JP2016148525A - 気密検査装置 - Google Patents

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清悟 在間
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Abstract

【課題】簡易な構成で2次電池の密閉容器の気密性を直接、ガスの検出により判定する気密検査装置を提供することを目的とする。【解決手段】2次電池に適用する気密検査装置であって、測定対象物を単一ガス雰囲気の環境に置くための測定槽と前記測定対象物に近接した位置に配置されたガスセンサと槽内の気体を排気するためのポンプを備えた排気装置と前記単一ガスを導入するポートと導入ガス流量を制御する制御装置とを備え、前記測定対象物の状態を単一ガス雰囲気中で測定対象物からのガス発生をガスによる空間温度の変化を検出することにより判定する。【選択図】図6

Description

本発明は、密閉構造の2次電池の気密検査装置に関するものである。
従来から、密閉構造を持つ2次電池の製造工程において、その気密性が充分に保たれていることを検査する気密性検査が実施されている。通常、2次電池は、正極材料、負極材料、セパレータ、電解液などが密封された密閉容器を備えている。密閉容器にピンホールなどの不良があれば、密閉容器の気密性は不足することになる。その場合、この密閉容器の内部に封入された電解液が漏れ出したり、容器内の材料が外部からの水分と反応したりすることで容器内に発生したガスが容器の外に漏れる可能性がある。これらの容器外へ出たガスを検出することで密閉容器の気密性を判断することが出来る。
特許文献1では、ガスセンサとセンサ収納部を持つ検出ヘッドと検出ヘッドに設けた空洞へ製品を嵌合させることで製品からのガスの漏れ出しを検出する検査装置、検査方法が提案されている。
特許文献2では気密性検査装置として、電池を内部に収容可能な密閉容器と、該密閉容器に接続される真空排気管とを備えており、真空排気管は、真空ポンプ、切換弁及び水素濃度センサから構成されている。そして、真空排気管は、真空ポンプ、切換弁及び水素濃度センサが密閉容器から直列に接続されている。そして、真空ポンプが作動することにより、密閉容器の内部が減圧する。そのとき、真空ポンプから排出される密閉容器内のガスは、切換弁によって、大気中に放出されている。密閉容器の内部が所定の条件に達すると、切換弁が切り換えられる。そして、真空ポンプから排出されるガスは、水素濃度センサに送られる。水素濃度センサは、そのガスに含まれる水素濃度を測定する。この気密性検査装置は、その測定結果を大気中の水素濃度と比較することで、気密性が保たれているか否かを判断する方法が提案されている。
特許文献3では、気密性検査装置として、検査対象物を格納するための第1の格納容器と備え、該格納容器の内部のガスを吸引する吸引手段と、検査対象物から漏出したガス状の検知対象物を検知可能なガスセンサとを備え、第2の格納容器内にあるガスセンサにより、誘導された検査対象物の周囲のガスを検出することにより気密性を判断することが提案されている。
特開2000−149961号公報 特開2001−236986号公報 特許第5050139号
しかしながら、上記従来の技術には以下の課題が残されている。特許文献1では、検査対象物とセンサ収納部を嵌合することで検出部分を限定しているため、検出部以外の部分に漏れがある場合は検出できない。2次電池では様々な形態、形状が想定されるため、検査対象物の全体を評価する必要がある。
特許文献2の構成ではセンサが真空ポンプの出口側に設けられており、そのため、このセンサでは、ガスに含まれる水素濃度を直接に検出することができない。また外気の測定を行った上で検出結果を比較する必要があることから測定が煩雑になる。
特許文献3の構成では検査対象物を格納するための第1の格納容器と該格納容器の内部のガスを吸引する検査対象物から漏出したガス状の検知対象物を検知可能なガスセンサとを備え、さらに第2の格納容器内にガスセンサを配置して検査対象物の周囲のガスを誘導するため、構造が複雑になる。
