JP2016144012A - 変調信号生成装置及び無線装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高調波成分を低減することができる変調信号生成装置及び無線装置を提供すること。
【解決手段】入力信号を変調して出力信号を生成する変調信号生成装置は、互いに並列に接続され、制御信号に基づいて駆動し増幅信号をそれぞれ生成する複数の増幅器と、複数の前記増幅信号を合成し、ステップ状の振幅波形を有する前記出力信号を合成する合成器と、前記入力信号の周期より短い周期で、前記入力信号の振幅値に基づいて駆動する前記増幅器の数を決定する決定部と、前記決定部によって決定された前記増幅器の数、前記入力信号の振幅値及び前記入力信号の振幅値の増減に基づいて前記複数の増幅器のうち駆動させる増幅器を選択し、選択した前記増幅器を駆動させる前記制御信号を生成する制御信号生成部と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、変調信号生成装置及び無線装置に関する。
例えば中波放送のように、キャリア信号にデータ信号を重畳して変調信号を生成し、生成した変調信号を送信する送信方法において、並列に配置された複数の増幅器を有する変調装置を用いて変調信号を生成する方法が知られている。かかる変調装置は、複数の増幅器をキャリア信号の周波数に合わせてオン/オフ制御し、複数の増幅器の各出力を合成することで変調信号を生成する。変調装置がデータ信号の振幅値に応じた台数の増幅器をオン制御することで、振幅変調が施された変調信号が得られる。
しかしながら、上述の変調装置は、キャリア信号の周波数に合わせて複数の増幅器のオン/オフ制御を行っているため、変調信号の信号波形がキャリア信号と同じ周波数を有する矩形波となる。矩形波の変調信号を送信する場合、変調信号から不要な高調波成分を除去するためにバンドパスフィルタが必要となる。
特開2014−68191号公報
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、高調波成分を低減することができる変調信号生成装置及び無線装置を提供することを目的とする。
入力信号を変調して出力信号を生成する変調信号生成装置は、互いに並列に接続され、制御信号に基づいて駆動し増幅信号をそれぞれ生成する複数の増幅器と、複数の前記増幅信号を合成し、ステップ状の振幅波形を有する前記出力信号を合成する合成器と、前記入力信号の周期より短い周期で、前記入力信号の振幅値に基づいて駆動する前記増幅器の数を決定する決定部と、前記決定部によって決定された前記増幅器の数、前記入力信号の振幅値及び前記入力信号の振幅値の増減に基づいて前記複数の増幅器のうち駆動させる増幅器を選択し、選択した前記増幅器を駆動させる前記制御信号を生成する制御信号生成部と、を備える。
第1実施形態にかかる変調信号生成装置を示す図。 第1実施形態にかかる制御信号生成部の構成を示す図。 第1実施形態にかかる変調信号生成装置の各部が生成する信号を示す図。 第1実施形態にかかる制御信号生成部の動作を説明する図。 第1実施形態にかかる変調信号生成装置の各部が生成する信号を示す図。 第1実施形態にかかる変調信号生成装置の変形例を示す図。 第1実施形態にかかる変調信号生成装置の変形例を示す図。 第2実施形態にかかる制御信号生成部の構成を示す図。 第2実施形態にかかる変調信号生成装置の各部が生成する信号を示す図。 第2実施形態にかかる変調信号生成装置の変形例を示す図。 第3実施形態にかかる無線装置を示す図。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる変調信号生成装置及び無線装置の最良な実施の形態を詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1を用いて、第1実施形態にかかる変調信号生成装置10について説明する。図1は本実施形態にかかる変調信号生成装置10を示す図である。変調信号生成装置10は、決定部101、第1、第2の符号判定部102、104、微分算出部103、制御信号生成部105、第1〜第N増幅器106−1〜106−N(N:自然数。以下、増幅器106とも称する。)及び第1〜第N増幅器106−1〜106−Nがそれぞれ出力する第1〜第N増幅信号S106−1〜S106−N(以下、増幅信号S106とも称する。)を合成する合成器107を有する。
決定部101は、入力信号S100の振幅値に基づいて駆動する増幅器106の数を決定する。例えば、決定部101は、入力信号S100が入力されると、入力信号S100の周期T1より短い周期T2(図3参照)における入力信号S100の平均振幅値を算出する。なお、周期T1は、入力信号S100の周期(入力信号S100の周波数の逆数)の2分の1の時間に相当する。
決定部101は、算出した平均振幅値に応じて駆動させる第1〜第N増幅器106−1〜106−Nの台数を決定する。決定部101は、決定した台数を示す信号S101を制御信号生成部105に出力する。なお、駆動する増幅器106の数を決定するための振幅値は、平均振幅値に限らず、例えば周期T2の開始時刻における入力信号S100の振幅値としてもよい。また、具体的な台数の決定方法については、図3を用いて後述する。
第1の符号判定部102は、入力信号S100が入力されると、かかる入力信号S100の振幅値に基づいて入力信号S100の符号を判定する。具体的には、第1の符号判定部102は、入力信号S100の振幅値が正の値である場合、入力信号S100の符号は正であると判定し、振幅値が負の値である場合、入力信号S100の符号は負であると判定する。第1の符号判定部102は、例えば比較器(図示せず)を有し、かかる比較器を用いて基準信号と入力信号S100とを比較することで入力信号S100の符号を判定する。
第1の符号判定部102は、入力信号S100の符号を表す信号S102を生成し、制御信号生成部105に出力する。信号S102は、例えば「+1」が入力信号S100の正の符号を、「−1」が負の符号を表す2値の信号である。
