JP2016150917A - バルサルタンの結晶の製造方法 - Google Patents
バルサルタンの結晶の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016150917A JP2016150917A JP2015028981A JP2015028981A JP2016150917A JP 2016150917 A JP2016150917 A JP 2016150917A JP 2015028981 A JP2015028981 A JP 2015028981A JP 2015028981 A JP2015028981 A JP 2015028981A JP 2016150917 A JP2016150917 A JP 2016150917A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valsartan
- crystals
- crystal
- wet
- wet body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
Description
まず、バルサルタンの結晶を含むバルサルタンの湿体の調製方法を説明する。バルサルタンの結晶を含むバルサルタンの湿体は、原料のバルサルタンとエステル類とからなる懸濁液を調製し、それからバルサルタンの湿体を分離することにより調製される。調製したバルサルタンの湿体がバルサルタンの結晶を含んでいない場合、湿体に結晶が含まれるように、結晶を添加する操作が必要となる。
本発明におけるバルサルタンの湿体を調製するための原料のバルサルタンは、従来の方法とは異なり、その品質等は何ら制限されない。ゆえに、原料のバルサルタンは、市販品のバルサルタン、或いは、公知の方法により合成、さらには精製されたバルサルタンを使用すれば良い。公知の合成方法を例示すると、特許第2749458号に記載されているように、N−[(2′−シアノビフェニル−4−イル)メチル]−N−バレリル−(L)−バリンベンジルエステルをアジ化トリブチル錫を用いてテトラゾール環形成反応を行い、次いで、パラジウムカーボンを用いて脱ベンジル化反応を行うことにより、バルサルタンを合成することができる。別の方法として、特許第5575783号に記載されている、N−{[2’−(1−トリフェニルメチル−テトラゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル]メチル}−N−バレリル−L−バリンベンジルエステルを溶媒中で加熱することにより脱トリチル化反応を行い、次いで、パラジウムカーボンを用いて脱ベンジル化反応を行う方法が挙げられる。通常、これらのバルサルタンは、結晶、非晶質、或いは、それらの混合物などである。本発明におけるバルサルタンの湿体を調製するための原料のバルサルタンとしては、非晶質又は非晶質と結晶との混合物が好ましい。非晶質と結晶との混合物の場合、結晶の含有量(結晶化度)は0%より多く100%未満であるが、本発明の効果をより顕著に得るためには、0%より多く70%以下であることが好ましい。さらに、純度は90〜99%である。
本発明におけるエステル類は、バルサルタンと懸濁液を形成することができる液体であれば、特に制限無く使用できる。例えば、ギ酸イソアミル、ギ酸イソブチル、ギ酸エチル、ギ酸ブチル、ギ酸プロピル、ギ酸ヘキシル、ギ酸ベンジル、ギ酸メチル、酢酸アミル、酢酸アリル、酢酸イソアミル、酢酸イソブチル、酢酸イソプロピル、酢酸エチル、酢酸2−エチルヘキシル、酢酸シクロヘキシル、酢酸n−ブチル、酢酸s−ブチル、酢酸プロピル、酢酸ベンジル、酢酸メチル、酢酸メチルシクロヘキシル、プロピオン酸イソアミル、プロピオン酸エチル、プロピオン酸ブチル、プロピオン酸ベンジル、プロピオン酸メチル、酪酸イソアミル、酪酸イソプロピル、酪酸エチル、酪酸ブチル、酪酸メチル、アセト酢酸アリル、アセト酢酸エチル、アセト酢酸メチル等が挙げられる。