JP2016154768A - ジャングルジム用継手 - Google Patents

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Abstract

【課題】パイプを屈折させる操作が容易なジャングルジム用継手を提供する。
【解決手段】ジャングルジム用継手30Lは、複数のパイプ133,203,206等が接続される継手軸を有する継手本体32と、短尺棒状に形成され、一端側にパイプ203,703が接続される回動部材33と、を有する。回動部材33の二股状部には、継手本体32の平板状部が挟み込まれるようにしてパイプ203,703が屈折可能とされる屈折部31が形成される。屈折部31の外周には、カバー部材34が設けられる。カバー部材34は、周壁が回動部材33の二股状部又は継手本体32の平板状部と当接することによりパイプ203の屈折を規制する規制壁部と、周壁が回動部材33の二股状部又は継手本体32の平板状部と当接しないよう切り欠き形成されてパイプ203の屈折を解除する切欠部を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、幼児が屋内で遊ぶことができるジャングルジムであって、収納時には折り畳むことができるジャングルジムに用いられるジャングルジム用継手に関する。
従来から、幼児が屋内で遊ぶことのできるジャングルジムが提案されている。このような屋内用ジャングルジムは、複数の立方体枠が組み合わされることにより、公園等の屋外に設置されるジャングルジムと同様の遊びを屋内で行うことができるので、幼児は夢中になって遊ぶことのできる遊具とされている。
このような屋内用ジャングルジムは、大型に形成される傾向がある。このため、使用しない場合にはコンパクトに収納できるように、パイプが接続される継手として、パイプが屈折される屈折部を設けたものが用いられている。そして、この屈折部は、ジャングルジムを使用する場合には、パイプが不意に屈折してしまわないようにロック機構が備えられている。例えば、特許文献1における折り畳み式ジャングルジムの継手ユニットは、固定パイプ継手と回動パイプ継手の枢支連結部に進退操作自在に回動阻止用カバースリーブが設けられている。そして、パイプが接続される回動パイプ継手にロックピンを設けて、回動阻止用カバースリーブにはロックピン受け入れ孔が設けられている。
このジャングルジムを使用する場合には、枢支連結部に回動阻止用カバースリーブを套嵌させる。すると、回動阻止用カバースリーブと回動パイプ継手とが当接し、枢支連結部におけるパイプの屈折が阻止される。また同時に、回動パイプ継手のロックピンが回動阻止用カバースリーブのロックピン受け入れ孔に嵌まり込み、回動阻止用カバースリーブの軸心回りの回動が防止される。また、このジャングルジムを折り畳む場合には、ロックピンを押し込んでロックピンをロックピン受け入れ孔から外す。すると、回動阻止用カバースリーブはパイプに沿って回動パイプ継手から離間させることができる。
実用新案登録第3102074号公報
上記のジャングルジム用継手においては、回動阻止用カバースリーブを枢支連結部とされるパイプの屈折部に対して進退操作してパイプの屈折(すなわちジャングルジムの折り畳み)の規制及び解除を行う。このとき、回動阻止用カバースリーブは、パイプに沿って進退されるため、操作のためのストロークが長くなることがあり、その分時間がかかる場合がある。従って、多数設けられる回動阻止用カバースリーブを全て嵌脱させる操作は、煩雑となってしまうことがあった。
本発明の目的は、ジャングルジムを折り畳むための屈折部におけるパイプ屈折動作の規制及び解除操作が容易なジャングルジム用継手を提供する。
本発明に係るジャングルジム用継手は、複数のパイプが接続される継手軸を有する継手本体と、短尺棒状に形成され、一端側に前記パイプが接続される回動部材と、を有し、前記回動部材の他端側は前記継手本体とともに、平板状部が二股状部に挟み込まれるようにして前記パイプが屈折可能とされる屈折部が形成され、前記屈折部の外周には、軸心方向の移動は規制され、軸心回りは回動自在とされる筒状のカバー部材が設けられ、前記カバー部材は、周壁が前記平板状部又は前記二股状部と当接することにより前記屈折部の屈折を規制する規制壁部と、前記周壁が前記平板状部又は前記二股状部と当接しないよう切り欠き形成されて前記屈折部の屈折を解除する切欠部を備える。
また、前記カバー部材は、内周面から突出する突起部が形成され、前記屈折部は、前記突起部と摺動自在に係合されるガイド溝が軸心周方向に形成される。
また、前記ガイド溝は、前記突起部と当接される回動規制部が設けられる。
また、前記ガイド溝は、前記回動部材に凹溝状に形成される。
また、前記平板状部は前記継手本体に形成され、前記二股状部は前記回動部材に形成される。
また、前記平板状部の突端部は、平面視凸円弧状に形成されるとともに前記突端部から突出される回動規制突起が設けられ、前記平板状部の突端部と対向する前記二股状部の二股間における面は、前記平板状部の突端部に倣って平面視凹円弧状に形成されるとともに前記回動規制突起に当接される当接部が設けられる。