そこで本発明は、以上の点を考慮してなされたものであり、簡易な構成で2次電池の密閉容器の気密性を直接、ガス発生による熱伝導率の変化の検出により判定する気密検査装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明に係わる気密検査装置は、測定対象物を単一ガス雰囲気の環境に置くための測定槽と前記測定対象物に近接した位置に配置されたガスセンサと前記測定槽内の気体を排気するためのポンプを備えた排気装置と前記単一ガスを導入するポートと前記単一ガス流量を制御する制御装置とを備えたことを特徴とする気密検査装置である。
本発明の請求項2に係わる発明は、前記気密検査装置は前記測定対象物の状態を、前記単一ガス雰囲気中における前記対象物から発生するガスによる空間温度の温度変化を検出することにより判定することを特徴とする請求項1に記載の気密検査装置である。
リチウムイオン電池などの2次電池では水分との反応により容器内の構成材料と反応して水素が発生する場合があることが知られている。つまりピンホールなどにより気密性が十分でない密閉容器では経過時間とともに容器内部に含まれる水分あるいは外部に存在する水分と反応して容器内部で水素が発生し密閉容器の外に出てくることとなる。この反応は充放電を行うことでより加速される。
水素は他の大気中に存在する他のガスと異なり、ヘリウムとともに大きな熱伝導率を持つことが知られている。100℃における空気の熱伝導率が0.0316W/mKに対して水素は0.2140W/mKと約8倍の違いあり、この違いにより空間中の水素濃度が異なることで空間の温度が変化する。本発明の気密検査装置はこの原理を利用して空間中のガス量に応じた熱伝導による温度変化を単一ガス雰囲気中に配置した熱伝導型ガスセンサで検出するものである。
本発明の請求項3に係わる発明は、前記単一ガスは窒素、または乾燥空気であることを特徴とする前記請求項1又は2に記載の気密検査装置である。
本発明の請求項4に係わる発明は、前記測定対象物から発生するガスによる空間温度の温度変化検出時における前記測定槽内の圧力範囲は、116hPaから大気圧であることを特徴とする請求項2又は3いずれか一項に記載の気密検査装置である。
本発明の請求項5に係わる発明は、前記測定対象物から発生するガスによる空間温度の温度変化検出は、前記測定槽内が前記排気装置で排気された後、一定時間、前記単一ガスで置換されたのち排気を行わない閉空間内で一定圧力に制御された状態で検出を行うことを特徴とする前記請求項2から4のいずれか1項に記載の気密検査装置である。
本発明の請求項6に係わる発明は、前記測定槽内の容積をスペーサを用いて調整することを特徴とする前記請求項1から5のいずれか1項に記載の気密検査装置である。
本発明の請求項7に係わる発明は、前記測定対象物から発生するガスは、水素であることを特徴とする前記請求項2から6のいずれか1項に記載の気密検査装置である。
本発明の請求項8に係わる発明は、前記測定対象物は2次電池であることを特徴とする前記請求項1から7のいずれか1項に記載の気密検査装置である。
本発明の請求項9に係わる発明は、前記単一ガス中で保持された前記測定槽内で前記2次電池の充放電サイクルを行いながら、充放電中に発生する水素ガスによる空間温度の温度変化を検出することを特徴とする前記請求項8に記載の気密検査装置である。
本発明の請求項10に係わる発明は、前記単一ガスに制御された一定水分を混入した状態で前記測定槽内に導入し、保持された前記測定槽内で前記2次電池の充放電サイクルを行いながら、充放電中に発生する水素ガスを検出することを特徴とする前記請求項8又は9に記載の気密検査装置である。
本発明の請求項11に係わる発明は、前記2次電池はリチウムイオン電池であることを特徴とする請求項8から10のいずれか1項に記載の気密検査装置である。
