JP2016150088A - バイトブロック - Google Patents

バイトブロック Download PDF

Info

Publication number
JP2016150088A
JP2016150088A JP2015028522A JP2015028522A JP2016150088A JP 2016150088 A JP2016150088 A JP 2016150088A JP 2015028522 A JP2015028522 A JP 2015028522A JP 2015028522 A JP2015028522 A JP 2015028522A JP 2016150088 A JP2016150088 A JP 2016150088A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bite block
teeth
mouth
interdental
wearer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015028522A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5908624B1 (ja
Inventor
利定 鈴木
Toshisada Suzuki
利定 鈴木
宗裕 鈴木
Munehiro Suzuki
宗裕 鈴木
鈴木 明
Akira Suzuki
明 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hamamatsu University School of Medicine NUC
Shoda Techtron Corp
Original Assignee
Hamamatsu University School of Medicine NUC
Shoda Techtron Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hamamatsu University School of Medicine NUC, Shoda Techtron Corp filed Critical Hamamatsu University School of Medicine NUC
Priority to JP2015028522A priority Critical patent/JP5908624B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5908624B1 publication Critical patent/JP5908624B1/ja
Publication of JP2016150088A publication Critical patent/JP2016150088A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Brushes (AREA)
  • Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)

Abstract

【課題】簡単に安定性良く装着することができるバイトブロックを提供する。
【解決手段】バイトブロック100は、棒状に形成されたバイトブロック本体101における一方の端部に上下歯間カバー体103を備えるとともに、他方の端部に外側フランジ体107を備えて構成されている。バイトブロック本体101は、被装着者の口内における上下の各前歯間に配置されて口の内外に延びる長さに形成されており、上歯受け部101aに溝状の貫通溝部102が形成されている。上下歯間カバー体103は、バイトブロック本体101の端部における左側部分および右側部分からそれぞれ広がる板状に形成されている。左右の上下歯間カバー体103は、上歯および下歯の各内側面を覆うことができる形状に形成されるとともに、互いの間隔が被装着者における上下の各歯列の左右の間隔よりも広く形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、口を開けた状態で手術や検査を受ける際に上歯と下歯との間に配置されて咬合による口内の受傷や医療器具の損傷を防止するためのバイトブロックに関する。
従来から、口を開けた状態で手術や検査を受ける際に上歯と下歯との間に配置されて咬合による口内の受傷や医療器具の損傷を防止するためにバイトブロックが用いられている。例えば、下記特許文献1には、上歯と下歯との間に配置されて上歯および下歯がそれぞれ挿し込まれる係止用凹部が形成されたバイトブロックが開示されている。
特開昭59−2751号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載したバイトブロックにおいては、係止用凹部の形状が予め決められているため、バイトブロックを装着する被装着者の実際の歯の形状、大きさおよび配置に対して必ずしも一致せず、バイトブロックの安定的な装着が困難であるという問題ある。
本発明は上記問題に対処するためなされたもので、その目的は、簡単に安定性良く装着することができるバイトブロックを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の特徴は、上顎の前歯と下顎の前歯との間に配置されて口の内部から外部にかけて延びるバイトブロック本体と、バイトブロック本体における口内側の部分から上歯および下歯の各内側面を覆う形状で左右の各奥歯側にそれぞれ板状に延びる上下歯間カバー体とを備え、上下歯間カバー体は、弾性部材で構成されるとともに、左右の上下歯間カバー体間の間隔が同上下歯間カバー体が面する左右の歯列の間隔よりも広く形成されていることにある。この場合、弾性部材としては、各種エラストマー、例えば、熱硬化性エラストマー(例えば、ゴム材)や熱可塑性エラストマー(例えば、スチレン系樹脂、オレフィン系樹脂、塩ビ系樹脂、ウレタン系樹脂、アミド系樹脂)を単体でまたは適宜組み合わせて用いることができる。
このように構成した本発明の特徴によれば、バイトブロックは、左右の上下歯間カバー体間の間隔が左右の歯列の間隔よりも広く形成されているため、上下歯間カバー体が上歯および下歯の各内側面に押し付けられて弾性変形する。これにより、バイトブロックは、左右の上下歯間カバー体が上歯および下歯の各内側面に沿ってそれぞれ内側に弾性変形する際の反力によって上歯および下歯の各内側部分に保持されるため、被装着者の歯の形状、大きさおよび配置に拘らず簡単に安定性良く装着することができる。
