JP2016147532A - 画像生成装置、ヘッドアップディスプレイ - Google Patents

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武志 谷内田
Takeshi Yanaida
武志 谷内田
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Abstract

【課題】視点の位置が大きくアイボックスからはずれた場合でも確実に情報提供することができる。
【解決手段】表示手段の表示領域DPに表示画像Mを表示させることで、表示画像Mに基づく虚像Vを視認させ、ユーザの視点位置を検出し、この視点位置に関する視点情報に基づいて、表示手段の表示領域DPのうちユーザが虚像Vとして視認できない不可視領域DP2を特定し、表示領域DPに表示する表示画像Mのうち不可視領域DP2に少なくとも一部が配置された不可視画像M2を、不可視領域DP2外に表示させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、虚像を表示するヘッドアップディスプレイと、この虚像を表示するための画像データを生成する画像生成装置に関するものである。
従来のヘッドアップディスプレイは、特許文献1に開示されているように、表示光を出射する表示器と、表示器から出射される表示光をユーザの前面に位置する透過反射部に向ける平面鏡,凹面鏡などからなるリレー光学系と、を有する。ヘッドアップディスプレイから出射された表示光は、透過反射部によりユーザ側に反射され、透過反射部を介した前景とともに、表示器が出射する表示光に基づく虚像をユーザに視認させる。ユーザは、所定の範囲であるアイボックス内に視点を位置させると、表示器の表示領域全体に表示された表示画像を虚像として視認することができる。
この表示器の表示領域全体が視認可能なアイボックスを大きくするためには、リレー光学系及びヘッドアップディスプレイ筐体の表示光を出射する開口、などをそれぞれ大きくする必要がある。従って、ヘッドアップディスプレイ全体のサイズが大きくなってしまう。また、ヘッドアップディスプレイの開口などを拡大することによって、太陽光が筐体内に侵入してしまい、虚像のコントラストを低下させてしまうウォッシュアウトが生じるおそれがある。これらの観点から、ユーザの広い視点移動を考慮してアイボックスを大きく拡げることは困難である。
特開平5−229366号公報
ヘッドアップディスプレイは、車両に搭載されているため、上記理由によりアイボックスを大きく拡げない場合、車両の急加速,急減速または車両の振動などにより、ユーザの視点位置がアイボックスから主に上下方向に外れてしまい、虚像の上側または下側の一部が視認できなくなり、情報が認識しづらくなってしまうという問題がある。
本発明は、上記問題を鑑みてなされたものであり、視点の位置が大きく変動しても確実に情報提供することを目的とする。
本発明は、前記課題を解決するため、以下の手段を採用した。
本発明は、ユーザの視点位置を検出し、この視点位置に関する情報に基づいて、表示手段の表示領域のうちユーザが虚像として視認できない不可視領域を特定し、この不可視領域に少なくとも一部が表示された不可視画像を、不可視領域外に表示させるものであり、視点位置の変動で視認できなくなる画像が発生しても、その画像を表示手段の表示領域内の視認可能な位置に移動することで、視点の位置が大きく変動しても情報提供を継続しておこなうことができる、ことをその要旨とする。
本発明の第1の発明における画像生成装置は、ユーザに虚像を視認させるための画像データを生成し、前記画像データを供給することで表示手段の表示領域に表示画像を表示させる画像生成装置であり、前記ユーザの視点位置に関する視点情報を取得する視点位置取得手段と、前記視点位置取得手段が取得した前記視点情報に基づき、前記表示領域のうち前記ユーザが虚像として視認できない不可視領域を特定する不可視領域特定手段と、前記表示画像のうち前記不可視領域に少なくとも一部が表示された不可視画像を、前記不可視領域外に表示させるように前記画像データを生成する画像データ生成手段と、を備えるものである。
