JP2016156370A - 発電装置用回転装置 - Google Patents

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Mikiaki Usuma
幹章 臼間
建一 清田
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建一 清田
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Abstract

【課題】弾み錘りの偏心回転を、異音や振動を無く可能にし、且つ発電効率を高める発電装置用回転装置を提供する。【解決手段】水平回転駆動軸に回転駆動装置と発電装置を連結し、垂直型の真円フライホイール100の回転中心部を水平回転駆動軸200に固定装着し、前記真円フライホイール100の一側面に、ガイドロール付き弾み錘り300を半径方向線Rに摺動自在で等回転角度間隔で配置し、前記ガイドロール400を真円ガイド軌跡で偏心回転ガイドするロールガイド機構を有する発電装置用の回転装置において、前記ロールガイド機構は、前記弾み錘り300のガイドロール400を内周面に沿って真円ガイド軌跡でガイドする真円ガイド盤502と、前記真円ガイド盤502の上半部の内周面に前記ガイドロール400の案内間隙を介して配置した凸型円弧状ガイド盤501とから構成したことを特徴とする発電装置用回転装置。【選択図】図1

Description

本発明は、水力、風力等の自然エネルギー駆動源或いはその他の駆動源により、効率よく発電する簡易な発電装置用回転装置に関するものである。
より詳しくは、偏心回転させる弾み錘りの偏心回転始動から低速偏心回転とこれに次ぐ高速偏心回転を、異音や振動が無く、且つ駆動回転駆動軸にかかる軸力分布を高位に安定しながら発電効率を高める発電装置用回転装置に関するものである。
発電装置、従来公知のものとして大別して風力発電装置、蒸気力発電装置、水力発電装置、波力発電装置、太陽光発電装置など大掛かりな様々な発電装置が開発されている。
近年、地球温暖化問題が表面化し、二酸化炭素排出規制が声高に叫ばれている。この対策とするクリーンエネルギー技術として、前記の太陽光電池、風力発電等が注目され開発され現在稼動しているが、コスト及びメンテナンス等の問題でなかなか普及していないのが現状である。
そこで過去に特許文献1から特許文献3に記載の偏心回転式発電装置がある。これらは発電装置用の偏心回転装置として地球上の重力を活用し、それを効率よく発電用の回転エネルギーに転換する装置である。 この偏心回転装置は、発電回転用の回転駆動軸を駆動エネルギーとして風力、蒸気力、水力、波力などの自然原動力を用いて回転駆動させるもので電気エネルギー変換効率を大幅に高めた装置である。 この偏心回転装置は、竪型の真円のリング軌条と、真円の磁石ガイド式或いはロールガイド式のリング軌条の円心位置から水平方向に所定量変位させた位置に直交して水平に配置した回転駆動軸と、回転駆動軸に偏心回転ガイドシャフト機構を介して装着し且つリング軌条に沿って永久磁石またはガイドロールを周回可能に設けた二重構造の被ガイドと、この被ガイドに装着したはずみウエイト機構とを主構成とする。
縦型の真円のリング軌条は、ガイド用の永久磁石又はロールガイドレールを固定配列し、被ガイドを対面させる。 これで被ガイドは、リング軌条に沿って倣い周回走行可能にしてある。偏心回転シャフト機構は、回転駆動軸の回転半径方向線に沿ってスライド自在にし且つ180度の回転角度の間隔で被ガイドを支持する。回転駆動軸により偏心回転シャフト機構を回転させて、式被ガイドに装着したはずみウエイトを偏心回転させることにより回転駆動軸に回転モーメントを付与して、軽負荷で回転させるものである。
