JP2018105717A - 移動物体検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 磁気検出素子が十分な磁束勾配変化の磁界を受けることが可能な移動物体検出装置を提供する。【解決手段】 磁石1と、磁性体からなる被検出体5の移動により変化する磁石1の磁界を検出する磁気検出素子2aと、を備えた移動物体検出装置Sにおいて、被検出体5を挟んで磁石1と磁気検出素子2aとを対向して配置し、磁気検出素子2aの検出点2cの中心と磁石1の2極着磁の中心とを結ぶ直線L上に被検出体5が位置するものである。【選択図】図1

Description

本発明は、移動物体検出装置に関する。
従来の移動物体検出装置は、磁気検出素子と、この磁気検出素子の背後に配置される磁石とを備え、前記磁気検出素子によって被検出体の凹凸を検出するものであった(特許文献1参照)。
従来の移動物体検出装置は、前記被検出体の凹凸に伴うパルス出力を得るためには十分であるが、前記被検出体の移動量に対して前記磁気検出素子がリニアな出力を行うためには、前記磁気検出素子が十分な磁束勾配変化の磁界を受けるには不利な構成であった。
特許第3036595号公報
そこで本発明は、前記問題点に着目し、磁気検出素子が十分な磁束勾配変化の磁界を受けることが可能な移動物体検出装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る移動物体検出装置は、磁石と、前記磁石の磁界の変位を検出する磁気検出素子と、自信が移動することにより前記磁石の磁界を変位させる磁性体からなる被検出体とを備え、前記磁気検出素子によって前記被検出体の移動量を検出する移動物体検出装置において、前記磁石と前記磁気検出素子との間に前記被検出体を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、磁気検出素子が十分な磁束勾配変化の磁界を受けることが可能な移動物体検出装置を提供することができる。
本発明の実施形態の移動物体検出装置の断面図。 図1中A−A線の断面図。 同実施形態のセンサの概略図。 同実施形態の移動物体検出装置の検出範囲を示す断面図。 同実施形態の被検出体の移動に伴う磁界の変化を示す図。
以下に、本発明の実施形態に係る移動物体検出装置Sを添付図面に基づいて説明する。
本発明の移動物体検出装置Sは、図1に示すように、磁石1と、磁気検出素子2aを内蔵した磁気検出パッケージ2と、回路基板3と、磁石1、磁気検出パッケージ2及び回路基板3を収納するケース体4からなる。なお、5は、磁気検出パッケージ2が検出する被検出体であり、6は、被検出体5が連結された連結シャフトであり、被検出体5と図示しない計測対象とを連結するものである。
磁石1は、サマリウムコバルトやネオジム磁石などからなり、被検出体5を含む周囲へ磁力線を放出し磁界を形成している。
磁石1の形状は円柱形であり、円柱形の軸心が被検出体5の移動方向(図1中の矢印X方向)と交差している。磁石1は、2極着磁されており、その着磁方向は、被検出体5の移動方向(図1の矢印X方向)に対して垂直方向で、かつ磁石1の磁極の境界が被検出体5の移動方向に対して平行方向である。
磁気検出パッケージ2は、ホールICを内蔵している。前記ホールICは、EEPROM搭載の磁気検出素子集積回路である。磁気検出パッケージ2の磁気検出素子2aについて、図2を用いて説明する。磁気検出素子2aは、被検出体5の移動により変化する磁石1の磁界を検出するものであり、本実施形態の磁気検出素子2aは、平面に一対のホール素子2bを2つ備えたものである。一対のホール素子2bによって、2方向の磁界の変化を検出することが可能である。なお、図3中2cが一対のホール素子2bの検出点であり、この検出点2cでの磁界の変化を検出する。なお、一対のホール素子2bを複数設けたことで、一方は、他方が故障した際のバックアップ用である。この一対のホール素子2bによって、ホール素子2bが受けた磁束を回路内の演算によりベクトル化し、そのベクトルに応じた電圧を出力する。
回路基板3は、絶縁材料の基材に導体からなる導電パターンを備えたものである。この回路基板3上に、磁気検出パッケージ2が電気的、機械的に実装されている。なお、本実施形態では、磁気検出パッケージ2を回路基板3に実装したものであったが、本実施形態限定されるものではなく、回路基板3に代えて、ワイヤーフレームに実装したものであってもよい。
