JP2016145544A - 可変圧縮比内燃機関 - Google Patents

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智也 大嶋
和人 酒井
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Abstract

【課題】ウォームギアとウォームホイールとが衝突することによる異音の発生を抑制する。
【解決手段】シリンダブロックがクランクケースに対して相対移動することにより機械圧縮比を変更可能な可変圧縮比内燃機関は、回転するとシリンダブロックとクランクケースとの間の相対位置が変化するように構成された作用軸と、作用軸に連結されたウォームホイールと、ウォームホイールと噛合するウォームギアと、ウォームギアに連結されると共にウォームギア及びウォームホイールを介して作用軸を駆動するためのアクチュエータとを具備する。アクチュエータは、機械圧縮比が低くなるようにシリンダブロックをクランクケースに対して相対移動させるときには、アクチュエータの回転速度が設定禁止領域外の速度となるように駆動され、この設定禁止領域は機関回転数が高くなるほど相対的に高い速度領域となるように設定される。
【選択図】図6

Description

本発明は、可変圧縮比内燃機関に関する。
近年、内燃機関の燃費向上や出力性能の向上等を目的として、内燃機関の圧縮比を変更する技術が提案されている。このような技術としては、例えば、シリンダブロックとクランクケースとを相対移動可能に連結すると共にその連結部分にカムシャフトを設け、このカムシャフトを回転させてシリンダブロックとクランクケースとを気筒の軸線方向に相対移動させることで燃焼室の容積を変更し、もって内燃機関の圧縮比を変更する技術が挙げられる(例えば、特許文献1)。
特に、特許文献1に開示された可変圧縮比内燃機関では、アクチュエータによってカムシャフトを回転させると共に、アクチュエータの回転角度位置が目標圧縮比に対応する目標回転角度位置となるようにアクチュエータを制御している。加えて、アクチュエータの回転させるときには基本的に圧縮比変更速度がほぼ一定になるようにその回転速度を制御すると共に、目標回転角度が低圧縮比変化率領域内にある場合に限り、圧縮比変化速度が変動するようにその回転速度を制御するようにしている。特許文献1によれば、これにより、圧縮比の制御性を高く維持しつつ、圧縮比の応答性を高くすることができるとされている。
特開2009−138607号公報 特開2012−172626号公報
ところで、上述したような可変圧縮比内燃機関は、カムシャフトに連結されたウォームホイールとアクチェエータに連結されたウォームギアとを具備する。これらウォームホイールとウォームギアとは互いに噛合されている。このため、アクチュエータが回転駆動せしめられると、ウォームギア及びウォームホイールを介してカムシャフトが回転せしめられ、この結果、シリンダブロックとクランクケースとが相対的に移動せしめられる。
ここで、斯かる可変圧縮比内燃機関では、燃焼室内で爆発が生じることによってシリンダブロックにはクランクケースから離れる方向に、すなわち圧縮比を下げる方向に、周期的に力が加わる。このため、カムシャフトにも圧縮比を下げる方向に回転しようとする力が周期的に加わることになる。このため、圧縮比を下げる方向にアクチュエータを駆動している場合に、アクチュエータに連結されたウォームギアとカムシャフトに連結されたウォームホイールとの相対速度が燃焼室内での爆発周期に合わせて変動する。この結果、ウォームギアとウォームホイールとが衝突して、これらの間で歯打ち音が発生してしまう場合がある。
そこで、上記課題に鑑みて、本発明の目的は、可変圧縮比内燃機関のアクチュエータに連結されたウォームギアとカムシャフトに連結されたウォームホイールとが衝突することによる異音の発生を抑制することにある。
上記課題を解決するために、第1の発明では、シリンダブロックがクランクケースに対して相対移動することにより機械圧縮比を変更可能な可変圧縮比内燃機関において、前記シリンダブロックと前記クランクケースとの間に配置されると共に回転すると前記シリンダブロックと前記クランクケースとの間の相対位置が変化するように構成された作用軸と、前記作用軸に連結されたウォームホイールと、前記ウォームホイールと噛合するウォームギアと、前記ウォームギアに連結されると共に該ウォームギア及び前記ウォームホイールを介して前記作用軸を駆動するためのアクチュエータとを具備し、前記アクチュエータは、機械圧縮比が低くなるように前記シリンダブロックを前記クランクケースに対して相対移動させるときには、当該アクチュエータの回転速度が所定の設定禁止領域外の速度となるように駆動され、該設定禁止領域は機関回転数が高くなるほど相対的に高い速度領域となるように設定される、可変圧縮比内燃機関が提供される。