これらの中でも、湿体状態に保持する際の結晶への変換効率が高い点から、酢酸イソブチル、酢酸イソプロピル、酢酸エチル、酢酸n−ブチル、酢酸s−ブチル、酢酸プロピル、酢酸メチルが好ましく、酢酸イソプロピル、酢酸エチル、酢酸n−ブチルがさらに好ましく、酢酸エチルが最も好ましい。なお、上記エステル類は、単独で使用しても良く、2つ以上を混合して使用しても良い。また、エステル類100質量部に対して、5質量部以下であれば、他の有機溶媒を含んでも良く、その種類としては、メタノールやエタノールなどのアルコール類、アセトニトリルなどの二トリル類、アセトンやメチルエチルケトンなどのケトン類、トルエンやキシレンなどの芳香族炭化水素類、ジクロロメタやクロロホルムなどのハロゲン化脂肪族炭化水素類、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドンなどを挙げることができる。
本発明において、原料のバルサルタンとエステル類との懸濁液の調製は、特に制限されることはないが、好ましい方法として、単に両者を混合する、所謂リスラリー法と、リスラリー法により得られた懸濁液を加熱し一旦溶液とした後に、冷却して結晶化させる、所謂再結晶法が挙げられる。リスラリー法は操作がより簡便であり、再結晶法は精製効果がより高い。原料のバルサルタンの品質(純度)等により、何れの方法を採用するか、適宜決定すれば良い。
本発明において、上記のようにして調製した懸濁液から湿体を分離する。その方法は、特に制限されることなく公知の方法を採用すれば良く、例えば、減圧濾過や加圧濾過、遠心分離などが挙げられる。この際、エステル類等の有機溶媒を用いて洗浄して母液を十分に取り除くことにより、より高い精製効果を得ることができる。リスラリー法においては、原料のバルサルタンが非晶質(結晶化度0%)の場合、得られる湿体は、XRDにおいて明確なピークを示し、DSCにおいて90℃付近に吸熱ピークを有する。これらは結晶や非晶質とは異なるXRD及びDSCチャートである。一方、原料のバルサルタンが結晶を含む(結晶化度0%を超える)場合、結晶は非晶質とは異なり上記のような変化は起こらないため、得られる湿体のXRD及びDSCチャートは、上記ピークと結晶に由来するピークの両方が観察される。一方、再結晶法においては、結晶は一旦溶解させ再結晶化させることで非晶質と同様の変化が起こるためであると考えられるが、原料の結晶化度に関わらず、得られる湿体のXRD及びDSCチャートは、上記ピークのみであり、結晶に由来するピークを示さない。
本発明において、湿体には結晶が含まれる必要がある。その量は湿体に含まれるバルサルタン100質量部に対して0質量部を超える量であるが、十分な結晶への変換効率が得られ、純粋な結晶を得ることができるため、0.5質量部以上100質量部以下であることが好ましい。これらの中でも、十分な結晶への変換効率が得られ、且つ、使用する結晶量が少なくできることから、1質量部以上50質量部以下が好ましく、2.5質量部以上25質量部以下がさらに好ましく、5%質量部以上15質量部以下が最も好ましい。
次に、上記のようにして得られた湿体から、バルサルタンの結晶を製造する方法を説明する。湿体を湿体状態で保持し、バルサルタンの結晶へと変換させた後、乾燥させ、エステル類を留去することにより、純粋な結晶を得ることができる。さらに、上記の湿体状態での保持時間を調整することにより、任意の結晶化度の結晶を得ることもできる。
本発明において、湿体を湿体状態、つまりエステル類の留去を抑制した状態で保持する。こうすることで、湿体は結晶へと変換する。具体的な方法としては、湿体を容器に入れ、調整された温度下で保持する。当該容器としては、ガラス製容器、ステンレス製容器、テフロン(登録商標)製容器、グラスライニング容器、ポリエチレン製、ポリプロピレン製容器等を挙げることができる。また、それらに蓋等を取り付け気密或いは密封状態とし、エステル類の留去を抑制することが好ましい。なお、容器に入れる湿体の量は、容器の体積に対して5体積%以上とすることが好ましい。なぜなら、容器内の湿体が占有していない体積をより少なくすることで、湿体からのエステル類の留去をより抑制できるためである。