微分算出部103は、入力信号S100を微分して微分値を算出し、微分信号S103を生成する。微分算出部103は、例えば遅延器(図示せず)を有し、入力信号S100が入力されると、かかる入力信号S100を遅延させて微分信号S103を生成する。微分算出部103は、生成した微分信号S103を第2の符号判定部104に出力する。
第2の符号判定部104は、入力信号S100の振幅値が増加しているか減少しているか判定する。第2の符号判定部104は、微分算出部103から微分信号S103を受け取ると、微分信号S103の符号を判定することで入力信号S100の振幅値が増加しているか減少しているか判定する。
具体的には、第2の符号判定部104は、微分信号S103の振幅値が正の値である場合、微分信号S103の符号は正であり、入力信号S100の振幅値は増加していると判定する。また、第2の符号判定部104は、微分信号S103の振幅値が負の値である場合、微分信号S103の符号は負であり、入力信号S100の振幅値は減少していると判定する。第2の符号判定部104は、例えば比較器(図示せず)を有し、かかる比較器を用いて基準信号と微分信号S103とを比較することで微分信号S103の符号を判定する。
第2の符号判定部104は、微分信号S103の符号、すなわち入力信号S100の増減を表す信号S104を生成し、制御信号生成部105に出力する。信号S104は、例えば「+1」が微分信号S103の正の符号、すなわち入力信号S100の増加を表し、「−1」が微分信号S103の負の符号、すなわち入力信号S100の減少を表す2値の信号である。
なお、ここでは、微分算出部103が算出する微分信号S103に基づいて第2の符号判定部104が入力信号S100の増減を判定しているが、必ずしも微分信号S103に基づいて判定しなくともよい。例えば、入力信号S100の周期や最大振幅値といった情報を用いることで、第2の符号判定部104が入力信号S100の増減を判定するようにしてもよい。
制御信号生成部105は、第1〜第N増幅器106−1〜106−Nのオン/オフ制御を行う第1〜第N制御信号S105−1〜S105−N(以下、制御信号S105とも称する。)を生成する。制御信号生成部105は、合成器107で合成する増幅信号S106の数、入力信号S100の振幅値及び入力信号S100の振幅値の増減に基づき、第1〜第N増幅器106−1〜106−Nのうち駆動させる増幅器106を選択する。制御信号生成部105は、決定した増幅器106を駆動させる制御信号S105を生成する。
制御信号生成部105は、決定部101から駆動させる増幅器106の台数を示す信号S101を受け取る。制御信号生成部105は、第1の符号判定部102から入力信号S100の符号を表す信号S102を受け取り、第2の符号判定部104から微分信号S103の符号を表す信号S104を受け取る。
制御信号生成部105は、信号S101、S102、S104の組み合わせに基づいて駆動させる増幅器106を決定する。制御信号生成部105は、例えば信号S102、S104の組み合わせに応じた優先順位Pに従って、信号S101に示される台数の増幅器106を駆動させると決定する。また、制御信号生成部105は、信号S101に基づいて駆動させると決定した増幅器106に正の増幅信号S106を出力させるか、負の増幅信号S106を出力させるか決定する。
制御信号生成部105は、増幅信号S106を出力させると決定した増幅器106をオン制御するために「+C」(C:自然数)の制御信号S105を生成し、負の増幅信号S106を出力させると決定した増幅器106をオン制御するために「−C」の制御信号S105を生成する。また、制御信号生成部105は、駆動させると決定しなかった、すなわち駆動させないと決定した増幅器106をオフ制御するために「0」の制御信号S105を生成する。このように、制御信号生成部105は、「+C、0、−C」の3値の制御信号S105を生成する。
図2に制御信号生成部105の構成例を示す。図2は、本実施形態にかかる制御信号生成部105の構成を示す図である。図2に示す制御信号生成部105は、決定部101が駆動する増幅器106の台数を決定する周期T2(図3参照)と同じ周期で制御信号S105を生成する。図2の例では、制御信号生成部105は、マルチプレクサ901、制御信号選択部902及び第1〜第N乗算器903−1〜903−N(以下、乗算器903とも称する。)を有する。
マルチプレクサ901は、第1の符号判定部102から入力される信号S102及び第2の符号判定部104から入力される信号S104を制御入力とし、K個のベクトル信号p1〜pK(K:自然数。以下、ベクトル信号pとも称する。)をデータ入力とする。
ベクトル信号pは、増幅器106の選択順位を表す信号であり、例えばベクトル信号p1={Y1、Y2、Y3、Y4、Y5}で表される(図3参照)。ここで、ベクトル信号p1〜p4に含まれる「Y1」〜「Y5」は、それぞれ対応する第1〜第5増幅器106−1〜106−5を示す信号であり、数字が増幅器106の番号を示すものとする。例えばY1は第1増幅器106−1を示し、Y3は第3増幅器106−3を示す。
マルチプレクサ901は、第1、第2の判定部102、104から信号S102、S104が入力されると、信号S102、S104に応じてK個のベクトル信号p1〜pKのいずれか1つを優先順位Pとして制御信号選択部902に出力する。以下、マルチプレクサ901によって選択されたベクトル信号p1〜pKを優先順位p1〜pKとも称する。なお、ベクトル信号pを制御信号生成部105が有する記憶部(図示せず)が記憶するようにし、ベクトル信号pがかかる記憶部からマルチプレクサ901へ入力されるようにしてもよい。あるいは、図示しない上位処理部からベクトル信号pが入力されるようにしてもよい。
