JP2016156329A - ターボチャージャ及びその製造方法 - Google Patents

ターボチャージャ及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016156329A
JP2016156329A JP2015035091A JP2015035091A JP2016156329A JP 2016156329 A JP2016156329 A JP 2016156329A JP 2015035091 A JP2015035091 A JP 2015035091A JP 2015035091 A JP2015035091 A JP 2015035091A JP 2016156329 A JP2016156329 A JP 2016156329A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
turbocharger
inner cylinder
turbine
turbine housing
flange
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015035091A
Other languages
English (en)
Inventor
悟 横嶋
Satoru Yokoshima
悟 横嶋
飯島 徹
Toru Iijima
徹 飯島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Kansei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Calsonic Kansei Corp filed Critical Calsonic Kansei Corp
Priority to JP2015035091A priority Critical patent/JP2016156329A/ja
Priority to PCT/JP2016/050856 priority patent/WO2016136313A1/ja
Publication of JP2016156329A publication Critical patent/JP2016156329A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D25/00Component parts, details, or accessories, not provided for in, or of interest apart from, other groups
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D25/00Component parts, details, or accessories, not provided for in, or of interest apart from, other groups
    • F01D25/24Casings; Casing parts, e.g. diaphragms, casing fastenings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N13/00Exhaust or silencing apparatus characterised by constructional features ; Exhaust or silencing apparatus, or parts thereof, having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F01N1/00 - F01N5/00, F01N9/00, F01N11/00
    • F01N13/08Other arrangements or adaptations of exhaust conduits
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B37/00Engines characterised by provision of pumps driven at least for part of the time by exhaust
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B39/00Component parts, details, or accessories relating to, driven charging or scavenging pumps, not provided for in groups F02B33/00 - F02B37/00
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02CGAS-TURBINE PLANTS; AIR INTAKES FOR JET-PROPULSION PLANTS; CONTROLLING FUEL SUPPLY IN AIR-BREATHING JET-PROPULSION PLANTS
    • F02C7/00Features, components parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart form groups F02C1/00 - F02C6/00; Air intakes for jet-propulsion plants
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Supercharger (AREA)
  • Exhaust Silencers (AREA)

