JP2016151486A - 距離測定装置 - Google Patents

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裕太 片岡
池田 幸雄
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Abstract

【課題】永久磁石を大型化しなくとも、距離の測定精度を向上させることが可能な距離測定装置を提供する。
【解決手段】距離測定装置1は、所定の並び方向に並んで配置された一対の永久磁石21,22と、一対の永久磁石21,22の並び方向と交差する方向に移動する移動体11に固定され、一対の永久磁石21,22の磁界の磁路を形成する磁気ヨーク3と、検出される磁界強度が移動体11の移動に伴って変化するように一対の永久磁石21,22との相対位置が固定された磁界センサ4とを備え、一対の永久磁石21,22は、N極及びS極のうち一方の磁極同士が向かい合うように間隔をあけて配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、測定対象との距離を測定する距離測定装置に関する。
従来、測定対象との距離を永久磁石の磁気によって測定可能な非接触型の距離計が知られている(特許文献1参照)。
特許文献1に記載の距離計は、軟磁性体からなる測定対象を通過する磁束を発生させる永久磁石と、永久磁石と測定対象との間に配置された磁気センサと、磁気センサから測定対象までの距離の変化量を磁気センサで検出された磁束密度の変化量から算出する距離算出回路とを備えて構成されている。磁気センサは、円柱状に形成されたコアと、コアに巻装された検出コイルからなり、距離算出回路は、検出コイルの両端出力電圧の正負の波高値に基づいて磁気センサから測定対象までの距離の変化量を算出する。
特開平3−243801号公報
特許文献1に記載の距離計では、永久磁石と測定対象との間に磁気センサが配置されるので、永久磁石と測定対象との間が大きくあいてしまう。このため、測定対象を通過する磁束を大きくすることができず、磁気センサから測定対象までの距離の変化量に対する磁気センサにおける磁束密度の変化量の割合が小さいため、磁気センサから測定対象までの距離の精度向上が難しかった。
また、例えば永久磁石の大きさを大きくすれば、測定対象を通過する磁束を増大させることができるが、この場合には、設置スペースの大型化と高コスト化を招来してしまう。
そこで、本発明は、永久磁石を大型化しなくとも、距離の測定精度を向上させることが可能な距離測定装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決することを目的として、所定の並び方向に並んで配置された一対の永久磁石と、前記一対の永久磁石に対して前記並び方向と交差する方向に移動する測定対象に固定され、前記一対の永久磁石の磁界の磁路を形成する磁気ヨークと、検出される磁界強度が前記測定対象の移動に伴って変化するように前記一対の永久磁石との相対位置が固定された磁界センサとを備え、前記一対の永久磁石は、N極及びS極のうち一方の磁極同士が向かい合うように間隔をあけて配置された、距離測定装置を提供する。
また、本発明は、上記課題を解決することを目的として、軟磁性体からなる測定対象の移動距離を測定する距離測定装置であって、前記測定対象の移動方向に対して交差する方向に並んで配置された一対の永久磁石と、検出される磁界強度が前記測定対象の移動に伴って変化するように前記一対の永久磁石との相対位置が固定された磁界センサとを備え、前記一対の永久磁石は、N極及びS極のうち一方の磁極同士が向かい合うように間隔をあけて配置された、距離測定装置を提供する。
本発明に係る距離測定装置によれば、永久磁石を大型化しなくとも、距離の測定精度を向上させることがすることが可能となる。
(a)は、本実施の形態に係る距離測定装置の構成例を示す分解斜視図であり、(b)は、この距離測定装置に用いられる磁界センサを示す斜視図である。 第1部材に対して固定された磁気ヨークと、第1磁石及び第2磁石とをその長手方向の側面から見た構成図である。 (a)及び(b)は、距離測定装置の動作を説明するために示す説明図である。
[実施の形態]
以下、図1乃至図3を参照し、本発明の実施の形態に係る距離測定装置について説明する。
図1(a)は、本実施の形態に係る距離測定装置の構成例を示す分解斜視図である。図1(b)は、この距離測定装置に用いられる磁界センサを示す斜視図である。
