JP2016155695A - セメント製造設備およびこれを用いた石炭灰の処理方法 - Google Patents

セメント製造設備およびこれを用いた石炭灰の処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016155695A
JP2016155695A JP2015032899A JP2015032899A JP2016155695A JP 2016155695 A JP2016155695 A JP 2016155695A JP 2015032899 A JP2015032899 A JP 2015032899A JP 2015032899 A JP2015032899 A JP 2015032899A JP 2016155695 A JP2016155695 A JP 2016155695A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coal ash
cement
gas
dust
duct
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015032899A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6507707B2 (ja
Inventor
牧生 山下
Makio Yamashita
牧生 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
Priority to JP2015032899A priority Critical patent/JP6507707B2/ja
Publication of JP2016155695A publication Critical patent/JP2016155695A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6507707B2 publication Critical patent/JP6507707B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)

Abstract

【課題】石炭灰をセメント製造設備において安定的に処理することができ、しかも塩素バイパス設備から回収した塩素ダストのハンドリング性を向上させることができるセメント製造設備およびこれを用いた石炭灰の処理方法を提供する。【解決手段】セメント原料を焼成するセメントキルン1から排出されてセメント原料を予熱するプレヒータ3へと送られる排ガスの一部を抽気ガスとして抽気して、当該抽気ガスに含まれていた塩素化合物を除去する塩素バイパス設備を備えたセメント製造設備であって、セメント製造設備のセメントキルン1からの排気ダクト2bであって、塩素バイパス設備の抽気ダクト6との接続部よりも下方に、石炭灰の吹き込み管11、12を接続した。【選択図】図2