制御信号選択部902には、マルチプレクサ901から優先順位Pを表すベクトル信号pが入力され、決定部101から駆動する増幅器106の台数を表す信号S101が入力される。制御信号選択部902は、ベクトル信号pが表す優先順位Pが高いものから順に、信号S101が表す台数の増幅器106を駆動する増幅器106として選択する。具体的な選択方法は、図3を用いて後述する。
制御信号選択部902は、選択結果に応じて第1〜第N選択信号S902−1〜S902−N(以下、選択信号S902とも称する。)を生成する。制御信号選択部902は、駆動すると選択した増幅器106に対応する選択信号S902として「C」の信号を生成し、選択しなかった増幅器106、すなわち駆動しないと選択した増幅器106に対応する選択信号S902として「0」の信号を生成する。このように制御信号選択部902は、選択結果に応じて「C、0」の2値の選択信号S902を生成し、乗算器903に出力する。
第1〜第N乗算器903−1〜903−Nには、それぞれ対応する第1〜第N選択信号S902−1〜S902−Nが入力される。また第1〜第N乗算器903−1〜903−Nには、それぞれ入力信号S100の符号を表す信号S102が入力される。
第1〜第N乗算器903−1〜903−Nは、対応する第1〜第N選択信号S902−1〜S902−Nと信号S102とを乗算し、第1〜第N制御信号S105−1〜S105−Nを生成する。第1〜第N乗算器903−1〜903−Nは、生成した第1〜第N制御信号S105−1〜S105−Nを、対応する第1〜第N増幅器106−1〜106−Nそれぞれに出力する。
図1に戻る。第1〜第N増幅器106−1〜106−Nは、対応する第1〜第N制御信号S105−1〜S105−Nに基づいて第1〜第N増幅信号S106−1〜S106−Nを生成する。第1〜第N増幅器106−1〜106−Nは、生成した第1〜第N増幅信号S106−1〜S106−Nを合成器107に出力する。
増幅器106は、「+C」の制御信号S105が入力された場合に、例えば「+C」の増幅信号S106を出力し、「−C」の制御信号S105が入力された場合に「−C」の増幅信号S106を出力する。また増幅器106は、「0」の制御信号S105が入力された場合に「0」の増幅信号S106を出力する。
合成器107は、第1〜第N増幅器106−1〜106−Nから入力される第1〜第N増幅信号S106−1〜S106−Nを合成して出力信号S107を生成する。
次に、図1及び図3を用いて本実施形態にかかる変調信号生成装置10の動作を説明する。図3は、変調信号生成装置10の各部が生成する信号を示す図である。ここでは、増幅器106が5台、すなわちN=5の場合について説明する。
入力信号S100は、決定部101、第1の符号判定部102、微分算出器103に入力される。ここでは、図3に示すように単一周波数で最大振幅値が一定の入力信号S100が入力されるものとする。
入力信号S100は、決定部101によって駆動する増幅器106の台数を表す信号S101に変換される。決定部101は、振幅値が最大の場合、全ての増幅器106を駆動すると決定する。図3に示す区間T106では、決定部101は第1〜第5増幅器106−1〜106−5全てを駆動すると決定し、台数M=5の信号S101を生成する。
また、例えば図3に示す区間T101のように、入力信号S100の振幅値が「0」の場合、決定部101は全ての増幅器106を駆動させないと決定し、台数M=0の信号S101を生成する。このように決定部101は入力信号S100の振幅値に応じて信号S101を生成する。信号S101は制御信号生成部105に出力される。
第1の符号判定部102に入力された入力信号S100は、振幅値が正か負かによって符号が判定される。入力信号S100は、第1の符号判定部102による判定に基づいて信号S102に変換されて制御信号生成部105に出力される。図3に示す入力信号S100が第1の符号判定部102に入力された場合、第1の符号判定部102は入力信号S100の周期の半分の周期T1で符号が反転する信号S102を生成する。
微分算出部103に入力された入力信号S100は、微分演算が施され微分信号S103に変換される。微分信号S103は、第2の符号判定部104に出力される。図3に示す入力信号S100に微分算出部103が微分演算を施すと、単一周波数と同じ周波数であって位相がπ/4ずれた微分信号S103が生成される。
第2の符号判定部104に入力された微分信号S103は、振幅値が正か負かによって符号が判定される。微分信号S103は、第2の符号判定部104による判定に基づいて信号S104に変換されて制御信号生成部105に出力される。図3に示す微分信号S103が第2の符号判定部104に入力された場合、第2の符号判定部104は入力信号S100の周期の半分の周期T1で符号が反転し、信号S102より位相がπ/4ずれた信号S104を生成する。
信号S101、S102、S104は、制御信号生成部105に入力される。制御信号生成部105は、信号S102、S104の組に応じた優先順位Pを選択する。具体的には、信号S102、S104の組が(+1、+1)の場合、制御信号生成部105は、優先順位Pとしてベクトル信号p1={Y1、Y2、Y3、Y4、Y5}を選択する。また、制御信号生成部105は、信号S102、S104の組が(+1、−1)の場合、ベクトル信号p2={Y5、Y4、Y3、Y2、Y1}、(−1、−1)の場合、ベクトル信号p3={Y1、Y2、Y3、Y4、Y5}、(−1、+1)の場合、ベクトル信号p4={Y5、Y4、Y3、Y2、Y1}を選択する。
制御信号生成部105は、信号S102、S104に基づいて優先順位Pを選択する。また、制御信号生成部105は、周期T2の区間ごとに、選択した優先順位Pに含まれる順位の高いものから信号S101が示す数の増幅器106を駆動する増幅器106として決定する。
図3に示す例では、例えば区間T102において、信号S101は「1」を、信号S102、S104はいずれも「+1」を示す信号である。そこで、制御信号生成部105は、信号S102、S104の組(+1、+1)に基づいて優先順位p1={Y1、Y2、Y3、Y4、Y5}を選択する。次に、制御信号生成部105は、信号S101に基づいて優先順位p1の順位が高いものから順に1台の増幅器106を選択する。すなわち制御信号生成部105は、第1増幅器106−1を駆動させると決定する。
