JP2016148126A - 液体柔軟剤組成物 - Google Patents
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Abstract
Description
(A):下記一般式(1)で示されるカチオン界面活性剤
(B):水溶性有機塩
(C):有機酸からなる酸化防止剤。
本発明は、例えば以下の様態を含むことができる。
[式(1)中、R1は、水素原子または炭素数1〜24のアルキル基、炭素数2〜24のアルケニル基または炭素数2〜24のβ−ヒドロキシアルキル基;R2は炭素数6〜24のアルキル基、炭素数6〜24のアルケニル基、炭素数8〜24のアルカポリエニル基またはベンジル基、またはエステル基又はアミド基で分断されていてもよい炭素数8〜24の炭素水素基;R3はエステル基又はアミド基で分断されていてもよい炭素数8〜24の炭素水素基;R4は水素原子、メチル基、エチル基、ヒドロキシエチル基又はヒドロキシプロピル基である。hは1〜5の整数であり、Yh−は超強酸アニオンを除くh価のアニオンである。]
(B)水溶性有機塩
(C)有機酸による酸化防止剤
その他の任意成分(D)としては、ランドリー分野で使用される仕上げ剤成分、柔軟成分であれば特に限定されることなく、本発明に使用可能である。このような任意成分(D)としては、例えば、非イオン界面活性剤(d1)、アニオン性界面活性剤(d2)、両性界面活性剤(d3)、親水性溶剤(d4)、抗菌剤(d5)、香料(d6)、着色剤(d7)、シリコーン(d8)、保湿成分(d9)、再汚染防止剤(d10)、消臭剤(d11)、紫外線吸収剤および紫外線反射剤(d12)、水(d13)が挙げられる。
・「Perfume and Flavor Chemicals」,Vol.I and II、Steffen Arctander, Allured Pub. Co.(1994);
・「合成香料化学と商品知識」、印藤元一著、化学工業日報社(1996);
・「Perfume and Flavor Materials of Natural Origin」、Sterren Arctander, Allured Pub. Co. (1994);
・「香りの百科」、日本香料協会編、朝倉書店(1989);
・「Perfumery Material Performance V. 3. 3」、Boelens Aroma Chemical Information Service(1996);および
・「Flower oils and Floral Compounds In Perfumery」、Danute Lajaujis Anonis, Allured Pub. Co.(1993)等。
本発明においては、(A)成分100(質量)部に対して、以下の量比が好ましい。
(B)成分:好ましくは、0.00001〜1部、更には0.0001〜0.5部、特に0.001〜0.1部
(C)成分:好ましくは、0.00001〜0.5部、更には0.0001〜0.25部、特に0.001〜0.1部
本発明の液体柔軟剤組成物においては、後述する「CIELab系」における「b*」値が、以下の値を示すことが好ましい。
・製造直後の「b*」:−3.0以上、1.5以下であることが好ましく、更には−1.5以上、1.2以下であることが好ましく、特に−1.0以上、1.0以下であることが好ましい。
・経時後の「b*」:−3.0以上、1.5以下であることが好ましく、更には−1.5以上、1.2以下であることが好ましく、特に−1.0以上、1.0以下であることが好ましい。
ΔRb*値={(経時後のb*値)−(製造直後のb*値)}:−1.5以上、0.5以下であることが好ましく、更には−1.3以上、0.3以下であることが好ましく、特に−1.0以上、0.15以下であることが好ましい。
1.評価用布の前処理方法
市販の綿金巾(金巾3号)50枚を、前処理専用洗剤(NSファーファ・ジャパン株式会社製;ポリオキシエチレンラウリルエーテル(EO:9モル)25%溶液)により全自動洗濯機(HITACHI製BW−7MV)を用いて3回処理を行った(洗剤標準使用量(25g/30L)、水道水(常温)、水量50L、洗浄12分→注水すすぎ3回、脱水9分)後、前処理専用洗剤を使用せず、同様の工程(水道水(常温)、水量50L、洗浄12分→注水すすぎ3回、脱水9分)を1回行い、室温で乾燥させた。
上記1の処理方法で前処理洗浄をした綿金巾(金巾3号)1枚を、後述する表1に記載の液体柔軟剤組成物を用いて処理を行った。ターゴ・トメーター(株式会社 大栄科学精器製作所製、商品名:攪拌式洗浄力試験機)を用いて、表1に記載の通り調製した柔軟剤組成物にて5分間処理(柔軟剤組成物0.33g、水道水(1L、30℃))を行った後、脱水を1分間行った。処理後、室温で乾燥させた。
上記1および2で処理した綿金巾(金巾3号)を、2cm×24cmに裁断し、水(水道水)に1cm浸漬し、10分間に上昇する水の高さ(mm)を測定し、下記に示す評価試験に供した。
