JP2016146791A - 土の混合撹拌装置 - Google Patents

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佐々木 明
Akira Sasaki
明 佐々木
正 木下
Tadashi Kinoshita
正 木下
克彦 東條
Katsuhiko Tojo
克彦 東條
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Abstract

【課題】 土に対する添加剤の混入を逐次処理で行えるようにする。【解決手段】 本発明の土の混合撹拌装置1は、処理対象の土Sの流入口2a及び排出口2bを有するとともに該土Sを内部に滞留させることが可能な土滞留部2と、上方から該土滞留部2内へ固結剤Tを定量ずつ繰り出す繰出部3と、土滞留部2における土Sの入出方向の略直交方向に且つ略水平方向に延びる軸廻りに回転自在に設けられた回転羽根31を備え、該回転羽根31を回転駆動することより、土滞留部2内で該固結剤T及び土Sを混合し撹拌するとともに排出口2bへ送り出すように構成された混合撹拌部4とを備えている。【選択図】 図1

Description

本発明は、土に添加剤を混合し撹拌する土の混合撹拌装置に関するものである。
野菜、花等の植物を育苗して移植する方法としては、碁盤目状にポット容器が連設されたポット育苗箱へ土入れ、播種することにより、育苗して移植する方法がある。この方法においては、水稲等の自根が多い植物の場合は、ポット容器内で自根が根がらみすることによって、ポット苗の根鉢強度を保持できるので、移植時に根崩れせず、苗が倒れることなく、土中へ機械移植することができる。しかし、タマネギ等の自根での根がらみが少ない植物の場合は、そのままでは移植時に根崩れしてしまうので、根鉢強度を高めるために土に添加剤としての固結剤を混入させている。
この移植方法において、ポット育苗箱Cへの土入れに使用される従来の土供給装置としては、特許文献1に記載された土補給装置を例示する。図6に示すように、この土補給装置118は、土Sが、上部開口112aから補給され、内部に一時的に蓄えられ、下部開口112bから取り出されるように構成された土供給ホッパー112における上部開口112aに対し、放出口162から土Sを注ぎ入れるように構成されている。放出口162の出口側には、該放出口162の幅方向に延びる回転軸121と、該回転軸121の外周に対し、該回転軸121の軸長方向へ延びるように且つ放射状に設けられた複数の羽根板122とを備えた羽根車120が回転自在に軸支されており、該放出口162から放出される土Sが、回転する羽根車120により拡散されるように構成されている。
また、従来の別の土供給装置としては、特許文献2に記載された土供給装置を例示する。図7に示すように、この土供給装置は、そのシュートに満杯センサ装置を備えている。この満杯センサ装置201は、シュート262の斜面262aの下端側に形成された開口部202と、開口部202に配設される可動板203と、該可動板203を、斜面262aに対して略面一な作動検知位置A1、及び該作動検知位置よりも下方に下がった停止検知位置A2の間で往復移動可能に支持する支持アーム204と、斜面262aを土Sが滑り落ちるときの負荷に対抗して可動板203が作動検知位置A1側にあるように付勢する付勢手段205と、ホッパー212の中の土Sの表面がシュート262の下端側に到達することにより、該シュート262から吐出され難くなって可動板203に乗り上げた土Sの重量により、該可動板203が停止検知位置A2に移動すると、満杯であると検知する満杯検知手段206とを備えている。
特開2011−130692号公報 特開2014−036642号公報
ところが、土に固結剤を混入させる場合、従来は、培土工場でのバッチ処理により、土に固結剤を混合し、撹拌した後に、農家へ配送して使用しているので、混入から実際の使用までに時間間隔が開いてしまう。そして、その時間間隔が開けば開くほど、土と固結剤が反応してしまい、使用時に固結剤が本来の性能(ポット苗の根鉢強度を保持する性能)を発揮できなくなり、移植時にポット苗の根鉢がくずれて移植できないことがあるという課題がある。
そこで、実際に使用する農家で土に固結剤を混入させることが考えられるが、土と固結剤を正確な割合で混合するとともに、その割合で土と固結剤が各ポット容器に偏りなく供給されるように十分に撹拌する必要があるため、特に小規模な農家でこれを行うことは困難であるという課題がある。そして、前述した従来の土供給装置は、土に対し固結剤を混入する手段を備えておらず、この課題の解決に利用することができなかった。