測定対象物を単一ガス雰囲気の環境に置くための測定槽と測定対象物に近接した位置に配置されたガスセンサと槽内の気体を排気するためのポンプを備えた排気装置と前記単一ガスを導入するポートと導入ガス流量を制御する制御装置とを備え、前記測定対象物の状態を単一ガス雰囲気中で測定対象物からの水素ガスによる空間温度の変化を検出するため熱伝導率の大きい水素ガスを感度よく選択的に検出することができる。
前記単一ガスを窒素、または乾燥空気とすることで他ガス混入、周囲環境のガスの影響を低減することができる。
前記測定槽内の圧力範囲を116hPaから大気圧とすることで2次電池への外部圧力によるガス発生への影響を確認することができる。
前記ガス検出は前記測定槽内が前記排気装置で排気された後、一定時間前記単一ガスで置換されたのち排気を行わない閉空間内で一定圧力に制御された状態で検出を行うことで測定対象物からの拡散によるガスを感度よく検出することができる。
前記測定槽内の容積をスペーサを用いて調整することで検出対象ガスと前記単一ガスとの比を変えることにより、感度よく効率的に検出することができる。
リチウムイオン電池の容器内で電解液と水分の反応により発生した水素ガスを検出することにより気密性の検査を行うことができる。
前記単一ガス中で保持された槽内でリチウムイオン電池の充放電サイクルを行いながら、充放電中に発生するガスを検出することで充放電中に新たに発生したリークを検出することができる。
前記単一ガスに制御された一定水分を混入した状態で前記測定槽内に導入し、保持された前記測定槽内でリチウムイオン電池の充放電サイクルを行いながら、充放電中に発生するガスを検出することで容器内の電解液と水分との反応を加速させることでより感度よく水素ガスを検出することができる。
実施形態における2次電池気密検査装置の概略構成図 実施形態で用いるガスセンサの構造断面図 実施形態におけるガスセンサの等価回路図 実施形態における測定フローチャート 第2の実施形態における2次電池気密検査装置の概略構成図 第3、第4の実施形態における2次電池気密検査装置の概略構成図 水素ガスを導入した場合のセンサ出力信号を示すグラフ 実施例1におけるサンプル測定結果 実施例2におけるサンプル測定結果 実施例3、4におけるサンプル測定結果 実施例3におけるガス検出時のセンサ出力を示すグラフ
以下、図面を参照しながら本発明の2次電池気密検査装置の第1の実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態の2次電池に用いる気密検査装置1の概略構造図である。本実施形態による2次電池に用いる気密検査装置1についてラミネート型のリチウムイオン電池の気密検査を例に説明する。気密検査装置は測定槽2の内部に配置し、測定槽2内の測定対象物3の近傍に配置された空間の温度変化を検出する熱伝導型ガスセンサ4、測定槽1内の気体を排気するためのポンプ5を備えた排気装置6と前記単一ガスを導入するポートと導入ガス流量を制御する制御装置8とを備える。
排気装置6は、排気ライン9、バルブ10、圧力計11、ポンプ5を備える。バルブ10の開閉量を調節することで設定圧力を変化させることが出来る。圧力計11は測定槽2とポンプ5をつなぐ配管に接続されており、測定槽2の圧力を測定することが出来る。
ガス導入ポートと接続された導入ガス流量制御装置8は並列に配置された複数のマスフローコント―ローラー7と開閉バルブ(図示せず)を備える。マスフローコントローラ7への電圧信号を制御することで任意の流量のガスを測定槽2に導入することが出来る。図1では単一ガスとして窒素、乾燥空気、水分が導入可能としているが、単一ガスの流量を制御して測定槽に導入できるのであれば必ずしもこの構成をとる必要がなく1台のマスフローコントローラで制御してもよいし、フロート式流量計など別の方式の流量計を用いてもよい。
測定を行う熱伝導型ガスセンサ4は測定槽2内の測定対象物3の近傍に配置される。
熱伝導型ガスセンサ4は気体の熱伝導変化を検出することが出来るセンサであればよいが感度を上げるために検出部分の熱容量を下げた構造とすることが好ましい。