また、本発明の第2の発明におけるヘッドアップディスプレイは、表示光を出射する表示手段と、前記表示手段が出射する前記表示光をユーザの前面に配置される透過反射部に向けるリレー光学系と、前記ユーザに虚像を視認させるための画像データを生成し、前記画像データを前記表示手段に供給する画像生成部と、を備え、前記ユーザの視点位置に関する視点情報を取得する視点位置取得手段と、前記視点位置取得手段が取得した前記視点情報に基づき、前記表示手段の表示領域のうち前記ユーザが虚像として視認できない不可視領域を特定する不可視領域特定手段と、を備え、前記画像生成部は、前記表示画像のうち前記不可視領域に少なくとも一部が表示された不可視画像を、前記不可視領域外に表示させるように前記画像データを生成するものである。
視点の位置が大きく変動しても確実に情報を提供することができる。
本発明の第1実施形態におけるヘッドアップディスプレイの概略的な構成を示す図である。 同上実施形態の電気的構成を示す図である。 同上実施形態の画像移動処理のフロー図である。 同上実施形態における画像移動処理の様子を示す図である。 本発明の第2実施形態の電気的構成を示す図である。
以下、添付図面に基づいて、本発明のヘッドアップディスプレイ(以下、HUDと記載)及び画像生成装置の一実施形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態における表示器10の概略的な構成を示す図である。図1に示すように、HUD10は、例えば自動車に搭載されるものであり、表示手段11と、平面鏡12(リレー光学系の一実施例)と、凹面鏡13(リレー光学系の一実施例)と、筐体14と、画像生成部15と、アクチュエータ制御部16とから構成されている。HUD10は、表示手段11が表示した表示画像Mを表す表示光Lを、平面鏡12と凹面鏡13とで反射させ、HUD10が搭載される車両1のウインドシールド(透過反射部の一実施例)1aに照射することで、ユーザに虚像Vを視認させることができる。HUD10がこのように表示する内容は、例えば、車速などの各種車両情報、経路を指示するナビゲーション情報等である。
表示手段11は、例えば液晶表示素子などの透過型表示パネルや、有機EL素子などの自発光表示パネルや、DMDやLCoS(登録商標)などの反射型表示パネルや、レーザー光を走査する走査型表示装置などであり、表示領域DPに表示画像Mを表示する。HUD10は、通常、表示手段11の表示領域DPの全体をリレー光学系(平面鏡12,凹面鏡13)により反射することで、ユーザの前景に表示領域DPに対応した仮想的な表示面を生成する。表示手段11が表示領域DPに表示画像Mを表示することで、仮想的な表示面上に表示画像Mに基づく虚像Vが表示される。なお、表示手段11は、後述の凹面鏡13、ウインドシールド1aにより生じる虚像Vの歪みを相殺するように、表示領域DPに予め歪ませた表示画像Mを表示する。また、表示手段11は、後述する画像データ生成部153から出力される画像データに基づいて、表示領域DP内で表示画像Mの位置を調整することができる。詳しくは、後に詳述するが、ユーザの視点位置がアイボックス2から大きく外れることにより、表示領域DPの一部から出射される表示光Lが、筐体14により遮られるなどしてユーザの視点位置まで届かない。これにより、表示領域DP内の一部の表示画像Mは、ユーザに視認されない。言い換えれば、ユーザの視点位置がアイボックス2から大きく外れた場合、表示手段11の表示領域DPは、ユーザが視認可能な可視領域DP1と、ユーザが視認できない不可視領域DP2とにわかれてしまう。本発明のHUD10は、不可視領域DP2に表示された表示画像Mを、不可視領域DP2外(可視領域DP1)に移動させる『画像移動処理』を実行することで、ユーザの視点位置がアイボックス2から大きく外れた場合でも情報を提示し続けることができる。この『画像移動処理』についても後に詳述する。
図1の平面鏡12は、例えば合成樹脂材料からなる基材の表面に、蒸着等の手段により反射膜を形成したものであり、表示手段11が出射した表示画像Mの表示光Lを、凹面鏡13に向けて反射させるものである。
図1の凹面鏡13は、例えば合成樹脂材料からなる基材の表面に、蒸着等の手段により反射膜を形成したものであり、平面鏡12で反射した表示光Lをさらに反射させ、ウインドシールド1aに向けて出射する。なお、凹面鏡13は、拡大鏡としての機能を有し、表示手段11に表示された表示画像Mを拡大してウインドシールド1a側へ反射する。すなわち、ユーザが視認する虚像Vは、表示手段11の表示領域DPに表示された表示画像Mが拡大された像である。