また、前記カバー部材は、内周面に凸状又は凹状に形成される回動係合部を有し、前記回動部材又は前記継手本体には、一方に前記屈折部の屈折を規制する状態で前記回動係合部と係合する規制時係合部と、他方に前記屈折部の屈折を解除する状態で前記回動係合部と係合する解除時係合部と、が形成される。
本発明に係るジャングルジム用継手によれば、カバー部材をパイプの軸心回りに回動させることにより、ジャングルジムを折り畳むための屈折部の屈折の解除や、ジャングルジムを使用する際の規制(ロック)を行うことができる。従って、操作のためのストロークが短く済むため、短時間で屈折部のロックと解除の操作を行うことができる。
また、カバー部材の内面には突起を設けて、屈折部には、回動部材又はパイプと回動部材とを組み合わせる等して、この突起をガイドするガイド溝を形成する。これにより、カバー部材を回動させる構成を簡単に形成することができる。
また、ガイド溝には、突起部と当接される回動規制部が設けられることにより、カバー部材の回しすぎを防止することができる。
また、回動部材にガイド溝を設ければ、パイプを回動部材から取り外した場合においてもカバー部材を回動部材に取り付けたままにできるので、パイプを外して収納する際にカバー部材を紛失してしまうことが低減される。
また、屈折部の構成を、継手本体に平板状部を形成し、回動部材に二股状部を形成することにより、カバー部材の切欠部を平板状部の厚みに合わせて形成することができる。従って、カバー部材の規制壁部となる周壁を多く確保することができ、より剛性の高いカバー部材を形成することができる。
また、回動部材と継手本体との屈折する角度範囲は、回動部材に設けられた当接部が継手本体に設けられた回動規制突起に当接することで規制されるので、例えばパイプの屈折動作を90度としたい場合には、確実に当該屈折運動を規制することができる。
また、カバー部材に回動係合部を設け、回動部材又は継手本体には規制時係合部と解除時係合部を設けることができる。これにより、屈折部の解除状態及び規制状態の切り替え時にクリック感を得ることができるので、カバー部材の回動操作をより確実に行うことができる。
本発明の実施形態に係るジャングルジムの斜視図である。 本発明の実施形態に係るジャングルジム用継手及び接続されるパイプを示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るジャングルジム用継手及び接続されるパイプを示す分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る継手本体を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る回動部材を示し、(a)は上方から見た斜視図であり、(b)は下方から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係るカバー部材を示し、(a)は正面図であり、(b)は斜視図である。 本発明の実施形態に係るジャングルジム用継手及び接続されるパイプを示すx−y平面における要部横断面図である。 本発明の実施形態に係るジャングルジム用継手及び接続されるパイプを示し、(a)はカバー部材を回動させた状態を示す要部拡大図であり、(b)はパイプを屈折させた状態を示す要部拡大図である。 本発明の実施形態に係るジャングルジム用継手及び接続されるパイプを示し、屈折された状態を示す上面図である。 本発明の実施形態に係るジャングルジムが折り畳まれた状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るジャングルジムの上面図を示し、(a)は使用状態(展開状態)であり、(b)は収納状態(折り畳まれた状態)である。 本発明の実施形態に係るジャングルジムの使用例を示す斜視図である。
以下、図に基づいて本発明の実施形態を説明する。本実施形態におけるジャングルジム10は、主に屋内に設置するジャングルジムの遊具であり、収納時には折り畳むことができるように形成されたものである。従って、図1は、ジャングルジム10を展開して使用する場合の状態を示す図である。なお、以下の説明においては、ジャングルジム10の正面側(x軸方向のプラス方向)を前とし、背面側(x軸方向のマイナス方向)を後として説明する。そして、ジャングルジム10を正面から見て左側(y軸方向のマイナス方向)を左とし、右側(y軸方向のプラス方向)を右として説明する。さらに、ジャングルジム10の上方(z軸方向のプラス方向)を上とし、下方(z軸方向のマイナス方向)を下として説明する。
図1に示すように、ジャングルジム10は、互いに垂直なx軸、y軸、z軸の各方向に向けて、それぞれ複数の円筒形状のパイプ(101〜110等)が複数のジャングルジム用継手(30A〜30H等)に接続されている。
このジャングルジム10は、多数個の立方体枠を組み合わせて形成されている。最下段には、3個の立方体枠からなるベース枠群100と、付加ベース枠600が設けられている。そして、ベース枠群100の上側には、高さを立方体枠の約2分の1とされる3個の半立方体枠からなるハーフ枠群200が接続されている。さらに、このハーフ枠群200の中央の半立方体枠の上側には、1個の半立方体枠からなる上側ハーフ枠300が接続されている。そして、この上側ハーフ枠300の上側には、立方体枠とされるトップ枠400が接続されている。