制御信号生成部105は、信号S102に基づき、駆動すると決定した第1増幅器106−1を制御する第1制御信号S105−1を生成する。具体的には、信号S102が「+1」であることから、「+C」の第1制御信号S105−1を生成する。また制御信号生成部105は、第2〜第5増幅器106−2〜106−5を駆動させないと決定し、「0」の第2〜第5制御信号S105−2〜105−5を生成する。
また、図3の区間T106では、信号S101が「5」となっていることから、制御信号生成部105は優先順位p1の順位が高いものから順に5台の増幅器106を選択する。すなわち制御信号生成部105は、第1〜第5増幅器106−1〜106−5を駆動させると決定し、「+C」の第1〜第5制御信号S105−1〜S105−5を生成する。
次に、図3の区間T107では、信号S104が「+1」から「−1」に変化する。そこで、制御信号生成部105は、信号S102、S104の組(+1、−1)に基づいて優先順位p2={Y5、Y4、Y3、Y2、Y1}を選択する。制御信号生成部105は優先順位p2の順位が高いものから順に5台の増幅器106を選択する。すなわち制御信号生成部105は、第1〜第5増幅器106−1〜106−5を駆動させると決定し、「+C」の第1〜第5制御信号S105−1〜S105−5を生成する。
図3に示す区間T115では、信号S101が「2」、信号S102が「−1」、信号S104が「−1」である。そこで、制御信号生成部105は、信号S102、S104の組(−1、−1)に基づいて優先順位p3={Y1、Y2、Y3、Y4、Y5}を選択する。制御信号生成部105は、信号S101に基づいて優先順位p3の順位が高いものから順に2台の増幅器106を選択する。すなわち制御信号生成部105は、第1、第2増幅器106−1、106−2を駆動させると決定する。
制御信号生成部105は、信号S102に基づき、駆動すると決定した第1、第2増幅器106−1、106−2をそれぞれ制御する第1、第2制御信号S105−1、S105−2を生成する。具体的には、信号S102が「−1」であることから、「−C」の第1、第2制御信号S105−1、S105−2を生成する。また制御信号生成部105は、第3〜第5増幅器106−3〜106−5を駆動させないと決定し、「0」の第3〜第5制御信号S105−3〜S105−5を生成する。
制御信号生成部105が生成した制御信号S105に基づいて増幅器106が駆動し、増幅信号S106をそれぞれ生成する。各増幅器106が生成した増幅信号S106を合成器107が合成すると、図3に示すようにステップ状の振幅波形を有する出力信号S107が得られる。
このように、変調信号生成装置10は、入力信号S100の周期T1より短い周期T2で決定部101が駆動させる増幅器106を決定し、制御信号生成部105が制御信号S105を生成する。これにより、合成器107はステップ状の振幅波形を有する出力信号S107を合成することができ、変調信号生成装置10はバンドパスフィルタを用いなくとも出力信号S107の高調波成分を抑制することができる。
次に、図3及び図4を用いて制御信号生成部105が複数の優先順位Pに基づいて駆動する増幅器106を決定する点について説明する。図4は、本実施形態にかかる制御信号生成部105の動作を説明するための図である。
図4を用いて、本実施形態にかかる制御信号生成部105が仮に1つの優先順位P1に基づいて駆動する増幅器106を決定する場合について説明する。なお、図4では優先順位P1は、ベクトル信号p1={Y1、Y2、Y3、Y4、Y5}で表されるものとする。なお、図4に示すように、優先順位P1にのみ基づいて駆動する増幅器106を決定する場合、制御信号生成部105はどの優先順位Pを用いるか決定する必要がないため、微分信号S103及び信号S102は不要となる。
図4の各区間における制御信号生成部105の動作について説明する。まず、区間T201では、信号S101は「1」となっている。そこで、制御信号生成部105は、優先順位P1に基づいて1台の増幅器106(ここでは、第1増幅器106−1)を選択する。次に、制御信号生成部105は、入力信号S100の符号が正であることから「+C」の第1制御信号S105−1を生成する。
同様に、区間T207において、信号S101は「5」となっている。そこで、制御信号生成部105は、優先順位P1に基づいて5台の増幅器106(ここでは、第1〜第5増幅器106−1〜106−5)を選択する。次に、制御信号生成部105は、入力信号S100の符号が正であることから「+C」の第1〜第5制御信号S105−1〜S105−5を生成する。
図4のように優先順位P1が1つの場合、区間T207において入力信号S100の振幅値が減少しているにもかかわらず、制御信号生成部105は優先順位P1に基づいて駆動する増幅器106を決定する。したがって、例えば区間T211では信号S101は「2」となっており、制御信号生成部105は、優先順位P1に基づいて2台の増幅器106(ここでは、第1、第2増幅器106−1、106−2)を選択する。
このように、制御信号生成部105が1つの優先順位P1に基づいて駆動する増幅器106を決定した場合、第1増幅器106−1の駆動時間が最も長くなり、第5増幅器106−5の駆動時間が最も短くなる。増幅器106は駆動時間に比例して発熱量が増え故障しやすくなる。図4に示すように優先順位P1が1つの場合、増幅器106の各駆動時間にばらつきが生じやすくなり、特定の増幅器106が故障しやすくなる。
一方、図3に示すように、本実施形態の制御信号生成部105は、入力信号S100の振幅値及び入力信号S100の増減に応じた複数の優先順位Pに基づいて駆動する増幅器106を決定している。これにより、増幅器106の各駆動時間のばらつきを小さくすることができ、特定の増幅器106の発熱量が大きくならないようにすることができる。これにより特定の増幅器106の故障を抑制することができ、増幅器106の長寿命化や増幅器106の発熱を冷却する冷却装置の小型化を実現できる。