本発明によれば、ウォームギアとウォームホイールとが衝突することによる異音の発生を抑制することができる。
図1は、本発明に係る火花点火式内燃機関を概略的に示す側面断面図である。 図2は、図1に示す可変圧縮比機構Aの分解斜視図を示している。 図3は、図解的に表した内燃機関の側面断面図を示している。 図4は、機関負荷に応じた機械圧縮比等の変化を示す図である。 図5は、ウォームギアとウォームホイールとの噛合部を拡大した概略断面図である。 図6は、機関回転数及び駆動モータの回転速度と歯打ち音の発生との関係を示す図である。 図7は、機械圧縮比と、機械圧縮比を単位量変更するのに必要なカムシャフトの回転量との関係を示す図である。 図8は、機械圧縮比のタイムチャートである。 図9は、駆動モータの回転速度を制御するための制御ルーチンを示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明では、同様な構成要素には同一の参照番号を付す。
<内燃機関の構成>
図1は、火花点火式内燃機関の側面断面図である。図1を参照すると、1はクランクケース、2はシリンダブロック、3はシリンダヘッド、4はピストン、5は燃焼室、6は燃焼室5の頂面中央部に配置された点火プラグ、7は吸気弁、8は吸気ポート、9は排気弁、10は排気ポートをそれぞれ示す。吸気ポート8は吸気枝管11を介してサージタンク12に連結され、各吸気枝管11にはそれぞれ対応する吸気ポート8内に向けて燃料を噴射するための燃料噴射弁13が配置される。なお、燃料噴射弁13は各吸気枝管11に取付けられる代りに各燃焼室5内に配置されてもよい。
サージタンク12は吸気ダクト14を介してエアクリーナ15に連結され、吸気ダクト14内にはアクチュエータ16によって駆動されるスロットル弁17と例えば熱線を用いたエアフロメータ18とが配置される。一方、排気ポート10は排気マニホルド19を介して例えば三元触媒を内蔵した触媒コンバータ20に連結され、排気マニホルド19内には空燃比センサ21が配置される。
一方、図1に示した実施形態ではクランクケース1とシリンダブロック2との連結部にクランクケース1とシリンダブロック2とのシリンダ軸線方向の相対距離を変化させることによりピストン4が圧縮上死点に位置するときの燃焼室5の容積を変更可能な可変圧縮比機構Aが設けられている。また、クランクケース1とシリンダブロック2との間には、付勢部材として機能するバネ25が配置されている。バネ25は、クランクケース1から離れる向きにシリンダブロック2を付勢するように構成されている。さらに、図1に示した実施形態では、吸気弁の閉弁時期を変更可能な可変バルブタイミング機構Bが設けられている。
電子制御ユニット30はデジタルコンピュータからなり、双方向性バス31によって互いに接続されたROM(リードオンリメモリ)32、RAM(ランダムアクセスメモリ)33、CPU(マイクロプロセッサ)34、入力ポート35及び出力ポート36を具備する。エアフロメータ18及び空燃比センサ21の出力信号はそれぞれ対応するAD変換器37を介して入力ポート35に入力される。また、アクセルペダル40にはアクセルペダル40の踏込み量Lに比例した出力電圧を発生する負荷センサ41が接続され、負荷センサ41の出力電圧は対応するAD変換器37を介して入力ポート35に入力される。さらに入力ポート35にはクランクシャフトが所定角度だけ回転する毎に出力パルスを発生するクランク角センサ42が接続される。さらに、シリンダブロック2にはシリンダブロック2とクランクケース1との相対距離を検出するための相対距離センサ43が設けられており、相対距離センサ43の出力電圧は対応するAD変換器37を介して入力ポート35に入力される。一方、出力ポート36は対応する駆動回路38を介して点火プラグ6、燃料噴射弁13、スロットル弁駆動用アクチュエータ16、可変圧縮比機構A及び可変バルブタイミング機構Bに接続される。
<可変圧縮比機構の構成>