図1のアクチュエータ13aは、モータ(図示しない)と、モータの動力を凹面鏡13に伝達する歯車などの動力伝達部材(図示しない)と、これらモータと動力伝達部材及び凹面鏡13を支持する支持基体と、を備え、凹面鏡13を回転軸線AX周りに回転させるものである。アクチュエータ13aは、凹面鏡13を回転軸線AX周りに回転させるための動力を発生させるものであり、例えばステッピングモータからなる。アクチュエータ13aは、後述するアクチュエータ制御部16からの角度情報16aに応じて凹面鏡13を回転軸線AX周りに回転させる。アクチュエータ13aは、凹面鏡13を回転させることでアイボックス2の位置を調整することが可能である。
図1の筐体14は、例えば黒色の遮光性合成樹脂から形成される上ケース141と、下ケース142とから構成され、これら上ケース141と下ケース142を係合することで、平面鏡12、凹面鏡13、及び、アクチュエータ13aを内部に収納し、外部に表示手段11と画像生成部15,アクチュエータ制御部16が実装された制御基板が取り付けられる。
上ケース141は、ウインドシールド1aに対向する部分に、表示光Lを通過させる開口部141aを有し、この開口部141aは、透光性カバー141bに覆われている。また、上ケース141は、開口部141aの平面鏡12に近接する箇所に遮光壁141cを有し、開口部141a(透光性カバー141b)から入射する外光が平面鏡12側または表示手段11側へ進行することを防止する。
下ケース142は、筐体14の内部に収納する平面鏡12、凹面鏡13、アクチュエータ13a、及び外部に取り付ける表示手段11、制御基板を係合する係合部(図示しない)をそれぞれ有し、表示手段11、平面鏡12、凹面鏡13、アクチュエータ13a、制御基板等をそれぞれ位置決め固定する。また、下ケース142は、表示手段11が表示する表示画像Mが平面鏡12に臨むように開口した表示口142aを有する。筐体14内は、表示光Lが通過する光路が設けられているが、これらの光路は、HUD10のサイズを小さく抑えるため、および太陽光が筐体14内に侵入してくるのを抑えるために、極力小さくすることが望ましい。したがって、アイボックス2から大きくはずれた位置で視認すると、ユーザの視点位置に向かう表示光Lが所定の光路から大きくはずれることになり、筐体14の一部により遮られ、表示画像Mの一部が虚像Vとして視認できなくなる。このように表示画像Mの一部が視認できなくなる場合であっても、本発明におけるHUD10によれば、以下に説明する制御により情報の提示を継続することができる。第1実施形態のHUD10における電気的な構成を、図2を用いて説明する。
図2は、HUD10の電気的な構成を示す図である。
図2の画像生成部15は、CAN(Controller Area Network)等のバス3を介して、後述するアクチュエータ制御部16,視点検出部20と信号を授受するインターフェース151と、インターフェース151からの信号を入力して表示手段11の表示領域DPに表示する表示画像Mの表示位置などを演算する演算部152と、演算部152の演算結果に基づいた画像データを生成して表示手段11に出力する画像データ生成部153と、を備える。
図2のインターフェース151は、バス3から入力した信号を画像生成部15内の処理に適した形式にする。インターフェース151は、アクチュエータ制御部16及び視点検出部20から各種情報を信号入力する。具体的には、インターフェース151は、アクチュエータ制御部16から凹面鏡13の設定角度に関する角度情報16aを入力し、視点検出部20からユーザの視点位置に関する視点情報20aを入力し、それぞれを演算部152に出力する。なお、本実施形態のインターフェース151は、本発明の特許請求の範囲に記載のユーザの視点位置に関する視点情報20aを取得する視点位置取得手段,加速度情報を取得する加速度取得手段としての機能を有する。
図2の演算部152は、虚像Vの表示を調整するための演算を行う1つもしくは複数のマイクロプロセッサ,マイクロコントローラ,ASIC,FPGA,任意の他のICなどを有する演算処理部(図示しない)と、演算を実行するためのプログラムやデータが記憶されたROM,EEPROM,フラッシュメモリなどからなる1つまたは複数のメモリを有する演算記憶部(図示しない)と、を備える。演算部152は、インターフェース151から入力した角度情報16aと視点情報20aとに基づいて、表示領域DPの不可視領域DP2を算出し、不可視領域DP2に一部でも配置された表示画像Mを可視領域DP1に移動させる画像移動処理を実行する。なお、本実施形態の演算部152は、本発明の特許請求の範囲に記載のユーザが虚像Vとして視認できない不可視領域DP2を特定する不可視領域特定手段としての機能を有する。
