JP2016155658A - ガイドレール計測装置とガイドレール計測方法 - Google Patents

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崇裕 田中
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Minoru Amihoshi
稔 網干
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Abstract

【課題】精度良くガイドレール間隔を計測できるガイドレール計測装置とガイドレール計測方法を提供する。
【解決手段】自動計測台車の内の一台は、計測親機2aであり、計測親機2a以外の自動計測台車は、計測親機2aからの初期指令を受けて計測親機2aに追従する計測子機2b〜2dであり、計測親機2aは、計測子機2b〜2dを誘導する誘導部25と、計測親機2aと計測子機2b〜2dとの間隔を計測する第一測距計26とを有し、計測子機2b〜2dは、計測親機2aが設置されているガイドレール1a〜1d上での計測親機2aの高さと、計測子機2b〜2dが設置されているガイドレール1b〜1d上での計測子機2b〜2dの高さとの差を検知する第一変位センサ31と、誘導部25の誘導に基づいて、速度を前記差が0となるよう制御する子機信号処理部58とを有する。
【選択図】図1

Description

この発明は、エレベータ等に使用するガイドレールの設置精度を計測するガイドレール計測装置とガイドレール計測方法に関するものである。
一般に乗客を搬送する車両、例えばエレベータは、乗客を搬送する乗りかごと、乗りかごを案内するガイドレールによって構成される。エレベータの乗り心地を良くするためには、乗りかごとガイドレールとがスムーズに相対運動をすることが重要となり、そのためには複数のガイドレール相互の間隔が昇降路の全体にわたって変化しないことが重要となる。また、乗りかごと、エレベータ利用者が出入りする通路との間の隙間や、乗りかごの中心位置のずれについても小さいことが望ましい。
従来、エレベータの据付時にはガイドレールの位置合わせを行うために、昇降路の天面から床に垂らしたワイヤやレーザビームを基準として、作業者が各階毎に人力でガイドレールの位置を計測していた。しかしながら、この方法では作業者が乗りかごに搭乗しながら計測する必要があるために落下事故の危険があること、測定時に乗りかごを停止する必要があるため断続的にしか測定できないこと、測定時間が長いこと等の課題があった。そこで、ガイドレールの位置測定を自動的に行う測定装置として、測定治具を乗りかごに取付け、乗りかごの昇降に合わせて自動で計測できる装置(例えば、特許文献1)が提案されている。
特開2005−60066号公報
特許文献1に記載の計測方法ではガイドレールの間隔を測定する際に、実際に試験用の乗りかごを取り付けてガイドレールに沿って昇降させる必要があり、乗りかごの自重によりガイドレールに撓みが発生し、所望の計測精度を得られないという課題があった。また、ガイドレール間の昇降路の天面に牽引ワイヤの動力源となる装置と、その関連治具を取り付ける高所作業が必要となり、ガイドレールの設置精度を計測するための作業が危険であるという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、ガイドレールの設置状態を精度良く、安全に計測できるガイドレール計測装置とガイドレール計測方法を提供することを目的とする。
この発明に係るガイドレール計測装置は、
平行に設置された複数のガイドレールの設置精度を計測するガイドレール計測装置において、
各前記ガイドレールにそれぞれ一台設置され、自走機能を有する複数の自動計測台車と、
前記自動計測台車に接続されたコントローラとを備え、
前記自動計測台車の内の一台は、前記コントローラから与えられた目標速度で前記ガイドレール上を前記ガイドレールの基準位置から指定方向に進む計測親機であり、
前記計測親機以外の前記自動計測台車は、前記計測親機からの指令を受けて前記計測親機に追従する計測子機であり、
前記計測親機は、前記計測子機を誘導する誘導部と、
前記計測親機と前記計測子機との間隔を計測する第一測距計とを有し、
前記計測子機は、前記計測子機と他の前記計測子機との間隔を計測する第二測距計と、
前記計測親機が設置されている前記ガイドレール上での前記計測親機の高さと、前記計測子機が設置されている前記ガイドレール上での前記計測子機の高さとの差を検知する第一変位センサと、
前記誘導部の誘導に基づいて、前記計測子機の速度を、前記差が0となるよう制御する子機信号処理部とを有するものである。