また、図4に示す例では、第5増幅器106−5の駆動時間が最も短い、すなわち第5制御信号S105−5のパルス幅が最も短い。増幅器106は制御信号S105によってオン/オフ制御される。このため、制御信号S105のパルス幅が短いほどオン/オフ制御によるスイッチの切り替えに起因して増幅信号S106の歪みが大きくなる可能性がある。
一方、本実施形態の制御信号生成部105は、図3に示すように、上述したように複数の優先順位Pを用いていることから、増幅器106の各駆動時間のばらつきを小さくすることができるとともに、制御信号S105のパルス幅のばらつきを小さくすることができる。これにより、特定の制御信号S105のパルス幅が短くなりにくくなり、増幅器106のスイッチの切り替えに起因する増幅信号S106の歪みを小さくすることができる。
次に、図5を用いて振幅が変調された入力信号S100が入力された場合の変調信号生成装置10の動作について説明する。図5は、変調信号生成装置10の各部が生成する信号を示す図である。なお、変調信号生成装置10に振幅変調された入力信号S100が入力される点を除き、その他の構成、動作は図1及び図3に示す変調信号生成装置10と同じである。
図5の各区間における制御信号生成部105の動作について説明する。区間T306において、決定部101は、信号S101に示すように入力信号S100に基づいて増幅器106の駆動台数を「3」とする。また、第1の符号判定部102は入力信号S100の符号を正と判定し「+1」の信号S102を生成し、第2の符号判定部104は微分信号S103の符号が正であることから入力信号S100が増加していると判定し「+1」の信号S104を生成する。
制御信号生成部105は、信号S102、S104の組(+1、+1)に基づいてベクトル信号p1={Y1、Y2、Y3、Y4、Y5}を選択し、かかる優先順位に基づいて3台の増幅器106(ここでは第1〜第3増幅器106−1〜106−3)を選択する。制御信号生成部105は、信号S102に基づき、「+C」の第1〜第3制御信号S105−1〜S105−3を生成する。
区間T306の次の区間T307(図5参照)では、微分信号S103の符号が正から負へと反転している。そのため、区間T307では信号S104が「−1」となる。そこで、制御信号生成部105は、信号S102、S104の組(+1、−1)に基づいてベクトル信号p2={Y5、Y4、Y3、Y2、Y1}を選択し、かかる優先順位に基づいて3台の増幅器106(ここでは第3〜第5増幅器106−3〜106−5)を選択する。制御信号生成部105は、信号S102に基づき、「+C」の第3〜第5制御信号S105−3〜S105−5を生成する。
次に、図5の区間T320では、信号S101が「4」、信号S102が「−1」、信号S104が「−1」となっている。そこで、制御信号生成部105は、信号S102、S104の組(−1、−1)に基づいてベクトル信号p3={Y1、Y2、Y3、Y4、Y5}を選択する。制御信号生成部105は、信号S101に基づいてベクトル信号p3に含まれる優先順位が高いものから順に4台の増幅器106を選択する。すなわち制御信号生成部105は、第1〜第4増幅器106−1〜106−4を駆動させると決定する。制御信号生成部105は、信号S102に基づき、「+C」の第1〜第4制御信号S105−1〜S105−4を生成する。
このように、入力信号S100が振幅変調された信号であっても、本実施形態にかかる変調信号生成装置10は、パルス状の振幅波形を有する出力信号S107を生成することができる。また、振幅変調された入力信号S100であっても、制御信号生成部105が複数の優先順位に応じて駆動させる増幅器106を決定することで、増幅器106の各駆動時間及び制御信号S105のパルス幅のばらつきを抑制することができる。
以上のように、本実施形態にかかる変調信号生成装置10は、パルス状の振幅波形を有する出力信号S107を生成することで、バンドパスフィルタを用いずに高調波成分を低減することができる。また、変調信号生成装置10は、複数の優先順位に基づいて駆動させる増幅器106を決定することで、増幅器106の各駆動時間及び制御信号S105のパルス幅のばらつきを抑制することができ、増幅器106の故障やスイッチングによる増幅信号S106の歪みを抑制することができる。
(変形例1)
図6を用いて本実施形態にかかる変形例1を説明する。図6は、本変形例にかかる変調信号生成装置10の各部が生成する信号を示す図である。なお、本変形例にかかる変調信号生成装置10の構成及び動作は、駆動する増幅器106を決定する時に用いる優先順位Pを除き、図1、図3に示す変調信号生成装置10と同じである。
第1実施形態に示す優先順位Pは、信号S102、S104の組のうち微分信号S103の符号が正である組(+1、+1)、(−1、+1)に対応する優先順位p1、p3が、微分信号S103の符号が負である信号S102、S104の組(+1、−1)、(−1、−1)に対応する優先順位p2、p4を反転した順位となっている。
すなわち、図3に示す変調信号生成装置10では、ベクトル信号p1、p3が同じ信号(p1=p3={Y1、Y2、Y3、Y4、Y5})であり、ベクトル信号p2、p4が同じ信号(p2=p4={Y5、Y4、Y3、Y2、Y1})である。また、ベクトル信号p1、p3は、ベクトル信号p2、p4の優先順位を反転した順位となっている。
一方、図6に示す優先順位Pは、信号S102、S104の組のうち微分信号S103の符号が正である組(+1、+1)、(−1、+1)に対応する優先順位p1、p3が、信号S102、S104の組のうち微分信号S103の符号が負である組(+1、−1)、(−1、−1)に対応する優先順位p2、p4を反転した順位となっていない。
