JP2016153941A - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】情報処理装置の記憶手段は、それぞれ異なる通信回線が接続されている複数の通信手段に関して、自情報処理装置からの送信先に関する設定情報を記憶しており、制御手段は、前記設定情報にしたがって、自情報処理装置から送信先に通信を行う場合に、1つの送信先に複数の送信を行うこととなるときは、前記通信手段のうちの1つを選択して、自情報処理装置から送信先に通信を行うように制御する。
【選択図】図1
Description
本発明は、複数の通信手段を有している場合に、1つの送信先に複数の送信を行うこととなるときに、通信手段のうちの1つを選択して通信を行うようにした情報処理装置及び情報処理プログラムを提供することを目的としている。
請求項1の発明は、それぞれ異なる通信回線が接続されている複数の通信手段に関して、自情報処理装置からの送信先に関する設定情報を記憶している記憶手段と、前記設定情報にしたがって、自情報処理装置から送信先に通信を行う場合に、1つの送信先に複数の送信を行うこととなるときは、前記通信手段のうちの1つを選択して、自情報処理装置から送信先に通信を行うように制御する制御手段を具備することを特徴とする情報処理装置である。
特許文献1に開示されている技術によって、アプリケーションからifTableのMIB(Management Information Base)にあるifIndexの指定が1固定で実装されてしまっている場合であっても、SNMP GetRequestを受け付けたインターフェースと同じものをifIndex=1のEntryとして返すことで、アプリケーションが望むであろうIfEntryを取得できるようにしている。
しかし、この方式では、トラップ通知時の送信元アドレスに関する以下のような状態となる。
情報処理装置にそれぞれ異なる通信回線が接続されている複数の通信手段(一般的には、Network Interface Card(NIC)とよばれる。以下、単にインターフェースともいう)が備え付けられている場合がある。インターフェースが複数(一般的には、Multi Interface)接続された場合、通常、SNMP(Simple Network Management Protocol)のTrap送信先設定は、その情報処理装置に1つのコンフィグとして、送信先を設定するケース(A)、インターフェース毎にコンフィグを用意して各々のインターフェースからの送信先を設定するケース(B)、又は、その両方に送信先が設定されるケース(C)の構成がある。
・ケース(A1)複数のインターフェースが具備された場合であっても、単一のコンフィグテーブルを参照し、各インターフェースから重複させてトラップ通知を行わせる方式。
・ケース(A2)各コンフィグから重複させずに何らかのロジックを組むことで、特定のコンフィグを選択し、単一の送信元から送信先に1つのトラップを行わせる方式、
ケース(B)の場合、インターフェース毎に指定された送信先に独立でトラップ通知されることになる。
ケース(C)の場合、どのように動作させるかは、情報処理装置の設計仕様次第となる。
また、ケース(B)の場合には、設定をインターフェース毎に別々に設定しなければならない。ケース(A2)の情報処理装置全体で単一のコンフィグとして送信先が設定できる場合、インターフェース毎のコンフィグとして送信先が設定できる場合、又は、その両方が指定できる場合であっても、トラップ通知の送信元アドレスを1つだけ自動選択し、重複した通知を行うことなく1つのトラップ通知を行えるようにしたいといった要求に対応できていない。
本実施の形態では、重複したイベントをトラップ通知されることがないようにさせるものである。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するの意である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態に応じて、又はそれまでの状況・状態に応じて定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、すべての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という意味を有する記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