この距離測定装置1は、測定対象としての移動体11の移動距離を測定するためのものであり、本実施の形態では、後述する一対の永久磁石21,22を保持する保持部材12に対する移動体11の移動距離を測定可能である。図1(a)では、保持部材12を二点鎖線で示し、その内部に保持された一対の永久磁石21,22を実線で示している。移動体11は、一対の永久磁石21,22の並び方向に対して交差する方向に移動する。以下、距離測定装置1の構成の詳細について説明する。
距離測定装置1は、所定の並び方向に並んで配置された一対の永久磁石21,22と、移動体11に固定された磁性体からなる磁気ヨーク3と、一対の永久磁石21,22による磁界の強度を検出する磁界センサ4と、一対の永久磁石21,22を保持する保持部材12と、磁界センサ4による磁界の強度の検出結果に基づいて移動体11の移動距離を演算により求める演算部(後述)とを備えて構成されている。
移動体11は、例えばアルミニウム等の非磁性体からなり、保持部材12との対向面に磁気ヨーク3が例えば接着によって固定されている。以下の説明では、移動体11が一対の永久磁石21,22の並び方向に対して直交する方向(矢印A方向)に直線運動する場合について説明するが、これに限らず、移動体11が図略の支持軸を中心として回転運動するように支持されていてもよい。
一対の永久磁石21,22は、例えばフェライト磁石からなり、それぞれが一対の磁極(N極及びS極)を有している。また、一対の永久磁石21,22は、N極及びS極のうち、一方の磁極同士が向かい合うように間隔をあけて配置されている。なお、一対の永久磁石21,22として、より高い残留磁束密度を得ることができるサマリウムコバルト磁石やネオジム磁石を用いてもよい。一対の永久磁石21,22は、磁極の並び方向が長手方向となる直方形状であり、この磁極の並び方向が、一対の永久磁石21,22の並び方向と一致している。
保持部材12は、モールド樹脂からなり、このモールド樹脂に一対の永久磁石21,22がインサート成型されている。なお、本実施の形態では、第2部材12が四角柱状であるが、保持部材12は、一対の永久磁石21,22及び磁界センサ4の相対的な位置関係を固定することが可能な非磁性体であればよく、その材質や形状は、様々なものを用いることが可能である。
磁気ヨーク3は、鉄系金属等の軟磁性体からなり、一対の永久磁石21,22の磁界の磁路を形成する。本実施の形態では、磁気ヨーク3が移動体11の移動方向に厚みを有する板状であり、保持部材12側から見た磁気ヨーク3の形状は、一対の永久磁石21,22の並び方向が長辺方向となる長方形状である。
また、本実施の形態では、磁界センサ4がホールICであり、ホール効果を利用して磁界の強度を電気信号に変換するホール素子を樹脂やセラミック等の絶縁体によって封止してなる直方体状の本体部40と、本体部40から導出された第1乃至第3のリード線41〜43とを有している。第1のリード線41は電源線であり、第2のリード線42は信号線であり、第3のリード線43はグランド線である。
磁界センサ4は、検出される磁界強度が移動体11の移動に伴って変化するように、一対の永久磁石21,22との相対位置が固定されている。また、磁界センサ4は、磁界検出面40aが一対の永久磁石21,22の対向面間に位置するように配置されている。磁界センサ4は、この磁界検出面40aに交差する磁界の強度を検出し、磁界の強度に応じた電気信号を第2のリード線42から出力する。本体部40における磁界検出面40aとは反対側の側面40bは、磁気ヨーク3を指向する。ただし、磁気ヨーク3側の面が磁界検出面40aとなるように、磁界センサ4を配置してもよい。
図2は、距離測定装置1を一対の永久磁石21,22の並び方向に対して直交する方向から見た構成図である。以下、一対の永久磁石21,22のそれぞれを明確に区別するため、一対の永久磁石21,22の一方を第1の永久磁石21とし、他方を第2の永久磁石22とする。
第1の永久磁石21は、図2に示すように、長手方向の磁界センサ4側の一端部210にN極が、他端部211にS極が、それぞれ形成されている。第2の永久磁石22は、長手方向の磁界センサ4側の一端部220にN極が、他端部221にS極が、それぞれ形成されている。第1の永久磁石21の一端部210と第2の永久磁石22の一端部220とは、第1の永久磁石21及び第2の永久磁石22の並び方向に沿って、磁界センサ4を配置可能な間隔をあけて向かい合っている。つまり、第1の永久磁石21及び第2の永久磁石22は、N極同士が向かい合うように間隔を開けて配置されている。