Abstract

【課題】熱膨張を吸収することができるタービンハウジングを簡単かつ低コストで製造することができるターボチャージャを提供する。
【解決手段】排気流路27内に配置されるタービン3と、タービン3のタービンホイール19を覆うタービンハウジング5と、タービンハウジング5の下流側に配置される排気管接続用のフランジ14とを備えたターボチャージャ1であって、タービンハウジング5とフランジ14との間に排気ガイド部15を有し、排気ガイド部15の一端側15aとタービンハウジング5、及び、排気ガイド部15の他端側とフランジ14のいずれか一方を溶接Eにより固定し、他方を摺動自在に取り付けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両等に搭載されるターボチャージャ及びその製造方法に関する。
従来より内燃機関からの排気の流れを利用し、内燃機関への吸気を増加させるターボチャージャは種々提案されている。
例えば、図5に示すツインターボ100は、内燃機関からの排気によって回転するタービンを有するターボチャージャ101と、ターボチャージャ101の下流側に配置されて排気が流入する排気集合管102と、ターボチャージャ101内のタービンが回転することによって外部からの吸気を取り入れるコンプレッサ103と、ターボチャージャ101と排気集合管102との間に配置される蛇腹管104とを備えている。
ターボチャージャ101には、内燃機関から高温の排気が流入するため、ターボチャージャ101が熱膨張によって変位するが、下流側に配置される蛇腹管104によって、ターボチャージャ101の熱膨張による変位を許容している。
図5に示すツインターボ100では、図示しない内燃機関からの排気がターボチャージャ101に流入することによって、ターボチャージャ101内に配置されたタービンが回転し、この回転をシャフトを介してコンプレッサ103内に配置されるタービンを回転させて吸気を取り入れることによって内燃機関へ吸気を送っている。
また、ターボチャージャ101に流入した排気は、蛇腹管104を介して排気集合管102へ流入し、図示しない排気管へ排気が流れている。
特開2002−364373号公報
しかしながら、前記従来のターボチャージャ101の下流側に配置される蛇腹管104は、内燃機関からの高温の排気に耐えることのできる高性能な部材を用いらなければならないため、製造コストが非常に高くなってしまうという問題があった。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、熱膨張を吸収することができるタービンハウジングを簡単かつ低コストで製造することができるターボチャージャ及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明のターボチャージャは、排気流路内に配置されるタービンと、タービンのタービンホイールを覆うタービンハウジングと、タービンハウジングの下流側に配置される排気管接続用のフランジとを備えたターボチャージャであって、タービンハウジングとフランジの間に排気ガイド部を有し、この排気ガイド部の一端側とタービンハウジング、及び、排気ガイド部の他端側とフランジのいずれか一方を溶接により固定し、他方を摺動自在に取り付けたことを特徴とする。
また、本発明のターボチャージャの製造方法は、排気流路内に配置されるタービンと、タービンのタービンホイールを覆うタービンハウジングと、タービンハウジングの下流側に配置される排気ガイド部及びフランジとを備えたターボチャージャの製造方法であって、排気ガイド部を、タービンハウジング又はフランジのいずれか一方と溶接により固定して、タービンハウジング又はフランジと一体化された排気ガイド部を構成し、タービンハウジング又はフランジと一体化された排気ガイド部を、溶接により固定されていないタービンハウジング又はフランジのいずれか一方に挿入することによって、タービンハウジングと排気ガイド部とフランジを一体に形成したターボチャージャハウジング部を形成する特徴とする。
本発明によれば、タービンハウジングが排気ガイド部に、或いは、排気ガイド部がフランジの孔部に摺動自在に挿入されているため、排気の熱によりタービンハウジングが熱膨張した場合であっても、タービンハウジング或いは排気ガイド部が摺動することによって、タービンハウジングの熱膨張による変位を許容することができる。
また、タービンハウジングを排気ガイド部に、或いは、排気ガイド部をフランジの孔部に挿入して、接合を行わないため、製造工程を容易にすることができると共に、製造コストを低減させることができる。
さらに、内筒を覆うようにして外筒が形成されているため、内筒と排気ガイド部との隙間から排気が漏れた場合であっても、外筒が設けられているため、外筒の外に排気が漏れることを防止することができる。
本発明の第1実施形態を示すターボチャージャの拡大断面図である。 本発明の第2実施形態を示すターボチャージャの拡大断面図である。 本発明の第3実施形態を示すターボチャージャの拡大断面図である。 本発明の第4実施形態を示すターボチャージャの拡大断面図である。 (a)はターボチャージャを備える従来のツインターボの全体図、(b)は(a)に示すツインターボの一部拡大図である。
以下、本発明の実施形態について、図1〜4を用いて詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1を用いて第1実施形態のターボチャージャ1について説明する。
