JP2016152459A - 撮像装置およびその制御方法、プログラム、並びに記憶媒体 - Google Patents

撮像装置およびその制御方法、プログラム、並びに記憶媒体 Download PDF

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【課題】撮像素子の撮像面の曲率を演算する処理を省略する。【解決手段】撮像装置は、画素が2次元状に配列された撮像素子と、前記撮像素子の撮像面の曲率を可変制御する制御手段と、装着されたレンズの情報を取得する取得手段と、前記レンズの情報および前記制御手段が前記曲率を可変制御するための設定値が曲率ごとに格納されたテーブルに応じて前記撮像面の曲率を決定する決定手段と、を有する。【選択図】図7

Description

本発明は、撮像装置およびその制御方法に関する。
近年、デジタルカメラの小型化によって、被写体からレンズへ入射する光線の入射角度(以下、光線入射角)が大きくなるという課題がある。この光線入射角は、カメラの光学系のサイズが小さくなることで、より顕著になる傾向にある。
このような課題を解決する手段として、特許文献1では、レンズ収差の影響を軽減するために、撮像面を湾曲させた構造の撮像素子が提案されている。
特許第4604307号公報
像面湾曲収差はレンズの種類により異なるが、上記特許文献1に記載された構成では、異なる種類のレンズが装着されるレンズ交換可能なカメラに対応することができない。
本発明では、上記課題に鑑みてなされ、その目的は、像面湾曲収差の異なるレンズが装着された場合に、撮像素子の撮像面の曲率を短い時間で的確に制御できる技術を実現することである。
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明の撮像装置は、画素が2次元状に配列された撮像素子と、前記撮像素子の撮像面の曲率を可変制御する制御手段と、装着されたレンズの情報を取得する取得手段と、前記レンズの情報および前記制御手段が前記曲率を可変制御するための設定値が曲率ごとに格納されたテーブルに応じて前記撮像面の曲率を決定する決定手段と、を有する。
本発明によれば、像面湾曲収差の異なるレンズが装着された場合に、撮像素子の撮像面の曲率を短時間で的確に制御できるため、カメラの起動時間やレンズ交換時のタイムラグを短縮することが可能となる。
本実施形態の撮像装置の構成を示すブロック図。 本実施形態の撮像素子の電気的な構成を示す回路図。 本実施形態の撮像素子のカラーフィルタアレイの一部を示す図。 撮像素子と湾曲率制御部の構成を示す断面図。 撮像素子の撮像面の湾曲率の定義を説明する図。 本実施形態の撮像素子の撮像面の湾曲率制御処理に用いられる湾曲率制御テーブルを示す図。 本実施形態による撮像素子の撮像面の湾曲率制御処理を示すフローチャート。 本実施形態による湾曲率制御テーブルの湾曲率ごとの設定値を補正する処理を示すフローチャート。
以下に、添付図面を参照して本発明を実施するための形態について詳細に説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、本発明を実現するための一例であり、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は変更されるべきものであり、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。また、後述する各実施形態の一部を適宜組み合わせて構成しても良い。
以下、本発明を、静止画や動画を撮影可能な一眼レフデジタルカメラなどの撮像装置に適用した実施形態について説明する。なお、本発明は、撮像素子の撮像面の湾曲率がレンズの種類に応じて可変な機能を有する他の装置にも適用可能である。
<装置構成>
図1を参照して、本発明に係る実施形態の撮像装置の構成および機能の概略について説明する。
図1において、本実施形態の撮像装置100は、レンズマウント102を介して交換レンズ101が着脱可能に構成されている。
交換レンズ101は、フォーカスレンズやズームレンズ、絞りなどを備える。レンズマウント102は、交換レンズ101と撮像装置100とを電気的および機械的に接続する。
レンズ制御部103は、レンズマウント102を介して交換レンズ101と通信し、主制御部111による制御信号に基づいて交換レンズ101の駆動制御を行うと共に、交換レンズ101のレンズ情報を取得する。