すなわち、図6に示す変調信号生成装置10では、優先順位p1、p3が同じベクトル信号(p1=p3={Y1、Y2、Y3、Y4、Y5})であり、優先順位p2、p4が同じベクトル信号(p2=p4={Y4、Y5、Y2、Y3、Y1})である。また、ベクトル信号p1、p3は、ベクトル信号p2、p4の優先順位を反転した順位({Y1、Y3、Y2、Y5、Y4})と異なる順位となっている。
図6の区間ごとの制御信号生成部105の動作について説明する。例えば図6の区間T311では、信号S101、すなわち増幅器106の駆動台数が「3」、信号S102が「+1」、信号S104が「−1」となっている。そこで、制御信号生成部105は、信号S102、S104の組(+1、−1)に基づいてベクトル信号p2={Y4、Y5、Y2、Y3、Y1}を選択する。制御信号生成部105は、信号S101に基づいてベクトル信号p2に含まれる優先順位が高いものから順に3台の増幅器106を選択する。すなわち制御信号生成部105は、第2、第4、第5増幅器106−2、106−4、106−5を駆動させると決定する。
制御信号生成部105は、信号S102に基づき、駆動すると決定した第2、第4、第5増幅器106−2、106−4、106−5をそれぞれ制御する第2、第4、第5制御信号S105−2、S105−4、S105−5を生成する。具体的には、信号S102が「+1」であることから、「+C」の第2、第4、第5制御信号S105−2、S105−4、S105−5を生成する。
なお、図6では、優先順位p1、p3が同じベクトル信号(p1=p3={Y1、Y2、Y3、Y4、Y5})であり、優先順位p2、p4が同じベクトル信号(p2=p4={Y4、Y5、Y2、Y3、Y1})である場合について説明したが、優先順位p1〜p4はこれに限られない。すなわち信号S102、S104の組に対応する優先順位p1〜p4が、組ごとに異なる順位であっても良い。
ここで、図7を用いて優先順位p1〜p4がそれぞれ異なる順位である場合について説明する。図7に示す変調信号生成装置10では、優先順位p1={Y1、Y2、Y3、Y4、Y5}、p2={Y2、Y4、Y1、Y5、Y3}、p3={Y1、Y3、Y5、Y2、Y4}、p4={Y4、Y2、Y5、Y3、Y1}としている。
この場合、例えば図7の区間T411において、信号S101、すなわち増幅器106の駆動台数が「3」、信号S102が「+1」、信号S104が「−1」となっており、制御信号生成部105は、信号S102、S104の組(+1、−1)に基づいてベクトル信号p2={Y2、Y4、Y1、Y5、Y3}を選択する。制御信号生成部105は、信号S101に基づいてベクトル信号p2に含まれる優先順位が高いものから順に3台の増幅器106(ここでは、第1、第2、第4増幅器106−1、106−2、106−4)を選択し、「+C」である第1、第2、第4制御信号S105−1、S105−2、S105−4を生成する。
このように、図3に示す優先順位に限らず、複数の優先順位Pを用いることで第1実施形態と同様の効果が得られる。そこで、入力信号S100の種類に応じて優先順位Pを切り替えるようにしてもよい。例えば入力信号S100がモノラル音声信号をキャリア信号に重畳した変調信号である場合は図3に示す優先順位Pを用い、ステレオ音声信号をキャリア信号に重畳した変調信号である場合は図6に示す優先順位Pを用いるようにしてもよい。
制御信号生成部105が入力信号S100の種類によって異なる複数の優先順位Pに基づいて駆動する増幅器106を決定するようにすることで、入力信号S100の種類に応じた特徴に合わせて優先順位Pを選択することができ、増幅器106の各駆動時間のばらつきをさらに抑制することができる。
(第2実施形態)
図8及び図9を用いて、第2実施形態にかかる変調信号生成装置10について説明する。図8は本実施形態にかかる制御信号生成部105を示す図である。図9は、本実施形態にかかる変調信号生成装置10の各部が生成する信号を示す図である。
本実施形態にかかる変調信号生成装置10は、制御信号生成部105が開始位置決定部904をさらに有する点を除き、図1に示す変調信号生成装置10と同じ構成及び動作であるため、同一符号を付し説明を省略する。また、本実施形態にかかる変調信号生成装置10には振幅変調が施された振幅変調信号が入力信号S100として入力される。
図8に示す開始位置決定部904には、決定部101から駆動する増幅器106の台数を表す信号S101、第1の符号判定部102から入力信号S100の振幅値の符号を表す信号S102及び第2の符号判定部104から入力信号S100の振幅値の増減を表す信号S104が入力される。開始位置決定部904は、過去に駆動させると決定した増幅器106の台数、入力信号S100の振幅値及び入力信号S100の増減に基づいて、優先順位Pの開始位置Iを決定する。
開始位置決定部904は、制御信号生成部105が、信号S102、S104の組に対応する優先順位p1〜p4に基づいて駆動する増幅器106を決定している場合において、信号S102、S104の符号が同じ場合、開始位置IをI=1に決定する。
一方、信号S102、S104の符号が異なる場合、前回の組に対応する優先順位Pに基づいて決定した増幅器106の最大数に応じて今回の組に対応する優先順位Pの開始位置Iを変更する。開始位置決定部904は、開始位置Iを制御信号選択部902に出力する。
図9を用いて開始位置Iの決定方法を具体的に説明する。図9に示すように、本実施形態にかかる制御信号生成部105は、4つの組に対応する優先順位p1〜p4に基づいて増幅器106を選択している。すなわち、制御信号生成部105は、区間T10で優先順位p1、区間T20で優先順位p2、区間T30で優先順位p3、区間T40で優先順位p4を選択する。このように区間T10〜T40は、信号S102、104の異なる組に対応する優先順位で規定される区間である。
ここで、区間T10、T30において、信号S102、S104の符号の組は(+1、+1)、(−1、−1)であり、各信号S102、S104が同符号になっている。そこで、開始位置決定部904は、開始位置IをI=1とする。
