JP2016144101A - 筐体装置、及び電子機器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1の筐体1に対し第2の筐体2がヒンジ3を介して回動可能に結合され、第1の筐体1と第2の筐体2を電気的に接続する配線4をヒンジ3と別の個所に配置して、配線4を覆う保護カバー5を備える筐体装置であって、保護カバー5の一端を第1の筐体1に、他端を第2の筐体2にそれぞれ取り付けるとともに、保護カバー5をヒンジ3の回動、または、配線4の屈曲動作に追従して屈曲可能に形成する。この保護カバー5は、撓曲性材料で帯状に形成されている。
【選択図】図3
Description
第1の筐体に対し第2の筐体がヒンジを介して回動可能に結合され、第1の筐体と第2の筐体を電気的に接続する配線をヒンジと別の個所に配置して、配線を覆う保護カバーを備える筐体装置であって、
前記保護カバーの一端を前記第1の筐体に、他端を前記第2の筐体にそれぞれ取り付けるとともに、
前記ヒンジの回動、または、前記配線の屈曲動作に追従して、前記保護カバーを屈曲可能に形成したことを特徴とする。
(実施形態)
図1及び図2は本発明を適用した電子機器の一実施形態の構成としてカメラを示すもので、1は第1の筐体(本体)、2は第2の筐体(液晶モニタ)、3はヒンジ、4は配線(FPC)である。
なお、本体1には、撮影レンズを含むレンズ鏡筒1aが正面側に備えられて、液晶モニタ2を重ねた状態でヒンジ3を収容する窪み部1bが背面側に形成されている。
なお、一端部片5b左右の回動軸5aを本体1背面の窪み部1bのスリット1cに挿入して抜け止めし、他端部片5d左右の回動軸5cを液晶モニタ2背面のスリット2cに挿入して抜け止めする。
すなわち、図2に示すように、後側に突出する湾曲形状のアーム3cの下端を第1ヒンジ軸3dで本体側取付部3aの端部にヒンジ結合して、アーム3cの上端を第2ヒンジ軸3eでモニタ側取付部3bの端部にヒンジ結合している。
このフリクションプレート3gにより、本体1に対する液晶モニタ2のヒンジ3の第1ヒンジ軸3d及び第2ヒンジ軸3eを支点とする回動の際に、連結軸3fの回動に抵抗して必要なトルクを発生させる。
そのFPC保護カバー5の一端部片5b、他端部片5d、及び中間部片5fが折り畳まれて囲まれた内部空間に、図示のように、FPC4のループ形状が収容される。
なお、このFPC4のループ形状は、本体1に対する液晶モニタ2の開閉によるFPC4の必要長さの差により発生する。
このように、FPC4をヒンジ3の左右のアーム3cの間に配置することにより、小型でシンプルな構造を実現することができる。
従って、本体1に対する液晶モニタ2の回動域全域にわたってFPC4を常時覆った状態が得られるとともに、本体1背面に液晶モニタ2を重ねた状態において、本体1及び液晶モニタ2と干渉せずに、FPC保護カバー5をヒンジ3の回動、または、FPC4の屈曲動作に追従させてFPC4を覆うことができる。
FPC保護カバー5は、硬い樹脂とエラストマなどの柔らかい樹脂の2色成形で構成する方法の他に、カバーが折り畳まれ、かつ、一定の強度を保てる構造であれば、例えば硬質の材料(樹脂、金属など)を時計のメタルバンドや戦車の無限軌道のように屈曲可能に連結結合させてもよい。また、例えばエラストマ部をフィルムや布にし、インサート成形してもよい。また、例えばPP(ポリプロピレン)など、エラストマ部の範囲を極薄成形できる樹脂で一体成形してもよい。
以上の実施形態においては、カメラとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、カメラを備える携帯電話など他の電子機器であってもよい。
また、実施形態では、FPCとしたが、同軸線等の配線であってもよい。
さらに、筐体、窪み部及び保護カバーの形状等も任意であり、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。
付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
第1の筐体に対し第2の筐体がヒンジを介して回動可能に結合され、第1の筐体と第2の筐体を電気的に接続する配線をヒンジと別の個所に配置して、配線を覆う保護カバーを備える筐体装置であって、
前記保護カバーの一端を前記第1の筐体に、他端を前記第2の筐体にそれぞれ取り付けるとともに、
