JP2016145376A - 無方向性電磁鋼板 - Google Patents

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Abstract

【課題】発電機、自動車駆動用・電装用モータ、エアコンや冷蔵庫のコンプレッサなど各種回転機の高効率化ニーズは高い。鉄心材料として用いられる無方向性電磁鋼板には、低鉄損化、高磁束密度化が求められ続けている。本発明は、無方向性電磁鋼板の合金量を増加することで固有抵抗を高め、低鉄損化を図る技術において、合金量増加に伴い劣化する製造性を改善することを課題としている。
【解決手段】Si:3.0%超、3.6%以下、Mn:0.5%以上、1.5%以下、Al:0.5%以上、1.5%以下を含有する高固有抵抗の無方向性電磁鋼板において、Si、Al含有量に応じてC量を制御することにより、素材の靭性を確保し、製造性を改善、特に冷間圧延時の破断を効果的に回避する。
【選択図】なし

Description

本発明は高固有抵抗の低鉄損無方向性電磁鋼板に関するものである。
発電機、自動車駆動用・電装用モータ、エアコンや冷蔵庫のコンプレッサなど各種回転機の高効率化ニーズは高い。鉄心材料として用いられる無方向性電磁鋼板には、低鉄損化、高磁束密度化が求められ続けている。
無方向性電磁鋼板の磁気特性の改善には、固有抵抗の上昇、板厚の減少、集合組織の改善、不純物の低減など多数の方法が提案されている。それらの例を特許文献1〜特許文献6にあげる。
特開2001−295003号公報 特開2001−49403号公報 特開平11−222653号公報 特開昭58−17248号公報 特開2008−45151号公報 特開2005−307258号公報
上述したように、無方向性電磁鋼板の磁気特性を改善すべく、無方向性電磁鋼板の固有抵抗を高める1つの方法として、合金量を増加させる方法が知られている。
しかし、無方向性電磁鋼板の合金量を増大させると、固有抵抗を高めることができる一方、靭性が低下して製造性の劣化、具体的には冷間圧延時の破断を招くおそれがある。
本発明は、このような実情に鑑みて案出されたものであり、固有抵抗の高い低鉄損無方向性電磁鋼板を提供するものである。特に、無方向性電磁鋼板の合金量を増加することで固有抵抗を高めて低鉄損化を図る技術において、合金量増加に伴い劣化する製造性を改善することを課題としている。
本発者らは、鋼組成に着目し鋭意検討した結果、Si、Alの含有量に応じてC量を制御することで、靭性の低下を抑制し、冷間圧延時の鋼帯の破断を防止できることを見出した。
本発明このような知見に基づいてなされたものであり、その概要は以下の通りである。
(1)質量%で、Si:3.0%超、3.6%以下、Mn:0.5%以上、1.5%以下、Al:0.5%以上、1.5%以下を含有し、さらにCを、下記式1で規定するC1(質量%)以上、0.005%以下を含有し、残部Fe及び不可避不純物からなることを特徴とする無方向性電磁鋼板。
C1(質量%)=0.00267×(3×[Si]+[Al])−0.028
・・・(式1)
ここで、[Si]はSiの質量%、[Al]はAlの質量%である。
(2)下記式2で規定される固有抵抗ρが、60μΩcm≦ρ≦75μΩcmであることを特徴とする上記(1)に記載の無方向性電磁鋼板。
ρ(μΩcm)=9.9+12.4×[Si]+6.6×[Mn]+10.0×[Al]
・・・(式2)
ここで、[Si]はSiの質量%、[Al]はAlの質量%、[Mn]はMnの質量%である。
本発明の要点は、Si、Alを含有する高固有抵抗の無方向性電磁鋼板において、Si、Al含有量に応じてC量を制御することである。
本発明によれば、Si、Alを含有する高固有抵抗の無方向性電磁鋼板において、Si、Al含有量に応じてC量を制御することにより、素材である鋼板の靭性が確保され、製造性を改善することができる。具体的には、冷間圧延時の破断を効果的に回避できる。
また、本発明によれば、前述のように、固有抵抗の高い無方向性電磁鋼板を安定して製造できることから、発電機、自動車駆動用・電装用モータ、エアコンや冷蔵庫のコンプレッサなど各種回転機の高効率化に寄与することができる。