熱伝導型ガスセンサ4はひとつの測定対象物に複数配置してもよい。それにより低濃度のリークを測定する確率を上げることができ、またリーク箇所をある程度特定することが出来る。
また、熱伝導型ガスセンサ4は測定対象物が複数の場合、測定対象物に対応するように複数配置してもよい。それにより対象物を一括で測定することが出来るうえ、リークの発生した測定対象物を容易に特定することができる。
図2は実施形態で用いる熱伝導型ガスセンサ4の構造断面図である。基板17としては、適度な機械的強度を有し、且つエッチングなどの微細加工に適した材質であれば、特に限定されるものではない。例えば、シリコン単結晶基板、サファイア単結晶基板、セラミック基板、石英基板、ガラス基板などが好適である。基板の表面および裏面には、シリコン酸化膜又はシリコン窒化膜などの絶縁膜18が形成される。絶縁膜18として、例えばシリコン酸化膜を形成するには、熱酸化法やCVD(Chemical Vapor Deposition)による成膜法を適用すればよい。膜厚は、絶縁膜18上に形成する膜と基板との絶縁がとれ、且つキャビティ24を形成する際のエッチング停止層として機能すればよい。通常0.1〜1.0μm程度が好適である。対象ガス濃度を検出する第1の感熱素子12と、第1の感熱素子12の基準抵抗となる第2の感熱素子13を有し、測定環境に暴露された同じ空間に配置される。本実施例では、セラミックパッケージ14に第1の感熱素子12と第2の感熱素子13を配置し、測定環境に暴露させるために通気口16を備えたリッド15によりガスセンサ4を形成した。なお、図面は、模式的なものであり、説明の便宜上、厚みと平面寸法との関係、及びデバイス相互間の厚みの比率は、本実施形態の効果が得られる範囲内で現実のセンサ構造とは異なっていてもよい。
基板17には、第1のヒータ19Aを高温動作させた時に、熱が基板へ伝導するのを抑制するために第1のヒータ19Aの位置に対応して基板の一部を薄肉化したキャビティ24を有している。このキャビティ24により基板が取り除かれた部分はメンブレン25Aと呼ばれる。メンブレン25Aでは基板を薄肉化した分だけ熱容量が小さくなるため、非常に少ない消費電力で第1のヒータ19Aを高温にすることができる。また、基板17への伝導経路が数μmの薄膜部分のみで形成された断熱構造であるため、基板17への熱伝導が小さく、効率よく第1のヒータ19Aを高温にすることができる。
第1のヒータ19Aの材質としては、薄膜サーミスタ22の成膜工程および熱処理工程などのプロセスに耐えうる導電性物質で比較的高融点の材料からなる金属層であって、例えば、モリブデン(Mo)、白金(Pt)、金(Au)、タングステン(W)、タンタル(Ta)、パラジウム(Pd)、イリジウム(Ir)又はこれら何れか2種以上を含む合金などが好適である。また、イオンミリングなどの高精度なドライエッチングが可能である導電材質であることが好ましく、さらに耐腐食性が高い、Ptなどがより好適である。また絶縁膜18との密着性を向上させるためにはPtの下部にはチタン(Ti)などの密着層を形成するのが好ましい。
図2において、ガスによる第1のヒータ19Aの温度検出用の感熱体として、薄膜サーミスタ22が形成されている。薄膜サーミスタ22は薄膜サーミスタ電極21を備え、第1のヒータ19Aを覆うように形成される。これにより第1のヒータ19Aの温度を直接検出することができる。
薄膜サーミスタ22を形成するサーミスタの材質としては、複合金属酸化物、アモルファスシリコン、ポリシリコン、ゲルマニウムなどの負の温度抵抗係数を持つ材料をスパッタ法、CVDなどの薄膜プロセスを用いて形成する。膜厚は目標とするサーミスタ抵抗値に応じて調整すればよく、例えばMnNiCo系酸化物を用いて室温での抵抗値(R25)を140kΩ程度に設定するのであれば、素子の電極間の距離にもよるが0.2〜1μm程度の膜厚に設定すればよい。
なお、第1のヒータ19Aの温度検出としては薄膜サーミスタ22が好適である。まず、薄膜の積層構造であるために、ヒータ19Aの発熱を直上にて直接検出することができる。また、白金測温体などに比べて抵抗温度係数が大きいために、検出感度を大きくすることができるためである。