次に、本実施形態の可変圧縮比機構Aの構成について図2及び図3を参照して説明する。図2は図1に示す可変圧縮比機構Aの分解斜視図を示しており、図3は図解的に表した内燃機関の側面断面図を示している。図2を参照すると、シリンダブロック2の両側壁の下方には互いに間隔を隔てた複数個のブロック側突出部50が形成されており、各ブロック側突出部50内にはそれぞれ断面円形のブロック側カム挿入孔51が形成されている。これらブロック側カム挿入孔51はシリンダの配列方向に平行になるように同一軸線上に形成される。
一方、クランクケース1の上壁面上には互いに間隔を隔ててそれぞれ対応するブロック側突出部50の間に嵌合せしめられる複数個のケース側突出部52が形成されており、これら各ケース側突出部52内にもそれぞれ断面円形のケース側カム挿入孔53が形成されている。これらケース側カム挿入孔53も、ブロック側カム挿入孔51と同様にシリンダの配列方向に平行になるように同一軸線上に形成される。
図2に示したように作用軸として機能する一対のカムシャフト54、55が設けられており、各カムシャフト54、55上には一つおきに各ケース側カム挿入孔53内に回転可能に挿入されるケース側円形カム58が固定されている。これらケース側円形カム58は各カムシャフト54、55の回転軸線と共軸をなす。一方、各ケース側円形カム58の両側には図3に示したように各カムシャフト54、55の回転軸線に対して偏心配置された偏心軸57が延びており、この偏心軸57上に別のブロック側円形カム56が偏心して回転可能に取付けられている。図2に示したようにこれらブロック側円形カム56は各ケース側円形カム58の両側に配置されており、これらブロック側円形カム56は対応する各ブロック側カム挿入孔51内に回転可能に挿入されている。また、図2に示したようにカムシャフト55にはカムシャフト55の回転角度を表す出力信号を発生するカム回転角度センサ44が取付けられている。
図2に示したように各カムシャフト54、55をそれぞれ反対方向に回転させるために駆動モータ(アクチュエータ)59の回転軸60にはそれぞれ螺旋方向が逆向きの一対のウォームギア61、62が取付けられており、これらウォームギア61、62と噛合するウォームホイール63、64がそれぞれ各カムシャフト54、55の端部に固定されている。この実施形態では駆動モータ59を駆動することによってピストン4が圧縮上死点に位置するときの燃焼室5の容積を広い範囲に亘って変更することができる。
<可変圧縮比機構による機械圧縮比の変更方法>
図3(A)に示すような状態から各カムシャフト54、55上に固定されたケース側円形カム58を図3(A)において矢印で示したように互いに反対方向に回転させると偏心軸57が互いに離れる方向に移動するため、ブロック側円形カム56がブロック側カム挿入孔51内においてケース側円形カム58とは反対方向に回転し、図3(B)に示したように偏心軸57の位置が高い位置から中間高さ位置となる。次いで更にケース側円形カム58を矢印で示した方向に回転させると図3(C)に示したように偏心軸57は最も低い位置となる。
なお、図3(A)、図3(B)、図3(C)には、それぞれの状態におけるケース側円形カム58の中心aと偏心軸57の中心bとブロック側円形カム56の中心cとの位置関係が示されている。
図3(A)〜図3(C)を比較するとわかるようにクランクケース1とシリンダブロック2の相対距離はケース側円形カム58の中心aとブロック側円形カム56の中心cとの距離によって定まり、ケース側円形カム58の中心aとブロック側円形カム56の中心cとの距離が大きくなるほどシリンダブロック2はクランクケース1から離れる。すなわち、可変圧縮比機構Aは回転するカムを用いたクランク機構によりクランクケース1とシリンダブロック2との間の相対距離を変化させていることになる。そして、シリンダブロック2がクランクケース1から離れるとピストン4が圧縮上死点に位置するときの燃焼室5の容積は増大する。したがって、各カムシャフト54、55を回転させることによってピストン4が圧縮上死点に位置するときの燃焼室5の容積(以下、「燃焼室容積」という)を変更することができる。
特に、図3に示した例では、図3(A)に示した状態と図3(B)に示した状態との間でシリンダブロック2はクランクケース1に対してD1だけ相対移動せしめられ、図3(B)に示した状態と図3(C)に示した状態との間でシリンダブロック2はクランクケース1に対してD2だけ相対移動せしめられる。