また、本発明の他の特徴は、前記バイトブロックにおいて、上下歯間カバー体は、上歯および下歯の各内側面に向かって膨らむ曲面で構成されていることにある。
このように構成した本発明の他の特徴によれば、バイトブロックは、上下歯間カバー体が上歯および下歯の各内側面に向かって膨らむ曲面に形成されているため、上歯および下歯の各歯茎方向にもそれぞれ反力が作用して上下歯間カバー体をより精度良く上歯および下歯の各内側面に密着させることができる。また、バイトブロックは、上下歯間カバー体が舌に対して凹状の曲面に形成されているため、舌を圧迫することなく本来の位置および形状で位置させることができるとともに舌が接触した際の違和感を抑えて使用感を向上させることができる。さらに、バイトブロックは、被装着者の舌が手術における麻酔や伏臥位などによって膨張した場合であっても上下歯間カバーの上歯および下歯の各内側面への密着性が高まるとともに曲面によって舌を包み込むことによって上下の歯の間に舌が進入することが防止することができる。
また、本発明の他の特徴は、前記バイトブロックにおいて、バイトブロック本体は、口の内外方向の長さが20mm以上に形成されていることにある。
このように構成した本発明の他の特徴によれば、バイトブロックは、バイトブロック本体における口の内外方向の長さが20mm以上に形成されているため、幅広い口の形状および口腔内の形状の被装着者に対して使用することができる。
また、本発明の他の特徴は、前記バイトブロックにおいて、バイトブロック本体は、口への内外方向に沿って貫通した状態で溝状の貫通溝部が形成されていることにある
このように構成した本発明の他の特徴によれば、バイトブロックは、バイトブロック本体に口の内外方向に貫通した状態で凹状に窪んだ形状の貫通溝部が形成されているため、被装着者の口を介して体内に挿入する医療器具(例えば、気管チューブ)を挟んで保持させることができるとともにこの医療器具の脱着作業も容易に行うことができる。また、バイトブロックは、貫通溝部によってバイトブロック本体を左右方向から貫通溝部を押し潰すように曲げ変形させることができるため、上下歯間カバー体の口内への挿入作業を行い易くすることができる。
また、本発明の他の特徴は、前記バイトブロックにおいて、上下歯間カバー体は、貫通溝部とは反対側の縁部に切欠き部が形成されているにある。
このように構成した本発明の他の特徴によれば、バイトブロックは、上下歯間カバー体における左右方向の中央部における貫通溝部とは反対側に切欠き部が形成されているため、バイトブロック本体および上下歯間カバー体が曲げ変形し易くなって上下歯間カバー体の口内への挿入作業をより容易に行うことができる。
また、本発明の他の特徴は、前記バイトブロックにおいて、さらに、バイトブロック本体における口内側とは反対側の外側端部における貫通溝部の開口部の近傍に外側端部から張り出した状態で張出片が形成されていることにある。
このように構成した本発明の他の特徴によれば、バイトブロックは、バイトブロック本体の口内側とは反対側の外側端部における貫通溝部の開口部の近傍に外側端部から張り出した状態で張出片が形成されているため、この張出片を把持して操作することによって口内におけるバイトブロックの位置決めや出し入れなどの操作が行い易くなる。また、バイトブロックは、張出片に対して貫通溝部に嵌めた医療器具を固定(例えば、テープや紐などで縛る)することによってより強固に取り付けることができる。
また、本発明の他の特徴は、前記バイトブロックにおいて、さらに、バイトブロック本体における口内側とは反対側の外側端部からフランジ状に張り出した状態で外側フランジ体が形成されていることにある。
このように構成した本発明の他の特徴によれば、バイトブロックは、バイトブロック本体における口内側とは反対側の外側端部からフランジ状に張り出した状態で外側フランジ体が形成されているため、この外側フランジ体を唇の外側に配置することによって口内から唾液などの分泌物の漏出を防止できるとともに口内への異物の進入を防止することができる。また、バイトブロックは、外側フランジと口の周辺部との間にガーゼやフェルトなどの吸水体を挟むことによっても口内に対する分泌物の漏出や異物の進入を防止することができる。また、バイトブロックは、外側フランジ体を唇の外側に配置することによってバイトブロック本体および上下歯間カバー体の口内への挿入量を規制することができる。
また、本発明の他の特徴は、前記バイトブロックにおいて、バイトブロック本体は、上顎の前歯に対向する上歯受け部および下顎の前歯に対向する下歯受け部がそれぞれ平面に形成されていることにある。
このように構成した本発明の他の特徴によれば、バイトブロックは、バイトブロック本体における上顎の前歯に対向する上歯受け部および下顎の前歯に対向する下歯受け部がそれぞれ平面に形成されているため、上歯および下歯がバイトブロック本体を噛む際に上歯および下歯における特定の歯に咬合力が集中することを避けて上下の各前歯および各前歯に隣接する各歯(例えば、側切歯など)に均等な咬合力を生じさせて各歯およびバイトブロック本体を保護することができる。
本発明の一実施形態に係るバイトブロックの外観構成の概略を示す前方斜視図である。 図1に示すバイトブロックの外観構成の概略を示す後方斜視図である。 図1に示すバイトブロックの外観構成の概略を示す正面図である。 図1に示すバイトブロックの外観構成の概略を示す左側面図である。 図1に示すバイトブロックの外観構成の概略を示す右側面図である。 図1に示すバイトブロックの外観構成の概略を示す平面図である。 図1に示すバイトブロックの外観構成の概略を示す底面図である。 図1に示すバイトブロックの外観構成の概略を示す背面図である。 図8に示すバイトブロックにおけるバイトブロック本体を左右方向から押し潰した弾性変形状態を示した背面図である。 図1に示すバイトブロックを被装着者の口内に装着して噛んだ状態を示す側面図である。 (A)(B)は図1に示すバイトブロックを被装着者の口内に装着した状態を示しており、(A)は上歯の上方から見た平面図であり、(B)は下歯の上方から平面図である。 本発明の変形例に係るバイトブロックの外観構成の概略を示す斜視図である。