情報処理装置100は、複数の通信モジュール160(Multi Interface)が搭載された構成であって、(1)SNMPのトラップ送信先設定が情報処理装置100に1つのコンフィグとして、送信先を設定する構成であっても、(2)各通信モジュール160毎にコンフィグを用意して各々の通信モジュール160からの送信先を設定するケースの構成であっても、また、(3)その両方を具備した構成であった場合でも、複数の通信モジュール160から重複した通知を行わないように自動制御する。また、ユーザーが使用すべき通信モジュール160を意識せずに送信先を設定可能になるうえ、重複したイベントをトラップ通知されることが発生しないようにさせることが可能となる。なお、情報処理装置100は、画像処理を行う装置(複写機、FAX、スキャナ、プリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、FAX等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)等)であってもよく、携帯情報通信機器(携帯電話、スマートフォン、モバイル機器、ウェアラブルコンピュータ等を含む)、情報家電等であってもよい。以下、例示する場合は、画像処理を行う装置としての例を示す。
設定情報記憶モジュール120は、制御モジュール130と接続されている。設定情報記憶モジュール120は、それぞれ異なる通信回線が接続されている複数の通信モジュール160に関して、情報処理装置100からの送信先に関する設定情報(以下、コンフィグともいう)を記憶している。例えば、前述したように、(1)情報処理装置100に1つの設定情報(つまり、情報処理装置100に接続されている複数の通信モジュール160の設定情報)、(2)各通信モジュール160毎の設定情報、また、(3)その両方を用意するようにしてもよい。
選択モジュール150は、通信確認モジュール140によって通信が可能であると確認された通信モジュール160が1つである場合は、その通信モジュール160を選択する。また、選択モジュール150は、前記通信確認モジュール140によって通信が可能であると確認された通信モジュール160が複数ある場合は、送信先に到達するまでに経由する中継設備の数(いわゆるホップ数)に応じて、通信モジュール160を選択するようにしてもよい。
具体的には、以下のような処理を行う。
送信先設定にしたがって設定をする場合、通信確認モジュール140が、到着可能(Reachable)なルートが存在するか否かをまず通信モジュール160毎に判定する。
ケース(1)通信確認モジュール140によって通信モジュール160毎に到着可能なルートがあるかを確認し、選択モジュール150が、1つしかなければ、その通信モジュール160が優先的に通知を送信する通信モジュール160として選択する。
ケース(2)複数の通信モジュール160に到着可能なルートが存在する場合、ipRoutingMetricTableで保持しているRoutingTableを比較し、Hops数の最も少ないnet番号の通信モジュール160を選択する。
ケース(3)通信確認モジュール140によってすべての通信モジュール160に到着可能なルートが存在しないことが判明した場合、ユーザーの設定操作によって指定された通信モジュール160を選択する。
また、前述したように、自動選択させる方式以外にも、一時的に通信回線すべてが切断されており、到着可能か否かといった動的情報が取得できない状況が発生する。その際に、利便性向上のため、静的な情報をベースに構成するようにしてもよい。
例えば、デフォルトゲートウェイやネットマスクの情報を参照し、通信モジュール160毎に送信先を関連付けるようにしてもよい。これによって、送信先にどの通信モジュール160経由で通知させるのかを指定できるようにする。
通信モジュール160Bは、制御モジュール130と接続されている。通信モジュール160Bは、通信モジュール160Aとは異なる通信回線が接続されている。
図1の例では、2つの通信モジュール160であるが、3つ以上であってもよい。
情報処理装置100には、2つの通信回線(通信回線280A、通信回線280B)が接続されている。
情報処理装置100、管理装置210A、ユーザー端末215A、通信装置230Aは、通信回線280Aを介してそれぞれ接続されている。
情報処理装置100、管理装置210B、ユーザー端末215B、通信装置230Bは、通信回線280Bを介してそれぞれ接続されている。
通信装置230A、通信装置230B、管轄管理装置250は、通信回線290を介してそれぞれ接続されている。通信回線280A、通信回線280B、通信回線290は、無線、有線、これらの組み合わせであってもよく、例えば、通信インフラとしてのインターネット、イントラネット等であってもよい。一般的には、通信回線280A、通信回線280Bはイントラネットであり、通信回線290はインターネットである。情報処理装置100は、ユーザー端末215A、ユーザー端末215Bから利用され(例えば、プリントアウト等の処理)、管理装置210A、管理装置210B、管轄管理装置250から管理される。情報処理装置100から管轄管理装置250への通知が行われる場合は、通信回線280A、通信装置230A、通信回線290又は通信回線280B、通信装置230B、通信回線290を介した通信が行われる。