ケース体4は、ポリブチレンテレフタレート(PBT)やポリフェニレンサルファイド(PPS)などの樹脂材料からなり、磁石1、磁気検出パッケージ2及び回路基板3を収納する。本実施形態では、ケース体4は、磁石1を収納する磁石収納部4aと磁気検出パッケージ2と回路基板3とを収納するセンサ収納部4bとが、連結部分4cによって一体に形成されている。磁気検出パッケージ2と回路基板3は、図示しないフックや接着又は熱溶着といった手法でケース体4に取り付けられており、磁石1は、図示しないフックや接着又はインサート成形などの手法でケース体4に収納される。なお、ケース体4は、連結部分4cに設けた固定片4dで、ボルトなどの固定手段によって実機に取り付けられる。
被検出体5は、冷間圧延鋼板(SPC)などの軟磁性材からなり、形状は、直径が変わらない円柱形である。被検出体5は、実機に連結された連結シャフト6と連結する部分に凹部5aを備えており、この凹部5a内には、ねじ山が形成されている。被検出体5と連結シャフト6とは、ねじ止め、あるいは、ねじ止めに接着により、連結されている。
被検出体5は、磁石1と磁気検出素子2aとを結ぶ直線と直交する形で移動する。被検出体5は、磁石1から磁束を常に受け、移動位置に応じて磁気検出素子2aへ供給する漏れ磁束のベクトルが変化する。前記ベクトルの変化に応じた電圧が出力されるため、磁気検出素子2aは、被検出体5の移動量を検出できる。
被検出体5の連結シャフト6への連結部分は、凹部5aを備えていたが、被検出体5と連結シャフト6との連結部分が平面であってもよい。平面の連結には、接着、もしくは、別の接続部材を用いて実現可能である。なお、被検出体5から連結シャフト6側へ突出する部分を備えていなければよい。
また、被検出体5に好適な材質としては、軟磁性材料であり、例えば、電磁鋼板(ケイ素鋼板)、ソフトフェライトなども採用可能である。
本実施形態では、磁石1と磁気検出素子2aとは、被検出体5を挟んで対向して配置してある。磁気検出素子2aの検出点2cと磁石1の2極着磁の磁極の中心とを結ぶ直線L上に、被検出体5が位置している。
次に、図4を用いて移動物体検出装置Sの被検出体5の検出可能な範囲を説明する。図4(a)は、被検出体5が、移動物体検出装置Sに対して、左側に位置した状態であり、図4(b)は、被検出体5が、移動物体検出装置Sに対して、中央に位置した状態であり、図4(c)は、被検出体5が、移動物体検出装置Sに対して、右側に移動した状態である。
図4(a)では、被検出体5が、磁気検出素子2aの検出点2cと磁石1の磁極の中心とを結ぶ直線(二点鎖線)Lに対して、図4(a)中左側に移動した状態であり、被検出体5の先端部{図4(a)中の左側端部}である一端5bが、図4(a)中の磁石1の一方の端{図4(a)中の磁石1の左側の端}1aより左側に位置している。つまり、磁石1の一方の端1aから直線Lと平行に延びる直線L1より被検出体5の一端5bが左側に位置している。また、被検出体5の連結部{図4(a)中の右側端部}である他端5cが、図4(a)中の磁石1の他方の端{図4(a)中の磁石1の右側の端}1bより左側に位置している。つまり、磁石1の他方の端1bから直線Lと平行に延びる直線L2より被検出体5の他端5cが左側に位置している。すなわち、被検出体5の他端5cは、磁石1の他方の端1bより(言い換えれば、直線L2より)、直線L側に位置している。なお、被検出体5の他端5cは、直線Lと同等の位置まで移動しても、磁気検出素子2aは、被検出体5の移動を検出することができる。なお、磁石1の端1a、1bと被検出体5の一端5b、他端5cとは、被検出体5の移動方向{図4(a)中の矢印X方向}と直線Lとで構成される平面に対して垂直方向から磁石1、被検出体5の外形を投影した形状を元に説明している。