なお、本実施の形態では、上記のように、第1の永久磁石21及び第2の永久磁石22はN極同士が向かい合うように配置されているが、N極及びS極のうち一方の磁極同士が向かい合うように間隔をあけて配置されていればよく、向かい合う磁極はこれに限定されるものではない。例えば、第1の永久磁石21及び第2の永久磁石22のS極同士が向かい合うように配置されていてもよい。
磁気ヨーク3は、移動体11に接合された接合面3aと、厚み方向において接合面3aとは反対側に位置し、かつ磁界センサ4における本体部40に対向する対向面3bとを有している。磁気ヨーク3は、移動体11における保持部材12との対向面11aに固定されている。
第1の永久磁石21の一端部210における長手方向の端面は、第2磁石22に対向する対向面210aとして形成されている。同様に、第2磁石22の一端部220における長手方向の端面は、第1磁石21に対向する対向面220aとして形成されている。磁界センサ4は、本体部40の磁界検出面40aが第1磁石21の対向面210a及び第2磁石22の対向面220aの間に位置するように配置されている。
また、第1の永久磁石21及び第2の永久磁石22の並び方向と平行な方向の磁気ヨーク3における幅寸法をWとし、第1磁石21の対向面210a及び第2磁石22の対向面220aの間の距離をWとすると、磁気ヨーク3の幅寸法Wは、上記対向面210a,220a間の距離Wよりも大きい(W>W)。
図3(a)及び(b)は、距離測定装置1の動作を説明するために示す説明図である。図3(a)は、移動体11が保持部材12から最も離間した状態を示し、図3(b)は、移動体11が保持部材12に最も接近した状態を示している。移動体11と保持部材12との間の距離は、図3(a)示す最長距離Lと、図3(b)に示す最短距離Lとの間で変動する。
図3(a)及び(b)では、保持部材12の内部における磁界センサ4、及び磁界センサ4に接続されるケーブル5を実線で示し、第1の永久磁石21及び第2の永久磁石22の磁界を示す磁力線を点線で示している。磁界センサ4は、ケーブル5によって演算部6に接続されている。
ケーブル5は、第1乃至第3の電線51〜53と、第1乃至第3の電線51〜53を一括して被覆するシース50とを有している。第1乃至第3の電線51〜53は、それぞれが芯線を絶縁被覆してなる絶縁電線であり、第1の電線51の芯線が磁界センサ4の第1のリード線41に、第2の電線52の芯線が磁界センサ4の第2のリード線42に、第3の電線53の芯線が磁界センサ4の第3のリード線43に、それぞれ接続されている。
本実施の形態では、移動体11が、保持部材12との対向面11aに垂直な方向に沿って、保持部材12に対して接近及び離間する。磁界センサ4は、本体部40の磁界検出面40aが、第1の永久磁石21と第2の永久磁石22との並び方向に対して平行で、かつ保持部材12に対する移動体11の移動方向に対して直交するように配置されている。すなわち、磁界センサ4の感磁方向は、第1の永久磁石21及び第2の永久磁石22の並び方向に対して垂直で、保持部材12に対する移動体11の移動方向に平行である。
図3(a)及び(b)に示すように、第1の永久磁石21及び第2の永久磁石22のN極側から放射された磁力線の一部は磁気ヨーク3を通過する。磁気ヨーク3を通過する磁力線の数は、移動体11が保持部材12に接近するほど多くなる。移動体11が保持部材12に接近すると、N極とS極間の磁気抵抗が減少すると共に第1の永久磁石21及び第2の永久磁石22の磁束が磁気ヨーク3に引き寄せられ、磁界センサ4を通過する磁束が増加して、磁界センサ4によって検出される磁界の強度が強くなる。
図3(b)に示すように、磁気ヨーク3が第1の永久磁石21及び第2の永久磁石22に最も接近したとき、第1の永久磁石21及び第2の永久磁石22の対向面210a,220a間において磁界強度が最も弱くなる位置を磁界死点Kとすると、磁界センサ4は、磁界死点Kよりも磁気ヨーク3側に磁界検出面40aが位置するように配置されている。これにより、移動体11の移動に伴って変化する磁界センサ4で検出される磁界強度の変化量が大きくなる。ここで、磁界死点Kとは、磁束の打ち消し合いによって生じる磁界強度が実質的にゼロとなる点である。
このように、移動体11が保持部材12に接近すると、磁界センサ4によって検出される磁界の強度が強くなり、移動体11が保持部材12から遠ざかると、磁界センサ4によって検出される磁界の強度が弱くなる。演算部6は、磁界センサ4によって検出される磁界の強度に基づいて、移動体11と保持部材12との間の距離を演算によって求める。