シャッター104は、撮像素子106の撮像面への被写体像光の照射時間を調節するために機械的に駆動されるメカニカルシャッターである。
シャッター制御部105は、主制御部111による制御信号に基づいてシャッター104の駆動制御を行う。
撮像素子106は、レンズや絞り、シャッターを含む光学系を介して結像された被写体像を電気信号に変換するCCDやCMOSなどで構成される。なお、撮像素子106の詳細な構成については、図2および図3を用いて後述する。
湾曲率制御部120は、図4で後述するように撮像素子106に接続され、主制御部111による制御信号に基づいて撮像素子106の撮像面の湾曲率Cの可変制御を行う。
タイミングジェネレータ(TG)109は、主制御部111による制御信号に基づいて撮像素子106を駆動するためのタイミング信号を発生し、撮像素子106および信号処理部108に出力する。
CDS・A/D変換部107は、撮像素子106から出力されるアナログ信号について、相関2重サンプリング、ゲイン調整、アナログ信号からデジタル信号への変換を行い、R、G、Bの信号として、信号処理部108に出力する。
信号処理部108は、CDS・A/D変換部107から出力されたデジタル信号に対して色変換処理やガンマ補正処理などを行い、圧縮処理を行って画像データを生成する。また、信号処理部108は、画像データを画像メモリ110や記録媒体114へ出力したり、画像メモリ110や記録媒体114から読み出した画像データに信号処理を施す。さらに、信号処理部108は、撮像素子106からの信号から合焦状態や露光量等の測光データを検出し、主制御部111に出力する機能も有する。
画像メモリ110は、信号処理部108から出力される画像データを一時的に記憶する。
表示部113は、例えば液晶ディスプレイ(LCD)や有機ELが用いられ、画像の表示や操作補助のための表示、カメラの状態表示を行う他、撮影時には撮影画面と測距領域を表示する。
外部接続部115は、パーソナルコンピュータ(PC)などの外部機器との間で通信を行いデータのやり取りを行うためのインターフェースである。
記録媒体接続部112は、記録媒体114に対するデータの読み出しや書き込みを行うためのインターフェースである。
記録媒体114は、信号処理部108から出力される画像データ(静止画、動画)を記録する。記録媒体114は、撮像装置100に装着されるメモリカードやハードディスクドライブなどであっても良いし、撮像装置100に内蔵されたフラッシュメモリやハードディスクドライブであってもよい。なお、後述するメモリ部116と記録媒体114とを同一の構成としてもよい。
メモリ部116には、主制御部111のCPUの動作用の定数、プログラム、設定情報等が記録される。ここでいう、プログラムとは、本実施形態にて後述する撮像素子の撮像面の湾曲率の可変制御シーケンスを実行するためのプログラムのことである。
主制御部111は、CPU、メインメモリ(RAM)、入出力回路、タイマー回路などを有し、CPUがメモリ部116に格納されたプログラムをRAMの作業エリアに展開し、実行することにより、装置全体の動作を制御する。なお、メインメモリと画像メモリ110とを同一の構成としもよい。
操作部117は、撮像装置100への各種指示を入力するためのユーザ操作を受け付ける操作手段であり、ボタンやスイッチなどの物理的な操作部材や、タッチパネルを通じた入力手段など様々な形態が利用可能である。操作部117は、例えば、画像の撮影時や再生時の各種設定を行うメニュースイッチ、交換レンズ101のズーム動作を指示するズームレバー、撮影モードや再生モードなどの動作モードの切替スイッチ、シャッタースイッチ、電源スイッチなどを含む。主制御部111は、ユーザが操作部117を介して入力した指示や設定に基づいて撮像装置100を制御すると共に、表示部113に設定情報や動作状態、画像などを表示する。
温度計118は、撮像素子106の温度情報Tを取得するためのセンサであり、撮像素子106からの熱が伝わりやすい場所に配置され、取得した温度情報Tを定期的に主制御部111へ送出する。歪ゲージ119は、撮像素子106の撮像面の歪情報を取得するために撮像素子106の周辺部分に取り付けられたセンサであり、取得した歪情報εを主制御部111へ送出する。
<撮像素子>
次に、図2および図3を参照して、本実施形態の撮像素子106の詳細な構成について説明する。
図2は、本実施形態の撮像素子106の電気的な構成を示す回路図である。なお、図2では説明の簡略化のために、単位画素201を4行×4列のみ示しているが、実際には多数の単位画素201が2次元状に配置されている。
