、ケーブルダクト3が架設される2つの電気機器は、系統連系盤1と変圧器2に限定されるものではなく、他の種類の電気機器であってもよい。
以上のように、本発明に係るケーブルダクト3は、系統連系盤1と変圧器2を設置場所に設置する際に簡単にフランジ接続ができるので、設置作業における作業負担及び作業時間を低減するとともに、系統連系盤1及び変圧器2の設置スペースを低減することができるという優れた効果を有し、地上に設置される系統連系盤1及び変圧器2を用いた太陽光発電システム等に有用である。
1 系統連系盤(第1の電気機器)
101 筐体
101A 側面
102 ベース
2 変圧器(第2の電気機器、静止誘導機器)
201 タンク
201A 側面
202 放熱フィン
203 ベース
3 ケーブルダクト
301 第1のダクト(系統連系盤側のダクト)
301A 開口
3011 第1のフランジ
3012,3013,3014 遮蔽部材
302 第2のダクト(変圧器2側のダクト)
302A 開口
3021 第2のフランジ
3022 水切り部材
4 シール部材
P1 系統連系盤の設置位置
P2 変圧器の設置位置
S1 系統連系盤の設置スペース
S2 変圧器の設置スペース

Claims (7)

  1. 第1の電気機器に突設される第1のダクトと第2の電気機器に突設される第2のダクトとをフランジ接続して前記第1の電気機器と前記第2の電気機器との間に架設されるケーブルダクトであって、
    前記第1のダクトは、
    前記第2のダクトとの接続端に設けられた第1のフランジと、
    前記第1のフランジの前記第2のフランジとの接続面に固着された弾性体からなるシール部材と、
    前記第1のダクトと前記第2のダクトとをフランジ接続したときに当該フランジ接続の部分を蔽うように、前記第2のフランジに設けられた遮蔽部材と、
    を有し、
    前記第2のダクトは、
    前記第1のダクトとの接続端に設けられた第2のフランジと、
    前記第2のフランジの下辺部に延設された水切り部材と、
    を有し、
    前記第1のダクトと第2のダクトとは、前記第1の電気機器を前記第2の電気機器に対して前記第1のフランジと前記第2のフランジの間隔が前記シール部材の厚みよりも小さくなる位置関係で設置することにより、前記第1のフランジと前記第2のフランジとが圧縮された前記シール部材によって接続されることを特徴とする、ケーブルダクト。
  2. 前記第1のダクトと前記第2のダクトの断面形状は、矩形であることを特徴とする、請求項1に記載のケーブルダクト。
  3. 前記遮蔽部材は、前記第2のフランジの上辺部に設けられた断面形状がコの字型の棒状部材と、前記第2のフランジの両側辺部にそれぞれ設けられた板部材とで構成されることを特徴とする、請求項1又は2に記載のケーブルダクト。
  4. 前記水切り部材は、前記第2のフランジの下辺部に前側に傾斜させて延設された板材であることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載のケーブルダクト。
  5. 前記第2の電気機器は、静止誘導機器であり、前記第1の電気機器は、前記静止誘導機器に電力を供給する系統連系盤であることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれかに記載のケーブルダクト。
  6. ケーブルダクトによって系統連系盤に接続され、当該ケーブルダクト内に架設されるケーブルによって前記系統連系盤と電気的に接続される静止誘導機器であって、
    前記ケーブルダクトは、前記系統連系盤の筐体に突設された第1のダクトと前記静止誘導機器の筐体に突設された第2のダクトとをフランジ接続して成り、
    前記第2のダクトは、
    前記第1のダクトとの接続端に設けられたフランジと、
    前記フランジの下辺部に延設された水切り部材と、
    を備えることを特徴とする、静止誘導機器。
  7. ケーブルダクトによって静止誘導機器に接続され、当該ケーブルダクト内に架設されるケーブルによって前記静止誘導機器と電気的に接続される系統連系盤であって、
    前記ケーブルダクトは、前記系統連系盤の筐体に突設された第1のダクトと前記静止誘導機器の筐体に突設された第2のダクトとをフランジ接続して成り、
    前記第1のダクトは、
    前記第2のダクトとの接続端に設けられたフランジと、
    前記フランジのフランジ接続面に固着された弾性体からなるシール部材と、
    前記第1のダクトと前記第2のダクトとをフランジ接続したときに当該フランジ接続の部分を蔽うように、前記フランジの上辺部に設けられた遮蔽部材と、
    を備えることを特徴とする、系統連系盤。
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