図2の画像データ生成部153は、演算部152から入力した演算結果に基づいて、画像データを生成するグラフィックコントローラなどからなる処理部(図示しない)と、画像データを生成するためのプログラム及び画像データを生成する元となる画像元データを記憶する記憶部(図示しない)と、を備える。画像データ生成部153は、予め記憶された画像元データをもとに、演算部152から入力される演算結果に基づいて、表示画像Mの位置を不可視領域DP2から可視領域DP1に移動させるような動画の画像データを生成する。
図2のアクチュエータ制御部16は、バス3を介して、後述する視点検出部20と信号を授受するインターフェース161と、インターフェース161からの信号を入力して凹面鏡13の設定角度を示す角度情報16aを演算する演算部162と、演算部162の演算結果に基づいてアクチュエータ13aを制御するアクチュエータ駆動回路163と、を備える。
図2のインターフェース161は、バス3から入力した信号をアクチュエータ制御部16内の処理に適した形式にする。インターフェース161は、視点検出部20からユーザの視点情報20aを入力し、演算部162に出力する。
図2の演算部162は、1つもしくは複数のマイクロコントローラ,ASIC,FPGA,任意の他のICなどを有する演算処理部(図示しない)と、演算を実行するためのプログラムやデータが記憶されたROM,EEPROM,フラッシュメモリなどからなる1つまたは複数のメモリを有する演算記憶部(図示しない)と、を備える。演算部162は、インターフェース161から入力した視点情報20aに基づいて、凹面鏡13の角度情報16aを演算する。凹面鏡13は、角度を変化させることで、表示手段11の表示領域DPの全体が視認可能なアイボックス2の高さを調整することができる。すなわち、演算部162は、視点情報20aに基づいて、凹面鏡13を回動させることで、ユーザの視点位置にアイボックス2を合わせる。
図2のアクチュエータ駆動回路163は、アクチュエータ13aを駆動するドライバーを含む回路であり、演算部162から入力された角度情報16aに基づいてアクチュエータ13aを駆動する。
以上が、本実施形態におけるHUD10の構成であり、これより本実施形態のHUD10に接続される視点検出部20について説明する。
視点検出部20は、ユーザの視点位置(右眼または/および左眼の上下及び左右及び奥行き方向における位置)を検出するものであり、本実施形態では、ユーザを撮像する図示しない赤外線カメラと、この赤外線カメラで取得された撮像データを解析する視点画像解析部と、を有する。赤外線カメラは、ユーザの右眼,左眼それぞれを撮像するものであり、視点画像解析部が赤外線カメラで取得された撮像データを、公知の画像処置、パターンマッチング法などにより画像解析することで、ユーザの右眼,左眼の位置を解析して、ユーザの視点位置に関する視点情報20aを画像生成部15及びアクチュエータ制御部16に出力する。これより図3,4を用いて、本実施形態におけるHUD10が実行する『画像移動処理』について説明する。
図3は、本実施形態における『画像移動処理』のフロー図であり、図4は、ユーザが視認する虚像Vの様子を示した図であり、『画像移動処理』が実行された際の虚像Vの見え方について説明するための図である。図4(a)は、表示領域DP全体がユーザに視認されている場合を示している。図4(a)に示すように、通常、表示領域DP全体は、ユーザが視認可能な可視領域DP1となり、可視領域DP1に表示されている可視画像M1は、ユーザが虚像Vとして視認可能である。しかしながら、ユーザの視点位置がアイボックス2から大きく外れた場合、図4(b)に示すように、表示領域DPの一部が、ユーザにとって視認できない不可視領域DP2となる。すなわち、不可視領域DP2に表示されている不可視画像M2は、ユーザが虚像Vとして視認不可能である。
まず、図3のステップS10において、演算部152は、角度情報16a及び視点情報20aを入力する。次にステップS20において、画像生成部15は、予め記憶部に記憶しておいたテーブルデータを参照し、入力した角度情報16aと視点情報20aとに対応した不可視領域DP2を読み出し、この不可視領域DP2内に少なくとも一部でも配置された不可視画像M2が存在するかを判定する。
不可視画像M2が存在しないと判定した場合(ステップS20でNO)、表示画像Mの移動を行わない。また、不可視画像M2が存在すると判定した場合(ステップS20でYES)、画像生成部15は、ステップS30に移行する。
ステップS30において、演算部152は、可視領域DP1内に不可視画像M2の全体が入る空いたスペースがあるかを判定する。