前記「すすぎ工程を考慮した処理」において、柔軟剤組成物を使用していない金巾(ブランク)において同様の試験を行い、ブランクが10分間に上昇する水の高さ(mm)を対照(100%)として、下記判断基準で判定した。
N=2回の平均をとり、以下の基準に従って判定した。商品価値上0〜50%未満を×、50〜65%未満を△、65〜85%未満を○、85%以上を◎とした。表中「()」内は、上記方法により評価した際のブランクを100%とした際の数値を示す。
1.評価用布の前処理方法
市販の綿タオル((株)リポス製、商品名:F/T リポスゴールド 350匁 白ボーダー 34×80)15枚を、前処理専用洗剤(NSファーファ・ジャパン株式会社製;ポリオキシエチレンラウリルエーテル(EO:9モル)25%溶液)を用いて、全自動洗濯機(HITACHI製BW−7MV)を用いて3回処理を行った(洗剤標準使用量(25g/30L)、水道水(常温)、水量50L、洗浄12分→注水すすぎ3回、脱水9分)後、前処理専用洗剤を使用せず、同様の工程(水道水(常温)、水量50L、洗浄12分→注水すすぎ3回、脱水9分)を1回行い、室温で乾燥させた。
前処理洗浄した綿タオル((株)リポス製、商品名:F/T リポスゴールド 350匁 白ボーダー 34×80)0.5kgを、二槽式洗濯機(HITACHI製PS−H35L)を用いて、表1に記載の通りに調製した柔軟剤組成物にて5分間処理(柔軟剤組成物3.33g、水10L、水道水(常温))を行った後、脱水を1分間行った。処理後、20℃、65%RHの恒温恒湿条件下で乾燥させ、下記に示す評価試験に供した。
前記「洗濯時すすぎ工程での処理」において、本発明の柔軟剤組成物に代えて、市販品たるNSファーファ・ジャパン社製ファーファトリップを用いたことを除いて、同条件で処理した綿タオル((株)リポス製、商品名:F/T リポスゴールド 350匁 白ボーダー 34×80)を対照として用い、専門パネラーの平均点により、下記判定基準で判定した。
+2:対照よりも明らかに良好である。
+1:対照よりもやや良好である。
0 :対照とほぼ同じである。
−1:対照の方がやや良好である。
−2:対照の方が明らかに良好である。
パネラー「7名以上」の点数の平均をとり、以下の基準に従って判定した。商品価値上、−1.0点未満を×、−1.0〜−0.5点未満を△、−0.5〜0.5点未満を○、0.5点以上を◎とした。表中()内は、上記方法により評価した際の点数の平均値を示す。
1.製造直後の液体柔軟剤組成物の色の測定方法
CIELab系により、調合直後の(500mlトールビーカーを用い、70℃±5℃条件下で30分間乳化撹拌(スリーワンモーター、250rpm)させ、25℃まで冷却した)液体柔軟剤組成物の色(b*値)を測定した。測定には、色差計(日本電色工業(株)製:Color meter ZE6000)を用い、反射による測定を行った。その際に得られるb*値を読み取った。
文献名:JIS Z 8729
上記で得られたb*値について、以下の基準に従って判定した。
商品価値上、b*値が+1.5以上を×、+1.0以上〜+1.5未満を△、+0.5以上〜+1.0未満を○、0以上〜+0.5未満を◎とした。
1.経時後の液体柔軟剤組成物の色の測定方法
CIELab系により、経時後(60℃恒温条件で2週間放置後、25℃まで冷却)の液体柔軟剤組成物の色(b*値)を測定した。測定には、色差計(日本電色工業(株)製:Color meter ZE6000)を用い、反射による測定を行った。その際に得られるb*値を読み取った。
上記で得られたb*値について、以下の基準に従って判定した。
商品価値上、b*値が+1.5以上を×、+1.0以上〜+1.5未満を△、+0.5以上〜+1.0未満を○、0以上〜+0.5未満を◎とした。
Claims (1)
- 以下の(A)〜(C)を必須成分として含有する液体柔軟剤組成物。
(A):下記一般式(1)で示されるカチオン界面活性剤
(B):水溶性有機塩、および
(C):有機酸からなる酸化防止剤。
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Citations (5)
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JPS61132680A (ja) * | 1984-11-24 | 1986-06-20 | ミマス油脂化学株式会社 | 粉末状を呈する繊維柔軟仕上剤 |
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2015
- 2015-02-13 JP JP2015026982A patent/JP2016148126A/ja active Pending
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