また、この発明に係るガイドレール計測方法は、
請求項2に記載のガイドレール計測装置を用いるガイドレール計測方法であって、
各前記計測子機の前記受光センサの上端の高さと下端の高さの間の範囲に、前記計測親機の前記第一レーザ照射部のレーザ照射口の高さが収まるように前記計測親機と各前記計測子機を各前記ガイドレールに設置する準備工程を有するものである。
この発明に係るガイドレール計測装置によれば、それぞれのガイドレールに沿って同期して自走する計測親機、計測子機を用いることで、乗りかごをガイドレールに設置せずにガイドレールの設置精度を計測できるので、乗りかごの自重によるガイドレールの撓みによる計測誤差を抑制できる。
また、ガイドレール間の昇降路の天面に牽引ワイヤの動力源となる装置とその関連治具を取付ける高所作業が必要ないので、作業者による高所作業を省略できる。これにより、ガイドレールの設置精度の計測を安全に行うことができる。
また、発明に係るガイドレール計測方法によれば、おおよその位置に計測親機と各計測子機を設置し、電源を投入するだけで、自動的に計測親機と全ての計測子機の位置合わせができる。
本発明の実施の形態1に係るガイドレール計測装置(コントローラを除く)の斜視図である。 図1のガイドレールを内側から見た側面図である。 本発明の実施の形態1に係る計測親機の斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る計測親機の側面図である。 本発明の実施の形態1に係る計測子機の斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る計測子機の側面図である。 本発明の実施の形態1に係る計測装置のシステム構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る計測親機と計測子機の動作のフロー図である。 本発明の実施の形態2に係るガイドレールを内側から見た側面図である。 本発明の実施の形態2に係るガイドレール計測装置(コントローラを除く)の上面図である。 本発明の実施の形態3に係るガイドレールを内側から見た側面図である。 本発明の実施の形態3に係るガイドレール計測装置(コントローラを除く)の上面図である。
実施の形態1.
以下、本発明の実施の形態1に係るガイドレール計測装置とガイドレール計測方法を図を用いて説明する。
図1は、ガイドレール計測装置100の自動計測台車親機2a(以下、計測親機2aという)と、自動計測台車子機2b〜2d(以下、計測子機2b〜2dという)とを取り付けたエレベータ用のガイドレール1a〜1dの斜視図である。各ガイドレール1a〜1dは平行に、鉛直方向に向くように設置されている。
この明細書中で、「内側」とは、ガイドレール1a、1b、1c、1dに囲まれる領域側をいうものとする。また、「外側」とは、ガイドレール1a、1b、1c、1dで囲まれる領域の外側をいうものとする。また、計測親機2aや計測子機2b〜2dについて「高さ」というときは、昇降路の底面(ガイドレール1a〜1dの下端)からの高さをいうものとする。
図2は、図1のガイドレール1a、1bを内側から見た側面図である。図2は、図1における計測親機2a及び計測子機2bの内側(図1では見えない側)の構成を示している。
図3は、計測親機2aを内側から見た斜視図である。
図4は、計測親機2aを内側から見た側面図である。
図5は、計測子機2bを外側から見た斜視図である。
図6は、計測子機2bを外側から見た側面図である。
図7は、ガイドレール計測装置100のシステム構成を示すブロック図である。
ガイドレール計測装置100は、図1に示す計測親機2aと計測子機2b〜2dと、図7に示すコントローラ51とにより構成される。コントローラ51にはノートPC等が使用できる。作業者はコントローラ51を操作することにより、ガイドレール1a〜1dの設置精度を計測する。計測親機2aと計測子機2b〜2dとの違いは、計測親機2aが、計測子機2b〜2dの昇降を誘導する誘導部を有し、計測子機2b〜2dは、計測親機2aの昇降に追従する機能を有する点であるが詳細は後述する。
図7に示すように、コントローラ51と計測親機2aとは、それぞれに設けた通信機52で接続されている。また、計測親機2aと計測子機2b〜2dとの間は、それぞれに設けた通信機57で接続されている。通信機52と通信機57としては、Zig−Bee等準拠の無線通信機を用いることで、計測親機2a及び計測子機2b〜2dのガイドレール1a〜1dへの取り付け、取り外しを容易にすることができる。