前記課題を解決するために、第1の発明の土の混合撹拌装置は、
処理対象の土の流入口及び排出口を有するとともに該土を内部に滞留させることが可能な土滞留部と、
上方から該土滞留部内へ添加剤を定量ずつ繰り出す繰出部と、
前記土滞留部における土の入出方向の略直交方向に且つ略水平方向に延びる軸廻りに回転自在に設けられた回転羽根を備え、該回転羽根を回転駆動することより、前記土滞留部内で該添加剤及び土を混合し撹拌するとともに前記排出口へ送り出すように構成されている混合撹拌部とを備えている。
この構成によれば、前記土滞留部に流入した土と、前記繰出部から繰り出された前記添加剤とを前記混合撹拌部により混合撹拌するとともに、該土滞留部から排出するようになっており、土に対する添加剤の混入を逐次処理で行うことができる。そのため、添加剤入りの土を使用直前に生成することができるので、使用前に土と添加剤の反応が進行することを防止できる。また、前記混合撹拌部は、前記回転羽根が、土の混合、撹拌及び排出の機能を兼ね備えるように構成されているので、低コストに実現することができる。
第2の発明の土の混合撹拌装置としては、前記第1の発明において、
前記回転羽根は、前記繰出部における添加剤の落下位置の略下方に配設されている態様を例示する。
この構成によれば、添加剤を前記回転羽根の上に落下させることにより、土と添加剤の混合撹拌を効果的に行わせることができる。
第3の発明の土の混合撹拌装置としては、前記第1又は2の発明において、
前記混合撹拌部は、前記軸と略平行な軸廻りに回転自在に設けられた第二回転羽根を、少なくとも前記回転羽根の前記排出口側に備え、該第二回転羽根を前記回転羽根と同一方向に回転駆動するように構成されている態様を例示する。
ここで、前記回転羽根は、少なくとも前記排出側に設けられていればよく、さらに前記流入側にも設けてもよい。
この構成によれば、前記第二回転羽根により、前記土滞留部内で該添加剤及び土を混合し撹拌するとともに前記排出口へ送り出す作用を増大させることができる。
第4の発明の土の混合撹拌装置としては、前記第3の発明において、
前記混合撹拌部は、前記回転羽根の回転軌道と、前記第二回転羽根の回転軌道との間に隙間が設けられている態様を例示する。
前記隙間としては、特に限定されないが、前記回転羽根の回転軌道又は前記第二回転羽根の回転軌道における直径の25〜75%に設定されている態様を例示する。
この構成によれば、前記回転羽根及び前記第二回転羽根の間の空間において、該回転羽根の羽根片と該第二回転羽根の羽根片が互いに行き違うときの相互作用が増大し、土及び固結剤を効果的に撹拌することができる。この隙間が狭すぎると、前記第二回転羽根により土がすぐに排出されてしまい、撹拌作用が低下してしまう。また、この隙間が広すぎると、前記相互作用と、前記第二回転羽根による土の排出作用が低下してしまう。
第5の発明の土の混合撹拌装置としては、前記第3又は4の発明において、
前記混合撹拌部は、前記回転羽根と前記第二回転羽根が互いに異なる形態に構成されている態様を例示する。
ここで、前記互いに異なる形態とは、羽根の数、羽根の形、羽根のサイズ等が異なっている態様を例示する。
この構成によれば、前記土滞留部内で添加剤及び土を混合、撹拌又は排出する際の作用の具合や程度を、前記回転羽根と前記第二回転羽根との間で異ならせることができ、それにより、土の中に添加剤をより拡散させることができる。
第6の発明の土の混合撹拌装置としては、前記第1〜5のいずれかの発明において、
前記繰出部は、周面に形成された周幅方向の略全体に延びる溝により前記添加剤を掬って繰り出すように構成された繰出ロールを備えている態様を例示する。
この構成によれば、添加剤の中には例えば固結剤のように付着しやすいものがあるが、そのような添加剤に対しても、前記繰出ロールは、例えば多数の半球形状の穴によって繰り出すように構成された繰出ロールよりも、前記添加剤が付着し難く、仮に付着した場合でもブラシ等により掻き出し易いので、メンテナンス性が良い。
第7の発明の土の混合撹拌装置としては、前記第1〜6のいずれかの発明において、
前記土滞留部の流入口側又は排出口側の土の流れの状態を検知するセンサを備え、
該センサにより前記土の流れが停滞していることを検知すると、前記繰出部及び前記混合撹拌部の動作を停止させるように構成されている態様を例示する。