以下、本発明に係るバイトブロックの一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係るバイトブロック100の外観構成の概略を示す斜視図である。また、図2は、図1に示すバイトブロック100の外観構成の概略を示す後方斜視図である。また、図3は、図1に示すバイトブロック100の外観構成の概略を示す正面図である。また、図4は、図1に示すバイトブロック100の外観構成の概略を示す左側面図である。図5は、図1に示すバイトブロック100の外観構成の概略を示す右側面図である。図6は、図1に示すバイトブロック100の外観構成の概略を示す平面図である。図7は、図1に示すバイトブロック100の外観構成の概略を示す底面図である。図8は、図1に示すバイトブロック100の外観構成の概略を示す背面図である。
なお、本明細書において参照する図は、本発明の理解を容易にするために一部の構成要素を誇張して表わすなど模式的に表している。このため、各構成要素間の寸法や比率などは異なっていることがある。また、本明細書において参照する図は、バイトブロックの各部の丸み形状を細線で表している。このバイトブロック100は、口を開けた状態で治療や診断を行う際に上歯と下歯との間に配置されて咬合による口内の受傷や医療器具の損傷を防止するための器具である。
(バイトブロック100の構成)
バイトブロック100は、バイトブロック本体101を備えている。バイトブロック本体101は、バイトブロック100を装着する被装着者の口内における上顎の前歯と下顎の前歯との間に配置されて上歯と下歯との咬合を阻止するための部分であり、口の内外に延びる棒状に形成されている。より具体的には、バイトブロック本体101は、被装着者の咬合力によって弾性変形する硬さの材料で構成されており、上下の各前歯に対向して上歯受け部101aおよび下歯受け部101bをそれぞれ備えている。この場合、バイトブロック本体101を構成する材料としては、樹脂材(例えば、シリコーン材など)やゴム材などがある。また、ここで前歯とは、中切歯、側切歯および犬歯までの歯のうちの少なくとも1種で含んで構成される。
上歯受け部101aおよび下歯受け部101bは、被装着者における上下の各前歯を受け止める部分であり、本実施形態においては、互いに平行に延びる平面でそれぞれ構成されている。これらの上歯受け部101aおよび下歯受け部101bは、各端部がそれぞれ直角方向に屈曲した後、被装着者の口の上下方向に延びる平面状に延びる2つの側部101cでそれぞれ繋がっている。そして、バイトブロック本体101は、これらの上歯受け部101a、下歯受け部101bおよび2つの側部101cで囲まれた内部領域に材料が詰まった中実で構成されている。
また、バイトブロック本体101は、被装着者の上下の前歯間に配置された状態で口内から口の外に露出する長さに形成されるとともに、上下の前歯で強く噛まれることによって変形した場合であっても切断および後述する貫通溝部102内に配置される医療器具に損傷や機能低下に至る変形を与えない程度の厚さで形成されている。本実施形態においては、バイトブロック本体101は、被装着者の口内における端部と口の外における端部との長さが25mmに形成されるとともに、上下の厚さが18mmに形成されている。また、本実施形態においては、バイトブロック本体101の幅は、被装着者の左右の第2小臼歯の一部に対向する長さに形成されている。なお、このバイトブロック本体101の各部の寸法は、バイトブロック100の仕様に応じて適宜決定されることは当然である。このバイトブロック本体101には、上歯受け部101aに貫通溝部102が形成されている。
貫通溝部102は、被装着者の治療や診断を行う際に被装着者の口から体内に挿入される医療器具(例えば、人工呼吸のための気管チューブや内視鏡など)が挿通されるとともにバイトブロック100を屈曲変形し易くするための部分であり、凹状に窪んだ溝状に形成されている。この場合、貫通溝部102は、体内に挿入する医療器具が挿通可能な幅および深さに形成される。具体的には、貫通溝部102は、医療器具の太さよりも広い幅および深さに形成して医療器具を自由に摺動させるように構成することができるとともに、医療器具の太さよりも狭い幅および深さに形成して医療器具を保持するように構成することもできる。この貫通溝部102は、バイトブロック本体101に対してバイトブロック本体101の幅方向の中央部にバイトブロック本体101が延びる方向に貫通した状態で形成されている。また、貫通溝部102の底部は、U字状の曲面に形成されている。
バイトブロック本体101における一方の端部側には、上下歯間カバー体103がバイトブロック本体101から張り出した状態で形成されている。上下歯間カバー体103は、バイトブロック本体101を被装着者の口内に固定するとともに被装着者の舌が上歯と下歯との間に位置することを防止するための部分であり、バイトブロック本体101の端部における左側部分および右側部分、換言すれば、貫通溝部102の開口部の両側部からそれぞれ広がる板状に形成されている。
より具体的には、左右一対の上下歯間カバー体103は、図9および図10(A),(B)にそれぞれ示すように、バイトブロック本体101が被装着者の上下の前歯間に配置された際に被装着者の左右の各奥歯に達する長さで左右の上歯および下歯の各内側面に対して凸状となる曲面形状にそれぞれ形成されている。この場合、各上下歯間カバー体103は、被装着者がバイトブロック本体101を噛んだ状態において被装着者の上歯および下歯の各内側面を覆うことができる形状に形成されている。なお、図9および図10(A),(B)においては、被装着者の上歯、下歯およびこれらの各歯茎をそれぞれ二点鎖線でしめしている。
また、左右の上下歯間カバー体103は、互いの間隔が被装着者における上下の各歯列の左右の間隔よりも広く形成されている。この場合、左右の上下歯間カバー体103の間隔は、このバイトブロック100を装着する個々の被装着者ごとに設定してもよいが、ヒトの平均的(性別や年齢ごとであってもよい)な歯列の左右の間隔を基準として設定してもよい。また、左右の上下歯間カバー体103の間隔は、上下歯間カバー体103がバイトブロック本体101の端部と先端部との間の全長に亘って被装着者の歯列の左右の間隔よりも広く形成してもよいし、前記全長において部分的に被装着者の歯列の左右の間隔よりも広く形成するようにしてもよい。本実施形態においては、左右の上下歯間カバー体103は、各先端部が左右の各第2大臼歯に達する長さで形成されるとともに左右の先端部の間隔が左右の各第1大臼歯の各中央部間の間隔と略同じ間隔に設定されている。