なお、x,y,z軸の各軸を90度の角度を有して形成されるジャングルジム用継手(30A等)のうち、同じ符号のジャングルジム用継手は共通部品として形成されるものである。これらのジャングルジム用継手は、その使用される箇所により、三〜六方分岐として形成される。
ジャングルジム10は、最下段をベース枠群100として、3つの立方体枠がy軸方向に連続して形成されている。具体的には、ベース枠群100の中央の立方体枠は、x軸方向に4本のパイプ102,103,202,203を有し、y軸方向に4本のパイプ106,109,206,209を有し、z軸方向に4本のパイプ132,133,136,137を有する。そして、これらのパイプが、ジャングルジム用継手30B,30C,30F(2個),30J(3個),30Lと接続されている。
そして、ベース枠群100の中央の立方体枠には、y軸方向左右両側に立方体枠が連続して接続される。なお、ベース枠群100の中央の立方体枠におけるx軸方向のパイプ102,202及びパイプ103,203とz軸方向のパイプ132,136及びパイプ133,137と、これらのパイプと接続されるジャングルジム用継手(30B等)は、それぞれ左右の立方体枠と共通の構成部品とされている。
さらに、ベース枠群100の上側には、ベース枠群100の立方体枠よりもz軸方向の高さを約半分とした3つの半立方体枠がy軸方向に連続して形成されるハーフ枠群200がベース枠群100と連続して接続されている。例えば、ハーフ枠群200の中央の半立方体枠は、x軸方向に4本のパイプ202,203,302,303を有し、y軸方向に4本のパイプ206,209,306,309を有し、z軸方向に4本のパイプ232,233,236,237を有する。そして、これらのパイプが、7個のジャングルジム用継手30Jと1個のジャングルジム用継手30Lに接続されている。
なお、ハーフ枠群200の中央の半立方体枠におけるx軸方向のパイプ202,302及びパイプ203,303とz軸方向のパイプ232,236及びパイプ233,237と、これらのパイプと接続されるジャングルジム用継手(30L等)は、左右の半立方体枠と共通の構成部品とされている。さらに、ハーフ枠群200の下側の辺に相当するx軸及びy軸方向のパイプ(202,206等)と、これらのパイプが接続されるジャングルジム用継手(30L等)は、ベース枠群100の立方体枠とそれぞれ共通の構成部品とされている。
ハーフ枠群200の中央の半立方体枠の上側には、ハーフ枠群200の半立方体枠と同様の半立方体枠として形成される上側ハーフ枠300が接続されている。この上側ハーフ枠300の半立方体枠においても同様に、下側に隣接するハーフ枠群200の中央の半立方体枠における上側の辺を構成するパイプ(302,306等)と、これらのパイプが接続するジャングルジム用継手(30J等)が共通の構成部品とされている。
さらに、上側ハーフ枠300の上側には、立方体枠からなるトップ枠400が接続されている。トップ枠400の立方体枠は、ベース枠群100の立方体枠と同じ寸法で形成されている。トップ枠400も同様に、下側の辺に相当するx軸及びy軸方向のパイプ(402,406等)と、これらのパイプが接続するジャングルジム用継手(30H等)が、隣接して接続される上側ハーフ枠300の上側の辺に相当するパイプ及びジャングルジム用継手と共通の構成部品とされている。
また、ベース枠群100におけるy軸のプラス方向における端部の立方体枠からは、x軸のプラス方向に向けて、立方体枠からなる付加ベース枠600が接続されている。この付加ベース枠600の立方体枠は、ベース枠群100の立方体枠及びトップ枠400の立方体枠と同じ寸法で形成されている。そして、付加ベース枠600の後側の辺に相当するパイプ(107,133等)と、これらのパイプが接続するジャングルジム用継手(30C等)は、ベース枠群100と接続される立方体枠と共通の構成部品とされている。
また、トップ枠400の後側の辺に相当する部位には、固定部材60が設けられている。固定部材60は、その本体部61の前後に平面部が形成される。本体部61の外形は、上方が正面視円弧状に形成されて下方が略三角状に広がるようにして形成されている。本体部61の上方には、y軸方向のパイプ509と係合する上側係合部62が設けられている。同様に、本体部61の下側には、y軸方向のパイプ409と係合する下側係合部63と、z軸方向の左右のパイプ436,437と係合する左側係合部64、右側係合部65がそれぞれ設けられている。
また、トップ枠400と上側ハーフ枠300とで共通の構成部品とされる右後ろ側のジャングルジム用継手30J(すなわち、パイプ403,409,437,337と接続されるジャングルジム用継手30J)からy軸のプラス方向及びz軸のマイナス方向にずれた位置におけるジャングルジム用継手30H(すなわち、パイプ238,304,310と接続されるジャングルジム用継手30H)には、両者のジャングルジム用継手30J,30Hに渡って湾曲パイプ70が接続されている。