C添加に伴う脆性−延性遷移温度(DBTT)の変化を示すグラフである。 Si、Al含有量と靭性確保のために必要なC添加量の関係を示すグラフである。
本発明の無方向性電磁鋼板の成分組成の限定理由について説明する。以下で含有量の%は、特に断りがない限り、質量%を意味する。
<Si:3.0%超、3.6%以下>
Siは鋼の固有抵抗を増加させ鉄損を低下させるために有効な元素である。本発明では3.0%超とする。好ましくは3.2%以上であり、より好ましくは3.25%以上である。一方、Si含有量が多すぎると鋼の靭性が劣化し製造が困難となるので3.6%以下とする。好ましくは3.4%以下であり、より好ましくは3.35%である。
<Mn:0.5%以上、1.5%以下>
Mnも鋼の固有抵抗を増加させる効果があるため下限を0.5%とする。好ましくは0.6%以上である。ただし過剰な添加は、効果の割にコストが高くなるので上限は1.5%とする。好ましくは1.2%以下、より好ましくは1.0%以下、更に好ましくは0.8%以下である。
<Al:0.5%以上、1.5%以下>
Alも鋼の固有抵抗を増加させる。その効果を享受するため下限を0.5%とする。好ましくは0.7%以上、より好ましくは0.8%以上、更に好ましくは1.0%以上である。ただし過剰な添加は磁束密度を低下させるので、上限は1.5%とする。好ましくは1.4%以下、より好ましくは1.3%以下、更に好ましくは1.2%以下である。
<C:C1%以上、0.005%以下>
Cは一般には、鉄損を劣化させる有害な元素であるが、本発明の様な高合金成分組成では、鋼がある程度の量のCを含有する方が、素材の靭性が改善されることが分かった。
ここで、供試材としてC:0〜50ppm、Si:3.0〜3.6%、Mn:0.7%、Al:1.2%を含有する熱延板を用いて、JIS Z2242に規定されるシャルピー衝撃試験を行った結果を説明する。当該供試材の平均のフェライト粒径を50μmに調整した。
図1に脆性―延性遷移温度(DBTT)の変化を示す。
DBTTより高温では延性破壊し、低温では脆性破壊する。従ってDBTTが低い材料ほど、延性的に破壊するので好ましい。Si含有量の増加と共に、DBTTは高くなるが、Cを添加すると全体的に低下し、靭性が改善されることが分かった。
また冷間圧延では、蒸気供給などの加熱装置を用いれば80℃前後まで板温を上昇することができる。以下では、DBTTを80℃とすることができることを、加工性(製造性)の良好な材料の指標とした。
図1からDBTTを80℃とするために必要なC量は、例えば3.3%Si−1.2%Alであれば約20ppmであることが読み取ることができる。
SiとAl量を種々変化させた合金について上記試験と同様の試験を行い、DBTTを80℃とするのに必要なC量を示したのが図2である。SiとAl含有量に応じて、必要C量が変化することが分かる。図2から、本発明では、合金の靭性を確保するために、下記式1で規定されるC1以上のC量を含むものとする。
C1(質量%)=0.00267×(3×[Si]+[Al])−0.028
・・・(式1)
ここで、[Si]はSiの質量%、[Al]はAlの質量%である。
一方で、過剰なCの含有は鉄損が劣化し、靭性も劣化するので、上限は0.005%とする。好ましくは0.003%以下である。
<その他成分>
本発明の電磁鋼板の鋼成分は、以上のような元素を含むが、さらに下記の元素が含まれていてもよく、その場合は、下記の様に制御することが有効である。
S、N、OおよびTi,Nb,V,Zr,Mgなどは析出物を形成して鉄損を劣化させるので、これら元素を含む場合はすべて0.01%以下に制限することが好ましい。
また、Sを無害化させるべく、公知Ca,REMなどの添加(約0.0005〜0.005%)によって、粗大なオキシサルファイドを鋳造での冷却段階で析出させる技術を採用することも有効である。
さらに、磁気特性を改善するためにSn,Sbなどを添加しても良い。その効果を得るためには0.05%以上の添加が必要である。一方、過剰な添加は鋼を脆化させるので、添加量を0.2%以下とする。好ましくは0.05〜0.12%である。
本発明においては、上記元素以外の残部はFe及び不可避的不純物からなるが、本発明の作用効果を害さない範囲内で他の元素が微量に含まれていてもよい。
<固有抵抗>