これらの上下歯間カバー体103は、ヒトの指で容易に弾性変形させることができる硬さの樹脂材(例えば、シリコーン材など)またはゴム材などの材料で構成されている。この場合、上下歯間カバー体103の硬さは、ヒトの舌の力でも容易に弾性変形可能な硬さで構成することができるが、ヒトの舌の力では容易に弾性変形させることができない程度の硬さが好適である。また、上下歯間カバー体103の厚さも弾性変形可能な範囲で設定される。本実施形態においては、上下歯間カバー体103は、2mmの均一な厚さで構成されている。
2つの上下歯間カバー体103の間には、切欠き部104が形成されている。切欠き部104は、バイトブロック本体101および上下歯間カバー体103を曲げ易くするための部分であり、貫通溝部102とは反対側にU字状に形成されている。また、2つの上下歯間カバー体103における一方の上下歯間カバー体103の先端部には、挿通切欠き部105が形成されている。挿通切欠き部105は、被装着者の治療や診断を行う際に被装着者の口から体内に挿入される前記医療器具を貫通させる部分であり、略V字状に形成されている。この場合、挿通切欠き部105の最奥部は、円弧状に形成されている。また、本実施形態においては、挿通切欠き部105は、被装着者の右側の上下歯間カバー体103に形成されている。
バイトブロック本体101における他方の端部には、張出片106および外側フランジ体107がそれぞれ形成されている。張出片106は、バイトブロック本体101および上下歯間カバー体103の口内への出し入れの際に用いるとともに貫通溝部102に保持される医療器具の保持に用いる部分であり、貫通溝部102の底部が張り出して延びた板状に形成されている。この張出片106は、人の指で容易に弾性変形させることができる硬さの樹脂材(例えば、シリコーン材など)またはゴム材などの材料および厚さで構成されている。
外側フランジ体107は、被装着者の口の外側に配置されて口から唾液などの分泌物が漏出して周囲に広がることを防止するとともにバイトブロック本体101および上下歯間カバー体103の口内への挿入量を規制するための部分であり、バイトブロック本体101における他方の端部からフランジ状に張り出して形成されている。この場合、外側フランジ体107は、バイトブロック本体101を銜えた被装着者の口を覆う大きさでかつ被装着者の口元の形状に沿うように口元の左右方向に沿って湾曲して形成されている。
また、外側フランジ体107は、ヒトの指で容易に弾性変形させることができる硬さの樹脂材(例えば、シリコーン材など)またはゴム材などの材料および厚さで構成されている。本実施形態においては、外側フランジ体107は、正面視で略長方形状に形成されるとともに、2mmの均一な厚さで構成されている。すなわち、バイトブロック100は、バイトブロック本体101、上下歯間カバー体103、張出片106および外側フランジ体107が同一の材料で一体的に成形されている。本実施形態においては、バイトブロック100は、シリコーン材で一体的に形成されている。
(バイトブロック100の作動)
次に、上記のように構成したバイトブロック100の作動について説明する。被装着者に対してバイトブロック100を装着する作業者(例えば、医師や医師の作業を補助する者)は、バイトブロック100を用意した後、バイトブロック100を被装着者の口内に装着する。この場合、作業者は、被装着者の口内から体内に医療器具を装着する必要がある場合には、被装着者に医療器具を装着した後にバイトブロック100の装着を行う。
具体的には、作業者は、バイトブロック100におけるバイトブロック本体101および上下歯間カバー体103を被装着者の口内に挿入する。この場合、作業者は、図9に示すように、バイトブロック本体101を左右方向から押圧することにより貫通溝部102を両側から押し潰して左右の上下歯間カバー体103を互いに近接させることにより口内に挿入し易くなる。
次いで、作業者は、左右の上下歯間カバー体103の各外側面を被装着者の上歯および下歯の各内側面に接触させる。具体的には、作業者は、バイトブロック100におけるバイトブロック本体101、張出片106および外側フランジ体107のうちの少なくとも1つを把持して口の外側に向かって引っ張ることによって上下歯間カバー体103の各外側面を被装着者の上歯および下歯の各内側面に接触させることができる(図10および図11(A),(B)参照)。
これにより、バイトブロック100は、上下歯間カバー体103の各外側面が被装着者の上歯および下歯の各内側面に押し付けられて内側にそれぞれ弾性変形して上歯および下歯の各内側面に密着する。この場合、上下歯間カバー体103が弾性変形する上歯および下歯の各内側面の内側方向とは、図10および図11(A),(B)の各破線矢印で示すように、歯列の左右方向から口内中央部に向かう方向、歯列の左右の斜め上方から斜め下方の口内中央部に向かう方向、および歯列の左右の斜め下方から斜め上方の口内中央部に向かう方向がそれぞれある。すなわち、バイトブロック100は、左右の各上下歯間カバー体103が被装着者の上歯および下歯の各内側面をそれぞれ押圧する押圧力によって被装着者の口内に保持される(図10および図11(A),(B)の各破線矢印参照)。
この場合、作業者は、上下歯間カバー体103が口内で保持される力を口内の奥行き方向で調整することができる。すなわち、作業者は、上下歯間カバー体103を前歯側に位置させることにより上下歯間カバー体103の弾性変形量を大きくすることができるとともに上歯および下歯の各内側面への接触面積が大きくなって上下歯間カバー体103の口内の保持力を大きくすることができる。
一方、作業者は、上下歯間カバー体103を奥歯側に位置させることにより上下歯間カバー体103の弾性変形量を小さくすることができるとともに上歯および下歯の各内側面への接触面積を小さくして上下歯間カバー体103の口内の保持力を小さくすることができる。すなわち、上下歯間カバー体103は、口内における奥行方向の位置によって被装着者の上歯および下歯の各内側面への接触面積が異なる。