この偏心回転装置は、水力、風力、波力、その他の自然エネルギー、あるいはこれ等から得た微電力等を用いて前記回転駆動軸を微力で回転駆動して、エネルギーロスを少なくした効率の良い発電力を確保することが最大の目標である。 しかし、リング軌条に沿って周回する被ガイドとの回転抵抗の低減、およびはずみウエイトと共動する被ガイドと偏心回転シャフト機構との摺動抵抗の低減、さらに偏心回転シャフト機構にかかる回転中の軸力分布を工夫した接触型及び非接触型であるが、そのいずれもが回転抵抗が高く軸力分布が不均一である。
図7は、従来の偏心回転装置において、固定永久磁石03mを配列した縦型で左右一対の磁石リング軌条03にガイドされてリング軌条03間で回転する偏心回転シャフト機構01と永久磁石式被ガイド05とはずみウエイト06の回転角度位置において、目的とする左回転方向(→正回転方向)に回転するための回転駆動軸に掛かる回転モーメント発生領域と、その逆回転方向に回転モーメントが発生する領域を示す概略説明図である。
前記偏心回転装置において、前記一対のリング軌条03は、図7から明らかなように真円にし、前記偏心回転シャフト機構01の回転中心02位置を、真円のリング軌条03の水平直径線04の3分の1の位置に偏位してあるため、例えば図に示すように、偏心回転シャフト機構01を直線状にし、その両側にすなわち180°の回転角度間隔をおいた位置に、被ガイド05を含んで等重量Wのはずみウエイト06を配置して偏心回転シャフト機構01の回転駆動軸を回転させた場合は、一対の被ガイド05とそのはずみウエイト06が、リング軌条03の円心03cを通る鉛直線07から前記偏心回転シャフト機構01の回転中心02側の単一円弧部03−1に共に存在する領域MOがある。この領域MO以外では常に回転駆動軸に目的とする左回転方向に回転するための回転モーメントが掛かる発生領域である。前記領域MOは左右の回転モーメントが同じニュートラル状態になる二つの位置R1−R1とR2−R2に挟まれる領域であり、この領域に一対の被ガイド05とそのはずみウエイト06が位置する間は、回転駆動軸の芯02に常に図の右回転方向への逆回転負荷が掛かりエネルギーロスを生じ減速状態となり大きな回転変動を起こし安定しない。
前記領域MOの領域を無くしようとしてリング軌条を卵形にした発明が特許文献4にて紹介され、またリング軌条を半縦楕円形と半横楕円形を合わせた発明が特許文献5にて紹介されている。しかしこの両者の発明は、縦型(鉛直型)で左右一対の複雑な卵形リング軌条や縦・横半楕円形リング軌条共に形状設計及び製作が極めて困難であると共に、従来からの課題、即ち回転駆動軸にかかる軸力分布の改善及び回転抵抗の低減を満足するものではなかった。
特開2010−35393号公報 特開2010068681号公報 特開2010−96170号公報 特開2012−207653号公報 特開2012−207654号公報
本発明は、複雑構造の接触型又は永久磁石による間接接触型のリング軌条の構成を無くして単純化した堅牢安価構造装置であり、弾み錘りの軽負荷の初動回転から低速偏心回転更に高速偏心回転を、異音や振動の無い安定した回転を維持し、且つ駆動回転駆動軸にかかる軸力を高位に安定保持しながら軸力分布を改善して発電効率を高める発電装置用の回転装置を提供する。
上記課題を満足させる本発明の基本的な技術構成は、図1〜図6に示す通り次の(1)〜(3)の特徴を有する。
(1)、水平回転駆動軸(200)に回転駆動装置(NE又はGM)と発電装置(EG)を連結し、垂直型の真円フライホイール(100)の回転中心部(100c)を水平回転駆動軸(200)に固定装着し、前記真円フライホイール(100)の一側面における円周方向に等回転角度(θA)間隔で且つ半径方向線(R)に沿って摺動自在に複数の弾み錘り(300)を配置し、前記各弾み錘り(300)の反フライホイール側にガイドロール(400)を装着し、前記真円フライホイール(100)と平行関係で設けられ前記ガイドロール(400)を真円ガイド軌跡(500G)で偏心回転ガイドするロールガイド機構を有、前記ロールガイド機構は、前記記弾み錘り(300)のガイドロール(400)を内周面に沿って真円ガイド軌跡(500G)でガイドする真円ガイド盤(502)と、前記真円ガイド盤(502)の上半部の内周面に前記ガイドロール(400)の案内間隙(4−5)を介して配置した凸型円弧状ガイド盤(501)とから構成したことを特徴とする発電装置用回転装置。