図2において、単位画素201は、フォトダイオード(PD)202、転送スイッチ203、フローティングディフュージョン(FD)204、ソースフォロアとして機能する増幅MOSアンプ205、選択スイッチ206、リセットスイッチ207を備える。PD202に入射した光が電荷に変換される。PD202で発生した電荷は転送スイッチ203をオンすることによりFD204に転送され、一時的に蓄積される。FD204、増幅MOSアンプ205、及び増幅MOSアンプ205の負荷となる定電流源209によりフローティングディフュージョンアンプが構成され、選択スイッチ206をオンすることで選択された画素の信号電荷は電圧に変換され、信号出力線208を介して読み出し回路213に出力される。さらに、水平走査回路214により駆動される選択部210によって出力する信号が選択され、出力アンプ211を介して画素信号が出力される。FD204に蓄積された電荷は、リセットスイッチ207をオンすることにより除去される。また、垂直走査回路212は、転送スイッチ203、選択スイッチ206、リセットスイッチ207の各々をオンオフ制御するための転送信号φTX、選択信号φSEL、リセット信号φRESを出力する。
図3は、図2に示す撮像素子106に用いられるカラーフィルタアレイの一部を例示している。
図3において、第1の色フィルタを赤(R)、第2の色フィルタを緑(G)、第3の色フィルタを緑(G)、第4の色フィルタを青(B)とした場合を示している。この色フィルタアレイの配列は、原色の色フィルタ配列の中でも、特にベイヤ配列と呼ばれるもので、高い解像度と優れた色再現性を備えた色フィルタ配列である。
<湾曲率制御部>
次に、図4を参照して、本実施形態の湾曲率制御部120の構成について説明する。
図4は、撮像素子106と湾曲率制御部120を含む断面図である。
図4において、撮像素子106は、湾曲部402を有する撮像チップ401と、平坦部404および開口部405を有する台座403、底板406、吸引部407を備える。撮像チップ401は、台座403の表面側の開口部405に支持され、底板406は、台座403の裏面側の開口部を閉塞するように設けられ、吸引部407は、底板406における開口部405に対応する位置に設けられている。
撮像チップ401は、中央部分に複数の単位画素201が2次元状に配列された撮像領域(撮像面)を有し、周辺部分に図2の各回路部209〜215を有している。撮像チップ401の中央部分は、開口部405側に凸となるように円弧状に3次元に湾曲されて湾曲部402を形成し、湾曲部402の周縁の平坦部を、接着層を介して台座403の平坦部404に固定することで台座403に支持される。
底板406には、湾曲率制御部120の吸引部407が取り付けられている。吸引部407は、底板406により気密状態とされた開口部405の内部のガスを吸引し、開口部405の内部の気圧(負圧)を制御することにより湾曲部402の湾曲率Cが可変に構成されている。吸引部407の吸引量は湾曲率制御部120の設定値Dによって制御され、この設定値Dによって湾曲部402の湾曲率C(撮像素子106の撮像面の湾曲率C)が決定される。
なお、湾曲率制御部120は、開口部405の内部の気圧を制御する方式以外に、撮像チップ401の裏面側に磁性膜を形成し、マグネットや電磁コイルで発生する磁力を制御することにより湾曲率を可変とする方式などが適用可能である。
<湾曲率制御テーブル>
図5および図6を参照して、撮像素子106の撮像面の湾曲率制御に用いられる湾曲率制御テーブルについて説明する。
図5は、撮像素子106の撮像面の湾曲率Cの定義を説明する図であり、湾曲部402が平面な状態、もしくは湾曲部402の歪量が最小の状態を基準位置とし、∠PQRの角度を湾曲率(または曲率)Cとする。湾曲部402が基準位置(平坦な状態)では湾曲率C=0である。
図6は、撮像素子106の撮像面の湾曲率制御に用いる湾曲率Cと設定値Dとを関連付けた湾曲率制御テーブルを例示している。撮像素子106に対して予め実験などを行って湾曲率Cごとに適正な設定値Dが求められる。そして、本実施形態の撮像装置100は、撮像素子106の撮像面の湾曲率Cごとに求められた設定値Dが関連付けられた図6のような湾曲率制御テーブルがメモリ部116に格納されている。図6の例では、湾曲率Cがゼロ、すなわち、湾曲率C=0の基準位置をポジション0とし、そのときの設定値D=0であることを示している。また、各湾曲率に対応する湾曲位置をポジション1〜4とし、ポジション1以降の設定値Dは、ポジション0の設定値D=0からの差分として保持される。