Description

本発明は、系内の塩素濃度の上昇を抑える塩素バイパス設備を備えたセメント製造設備およびこれを用いた石炭灰の処理方法に関するものである。
図4は、従来のセメント製造設備を示すもので、図中符号1がセメント原料を焼成するためのロータリーキルン(セメントキルン)であり、その図中左方の端部にロータリー部分を支持する窯尻ハウジング2aおよびその立ち上がり部(排気ダクト)2bからなる窯尻部2が設けられ、この窯尻部2の上流側に、セメント原料を予熱するためのプレヒータ3が設けられるとともに、図中右方の窯前(図示を略す。)に内部を加熱するための主バーナが設けられている。
プレヒータ3は、上下方向に直列的に配置された複数段(例えば4段)のサイクロンによって構成されており、最上段のサイクロンにセメント原料が供給されて順次下方のサイクロンに送られ、最下段のサイクロン3aの底部に内部のセメント原料をセメントキルン1の窯尻部2へと送る原料シュート4が接続されている。
他方、窯尻部2の立ち上がり部2bには、セメントキルン1から排出された燃焼排ガスを最下段のサイクロン3aへと供給する排ガス管5が接続されており、最上段のサイクロンの上部から排出された排ガスが、排気ファンによって排気ラインから排気されて行くようになっている。
近年、このようなセメント製造設備においては、リサイクル促進の観点から様々な廃棄物が燃料の一部あるいはセメント原料の一部として投入されており、これに伴ってロータリーキルン1内に持ち込まれる塩素等が増加している。そして、上記塩素等は、プレヒータ3の閉塞等を招来することから、系内の塩素濃度の上昇を抑えるための塩素バイパス設備が併設されている。
この塩素バイパス設備は、ロータリーキルン1から排出されてプレヒータ3へと送られるダストを含む排ガスの一部を抽気ガスとして抽気して、当該抽気ガスに含まれていた塩素化合物を除去するためのもので、上記窯尻部2の立ち上がり部(立ち上がりダクト)2bに接続されて上記抽気ガスを抽気する抽気ダクト6と、この抽気ダクト6内の抽気ガスを塩素化合物の融点以下に冷却する冷却手段(図示を略す。)と、この冷却手段によって冷却された抽気ガスから所定粒度以上のダストを分離して戻り管10から再び窯尻部2へと戻すサイクロン型分級機(固気分離手段)7と、このサイクロン型分級機7において所定粒度以上のダストが分離された抽気ガスから同伴した微粉ダストを捕集・除去するバグフィルタ(ダスト捕捉手段)8と、このバグフィルタ8の下流側に設けられて抽気ガスを吸引する誘引ファン9とから概略構成されたものである。
上記塩素バイパス設備を備えたセメント製造設備においては、投入される廃棄物の増加に伴って、サイクロン型分級機7やバグフィルタ8から取り出される塩素バイパスダスト(以下、塩素ダストと略す。)の量も増加している。この塩素ダストは、セメントに添加処理することが出来るが、吸湿性を有することからハンドリング性が悪く、その輸送やセメントへの適正量の添加が難しいという問題点を有している。
ところで、近年における火力発電所の稼働率の高まりから、火力発電所から発生する石炭灰は1000万tを超えており、さらに増加する傾向にある。このため、当該石炭灰の処理対策が重要視されている。
この石炭灰は、通常ガラス質の球状粒子で構成されており、セメントやコンクリート混合材とした場合に良好な流動性を実現できる。ところが、上記石炭灰は、残渣である未燃炭素が含まれているために、これをコンクリート混和材に用いると、未燃炭素がコンクリートの表面に浮上し美観を損なう他、AE剤を吸着して空気連行性に支障を来たし、コンクリート品質管理が困難になるという問題点を有している。
このため、例えば下記特許文献1においては、セメント原料を焼成炉で焼成し、セメントクリンカーを生成せしめ、該セメントクリンカーをクーラーにて冷却した後、粉砕する工程を含むセメントの製造方法において、上記クーラー内のセメントクリンカー上に石炭灰を投入し、該石炭灰に含有される未燃カーボンを燃焼除去せしめ、次いで、該セメントクリンカーと共に粉砕することを特徴とするセメントの製造方法が提案されている。
上記セメントの製造方法による石炭灰の処理においては、簡易な操作により、石炭灰中の未燃炭素の焼却除去を行って、品質上の問題もなく上記石炭灰をセメント混合材として使用できるとされているが、石炭灰はクーラー内で部分的に溶融してクリンカーと反応して球状のFA粒子が減少してしまい、この結果セメントとした場合に良好な流動性を維持することが難しいという問題がある。
特開2005−104792号公報
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、石炭灰をセメント製造設備において安定的に処理することができ、しかも塩素バイパス設備から回収した塩素ダストのハンドリング性を向上させることができるセメント製造設備およびこれを用いた石炭灰の処理方法を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、セメント原料を焼成するセメントキルンから排出されて上記セメント原料を予熱するプレヒータへと送られる排ガスの一部を抽気ガスとして抽気して、当該抽気ガスに含まれていた塩素化合物を除去する塩素バイパス設備を備えたセメント製造設備であって、上記塩素バイパス設備は、上記セメントキルンの窯尻部の排気ダクトに接続されて上記抽気ガスを抽気する抽気ダクトと、この抽気ダクトから抽気された上記抽気ガスを塩素化合物の融点以下に冷却する冷却手段と、この冷却手段によって冷却された上記抽気ガスから所定粒度以上の上記ダストを分離する固気分離手段と、この固気分離手段において所定粒度以上の上記ダストが分離された抽気ガスから同伴した上記所定粒度以下の微粉ダストを捕集・除去するダスト捕捉手段と、このダスト捕捉手段の下流側に設けられて上記抽気ガスを吸引する誘引ファンとを備えてなり、かつ上記排気ダクトの上記抽気ダクトとの接続部よりも下方に、石炭灰の吹き込み管を接続したことを特徴とするものである。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、上記石炭灰の吹き込み管は、上記排気ダクトとの上記接続部における上記抽気ダクトの下面よりも1m以上下方に接続されていることを特徴とするものである。
さらに、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、上記石炭灰の吹き込み管は、上記排気ダクトの立ち上がり部において、水平に対して0°〜80°の範囲の角度で接続されていることを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載のセメント製造設備を用いた石炭灰の処理方法であって、上記吹き込み管から上記排気ダクト内に石炭灰を吹き込み、少なくとも上記固気分離手段から上記ダストと共に取り出すことを特徴とするものである。
また、請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、上記石炭灰を上記吹き込み管から500kg/h以上の量を吹き込むことを特徴とするものである。