このようにカムシャフト54、55を回転させることによってピストン4が圧縮上死点に位置するときの燃焼室5の容積を変化させたとしても、圧縮行程時のピストン4の行程容積(ピストン4が吸気下死点から圧縮上死点まで移動するときに変化する燃焼室5の容積)は変化しない。したがって、(燃焼室容積+行程容積)/燃焼室容積で表される機械圧縮比は、上述したように燃焼室容積を変化させることで、変化する。すなわち、本実施形態の可変圧縮比機構Aによれば、駆動モータ59によってカムシャフト54、55を回転させることによって、内燃機関の圧縮比を変更することができる。
なお、図1〜図3に示した可変圧縮比機構Aは一例を示すものであり、本発明では、駆動モータ等のアクチュエータにより回転軸60等の回転体を回転させることによって機械圧縮比を変更することができれば、いかなる形式の可変圧縮比機構でも用いることができる。
<機関負荷に応じた制御>
次に図4を参照しつつ運転制御全般について説明する。
図4には機関負荷に応じた要求吸入空気量、吸気弁7の閉弁時期、機械圧縮比、膨張比、実圧縮比、スロットル弁17の開度およびポンピング損失の各変化が示されている。なお、本実施形態では触媒コンバータ20内の三元触媒によって排気ガス中の未燃HC、COおよびNOxを同時に低減しうるように通常燃焼室5内における平均空燃比は空燃比センサ21の出力信号に基づいて理論空燃比にフィードバック制御されている。
図4に示したように機関高負荷運転時には機械圧縮比は低くされる。このため、膨張比は低く、図4において実線で示したように吸気弁7の閉弁時期は早められている。また、このときには吸入空気量は多く、このときスロットル弁17の開度は全開又はほぼ全開に保持されているのでポンピング損失は零となっている。
一方、図4において実線で示したように機関負荷が低くなるとそれに伴って吸入空気量を減少すべく吸気弁7の閉弁時期が遅くされる。またこのときには実圧縮比がほぼ一定に保持されるように図4に示される如く機関負荷が低くなるにつれて機械圧縮比が増大され、したがって機関負荷が低くなるにつれて膨張比も増大される。なお、このときにもスロットル弁17は全開状態に保持されており、したがって燃焼室5内に供給される吸入空気量はスロットル弁17によらずに吸気弁7の閉弁時期を変えることによって制御されている。このときにもポンピング損失は零となる。
このように機関高負荷運転状態から機関負荷が低くなるときには実圧縮比がほぼ一定のもとで吸入空気量が減少するにつれて機械圧縮比が増大せしめられる。すなわち、吸入空気量の減少に比例してピストン4が圧縮上死点に達したときの燃焼室5の容積が減少せしめられる。
機関負荷がさらに低くなると機械圧縮比はさらに増大せしめられ、機関負荷がやや低負荷寄りの中負荷L1まで低下すると機械圧縮比は燃焼室5の構造上限界となる最大限界機械圧縮比に達する。機械圧縮比が最大限界機械圧縮比に達すると、機械圧縮比が最大限界機械圧縮比に達したときの機関負荷L1よりも負荷の低い領域では機械圧縮比が最大限界機械圧縮比に保持される。したがって低負荷側の機関中負荷運転時及び機関低負荷運転時には、すなわち機関低負荷運転側では、機械圧縮比は最大となり、膨張比も最大となる。別の言い方をすると機関低負荷運転側では最大の膨張比が得られるように機械圧縮比が最大にされる。
一方、図4に示した実施形態では機関負荷がL1まで低下すると吸気弁7の閉弁時期が燃焼室5内に供給される吸入空気量を制御しうる限界閉弁時期となる。吸気弁7の閉弁時期が限界閉弁時期に達すると吸気弁7の閉弁時期が限界閉弁時期に達したときの機関負荷L1よりも負荷の低い領域では吸気弁7の閉弁時期が限界閉弁時期に保持される。
吸気弁7の閉弁時期が限界閉弁時期に保持されるともはや吸気弁7の閉弁時期の変化によっては吸入空気量を制御することができない。図4に示した実施形態ではこのとき、すなわち吸気弁7の閉弁時期が限界閉弁時期に達したときの機関負荷L1よりも負荷の低い領域ではスロットル弁17によって燃焼室5内に供給される吸入空気量が制御され、機関負荷が低くなるほどスロットル弁17の開度は小さくされる。
なお、図4において破線で示すように機関負荷が低くなるにつれて吸気弁7の閉弁時期を早めることによってもスロットル弁17によらずに吸入空気量を制御することができる。
<ウォームギアにおける歯打ち音>
ところで、上述したような構成の可変圧縮比内燃機関では、機械圧縮比を低下させる際に、すなわちシリンダブロック2とクランクケース1とが互いに離れるように相対位置を変化させる際に、駆動モータ59に連結されたウォームギア61、62と、カムシャフト54、55に連結されたウォームホイール63、64との間で歯打ち音が発生する場合がある。以下、図5を参照して、歯打ち音が発生するメカニズムについて説明する。