<撮像素子の撮像面の湾曲率の可変制御>
次に、図7を参照して、本実施形態の撮像装置100による撮像素子106の撮像面の湾曲率の可変制御シーケンスについて説明する。
なお、図7に示す処理は、撮像装置100の電源がオンされると開始され、主制御部111と湾曲率制御部120が協働して実現される。なお、主制御部のCPUは、メモリ部116から読み出したプログラムをメインメモリに展開して実行することで、図7の処理を実現する。後述する図8に示す処理についても同様である。
ステップS701では、主制御部111は、ユーザの電源オン操作などに応じて撮像装置100を起動する。
ステップS702では、主制御部111は、レンズ制御部103を介して交換レンズ101のレンズ情報を取得する。
ステップS703では、主制御部111は、ステップS702でレンズ情報を取得できたか否かを判定し、取得できた場合はステップS704に進み、取得できない場合はステップS705に進む。
ステップS704では、主制御部111は、湾曲率制御部120の設定値Dをレンズ情報に応じて図6に示した湾曲率制御テーブルから取得する。
ステップS703で交換レンズの破損などによりレンズ情報を取得できない場合には、ステップS705において、主制御部111は、湾曲率制御部120の設定値Dを図6の湾曲率制御テーブルのポジション0から取得する。
ステップS706では、主制御部111は、ステップS704またはS705で決定した設定値Dを湾曲率制御部120に設定することで撮像素子106の撮像面の湾曲率Cを変更する。
なお、ステップS702で取得されるレンズ情報には、交換レンズ101の種類を示す識別情報(レンズID)が含まれ、主制御部111は、このレンズIDによって撮像装置100に装着された交換レンズ101の種類から収差情報などを判定できる。例えば、焦点距離50mm/F1.8のレンズIDは0x0001Fなどと定義されている。
また、交換レンズ101が撮像装置100から取り外された場合や、交換レンズ101の手振れ補正機能が有効に設定された場合には、湾曲率制御テーブルのポジション0から設定値Dを取得する。なお、手振れ補正機能は、撮影者の手振れなどに起因する撮像装置100のブレ量に応じて、交換レンズ101の光軸と直交する平面内でレンズを移動させることにより、装置の手振れによる画像ブレの影響を抑制する撮像機能である。
また、交換レンズ101が取り外された状態で撮像装置100が起動された場合、撮像素子106の湾曲率Cはポジション0の基準位置(平坦な状態)となり、交換レンズ101が撮像装置100に装着された時点でレンズ情報を取得し、交換レンズ101のレンズ情報に応じたポジションに対応する撮像素子106の湾曲率Cが設定される。
なお、撮像素子106の撮像面の周辺のボケ具合に応じて、湾曲率制御テーブルのポジジョンNや湾曲率Cをユーザが任意に選択可能に構成してもよい。
上述した撮像素子の撮像面の湾曲率制御によれば、撮像素子106の撮像面の湾曲率を演算することなく、レンズ情報に応じたポジションNの湾曲率Cに変更できるため、撮像装置100の起動時間やレンズ交換時のタイムラグを短縮することが可能となる。
<設定値の補正方法>
次に、図8を参照して、撮像素子106の撮像面の湾曲率Cの個体ごとのばらつきに応じて、湾曲率制御テーブルの湾曲率ごとの設定値を補正する方法について説明する。
撮像素子106の撮像面の湾曲率Cは個体ごとにばらつきがあるため、例えば、ポジション0の湾曲率C=0にするための設定値Dが、撮像素子106のある個体ではD=0であるが、別の個体ではD=10となるようにばらつくことがある。この撮像素子の撮像面の湾曲率の個体ごとのばらつきを補正するために、工場出荷時に基準となるレンズを用いて湾曲率制御テーブルのポジションNごとに湾曲率Cにするための設定値が調整される。
図8のフローチャートは、撮像素子106の撮像面の湾曲率Cの個体ごとのばらつきに応じて湾曲率制御テーブルの湾曲率ごとの設定値を補正する処理を示している。
ステップS801では、撮像装置100に基準となる交換レンズが装着される。
ステップS802では、主制御部111は、全てのポジションでの設定値の補正が終了したか判定し、全てのポジションについて、設定値の補正が終了している場合は本処理を終了し、終了していない場合はステップSS803へ進む。
ステップS803では、主制御部111は、ポジションNの調整シーケンスを開始する。