鋼板の固有抵抗を増加させることは、渦電流損失の低下に有効であることはよく知られている。一方、固有抵抗を上昇させるには合金添加量の増加が必然となるが、それは、上述したように鋼の靭性低下に繋がり、結果、製造性を劣化させるおそれがある。
したがって本発明では、その点を考慮し、下記式2で規定される固有抵抗ρを、
60μΩcm≦ρ≦75μΩcm
とする。これにより、鉄損と鋼板製造性の両立を図ることができる。
ρ(μΩcm)=9.9+12.4×[Si]+6.6×[Mn]+10.0×[Al]
・・・(式2)
ここで、[Si]はSiの質量%、[Al]はAlの質量%、[Mn]はMnの質量%である。
<金属組織>
また本発明の電磁鋼板は、フェライト単相組織である。平均のフェライト結晶粒径に関しては、それが大きいほどヒステリシス損失は低減されるが、渦電流損は逆に増加する。良好な磁気特性を得るためには、平均フェライト結晶粒径は60μm以上、200μm以下が好適である。好ましくは80〜150μm、更に好ましくは80〜120μmである。また、電磁鋼板を利用する時の周波数に応じて平均フェライト結晶粒径を最適に調整することは有効である。
次に、本発明の無方向性電磁鋼板を実現するための製造方法について述べる。
本発明の無方向性電磁鋼板は、上述した成分組成のスラブに熱間圧延を施し熱延板とし、その熱延板に熱延板焼鈍を施し熱延焼鈍板とし、その熱延焼鈍板に一回もしくは中間焼鈍をはさむ二回以上の冷間圧延を施し冷延板とし、その冷延板に仕上げ焼鈍を施すことで製造することができる。
本発明では、Si、Al含有量に応じたC量の制御が重要であるが、スラブを加熱し熱間圧延を終了するまでの間に、鋼の表面から脱炭されてしまうことがある。従って、スラブは下記式3で規定されるC2以上のCを含有することが好ましい。
C2(質量%)=0.00267×(3×[Si]+[Al])−0.0278
・・・(式3)
ここで、[Si]はSiの質量%、[Al]はAlの質量%である。
一方でスラブの場合も、過剰なCの含有は鉄損が劣化するので、C2の上限は0.006%とする。好ましくは0.004%以下である。
スラブの他の成分は、上述にて規定した範囲の成分組成でよい。
熱間圧延では、スラブ加熱温度1100〜1200℃、熱延仕上げ温度750〜900℃、巻き取り温度550〜650℃の範囲とすることで、最終製品の磁気特性を損なわずに、熱延以降の製造性を改善させることができる。熱延後の板厚は、最終製品の板厚に応じて、冷延圧下率が75%以上、90%以下となる様にする。この範囲とすることで、高い磁束密度を得ることができる。
熱延板焼鈍の条件については特に限定しないが、熱延焼鈍板の平均フェライト結晶粒径は、大きい方が冷延再結晶後の集合組織が改善され磁束密度が上昇するので、60μm以上とすることが好ましい。ただし大きすぎると鋼の靭性が低下するので200μm以下が好ましく、80〜120μmがより好ましい。
最終製品板の結晶粒径について先に好適な範囲を記述したが、その範囲とするため、最終焼鈍(仕上げ焼鈍)は950℃以上で行う事が望ましい。あまり高いと炉の構成部品が劣化しやすくなるので1150℃以下とする。950℃〜1100℃がより好ましい。
その後必要に応じて、絶縁皮膜を表面に形成させ、本発明の無方向性電磁鋼板とすることができる。
以下、本発明の実施例を挙げながら、本発明の技術的内容について更に説明する。なお、以下に示す実施例での条件は、本発明の実施可能性及び効果を確認するために採用した一条件例であり、本発明は、この一条件例に限定されるものではない。また本発明は、本発明の要旨を逸脱せず、本発明の目的を達成する限りにおいて、種々の条件を採用し得るものである。
<実施例1>
実験室で表1に示す成分組成の合金を溶製し、スラブ加熱温度1150℃、熱延仕上げ温度850℃、巻き取り温度600℃の熱間圧延を施し、厚さ1.8mmの熱延板を製造した。
1050℃、保持時間1分の熱延板焼鈍を施し、熱延焼鈍板を得た。
得られた熱延焼鈍板から30mm×250mmの試験片を切り出し、試験温度50℃で繰り返し曲げ試験を行った。繰り返し曲げ回数が多いほど、冷延加工が容易である。
熱延焼鈍板に酸洗を施した後、0.30mmに冷間圧延し、1000℃、保持時間30秒の仕上げ焼鈍を行い仕上げ焼鈍板(無方向性電磁鋼板の製品板)を得た。