図5は、ウォームギア61、62の歯とウォームホイール63、64の歯とが噛合する部分を拡大した概略断面図である。特に、図5では、ウォームギア61、62が駆動モータ59によって機械圧縮比を低下する側に駆動せしめられている状態を示している。図示した例では、ウォームギア61、62がこの方向に駆動されることによって、ウォームギア61、62の歯は図中の左へ向かって移動せしめられる。
一方、上述したように、クランクケース1とシリンダブロック2との間にはバネ25が配置されており、このバネ25によってシリンダブロック2がクランクケース1から離れる向きに付勢されている。このため、これらクランクケース1とシリンダブロック2との間に配置されたカムシャフト54、55には機械圧縮比が低下する方向に力が加わる。この結果、カムシャフト54、55に連結されたウォームホイール63、64は機械圧縮が低下する方向に回転しようとし、よってウォームホイール63、64の歯は図中の左へ向かって移動しようとする。このウォームホイール63、64の歯の移動方向は、上述したウォームギア61、62の移動方向と一致する。
加えて、燃焼室5内では周期的に爆発が発生する。燃焼室5内で爆発が生じると、クランクケース1とシリンダブロック2にはこれらが互いに離れる向きに力が加わる。したがって、燃焼室5内で爆発が生じると、ウォームホイール63、64は機械圧縮比が低下する方向に回転しようとし、よってウォームホイール63、64の歯は図中の左へ向かって移動しようとする。したがって、ウォームホイール63、64の歯が図中の左へ向かって移動しようとする速度は、燃焼室5内で爆発が生じる周期で変動することになる。
機械圧縮比を低下させるべく駆動モータ59によってウォームギア61、62が回転せしめられる場合、上述したようにウォームギア61、62の歯は図5にて左方向に移動する。一方、ウォームホイール63、64の歯は、バネ25の付勢力により及び燃焼室5内での爆発により、図5にて左方向に移動しようとする。
このとき、ウォームギア61、62の歯の移動速度よりもウォームホイール63、64の歯が移動しようとする速度の方が速い場合、図5(A)に示したように、ウォームホイール63、64の歯の移動方向前側がウォームギア61、62の歯の移動方向後側と当接することになる。一方、ウォームギア61、62の歯の移動速度よりもウォームホイール63、64の歯が移動しようとする速度の方が遅い場合、図5(B)に示したように、ウォームギア61、62の移動方向前側がウォームホイール63、64の移動方向後側と当接することになる。
ここで、上述したように、燃焼室5内で爆発が生じることによって、ウォームホイール63、64の歯が移動しようとする速度が変動する。このとき、ウォームホイール63、64の歯が移動しようとする速度が、ウォームギア61、62の歯の移動速度よりも速い速度と遅い速度との間で交互に変動するような場合、ウォームギア61、62とウォームホイール63、64との位置関係は図5(A)に示した状態と図5(B)に示した状態との間で交互に変動することになる。この結果、ウォームギア61、62とウォームホイール63、64との位置関係が図5(A)に示した状態から図5(B)に示した状態に変化するとき又はその逆に変化するときにこれらの歯において歯打ち音が発生することになる。このような歯打ち音は、内燃機関の運転騒音を大きくしてしまうことから、このような歯打ち音の発生を抑制することが必要になる。
<歯打ち音の抑制原理>
ところで、上述したようにウォームホイール63、64の歯が移動しようとする速度は、燃焼室5内での爆発により、最大移動速度と最小移動速度との間で変動することになる。このため、ウォームギア61、62の歯の移動速度が最小移動速度以下であれば、すなわちウォームギア61、62の回転速度がこの最小移動速度に対応する最小回転速度以下であれば、ウォームギア61、62とウォームホイール63、64とは常に図5(A)に示した相対位置関係となり、図5(B)に示した相対位置関係にはならない。このため、ウォームギア61、62の歯とウォームホイール63、64の歯との間で歯打ち音が発生することはない。なお、より正確には、ウォームギア61、62の歯の移動速度が最小移動速度よりも僅かに速くても、ウォームギア61、62の歯とウォームホイール63、64の歯との間に生じる相対速度差はそれほど大きくないことから歯打ち音が発生することはない。したがって、ウォームギア61、62の歯の移動速度が最小移動速度よりも僅かに速い下限速度以下であれば、すなわちウォームギア61、62の回転速度がこの下限速度に対応する下限回転速度以下であれば、歯打ち音は発生しないといえる。