演算部152は、可視領域DP1内に不可視画像M2の全体が入る空いたスペースがあると判定した場合(ステップS30でYES)、不可視画像M2の位置を不可視領域DP2から可視領域DP1内の空いたスペースに、ユーザが視認可能な速度で移動させるような動画の画像データを描画データ生成部153に生成させる。表示手段11は、生成された画像データに基づいて不可視画像M2を可視領域DP1に移動させる(ステップS40)。
演算部152は、可視領域DP1内に不可視画像M2の全体が入る空いたスペースがないと判定した場合(ステップS30でNO)、ステップS50において、不可視画像M2が可視画像M1に比べてユーザに報知する優先度が高いか否かを判定する。
演算部152は、不可視画像M2が可視画像M1に比べてユーザに報知する優先度が低いと判定した場合(ステップS50でNO)、ステップS60において、不可視画像M2を非表示とする。なお、ステップS60において、演算部152は、不可視画像M2の表示をそのまま維持するようにしてもよい。また、演算部152は、不可視画像M2が可視画像M1に比べてユーザに報知する優先度が高いと判定した場合(ステップS50でYES)、ステップS70に移行する。
ステップS70において、演算部152は、優先度の低い可視画像M1を非表示とし、空いた可視領域DP1のスペースに不可視画像M2を移動させるような画像データを画像データ生成部153に生成させる(ステップS40)。なお、ステップS70において、演算部152は、優先度の低い可視画像M1を不可視領域DP2に移動させるようにしてもよい。
以上に説明したように、本実施形態におけるHUD10は、凹面鏡13の設定角度の情報を含む角度情報16aと、ユーザの視点位置に関する情報を含む視点情報20aと、を入力し、入力した角度情報16aと視点情報20aとに基づき、表示手段11の表示領域DPのうちユーザが虚像Vとして視認できない不可視領域DP2を特定し、この不可視領域DP2に少なくとも一部が配置された不可視画像M2を、不可視領域DP2外(可視領域DP1)に表示させるように画像データを生成し、表示制御するものである。斯かる構成により、凹面鏡13を回動させるようなHUD10において、凹面鏡13の角度及びユーザの視点位置から表示手段11の表示領域DPのうち視認できない不可視領域DP2を正確に特定することができる。そして、不可視領域DP2に一部でも配置された不可視画像M2を特定し、視認可能な可視領域DP1に移動させることが可能である。従って、ユーザの視点位置がアイボックス2から大きく外れ、表示領域DPのうち視認出来ない不可視領域DP2が発生した場合でも、不可視領域DP2内に位置する不可視画像M2を、可視領域DP1に移動させてユーザに視認させることができる。
なお、上記実施形態のHUD10では、凹面鏡13の角度を調整可能としていたが、凹面鏡13の角度を調整できないHUD10に本発明を適用する場合、不可視領域DP2を、ユーザの視点位置に関する視点情報20aのみに基づいて特定してもよい。
また、上記実施形態は、アイボックス2の位置を変えるために凹面鏡13を回動させるHUD10に本発明を適用したものであったが、本発明は凹面鏡13を回動または/および移動させるものにも適用可能である。また、本発明は、平面鏡12などの凹面鏡13以外の光学系を回動または/および移動させるHUD10にも適用可能である。すなわち、演算部152は、凹面鏡13の角度情報または/および位置情報や、その他の光学系(平面鏡12)の角度情報または/および位置情報を用いて、不可視領域DP2を特定してもよい。
また、本実施形態のHUD10は、不可視画像M2の位置を不可視領域DP2から可視領域DP1内の空いたスペースに、ユーザが視認可能な速度で移動させるような動画表示をするものである。このような動画表示をすることなく、不可視画像M2の位置を不可視領域DP2から可視領域DP1へ瞬時に移動させて表示することで、不可視画像M2を瞬時にユーザに視認させることができるが、瞬時に切り替わった表示に対して、どの表示が不可視領域DP2から可視領域DP1に移動してきたのかが認識しづらく、ユーザに違和感を覚えさせるおそれがある。これに比べて、不可視画像M2を不可視領域DP2から視認可能な速度で移動するように動画表示することで、どの表示画像Mが不可視領域DP2から移動してきたものなのかユーザが認識することができ、瞬時の表示切り替えによる違和感を与えにくくすることができる。
(第2実施形態)