一方、無線状態の悪い環境においては、有線ケーブルで接続することも可能である。計測親機2aは、ガイドレール1aに設置され、計測子機2b〜2dはガイドレール1b〜1dのそれぞれに1台ずつ設置される。計測親機2a及び計測子機2b〜2dは、それぞれレール吸着車輪21によりガイドレール1a〜1dに吸着し、アクチュエータ23が変速機24を介して駆動車輪22を回転させることでガイドレール1a〜1dに沿って昇降する。
変速機24としては、ウォームギア等のバックドライブしにくい減速機を使用することにより、アクチュエータ23がエネルギを消費することなく、計測親機2a及び計測子機2b〜2dを停止させることができる。
計測親機2a及び計測子機2b〜2dは、それぞれ動力源として電源56を備えている。電源56は電池を用いるが、計測親機2a及び計測子機2b〜2dの落下防止用として利用可能な、図1に示すひも8を電源ケーブルとして用いることも可能である。
次に、計測親機2a及び計測子機2b〜2dの同期走行について説明する。ガイドレール1a〜1d相互の間隔(少なくとも一つの対角線を含む)を正確に測定するためには、計測親機2a及び全ての計測子機2b〜2dが同期して、同じ鉛直高さ(以下、単に高さという)となるように走行することが必要である。同期走行を実現するために、計測親機2aは、ラインレーザ装置25(誘導部としての第一レーザ照射部)から、計測子機2b〜2dを誘導するラインレーザ光4(第一レーザ光)を照射する。ラインレーザ光4は、計測子機2b〜2dが走行するそれぞれのガイドレール1b〜1dを横切るようにガイドレール1b〜1dに対して垂直に照射される。
計測子機2b〜2dは、計測親機2aから照射されるラインレーザ光4を、それぞれに備える受光センサ31(第一変位センサ)で受光する。計測親機2aと計測子機2b〜2dとの高さに差が発生した場合、受光センサ31上におけるラインレーザ光4の受光位置が基準位置(例えば受光センサ31の上下方向の中間)から上下に変化する。
受光センサ31としては、PSDセンサやラインセンサカメラを用いる。受光センサ31は、ラインレーザ光4の受光位置の変化を信号に変換して図7に示す子機信号処理部58に入力する。各子機信号処理部58は、それぞれのアクチュエータ駆動回路59により各計測子機2b〜2dの速度を、計測親機2aとの高さの差が0となるよう制御する。
計測子機2b〜2dは、計測親機2aから照射されたラインレーザ光4を基準として高さの差を独自に調整できるため、同期走行の実現のために計測親機2aと通信する必要はない。また、使用するレーザ光をラインレーザ光4にすることにより、受光センサ31との軸合わせ作業を簡素化できる利点がある。
次に、ガイドレール1a〜1d相互の間隔の計測方法について説明する。
計測親機2a、計測子機2b、2cは、それぞれガイドレール間隔計測用の反射型のレーザ測距計26a(第一測距計)、レーザ測距計26b、26c(第二測距計)を備える。レーザ測距計26aには、レーザ光3(第二レーザ光)用のレーザ照射口と受光部が三組備えられていて、1組ずつ、各計測子機2b〜2dに向けられている。また計測子機2bのレーザ測距計26bのレーザ照射口と受光部は計測子機2cに向けられており、計測子機2cのレーザ照射口と受光部は計測子機2dに向けられている。計測子機2dにはレーザ測距計は無い。
また、計測子機2bは、計測親機2aのレーザ測距計26aから照射されるレーザ光3を反射する1個の反射板32bを備える。計測子機2cは、計測親機2aのレーザ測距計26aからのレーザ光3と、計測子機2bのレーザ測距計26bからのレーザ光3を反射する2つの反射板32cを備える。計測子機2dは、計測親機2aのレーザ測距計26aからのレーザ光3と、計測子機2cのレーザ測距計26cからのレーザ光3を反射する2つの反射板32dを備える。
ガイドレール1a〜1d相互の間隔の測定方法を、ガイドレール1aとガイドレール1bとの間隔の測定方法を例に説明する。計測親機2aは、計測子機2bの反射板32bに対し、ガイドレール間隔計測用のレーザ光3をレーザ照射口26a1sから照射する。照射されたレーザ光3は、ガイドレール間隔計測用の反射板32bにより反射され、レーザ測距計26aの受光部26a1rに戻る。レーザ測距計26aは、受光部26a1rで検知したレーザ光3の反射光を用いて、レーザ測距計26aと反射板32bとの間隔を計測する。
同様に、計測親機2aと計測子機2c、計測親機2aと計測子機2d、計測子機2bと計測子機2c、計測子機2cと計測子機2dとの間隔を計測する。計測子機2b、2cのレーザ測距計26b、26cによる計測結果は、それぞれの計測子機2b、2cに備える通信機57により計測親機2aに送信される。そして、レーザ測距計26aの3つの計測結果と共に計測親機2aの親機信号処理部55から通信機52を経由して、コントローラ51に送られ計測データとして保存される。