このように形成されるジャングルジム10は、x軸方向のパイプ(101,102等)は全て同じ寸法に形成されている共通部品である。同様に、y軸方向のパイプ(105,205等)も共通部品とされている。z軸方向のパイプ(131,231等)は、立方体枠を構成するよう長さの長いパイプ(131,432等)と、長さの長いパイプの半分の長さで形成されて半立方体枠を構成するパイプ(231,332等)の2種類のパイプから形成されている。
これらのジャングルジム用継手(30A等)は、屈折可能なx軸方向のパイプ(101等)及び固定のy軸、z軸方向のパイプ(105,131)の接続される数が異なるのみで、これらのパイプの接続部分は同じ構造で構成される。従って、以下のジャングルジム用継手の説明は、六方分岐とされるジャングルジム用継手30L(換言すれば、ベース枠群100と付加ベース枠600とで共通の構成部品とされる上側の六方分岐継手であるジャングルジム用継手30L)を例として説明する。
図2に示すように、ジャングルジム用継手30Lには、x軸方向前後のパイプ703,203が接続されている。同様に、y軸方向左右のパイプ206,207及びz軸方向上下のパイプ233,133が接続されている。ジャングルジム用継手30Lは、x軸方向のパイプ703,203が90度の角度範囲で屈折可能とされるように屈折部31が形成されている。そして、x軸方向後側のパイプ203が接続される側の屈折部31の外周には、略円筒形状のカバー部材34が設けられている。カバー部材34は、当該カバー部材34の軸心方向の移動は規制されるとともに、当該カバー部材34の軸心回りには回動自在とされている。このカバー部材34を回動操作することにより、屈折部31の屈折を規制したり解除したりすることができる。
図3に示すように、ジャングルジム用継手30Lは、継手本体32と、x軸方向前後に配置される2つの回動部材33と、前述のカバー部材34により構成されている。図4に示すように、継手本体32は、y軸方向左右及びz軸方向上下のそれぞれに、パイプ(206等)と接続される継手軸32aが基部32bから突出されるようにして設けられている。継手軸32aは、略円筒形状に形成されている。継手軸32aの外周壁には、継手軸32aの軸心に沿って平行な2つの長い切欠部32a1が形成されている。2つの切欠部32a1の間における継手軸32aの外周壁には、係止突起32a2が設けられている。そして、2つの切欠部32a1及び係止突起32a2は、1つの継手軸32aにおいて対向する反対側の外周壁にもそれぞれ設けられている。
継手本体32は、全体を樹脂材料の射出成形により形成されている。従って、切欠部32a1の作用により、係止突起32a2を支持する外周壁は弾性力を有する。一方、パイプ(206等)の両端部近傍の外周壁には、それぞれ係止突起32a2と係止される係止孔180が周方向等間隔で4箇所に設けられている(図2、図3参照)。
従って、パイプ(206等)を継手軸32aに挿入すると、係止突起32a2は継手軸32aの径方向内側に向けて沈み込む。そして、係止孔180と係止突起32a2の位置が合せられると、係止突起32a2は弾発されて、係止孔180に係止されてパイプ(206等)の挿入が完了される。なお、係止突起32a2は、継手軸32aの外周面に向けて低くなるように、パイプ(206等)が挿入される側が傾斜して形成されている。これにより、パイプ(206等)の挿入が容易とされている。
また、対向する継手軸32a同士は、円筒形状部分の内面で形成される孔が互いに貫通されて連通されている。従って、基部32bの内部では、左右のy軸方向の継手軸32a及び上下のz軸方向の継手軸32aそれぞれの円筒形状部分の内面で形成される孔が交差している。
さらに、継手軸32aにおける基部32b側には、継手軸32aの円筒形状部分よりも径大に形成される円環部32a3が形成されている。円環部32a3の外周面は、パイプ(206等)が挿入されて継手軸32aに接続された際、パイプ(206等)の外周面と連続した面となるように形成されている。
継手本体32は、x軸方向である前方向及び後方向に向けて、平板状部32cが基部32bから突出されるようにして形成されている。前方向に突出する平板状部32cと後方向に突出される平板状部32cの形状は同じである。平板状部32cは、平面部を上下に向けた略平板状に形成されている。平板状部32cの上下の平面部には、いわゆる肉盗みのための4個の凹部32c1がそれぞれ形成されている。
平板状部32cの平面上略中心位置には、それぞれ貫通孔32c2が設けられている。貫通孔32c2には、回動部材33の貫通孔33b1(図5参照)とともにピン部材が挿通される。従って、回動部材33は平板状部32cにより回動自在に支持される。
平板状部32cの突端部32c3は、平面視において凸円弧状に形成されるとともに、凸円弧状の一方の終端部には、平板状部32cの側面と連続した側面を有する回動規制突起32c4が形成されている。換言すれば、組み立て状態(図7参照)においては、回動規制突起32c4は、回動部材33に向けて突出される。なお、前述の通り、平板状部32cは同じ形状とされるので、前側の回動規制突起32c4は突端部32c3の右端(x軸方向のプラス方向)に形成され、後側の回動規制突起32c4は突端部32c3の左端(x軸方向のマイナス方向)に形成される。