演算部6は、例えばCPU(中央演算処理装置)と、ROMやRAM等によって構成される記憶素子と、ケーブル5の第2の電線52によって伝送される磁界センサ4の出力信号をアナログ−デジタル変換するAD変換素子とを有して構成され、記憶素子には、磁界センサ4によって検出される磁界の強度と移動体11及び保持部材12間の距離との関係を示す関係情報が記憶されている。CPUは、磁界センサ4によって検出され、AD変換素子でデジタル変換された磁界の強度を示す数値情報に基づいて記憶素子に記憶された関係情報を参照し、移動体11と保持部材12との間の距離を算出する。
ここで、移動体11と保持部材12との間の距離は、移動体11の移動量に応じて変化する、磁界センサ4で検出される磁界強度の変化幅が大きいほど精度よく求めることができる。本実施の形態では、第1の永久磁石21と第2の永久磁石22との間に磁界センサ4を配置すると共に、第1の永久磁石21と第2の永久磁石22とのN極同士を向かい合わせることで磁界センサ4の磁界検出面40aを通過する磁界の強度を高め、磁界センサ4で検出される磁界強度が移動体11の移動に伴って大きく変化するように構成されている。これにより、移動体11と保持部材12との間の距離の精度向上が図られている。
(実施の形態の作用及び効果)
以上説明した本実施の形態によれば、以下のような作用及び効果が得られる。
(1)第1の永久磁石21及び第2の永久磁石22は、N極同士が向かい合うように間隔をあけて配置され、測定対象である移動体11が保持部材12に接近したときに磁気ヨーク3に磁束が引き寄せられると共に磁気抵抗が減少するため、磁界センサ4によって検出される磁界の強度が変化する。これにより、例えば特許文献1に記載された距離計のように、磁界センサを測定対象と永久磁石との間に配置した場合に比較して、移動体11の移動量に対する磁界センサ4によって検出される磁界強度の変化量を大きくすることができる。すなわち、磁石を大型化しなくても、距離の測定精度を高めることができる。
(2)磁界センサ4は、移動体11が保持部材12に最も接近したときに形成される磁界死点Kよりも磁気ヨーク3側に磁界検出面40aが配置されているので、例えば磁界検出面40aが磁界死点Kよりも磁気ヨーク3から遠い位置に配置されている場合に比較して、磁界検出面40aを通過する磁束を多くすることができる。これにより、上記(1)に記載の効果をさらに向上させることができる。
(3)磁界センサ4は、本体部40の磁界検出面40aが第1の永久磁石21及び第2の永久磁石22における対向面210a,220a間に位置するように配置されているので、保持部材12を小型化できると共に、保持部材12に対する移動体11の移動に伴って変化する対向面210a,220a間における磁界の強度の変化をより確実に検出することができる。
(4)磁気ヨーク3はその幅寸法Wが第1磁石21及び第2磁石22における対向面210a,220a間の距離Wよりも大きく設定されているので、例えば磁気ヨーク3の幅寸法Wが対向面210a,220a間の距離Wよりも小さい場合に比較して、より確実に磁気ヨーク3を磁路とする磁束が形成される。また、磁気ヨーク3を移動体11に固定する際の位置決め精度が低い場合でも、磁気ヨーク3の位置ずれによる影響を抑制することが可能となる。
[変形例]
以上、非磁性体からなる移動体11に磁気ヨーク3を固定し、この磁気ヨーク3を第1及び第2の永久磁石21,22の磁界の磁路として含む場合について説明したが、本発明はこれに限らず、移動体11が軟磁性体からなる場合にも適用可能であり、この場合には磁気ヨーク3を要しない。つまり、移動体11が軟磁性体からなる場合には、所定の並び方向に並んで配置された一対の永久磁石21,22と、一対の永久磁石21,22による磁界の強度を検出する磁界センサ4と、一対の永久磁石21,22を保持する保持部材12と、磁界センサ4による磁界の強度の検出結果に基づいて移動体11の移動距離を演算により求める演算部6とによって、距離測定装置1を構成することができる。また、この場合にも、上記説明した(1)〜(4)の作用及び効果を得ることができる。
(実施の形態のまとめ)
次に、以上説明した実施の形態から把握される技術思想について、実施の形態における符号等を援用して記載する。ただし、以下の記載における各符号は、特許請求の範囲における構成要素を実施の形態に具体的に示した部材等に限定するものではない。