なお、ガイドレールに対してレーザ測距計を用いて直接レーザ光を照射して距離を計測する場合、油や錆の付着によりガイドレールの表面状態が変化し、計測誤差にバラつきが発生するが、本実施の形態によればレーザ光3は、常に計測子機2b〜2dの反射板32b〜32dに当たることから、計測誤差の発生を防ぐことができる。
更に、図2、図4、図6に示すように(他の図では省略)、ガイドレール1a〜1d相互の間隔の計測精度を向上させるために、ガイドレール1a〜1dと、ガイドレール1a〜1dに沿って走行する計測親機2a及び計測子機2b〜2dの台車の座面Z(図では、Za1、Za2、Zb1、Zb2で示す)との間隔を、各計測親機2a及び計測子機2b〜2dに備えるレール台車間計測センサ27(第三測距計、図では27a1〜27a4、27b1〜27b4で示す)により計測しても良い。レール台車間計測センサ27は、計測親機2a及び計測子機2b〜2dと、それぞれが設置されているガイドレール1a〜1dとの間隔の変化を継続的に計測し、レーザ測距計26での計測結果を補正する。
レール台車間計測センサ27には、レーザ測距計を用いることもできるが、測定対象の色や反射状態の変化に強い接触式のセンサを用いることで、ガイドレールの表面の油などによる誤差を抑制することができる。
図2、図4ではそれぞれの台車の座面Zの1面につき2個のレール台車間計測センサ27を示している。この場合、1つの面に取り付けた2つのレール台車間計測センサ27から得た値を平均すると良い。また、ガイドレール1aとガイドレール1cとの間隔の補正には、レール台車間計測センサ27a1〜27a4からの値と、同様に計測子機2cに取り付けた4つのレール台車間計測センサ27からの値を利用する。なお、図6においては、レール台車間計測センサ27b3、27b4は裏側にあるので見えない。
計測親機2a及び各計測子機2b〜2dの台車の座面Zとレーザ測距計26aとの間隔と、計測親機2a及び各計測子機2b〜2dの台車の座面Zと反射板32bとの間隔はそれぞれ既知なので、コントローラ51は、ガイドレール1aと1b、1bと1c、1cと1d、1dと1a、1aと1cとの間隔を正確に算出できる。
次に、ガイドレール計測装置100による他の計測項目を説明する。ガイドレール1a〜1dの設置精度の計測においては、ガイドレール1a〜1d相互の間隔だけでなく、ガイドレール1a〜1dのそれぞれの垂直方向からの傾き、すなわち、ガイドレール1a〜1dのタオレの計測も重要な対象となる。
ガイドレール1a〜1dのタオレを計測するために、計測親機2aの鉛直方向下方の地上に置いた墨出しレーザ機器5aから、墨出しレーザ光5(第三レーザ光)を鉛直方向上方に計測親機2aに向かって照射し、レールタオレ計測受光センサ28で受光する。レールタオレ計測受光センサ28としては、二次元PSDセンサやカメラセンサ等を用いる。レールタオレ計測受光センサ28は、墨出しレーザ光5の受光位置の変化を信号に変換して図7に示す親機信号処理部55に入力する。当該信号は、親機信号処理部55から通信機52を経由してコントローラ51に送られ、データとして保存される。図2では計測親機2aを対象に、ガイドレール1aのタオレの計測方法を示しているが、計測子機2b〜2dに適用することも可能である。
次に、計測親機2a及び計測子機2b〜2dをそれぞれガイドレール1a〜1dに設置する準備工程について説明する。計測親機2a及び計測子機2b〜2dをガイドレール1a〜1dに設置するには、まず、計測親機2a及び計測子機2b〜2dをレール吸着車輪21の磁石による吸着力により、それぞれガイドレール1a〜1dに押し付ける。その後、計測親機2a及び全ての計測子機2b〜2dのおおよその高さの位置合わせを行う。
この位置合わせは、全ての計測子機2b〜2dの受光センサ31の上端の高さと下端の高さの間の範囲に、計測親機2aのラインレーザ装置25のレーザ照射口25sの高さが収まるようにする。すなわち、受光センサ31が、ガイドレール1b〜1dに計測子機2b〜2dを取り付けた状態おける上下の長さが30mmのPSDセンサであれば、全ての計測子機2b〜2dの受光センサ31の中心の高さが、計測親機2aのラインレーザ装置25のレーザ照射口25sの中心の高さから上下に±15mmの範囲に収まるように設置する。
その後、計測親機2aの電源56をONにすると、計測親機2aからの同期走行用のラインレーザ光4が、各計測子機2b〜2dに照射され、このラインレーザ光4を受けて各計測子機2b〜2dが、計測親機2aの高さと一致するように移動し、同期走行のための準備工程が完了する。このときの計測親機2aの位置が基準位置である。