湿体状態での保持が完了した後、乾燥しエステル類等の湿体に含まれる溶媒を留去することにより、溶媒を含まない純粋な結晶とすることができる。乾燥は棚式乾燥機、コニカルドライヤー等の公知の乾燥機で実施できる。常圧下、減圧下、或いは、窒素やアルゴンなどの不活性ガスの通気下において実施することができ、中でも減圧下で実施することが乾燥効率の点から好ましい。また、乾燥を実施する温度は、10℃以上80℃以下であるが、十分な乾燥効率が得られ、不純物の副生を抑制できる点から、25℃以上75℃以下が好ましく、35℃以上65℃以下がより好ましい。また、この温度は、乾燥途中において、当該範囲内であれば変更しても良い。乾燥を実施する時間は、GC等によりエステル類などの有機溶媒の含有量を測定して決定すれば良いが、通常、1時間以上200時間以下で純粋な結晶を得ることができる。
実施例、比較例におけるバルサルタンの結晶品質は、XRD、DSCにより評価した。各測定に使用した装置、測定の条件は、以下のとおりである。なお、試料中の結晶の含有量(結晶化度)は、試料をDSC測定した時の結晶の吸熱ピークのエンタルピー値を、純粋な結晶の同エンタルピー値を基準として百分率で表した。なお、純粋な結晶のエンタルピー値は、103J/gである。ただし、結晶以外の吸熱ピークを示さない場合、結晶のエンタルピー値に関わらず、結晶化度は100%とした。
(XRD)
装置:Rigaku社製RINT1200X線粉末回折計
(1.541858オングストロームの波長を有するCuKα放射線を使用)
電圧:40kV
電流:30mA
サンプリング幅:0.05°
スキャンスピード:1.0°/min
スキャン範囲:5°〜35°
(DSC)
装置:Rigaku社製DSC8230示差走査熱量計
雰囲気:窒素(50mL/min.)
昇温スピード:10℃/min
昇温範囲:30℃〜150℃
バルサルタンの湿体に含まれるエステル類量の測定は、ガスクロマトグラフィー(GC)により測定した。GC測定に使用した装置、測定の条件は、以下のとおりである。なお、エステル類の含有量は、得られたクロマトグラムにおけるエステル類のピーク面積値から、検量線法によりエステル類の質量を算出し、湿体の質量に対する百分率で示した値である。
装置:アジレント製6890N
検出器:水素炎イオン化検出器
カラム:内径0.53mm、長さ30mのフューズドシリカ管の内面にガスクロマトグラフィー用ポリエチレングリコールを厚さ3μmで被覆されたもの
カラム温度:注入後35℃6分、その後毎分30℃で90℃まで昇温し、90℃で3分間維持する。更に、毎分35℃で230℃まで昇温し、更に3分間維持する。
カラム圧力:注入後3psiで8.5分、その後毎分1psiで6psiまで圧力を上げ、6psiで8.5分間維持する。
条件:注入温度(200℃)、検出器温度(250℃)、キャリヤーガス(ヘリウム)、スプリット(1/10)
バルサルタンの純度は、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)により測定した。HPLC測定に使用した装置、測定の条件は、以下のとおりである。なお、バルサルタンの純度とは、得られたクロマトグラムにおけるバルサルタンのピーク面積値の、全てのピークの面積値の合計に対する百分率で示した値である。また、該条件によるHPLC分析における、検出限界は0.003%であり、バルサルタンの保持時間は13.5分付近である。
装置:ウォーターズ社製2695
検出器:紫外吸光光度計(ウォーターズ社製2489)
検出波長:225nm
カラム:内径4.6mm、長さ15cmのステンレス管に5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲルが充填されたもの
移動相:アセトニトリル500mL、水500mLと酢酸1mLの混合溶液
流速:1mL/min.