そして、平板状部32cの左右の側面には、それぞれ規制時係合部32c5とされる凹状の貫通されない係合孔が設けられている。この規制時係合部32c5は、後述のカバー部材34における凸状の回動係合部34cと嵌脱自在に係合される。
次に、図5(a)及び(b)に基づいて、回動部材33について説明する。図5(a)は回動部材33を上方から見た斜視図であり、図5(b)は下方から見た斜視図である。回動部材33は、樹脂材料により射出成形され、短尺棒状に形成されている。回動部材33の一端側は、パイプ(203等)が挿入され接続される円筒形状の継手軸33aが形成されている。継手軸33aには、円周形状の外周壁に2つの平行な切欠部33a1及び係止突起33a2が設けられている。そして、2つの切欠部33a1及び係止突起33a2は、円筒形状の外周壁に対向して2箇所に形成されている。この継手軸33aにパイプ(203等)を挿入する際の作用は、前述の継手本体32における継手軸32aと同様である。
回動部材33の他端側は、二股状部33bが形成されている。二股状部33bの外周面は、縦断面円弧状に形成されている。この二股状部33bの外周面は、パイプ(203等)が接続されたときに、パイプ(203等)の外周面と略同一面となるように形成されている。二股状部33bの先端部は、平面視において凸円弧状に形成されている。従って、回動部材33が屈折運動する際に継手本体32の平板状部32cの基端部との干渉が回避されている。
そして、二股状部33bの外周面における略中央部分には、外周面が座繰り加工された貫通孔33b1が設けられている。継手本体32の平板状部32c(図4参照)と二股状部33bとの連結は、二股状部33bの間に平板状部32cが挟み込まれるようにされて、前述の通り、貫通孔33b1と平板状部32cの貫通孔32c2とがピン部材により連結されてなる。
また、二股状部33bの外周面であって貫通孔33b1より継手軸33a側には、解除時係合部33b2とされる凹状の貫通されない係合孔が設けられている。この解除時係合部33b2は、後述のカバー部材34における凸状の回動係合部34c(図6参照)が嵌脱自在に係合される。
二股状部33bの二股の間の面33b3は、継手本体32の平板状部32cと連結した際、平板状部32cの突端部32c3と対向する。そして、この二股状部33bの二股の間の面33b3は、平板状部32cの突端部32c3に倣って、平面視凹円弧状に形成されている。さらに、面33b3には、図7にも示されるように、段部として形成される当接部33b4が設けられている。
これらの継手本体32と回動部材33とが連結されている状態を図7の断面図により説明する。図7に示す通り、パイプ203,703が展開されている状態においては、回動部材33の当接部33b4と、継手本体32における平板状部32cの回動規制突起32c4は当接している。従って、パイプ203,703は、この展開状態から、貫通孔32c2(貫通孔33b1)に通したピン部材を中心とした反時計回りの回動は規制されている。そして、パイプ203は、カバー部材34を回動操作して屈折状態とされる場合には、図7において時計回りに回動し、カバー部材34が円環部32a3と当接するまで回動される。同様に、パイプ703においても、屈折状態とされる場合には時計回りに回動し、屈折された回動部材33が継手本体32の円環部32a3と当接するまで回動する。このようにして、パイプ203,703は約90度の角度範囲で一方向に屈折可能とされている。
図5に戻り、回動部材33の二股状部33bの基端部には、軸心回りの周方向に断面凹溝状のガイド溝33b5が形成されている。このガイド溝33b5には、後述のカバー部材34の突起部34b(図6参照)が摺動自在に係合される。そして、二股状部33bの基端部には、ガイド溝33b5と直交するように回動規制部33b6が形成されている。回動規制部33b6は、図5(a),(b)に示すように対向して2箇所に形成されている。
回動規制部33b6の継手軸33a側の端部における周方向の一方側の側面は、ガイド溝33b5を構成する周壁33b7と接続されている。回動規制部33b6の継手軸33a側の端部における周方向の他方側の側面は、周壁33b7が切り欠かれるようにして開放部33b8が形成されている。開放部33b8も対向して2箇所に形成されている。カバー部材34を回動部材33に組み付ける際には、カバー部材34の2箇所の突起部34bをこの2箇所の開放部33b8にそれぞれ合わせて、挿入する。
回動部材33に接続されるパイプ(203等)の軸方向の位置は、係止突起33a2と係止孔180の係止により決められる。従って、周壁33b7の継手軸33a側の面は、パイプ(203等)の端面と近接又は接触される。なお、ガイド溝33b5の他の構成としては、周壁33b7の代わりに、接続されるパイプ(203等)の端面と、二股状部33bの外周面から落ち込む周状段部とでガイド溝を形成してもよい。この場合、カバー部材34を回動部材33に挿入してからパイプ(203等)を接続することにより、カバー部材34を軸心回りに回動自在に設けることができる。従って、組み立ての際に、カバー部材34の突起部34bと開放部33b8との位置合わせが不要となる。