図1に示すように、第1実施形態のターボチャージャ1は、図示しないセンタハウジングと、タービンハウジング本体2と、図示しないコンプレッサハウジングとを備えている。
図示しないセンタハウジングの一端側には、図示しないコンプレッサハウジングが固定され、他端側には、タービンハウジング本体2が固定されている。
タービンハウジング本体2は、複数の薄板部材によって排気流路27が形成される内筒(タービンハウジング)5と、内筒5が固定される内筒固定部11と、排気流路27の下流側に配置される排気管接続用のフランジ14と、排気流路27内に配置されるタービン3と、タービン3を支持するベアリング9を備えている。また、内筒5とフランジ14との間に排気ガイド部15を有している。
タービン3は、タービンハウジング本体2に回転自在支持されるシャフト17と、シャフト17の一端側に固定される羽根部(タービンホイール)19とを備えている。
内筒5は、第1内筒分割体(薄板部材)21と第2内筒分割体(薄板部材)23とが溶接により接合されることによって形成されている。
第1内筒分割体21は、タービンハウジング本体2の内筒固定部11に溶接により固定される一端側21aと、第2内筒分割体23に溶接により接合される他端側21bとを備えている。
第2内筒分割体23は、第1内筒分割体21の他端側21bに溶接により接合される一端側23aと、排気ガイド部15内へ挿入される他端側23bとを備え、一端側23aと他端側23bの間には、摺動部31と折曲部29が設けられている。
摺動部31は、第2内筒分割体23の他端側23bから直線形状に形成されている。また、摺動部31のタービンハウジング本体2側には折曲部29が設けられ、摺動部31から湾曲するように折曲部29が形成されている。
また、第1内筒分割体21の他端側21b及び第2内筒分割体23の一端側23aには、それぞれ突き合わせ部22,24が立設するようにして設けられている。第1内筒分割体21に形成される突き合わせ部22と第2内筒分割体23に形成される突き合わせ部24とを当接し、突き合わせ部22の端部と突き合わせ部24の端部を溶接により接合することにより内筒5が密閉され、内部に排気流路27とスクロール室25が形成される。
図示しない内燃機関から排気が流入するスクロール室25は、上流側の断面積が広く、下流側へ向かうにつれて断面積が小さくなるように形成されており、排気流路27と連通している。
排気流路27は、スクロール室25の下流側に設けられており、タービン3の羽根部19が配置され、排気流路27の下流側には、排気ガイド部15が配置されている。
排気ガイド部15は、一端部(一端側)15aが第2内筒分割体23の他端側23bに形成される摺動部31に摺動自在に挿入されており、一端部15aと第2内筒分割体23の折曲部29との間には所定の隙間Sが設けられるように挿入されている。
また、排気ガイド部15の他端部(他端側)15bは、フランジ14に溶接Eにより固定されている。このフランジ14には排気を吐出する図示しない排気管が接続される。
なお、第2内筒分割体23は、第1内筒分割体21より大きく曲がっているため、排気熱により常にタービン3の羽根部19と反対方向へ弾性復帰しようとする力が作用する。また、排気ガイド部15と第2内筒分割体23が摺動する際、第2内筒分割体23はタービン3の羽根部19と反対方向に摺動する傾向があるため、内筒5を形成する内筒分割体21,23と羽根部19との接触を防止することができる。
次に、ターボチャージャ1の製造方法について説明する。
まず、図示しないセンタハウジングの一端側に図示しないコンプレッサハウジングを固定し、センタハウジングの他端側にタービンハウジング本体2を固定する。
タービンハウジング本体2にシャフト17と羽根部19を一体に組付けたタービン3を、ベアリング9が配置されたタービンハウジング本体2に挿入する。
次に、タービンハウジング本体2の内筒固定部11に内筒5の第1内筒分割体21の一端側21aを溶接により接合する。そして、第1内筒分割体21の他端側21bに第2内筒分割体23の一端側23aを溶接により接合し、内筒5を形成する。
次に、排気ガイド部15を第2内筒分割体23の他端側23bから挿入し、第2内筒分割体23に設けられた折曲部29と排気ガイド部15の一端部15aとの間に隙間Sを空けた状態となるように摺動自在に挿入する。
この際、排気ガイド部15の他端部15bを、フランジ14に溶接Eにより固定して、フランジ14が一体化された排気ガイド部15を構成し、このフランジ14が一体化された排気ガイド部15の一端部15a内に内筒5の第2内筒分割体23の他端側23bを挿入することによって、タービンハウジングとしての内筒5と排気ガイド部15とフランジ14を一体に形成したターボチャージャハウジング部Aを簡単かつ低コストで製造することができる。
以上により、ターボチャージャ1の組付けが完了する。
次に、ターボチャージャ1の動作について説明する。
図示しない内燃機関から排気がスクロール室25へ流入し、スクロール室25の上流側から下流側へ排気が流れる際に、タービン3の羽根部19を回転させる。
タービン3の羽根部19が回転することによって、羽根部19に固定されたシャフト17が回転し、図示しない他端側に配置されるコンプレッサハウジング内に配置されるタービン3を回転させている。
タービン3を回転させた排気は、排気流路27を通り、排気ガイド部15へと排気が流れる。
内燃機関からスクロール室25及び排気流路27へ排気が流入することによって、スクロール室25及び排気流路27を形成する内筒5が熱膨張によって変位するが、内筒5の他端側23bの摺動部31に摺動自在に下流側の排気ガイド部15が挿入されているため、摺動部31が排気ガイド部15の内周と摺動することによって内筒5の変位を許容している。