次に、作業者は、被装着者の口内に医療器具が挿入されている場合には、この医療器具をバイトブロック100における貫通溝部102に装着または挿通切欠き部105に挿通させる。これにより、作業者は、バイトブロック100を被装着者の口内に装着することができる。この場合、作業者は、貫通溝部102に装着した医療器具を張出片106に固定することができる。具体的には、作業者は、貫通溝部102に装着した医療器具を張出片106に粘着テープなどを用いて縛ることにより医療器具が貫通溝部102から外れることを防止することができる。また、作業者は、外側フランジ体107と被装着者の口の周囲との間にフェルトやガーゼを挟み込んで口内からの分泌物の漏出および口内への異物の進入を防止することができる。
このように、被装着者の口内に装着されたバイトブロック100は、被装着者の咬合を防止する。具体的には、バイトブロック100は、被装着者の上下の前歯の間に配置されたバイトブロック本体101が上歯と下歯の咬合を阻止する。この場合、バイトブロック100は、バイトブロック本体101における上歯受け面101aおよび下歯受け面101bがそれぞれ平面に形成されているため、上下の各前歯における特定の歯に過渡な荷重が作用することを防止することができる。
また、バイトブロック100は、左右の各上下歯間カバー体103が上歯および下歯の各内側面を覆っているため、被装着者の舌が上歯と下歯との間に位置することを防止することができる。この場合、バイトブロック100は、左右の各上下歯間カバー体103が上歯および下歯の各内側面に沿う曲面形状に形成されているため、下歯の内側領域において舌を圧迫することなく本来の位置および形状で位置させることができる。また、バイトブロック100は、上歯受け部101a、下歯受け部101bおよび2つの側部101cが互いに直角の角部を介して繋がって正面視で略方形に形成されているため、口内で回転することを防止して姿勢を維持することができる。
次に、バイトブロック100を口内から取り除く場合には、作業者は、被装着者の口を開けた状態でバイトブロック100におけるバイトブロック本体101、張出片106および外側フランジ体107のうちの少なくとも1つを把持して口の外側に向かって引っ張り出すことができる。この場合、作業者は、前記挿入時と同様に、バイトブロック本体101を左右方向から押圧することにより貫通溝部102を両側から押し潰して左右の上下歯間カバー体103を互いに近接させることにより口内から取り出し易くなる(図9参照)。
上記作動説明からも理解できるように、上記実施形態によれば、バイトブロック100は、左右の上下歯間カバー体103間の間隔が左右の歯列の間隔よりも広く形成されているため、上下歯間カバー体103が上歯および下歯の各内側面に押し付けられて弾性変形する。これにより、バイトブロック100は、左右の上下歯間カバー体103が上歯および下歯の各内側面に沿ってそれぞれ内側に弾性変形する際の反力によって上歯および下歯の各内側部分に保持されるため、被装着者の歯の形状、大きさおよび配置に拘らず簡単に安定性良く装着することができる。
さらに、本発明の実施にあたっては、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。なお、下記各変形例において、上記実施形態と同様の構成部分については同じ符号を付して、その説明を省略する。
例えば、上記実施形態においては、バイトブロック100は、被装着者の口内に挿入されるバイトブロック本体101の端部に上下歯間カバー体103を設けて構成した。しかし、上下歯間カバー体103は、バイトブロック本体101における口内側の部分に形成されていればよい。したがって、バイトブロック100は、被装着者の口内に挿入されるバイトブロック本体101における端部よりも口側の部分に上下歯間カバー体103を設けて構成することもできる。これによれば、バイトブロック100は、バイトブロック本体101における上下歯間カバー体103から張り出した部分が被装着者の舌の移動を規制して舌の自由な移動を抑えることができる。
また、上記実施形態においては、上下歯間カバー体103は、被装着者の上歯および下歯の各内側面を覆う形状に形成した。しかし、上下歯間カバー体103は、被装着者の上歯および下歯の各歯茎の各内側面まで覆う形状に形成することもできる。
また、上記実施形態においては、左右の上下歯間カバー体103は、各先端部が左右の各第2大臼歯に達する長さで形成されるとともに左右の先端部の間隔が左右の各第1大臼歯の各中央部間の間隔と略同じ間隔に設定されている。しかし、左右の上下歯間カバー体103は、各先端部が左右の各第2大臼歯に達しない長さ、例えば、第2小臼歯や第1大臼歯までに達する長さに形成することもできる。この場合、左右の上下歯間カバー体103における左右の先端部の間隔は、左右の各第2小臼歯や第1大臼歯の各中央部間の間隔よりも広く形成される。なお、左右の上下歯間カバー体103は、被装着者における左右の第1大臼歯まで達する長さに形成するとより安定的に装着できて望ましい。
また、上記実施形態においては、上下歯間カバー体103は、左右の上下歯間カバー体103間の中央部に切欠き部104を形成して構成した。しかし、上下歯間カバー体103は、弾性部材で構成されているため、切欠き部104を省略して構成することもできる。
また、上記実施形態においては、上下歯間カバー体103は、一方の上下歯間カバー体103の先端部に挿通切欠き部105を形成して構成した。しかし、上下歯間カバー体103は、左右両方の上下歯間カバー体103の各先端部にそれぞれ挿通切欠き部105を備えて構成してもよいし、挿通切欠き部105を省略して構成することもできる。
また、上記実施形態においては、バイトブロック本体101は、上歯受け部101aの中央部に貫通溝部102を形成して構成した。しかし、バイトブロック本体101は、上歯受け部101aの中央部以外の部分、例えば、上歯受け部101aにおける左右の一方に寄った位置や下歯受け部101bに貫通溝部102を形成して構成することもできる。また、バイトブロック本体101は、貫通溝部102に代えてまたは加えてバイトブロック本体101の中央部を貫通する貫通孔を設けて医療器具の通し孔とすることもできる。
また、上記実施形態においては、バイトブロック本体101は、被装着者の口の内外方向に25mmの長さで構成した。しかし、バイトブロック本体101は、被装着者の口の内外に延びる長さに形成されていればよく、25mm以下または25mm以上の長さに形成されていてもよい。この場合、バイトブロック本体101は、被装着者の口の内外方向の長さを20mm以上かつ35mm以下の長さにすることにより幅広い口および口内の形状の被装着者に使用することができる。