(2)、前記ロールガイド機構により形成する前記ガイドロール(400)の真円ガイド軌跡(500G)は、その中心位置(500c)を、前記水平回転駆動軸(200)の軸心(200c)から真円フライホイール(100)の水平直径線(HL)上で下降回転領域(100DW)側に所定量(Hc)偏位し、且つ水平回転駆動軸(200)の軸心(200c)を中心に真円フライホイール(100)の回転方向(T)に所定の回転角度θBで偏位させてなることを特徴とする発電装置用回転装置。
(3)、前記スライドガイド機構(300G)は、真円フライホイール(100)の側面にその半径方向線(R)に沿って延在させて固定した断面臼型のガイドレール(301)と、前記ガイドレール(301)に跨って前記真円フライホイール(100)の半径方向線(R)に沿って滑り接触するレール跨り被ガイド(302)とからなり、レール跨り被ガイド(302)に前記弾み錘り(300)を装着したことを特徴とする前記(1)又は(2)に記載の発電装置用の回転装置。
本発明の発電装置用回転装置は、水平回転駆動軸200をエンジンにより或いはリニアーモータにより回転駆動させ、或いは自然エネルギーを利用した太陽光電力、水力、水力電力、風力、風力電力等により回転駆動させる省エネルギータイプである。
また、複雑構造の接触型又は永久磁石による間接接触型のリング軌条の構成を無くして単純化した堅牢安価構造装置であり、弾み錘りの軽負荷の初動回転から低速偏心回転更に高速偏心回転を、異音や振動の無い安定した回転を維持し、且つ駆動回転駆動軸にかかる軸力を高位に安定保持しながら軸力分布を改善して発電効率を高める発電装置用回転装置であり、しかも真円フライホイール100の一側面に、弾み錘り300とガイドロール400の複数の組を回転自在に配置した極めて安定した堅牢安価なシンプルな構造にしてありながらで従来からの課題を次のように解決したものである。
即ち本発明の発電装置用回転装置は、
1)、弾み錘りの偏心回転範囲を真円フライホイール100の水平直径線から上方側範 囲より下方側範囲に多く取る(下方側範囲>上方側範囲)ことにより、真円フライ ホイール100の真円回転による弾み錘りの下降回転領域における偏心回転力+遠 心力を最大にして大きな弾み力を付けた。
2)、真円フライホイール100の半径線上にある弾み錘りは、前記水平直径線からの 下方側範囲の下降ゾーンにおいて、強力なイナーシャで回転しその反動で、前記水 平直径線からの下方側範囲の上昇ゾーンにおける弾み錘りを押し上げて、駆動回転 駆動軸へのマイナス軸力の発生を皆無にする。このため弾み錘りは低速偏心回転か ら高速偏心回転に至る全域において回転速度に応じて回転駆動軸への軸力をその回 転方向に常にプラスモーメントを安定維持させる。
3)、また回転駆動軸、真円フライホイール100、ガイドロール及びロールガイド機 構からの異音や振動を無くして、安全で高高率な発電を可能にするものである。
本発明の実施例1における、図3(2)と図5の矢視A−A及び図4の矢視B−Bから見た装置全体の縦断面説明図である。 本発明の実施例2における図1と同様に装置全体の縦断面説明図である。 図1の矢視C−Cから見たロールガイド機構とガイドロール400との関係を示す側面説明図であり、(1)はロールガイド機構によるガイドロール400の真円ガイド軌跡500Gの円心500cを、真円フライホイール100の水平直径線HLに沿って図に向かって右側にHc量水平移動させて、真円フライホイール100の下降回転領域に移行した状態の説明図であり、(2)は(1)の状態からロールガイド機構全体を回転させ、真円ガイド軌跡500Gの中心200cを水平回転駆動軸200の軸心200cを中心に所定角度回転させた状態を示す説明図である。 図3の(2)の状態において、ロールガイド機構の凸型上半円弧ガイド501の変形例501Zを示す説明図である。 図1の矢視D−Dから見た主に真円フライホイール100と弾み錘り300と摺動ガイド300Gと錘り100Wとの関係を示す側面説明図である。 弾み錘り300とガイドロール400と摺動ガイド300Gとの関係を示す説明図であり、(1)は斜視図であり、(2)は図5の矢視E−Eからの横断面説明図である。 従来例の課題を示す側面説明図である。