本実施形態によれば、第2内筒分割体23の摺動部31に排気ガイド部15が挿入されているため、排気の熱により内筒5が熱膨張した場合であっても、摺動部31が排気ガイド部15と摺動することによって、内筒5の熱膨張による変位を許容することができる。
また、本実施形態では、排気ガイド部15の一端部15aと内筒5の第2内筒分割体23の折曲部29との間には、所定の隙間Sが設けられているため、内筒5が熱膨張により変位した場合であっても、隙間Sが設けられているため、内筒5の熱膨張による変位を許容することができる。
さらに、内筒5に排気ガイド部15を挿入しているため、接合を行わないため、製造工程を容易にすることができる。すなわち、熱膨張を吸収することができるターボチャージャハウジング部Aを簡単かつ低コストで製造することができる。
〔第2実施形態〕
次に、図2を用いて第2実施形態のターボチャージャ1について説明する。なお、上記した第1実施形態と同様の構成については説明を省略する。
図2に示すように、第2実施形態のターボチャージャ1では、排気ガイド部15の一端部(一端側)15aと内筒5の第2内筒分割体23の他端側23bを溶接Eにより固定すると共に、排気ガイド部15の他端部(他端側)15bをフランジ14の孔部14a内に挿入して摺動自在に取り付けてある。なお、他の構成は、上記した第1実施形態と同様の構成である。
これにより、第1実施形態と同様の作用・効果を奏する。
また、第2実施形態のターボチャージャ1では、排気ガイド部15の一端部15aと内筒5の第2内筒分割体23の他端側23bを溶接Eにより固定して、内筒5と一体化された排気ガイド部15を構成し、この内筒5と一体化された排気ガイド部15の他端部15bをフランジ14の孔部14a内に挿入することによって、タービンハウジングとしての内筒5と排気ガイド部15とフランジ14を一体に形成したターボチャージャハウジング部Aを簡単かつ低コストで製造することができる。
〔第3実施形態〕
次に、図3を用いて第3実施形態のターボチャージャ1について説明する。なお、上記した第1実施形態と同様の構成については説明を省略する。
図3に示すように、第3実施形態のターボチャージャ1では、排気ガイド部15の一端部(一端側)15a内に内筒5の第2内筒分割体23の他端側23bを挿入して摺動自在に取り付けると共に、排気ガイド部15の他端部(他端側)15bとフランジ14を溶接Eにより固定してある。また、内筒5と所定間隔を空けて内筒5を覆うように設けられる外筒7が設けられている。すなわち、外筒7は、一端側をタービンハウジング本体2の外筒固定部13に溶接により固定され、他端側をフランジ14に溶接Eにより固定されて、内筒5と所定の間隔を空けて内筒5を覆うように設けられている。また、内筒5の突き合わせ部22,24は、外筒7に設けられた内筒挿通部8より外側に突出している。なお、他の構成は、上記した第1実施形態と同様の構成である。
これにより、第1実施形態と同様の作用・効果を奏する。加えて、内筒5を覆うようにして外筒7が設けられているので、内筒5と排気ガイド部15との隙間から排気が漏れた場合であっても、内筒5と外筒7との間に排気が充填されて、外筒7の外に排気が漏れることを防止することができる。このように、外筒7は内筒5を所定間隔を空けて覆うため、内筒5を保護すると同時に断熱し、かつ、タービンハウジングとしての剛性を高めることができる。
〔第4実施形態〕
次に、図4を用いて第4実施形態のターボチャージャ1について説明する。なお、上述した第2実施形態と同様の構成については説明を省略する。
図3に示すように、第4実施形態のターボチャージャ1では、排気ガイド部15の一端部(一端側)15aと内筒5の第2内筒分割体23の他端側23bを溶接Eにより固定すると共に、排気ガイド部15の他端部(他端側)15bをフランジ14の孔部14a内に挿入して摺動自在に取り付けてある。また、内筒5と所定間隔を空けて内筒5を覆うように設けられる外筒7が設けられている。すなわち、外筒7は、一端側をタービンハウジング本体2の外筒固定部13に溶接により固定され、他端側をフランジ14に溶接Eにより固定されて、内筒5と所定の間隔を空けて内筒5を覆うように設けられている。また、内筒5の突き合わせ部22,24は、外筒7に設けられた内筒挿通部8より外側に突出している。なお、他の構成は、上記した第2実施形態と同様の構成である。
これにより、第1実施形態と同様の作用・効果を奏する。加えて、内筒5を覆うようにして外筒7が設けられているので、内筒5と排気ガイド部15との隙間から排気が漏れた場合であっても、内筒5と外筒7との間に排気が充填されて、外筒7の外に排気が漏れることを防止することができる。このように、外筒7は内筒5を所定間隔を空けて覆うため、内筒5を保護すると同時に断熱し、かつ、タービンハウジングとしての剛性を高めることができる。
なお、前記各実施形態によれば、内筒は第1内筒分割体と第2内筒分割体とから構成されているが、単一の部材によって内筒を形成しても良い。
1 ターボチャージャ
3 タービン
5 内筒(タービンハウジング)
7 外筒(タービンハウジング)
14 フランジ
14a 孔部
15 排気ガイド部
15a 一端部(一端側)
15b 他端部(他端側)
19 羽根部(タービンホイール)
21,23 内筒分割体(薄板部材)
27 排気流路
A ターボチャージャハウジング部
E 溶接部分(溶接)