また、上記実施形態においては、バイトブロック本体101は、外周部の断面形状を略方形に形成した。しかし、バイトブロック本体101は、外周部の断面形状を略方形以外の形状、例えば、円形、楕円形、多角形(五角形や六角形)に形成することもできる。
また、上記実施形態においては、バイトブロック100は、各部をシリコーン材で一体的に成形した。しかし、バイトブロック100は、バイトブロック本体101、上下歯間カバー体103、張出片106および外側フランジ体107をそれぞれ各部の仕様に応じて異なる材料で構成することができる。例えば、バイトブロック100は、バイトブロック本体101について金属棒の周囲にシリコーン材を配置して構成することができる。これによれば、バイトブロック100は、バイトブロック本体101の機械的強度(曲げや座屈)を向上させることができる。
また、上記実施形態においては、バイトブロック100は、バイトブロック本体101の端部に張出片106および外側フランジ体107をそれぞれ形成して構成した。しかし、バイトブロック100は、張出片106および外側フランジ体107の一方または両方を省略して構成することもできる。
また、バイトブロック100は、これらの張出片106および外側フランジ体107に代えてまたは加えて内側フランジ体108を設けることもできる。内側フランジ体108は、例えば、図12に示すように、被装着者の唇と上下の各前歯との間に配置される弾性部材(樹脂材(例えば、シリコーン材)やゴム材)からなる部品であり、バイトブロック本体101の外表面からフランジ状に張り出して形成するとよい。この内側フランジ体108を備えたバイトブロック100によれば、被装着者の口内からの分泌物の漏出防止および口内(歯茎よりも内側の口腔内)への異物の進入を防止できるほか、被装着者の上下の各歯茎を内側フランジ体108と上下歯間カバー体103によって挟むことによってバイトブロック100の位置ずれを防止してより安定的に装着することができる。また、バイトブロック100によれば、内側フランジ体108によって被装着者の唇が上下の歯の間に進入することも防止することができる。
また、上記実施形態においては、バイトブロック100は、バイトブロック本体101、上下歯間カバー体103、張出片106および外側フランジ体107が同一の材料(シリコーン材)で一体的に成形した。しかし、バイトブロック100は、バイトブロック本体101、上下歯間カバー体103、張出片106、外側フランジ体107および内側フランジ体108をそれぞれ別体で構成して互いに接続して構成することもできる。この場合、バイトブロック100は、バイトブロック本体101、上下歯間カバー体103、張出片106、外側フランジ体107および内側フランジ体108間において異なる材料で構成することもできる。
100…バイトブロック、
101…バイトブロック本体、101a…上歯受け部、101b…下歯受け部、101c…側部、102…貫通溝部、103…上下歯間カバー体、104…切欠き部、105…挿通切欠き部、106…張出片、107…外側フランジ体、108…内側フランジ体。
上記目的を達成するため、本発明の特徴は、上顎の前歯と下顎の前歯との間に配置されて口の内部から外部にかけて延びるバイトブロック本体と、バイトブロック本体における口内側の部分から上歯および下歯の各内側面を覆う形状で左右の各奥歯側にそれぞれ板状に延びる上下歯間カバー体とを備え、上下歯間カバー体は、弾性部材で構成されて前記上歯および前記下歯の各内側面をそれぞれ押圧するように左右の上下歯間カバー体間の間隔が同上下歯間カバー体が面する左右の歯列の間隔よりも広く形成されていることにある。この場合、弾性部材としては、各種エラストマー、例えば、熱硬化性エラストマー(例えば、ゴム材)や熱可塑性エラストマー(例えば、スチレン系樹脂、オレフィン系樹脂、塩ビ系樹脂、ウレタン系樹脂、アミド系樹脂)を単体でまたは適宜組み合わせて用いることができる。
また、本発明の他の特徴は、前記バイトブロックにおいて、上下歯間カバー体は、上歯および下歯の各歯茎の各内側面を覆う形状に形成されていることにある。これによれば、バイトブロックは、上下歯間カバー体が被装着者の歯茎の内側面まで覆った状態で内側に弾性変形する際の反力によって上歯および下歯の各内側部分に保持されるため、被装着者の歯の形状、大きさおよび配置に拘らず簡単に安定性良く装着することができる。
また、本発明の他の特徴は、前記バイトブロックにおいて、医療器具を体内に挿入するための挿通切欠き部が上下歯間カバー体の先端部に形成されていることにある。これによれば、バイトブロックは、医療器具を挿通切欠き部を介して体内に挿通させることができる。
また、本発明は、前記バイトブロックにおいて、上下歯間カバー体は、上歯および下歯の各内側面に向かって膨らむ曲面で構成することができる。これによれば、バイトブロックは、上下歯間カバー体が上歯および下歯の各内側面に向かって膨らむ曲面に形成されているため、上歯および下歯の各歯茎方向にもそれぞれ反力が作用して上下歯間カバー体をより精度良く上歯および下歯の各内側面に密着させることができる。また、バイトブロックは、上下歯間カバー体が舌に対して凹状の曲面に形成されているため、舌を圧迫することなく本来の位置および形状で位置させることができるとともに舌が接触した際の違和感を抑えて使用感を向上させることができる。
また、本発明は、前記バイトブロックにおいて、バイトブロック本体は、口の内外方向の長さが20mm以上に形成することができる。これによれば、バイトブロックは、バイトブロック本体における口の内外方向の長さが20mm以上に形成されているため、幅広い口の形状および口腔内の形状の被装着者に対して使用することができる。
上記目的を達成するため、本発明の特徴は、上顎の前歯と下顎の前歯との間に配置されて口の内部から外部にかけて延びるバイトブロック本体と、バイトブロック本体における口内側の部分から上歯および下歯の各内側面を覆う形状で左右の各奥歯側にそれぞれ板状に延びる上下歯間カバー体とを備え、上下歯間カバー体は、弾性部材で構成されて被装着者の前記上歯および前記下歯の各内側面をそれぞれ押圧するように左右の上下歯間カバー体間の間隔が同上下歯間カバー体が面する左右の歯列の間隔よりも広く形成されていることにある。この場合、弾性部材としては、各種エラストマー、例えば、熱硬化性エラストマー(例えば、ゴム材)や熱可塑性エラストマー(例えば、スチレン系樹脂、オレフィン系樹脂、塩ビ系樹脂、ウレタン系樹脂、アミド系樹脂)を単体でまたは適宜組み合わせて用いることができる。