MIB310は、情報処理モジュール300の状態情報を識別情報により識別可能に格納するMIBであり、MIBのデータベース本体と、当該データベース本体を構築するためのソフトウェアとの集合体を指す。MIB310は、情報処理モジュール300の各種情報を収集することで内部的にデータベースを構築し、後述のSNMP320から指定されたオブジェクトIDとインデックス(Index)の値に対応したMIBの値を応答する。オブジェクトIDは、MIBを一意に特定するための識別情報である。Indexは、MIBの中の何番目の情報であるかを特定するための識別情報である。
また、MIB310は、標準MIB(MIB2)を持っているものとする。ifIndexの値は、例えば、ネットワークI/F―A350Aが1、ネットワークI/F−B350Bが2である。
プロトコルスタック330は、IPプロトコルの通信機能を司るプロトコルスタックであり、OSに標準的に備わっているものである。ネットワークドライバA340Aは、ネットワークI/F−A350Aを制御するデバイスドライバである。ネットワークドライバB340Bは、ネットワークI/F−B350Bを制御するためのデバイスドライバである。なお、ネットワークI/F−A350Aは通信モジュール160Aに対応し、ネットワークI/F−B350Bは通信モジュール160Bに対応する。
なお、上述したソフトウェアが動作するためのOSや、その他の情報処理装置100の機能を実現するソフトウェア群も、ハードディスクに格納されており、必要に応じてロード及び実行される構成となっている。
ステップS402では、トラップ通知処理モジュール110が、イベントを検知する。例えば、情報処理装置100が画像処理装置である場合、紙づまり、トナー等の消耗品が残り少なくなったこと等の障害が発生したことを検知する。
ステップS404では、制御モジュール130が、設定情報記憶モジュール120内の情報を用いて、イベントに対応する送信先を抽出する。例えば、設定情報記憶モジュール120内の情報として、通信モジュール160A用のコンフィグテーブルA500、通信モジュール160B用のコンフィグテーブルB600、情報処理装置100(通信モジュール160A、通信モジュール160B)用のコンフィグテーブルALL700がある。図5は、コンフィグテーブルA500のデータ構造例を示す説明図である。
コンフィグテーブルA500は、イベント欄510、送信先IPアドレス欄520を有している。イベント欄510は、イベントを記憶している。送信先IPアドレス欄520は、そのイベントが発生した場合の送信先を示す送信先IPアドレスを記憶している。例えば、コンフィグテーブルA500は、管理装置210Aによって設定される。
図6は、コンフィグテーブルB600のデータ構造例を示す説明図である。コンフィグテーブルB600は、イベント欄610、送信先IPアドレス欄620を有しており、コンフィグテーブルA500と同様のデータ構造を有している。例えば、コンフィグテーブルB600は、管理装置210Bによって設定される。
図7は、コンフィグテーブルALL700のデータ構造例を示す説明図である。
コンフィグテーブルALL700は、イベント欄710、送信先IPアドレス欄720を有しており、コンフィグテーブルA500と同様のデータ構造を有している。例えば、コンフィグテーブルALL700は、管轄管理装置250によって設定される。
ステップS410では、通信確認モジュール140が、送信先へのホップ数を取得する。
ステップS412では、選択モジュール150が、ホップ数の少ない通信モジュール160を選択する。
ステップS414では、通信モジュール160が、送信先に対して、トラップ通知を行う。ここでの送信先は、ステップS406でNと判断された場合は、ステップS404で抽出された送信先であり、ステップS406でYと判断された場合は、ステップS412で選択された送信先である。
なお、ステップS408で、すべての通信モジュール160に到着可能なルートが存在しないことが判明した場合、ユーザーの設定操作によって指定された通信モジュール160を選択するようにしてもよい。
各社の情報処理装置100管理者は、自社で利用する情報処理装置100が利用可能か否かを判断するため、情報処理装置100のトラップ通知を受けたい状況があり、また、管轄管理会社も情報処理装置100のサポート・保守のためにトラップ通知を受けたい状況が想定できる。
図8の構成例では、情報処理装置100内のトラップ送信先の指定は、通信モジュール160A用の送信先コンフィグテーブルA500、通信モジュール160B用の送信先コンフィグテーブルB600、情報処理装置100全体での送信先コンフィグテーブルALL700の3ヵ所で指定ができることになる。