次に、図8を用いて、計測親機2a及び計測子機2b〜2dの動作について説明する。
図8は、計測親機2a及び計測子機2b〜2dの動作のフロー図である。まず、計測親機2aの動作について説明する。上述の準備工程の終了後、ガイドレール1a〜1dの設置精度の計測処理を開始すると、計測親機2aは、コントローラ51から通信機52を介して初期目標速度Vを受信する(S001)。初期目標速度Vには指定方向を含む。
次に、計測親機2aの親機信号処理部55は、通信機57を介して計測子機2b〜2dに初期指令としての初期目標速度Vを送信する(S002)。次に、親機信号処理部55は、アクチュエータ駆動回路59に初期目標速度Vを与え、モータを計測親機2aの速度が初期目標速度Vとなるように駆動する(S003)。
次に、親機信号処理部55は、レーザ測距計26a、レール台車間計測センサ27a1〜a4、レールタオレ計測受光センサ28からの入力情報を、変数SA1〜SAxに順に代入して記憶する(S004)。次に、親機信号処理部55は、計測子機2b〜2dから、通信機57を介して、上記と同種のセンサ情報を記録した変数SB1〜SBx、SC1〜SCx、SD1〜SDxの値を受信する(S005)。
次に、親機信号処理部55は、通信機52を介して、コントローラ51へ計測親機2a及び計測子機2b〜2dの全ての計測情報である、変数SA1〜SAx、SB1〜SBx、SC1〜SCx、SD1〜SDxの値を送信する(S006)。これを測定終了(S007−Yes)まで所定のインターバルで高速に繰り返す(S007−No)。
次に、計測子機2b〜2dの動作について説明する。
上述の準備工程の終了後、ガイドレール1a〜1dの設置精度の計測処理を開始すると、計測子機2b〜2dは、親機から通信機57を介して、初期目標速度Vを受信する(S101)。
次に、計測子機2b〜2dの子機信号処理部58は、それぞれのアクチュエータ駆動回路59に初期目標速度Vを与え、各モータを計測子機2b〜2dの速度が初期目標速度Vとなるように駆動する(S102)。
次に、各子機信号処理部58は、同期走行用の受光センサ31からの入力情報を変数dxに記憶する(S103)。ここで、変数dxに入力される値は、各受光センサ31によって計測親機2aからのラインレーザ光4を検知した位置が、各受光センサ31の中央から上下方向にずれた距離である。各子機信号処理部58は、各計測子機2b〜2dの現在の走行速度、前回計測時と今回計測時の時間差、dxの値を元に、計測子機2b〜2dの修正された目標速度V’=K1(dx)を算出する(S104)。
次に、各子機信号処理部58は、アクチュエータ駆動回路59に修正された目標速度V’を与え、各アクチュエータ23を計測子機2b〜2dの速度が目標速度V’となるように駆動する(S105)。当然のことながら、各計測子機2b〜2dは個別に上記処理を行う。
次に、各子機信号処理部58は、レーザ測距計26、レール台車間計測センサ27、レールタオレ計測受光センサ28からの入力情報を、変数SB1〜SBx、SC1〜SCx、SD1〜SDxに順に代入して記憶する(S106)。
次に、各子機信号処理部58は、それぞれの計測子機2b〜2dから、通信機57を介して、取得した変数SB1〜SBx、SC1〜SCx、SD1〜SDxの値を計測親機2aに送信する(S107)。これを測定終了(S108−Yes)まで所定のインターバルで高速に繰り返す(S108−No)。
本発明の実施の形態1に係るガイドレール計測装置100とガイドレール計測方法によれば、ガイドレール1a〜1dに対する計測親機2a及び計測子機2b〜2dの設置は、昇降路の底面にて実施できるため、高所作業が必要なく、作業者の安全が確保できる。また、作業者は昇降路内に立ち入る必要がないため、安全であり、計測親機2a及び計測子機2b〜2dは自動走行しながら連続的にガイドレール1a〜1d相互の間隔を計測できるため、測定時間が短くて済むという利点がある。また、計測親機2aのラインレーザ光4を計測子機2b〜2dの受光センサ31に照射し、計測子機2b〜2d自身が判断して同期走行するので、同期走行に関しては計測親機2aと計測子機2b〜2dが通信しなくても良い。また、通信の断絶による計測子機2b〜2dの暴走の危険がなく、低コストな通信機を使用できる。また、昇降路の通信状態が悪くとも運用できる利点がある。
また、ガイドレール1a〜1d相互の間隔の測定とガイドレール1a〜1dのタオレの測定のいずれにも乗りかごを設置する必要がないので、乗りかごの自重によるガイドレール1a〜1dに撓みが発生せず、精度良くガイドレール1a〜1dの設置精度を計測できる。また、地上に墨出しレーザ機器5aを設置し、鉛直方向に照射した墨出しレーザ光を計測親機2a及び計測子機2b〜2dに搭載したレールタオレ計測受光センサ28で信号に変換することで、ガイドレール1a〜1dの鉛直方向からの傾き(レールタオレ)を自動計測することができる。