Claims (5)

  1. 排気流路(27)内に配置されるタービン(3)と、前記タービン(3)のタービンホイール(19)を覆うタービンハウジング(5)と、前記タービンハウジング(5)の下流側に配置される排気管接続用のフランジ(14)とを備えたターボチャージャ(1)であって、
    前記タービンハウジング(5)と前記フランジ(14)との間に排気ガイド部(15)を有し、
    前記排気ガイド部(15)の一端側(15a)と前記タービンハウジング(5)、及び、前記排気ガイド部(15)の他端側(15b)と前記フランジ(14)のいずれか一方を溶接(E)により固定し、他方を摺動自在に取り付けたことを特徴とするターボチャージャ。
  2. 請求項1記載のターボチャージャ(1)であって、
    前記排気ガイド部(15)の一端側(15a)と前記タービンハウジング(5)を摺動自在に取り付けると共に、前記排気ガイド部(15)の他端側(15b)と前記フランジ(14)を溶接(E)により固定したことを特徴とするターボチャージャ。
  3. 請求項1記載のターボチャージャ(1)であって、
    前記排気ガイド部(15)の一端側(15a)と前記タービンハウジング(5)を溶接(E)により固定すると共に、前記排気ガイド部(15)の他端側(15b)と前記フランジ(14)の孔部(14a)を摺動自在に取り付けたことを特徴とするターボチャージャ。
  4. 請求項1記載のターボチャージャ(1)であって、
    前記タービンハウジング(5)を、複数の薄板部材(21,23)より成る内筒(5)によって構成し、前記内筒(5)と所定間隔を空けて該内筒(5)を覆う外筒(7)を更に有することを特徴とするターボチャージャ。
  5. 排気流路(27)内に配置されるタービン(3)と、前記タービン(3)のタービンホイール(19)を覆うタービンハウジング(5)と、前記タービンハウジング(5)の下流側に配置される排気ガイド部(15)及びフランジ(14)とを備えたターボチャージャ(1)の製造方法であって、
    前記排気ガイド部(15)を、前記タービンハウジング(5)又は前記フランジ(14)のいずれか一方と溶接(E)により固定して、前記タービンハウジング(5)又は前記フランジ(14)と一体化された排気ガイド部(15)を構成し、
    前記タービンハウジング(5)又は前記フランジ(14)と一体化された前記排気ガイド部(15)を、前記溶接(E)により固定されていない前記タービンハウジング(5)又は前記フランジ(14)のいずれか一方に挿入することによって、前記タービンハウジング(5)と前記排気ガイド部(15)と前記フランジ(14)を一体に形成したターボチャージャハウジング部(A)を形成する特徴とするターボチャージャの製造方法。
JP2015035091A 2015-02-25 2015-02-25 ターボチャージャ及びその製造方法 Pending JP2016156329A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015035091A JP2016156329A (ja) 2015-02-25 2015-02-25 ターボチャージャ及びその製造方法
PCT/JP2016/050856 WO2016136313A1 (ja) 2015-02-25 2016-01-13 ターボチャージャ及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015035091A JP2016156329A (ja) 2015-02-25 2015-02-25 ターボチャージャ及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016156329A true JP2016156329A (ja) 2016-09-01