さらに、請求項6に記載の発明は、請求項4または5に記載の発明において、上記固気分離手段から取りだした上記ダストと上記石炭灰との混合物を、セメントに混合することを特徴とするものである。
請求項1〜3に記載のセメント製造設備およびこれを用いた請求項4〜6に記載の石炭灰の処理方法によれば、排気ダクトの塩素バイパス設備の抽気ダクトとの接続部よりも下方に接続した石炭灰の吹き込み管から、上記排気ダクト内に石炭灰を吹き込むと、主としてガス温度が800〜900℃である排気ダクトから抽気ダクトを経て固液分離手段に至る過程で、石炭灰の未燃炭素が燃焼する。
そして、石炭灰は、ガラス質球状粒子が粒径を保持したままで上記固液分離手段等から塩素ダストとともに捕集されることにより、塩素ダストとガラス質球状粒子を多く含む石炭灰との混合物が得られる。この結果、混合物のハンドリング性が向上し、その輸送やセメントへの適正量の添加を容易に行うことが可能になる。
この際に、請求項2または請求項3に記載の発明によれば、石炭灰を抽気ダクト内よりも温度が高い排気ダクト内においてより長く滞留させることができ、よって石炭灰の未燃炭素の燃焼効果を高めることができる。
また、セメント製造設備の規模によっても相違するものの、請求項5に記載の発明のように、上記石炭灰を少なくとも500kg/h以上吹き込むことにより、確実に塩素ダストとの混合物におけるハンドリング性を向上させることができる。
さらに、請求項6に記載の発明のように、塩素バイパス設備から取り出された上記混合物をセメントに混合すれば、品質が安定したセメント組成物を容易に製造することができる。
本発明のセメント製造設備の一実施形態を示す要部の縦断面図である。 本発明の実施例の結果を示す図表である。 本発明の実施例の結果を示す図表である。 従来の塩素バイパス設備を備えたセメント製造設備の概略構成図である。
図1は、本発明に係るセメント製造設備の一実施形態を示すもので、セメント製造設備およい塩素バイパス設備の全体構成については、図4に示したものと同一であるために、以下同一符号を付してその説明を簡略化する。
このセメント製造設備においては、排気ダクトの立ち上がり部2bに、石炭灰の吹き込み管11、12が接続されている。
上記吹き込み管11は、石炭灰を空気流に同伴させて排気ダクト2b内から抽気ダクト6へと吹き込むためのもので、抽気ダクト6との接続部よりも上流側に、本実施形態においては2本の吹き込み管11、12がそれぞれ排気ダクト2bの対向する壁部に接続されている。
ここで、吹き込み管11、12の吹出口は、抽気ダクト6の下方であって、かつ排気ダクト2bとの接続部における抽気ダクト6の下面6aとの間の距離Lが1m以上となる位置に接続されている。また、吹き込み管11、12は、排気ダクト(立ち上がり部)2bにおいて、水平とのなす角度θが0°〜80°の範囲になるように接続されている。ちなみに、抽気ダクト6側(図2の右側)に接続する場合は、上記角度θは30°〜80°の範囲が好ましく、抽気ダクト6の対向側(図2の左側)に接続する場合は、0°〜45°の範囲が好ましい。さらに、それ以外の位置(図2の手前側、その対向側等)では、抽気ダクト6内に石炭灰が効率良く吸込まれるように、方向と角度を0°〜80°に調整することが好ましい。また、吹き込み管は、複数箇所に設置してもよい。
次に、上記構成からなるセメント製造設備を用いた石炭灰の処理方法の一実施形態について説明する。
先ず、このセメント製造設備においては、プレヒータ3の1段目のサイクロンに供給されたセメント原料は、順次下方のサイクロンへと落下するにしたがって、下方から上昇するセメントキルン1からの高温の排ガスによって予熱され、最終的に最下段のサイクロン3aから原料シュート4を介してロータリーキルン1の窯尻部2に導入される。
そして、このロータリーキルン1内において、窯尻部2側から窯前側へと図中右方に徐々に送られる過程において、主バーナからの燃焼排ガスによって約1450℃まで加熱され、焼成されてクリンカーとなる。
これと併行して、吹き込み管11、12から好ましくは500kg/h以上の量の石炭灰を排気ダクト2b内に吹き込むと共に、誘引ファン9によってロータリーキルン1から排出された排ガスの一部および上記石炭灰を、窯尻部2から抽気ダクト6を通じて抽気する。この抽気ガスは、冷却手段において塩素化合物の融点以下まで冷却された後に、サイクロン型分級機7に送られて分級粒度によって粗ダストが分離され、当該粗ダストおよび上記石炭灰の一部については、戻り管10から再び窯尻部2へと戻される。
他方、上記分級粒度よりも細く、よって塩素濃度の高い微粉ダストと上記石炭灰を含む抽気ガスについては、バグフィルタ8に送られて上記微粉ダストが捕集され、回収されることにより上記抽気ガスから除去される。これにより、セメントキルン1およびプレヒータ3の系内における塩素濃度の上昇が防止される。そして、上記微粉ダストが除去された抽気ガスは、誘引ファン9の排気側から排気ガスラインへと送られて排気される。
以上の構成からなる石炭灰の処理方法によれば、排気ダクト2bの塩素バイパス設備の抽気ダクト6との接続部よりも上流側に接続した石炭灰の吹き込み管11、12から、排気ダクト2b内に石炭灰を吹き込むと、主としてガス温度が800〜900℃である排気ダクト2bから抽気ダクト6を経てサイクロン型分級機7に至る過程で、石炭灰の未燃炭素を燃焼させることができる。
そして、石炭灰は、ガラス質球状粒子が粒径を保持したままでサイクロン型分級機7およびバグフィルタ8から塩素ダストとともに捕集されるために、これら塩素ダストとガラス質球状粒子を多く含む石炭灰との混合物によってハンドリング性が向上し、その輸送やセメントへの適正量の添加を容易に行うことが可能になる。
本発明の効果を検証するために、図2に示すように、石炭灰を吹き込まなかった場合(case 1)、吹き込み管11(30°上向き)から500kg/hの量を吹き込んだ場合(case 2)、吹き込み管11(30°上向き)から600kg/hおよび吹き込み管12(45°上向き)から400kg/hの量を吹き込んだ場合(case 3)のそれぞれについて、バグフィルタ8およびサイクロン型分級機7からの捕集ダスト量を計測した。
図2に見られるように、case 2およびcase 3のように、吹き込み管11あるいは吹き込み管11、12から石炭灰を投入した場合、バグフィルタ8およびサイクロン型分級機7の戻り管10から回収されるダスト量は増加する。
ここで、図3に示すように、回収されたダスト中の石炭灰の量は、insol.から推定することが可能であり、投入した石炭灰は増加していることがわかる。また、排気ダクト2bおよび抽気ダクト6において熱処理された石炭灰中には未燃カーボンは無く、球状のフライアッシュ粒子が多く含まれている。
この結果、これを含むバグフィルタ8やサイクロン型分級機7の戻り管10から取り出されたダストのハンドリング性状は向上した。また、図3のモルタルフローの値に見られるように、当該ダストをセメントに5%添加したモルタルの流動性は向上した。
1 ロータリーキルン(セメントキルン)
2b 排気ダクトの立ち上がり部
3 プレヒータ
6 抽気ダクト
6a 抽気ダクトの下面
7 サイクロン型分級機(固気分離手段)
8 バグフィルタ(ダスト捕捉手段)
9 誘引ファン
11、12石炭灰の吹き込み管