発明を実施するための形態を実施例により詳細に説明する。
図1及び図5において、本例の発電装置用の回転装置は、回転駆動装置として自然エネルギー源の竪型の垂直回転水車NEに水平に連結し回転駆動する水平回転駆動軸200と、水平回転駆動軸200に装着した垂直型の真円フライホイール100と、水平回転駆動軸200に連結して回転発電する発電機Geと、真円フライホイール100に設けた複数の弾み錘り300と、弾み錘り300を真円フライホイール100の半径方向線Rに沿って摺動可能に案内する錘ガイド機構300Gと、前記各弾み錘り300の側面に設けたガイドロール400と、ガイドロール400をガイドする真円ガイド軌跡500G(仮想線で示す)と、真円ガイド軌跡500Gを形成するロールガイド機構(501、502)と、ロールガイド機構を収容支持する一端開放型の円筒状カバー600とからなる。
これら一側面にスライドガイド機構300Gを介してガイドロール付弾み錘りを設けた真円フライホイール100と、ガイドロール付弾み錘りを案内するロールガイド機構のセットは、水平回転駆動軸の軸方向に、単数セット又は任意の複数セットを設置することが可能である。
図2においては、前記水車NEに変わって蓄電池からの電力で駆動する軽微電動モータGM又は小型エンジンを設けた例であり他は図1と同一構成にしてある。
蓄電器には太陽光発電器、風力発電器、水力発電器などから給電される。
又、軽微電動モータGMに替わって水力回転駆動装置、風力回転駆動装置などを適宜採用することが出来る。
真円フライホイール100は、図1及び図2に示すように外周リングを有して縦断面形状をコの字状にし、垂直状態にして回転中心部100cを水平回転駆動軸200に装着してある。
複数の弾み錘り300は、図5に示すように前記真円フライホイール100にその円周方向に等回転角度(θA)間隔で配置され、且つ図6に詳細に示す摺動ガイド300Gによりホイール半径方向線Rに沿って摺動自在に装着してある。
真円フライホイール100には、図5に示すように、前記摺動ガイド300Gの各間に等回転角度(θA)で円形、角形等の錘り100Wを配置してある。これで真円フライホイール100は、自己の外周リングによる基礎的遠心力に弾み錘り300と錘り100Wの偏心回転力が加わり、水平回転駆動軸200に強力なモーメントを均等に付与して振動及び騒音の発生を防止すると共に発電装置の発電効率を高位に安定確保するものである。
ガイドロール400は、各弾み錘り300の側面に回転自在に軸受け装着し、周面部に緩衝用で耐摩耗性のウレタンゴムを配設して転動を円滑にし振動騒音の発生を防止する。
前記ガイドロール400の案内軌跡は、図3(2)、図4、図5に仮想線で示す真円ガイド軌跡500Gであり、この真円ガイド軌跡500Gは、前記ガイドロール400を案内するロールガイド機構により形成する。
ロールガイド機構は、図3の(2)及び図4に示すように、前記記弾み錘り300のガイドロール400を内周面に沿って真円ガイド軌跡500Gでガイドする真円ガイド盤502と、前記真円ガイド盤502の上半部の内周面側に前記ガイドロール400の案内間隙4−5を介して配置した凸型円弧状ガイド盤501とから構成してある。
凸型上半円弧ガイド501の外周面のガイド面と、真円ガイド盤502の内周面のガイド面は、幅を2〜25mm程度にしてガイドロール400とは略(ほぼ)、線接触に近い状態の面接触にしてガイド抵抗を大幅に激減する。