Claims (8)

  1. 上顎の前歯と下顎の前歯との間に配置されて口の内部から外部にかけて延びるバイトブロック本体と、
    前記バイトブロック本体における口内側の部分から上歯および下歯の各内側面を覆う形状で左右の各奥歯側にそれぞれ板状に延びる上下歯間カバー体とを備え、
    前記上下歯間カバー体は、
    弾性部材で構成されるとともに、左右の前記上下歯間カバー体間の間隔が同上下歯間カバー体が面する左右の歯列の間隔よりも広く形成されていることを特徴とするバイトブロック。
  2. 請求項1に記載したバイトブロックにおいて、
    前記上下歯間カバー体は、
    前記上歯および前記下歯の各内側面に向かって膨らむ曲面で構成されていることを特徴とするバイトブロック。
  3. 請求項1または請求項2に記載したバイトブロックにおいて、
    前記バイトブロック本体は、
    前記口の内外方向の長さが20mm以上に形成されていることを特徴とするバイトブロック。
  4. 請求項1ないし請求項3のうちのいずれか1つに記載したバイトブロックにおいて、
    前記バイトブロック本体は、
    前記口への内外方向に沿って貫通した状態で溝状の貫通溝部が形成されていることを特徴とするバイトブロック。
  5. 請求項4に記載のバイトブロックにおいて、
    前記上下歯間カバー体は、
    前記貫通溝部とは反対側の縁部に切欠き部が形成されていることを特徴とするバイトブロック。
  6. 請求項4または請求項5に記載のバイトブロックにおいて、さらに、
    前記バイトブロック本体における前記口内側とは反対側の外側端部における前記貫通溝部の開口部の近傍に前記外側端部から張り出した状態で張出片が形成されていることを特徴とするバイトブロック。
  7. 請求項1ないし請求項6のうちのいずれか1つに記載したバイトブロックにおいて、さらに、
    前記バイトブロック本体における前記口内側とは反対側の外側端部からフランジ状に張り出した状態で外側フランジ体が形成されていることを特徴とするバイトブロック。
  8. 請求項1ないし請求項7のうちのいずれか1つに記載したバイトブロックにおいて、
    前記バイトブロック本体は、
    前記上顎の前歯に対向する上歯受け部および前記下顎の前歯に対向する下歯受け部がそれぞれ平面に形成されていることを特徴とするバイトブロック。
JP2015028522A 2015-02-17 2015-02-17 バイトブロック Active JP5908624B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015028522A JP5908624B1 (ja) 2015-02-17 2015-02-17 バイトブロック