Claims (6)

  1. セメント原料を焼成するセメントキルンから排出されて上記セメント原料を予熱するプレヒータへと送られる排ガスの一部を抽気ガスとして抽気して、当該抽気ガスに含まれていた塩素化合物を除去する塩素バイパス設備を備えたセメント製造設備であって、
    上記塩素バイパス設備は、上記セメントキルンの窯尻部の排気ダクトに接続されて上記抽気ガスを抽気する抽気ダクトと、この抽気ダクトから抽気された上記抽気ガスを塩素化合物の融点以下に冷却する冷却手段と、この冷却手段によって冷却された上記抽気ガスから所定粒度以上の上記ダストを分離する固気分離手段と、この固気分離手段において所定粒度以上の上記ダストが分離された抽気ガスから同伴した上記所定粒度以下の微粉ダストを捕集・除去するダスト捕捉手段と、このダスト捕捉手段の下流側に設けられて上記抽気ガスを吸引する誘引ファンとを備えてなり、
    かつ上記排気ダクトの上記抽気ダクトとの接続部よりも下方に、石炭灰の吹き込み管を接続したことを特徴とするセメント製造設備。
  2. 上記石炭灰の吹き込み管は、上記排気ダクトとの上記接続部における上記抽気ダクトの下面よりも1m以上下方に接続されていることを特徴とする請求項1に記載のセメント製造設備。
  3. 上記石炭灰の吹き込み管は、上記排気ダクトの立ち上がり部において、水平に対して0°〜80°の範囲の角度で接続されていることを特徴とする請求項1または2に記載のセメント製造設備。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のセメント製造設備を用いた石炭灰の処理方法であって、上記吹き込み管から上記排気ダクト内に石炭灰を吹き込み、少なくとも上記固気分離手段から上記ダストと共に取り出すことを特徴とするセメント製造設備を用いた石炭灰の処理方法。
  5. 上記石炭灰を上記吹き込み管から500kg/h以上の量を吹き込むことを特徴とする請求項4に記載のセメント製造設備を用いた石炭灰の処理方法。
  6. 上記固気分離手段から取りだした上記ダストと上記石炭灰との混合物を、セメントに混合することを特徴とする請求項4または5に記載のセメント製造設備を用いた石炭灰の処理方法。
JP2015032899A 2015-02-23 2015-02-23 セメント製造設備およびこれを用いた石炭灰の処理方法 Active JP6507707B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015032899A JP6507707B2 (ja) 2015-02-23 2015-02-23 セメント製造設備およびこれを用いた石炭灰の処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015032899A JP6507707B2 (ja) 2015-02-23 2015-02-23 セメント製造設備およびこれを用いた石炭灰の処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016155695A true JP2016155695A (ja) 2016-09-01
JP6507707B2 JP6507707B2 (ja) 2019-05-08

