JP2011065097A - 撮像装置及びその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】撮像中の補正レンズ105の駆動量が閾値以上の場合、手ブレ補正による画像周辺部の解像度低下が生じると判別し、その後適用する歪曲補正における歪曲補正量を、撮像中の補正レンズ105の駆動量が閾値未満の場合よりも小さくする。
【選択図】図1
Description
本発明は、被写体を撮像するため撮像素子と、撮像素子に被写体像を結像するための撮像レンズと、撮像素子と前記撮像レンズとの間に補正レンズを有し、
さらに被写体を撮像し、撮像した画像を出力する撮像部と、前記撮像手段における撮像装置の動きを検出する動き検出部と、
動き検出部によって検出された撮像装置の動き量に応じて、補正レンズを駆動させるブレ補正処理と、撮像部で得られた画像データに対して、撮像レンズに固有の歪曲収差を補正する歪曲補正処理を適用し、
ブレ補正処理は、撮像装置が動いた場合に撮像素子上に結像される被写体像が動くことを抑止するよう補正レンズを制御し、歪曲補正処理は、ブレ補正処理で制御した補正レンズの駆動量に応じて、歪曲補正量を制御する、ことを特徴とする。
このような構成をもつ本実施形態のデジタルカメラ100における撮像時の補正処理について、図2に示すフローチャートをさらに用いて説明する。
ユーザからの操作部101のシャッターボタンを通じて撮像開始要求を受けると、まずS201で、制御部102は撮像処理(露光処理)を開始する。
S202で、制御部102は、装置動き検出部107からデジタルカメラ100の動き量を取得する。制御部102はデジタルカメラ100の動き量に応じた補正レンズ105の駆動量を算出し、補正レンズ制御部108に伝える。制御部102は、例えば予めROM中に記憶したデジタルカメラ100の動き量と補正レンズ105の駆動量とを対応付けたテーブルを参照することにより、デジタルカメラ100の動き量に応じた補正レンズ105の駆動量を算出することができる。また制御部102は、算出した補正レンズ105の駆動量をROMなどの不揮発性メモリに記憶し、後述の画像処理部110での歪曲補正処理に用いる。補正レンズ制御部108は制御部102から供給されたレンズ駆動量に従って補正レンズ105を駆動する。補正レンズ105を移動させることで、撮像素子103上に結ばれる像の、デジタルカメラ100の動きによるブレを補正する(S203)。
S209で、画像処理部110は制御部102から設定された歪曲補正量に従って、撮像画像データに歪曲補正処理を適用する。
このようにレンズシフト型光学式手ブレ補正と画像処理による歪曲補正との両方を適用する場合、補正レンズの駆動量が大きい場合には歪曲補正量を抑える。これにより、周辺部の解像度の劣化を抑制しながら、手ブレ補正と歪曲補正の効果を両立させることが可能になる。
上述の実施形態では、補正レンズ駆動量が閾値以上か閾値未満かによって歪曲補正量を低減させるか否かを判断していたが、画像の解像度を考慮した判断を行っても良い。
図4は、歪曲収差の補正後に画像に残存する歪曲収差(残存収差)について説明する図である。
図4(a)は撮像レンズ104に固有の歪曲収差401を、歪曲収差を良好に補正する初期歪曲補正量402での補正適用後、残存収差が403となることを示している。また、図4(b)は撮像レンズ104に固有の歪曲収差401を、初期歪曲補正量402より少ない歪曲補正量404での補正適用後、残存収差が405となることを示している。図4(a)と図4(b)とから、歪曲収差の画像処理による補正量を小さくすることで、残存収差が増えることがわかる。
また、歪曲補正を行う記録用画像の解像度が小さい場合には歪曲補正量を小さくすることにより、歪曲補正による画像周辺部の解像度低下をさらに抑制することができる。
Claims (6)
- 撮像装置の動きを検出する動き検出手段と、
補正レンズを備え、前記補正レンズを駆動して、前記動き検出手段が検出した装置の動きによる光軸のズレを補正する光学系と、
前記光学系が結像した被写体像を撮像して撮像画像を生成する撮像手段と、
前記撮像画像における前記光学系の歪曲収差を補正する歪曲補正手段とを有する撮像装置において、
前記撮像画像の撮像中の前記補正レンズの駆動量が予め定められた閾値以上であるかを判別する判別手段と、
撮像中の前記補正レンズの駆動量が前記予め定められた閾値以上と判別された撮像画像に対して前記歪曲補正手段が適用する歪曲補正量を、撮像中の前記補正レンズの駆動量が前記予め定められた閾値未満と判別された撮像画像に対して前記歪曲補正手段が適用する歪曲補正量よりも小さく設定する設定手段とを有する、ことを特徴とする撮像装置。 - 撮像中の前記補正レンズの駆動量の前記予め定められた閾値は、前記撮像手段で被写体像を撮像する撮像素子の大きさと画素数によって定める、ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 前記設定手段は、撮像中の前記補正レンズの駆動量が前記予め定められた閾値以上であった場合、前記歪曲補正手段が適用する歪曲補正量を、撮像中の前記補正レンズの駆動量が大きいほど小さい値に設定する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
- 前記設定手段は、前記撮像画像の解像度が予め定めた解像度よりも低い場合、前記歪曲補正手段が適用する歪曲補正量を、前記歪曲補正手段が適用する歪曲補正量よりも小さく設定する、ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の撮像装置。
- 前記設定手段は、前記撮像画像が予め定めた解像度よりも小さい表示用画像である場合には、前記判別手段で前記撮像中の前記補正レンズの駆動量が前記予め定められた閾値以上と判別されても、前記撮像中の前記補正レンズの駆動量が前記予め定められた閾値未満と判別された撮像画像に対して適用する歪曲補正量に設定する、ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の撮像装置。
- 撮像装置の動きを検出する動き検出手段と、
補正レンズを備え、前記補正レンズを駆動して、前記動き検出手段が検出した装置の動きによる光軸のズレを補正する光学系と、
前記光学系が結像した被写体像を撮像して撮像画像を生成する撮像手段と、
前記撮像画像における前記光学系の歪曲収差を補正する歪曲補正手段とを有する撮像装置の制御方法であって、
前記撮像画像の撮像中の前記補正レンズの駆動量が予め定められた閾値以上であるかを判別する判別工程と、
撮像中の前記補正レンズの駆動量が前記予め定められた閾値以上と判別された撮像画像に対して前記歪曲補正手段が適用する歪曲補正量を、撮像中の前記補正レンズの駆動量が前記予め定められた閾値未満と判別された撮像画像に対して前記歪曲補正手段が適用する歪曲補正量よりも小さく設定する設定工程とを有する、ことを特徴とする撮像装置の制御方法。
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2009
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