また、ウォームギア61、62の歯の移動速度が最大移動速度以上であれば、すなわちウォームギア61、62の回転速度がこの最大移動速度に対応する最大回転速度以上であれば、ウォームギア61、62とウォームホイール63、64とは常に図5(B)に示した相対位置関係となり、図5(A)に示した相対位置関係にはならない。このため、ウォームギア61、62の歯とウォームホイール63、64の歯との間で歯打ち音が発生することはない。なお、より正確には、ウォームギア61、62の歯の移動速度が最大移動速度よりも僅かに遅くても、ウォームギア61、62の歯とウォームホイール63、64の歯との間に生じる相対速度差はそれほど大きくないことから、歯打ち音が発生することはない。したがって、ウォームギア61、62の歯の移動速度が最大移動速度よりも僅かに遅い上限速度以上であれば、すなわちウォームギア61、62の回転速度がこの上限速度に対応する上限回転速度以上であれば、歯打ち音は発生しないといえる。
そして、これら下限回転速度及び上限回転速度は、機関回転数に応じて変化する。具体的には、機関回転数が高くなるほど速くなる。これは、機関回転数が高くなるほど、燃焼室5内での爆発と爆発との間隔が短くなることから、ウォームホイール63、64が回転しようとする速度が低下する前に次の爆発が起こることになり、結果として、ウォームホイール63、64が回転しようとする速度が全体的に速くなるためである。
この様子を、図6に示す。図6は、機関回転数及び駆動モータ59の回転速度(すなわち、ウォームギア61、62の回転速度)と、歯打ち音発生との関係を示す図である。図中に破線で示す領域Cは歯打ち音が発生する領域を示しており、領域Cの上側の境界線は上限回転速度を、下側の境界線は下限回転速度をそれぞれ示している。図6からわかるように、下限回転速度及び上限回転速度は機関回転数が高くなるほど速くなっている。この結果、下限回転速度と上限回転速度との間の領域Cは、機関回転数が高くなるほど相対的に高い速度領域になっている。
なお、図6中の領域Aは、駆動モータ59の回転速度が遅いことにより、ウォームギア61、62とウォームホイール63、64との相対位置関係が図5(A)に示した状態に維持される領域を示している。また、図6中の領域Bは、駆動モータ59の回転速度が速いことにより、ウォームギア61、62とウォームホイール63、64との相対位置関係が図5(B)に示した状態に維持される領域を示している。また、機関回転数が所定の基準回転数Necよりも高くなると、燃焼室5内での爆発間隔が極めて短くなることから、ウォームホイール63、64の歯が移動しようとする速度がほとんど変動しなくなる。この結果、機関回転数が所定の基準回転数以上の領域では、駆動モータ59の回転速度によらずに常に歯打ち音は生じなくなる。
以上より、歯打ち音は機関回転数と駆動モータ59の回転速度との関係が領域C内の関係にあるときに歯打ち音が生じることがわかる。したがって、機関回転数と駆動モータ59の回転速度との関係が領域C内の関係にならないようにすることで、歯打ち音の発生を抑制することができる。
<本実施形態における制御>
そこで、本発明の実施形態では、機械圧縮比が低くなるようにシリンダブロック2をクランクケース1に対して相対移動させるときには、駆動モータ59の回転速度が所定の設定禁止領域(すなわち、上記領域C)外の速度となるように駆動モータ59を制御するようにしている。
例えば、機関負荷等に基づいて設定される駆動モータ59の目標回転速度がVcであって現在の機関回転数がNe1である場合(図中の地点c)を考える。この場合、駆動モータ59の目標回転速度が所定値αだけ低下せしめられ、このときの機関回転数Ne1における下限回転速度よりも遅い速度Vaとされる(図中の地点a)。或いは、この場合、駆動モータ59の目標回転速度が所定値βだけ上昇せしめられ、このときの機関回転数Ne1における上限回転速度よりも速い速度Vbとされる(図中の地点b)。これにより、ウォームギア61、62とウォームホイール63、64の歯との間で発生する歯打ち音を抑制することができる。
次に、機関負荷等に基づいて設定される駆動モータ59の目標回転速度と機関回転数との関係が設定禁止領域C内にあるときに、目標回転速度を低下させるか上昇させるかの判断基準について説明する。