カラム温度:35℃付近の一定温度
純度が95.40%である非晶質のバルサルタン(結晶化度0%)を原料として使用した。攪拌翼、温度計を取り付けた200mLの三つ口フラスコに、原料のバルサルタン20.0g、酢酸エチル100.0gを加え、25℃付近で20時間撹拌し、リスラリー法による懸濁液を得た。次いで、加圧ろ過により懸濁液をろ過した。ろ別した固体を、酢酸エチル4.5gで洗浄し、バルサルタンの湿体28.9g(バルサルタン純分15.7g、酢酸エチル46質量%)を得た。得られたバルサルタンの湿体は、結晶とは異なるXRD及びDSCチャートを示した(結晶化度0%)。そのXRD及びDSCチャートを図1及び2に示した。
実施例1と同様にして25℃で調製した、原料のバルサルタンと酢酸エチルとの懸濁液を50℃付近まで加熱し、同温度付近で15分間撹拌し溶液を得た。得られた溶液を5℃付近まで冷却し、同温度付近で20時間撹拌し、再結晶法による懸濁液を得た。
原料のバルサルタン、酢酸エチル、添加した結晶の量を各11倍量使用し、且つ、バルサルタンの湿体にではなく、加圧ろ過前の懸濁液に結晶を加えて湿体を調製し、その湿体の一部を用いたこと以外、実施例2と同様にして、白色結晶としてバルサルタン15.7g(回収率78.5%)を得た。なお、湿体として319.0gを得、その一部としてこれを11分割した湿体29.0gを用いて湿体状態での保持以降の操作を行った。
懸濁液に加える結晶の量を変更し、且つ、バルサルタンの湿体にではなく、加圧ろ過前の懸濁液に結晶を加えた以外、実施例2と同様にして実施した。製造条件及び製造結果を表1及び2に示した。
分割後のバルサルタンの湿体を湿体状態に保持する温度及び時間を変更した以外、実施例3と同様にして実施した。製造条件及び製造結果を表3に示した。
分割後のバルサルタンの湿体を湿体状態に保持する前に40℃で減圧下乾燥したこと、湿体状態の保持時間を変更したこと以外、実施例3と同様にして実施した。製造条件及び製造結果を表4及び5に示した。
純度及び結晶形態の異なるバルサルタンを原料として使用し、且つ、湿体へ結晶を加えなかったこと以外、実施例1と同様にして実施した。製造条件及び製造結果を表6に示した。
エステル類の種類及び使用量、湿体状態の保持時間を変更し、且つ、バルサルタンの湿体にではなく、加圧ろ過前の懸濁液に結晶を加えた以外、実施例2と同様にして実施した。製造条件及び製造結果を表7及び8に示した。
実施例1と同様のバルサルタンを原料として使用した。攪拌翼、温度計を取り付けた200mLの三つ口フラスコに、原料のバルサルタン20.0g、酢酸エチル100.0gを加え、25℃付近で30分間撹拌し、懸濁液を得た。この懸濁液を32℃付近まで加熱し、同温度付近で24時間撹拌し懸濁液を得た。加圧ろ過により懸濁液をろ過した。ろ別した固体を、酢酸エチル4.5gで洗浄し、バルサルタンの湿体4.5g(バルサルタン純分3.1g、酢酸エチル31質量%)を得た。
実施例18〜20で使用した原料のバルサルタンを使用し、且つ、加熱温度を32℃から50℃に変更した以外、比較例1と同様にして実施した。製造条件及び製造結果を表6に示した。
バルサルタンの湿体に結晶を添加しなかったこと以外、実施例2と同様にして、白色結晶としてバルサルタン15.7g(回収率78.5%)を得た。得られたバルサルタンは非晶質(結晶化度0%)であった。また、その純度は99.88%であった。なお、加圧ろ過後の湿体は28.9g(バルサルタン純分15.7g、酢酸エチル46質量%、結晶化度0%)であった。
Claims (4)
- バルサルタンの結晶を含む、バルサルタンとエステル類とからなる懸濁液から分離されたバルサルタンの湿体を湿体状態に保持することを特徴とするバルサルタンの結晶の製造方法。
- バルサルタンの湿体に含まれるバルサルタンの結晶の含有量が、バルサルタン100質量部に対して0.5質量部以上100質量部以下であることを特徴とする請求項1に記載のバルサルタンの結晶の製造方法。
- 湿体状態に保持する温度が10℃以上45℃未満であることを特徴とする請求項1に記載のバルサルタンの結晶の製造方法。
- バルサルタンの湿体に含まれるエステル類の含有量が、バルサルタン100質量部に対して20質量部以上300質量部以下であることを特徴とする請求項1に記載のバルサルタンの結晶の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015028981A JP2016150917A (ja) | 2015-02-17 | 2015-02-17 | バルサルタンの結晶の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015028981A JP2016150917A (ja) | 2015-02-17 | 2015-02-17 | バルサルタンの結晶の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016150917A true JP2016150917A (ja) | 2016-08-22 |
Family
ID=56695988