これより、第2実施形態におけるHUD10について、図5を用いて説明する。第2実施形態におけるHUD10は、図5に示すように、加速度検出部30をさらに備え、また画像生成部15a(演算部152a)における不可視領域DP2の特定方法が上記実施形態とは異なる。なお、第2実施形態におけるHUD10において、上記実施形態と同じ構成には、同符号を付して説明は省略する。
加速度検出部30は、車両1の加速度を検出するものであり、加速度に関する加速度情報を画像生成部15aに出力する。なお、加速度検出部30は、速度センサからの車両1の車速を入力し、この入力した車速から加速度を算出するものであってもよい。
第2実施形態における演算部152aは、加速度検出部30から入力される加速度情報を二回積分することで、加速度に応じたユーザの視点位置の変位量を算出する。すなわち、第2実施形態における演算部152aは、視点検出部20から入力した視点情報を、加速度から求めた変位量に基づいて補正し、車両1に加速度が生じた際のユーザの視点位置を推定することができる。演算部152aは、推定した視点位置とアクチュエータ制御部16から入力される角度情報16aに基づいて、不可視領域DP2を特定する。
第1実施形態においては、視点検出部20により連続的にユーザの視点位置を検出し続けることで、車両1の挙動が変化した際のユーザの正確な視点位置を検出できるが、第2実施形態のHUD10においては、視点検出部20による連続的な視点位置検出が不要となり、視点検出部20の動作負荷を軽減することができる。また、第2実施形態のHUD10は、加速度を検出することでユーザの視点位置を推定することができるため、画像解析による視点位置検出に比べて、迅速に車両1の挙動に応じた視点位置を算出することができる。すなわち、車両1の挙動に迅速に対応して不可視画像M2を可視領域DP1に移動させることができる。
なお、加速度検出部30で検出した加速度情報を2回積分して視点位置の変位量を算出した際に誤差が増大するため、加速度検出部30の出力側にハイパスフィルタを配置する、または連続して検出した加速度に、最小二乗法を用いて直線または曲線を当てはめることで誤差を排除する基線補正を行うとよい。
なお、本発明は上記実施形態及び図面によって限定されるものではない。本発明の要旨を逸脱しない範囲において様々な改良、並びに設計の変更が可能である。以下に変形例を説明する。
画像生成部15は、不可視画像M2を不可視領域DP2外に移動させた後、少なくとも所定時間経過するまで表示位置を維持するように画像データを生成してもよい。このような構成により、ユーザの視点位置がアイボックス2から断続的に外れた場合でも、可視領域DP1に移動してある不可視画像M2を視認させ続けることができる。
また、画像生成部15は、不可視画像M2と可視画像M1との優先度を比較し、可視画像M1の優先度が低い場合、可視画像M1を非表示とするように画像データを生成してもよい。このような構成により、可視領域DP1内に優先度の高い表示画像Mを表示できるスペースを確保することができる。
また、画像生成部15は、不可視画像M2と可視画像M1との優先度を比較し、不可視画像M2の優先度が低い場合、不可視画像M2を非表示とするように画像データを生成してもよい。このような構成によりユーザにとって優先度の高い情報のみを選択して報知することができる。
なお、画像生成部15は、可視画像M1と不可視画像M2との優先度を比較し、優先度が低いものを不可視領域DP2に表示させてもよい。このように、不可視領域DP2に優先度の低い表示画像Mを表示しておけば、視点位置がアイボックス2内に戻った場合に、ユーザは、直ちに不可視領域DP2に表示された表示画像M(不可視画像M2)を視認することができる。
1 車両
1a ウインドシールド(透過反射部)
2 アイボックス
10 HUD(ヘッドアップディスプレイ)
11 表示手段
12 平面鏡(リレー光学系)
13 凹面鏡
13a アクチュエータ
14 筐体
15 画像生成部(画像生成装置)
16 アクチュエータ制御部
20 視点検出部
30 加速度検出部
151 インターフェース(視点位置取得手段,加速度取得手段)
152 演算部(不可視領域特定手段)
153 描画データ生成部(画像データ生成手段)
161 インターフェース
162 演算部
163 アクチュエータ駆動回路

DP 表示領域
DP1 可視領域
DP2 不可視領域
L 表示光
M 表示画像
M1 可視画像
M2 不可視画像
V 虚像

Claims (11)

  1. ユーザに虚像を視認させるための画像データを生成し、前記画像データを供給することで表示手段の表示領域に表示画像を表示させる画像生成装置であり、