さらにセンサ素子はパッケージ14と外気との通気口16を設けたリッド15を、樹脂(図示せず)を用いて固定する。センサパッケージは回路基板と接続されて測定槽内に配置され、導入端子を通して槽外の制御装置29と電気信号をやり取りする。
図3はガスセンサ4の等価回路図である。ガスセンサ4は第1の感熱素子12と前記第1の感熱素子12を加熱する第1のヒータ19Aと、第1の感熱素子12の基準抵抗となる第2の感熱素子13と第2のヒータ19Bで構成され、前記第1の感熱素子12と第2の感熱素子13は直列に接続される。すなわち第1の感熱素子12と第2の感熱素子13はハーフブリッジ回路に構成され、第1の感熱素子12と第2の感熱素子13の中点電圧を測定することにより各々の感熱素子により温度変化を検出する。第1の感熱素子12への加熱は第1のヒータ19Aで行い、第2の感熱素子13への加熱は第2のヒータ19Bにより行い、ヒータ19A、19Bは各々独立に制御し駆動するよう構成されている。さらに第3の感熱素子30と基準抵抗31を備えることで測定槽2内の温度変化による影響を補正することができる。第3の感熱素子30は同一素子上に形成してもよいし、分離していてもよいが、第1の感熱素子12と第2の感熱素子13とおおむね同じ温度変化をする場所に配置されることが好ましい。これにより温度補正が正確に行うことが可能となる。
続いて、図4Aを使ってガスセンサによる測定フローチャートについて説明する。
まず測定槽2に測定対象物3をセットする。測定槽2を閉じたのち、センサ4を駆動する。測定槽2内部を排気装置6を用いて減圧する。バルブ10と測定槽2の間に配置された圧力計11の値を確認して設定された圧力範囲(116hPaから大気圧)に到達したのち、導入ガス流量制御装置8を用いて測定槽2内部に窒素または乾燥空気を導入する。
圧力計11の値およびセンサ4の出力信号が安定したことを確認したのち、ポンプ5と測定槽2の間にあるバルブ10を閉じる。
その状態でのセンサ4から得られる出力信号を基準値として安定状態にある測定槽2内の空間温度を一定時間測定する。
測定対象物3にピンホールなどがある場合、内部にある構成材料が化学反応を起こすことで水素ガスが発生し、密閉容器からピンホールを介して測定槽2内へ流出する。センサ4は一定状態にある信号に変化があるかどうか、つまりガスの流出により空間温度が変化するかどうかで測定対象物の気密性を判定することが出来る。
(第2の実施形態)
本実施形態による2次電池に用いる気密評価装置を図5に示す。測定フローチャートは第1の実施形態と同じであり、測定槽2内へスペーサ32をセットしたことにより測定対象物3とセンサ2の配置が異なる。
まず測定槽2に測定対象物3のサイズに合わせたスペーサ32をセットする。スペーサ32は測定槽内でガスの吸着脱離が発生しない材料であればよくAl、SUSなどの金属材料が好適である。測定槽2内のスペーサ32が配置された中に測定対象物3をセットし、測定槽2を閉じたのち、センサ4を駆動する。センサは測定対象物3の直上に近接して配置される。測定槽2内部を排気装置6を用いて減圧する。バルブ10と測定槽2の間に配置された圧力計11の値を確認して設定された圧力(150hPa)に到達したのち、導入ガス流量制御装置8を用いて測定槽内部に窒素または乾燥空気を導入する。
測定のフローチャートについては第一の実施の形態と同様である。
測定対象物3はリチウムイオン電池であり、必ずしも決まった構成ではなく、用途により様々なサイズ、形状をとる。測定対象物3から放出された水素ガスは測定槽2内にピンホールから流出した後、測定槽内で拡散することになる。センサ4は空間温度変化を検出するので空間容積が出来るだけ少ない方が測定槽2内のガス濃度が高くなり、結果として空間温度の変化も大きくなる。その結果スペーサを用いて測定槽内の容積を調整することで測定対象物から放出されるガスをより感度よく測定することが出来る。
(第3の実施形態)