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015028981A Pending JP2016150917A (ja) | 2015-02-17 | 2015-02-17 | バルサルタンの結晶の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2016150917A (ja) |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999065885A1 (en) * | 1998-06-19 | 1999-12-23 | Teijin Limited | Polymorphic modifications of 2-(3-cyano-4-isobutyloxyphenyl)-4-methyl-5-thiazole-carboxylic acid and processes for the preparation thereof |
WO2004083192A1 (en) * | 2003-03-17 | 2004-09-30 | Teva Pharmaceutical Industries Ltd. | Polymorphis of valsartan |
WO2004094391A2 (en) * | 2003-04-21 | 2004-11-04 | Teva Pharmaceutical Industries Ltd. | Process for the preparation of valsartan and intermediates thereof |
WO2004101551A1 (ja) * | 2003-05-14 | 2004-11-25 | Teijin Pharma Limited | ベンズイミダゾール誘導体の結晶及びその製造方法 |
CN1763017A (zh) * | 2004-10-22 | 2006-04-26 | 浙江华海药业股份有限公司 | 缬沙坦新晶型 |
JP2007254290A (ja) * | 2006-03-20 | 2007-10-04 | Cosmo Oil Co Ltd | 5−アミノレブリン酸塩酸塩の結晶の製造方法 |
CN102603663A (zh) * | 2012-02-20 | 2012-07-25 | 中国科学院上海药物研究所 | 缬沙坦的多晶型及其制备方法 |
JP2013532707A (ja) * | 2010-08-03 | 2013-08-19 | ノバルティス アーゲー | 高結晶性バルサルタン |
WO2013124385A2 (en) * | 2012-02-23 | 2013-08-29 | Esteve Química, S.A. | Solid forms of dabigatran etexilate mesylate and processes for their preparation |
-
2015
- 2015-02-17 JP JP2015028981A patent/JP2016150917A/ja active Pending
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999065885A1 (en) * | 1998-06-19 | 1999-12-23 | Teijin Limited | Polymorphic modifications of 2-(3-cyano-4-isobutyloxyphenyl)-4-methyl-5-thiazole-carboxylic acid and processes for the preparation thereof |
WO2004083192A1 (en) * | 2003-03-17 | 2004-09-30 | Teva Pharmaceutical Industries Ltd. | Polymorphis of valsartan |
WO2004094391A2 (en) * | 2003-04-21 | 2004-11-04 | Teva Pharmaceutical Industries Ltd. | Process for the preparation of valsartan and intermediates thereof |
WO2004101551A1 (ja) * | 2003-05-14 | 2004-11-25 | Teijin Pharma Limited | ベンズイミダゾール誘導体の結晶及びその製造方法 |
CN1763017A (zh) * | 2004-10-22 | 2006-04-26 | 浙江华海药业股份有限公司 | 缬沙坦新晶型 |
JP2007254290A (ja) * | 2006-03-20 | 2007-10-04 | Cosmo Oil Co Ltd | 5−アミノレブリン酸塩酸塩の結晶の製造方法 |
JP2013532707A (ja) * | 2010-08-03 | 2013-08-19 | ノバルティス アーゲー | 高結晶性バルサルタン |
CN102603663A (zh) * | 2012-02-20 | 2012-07-25 | 中国科学院上海药物研究所 | 缬沙坦的多晶型及其制备方法 |