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015028522A JP5908624B1 (ja) 2015-02-17 2015-02-17 バイトブロック

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016055634A Division JP2016150259A (ja) 2016-03-18 2016-03-18 バイトブロック

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5908624B1 JP5908624B1 (ja) 2016-04-26
JP2016150088A true JP2016150088A (ja) 2016-08-22

Family

ID=55793192

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015028522A Active JP5908624B1 (ja) 2015-02-17 2015-02-17 バイトブロック

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5908624B1 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61176361A (ja) * 1985-01-29 1986-08-08 ケネス・ビ−・リ−グナ− 噛みブロツク
US5048519A (en) * 1990-11-21 1991-09-17 Masatoshi Kasama Mouthpiece for diving
US5203324A (en) * 1988-12-13 1993-04-20 Kinkade Family Partnership Contoured anatomical mouthpiece
US20010015206A1 (en) * 1997-10-03 2001-08-23 George Arndt Bite block
US6536424B2 (en) * 2001-06-14 2003-03-25 Russell P. Fitton Anatomical mouthpiece with retaining wings and method of use
US6736139B1 (en) * 2003-02-20 2004-05-18 Mark Wix Ventilation mask assist device

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61176361A (ja) * 1985-01-29 1986-08-08 ケネス・ビ−・リ−グナ− 噛みブロツク
US5203324A (en) * 1988-12-13 1993-04-20 Kinkade Family Partnership Contoured anatomical mouthpiece
US5048519A (en) * 1990-11-21 1991-09-17 Masatoshi Kasama Mouthpiece for diving
US20010015206A1 (en) * 1997-10-03 2001-08-23 George Arndt Bite block
US6536424B2 (en) * 2001-06-14 2003-03-25 Russell P. Fitton Anatomical mouthpiece with retaining wings and method of use
US6736139B1 (en) * 2003-02-20 2004-05-18 Mark Wix Ventilation mask assist device

Also Published As

Publication number Publication date
JP5908624B1 (ja) 2016-04-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102095105B1 (ko) 저작성 치아 교정기와 그 제조 방법
TWI663964B (zh) 咀嚼式牙齒矯正裝置
CN109394356B (zh) 牙齿矫正装置
KR101573186B1 (ko) 치열교정용 구개 고정구
KR20190018398A (ko) 치과교정술적 교정 장치
JP2019508099A (ja) 口腔内センサのための配置及び維持システム
JP5186915B2 (ja) 歯列矯正具及びこれに用いられる付勢力付与具
JP6996054B2 (ja) バイトブロック
JP5908624B1 (ja) バイトブロック
JP2016150259A (ja) バイトブロック
JP2013005846A (ja) マウスピース
CN101181170A (zh) 口腔功能矫治器
KR101594926B1 (ko) 개구기
JP2012249977A (ja) 内視鏡用マウスピース
US20160074207A1 (en) Oral appliance
CN203736342U (zh) 一种便于唇侧正畸临床操作的咬合垫
KR20180043869A (ko) 치과용 견인장치
US20160038261A1 (en) Impression tray
KR20120090238A (ko) 의료용 마우스피스 및 그의 제조방법
KR101831251B1 (ko) 부정교합방지 및 구호흡 개선용 입술근육 강화장치
KR200447220Y1 (ko) 치과용 교합지 홀더
CN220459435U (zh) 矫治装置及矫治系统
US20220387135A1 (en) Endodontic file holder
JP3177755U (ja) スプリント
JP2018192068A (ja) 口腔内ケア器具

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160223

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160323

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5908624

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350