また、区間T20、T40において、信号S102、S104の符号の組は(+1、−1)、(−1、+1)であり、各信号S102、S104が異符号になっている。そこで、開始位置決定部904は、例えば前回の区間T10で決定部101が決定した複数の増幅器106の数のうち最大の数に応じて今回の区間T20における優先順位Pの開始位置Iを変更する。
具体的に区間T20における開始位置Iの決定方法について述べる。開始位置決定部904は、増幅器106の台数に「1」を加えた値から前回の区間T10で決定された駆動台数の最大値を引いた値を開始位置Iとする。すなわち、開始位置決定部904は、開始位置IをI=N−ME+1(MEは、前回の優先順位Pにおける駆動台数の最大値。ME=1〜5)の式に基づいて算出する。
例えば、図9の区間T20では、1つ前の区間T10における駆動台数の最大値が「3」であることから、I=5−3+1=3となる。そこで、開始位置決定部904は、開始位置I=3である旨を制御信号選択部902に通知する。
図8に戻る。制御信号選択部902には、マルチプレクサ901から優先順位Pを表すベクトル信号pが入力され、決定部101から駆動する増幅器106の台数を表す信号S101が入力される。また、制御信号選択部902には、開始位置決定部904から開始位置Iが通知される。制御信号選択部902は、優先順位Pの順位が高い方からI番目の増幅器106から順に、信号S101が表す台数の増幅器106を駆動する増幅器106として選択する。
図9に示す区間T507を例に、制御信号選択部902による駆動する増幅器106の選択方法について具体的に説明する。区間T507では、信号S101、すなわち増幅器106の駆動台数が「3」、信号S102が「+1」、信号S104が「−1」となっている。また、区間T507では、開始位置Iが「3」となっている。
この場合、制御信号選択部902にはマルチプレクサ901から優先順位P=p2={Y5、Y4、Y3、Y2、Y1}が入力される。また、開始位置Iが「3」であることから、制御信号選択部902は、優先順位p2の3番目の「Y3」を、増幅器106を選択する開始位置Iとし、制御信号選択部902は、優先順位p2の3番目から3台の増幅器106を選択する。すなわち制御信号選択部902は、「Y3」、「Y2」、「Y1」に対応する第1〜第3増幅器106−1〜106−3を選択する。
制御信号選択部902は、第1〜第3増幅器106−1〜106−3を選択する第1〜第3選択信号S903−1〜S903−3を生成する。
なお、例えば区間T507において駆動台数が4台であった場合、制御信号選択部902は、優先順位が最も低い「Y1」に対応する第1増幅器106−1を3台目の増幅器として選択すると、次は最も優先順位が高い「Y5」に対応する第5増幅器106−5を選択する。すなわち、制御信号選択部902は、開始位置Iが通知されると優先順位p2をp2={Y3、Y2、Y1、Y5、Y4}に変更するともいえる。
上述したように、信号S102、S104が同符号の場合に開始位置IをI=1とし、異符号の場合に前回の区間における最大駆動数に応じて開始位置Iを変更することによって、制御信号S105のパルス幅を長くすることができる。これは、信号S102の符号が同じで信号S104が異なる優先順位Pの順位を逆転させており、前回の区間では順位が低かった増幅器106が今回の区間では順位が高くなるためである。
したがって、前回の区間における最大駆動数に応じて開始位置Iを順位が低くなるように変更することで、前回の順位が低く選択されなかった増幅器106、すなわち今回の順位が高い増幅器106が選択されにくくなる。これにより信号S102の符号が変化せず信号S104の符号が変化する区間(例えば区間T10、T20)において同じ増幅器106が選択されやすくなり、制御信号S105のパルス幅が長くなる。
以上のように、本実施形態における変調信号生成装置10は、第1実施形態と同様の効果が得られる。さらに本実施形態における変調信号生成装置10は、前回の区間の増幅器106の駆動台数に応じて今回の区間の優先順位Pの開始位置Iを変更するようにしている。これにより、図9に示すように前回の区間で駆動させた増幅器106を今回の区間でも駆動させることができ、制御信号S105のパルス幅を長くすることができる。これにより、スイッチングによる増幅信号S106の歪みをさらに低減することができる。
(変形例2)
図10を用いて本実施形態にかかる変形例2を説明する。図10は、本変形例にかかる変調信号生成装置10の各部が生成する信号を示す図である。なお、本変形例にかかる変調信号生成装置10の構成及び動作は、駆動する増幅器106を決定する時に用いる優先順位Pを除き、図8、図9に示す変調信号生成装置10と同じである。
第2実施形態に示す優先順位Pは、第1実施形態と同様に、優先順位p1、p3が同じベクトル信号(p1=p3={Y1、Y2、Y3、Y4、Y5})であり、優先順位p2、p4が同じベクトル信号(p2=p4={Y4、Y5、Y2、Y3、Y1})である。また、ベクトル信号p1、p3は、ベクトル信号p2、p4の順位を反転した順位({Y1、Y3、Y2、Y5、Y4})とは異なる順位となっている。
一方、図10に示す優先順位P=p1〜p8は、信号S102、S104の組で決定する区間ごとに異なる順位となっている。具体的には、優先順位p1、p3、p5、p7が互いに異なる順位であり、優先順位p2、p4、p6、p8が互いに異なる順位である。また、優先順位p1は優先順位p2を反転した順位となっており、優先順位p3は優先順位p4を反転した順位となっている。すなわち、信号S102の符号が同じで信号S104の符号が反転すると優先順位Pが反転する。また、信号S102の符号が反転すると優先順位Pが異なる順位となる。