次に、カバー部材34を図6(a)及び(b)に基づいて説明する。カバー部材34は、円筒形状に形成される。カバー部材34は、外周壁に切り欠き形成される切欠部34aが設けられている。切欠部34aは、対向して二箇所に形成されている。切欠部34aと周方向に隣接する周壁部は、後述するが、屈折部31の屈折を規制する規制壁部34eとされる。
切欠部34aと同位相であるカバー部材34の内周面には、周方向に所定長さを有する突起部34bが対向して2箇所に形成されている。規制壁部34eの内周面には、突起部34bと位相を90度ずらした角度に、凸状の回動係合部34cが対向して2箇所に形成されている。そして、カバー部材34の外周面には、軸方向に長い多数の凸状の滑り止め用突起34dが形成されている。
このように形成されるカバー部材34は、前述の通り、ガイド溝33b5に突起部34bが摺動自在に係合される。従って、カバー部材34は、カバー部材34の軸心回りに回動自在であるとともにカバー部材34の軸心方向への移動は規制されている。
一方、カバー部材34の回動係合部34cと係合される平板状部32cの規制時係合部32c5と回動部材33の解除時係合部33b2は、軸心回りに90度の位相差で設けられている。従って、カバー部材34は、軸心回りに90度の角度範囲で回動操作されることで、その角度範囲の終端で回動係合部34cと、規制時係合部32c5又は解除時係合部32b2が係合される。従って、操作者は、回動操作によりクリック感を知覚することができる。さらに、カバー部材34の回動操作が90度の角度範囲を超えて回りすぎないように、突起部34bが回動規制部33b6に当接されて規制される。
屈折部31のカバー部材34による屈折規制状態と解除状態の切り替え及び屈折の動作は、以下のように行われる。カバー部材34は、図2及び図7に示すように、切欠部34aが二股状部33bに位置する場合には、パイプ203を屈折させようとしても、平板状部32cの両側面がカバー部材34の2箇所の規制壁部34eと当接するので、屈折部31におけるパイプ203の屈折は規制される。
そして、カバー部材34を90度回転させると、図8(a)に示す通り、切欠部34aが平板状部32cの両側面に位置される。切欠部34aは、平板状部32cの厚み程度の幅で切り欠かれているので、屈折部31の屈折が解除され、図8(b)及び図9に示す通り、パイプ203を屈折させることができる。
そして、図2及び図7で示す屈折部31の屈折を規制する状態においては、カバー部材34の回動係合部34cは、平板状部32cの規制時係合部32c5と係合される。一方、図8(a),(b)及び図9で示す屈折部31の屈折を解除する状態においては、カバー部材34の回動係合部34cは、二股状部33bの解除時係合部33b2と係合される。このようにして、規制状態と解除状態とで、それぞれ回動係合部34cが係合状態とされるので、何れかの状態に完全に切り替わったことが係合部の係合によるクリック感で知覚することができる。
また、上記のジャングルジム用継手30Lの他、各立方体枠の頂部に配置される継手は、以下のように形成される。三方分岐のジャングルジム用継手(30A,E,G,K,N,P)は、相互に90度の角度で三方に基部32bから突出される固定の2個の継手軸32a及び屈折可能な1個の継手軸33aの計3個の継手軸32a,33aを有する。四方分岐のジャングルジム用継手(30B,F,H,Q)は、一平面内において相互に90度の角度を有して基部32bから突出する固定の3個の継手軸32a及びこの3個の継手軸32aが形成する平面と垂直方向に基部32bから突出する屈折可能な1個の継手軸33aを有する。四方分岐のジャングルジム用継手(30D)は、90度の角度を有して基部32bから突出する固定の2個の継手軸32a及びこの2個の継手軸32aが形成する平面と垂直方向に基部32bから各々両側に突出する屈折可能な2個の継手軸33aを有する。五方分岐のジャングルジム用継手(30J)は、一平面内において相互に90度の角度を有して基部32bから突出する固定の4個の継手軸32a及びこの4個の継手軸32aが形成する平面と垂直方向に基部32bから突出する屈折可能な1個の継手軸33aを有する。五方分岐のジャングルジム用継手(30C,M)は、一平面内において相互に90度の角度を有して基部32bから突出する固定の3個の継手軸32a及びこの3個の継手軸32aが形成する平面と垂直方向に基部32bから各々両側に突出する屈折可能な計2個の継手軸33aを有する。
このようにして、継手本体32の平板状部32cと回動部材33の二股状部33bが屈折可能に連結される屈折部31は、ジャングルジム用継手(30A等)が接続されるx軸方向のパイプ(203等)の全てに設けられている。一方、カバー部材34は、z軸方向に接続される立方体枠及び半立方体枠で形成される同じユニット内においては、少なくとも一か所の屈折部31に設けておけばよい。
例えば、図1に示すように、ベース枠群100と、ベース枠群100とz軸方向上側に接続されるハーフ枠群200と、ハーフ枠群200における中央の半立方体枠とz軸方向上側に接続される上側ハーフ枠300と、上側ハーフ枠300とz軸方向上側に接続される立方体枠からなるトップ枠400とで構成されるユニットにおいては、これらのうちの少なくとも一つの屈折部31にカバー部材34を設けておけば、当該ユニット全体の屈折部31の屈折を規制したり解除したりすることができる。