この構成によれば、土の流れが止まっているのに添加剤を繰り出し続けてしまって土と添加剤の混合割合が変化してしまうことを防止できる。
本発明に係る土の混合撹拌装置によれば、土に対する添加剤の混入を逐次処理で行うことができるという優れた効果を奏する。
本発明を具体化した一実施形態に係る土の混合撹拌装置が播種システムに組み込まれた状態を模式的に示す側断面図である。 同混合撹拌装置の側断面図である。 図2のIII−III線断面図である。 同混合撹拌装置の駆動系の構成が判りやすくなるように、被駆動要素を互いに上下方向にずらして配置してなる正断面図である。 同混合撹拌装置の動作状態を模式的に示す側断面図である。 従来の土供給装置の側面図である。 従来の別の土供給装置の側面図である。
図1〜図5は本発明を具体化した一実施形態の土の混合撹拌装置1を示しており、各図において、矢印Fは同装置1の前側を指し示している。図1は混合撹拌装置1が播種システム10に組み込まれた状態を模式的に示している。この播種システム10は、移送台11により搬送されてくる育苗箱Nに対し、土入れホッパー12aに蓄えられた土Sを入れる土入れ装置12と、土入れ装置12から落下した土Sを回収するとともに、該土入れホッパー12aに土Sを供給するための土の回収供給装置13と、該回収供給装置13の土排出口2bに設けられ、土入れホッパー12aに供給するための土Sに添加剤としての固結剤Tを混合し撹拌する混合撹拌装置1とを含んでいる。
回収供給装置13は、図1、図2及び図5に示すように、土補給ホッパー15から取り出した土Sを搬送するとともに、土入れ装置12から落下した土Sを回収する搬送回収部16と、該搬送回収部16により搬送された土Sを循環回転するバケット17aにより上方へ搬送するとともに、土排出口17bから土入れ装置12に供給する供給部17とを備えている。
混合撹拌装置1は、処理対象の土を内部に滞留させることが可能になっており、回収供給装置13の土排出口17bから排出される土Sが流入口2aから流入し、排出口2bから土入れホッパー12aに排出されるように構成された土滞留部2と、添加剤としての固結剤Tを繰り出す繰出部3と、土滞留部2内で土S及び固結剤Tを混合撹拌する混合撹拌部4と、繰出部3及び混合撹拌部4を駆動する駆動部25とを備えている。
土滞留部2は、土Sの流入口2a側から排出口2b側までの内底面2cが略水平に形成されている。内底面2cは、回動軸2dを中心に傾斜角度を調節可能に構成されており、処理対象の土Sがその自重で流れない程度に、内底面2cの傾斜を調節することを例示する。土滞留部2の排出口2bには、土Sの流れを土入れホッパー12aに向けて折り返すシュート6が設けられており、該シュート6は、土滞留部2の流入口2a側又は排出口2b側の土Sの流れの状態を検知するセンサ7を備えている。本例では、図2、図3及び図5に示すように、センサ7は、特許文献2に記載された満杯センサ装置201と同様に構成されており、シュート6の斜面の下端部に形成された矩形状の切欠部6a内に可動板7aを配設し、土入れホッパー12aの中の土Sの表面が該可動板7aに到達したことを満杯検知手段7bにより検知するように構成されている。本例の播種システム10では、センサ7により土入れホッパー12aが満杯になっていること、即ち土Sの流れが停滞していることを検知すると、混合撹拌装置1及び回収供給装置13が動作を停止するように構成されている。
繰出部3は、添加剤ホッパー21、繰出ロール22、升切りブラシ23及び、摺接ブラシ24とを備えており、上方から土滞留部2内へ固結剤Tを定量ずつ繰り出すように構成されている。添加剤ホッパー21は、上端に設けられた投入口21aと、下端に設けられた取出口21bとを備え、添加剤としての固結剤Tを蓄えるように構成されている。繰出ロール22は、周方向に一定間隔をおいて形成された、周幅方向の略全体に延びる複数の溝22aにより取出口21bから添加剤ホッパー21内の固結剤Tを掬って繰り出すように構成されている。升切りブラシ23は、溝22aに掬われている固結剤Tを升切りするロール状に形成されており、付勢手段23aによって繰出ロール22に接するように付勢されている。摺接ブラシ24は、繰り出しロール22の表面に摺接するように設けられ、該表面に付着している固結剤Tを落下させるように構成されている。