ステップS804では、主制御部111は、湾曲率制御部120の設定値Dに1を加算する。
ステップS805では、主制御部111は、湾曲率制御部120に、ステップS804で更新された設定値Dを設定する。
ステップS806では、主制御部111は解像度チャートを撮影する。
ステップS807では、主制御部111は、周辺の解像度が各ポジションNの基準値以内であるか否かを判定し、基準値に収まっていない場合にはステップS804に戻り、収まっている場合にはステップS808に進む。
ステップS808では、主制御部111は、湾曲率制御テーブルのポジションNの設定値Dを更新し、ステップS802に戻る。
なお、図8では、ステップS806で解像度チャートを撮影してポジションにおける設定値Dの調整を行ったが、一様な光の光源を設定し、周辺の光量落ち具合や色収差具合を基準値に収めるように各ポジションNにおける設定値Dを調整することも可能である。
上述した湾曲率制御テーブルの補正方法によれば、撮像素子106の撮像面の湾曲率Cの個体ごとのばらつきに応じて湾曲率ごとに設定値を補正することが可能となり、湾曲率の精度を確保することが可能となる。
[その他の実施形態]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100…撮像装置、101…交換レンズ、102…レンズマウント、103…レンズ制御部、106…撮像素子、108…信号処理部、111…主制御部、120…湾曲率制御部

Claims (10)

  1. 画素が2次元状に配列された撮像素子と、
    前記撮像素子の撮像面の曲率を可変制御する制御手段と、
    装着されたレンズの情報を取得する取得手段と、
    前記レンズの情報および前記制御手段が前記曲率を可変制御するための設定値が曲率ごとに格納された曲率制御テーブルに応じて前記撮像面の曲率を決定する決定手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記レンズの情報は、レンズの種類を示す識別情報を含み、
    前記取得手段は、前記撮像装置が起動された場合、もしくは、前記レンズが交換された場合に、レンズの識別情報を取得し、
    前記決定手段は、前記レンズの識別情報および前記曲率制御テーブルに応じて前記撮像素子の撮像面の曲率を決定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記曲率制御テーブルは、曲率がゼロの状態での設定値を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記曲率制御テーブルに格納された曲率に応じた設定値は、前記曲率がゼロのときの値を基準として、当該基準の値からの差分として保持されることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記レンズの情報が取得できない場合または手振れ補正機能が有効な場合には、前記決定手段は、前記曲率がゼロのときの設定値に決定することを特徴とする請求項3または4に記載の撮像装置。
  6. 前記曲率制御テーブルに格納された曲率に応じた設定値をユーザにより選択可能としたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記撮像素子の撮像面の曲率の個体ごとのばらつきに応じて、前記曲率制御テーブルに格納された曲率ごとに設定値が補正されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 画素が2次元状に配列された撮像素子と、前記撮像素子の撮像面の曲率を可変制御する制御手段とを有する撮像装置の制御方法であって、
    装着されたレンズの情報を取得するステップと、
    前記レンズの情報および前記制御手段が前記曲率を可変制御するための設定値が曲率ごとに格納された曲率制御テーブルに応じて前記撮像面の曲率を決定するステップと、
    を有することを特徴とする制御方法。
  9. コンピュータを、請求項1ないし7のいずれか1項に記載された撮像装置の各手段として機能させるためのプログラム。
  10. コンピュータを、請求項1ないし7のいずれか1項に記載された撮像装置の各手段として機能させるためのプログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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