また、計測親機2a及び計測子機2b〜2dに永久磁石の車輪を用いることで、ガイドレール1a〜1dに動力なしで吸着して計測親機2a及び計測子機2b〜2dの落下を防ぐとともに、アクチュエータ23と駆動車輪22の間にウォームギア等のバックドライブしにくい変速機24を用いることで、計測親機2a及び計測子機2b〜2dの停止時にアクチュエータ23を駆動せずとも、自動的にブレーキがかかる。
実施の形態2.
実施の形態2に係るガイドレール計測装置とガイドレール計測方法について、図を用いて実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
図9は、ガイドレール1a、1bと、ガイドレール1a、1bに取り付けられた計測親機202aと計測子機202bとを内側から見た側面図である。図9は、実施の形態1の図2に相当する。
図10は、コントローラ51を除くガイドレール計測装置200の上面図である。本実施の形態2に係るガイドレール計測装置200は、実施の形態1と同様に計測親機202aと計測子機202b〜202dとコントローラ51とで構成される。
まず、計測親機202a及び計測子機202b〜202dの同期走行について、実施の形態1と異なる部分を説明する。本実施の形態2では、実施の形態1で使用したラインレーザ光4の代替の誘導部として計測親機202a及び計測子機202b〜202d相互の間に、ワイヤ式変位センサ41と、これにテンショナ43を介して伸縮自在に接続したワイヤ6とを用いる。ワイヤ式変位センサ41は、ワイヤ6の長さの変動を測定する。また、受光センサ31の代替として、ワイヤ角度計測センサ42b〜42d(第一変位センサ)を用いる。計測親機202aと計測子機202bの高さに差が生じた場合、ガイドレール1a〜1dに対して垂直な面Mとワイヤ6が成す角度θが変化する。ワイヤ角度計測センサ42b〜42dは、この角度θの変化を実施の形態1における高さの差として認識し、信号に変換して子機信号処理部58に入力する。
各子機信号処理部58は、各計測子機202b〜202dの現在の走行速度、前回計測時と今回計測時の時間差、θxの値を元に、θが0になるように、計測子機202b〜220dの修正された目標速度V’=K2(θx)を算出する。
次に、ガイドレール1a〜1d相互の間隔の計測について実施の形態1と異なる部分を説明する。本実施の形態2では、実施の形態1で使用したレール間隔計測用のレーザ測距計26の代替としてワイヤ式変位センサ41(第一測距計、第二測距計)を用いる。
計測親機202aに取り付けられたワイヤ式変位センサ41a1からレール間隔計測用のワイヤ6が繰り出され、計測子機202bのテンショナ43bと接続されている。ワイヤ6の弛みは計測誤差となるため、ワイヤ6に張力を与える機構が各テンショナ43に組み込まれている。ワイヤ式変位センサ41a1の回転角度を読み取ることで、ガイドレール1aとガイドレール1bとの間隔を計測することができる。
同様に、ワイヤ式変位センサ41a2からレール間隔計測用のワイヤ6が繰り出され、計測子機202cのテンショナ43cと接続され、ワイヤ式変位センサ41a3からワイヤ6が繰り出され、計測子機202dのテンショナ43d1と接続されている。これにより、ガイドレール1aとガイドレール1cとの間隔と、ガイドレール1aとガイドレール1dとの間隔が計測できる。
さらに、ガイドレール1bとガイドレール1cとの間隔は、計測子機202bのワイヤ式変位センサ41bで計測でき、ガイドレール1cとガイドレール1dとの間隔は、計測子機202cのワイヤ式変位センサ41cで計測できる。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
本発明の実施の形態2に係るガイドレール計測装置200とガイドレール計測方法によれば、実施の形態1と同様の効果に加えて、ガイドレール計測装置200の輸送時には、ワイヤ6は各ワイヤ式変位センサ41のリール部分に巻き取られており、小さなスペースに装置を収納することができる。また、計測親機202a及び計測子機202b〜202dをガイドレール1a〜1dに設置するには、作業者がワイヤ式変位センサ41のリール部分からワイヤ6を繰り出し、計測子機202b〜220dの各テンショナ43にワイヤ端部を接続するだけで良いので、ガイドレール計測装置200の設置準備に必要な時間を短縮できる。
実施の形態3.