混合撹拌部4は、土滞留部2における土Sの入出方向の略直交方向に且つ略水平方向に延びる軸廻りに回転自在に設けられた回転羽根31と、回転羽根31の排出口2b側において、回転羽根31の軸と略平行な軸廻りに回転自在に設けられた第二回転羽根32とを備えており、回転駆動される回転羽根31及び第二回転羽根32により、土滞留部2内で該固結剤T及び土Sを混合し撹拌するとともに排出口2bへ送り出すように構成されている。図5に示すように、回転羽根31は、繰出部3における固結剤Tの落下位置の略下方に配設されている。図5に示すように、回転羽根31の回転軌道と、第二回転羽根32の回転軌道との隙間Gが、該回転羽根31の回転軌道(又は該第二回転羽根32の回転軌道)における直径の約50%に設定されている。これにより、回転羽根31及び第二回転羽根32の間の空間において、該回転羽根31の羽根片34と該第二回転羽根32の羽根片34が互いに行き違うときの相互作用を増大させるようにしている。また、図3に示すように、第二回転羽根32は、平面視で、土滞留部2の排出口2bの端部から距離Lをおいて設けられている。距離Lとしては、特に限定されないが、第二回転羽根32の直径程度にすることを例示する。距離Lが短すぎると、第二回転羽根32の回転によって土S及び固結剤Tが土滞留部2からすぐに排出されてしまい、撹拌が不十分になるからであり、距離Lが長すぎると、土滞留部2から土S及び固結剤Tが排出され難くなったり、それにより土滞留部2の表面に付着してしまったりするからである。回転羽根31は、その軸の長さ方向及び径方向に延びる板状に形成されている4枚の羽根片34が軸の周方向に互いに等間隔をおいて配設されてなっている。第二回転羽根32は、2枚の羽根片34が軸の周方向に互いに等間隔をおいて配設されてなっている。このように、回転羽根31と第二回転羽根32は互いに異なる形態に構成されている。
駆動部25は、図2〜図4に示すように、駆動源としてのモータ26により駆動され、繰出ロール22、第二回転羽根32、回転羽根31、及び升切りブラシ23を駆動するように構成されている。繰出ロール22には、モータ26の回転がチェーン伝動機構25aにより伝動されるようになっている。第二回転羽根32には、モータ26の回転がチェーン伝動機構25bにより、軸31aに回転自在に設けられたロータ33に伝動され、該ロータ33の回転がチェーン伝動機構25cにより伝動されるようになっている。回転羽根31には、第二回転羽根32の回転がチェーン伝動機構25dにより伝動され、第二回転羽根32より高速度で回転駆動されるようになっている。例えば、第二回転羽根の回転速度を160(r/min)に、回転羽根31の回転速度を180(r/min)に、それぞれ設定することが挙げられる。これにより、回転羽根31及び第二回転羽根32は、それぞれ図5に矢印で示すように、各回転羽根31,32の軸の下方を羽根片34が排出口2b側へ移動する方向に回転駆動されるように構成されている。升切りブラシ23には、第二回転羽根32の回転がベルト伝動機構25eにより伝動されるようになっている。
以上のように構成された本例の土Sの混合撹拌装置1によれば、図5に示すように、土滞留部2に流入した土Sと、繰出部3から繰り出された固結剤Tとを混合撹拌部4により混合撹拌するとともに、該土滞留部2から排出するようになっており、土Sに対する固結剤Tの混入を逐次処理で行うことができる。そのため、固結剤T入りの土Sを使用直前に生成することができるので、使用前に土Sと固結剤Tの反応が進行することを防止できる。また、混合撹拌部4は、回転羽根31が、土Sの混合、撹拌及び排出の機能を兼ね備えるように構成されているので、低コストに実現することができる。
回転羽根31は、繰出部3における固結剤Tの落下位置の略下方に配設されているので、固結剤Tを回転羽根31の上に落下させることにより、土Sと固結剤Tの混合撹拌を効果的に行わせることができる。
混合撹拌部4は、第二回転羽根32を備えているので、土滞留部2内で該固結剤T及び土Sを混合し撹拌するとともに排出口2bへ送り出す作用を増大させることができる。
また、回転羽根31の回転軌道と、第二回転羽根32の回転軌道との間に隙間Gが設けられているので、回転羽根31及び第二回転羽根32の間の空間において、該回転羽根31の羽根片34と該第二回転羽根32の羽根片34が互いに行き違うときの相互作用が増大し、土S及び固結剤Tを効果的に撹拌することができる。
さらに、混合撹拌部4は、回転羽根31と第二回転羽根32が互いに異なる態様に構成されているので、土滞留部2内で固結剤T及び土Sを混合、撹拌又は排出する際の作用の具合や程度を、回転羽根31と第二回転羽根32との間で異ならせることができ、それにより、土Sの中に固結剤Tをより拡散させることができる。