図7は、機械圧縮比と、機械圧縮比を単位量変更するのに必要なカムシャフトの回転量との関係を示している。図7からわかるように、機械圧縮比が中程度の基準圧縮比εc以下である場合には機械圧縮比を単位量変更するのに必要なカムシャフトの回転量は比較的多く、特に、機械圧縮比が低下するほど回転量が多くなる。このため、機械圧縮比が低いときには、燃焼室5での爆発が生じたときにウォームホイール63が回転しようとする速度が速くなりやすい。このため、これに合わせて、ウォームギア61、62の回転速度を速める必要がある。
また、機械圧縮比が低いときには、図4からわかるように機関負荷が高いことを示している。したがって、この場合には、アクセル踏み込み量に対する機関出力の高い応答性や、高い加速性能が求められることになる。したがって、斯かる観点からもウォームギア61、62の回転速度を速める必要がある。したがって、本実施形態では、機械圧縮比が基準圧縮比εc以下である場合には、駆動モータ59の目標回転速度を上昇させるようにしている(例えば、図6の地点cから地点bへ変更する)。
この結果、機械圧縮比は迅速に低下するようになる。図8は、機械圧縮比を低下させるときの、機械圧縮比の変化を示すタイムチャートである。図中のcは、機関負荷等に基づいて設定された機械圧縮比の目標変化速度(駆動モータ59の目標回転速度Vθtに相当)によって機械圧縮比が変更された場合の機械圧縮比の推移を示している。一方、図中のbは、駆動モータ59の目標回転速度を増大させた場合の機械圧縮比の推移を示している。図8からわかるように、図中にbで示した場合には、図中にcで示した場合に比べて機械圧縮比が迅速に最終的な目標圧縮比に到達する。このため、機関出力の高い応答性を得ることができる。加えて、図中にbで示した場合には、図中にcで示した場合に比べて機械圧縮比を低下させている間中、機械圧縮比が低い。機械圧縮比が低いほど吸入空気量を増大させることができることから、加速性能を高めることができる。
一方、図7からわかるように、機械圧縮比が基準圧縮比εcよりも大きい場合には機械圧縮比を単位量変更するのに必要なカムシャフトの回転量は比較的少ない。このため、機械圧縮比が高いときには、燃焼室5での爆発が生じたときにウォームホイール63が回転しようとする速度は比較的遅い。このため、これに合わせて、ウォームギア61、62の回転速度を遅くする必要がある。
また、機械圧縮比が高いときには、図4からわかるように機関負荷が低いことを示している。したがって、この場合には、高い応答性や高い加速性は必要ではなく、したがって燃費性能を高める必要がある。したがって、本実施形態では、機械圧縮比が基準圧縮比εcよりも大きい場合には、駆動モータ59の目標回転速度を低下させるようにしている(例えば、図6の地点cから地点aへ変更する)。
この結果、機械圧縮比の低下速度は遅くなる。図8のaは、駆動モータ59の目標回転速度を低下させた場合の機械圧縮比の推移を示している。図8からわかるように、図中にaで示した場合には、図中にcで示した場合に比べて、機械圧縮比を低下させている間中、機械圧縮比が高い。一般に、機械圧縮比が高いほど内燃機関における熱効率が高くなるため、このように機械圧縮比が高いものとされることによって燃費性能が上昇する。したがって、図中にaで示した場合には、図中にcで示した場合に比べて、燃費性能を向上させることができる。
<フローチャート>
図9は、本実施形態における駆動モータ59の回転速度を制御するための制御ルーチンを示すフローチャートである。まず、ステップS11において、圧縮比変更フラグFが1であるか否かが判定される。圧縮比変更フラグFは、駆動モータ59により機械圧縮比を変更している間は1とされ、変更していないときには0とされるフラグである。機械圧縮比の変更が行われていなくて、ステップS11において、圧縮比変更フラグFが1でないと判定された場合には、ステップS12へと進む。ステップS12では、負荷センサ41によって検出された機関負荷が変化したか否かが判定される。機関負荷が変化していないと判定された場合には制御ルーチンが終了せしめられる。一方、ステップS12において機関負荷が変化したと判定された場合には、ステップS13へと進む。ステップS13では、圧縮比変更フラグFが1に設定され、ステップS14へと進む。
ステップS14では、機関負荷に基づいて、目標機械圧縮比εt及び目標機械圧縮比変化速度Vεtが算出される。目標機械圧縮比εtは、図4からわかるように、機関負荷が高くなるほど大きくなるように算出される。目標機械圧縮比変化速度Vεtは、目標機械圧縮比εt、現在の機械圧縮比εiと目標機械圧縮比εtとの差分及び機関回転数等に基づいて算出される。次いで、ステップS15では、目標機械圧縮比変化速度Vεtに基づいて、駆動モータ59の目標回転速度Vθtが算出される。目標回転速度Vθtは、目標機械圧縮比変化速度Vεtが速くなるほど速くなるように算出される。