Family

ID=56788335

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015035091A Pending JP2016156329A (ja) 2015-02-25 2015-02-25 ターボチャージャ及びその製造方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2016156329A (ja)
WO (1) WO2016136313A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018141461A (ja) * 2017-02-27 2018-09-13 マン・ディーゼル・アンド・ターボ・エスイー ターボチャージャー

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2602098A (en) * 2020-12-17 2022-06-22 Cummins Ltd Turbine

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002004871A (ja) * 2000-04-19 2002-01-09 Aisin Takaoka Ltd 過給機のタービンハウジング
JP2005147139A (ja) * 2003-11-13 2005-06-09 Benteler Automobiltechnik Gmbh 内燃機関のターボ過給機のためのハウジング装置
JP2007278130A (ja) * 2006-04-04 2007-10-25 Toyota Motor Corp タービンハウジング
JP2010285989A (ja) * 2009-06-10 2010-12-24 Benteler Automobiltechnik Gmbh タービンハウジング
JP2011236906A (ja) * 2010-05-04 2011-11-24 Benteler Automobiltechnik Gmbh ターボチャージャケーシングの製造方法
JP2013526673A (ja) * 2010-05-21 2013-06-24 ベンテラー アウトモビールテヒニク ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 排ガスターボチャージャ

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002004871A (ja) * 2000-04-19 2002-01-09 Aisin Takaoka Ltd 過給機のタービンハウジング
JP2005147139A (ja) * 2003-11-13 2005-06-09 Benteler Automobiltechnik Gmbh 内燃機関のターボ過給機のためのハウジング装置
JP2007278130A (ja) * 2006-04-04 2007-10-25 Toyota Motor Corp タービンハウジング
JP2010285989A (ja) * 2009-06-10 2010-12-24 Benteler Automobiltechnik Gmbh タービンハウジング
JP2011236906A (ja) * 2010-05-04 2011-11-24 Benteler Automobiltechnik Gmbh ターボチャージャケーシングの製造方法
JP2013526673A (ja) * 2010-05-21 2013-06-24 ベンテラー アウトモビールテヒニク ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 排ガスターボチャージャ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018141461A (ja) * 2017-02-27 2018-09-13 マン・ディーゼル・アンド・ターボ・エスイー ターボチャージャー

Also Published As

Publication number Publication date
WO2016136313A1 (ja) 2016-09-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6580122B2 (ja) ターボチャージャ
WO2013125580A1 (ja) ターボチャージャ
JP5338991B1 (ja) タービンハウジング及び排気タービン過給機
JP4512058B2 (ja) タービンハウジング
JP5710452B2 (ja) ターボチャージャ
JP6542246B2 (ja) 可変容量型過給機
US8951007B2 (en) Turbine housing for an exhaust gas turbocharger and method for producing turbine housing
JP2016003565A (ja) 可変ノズルユニット及び可変容量型過給機
JP6232118B2 (ja) ターボファンエンジンで使用するためのケーシングおよびこれから流体を排出する方法
JP6423144B2 (ja) 一体形カバーバケット組立体
CN204532439U (zh) 用于在涡轮发动机中使用的组件及旋转组件
KR20140110048A (ko) 배기 터보차저
US20150040566A1 (en) Helical seal system for a turbomachine
JP2016156329A (ja) ターボチャージャ及びその製造方法
US20130129479A1 (en) Multi piece turpocharger housing
JP6267063B2 (ja) 可変ノズルターボチャージャー
JP6638594B2 (ja) 過給機
JP6322038B2 (ja) ターボチャージャ
EP2617948A2 (en) Near flow path seal for a turbomachine
CN111197501B (zh) 用于涡轮机的密封组件
JP2015075089A (ja) ターボチャージャ
JP2015092075A (ja) ガスタービン内に封止を提供するための方法およびシステム
CN106050328A (zh) 涡轮增压器轴颈轴承系统
JPS6143944Y2 (ja)
JP2015224570A (ja) ターボチャージャ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180626

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180806

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181106

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20181225

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190508