WO2013124385A2 (en) * | 2012-02-23 | 2013-08-29 | Esteve Química, S.A. | Solid forms of dabigatran etexilate mesylate and processes for their preparation |
Non-Patent Citations (3)
Title |
---|
WANG, J. ET AL: "Highly Crystalline Forms of Valsartan with Superior Physicochemical Stability", CRYSTAL GROWTH & DESIGN, vol. 13(7), JPN6018037344, 2013, pages 3261 - 3269, ISSN: 0004015637 * |
大嶋寛: "晶析の課題:粒径分布と多形制御・結晶核生成メカニズム解明の重要性", 粉体工学会誌, vol. 38(4), JPN6018037345, 2001, pages 251 - 259, ISSN: 0003886236 * |
小針昌則: "晶析プロセスの新たな解釈と溶媒媒介転移", 日揮技術ジャーナル, vol. 3(4), JPN7018003299, 2014, pages 1 - 8, ISSN: 0003886237 * |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2018008219A1 (ja) | アジルサルタン中間体、アジルサルタン、及びこれらの製造方法 | |
WO2017131218A1 (ja) | アジルサルタン及びその製造方法 | |
JP2023509399A (ja) | (s)-1-(1-アクリロイルピロリジン-3-イル)-3-((3,5-ジメトキシフェニル)エチニル)-5-(メチルアミノ)-1h-ピラゾール-4-カルボキサミドの結晶形 | |
US11434204B2 (en) | Method for producing a polymorphic form of 3-[5-amino-4-(3-cyanobenzoyl)-pyrazol-1-yl]-N-cyclopropyl-4-methylbenzamide | |
JP2016150917A (ja) | バルサルタンの結晶の製造方法 | |
JP6676491B2 (ja) | アジルサルタンアルキルエステルの製造方法、及びアジルサルタンの製造方法 | |
JP2018076258A (ja) | アジルサルタンアルキルエステル、アジルサルタンメチルエステルの製造方法、及びアジルサルタンの製造方法 | |
JP6382736B2 (ja) | バルサルタンの製造方法 | |
RU2792728C2 (ru) | СПОСОБ ПОЛУЧЕНИЯ ПОЛИМОРФНОЙ ФОРМЫ 3-[5-АМИНО-4-(3-ЦИАНОБЕНЗОИЛ)ПИРАЗОЛ-1-ил]-N-ЦИКЛОПРОПИЛ-4-МЕТИЛБЕНЗАМИДА | |
JP6663232B2 (ja) | 新規結晶構造を有するアジルサルタン及びその製造方法 | |
EP3484853B1 (en) | Method for producing a polymorphic form of 3-[5-amino-4-(3-cyanobenzoyl)-pyrazol-1-yl]-n-cyclopropyl-4-methylbenzamide | |
JP6008734B2 (ja) | オランザピンii型結晶の製造方法 | |
JP2021059607A (ja) | アジルサルタンアルキルエステル、アジルサルタンメチルエステルの製造方法、及びアジルサルタンの製造方法 | |
WO2012132991A1 (ja) | グルタミン酸ベンジルエステルn-無水カルボン酸 | |
WO2019155922A1 (ja) | アジルサルタンa型結晶の製造方法 | |
JP6462143B2 (ja) | 固形結晶形体4−(2−メチル−1h−イミダゾール−1−イル)−2,2−ジフェニルブタンニトリル | |
JPWO2012002189A1 (ja) | バルサルタンの製造方法 | |
EP3820854A1 (en) | Method for preparation of 1,4-sorbitan |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20171107 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180822 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20181002 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181130 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20190416 |