ただし、ジャングルジム10を安定的に使用するためには、少なくともハーフ枠群200における中央の半立方体枠のx軸方向のパイプ(202,302,203,303)の両端で接続されるジャングルジム用継手30J,30Lにカバー部材34を設けることが望ましい。垂直方向に立方体枠等が重ねられたユニットにおいては、中央部分の立方体枠等に使用時の荷重が多く掛かるからである。
なお、当該ユニットに付加的に接続される立方体枠である付加ベース枠600の屈折部31には、別途カバー部材34を少なくとも一つ設ける必要がある。
次に、ジャングルジム10の折り畳みの操作について説明する。先ず、図1の展開状態において、ジャングルジム10におけるカバー部材34を回動操作して、全て屈折解除状態とする。その後、ジャングルジム10を折り畳むと、図10に示す形態とすることができる。
すなわち、折り畳まれたジャングルジム10は、展開状態(図1参照)で左隣に隣接する2つの立方体枠において対向するy軸方向のパイプ同士(例えば、パイプ206とパイプ208)の間に、x軸方向のパイプ(例えば、パイプ202)がほぼ密接して配置されることとなる。そして、展開状態で直列的に配置されるy軸方向のパイプ(例えば、パイプ205とパイプ206,207)はその直列状態が維持されるとともに、x軸方向のパイプ(例えば、パイプ201とパイプ202,203)は折り畳まれてy軸方向と平行に直列的に配置される。そうすると、折り畳まれた状態におけるジャングルジム10のベース枠群100の厚みは、最も厚い箇所でも3本のパイプ(例えば、x軸方向のパイプ202及びy軸方向のパイプ206,208)がほぼ密接に並べられるのみとすることができる。
また、これらの屈折部31は、すべて同一の方向に回動して屈折される。すなわち、図11(a)、(b)に示すように、ベース枠群100やトップ枠400における前側のジャングルジム用継手(30K等)における屈折部31が屈折して回転する方向(矢印P)と、後側のジャングルジム用継手(30N等)における屈折部31が屈折して回動する方向(矢印Q)は、図11(a),(b)における上面視において同じ時計回りとされている。さらに、付加ベース枠600におけるジャングルジム用継手(30K等)における屈折部31も、時計回りに回動して屈折される。
そして、ベース枠群100の上方にハーフ枠群200や上側ハーフ枠300,トップ枠400を設けてユニットを形成しても、図11(a),(b)に示す通り、当該ユニットにおいては3本分のパイプの厚みがあるのみとなる。さらに、付加ベース枠600を設けたとしても、全てのパイプは厚み方向においては密接するので、最小限の厚みの折り畳み状態とすることができる。
また、例えばジャングルジム10には、図12に示すように、ステップ板81,82や滑り台83や階段84を設けることができる。ここで、ステップ板81,82は、ハーフ枠群200における左端の半立方体枠の上面に設けられるステップ板81と、付加ベース枠600の上面に設けられるステップ板82とされている。ステップ板81は、x軸方向のパイプ301,302及びy軸方向のパイプ305,308と係合するように載置される。同様に、ステップ板82は、x軸方向のパイプ703,704及びy軸方向のパイプ707,207と係合するように載置される。従って、このステップ板81,82を利用して、ジャングルジム10におけるジャングルジム用継手(30A等)の屈折部31の屈折を規制することもできる。
滑り台83は、付加ベース枠600のパイプ703に設けられている。しかしながら、この滑り台よりも長い滑り台を用意して、ハーフ枠群200のパイプ305等と接続されるようにしてもよい。この場合には、滑り台で滑ることができる距離が図12の滑り台83より長くなるので、幼児の年齢や体力に合わせたジャングルジム10とすることができる。
また、固定部材60は平面部の装飾により幼児が楽しめるものである。この固定部材60は、y軸方向のパイプ(409等)とz軸方向のパイプ(436等)に固定されるので、ジャングルジム10に取り付けたままでも折り畳むことができる。また、湾曲パイプ70は、手すりとして利用できるので、低年齢の幼児でもジャングルジム10を楽しめるようにするものである。この湾曲パイプ70は、固定部材60と同様に、y−z平面と平行に取り付けられるものであるので、これも取り付けたまま折り畳むことができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は本実施形態によって限定されることはなく、種々の形態で実施することができる。例えば、回動部材33の二股状部33bと継手本体32の平板状部32cの関係を逆にして、回動部材33に平板状部を設けて継手本体32に二股状部を設けてもよい。