    前記ユーザの視点位置に関する視点情報を取得する視点位置取得手段と、
    前記視点位置取得手段が取得した前記視点情報に基づき、前記表示領域のうち前記ユーザが虚像として視認できない不可視領域を特定する不可視領域特定手段と、
    前記表示画像のうち前記不可視領域に少なくとも一部が表示された不可視画像を、前記不可視領域外に表示させるように前記画像データを生成する画像データ生成手段と、を備える、
    ことを特徴とする画像生成装置。
  2. 車両の加速度に関する加速度情報を取得する加速度取得手段をさらに有し、前記加速度情報に基づいて前記ユーザの視点位置の変位量を算出し、前記変位量により前記視点情報を補正する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像生成装置。
  3. 前記画像データ生成手段は、前記不可視画像を前記不可視領域外に移動させた後、少なくとも所定時間経過するまで表示位置を維持するように前記画像データを生成する、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像生成装置。
  4. 前記画像データ生成手段は、前記不可視画像と前記不可視領域外に配置された可視画像との優先度を比較し、前記可視画像の優先度が低い場合、前記可視画像を非表示とするように前記画像データを生成する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像生成装置。
  5. 前記画像データ生成手段は、前記不可視画像と前記不可視領域外に配置された可視画像との優先度を比較し、前記不可視画像の優先度が低い場合、前記不可視画像を非表示とするように前記画像データを生成する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の画像生成装置。
  6. 表示光を出射する表示手段と、
    前記表示手段が出射する前記表示光をユーザの前面に配置される透過反射部に向けるリレー光学系と、
    前記ユーザに虚像を視認させるための画像データを生成し、前記画像データを前記表示手段に供給する画像生成部と、を備え、
    前記ユーザの視点位置に関する視点情報を取得する視点位置取得手段と、
    前記視点位置取得手段が取得した前記視点情報に基づき、前記表示手段の表示領域のうち前記ユーザが虚像として視認できない不可視領域を特定する不可視領域特定手段と、を備え、
    前記画像生成部は、前記表示画像のうち前記不可視領域に少なくとも一部が表示された不可視画像を、前記不可視領域外に表示させるように前記画像データを生成する、
    ことを特徴とするヘッドアップディスプレイ。
  7. 車両の加速度に関する加速度情報を取得する加速度取得手段をさらに有し、前記加速度情報に基づいて前記ユーザの視点位置の変位量を算出し、前記変位量により前記視点情報を補正する、
    ことを特徴とする請求項6に記載のヘッドアップディスプレイ。
  8. 前記画像生成部は、前記不可視画像を前記不可視領域外に移動させた後、少なくとも所定時間経過するまで表示位置を維持するように前記画像データを生成する、
    ことを特徴とする請求項6または請求項7に記載のヘッドアップディスプレイ。
  9. 前記画像生成部は、前記不可視画像と前記不可視領域外に配置された可視画像との優先度を比較し、前記可視画像の優先度が低い場合、前記可視画像を非表示とするように前記画像データを生成する、
    ことを特徴とする請求項6乃至8のいずれかに記載のヘッドアップディスプレイ。
  10. 前記画像生成部は、前記不可視画像と前記不可視領域外に配置された可視画像との優先度を比較し、前記不可視画像の優先度が低い場合、前記不可視画像を非表示とするように前記画像データを生成する、
    ことを特徴とする請求項6乃至9のいずれかに記載のヘッドアップディスプレイ。
  11. 前記リレー光学系を移動または回転させることが可能なアクチュエータをさらに備え、
    前記不可視領域特定手段は、前記視点位置取得手段が取得した前記視点情報と前記リレー光学系の移動または/および回動に関する情報とに基づき、前記不可視領域を特定する、
    ことを特徴とする請求項6乃至10のいずれかに記載のヘッドアップディスプレイ。
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