図6は、第3の実施形態の2次電池に用いる気密検査装置を説明するための構成概略図である。本実施形態による2次電池に用いる気密評価装置は、装置の構成は第1の実施形態に測定対象物3を充放電するための充放電試験装置33を付加したものである。
図4に示すフローチャートの基準値設定後の状態で測定対象物であるリチウムイオン電池の充放電を行うことが第1、第2の実施形態と異なる。
測定対象物であるリチウムイオン電池に充放電工程で通電することにより電池内部で化学反応が促進されることでガスが発生しピンホールから流失したガスを検出することが出来る。またガス発生に伴い、充放電工程前では気密が確保されているものの、封止が弱い部分で新たに発生したピンホールも検出することが出来る。
(第4の実施形態)
本実施形態による2次電池に用いる気密評価装置は、第3の実施形態に対して測定条件を変化させたものである。
図4Bに示すようにフローチャートの窒素ガス導入時に一定量の水分を含んだ窒素を付加することが第3の実施形態と異なる。
測定対象物であるリチウム電池の周囲に水分を供給することピンホールを通して電池内に侵入することになり、充放電工程で通電することにより電池内部でさらに化学反応が促進されることで発生するガスが増加することでより検出しやすくなる。
(実施例1)
本発明の実施形態に基づく気密検査装置の測定結果について開示する。本発明におけるガスセンサ4は第1の感熱素子12、第2の感熱素子13で構成されており、感熱素子はNTC(Negative Temperature Coefficient)サーミスタであり、温度が上昇すると抵抗値が下がる特徴を持っている。NTCサーミスタの温度に対する抵抗値は近似的に以下の式(数式1)で表すことが出来る。
(数式1)
R_TH=R_0 exp{B(1/T-1/T_0 )}
式中のRTHは温度Tに於けるサーミスタの抵抗値、R0は温度T0に於けるサーミスタ抵抗値で、Bは温度TとT0に於けるサーミスタ抵抗値RTH、R0の関係を表す定数である。第1の感熱素子12は、25℃で2000kΩを示し、150℃で65kΩを示し、B定数は3400である。第2の感熱素子13は、25℃で65kΩを示し、150℃で2.2kΩを示し、B定数は3400である。第1の感熱素子2の加熱時の抵抗値と第2の感熱素子の非加熱時の抵抗値はおおよそ等しくなっている。
ガスセンサ4によるガス測定はセンサのヒータ19Aを150℃に加熱した状態の感熱素子22の抵抗変化をハーフブリッジ回路の中間電圧をデジタルマルチメーター(KEITHLEY社製2700MULTIMETER)を用いて測定することでリチウムイオン電池を用いた気密検査を行った。ヒータ19Aへの通電は1sec.間隔、つまり1sec.に1回ごとに出力信号を測定した。
直径200mm深さ55mmの蓋付のSUS製測定槽(槽内容量は測定用導入端子などを含め約210L)内の中心に幅50mm、高さ50mm、厚さ1.5mmで電池容量が約280mAhのラミネート型リチウムイオン電池をセットした。
測定対象物3であるリチウムイオン電池の直上5mmの位置にガスセンサ4を配置し、センサ4の出力信号を確認した後、測定槽2の蓋を閉め真空ポンプ5により測定槽内を排気した。圧力が200hPaに到達した状態で5分間、導入ガス流量制御装置8を用いて窒素を導入し、測定槽内を置換した。
その後、バルブ10を閉めたのち圧力が1013hPa(大気圧)に到達するまで窒素を流すことで測定槽2内に窒素を封入した。大気圧になった状態を測定開始としてセンサ4の出力信号の変化を測定した。
まずリチウムイオン電池を配置せずに意図的に測定槽に水素を導入することでセンサの出力変化を評価した結果を図7に示す。測定槽内にMFC制御装置を用いて窒素ガス中に水素を混合し、水素5p.p.m.でセンサ出力は15μV、10p.p.m.で30μV、50p.p.m.で155μV変化した。立ち上がり速度(90%応答)はそれぞれ8sec.、15sec.、40sec.であった。この立ち上がり時間はガス導入時の切替えによる遅延およびセンサ4の検知部近傍でのガス濃度の安定化時間を含んでおり、実効的なセンサ4の応答速度は1secである。この結果は窒素の代わりに乾燥空気を導入しても変化はほぼ同様であった。これは窒素と乾燥空気では熱伝導率がほとんど変わらないためだと考えられる。また設定圧力をリチウムイオン電池の減圧保存試験の設定圧力116hPaまで減圧した状態から大気圧まで変化させた場合の感度もほぼ同じ結果であった。これはセンサ4が116hPaから大気圧の圧力範囲ではセンサの感度に影響しないことを示す。