図4(c)で示しているのは、被検出体5が、磁気検出素子2aの検出点2cと磁石1の磁極の中心とを結ぶ直線Lに対して、図4(c)中右側に移動した状態であり、被検出体5の連結部{図4(c)中の右側端部}である他端5cが、図4(c)中の磁石1の他方の端{図4(c)中の磁石1の右側の端}1cより右側に位置している。つまり、磁石1の他方の端1bから直線Lと平行に延びる直線L2より被検出体5の他端5cが右側に位置している。また、被検出体5の先端部{図4(c)中の左側端部}である一端5bが、図4(c)中の磁石1の一方の端{図4(c)中の磁石1の左側の端}1aより右側に位置している。つまり、磁石1の一方の端1aから直線Lと平行に延びる直線L1より被検出体5の一端5bが右側に位置している。すなわち、被検出体5の一端5bは、磁石1の一方の端1aより(言い換えれば、直線L1より)、直線L側に位置している。なお、被検出体5の一端5bは、直線Lと同等の位置まで移動しても、磁気検出素子2aは、被検出体5の移動を検出することができる。
図4(b)で示しているのは、図4(a)、(c)の中間位置を示している。
図5は、被検出体5の移動に伴う磁気検出素子2aが受ける磁界の変化を示し、図5(a)〜(c)は、それぞれ図4(a)〜(c)に対応する。図5(a)〜(c)のそれぞれで丸で示す検出点2cにおいて、被検出体5の位置に応じて、磁気検出素子2aがリニアな出力を行うために、十分な磁束勾配変化の磁界を得ることを示している
以上により、磁気検出素子2aの検出点2cと磁石1の2極着磁の中心とを結ぶ直線L上に被検出体5が位置することで、良好な磁束ベクトル変化を生成でき、磁気検出素子2aが十分な磁束勾配変化の磁界を受けることが可能な移動物体検出装置Sを提供することができる。
また、被検出体5の移動に伴う磁気検出素子2aが受ける磁束変化自体が大きくなるため、外部磁場などの外乱による影響を受けにくくなる。
以上、磁石1と、磁性体からなる被検出体5の移動により変化する磁石1の磁界を検出する磁気検出素子2aと、を備えた移動物体検出装置Sにおいて、被検出体5を挟んで磁石1と磁気検出素子2aとを対向して配置したことにより、磁気検出素子2aが十分な磁束勾配変化の磁界を受けることが可能な移動物体検出装置Sを提供することができる。
また、磁気検出素子2aの検出点2cの中心と磁石1の2極着磁の中心とを結ぶ直線L上に被検出体5が位置することにより、磁気検出素子2aが十分な磁束勾配変化の磁界を受けることが可能な移動物体検出装置Sを提供することができる。
また、磁石1は、被検出体5の移動方向に対して垂直方向で、かつ磁石1の磁極の境界が被検出体5の移動方向に対して平行方向であることにより、磁気検出素子2aが十分な磁束勾配変化の磁界を受けることが可能な移動物体検出装置Sを提供する
なお、被検出体5を連結シャフト6に連結する部分の形状は、前記実施形態のように、凹部5aあるいは平坦が望ましい。
また、磁気検出素子2aでは、2方向の磁界の変化を検出することが可能であったが、1方向の磁界の強弱のみで電圧レベルを決定し出力するものであってもよい。
また、本発明では、被検出体5を直径が変わらない円柱形状としたことにより、被検出体5を先端側の連結側で直径を変える異形としなくとも被検出体5を検出することが可能である。また、被検出体5の形状は、円柱形状に限定されるものではなく、断面形状が正方形や長方形であってもよい。
本発明は、移動物体検出装置に関し、磁気検出素子が十分な磁束勾配変化の磁界を受けることが可能な移動物体検出装置として好適である。
1 磁石
1b 端面
2 磁気検出パッケージ
2a 磁気検出素子
2b ホール素子
2c 検出点
3 回路基板
4 ケース体
4a 磁石収納部
4b センサ収納部
4c 連結部分
4d 固定片
5 被検出体
5a 凹部
5b 一端
5c 他端
6 連結シャフト
L 直線
S 移動物体検出装置
X 矢印

Claims (3)

  1. 磁石と、磁性体からなる被検出体の移動により変化する前記磁石の磁界を検出する磁気検出素子と、を備えた移動物体検出装置において、前記被検出体を挟んで前記磁石と前記磁気検出素子とを対向して配置したことを特徴とする移動物体検出装置。
  2. 前記磁気検出素子の検出点の中心と前記磁石の2極着磁の中心とを結ぶ直線上に前記被検出体が位置することを特徴とする請求項1に記載の移動物体検出装置。
  3. 前記磁石は、前記被検出体の移動方向に対して垂直方向で、かつ前記磁石の磁極の境界が前記被検出体の移動方向に対して平行方向であることを特徴とする請求項1又は2に記載の移動物体検出装置。
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