凸型上半円弧ガイド501は、真円ガイド軌跡500Gにおける上半円弧領域で真円フライホイール100の回転によるガイドロール400を乗り上げ案内するもので特にガイドロール400の初動時から低速偏心回転中の乗り上げ案内機能を持たせたものである。そしてガイドロール400と弾み錘り300の回転による遠心力がその重量を超えて大きくなると、ガイドロール400は、凸型上半円弧ガイド501から離れ真円ガイド盤502の外周面にスムーズに移行し案内される。
従って、真円ガイド盤502は、ガイドロール400の初動時から低速偏心回転中は、下半円弧部でガイドロール400を案内し、高速偏心回転中は、下半円弧部及び上半円弧部のすべての領域の内周面で安定してガイドロール400の遠心力による当接案内機能を持たせたものである。
図3において、各ロールガイド機構により形成する前記真円ガイド軌跡500Gの形成方法は、図3の(1)に示すように、その中心位置500cを前記水平回転駆動軸200の軸心200cを通る水平直径線HLから真円フライホイール100の下降回転領域100DW側に水平に所定量Hc偏位させる。
その後この状態において当該中心位置200cからの垂線PLと凸型上半円弧ガイド501の外周ガイド面に交差する位置P1は、図3の(2)に示すように前記水平回転駆動軸200の軸心200cを中心に水平回転駆動軸200の回転方向にロールガイド機構全体を所定角度θB(本例は16度であるが前記所定の偏位量Hcによって変化する)回転偏位させてガイドロール400の下降ガイド開始点即ち凸型上半円弧ガイド501の頂点位置に一致到来させて固定する。これにより水平回転駆動軸200は、何れの弾み錘り300から受ける回転モメントは反回転方向側に働くマイナスモーメントは発生しなく全て回転方向に強く働くプラスモーメントが得られる。
即ち、弾み錘り300の偏心回転範囲は、図3(2)〜図5に示すように、位置P1を凸型上半円弧ガイド501の頂点位置にして言い換えれば前記変位Hc及び回転偏位θBさせた真円ガイド軌跡500Gの頂点にして、真円フライホイール100の下降回転領域100DW内に多くを位置させる。
これにより、真円フライホイール100の水平直径線Hlから真円ガイド軌跡500Gの上方側範囲UEより下方側範囲DEを多く(下方側範囲UE>上方側範囲DE)なる。
このため、真円フライホイール100の真円回転による弾み錘り300の下降回転領域における偏心回転力+遠心力を最大にして大きな弾み力を付け、真円フライホイール100の直径線上にあるこの各下降する弾み錘り300のイナーシャで、当該直径線上の反対側の上昇回転領域における弾み錘り300を押し上げてその上昇回転負荷を極めて軽微にして、駆動回転駆動軸200へのマイナス軸力の発生を皆無にし、回転駆動軸200への軸力を高位に安定しながら円滑で強力な偏心回転を可能にして微力駆動による回転駆動軸200に強大な軸力を与えてその加速増速を容易に可能にする。
これにより回転駆動軸200、真円フライホイール100、及びロールガイド機構からの異音や振動を無くして、安全且つ高高率な発電を可能にしたものである。
図4に示す凸型上半円弧ガイド501Zは、図3の(2)に示す凸型上半円弧ガイド501より真円ガイド盤502の上半分ガイド領域の全域に配置したものである。即ち図4に示す凸型上半円弧ガイド501Zは、図3の(2)に示す凸型上半円弧ガイド501に、乗り上がり領域αを付加し、真円ガイド盤502の下半分ガイド領域にかかる領域βを削除して位置固定し、真円ガイド盤502の上半分ガイド領域の全域に配置したものである。
これで上記のガイドロール400乗り上げ案内機能を安定させ、乗り上げの際の微音や微振動を確実に抑制するものである。
図6は錘ガイド機構300Gと弾み錘り300との関係を斜視説明図(1)で示し、(2)には図5の矢視E−Eからの横断面図を示す。