繰出部3は、周面に形成された周幅方向の略全体に延びる溝22aにより固結剤Tを掬って繰り出すように構成された繰出ロール22を備えている。この構成によれば、添加剤の中には例えば固結剤Tのように付着しやすいものがあるが、そのような添加剤に対しても、繰出ロール22は、例えば多数の半球形状の穴によって繰り出すように構成された繰出ロールよりも、固結剤Tが付着し難く、仮に付着した場合でも摺接ブラシ24により掻き出し易いので、詰まることがないため繰出し精度が良く、メンテナンス性が良い。
土滞留部2から排出する土Sの流れを検出するセンサ7を備え、センサ7により土Sの流れが停滞していることを検知すると、繰出部3及び混合撹拌部4の動作を停止させるように構成されているので、土Sの流れが止まっているのに固結剤Tを繰り出し続けてしまって土Sと固結剤Tの混合割合が変化してしまうことを防止できる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のように、発明の趣旨から逸脱しない範囲で適宜変更して具体化することもできる。
(1)回転羽根31及び第二回転羽根32の態様を適宜変更すること。例えば、公知のロータ耕耘機に採用されている各種ロータと同様に構成することが挙げられる。
(2)回転羽根31と第二回転羽根32の回転速度を同一にすること。
(3)第二回転羽根32を2つ以上設けること。
(4)センサ7に代えて、土滞留部2に流入する土Sの流れを検出するセンサを採用すること。
1 混合撹拌装置
2 土滞留部
2a 流入口
2b 排出口
2c 内底面
3 繰出部
4 混合撹拌部
6 シュート
7 センサ
10 播種システム
11 移送台
12 土入れ装置
12a 土入れホッパー
13 回収供給装置
15 土補給ホッパー
16 搬送回収部
17 供給部
17a バケット
17b 土排出口
21 添加剤ホッパー
21a 投入口
21b 取出口
22 繰出ロール
22a 溝
23 升切りブラシ
23a 付勢手段
24 摺接ブラシ
25 駆動部
25a チェーン伝動機構
25b チェーン伝動機構
25c チェーン伝動機構
25d チェーン伝動機構
25e ベルト伝動機構
26 モータ
31 回転羽根
32 第二回転羽根
33 ロータ
34 羽根片
F 混合撹拌装置の前側
G 隙間
N 育苗箱
S 土
T 固結剤

Claims (7)

  1. 処理対象の土の流入口及び排出口を有するとともに該土を内部に滞留させる土滞留部と、
    上方から該土滞留部内へ添加剤を定量ずつ繰り出す繰出部と、
    前記土滞留部における土の入出方向の略直交方向に且つ略水平方向に延びる軸廻りに回転自在に設けられた回転羽根を備え、該回転羽根を回転駆動することより、前記土滞留部内で該添加剤及び土を混合し撹拌するとともに前記排出口へ送り出すように構成されている混合撹拌部とを備えている
    土の混合撹拌装置。
  2. 前記回転羽根は、前記繰出部における添加剤の落下位置の略下方に配設されている
    請求項1記載の土の混合撹拌装置。
  3. 前記混合撹拌部は、前記軸と略平行な軸廻りに回転自在に設けられた第二回転羽根を、少なくとも前記回転羽根の前記排出口側に備え、該第二回転羽根を前記回転羽根と同一方向に回転駆動するように構成されている
    請求項1又は2記載の土の混合撹拌装置。
  4. 前記混合撹拌部は、前記回転羽根の回転軌道と、前記第二回転羽根の回転軌道との間に隙間が設けられている
    請求項3記載の土の混合撹拌装置。
  5. 前記混合撹拌部は、前記回転羽根と前記第二回転羽根は互いに異なる態様の羽根を備えている
    請求項3又は4のいずれか一項に記載の土の混合撹拌装置。
  6. 前記繰出部は、周面に形成された周幅方向の略全体に延びる溝により前記添加剤を掬って繰り出すように構成された繰出ロールを備えている
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の土の混合撹拌装置。
  7. 前記土滞留部において流入又は排出する土の流れを検出するセンサを備え、
    前記センサにより前記土の流れが止まっていることを検知すると、前記繰出部及び前記混合撹拌部の動作を停止させるように構成されている
    請求項1〜6のいずれか一項に記載の土の混合撹拌装置。
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