上記の特性のセンサ4を用いて窒素雰囲気大気圧でのリチウムイオン電池(n=5)を測定した結果を図8に示す。測定サンプルA,B、C、D、Eを順次30分間測定し変化を確認した。A、B、C、Dはいずれも出力変化は確認出来なかった。Eは測定開始1分でセンサからの出力信号が20μV変化した。サンプルEの外観を顕微鏡で確認したところリチウムイオン電池のラミネートに約50μmのピンホールを確認した。その他のサンプルにピンホールは確認できなかった。
以上の結果はリチウムイオン電池のラミネートが破損することで発生した水素ガスを検出することでリチウムイオン電池の気密性を評価することが可能なことを示す。
(実施例2)
直径200mm深さ55mmの蓋付のSUS製測定槽(槽内容量は測定用導入端子などを含め約210L)内に容積約150Lのアルミニウム製のスペーサをセットしたのち、同様に幅50mm、高さ50mm、厚さ1.5mmで電池容量が約280mAhのラミネート型リチウムイオン電池をセットした。センサの配置、測定手順は実施例1と同様である。
水素を導入した疑似評価では5p.p.m.で出力電圧変化は15μV、応答速度は4sec.と応答感度が向上した。これは測定槽内の容積が少なくなることでセンサが配置されている測定空間の水素の到達および濃度の安定が早くなったためである。実際に測定対象物3であるリチウムイオン電池から水素ガスが漏れた場合、測定槽4内に拡散することになるが、容積が小さくなることで実効的な水素濃度が高くなる。つまり検出する水素濃度が高くなることになる。
上記のスペーサを用いて窒素雰囲気大気圧でのリチウムイオン電池を測定(n=5)した。測定サンプルA1,B1、C1、D1、E1を順次30分間測定し変化を確認した結果を図9に示す。そのうちD1では出力信号が28μV、E1では54μV変化した。サンプルD1、E1のラミネート表面を顕微鏡で観察したところ、28μV変化したサンプルD1は約20μmのピンホール、54μV変化したサンプルE1は約50μmのピンホールを確認した。
以上の結果はサンプルの形状に合わせたスペーサにより測定空間の水素濃度を上昇させることでより検出感度を上げて気密性を評価することが可能なことを示す。
(実施例2および4)
実施例3、4では測定槽内に測定導入端子を介して充放電試験装置とラミネート型リチウムイオン電池を接続して同様の測定条件でセンサの出力信号を測定した。測定槽2にラミネート型リチウム電池とセンサ4をセッティングした。
充放電試験装置33は北斗電工製HJ−201Bを用いた。電池容量約280mAhのラミネート型リチウムイオン電池を接続して充放電を行い、充放電中におけるセンサの出力信号を測定した。充放電はともに0.1Cで行った。
図10に測定サンプルA2、B2、C2、D2、E2のセンサの出力信号の結果を示す。なおサンプルA2、B2、C2、D2は窒素雰囲気、サンプルJはMFC制御装置を用いて窒素に水分500p.p.m.相当を測定槽内に導入した状態で測定した。サンプルサンプルA2、B2、C2は出力信号が変化せず、サンプルD2、E2は充放電中に複数回出力が変化した。図11にサンプルD2のガス検出時のセンサ出力を示すグラフを示す。感熱素子12の出力変化は79μVであり、これは水素濃度に換算すると28p.p.m.に相当する。なおD2、E2の出力変化の大きさの平均値は75μV、127μVであった。
サンプルA2、B2、C2、E2のラミネート表面を顕微鏡で観察したところ、ピンホールは観察されず気密性は確保されていた。サンプルD2、サンプルE2にはともに約50μmのピンホールが確認された。