図6において、錘ガイド機構300Gは、真円フライホイール100の半径方向線Rに沿って固定した横断面臼型のガイドレール301と、前記ガイドレール301に跨って円滑に滑り接触するレール跨り被ガイド302とからなり、レール跨り被ガイド302に弾み錘り300を装着して安定した低接触作動により真円フライホイール100の側面において弾み錘り300の円滑な直線ガイド機能を果たす。またガイドレール301及び/又はレール跨り被ガイド302の摺動面には、摩擦係数の極めて小さい二硫化モリブデン(MoS)、有機モリブデン化合物、グラファイト、PTFE、銅、硬質低摩擦系樹脂等の潤滑材等303をコーティング又は鍍金或いは交換可能に貼り付けしてある。
横断面臼型のガイドレール301は横断面の中央部を絞り部301Aとし、真円フライホイール100の側面への装着側とレール跨り被ガイド302との滑り装着側を楔型部301B、301Cにした所謂臼型にしたものである。従って、レール跨り被ガイド302の摺動面は、レール跨り被ガイド302との滑り装着側の楔型部301Cである。
以上の構成により真円フライホイール100の200〜1000RPM回転の際は、異常な振動及び異音も無く所期の効果を得ることができた。
本発明は、前記のように優れた作用効果を呈し、一般家庭は勿論、自動車産業や各種電力供給産業に広く普及し業界に広く活用される発電装置である。
NE:前記水車(回転駆動装置)
GM:軽微電動モータ
EG:発電装置
100:垂直型の真円フライホイール
100c:回転中心部
200:水平回転駆動軸
(θA):弾み錘り配置の等回転角度
R:半径方向線
300:弾み錘り
400:ガイドロール
500G:真円ガイド軌跡
500c:真円ガイド軌跡500Gの中心位置
501:凸型上半円弧状ガイド
502:真円ガイド盤
HL:真円フライホイールの水平直径線
100DW:下降回転領域
Hc:500cの所定の偏位量
PL:半径線
P1:交差する位置
θB:100cを中心とするロールガイド機構の所定回転角度:10〜20度
DW:凸型上半円弧状ガイド501のガイドロール下降案内開始点
UE:HLから上方側の弾み錘り回転範囲
DE:HLから下方側の弾み錘り回転範囲

Claims (3)

  1. 水平回転駆動軸に回転駆動装置と発電装置を連結し、垂直型の真円フライホイール(100)の回転中心部(100c)を水平回転駆動軸(200)に固定装着し、前記真円フライホイール(100)の一側面に、ガイドロール付き弾み錘り(300)を半径方向線(R)に摺動自在で等回転角度(θA)間隔で配置し、前記ガイドロール(400)を真円ガイド軌跡(500G)で偏心回転ガイドするロールガイド機構を有する発電装置用の回転装置において、
    前記ロールガイド機構は、前記記弾み錘り(300)のガイドロール(400)を内周面に沿って真円ガイド軌跡(500G)でガイドする真円ガイド盤(502)と、前記真円ガイド盤(502)の上半部の内周面に前記ガイドロール(400)の案内間隙(4−5)を介して配置した凸型円弧状ガイド盤(501)とから構成したことを特徴とする発電装置用回転装置。
  2. 前記ロールガイド機構により形成する前記ガイドロール(400)の真円ガイド軌跡(500G)は、その中心位置(500c)を、前記水平回転駆動軸(200)の軸心(200c)から真円フライホイール(100)の水平直径線(HL)上で下降回転領域(100DW)側に所定量(Hc)偏位し、且つ真円フライホイール(100)の回転方向(T)に所定の回転角度θBで偏位させてなることを特徴とする請求項1に記載の発電装置用の回転装置。
  3. 前記スライドガイド機構(300G)は、真円フライホイール(100)の側面にその半径方向線(R)に沿って延在させて固定した断面臼型のガイドレール(301)と、前記ガイドレール(301)に跨って前記真円フライホイール(100)の半径方向線(R)に沿って滑り接触するレール跨り被ガイド(302)とからなり、レール跨り被ガイド(302)に前記弾み錘り(300)を装着したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の発電装置用の回転装置。
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