Step804では、管理装置210Bから情報処理装置100に対して、通信回線280B(通信モジュール160B)のトラップ送信先設定指示を行う。例えば、B社のBさんは、自分の通信回線280Bで接続されている情報処理装置100の状態を確認するためコンフィグテーブルB600のみに障害発生時に通知して欲しいBさんの管理装置210BのIPAddressを登録する。
Step806では、管轄管理装置250から情報処理装置100に対して、情報処理装置100のトラップ送信先設定指示を行う。例えば、管理管轄会社のXさんは、保守管理のために情報処理装置100の状態を監視したいため、通信回線280Bに直接接続されている、通信モジュール160B用の送信先コンフィグテーブルB600及び情報処理装置100全体での送信先コンフィグテーブルALL700の両方に登録することで、確実に通知して欲しいXさんの管轄管理装置250のIPAddressを2ヵ所に登録する。
Step808では、情報処理装置100において、Step802、Step804の指示にしたがって、インターフェース毎(通信モジュール160A、通信モジュール160B)に送信先を設定し、Step806の指示にしたがって、情報処理装置100内で1つのコンフィグテーブルALL700と通信モジュール160Bに対応するコンフィグテーブルB600で送信先を設定する。
Step902〜StepS908の処理は、Step802〜StepS808の処理と同等である。ただし、通信モジュール160Bは、インターネット用のインターフェースカードである。
この場合、トラップ送信先が不用意にインターネットに送信されないようにipRoutingTable、ipRoutingMetricTableのMIBで既に設定されている(knownな)イントラネットのネット番号以外は(インターフェースとして選択させず)自動通知させないように制御するようにしてもよい。
通常自分の利用する通信モジュール160におけるジョブのみを管理すればよいユーザーは、コンフィグテーブルA500又はコンフィグテーブルB600に、それぞれ対応する通信モジュール160経由のジョブ遷移のみ通知させるように指定する。そして、全ジョブを管理したい管轄管理会社のユーザーは、コンフィグテーブルALL700で全ての通信モジュール160経由の全ジョブ遷移を通知させる方式が一般的である。
(1)通信モジュール160AはA会社用で、通信モジュール160BはB会社用で、管理管轄会社で全ジョブ状況を管理したいユースケースについて説明する。
全てのジョブ(例えば、プリント、インターネットFAXに加え、レポート、コピー、FAXなども含み)を、管理したい管轄管理会社のユーザーは、直接接続されたネットのコンフィグテーブルB600にはプリント、インターネットFAXのジョブ通知設定を行い、コンフィグテーブルALL700には、全てのジョブ(例えば、プリント、インターネットFAXに加え、レポート、コピー、FAXなども含み)を設定し、両方にジョブ状態遷移を通知させるように指定したいといった要求に対応できる。
このようにすることで、直接接続されたネット内のジョブをモニターできるとともに、情報処理装置100の設置場所に行って、その場で実行するレポート、コピーといったジョブもモニターできるように実現できる。
ただし、その場合に、プリント、インターネットFAXなどの通信モジュール160経由のジョブに関しては、ジョブ状態検知時に管轄管理会社のPCのIPAddress(管轄管理装置250)にジョブ状態遷移の通知イベントが2重に通知されてしまうことが考えられる。この場合、通常は2重にイベント通知が発生してしまうので、本実施の形態による処理が必要である。
例えば、通知イベント種別の設定ミス防止のために重複してわざと登録するケースや、設定項目でコンフィグテーブルA500とコンフィグテーブルALL700があり、設定の簡易性のために全てのイベントに対し、通知設定させてしまうケースも存在する。
通信モジュール160B(例えば、Ethernet(登録商標)InterfaceCard)が故障してしまって障害通知ができなくなってしまった場合であっても、自動で通信モジュール160A経由で通知を行うことで、管理管轄会社で現地で複数の消耗品の交換や複数の障害に対処するため、予め必要な消耗品や部材(交換部品など)を準備して、現地で対応できるようにしたい場合がある。
この場合、回線のバックアップも兼ねて安全のため、インターネットに直接接続された通信モジュール160BのコンフィグテーブルB600には通信モジュール160B関連の障害、消耗品や障害発生時に、通知できるように通知設定を行い、コンフィグテーブルALL700にも同様に通信モジュール160A、通信モジュール160B関連の障害、消耗品や障害発生時に通知できるように通知設定を行い、両方から通知させるように指定する。