以上の結果はリチウムイオン電池に充放電を行うことで水素ガスが断続的に発生することを示しており、特に水分を意図的に導入することにより、更に反応が進むためより多い水素ガスが発生することを示す。従って本発明の気密試験装置は電池の充放電サイクル中に測定を行うことで効果的に気密性を検出することを示す。
なお実施例ではリチウムイオン電池の気密検査を示したが、その他のリチウム電池、ニッケル水素電池など気密性の低下により内部から水素ガスが発生がする構成の2次電池の気密検査に適用できる。
本発明は、密閉構造の2次電池の気密検査装置で容器の気密性を評価する用途に用いられる。
1 気密検査装置
2 測定槽
3 測定対象物
4 センサ
5 ポンプ
6 排気装置
7 マスフローコントローラ
8 導入ガス流量制御装置
9 排気ポンプ
10 バルブ
11 圧力計
12 第1の感熱素子
13 第2の感熱素子
14 セラミックパッケージ
15 リッド
16 通気口
17 基板
18 絶縁膜
19A、19B ヒータ
20 ヒータ保護膜
21 薄膜サーミスタ電極
22 薄膜サーミスタ
23 薄膜サーミスタ保護膜
24 キャビティ
25A、25B メンブレン
26 電極パッド
27 ワイヤー
28 セラミックパッケージ電極
29 センサ信号処理回路
30 第3の感熱素子
31 第3の感熱素子と接続される固定抵抗
32 スペーサ
33 充放電試験装置

Claims (11)

  1. 測定対象物を単一ガス雰囲気の環境に置くための測定槽と前記測定対象物に近接した位置に配置されたガスセンサと前記測定槽内の気体を排気するためのポンプを備えた排気装置と前記単一ガスを導入するポートと前記単一ガス流量を制御する制御装置とを備えたことを特徴とする気密検査装置。
  2. 前記気密検査装置は前記測定対象物の状態を、前記単一ガス雰囲気中における前記対象物から発生するガスによる空間温度の温度変化を検出することにより判定することを特徴とする請求項1に記載の気密検査装置。
  3. 前記単一ガスは窒素、または乾燥空気であることを特徴とする請求項1又は2に記載の気密検査装置。
  4. 前記測定対象物から発生するガスによる空間温度の温度変化検出時における前記測定槽内の圧力範囲は、116hPaから大気圧であることを特徴とする請求項2又は3に記載の気密検査装置。
  5. 前記測定対象物から発生するガスによる空間温度の温度変化検出は、前記測定槽内が前記排気装置で排気された後、一定時間、前記単一ガスで置換されたのち、排気を行わない閉空間内で一定圧力に制御された状態で行うことを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の気密検査装置。
  6. 前記測定槽内の容積をスペーサを用いて調整することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の気密検査装置。
  7. 前記測定対象物から発生するガスは、水素であることを特徴とする請求項2から6のいずれか1項に記載の気密検査装置。
  8. 前記測定対象物は2次電池であることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の気密検査装置。
  9. 前記単一ガス中で保持された前記測定槽内で前記2次電池の充放電サイクルを行いながら、充放電中に発生する水素ガスによる空間温度の温度変化を検出することを特徴とする請求項8に記載の気密検査装置。
  10. 前記単一ガスに制御された一定水分を混入した状態で前記測定槽内に導入し、保持された前記測定槽内で前記2次電池の充放電サイクルを行いながら、充放電中に発生する水素ガスによる温度変化を検出することを特徴とする請求項8又は9に記載の気密検査装置。
  11. 前記2次電池はリチウムイオン電池であることを特徴とする請求項8から10のいずれか1項に記載の気密検査装置。
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