前記ヒンジの回動、または、前記配線の屈曲動作に追従して、前記保護カバーを屈曲可能に形成したことを特徴とする筐体装置。
<請求項2>
前記第1の筐体には、前記第2の筐体を重ねた状態で前記ヒンジ及び保護カバーを収容する窪み部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の筐体装置。
<請求項3>
前記第1の筐体と前記第2の筐体を重ねた状態において前記保護カバーが前記窪み部に収容された際には、当該保護カバーが折り畳まれて形成される内部空間に、前記配線の一部が収容されることを特徴とする請求項1または2に記載の筐体装置。
<請求項4>
前記保護カバーは、撓曲性材料で帯状に形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の筐体装置。
<請求項5>
前記ヒンジは、前記第1の筐体の取り付けられる第1ヒンジ軸と、前記第2の筐体の取り付けられる第2ヒンジ軸と、これら第1ヒンジ軸及び第2ヒンジ軸を支持するアームと、を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の筐体装置。
<請求項6>
請求項1から5のいずれか一項に記載の筐体装置と、
前記第1の筐体に設けた撮影レンズと、
前記第2の筐体に設けたモニタと、を備えることを特徴とする電子機器。
1a レンズ鏡筒
1b 窪み部
1c 配線導出用のスリット
2 第2の筐体
2c 配線導出用のスリット
3 ヒンジ
3a 第1の筐体側取付部
3b 第2の筐体側取付部
3c アーム
3d 第1ヒンジ軸
3e 第2ヒンジ軸
3f 連結軸
3g フリクションプレート
4 配線
5 保護カバー
5a 回動軸
5b 一端部片
5c 回動軸
5d 他端部片
5e 薄肉成形部
5f 中間部片
Claims (6)
- 第1の筐体に対し第2の筐体がヒンジを介して回動可能に結合され、第1の筐体と第2の筐体を電気的に接続する配線をヒンジと別の個所に配置して、配線を覆う保護カバーを備える筐体装置であって、
前記保護カバーの一端を前記第1の筐体に、他端を前記第2の筐体にそれぞれ取り付けるとともに、
前記ヒンジの回動、または、前記配線の屈曲動作に追従して、前記保護カバーを屈曲可能に形成したことを特徴とする筐体装置。 - 前記第1の筐体には、前記第2の筐体を重ねた状態で前記ヒンジ及び保護カバーを収容する窪み部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の筐体装置。
- 前記第1の筐体と前記第2の筐体を重ねた状態において前記保護カバーが前記窪み部に収容された際には、当該保護カバーが折り畳まれて形成される内部空間に、前記配線の一部が収容されることを特徴とする請求項1または2に記載の筐体装置。
- 前記保護カバーは、撓曲性材料で帯状に形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の筐体装置。
- 前記ヒンジは、前記第1の筐体の取り付けられる第1ヒンジ軸と、前記第2の筐体の取り付けられる第2ヒンジ軸と、これら第1ヒンジ軸及び第2ヒンジ軸を支持するアームと、を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の筐体装置。
- 請求項1から5のいずれか一項に記載の筐体装置と、
前記第1の筐体に設けた撮影レンズと、
前記第2の筐体に設けたモニタと、を備えることを特徴とする電子機器。
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JP2008135248A (ja) * | 2006-11-28 | 2008-06-12 | Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd | ヒンジ構造 |
WO2013136367A1 (ja) * | 2012-03-14 | 2013-09-19 | 三菱電機株式会社 | 電子機器 |
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- 2015-02-04 JP JP2015019860A patent/JP6458518B2/ja not_active Expired - Fee Related
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