この場合、通常は2重にイベント通知が発生してしまうので、本実施の形態による処理が必要である。
例えば、通信モジュール160Bが故障してしまった場合や通信モジュール160B経由の通信回線に不具合が発生し通信ができなくなってしまった場合、通信モジュール160B経由の障害通知はできなくなってしまうことになる。その場合であっても、コンフィグテーブルALL700に設定された送信先に通信モジュール160A経由で通信モジュール160Bが故障したという障害通知とその後に発生した消耗品や部材交換通知が行われることになるため、通信モジュール160Bが故障した障害の対応のみではなく同時に発生している消耗品や部材交換の準備をしたうえで、現場に行って対処することができるようになる。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通等のために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray(登録商標) Disc)、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラム又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、又は無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、又は別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化等、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
110…トラップ通知処理モジュール
120…設定情報記憶モジュール
130…制御モジュール
140…通信確認モジュール
150…選択モジュール
160…通信モジュール
210…管理装置
215…ユーザー端末
230…通信装置
250…管轄管理装置
280…通信回線
290…通信回線
300…情報処理モジュール
310…MIB
320…SNMP
330…プロトコルスタック
340…ネットワークドライバ
350…ネットワークI/F
Claims (5)
- それぞれ異なる通信回線が接続されている複数の通信手段に関して、自情報処理装置からの送信先に関する設定情報を記憶している記憶手段と、
前記設定情報にしたがって、自情報処理装置から送信先に通信を行う場合に、1つの送信先に複数の送信を行うこととなるときは、前記通信手段のうちの1つを選択して、自情報処理装置から送信先に通信を行うように制御する制御手段
を具備することを特徴とする情報処理装置。 - 前記制御手段は、
前記通信手段による送信先への通信が可能であることを確認する確認手段と、
前記確認手段によって通信が可能であると確認された通信手段が1つである場合は、該通信手段を選択する選択手段
を具備することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記選択手段は、前記確認手段によって通信が可能であると確認された通信手段が複数ある場合は、前記送信先に到達するまでに経由する中継設備の数に応じて、該通信手段を選択する
ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記情報処理装置は、画像処理を行う装置であって、
前記情報処理装置から送信先への通信は、該情報処理装置における障害の発生した場合に行われる通信であって、
前記記憶手段は、前記通信手段毎の設定情報と複数の通信手段の設定情報を記憶しており、
前記制御手段は、前記通信手段毎の設定情報と複数の通信手段の設定情報の間で、1つの送信先に複数の送信を行うこととなる場合に、前記通信手段のうちの1つを選択する
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。 - コンピュータを、
それぞれ異なる通信回線が接続されている複数の通信手段に関して、自情報処理装置からの送信先に関する設定情報を記憶している記憶手段と、
前記設定情報にしたがって、自情報処理装置から送信先に通信を行う場合に、1つの送信先に複数の送信を行うこととなるときは、前記通信手段のうちの1つを選択して、自情報処理装置から送信先に通信を行うように制御する制御手段
として機能させるための情報処理プログラム。
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JP6515573B2 (ja) | 2019-05-22 |
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