また、カバー部材34は、継手本体32に設けるようにしてもよい。また、カバー部材34の突起部34bと回動部材33のガイド溝33b5を入れ替えて、カバー部材34にガイド溝を設けて回動部材33に突起部を設けるようにしてもよい。同様に、凸状に形成したカバー部材34の回動係合部34cと凹状に形成した規制時係合部32c5及び解除時係合部33b2との凹凸関係を逆にして形成してもよい。また、本実施形態においては、回動部材33の継手軸33aにパイプ(203等)が直接的に接続されているが、スペーサ等を介して間接的に接続するようにしてもよい。また、屈折部31は、本実施形態においては90度の角度範囲で回動自在に形成されるが、この角度範囲は任意に設定することができる。
さらに、屈折部31が屈折される方向は、本実施形態においては、x−y平面に平行に屈折されるように形成したが、x−z平面に平行に屈折して、ジャングルジム10全体を上下方向に折り畳めるようにしてもよい。ただし、この場合、ベース枠群100の上方に立体格子枠を重ねる場合には、ベース枠群100の立方体枠と同様の立方体枠とし、ハーフ枠群200等と同じ立体格子枠は、y軸方向に接続することができる。
また、ジャングルジム10の構成としては、立方体枠及び半立方体枠の数及び接続する方向は、特に制限されることはない。
10 ジャングルジム 20 ハーフ枠群
30A〜H ジャングルジム用継手
30J〜N ジャングルジム用継手
30P〜Q ジャングルジム用継手
31 屈折部 32 継手本体
32a 継手軸 32a1 切欠部
32a2 係止突起 32a3 円環部
32b 基部 32b2 解除時係合部
32c 平板状部 32c1 凹部
32c2 貫通孔 32c3 突端部
32c4 回動規制突起 32c5 規制時係合部
33 回動部材 33a 継手軸
33a1 切欠部 33a2 係止突起
33b 二股状部 33b1 貫通孔
33b2 解除時係合部 33b3 面
33b4 当接部 33b5 ガイド溝
33b6 回動規制部 33b7 周壁
33b8 開放部
34 カバー部材 34a 切欠部
34b 突起部 34c 回動係合部
34d 滑り止め用突起 34e 規制壁部
60 固定部材 61 本体部
62 上側係合部 63 下側係合部
64 左側係合部 65 右側係合部
70 湾曲パイプ 81 ステップ板
82 ステップ板 83 滑り台
84 階段
100 ベース枠群
101〜110 パイプ
131〜138 パイプ
180 係止孔
200 ハーフ枠群
201〜210 パイプ
231〜238 パイプ
300 上側ハーフ枠
301〜310 パイプ
332,333,336,337 パイプ
400 トップ枠
402,403,406,409 パイプ
432,433,436,437 パイプ
502,503,506,509 パイプ
600 付加ベース枠
603,604,607 パイプ
633,634 パイプ
703,704,707 パイプ

Claims (7)

  1. 複数のパイプが接続される継手軸を有する継手本体と、
    短尺棒状に形成され、一端側に前記パイプが接続される回動部材と、
    を有し、
    前記回動部材の他端側は前記継手本体とともに、平板状部が二股状部に挟み込まれるようにして前記パイプが屈折可能とされる屈折部が形成され、
    前記屈折部の外周には、軸心方向の移動は規制され、軸心回りは回動自在とされる筒状のカバー部材が設けられ、
    前記カバー部材は、周壁が前記平板状部又は前記二股状部と当接することにより前記屈折部の屈折を規制する規制壁部と、前記周壁が前記平板状部又は前記二股状部と当接しないよう切り欠き形成されて前記屈折部の屈折を解除する切欠部を備えることを特徴とするジャングルジム用継手。
  2. 前記カバー部材は、内周面から突出する突起部が形成され、
    前記屈折部は、前記突起部と摺動自在に係合されるガイド溝が軸心周方向に形成されることを特徴とする請求項1に記載のジャングルジム用継手。
  3. 前記ガイド溝は、前記突起部と当接される回動規制部が設けられることを特徴とする請求項2に記載のジャングルジム用継手。
  4. 前記ガイド溝は、前記回動部材に凹溝状に形成されることを特徴とする請求項3に記載のジャングルジム用継手。
  5. 前記平板状部は前記継手本体に形成され、前記二股状部は前記回動部材に形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか記載のジャングルジム用継手。
  6. 前記平板状部の突端部は、平面視凸円弧状に形成されるとともに前記突端部から突出される回動規制突起が設けられ、
    前記平板状部の前記突端部と対向する前記二股状部の二股間における面は、前記平板状部の前記突端部に倣って平面視凹円弧状に形成されるとともに前記回動規制突起に当接される当接部が設けられることを特徴とする請求項5に記載のジャングルジム用継手。
  7. 前記カバー部材は、内周面に凸状又は凹状に形成される回動係合部を有し、
    前記回動部材又は前記継手本体には、一方に前記屈折部の屈折を規制する状態で前記回動係合部と係合する規制時係合部と、他方に前記屈折部の屈折を解除する状態で前記回動係合部と係合する解除時係合部と、が形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか記載のジャングルジム用継手。

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