Family

ID=56825016

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015032899A Active JP6507707B2 (ja) 2015-02-23 2015-02-23 セメント製造設備およびこれを用いた石炭灰の処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6507707B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10218657A (ja) * 1997-02-06 1998-08-18 Chichibu Onoda Cement Corp セメント組成物およびその製造方法
JP2001232149A (ja) * 2000-02-24 2001-08-28 Ube Ind Ltd 塩素バイパスによるセメントキルン排ガス中の塩素の除去方法およびその装置
JP2001239132A (ja) * 2000-02-29 2001-09-04 Ube Ind Ltd 塩素バイパスによるセメントキルン排ガス中の塩素の除去方法およびその装置
JP2010089994A (ja) * 2008-10-08 2010-04-22 Mitsubishi Materials Corp セメント焼成設備の排ガス処理方法および処理システム
JP2010126411A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Mitsubishi Materials Corp セメント焼成設備の排ガス処理方法および処理システム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10218657A (ja) * 1997-02-06 1998-08-18 Chichibu Onoda Cement Corp セメント組成物およびその製造方法
JP2001232149A (ja) * 2000-02-24 2001-08-28 Ube Ind Ltd 塩素バイパスによるセメントキルン排ガス中の塩素の除去方法およびその装置
JP2001239132A (ja) * 2000-02-29 2001-09-04 Ube Ind Ltd 塩素バイパスによるセメントキルン排ガス中の塩素の除去方法およびその装置
JP2010089994A (ja) * 2008-10-08 2010-04-22 Mitsubishi Materials Corp セメント焼成設備の排ガス処理方法および処理システム
JP2010126411A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Mitsubishi Materials Corp セメント焼成設備の排ガス処理方法および処理システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6507707B2 (ja) 2019-05-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007518661A (ja) 有害物質を含む回転炉の排ガス流の一部を取り出すセメントクリンカーの製造方法
JP4948446B2 (ja) セメント製造装置の排ガスの処理方法
CN109443024A (zh) 一种水泥窑协同处置的旁路放风系统及方法
JP4689514B2 (ja) セメント焼成設備における排ガスの処理方法及び処理装置
JP4313936B2 (ja) 焼成物の製造方法およびその装置
JP5171184B2 (ja) 石炭火力発電システム及びフライアッシュの平均粒径を拡大させる方法
JP2004244308A (ja) セメント製造装置の排ガスの処理方法及び処理システム
CN103486867A (zh) 水泥窑旁路放风工艺及系统
CN107207343A (zh) 氧‑煅烧工艺
JP6344251B2 (ja) 可燃性燃料投入システム及び可燃性燃料投入方法
JP4998639B1 (ja) セメント製造設備
JP2016155695A (ja) セメント製造設備およびこれを用いた石炭灰の処理方法
JP5911102B2 (ja) セメントキルンダストからの水銀回収方法
CN110542094A (zh) 一种链条炉式飞灰预燃熔融装置
JP6020024B2 (ja) セメント製造設備からの排ガス中の重金属低減方法
JP7519289B2 (ja) 塩素バイパス設備及びその運転方法、セメントクリンカ製造装置、並びにセメントクリンカの製造方法
JP5582554B2 (ja) セメント焼成装置
JP6459591B2 (ja) 可燃性燃料投入システム及び可燃性燃料投入方法
JP5864229B2 (ja) セメント焼成装置
CN105753348A (zh) 一种印尼沥青岩尾渣颗粒预分解窑的生产工艺
JP2008201622A (ja) 金属粉末の燃料化方法及び燃料化システム
JP6609996B2 (ja) セメントクリンカの製造装置、セメントの製造装置、セメントクリンカの製造装置方法及びセメントの製造方法
JP2018135248A (ja) セメントキルン排ガスからの水銀除去方法及び除去システム
JP4749634B2 (ja) ロータリーキルンを用いた可燃性廃棄物の処理方法
JP5738882B2 (ja) セメントクリンカーの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170926

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20180131

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180608

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180731

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20180927

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181115

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190305

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190318

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6507707

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250