[1]所定の並び方向に並んで配置された一対の永久磁石(21,22)と、前記一対の永久磁石(21,22)に対して前記並び方向と交差する方向に移動する移動体(11)に固定され、前記一対の永久磁石(21,22)の磁界の磁路を形成する磁気ヨーク(3)と、検出される磁界強度が前記移動体(11)の移動に伴って変化するように前記一対の永久磁石(21,22)との相対位置が固定された磁界センサ(4)とを備え、前記一対の永久磁石(21,22)は、N極及びS極のうち一方の磁極同士が向かい合うように間隔をあけて配置された、距離測定装置(1)。
[2]前記磁界センサ(4)は、前記磁気ヨーク(3)が前記一対の永久磁石(21,22)に最も接近したときに前記一対の永久磁石(21,22)の対向面(210a,220a)間において磁界強度が最も弱くなる磁界死点(K)よりも前記磁気ヨーク(3)側に磁界検出面(40a)が位置するように配置された、[1]に記載の距離測定装置(1)。
[3]前記磁界センサ(4)は、前記磁界検出面(40a)が前記一対の永久磁石(21,22)の対向面(210a,220a)間に位置するように配置された、[2]に記載の距離測定装置(1)。
[4]前記磁気ヨーク(4)は、前記一対の永久磁石(21,22)の前記並び方向に平行な方向の幅寸法(W)が、前記一対の永久磁石(21,22)の対向面(210a,220a)間の距離(W)よりも大きい、[1]乃至[3]の何れか1項に記載の距離測定装置(1)。
[5]軟磁性体からなる移動体(11)の移動距離を測定する距離測定装置(1)であって、前記移動体(11)の移動方向に対して交差する方向に並んで配置された一対の永久磁石(21,22)と、検出される磁界強度が前記移動体(11)の移動に伴って変化するように前記一対の永久磁石(21,22)との相対位置が固定された磁界センサ(4)とを備え、前記一対の永久磁石(21,22)は、N極及びS極のうち一方の磁極同士が向かい合うように間隔をあけて配置された、距離測定装置(1)。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上記に記載した実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
また、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変形して実施することが可能である。例えば、上記実施の形態では、保持部材12が固定され、測定対象としての移動体11が保持部材12ならびに第1及び第2の永久磁石21,22に対して移動する場合について説明したが、これに限らず、測定対象が機器のフレーム等の固定部材に固定され、保持部材12ならびに第1及び第2の永久磁石21,22が測定対象に対して移動するように距離測定装置を構成してもよい。
1…距離測定装置
11…移動体(測定対象)
21…第1の永久磁石
22…第2の永久磁石
210a,220a…対向面
3…磁気ヨーク
4…磁界センサ
40a…磁界検出面

Claims (5)

  1. 所定の並び方向に並んで配置された一対の永久磁石と、
    前記一対の永久磁石に対して前記並び方向と交差する方向に移動する測定対象に固定され、前記一対の永久磁石の磁界の磁路を形成する磁気ヨークと、
    検出される磁界強度が前記測定対象の移動に伴って変化するように前記一対の永久磁石との相対位置が固定された磁界センサとを備え、
    前記一対の永久磁石は、N極及びS極のうち一方の磁極同士が向かい合うように間隔をあけて配置された、
    距離測定装置。
  2. 前記磁界センサは、前記磁気ヨークが前記一対の永久磁石に最も接近したときに前記一対の永久磁石の対向面間において磁界強度が最も弱くなる磁界死点よりも前記磁気ヨーク側に磁界検出面が位置するように配置された、
    請求項1に記載の距離測定装置。
  3. 前記磁界センサは、前記磁界検出面が前記一対の永久磁石の対向面間に位置するように配置された、
    請求項2に記載の距離測定装置。
  4. 前記磁気ヨークは、前記一対の永久磁石の前記並び方向に平行な方向の幅寸法が、前記一対の永久磁石の対向面間の距離よりも大きい、
    請求項1乃至3の何れか1項に記載の距離測定装置。
  5. 軟磁性体からなる測定対象の移動距離を測定する距離測定装置であって、
    前記測定対象の移動方向に対して交差する方向に並んで配置された一対の永久磁石と、
    検出される磁界強度が前記測定対象の移動に伴って変化するように前記一対の永久磁石との相対位置が固定された磁界センサとを備え、
    前記一対の永久磁石は、N極及びS極のうち一方の磁極同士が向かい合うように間隔をあけて配置された、
    距離測定装置。
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