次いで、ステップS16では、現在の機械圧縮比εiが目標機械圧縮比εtよりも大きいか否かが判定される。ステップS16において、現在の機械圧縮比εiが目標機械圧縮比εt以下であると判定された場合には、機械圧縮比はこれから増大されることになる。この場合には歯打ち音は発生しないことから、ステップS17〜S21がスキップされ、ステップS22において、ステップS15にて算出された目標回転速度Vθtで駆動モータ59が駆動されることになる。
一方、ステップS16において、現在の機械圧縮比εiが目標機械圧縮比εtよりも大きいと判定された場合には、ステップS17へと進む。ステップS17では、ステップS15において算出された目標回転速度Vθtと、クランク角センサ42の出力から算出された機関回転数Neとに基づいて、図6に示したようなマップを用いて、これらパラメータの組合せが位置する領域が特定される。次いで、ステップS18では、ステップS17において特定された領域が設定禁止領域Cであるか否かが判定される。ステップS17において特定された領域が設定禁止領域Cでないと判定された場合には、歯打ち音は発生しないことから、ステップS19〜S21がスキップされ、ステップS22へと進む。
一方、ステップS18において、ステップS17にて特定された領域が設定禁止領域Cであると判定された場合には、ステップS19へと進む。ステップS19では、現在の機械圧縮比εiが基準圧縮比εcよりも大きいか否かが判定される。ステップS19において、現在の機械圧縮比εiが基準圧縮比εcよりも大きいと判定された場合には、ステップS20へと進む。ステップS20では、駆動モータ59の目標回転速度Vθtが下限回転速度よりも遅い速度となるように、目標回転速度Vθtを上述した所定値αだけ低下させたものが新たな目標回転速度Vθtとされ、ステップS22へと進む。一方、ステップS19において、現在の機械圧縮比εiが基準圧縮比εc以下であると判定された場合には、ステップS21へと進む。ステップS21では、駆動モータ59の目標回転速度Vθtが上限回転速度よりも速い速度となるように、目標回転速度Vθtを上述した所定値βだけ増大させたものが新たな目標回転速度Vθtとされ、ステップS22へと進む。
ステップS22では、ステップS15、S20又はS21の何れかにおいて算出された目標回転速度Vθtで駆動モータ59が駆動せしめられる。次いで、ステップS23において、現在の機械圧縮比εiが目標機械圧縮比εtにと等しい値になったか否かが判定される。現在の機械圧縮比εiが目標機械圧縮比εtとは異なる値であると判定された場合には制御ルーチンが終了せしめられる。一方、ステップS23において、現在の機械圧縮比εiが目標機械圧縮比εtに等しい値になったと判定された場合には、ステップS24へと進む。ステップS24では、圧縮比変更フラグFが0にリセットされて、制御ルーチンが終了せしめられる。
1 クランクケース
2 シリンダブロック
3 シリンダヘッド
6 点火プラグ
13 燃料噴射弁
30 電子制御ユニット(ECU)
43 相対距離センサ
54、55 カムシャフト
59 駆動モータ
60 回転軸
A 可変圧縮比機構
B 可変バルブタイミング機構

Claims (1)

  1. シリンダブロックがクランクケースに対して相対移動することにより機械圧縮比を変更可能な可変圧縮比内燃機関において、
    前記シリンダブロックと前記クランクケースとの間に配置されると共に回転すると前記シリンダブロックと前記クランクケースとの間の相対位置が変化するように構成された作用軸と、
    前記作用軸に連結されたウォームホイールと、
    前記ウォームホイールと噛合するウォームギアと、
    前記ウォームギアに連結されると共に該ウォームギア及び前記ウォームホイールを介して前記作用軸を駆動するためのアクチュエータとを具備し、
    前記アクチュエータは、機械圧縮比が低くなるように前記シリンダブロックを前記クランクケースに対して相対移動させるときには、当該アクチュエータの回転速度が所定の設定禁止領域外の速度となるように駆動され、該設定禁止領域は機関回転数が高くなるほど相対的に高い速度領域となるように設定される、可変圧縮比内燃機関。
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