実施の形態3に係るガイドレール計測装置とガイドレール計測方法について、図を用いて実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
図11は、ガイドレール1a、1bと、ガイドレール1a、1bに取り付けられた計測親機302aと計測子機302bとを内側から見た側面図である。図11は、実施の形態1の図2に相当する。
図12は、コントローラ51を除くガイドレール計測装置300の上面図である。本実施の形態3に係るガイドレール計測装置300は、実施の形態1と同様に計測親機302aと計測子機302b〜302dとコントローラ51とで構成される。
まず、計測親機302a及び計測子機302b〜302dの同期走行について、実施の形態1と異なる部分を説明する。本実施の形態3では、実施の形態1で使用したラインレーザ光4の代替の誘導部としてリンク節44を介して計測親機302a及び計測子機302b〜302d相互の間に接続した伸縮自在のリンク7を用いる。
また、受光センサ31の代替として、リンク節44に取り付けたリンク角度計測センサ46(第一変位センサ)を用いる。なお、リンク角度計測センサ46は、各リンク7の反対側のリンク節44に取り付けても良い。
次に、ガイドレール1a〜1d相互の間隔の計測について実施の形態1と異なる部分を説明する。本実施の形態3では、実施の形態1で使用したレール間隔計測用のレーザ測距計26の代替としてリンク式変位センサ45(第一測距計、第二測距計)を用いる。
レール間隔計測用のリンク7a1は、両端にリンク節44を介して、計測親機302aと計測子機302bとの間に回転自在に取り付けられている。リンク7a1は、直動自在となるよう取り付けられた2本の棒で構成され、その伸縮量をリンク7a1に備えるリンク式変位センサ45a1で読み取ることができる。リンク7a1の基準長に変位量を加減してガイドレール1aとガイドレール1bとの間隔を計測することができる。
同様に、計測親機302aと計測子機302cとの間にリンク7a2が接続され、計測親機302aと計測子機302dとの間にリンク7a3が接続されている。これにより、ガイドレール1aとガイドレール1cとの間隔と、ガイドレール1aとガイドレール1dとの間隔が計測できる。
さらに、計測子機302bと計測子機302cとの間にリンク7bが接続され、計測子機302cと計測子機302dとの間にリンク7cが接続されている。これにより、ガイドレール1bとガイドレール1cとの間隔と、ガイドレール1cとガイドレール1dとの間隔が計測できる。その他の構成は実施の形態1と同様である。
本発明の実施の形態3に係るガイドレール計測装置300とガイドレール計測方法によれば、実施の形態1、2と同様の効果を得ることができる。また、リンク7は、回転軸2つと直動軸1つの単純な構造のため、メンテナンスが容易である。さらに、リンク7は直動軸で分割することで、輸送が容易となる。
なお、これまで、ガイドレール1a〜1dは、鉛直方向に設置されているものとして説明したが、平行に設置された複数のガイドレールであれば、例えば斜行エレベータ用のガイドレールについても本発明に係るガイドレール計測装置を適用できる。この場合、「鉛直方向」を「ガイドレールの長手方向」と読み替え、「高さ」を「昇降路の一端部からの長さ」と読み替えれば良い。
また、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
100,200,300 ガイドレール計測装置、1a〜1d ガイドレール、
2a,202a,302a 計測親機、
2b〜2d,202b〜202d,302b〜302d 計測子機、
3,5 レーザ光、4 ラインレーザ光、5a レーザ機器、6 ワイヤ、7 リンク、
V 初期目標速度、V’ 目標速度、Z 座面、21 レール吸着車輪、
22 駆動車輪、23 アクチュエータ、24 変速機、25 ラインレーザ装置、
26,26a〜26c レーザ測距計、26a1r 受光部、
26a1s レーザ照射口、27 レール台車間計測センサ、
28 レールタオレ計測受光センサ、31 受光センサ、
32a〜32d 反射板、41 ワイヤ式変位センサ、42 ワイヤ角度計測センサ、
43 テンショナ、44 リンク節、45 リンク式変位センサ、
46 リンク角度計測センサ、51 コントローラ、52,57 通信機、
55 親機信号処理部、56 電源、58 子機信号処理部、
59 アクチュエータ駆動回路。

Claims (11)