次に、得られた熱延焼鈍板および仕上げ焼鈍板(製品板)において、平均フェライト粒径(μm)をそれぞれ求めた。
平均フェライト粒径(μm)は、JIS G0551に準拠して求めた。
また、得られた仕上げ焼鈍板から55mm×55mmの試料を切り出し、JIS−C−2556に基づき、単板試験機で磁気測定を行った。
また、200℃、48時間の時効処理を施した後の磁気特性も評価した。
時効処理前の磁気特性を「製品板磁気特性」、時効処理後の磁気特性を「時効処理後磁気特性」として表1に併せて示す。
なお、今回磁気特性としては、磁束密度として「B50(T)」、鉄損として「W10/400(W/kg)」を評価した。「B50」は磁界の強さ5000A/mにおける磁束密度、「W10/400」は、周波数400Hz、最大磁束密度1.0Tのときの鉄損である。
磁気特性の評価基準は、B50は1.650T以上、W10/400は14.0W/kg以下で、時効処理後の特性劣化がないこととした。
発明例である鋼No.A1〜A9はいずれも、冷延時に破断することなく、製造性が確保されているとともに、高く磁気特性を満足できた。
一方、B1は、製品板、製鋼ともにC量がC1よりも低く、靭性が低下したため、冷延時に破断が生じてしまった。
B2は、製品板、製鋼ともにC量が多くすぎたため、時効処理後の磁気特性が低下してしまった。
B3は、Mn、Al量が低く、固有抵抗ρが低下してしまった。
B4は、Al量が多く、またC量がC1よりも低かったため、固有抵抗ρが低下するとともに、靭性低下による、冷延時の破断が生じてしまった。
Figure 2016145376
<実施例2>
Si:3.3%、Mn:0.7%、Al:1.15%を含有し、C量を(A)0.0012%、(B)0.0025%、(C)0.0052%に変化させたスラブを製造し、スラブ加熱温度1150℃、熱延仕上げ温度860℃、巻き取り温度630℃、熱延仕上げ板厚1.8mmの熱間圧延を実施し、単重約20トンのコイルをそれぞれ5本得た。
全てのコイルに炉温1060℃、保持時間60秒の熱延板焼鈍を施し、酸洗の後、冷延を施し0.30mmの板厚とし、炉温1000℃、保持時間30秒の仕上げ焼鈍を施し、表面に絶縁皮膜を形成し無方向性電磁鋼板の製品を得た。
その後、200℃、24時間の時効処理を施した。当該時効処理後の材料について、JIS−C−2550に基づきエプスタイン試験によって磁気特性を評価した。
スラブ、熱延板および製品板のC量、冷延時の破断状況、製品板を200℃で24時間時効処理した後の磁気特性(B50(T)、W10/400(W/kg))を表2に示す。
なお、磁気特性の評価基準は、B50は1.650T以上、W10/400は14.0W/kg以下とした。
条件(A)、(B)、(C)とも熱延板、製品板のC量は製鋼溶製時のC量(スラブC量)よりも低下している。
(A)ではC量がC1よりも低く、靭性低下による冷延破断が発生したが、(B)、(C)では冷延での破断は見られなかった。磁気特性は(A)、(B)は良好、(C)においては磁気時効により鉄損は劣化した。
尚、固有抵抗ρは66.94であった。
Figure 2016145376

Claims (2)

  1. 質量%で、
    Si:3.0%超、3.6%以下、
    Mn:0.5%以上、1.5%以下、
    Al:0.5%以上、1.5%以下を含有し、
    さらにCを、下記式1で規定するC1(質量%)以上、0.005%以下を含有し、残部Fe及び不可避不純物からなることを特徴とする無方向性電磁鋼板。
    C1(質量%)=0.00267×(3×[Si]+[Al])−0.028
    ・・・(式1)
    ここで、[Si]はSiの質量%、[Al]はAlの質量%である。
  2. 下記式2で規定される固有抵抗ρが、60μΩcm≦ρ≦75μΩcmであることを特徴とする請求項1に記載の無方向性電磁鋼板。
    ρ(μΩcm)=9.9+12.4×[Si]+6.6×[Mn]+10.0×[Al] ・・・(式2)
    ここで、[Si]はSiの質量%、[Al]はAlの質量%、[Mn]はMnの質量%である。
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