  1. 平行に設置された複数のガイドレールの設置精度を計測するガイドレール計測装置において、
    各前記ガイドレールにそれぞれ一台設置され、自走機能を有する複数の自動計測台車と、
    前記自動計測台車に接続されたコントローラとを備え、
    前記自動計測台車の内の一台は、前記コントローラから与えられた目標速度で前記ガイドレール上を前記ガイドレールの基準位置から指定方向に進む計測親機であり、
    前記計測親機以外の前記自動計測台車は、前記計測親機からの指令を受けて前記計測親機に追従する計測子機であり、
    前記計測親機は、前記計測子機を誘導する誘導部と、
    前記計測親機と前記計測子機との間隔を計測する第一測距計とを有し、
    前記計測子機は、前記計測子機と他の前記計測子機との間隔を計測する第二測距計と、
    前記計測親機が設置されている前記ガイドレール上での前記計測親機の高さと、前記計測子機が設置されている前記ガイドレール上での前記計測子機の高さとの差を検知する第一変位センサと、
    前記誘導部の誘導に基づいて、前記計測子機の速度を、前記差が0となるよう制御する子機信号処理部とを有するガイドレール計測装置。
  2. 前記誘導部は、第一レーザ光を前記ガイドレールに対して垂直に前記計測子機に向けて照射する第一レーザ照射部であり、
    前記第一変位センサは、前記第一レーザ光を前記ガイドレールの長手方向に所定の範囲で受光する受光センサであり、
    前記第一測距計及び前記第二測距計は、レーザ測距計である請求項1に記載のガイドレール計測装置。
  3. 前記誘導部は、前記自動計測台車相互の間に接続された伸縮自在のワイヤであり、
    前記第一変位センサは、前記差を、前記ガイドレールに対して垂直な面と前記ワイヤがなす角度として認識するワイヤ角度計測センサであり、
    前記第一測距計及び前記第二測距計は、前記ワイヤの長さの変動を測定するワイヤ式変位センサである請求項1に記載のガイドレール計測装置。
  4. 前記誘導部は、前記自動計測台車相互の間に接続された伸縮自在2本の棒からなるリンクであり、
    前記第一変位センサは、前記差を、前記ガイドレールに対して垂直な面と前記リンクがなす角度として認識するリンク角度計測センサであり、
    前記第一測距計及び前記第二測距計は、前記リンクの長さの変動を測定するリンク式変位センサである請求項1に記載のガイドレール計測装置。
  5. 前記自動計測台車は、
    前記自動計測台車の台車の座面と、前記ガイドレールとの間隔を測定する第三測距計を備えた請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のガイドレール計測装置。
  6. 前記自動計測台車は、前記ワイヤに張力を付与するテンショナを備えた請求項3に記載のガイドレール計測装置。
  7. 前記自動計測台車の鉛直下向に設置され、鉛直上方に第三レーザ光を照射する墨出しレーザ機器と、
    前記自動計測台車は、前記墨出しレーザ機器からの前記第三レーザ光を受光するレールタオレ計測受光センサとを備えた請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のガイドレール計測装置。
  8. 前記自動計測台車は、磁石による吸着力により前記ガイドレールに吸着する車輪を備えた請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のガイドレール計測装置。
  9. 複数の前記自動計測台車は、無線により相互に接続され、計測親機は、前記コントローラと無線により接続されている請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のガイドレール計測装置。
  10. 前記自動計測台車は、落下防止用と電源用とを兼ねたケーブルを備えた請求項1から請求項9のいずれか1項に記載のガイドレール計測装置。
  11. 請求項2に記載のガイドレール計測装置を用いるガイドレール計測方法であって、
    各前記計測子機の前記受光センサの上端の高さと下端の高さの間の範囲に、前記計測親機の前記第一レーザ照射部のレーザ照射口の高さが収まるように前記計測親機と各前記計測子機を各前記ガイドレールに設置する準備工程を有するガイドレール計測方法。
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