具体的に、図10に示す例では、区間T10において信号S102の符号が「+1」、信号S104の符号が「+1」であり、優先順位Pは、p1={Y5、Y2、Y3、Y1、Y4}となる。一方、区間T20では信号S104の符号が反転し「−1」となり、優先順位Pがp2={Y4、Y1、Y3、Y2、Y5}、すなわち優先順位p1の順位を反転させた順位となる。また、区間T30では、信号S102の符号が反転し「−1」となる。この場合の優先順位p3は、優先順位p1、p2と異なる順位(p3={Y1、Y2、Y3、Y4、Y5})となる。
図10に示す区間T607を例に、制御信号選択部902による駆動する増幅器106の選択方法について具体的に説明する。区間T607では、信号S101、すなわち増幅器106の駆動台数が「3」、信号S102が「+1」、信号S104が「−1」、開始位置Iが「3」となっている。そこで、制御信号生成部105は、信号S102、S104の組(+1、−1)に基づいて優先順位p2={Y4、Y1、Y3、Y2、Y5}を選択する。制御信号生成部105は、信号S101に基づいてベクトル信号p2に含まれる優先順位が3番目に高いものから順に3台の増幅器106を選択する。すなわち制御信号生成部105は、第3、第2、第5増幅器106−3、106−2、106−5を駆動させると決定する。
このように、図9に示す優先順位Pに限らず、複数の優先順位Pを用いることで第2実施形態と同様の効果が得られる。なお、優先順位Pは図9及び図10に示す例に限られない。例えば、図6や図7に示す優先順位Pと同様にしてもよい。あるいは、入力信号S100の種類に応じて優先順位Pを切り替えるようにしてもよい。例えば入力信号S100がモノラル音声信号をキャリア信号に重畳した変調信号である場合は図9に示す優先順位Pを用い、ステレオ音声信号をキャリア信号に重畳した変調信号である場合は図10に示す優先順位Pを用いるようにしてもよい。
(第3実施形態)
図11は、第3実施形態にかかる無線装置1を示す図である。本実施形態にかかる無線装置1は、データ生成部20、変調部30、第1実施形態にかかる変調信号生成装置10及びアンテナ部40を備える。ここでは、無線装置1は、第1実施形態にかかる変調信号生成装置10を備えているが他の実施形態及び他の変形例に示す変調信号生成装置10を備えるようにしてもよい。
データ生成部20は、図示しない上位層からの指示に従い,無線装置1から送信する送信データを生成する。データ生成部20は生成した送信データを変調部30に出力する。変調部30は送信データを変調して第1変調信号を生成する。図11の変調部30は例えば送信データに振幅変調を施して第1変調信号を生成する。変調部30は第1変調信号を変調信号生成装置10に出力する。
変調信号生成装置10は、第1変調信号が入力されると、第1変調信号を入力信号S100として変調し、出力信号S107を生成する。変調信号生成装置10が出力信号を生成する方法は第1実施形態と同じであるため説明を省略する。変調信号生成装置10は、生成した出力信号S107を第2変調信号としてアンテナ部40に出力する。
アンテナ部40は、第2変調信号が入力されると、アンテナを介して第2変調信号を送信する。なお、図11では、アンテナ部40はアンテナのみを有する構成を示しているが、アンテナ部40の構成はこれに限られない。例えばアンテナ部40が増幅器やフィルタを有する構成としてもよい。
以上のように、本実施形態にかかる無線装置1は、変調信号生成装置10が第1変調信号を変調することで、第1実施形態と同様にバンドパスフィルタを用いずに高調波成分を低減することができる。また、無線装置1の変調信号生成装置10が複数の優先順位Pに基づいて駆動させる増幅器106を決定することで、増幅器106の長寿命化や冷却装置の小型化が実現できるとともに、増幅器106のスイッチングによる増幅信号S106の歪みを抑制することができる。さらに、冷却装置の小型化が実現できることで、無線装置1を小型化することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施される。ことが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 無線装置
10 変調信号生成装置
20 データ生成部
30 変調部
40 アンテナ部
101 決定部
102、104 符号判定部
103 微分算出部
105 制御信号生成部
106 増幅器
107 合成器
901 マルチプレクサ
902 制御信号選択部
903 乗算器
904 開始位置決定部

Claims (6)

  1. 入力信号を変調して出力信号を生成する変調信号生成装置であって、
    互いに並列に接続され、制御信号に基づいて駆動し増幅信号をそれぞれ生成する複数の増幅器と、
    複数の前記増幅信号を合成し、ステップ状の振幅波形を有する前記出力信号を合成する合成器と、
    前記入力信号の周期より短い周期で、前記入力信号の振幅値に基づいて駆動する前記増幅器の数を決定する決定部と、
    前記決定部によって決定された前記増幅器の数、前記入力信号の振幅値及び前記入力信号の振幅値の増減に基づいて前記複数の増幅器のうち駆動させる増幅器を選択し、選択した前記増幅器を駆動させる前記制御信号を生成する制御信号生成部と、
    を備える変調信号生成装置。
  2. 前記入力信号の微分値を算出する微分値算出部をさらに備え、
    前記制御信号生成部は、
    前記入力信号の振幅値の符号及び前記微分値の符号の組に対応する優先順位に基づいて駆動させる前記増幅器を選択する請求項1に記載の変調信号生成装置。
  3. 前記微分値の符号が正である前記組に対応する優先順位は、前記微分値の符号が負である前記組に対応する優先順位を反転した順位である請求項2に記載の変調信号生成装置。
  4. 前記組に対応する優先順位は、前記組ごとに異なる順位である請求項2または3に記載の変調信号生成装置。
  5. 前記決定部は、異なる前記組に対応する優先順位で規定される区間で複数の前記増幅器の数を決定し、
    前記制御信号生成部は、前回の前記区間において決定された前記増幅器の数のうち最大の数に応じて今回の前記区間における前記組に対応する優先順位の開始位置を変更する請求項2乃至請求項4のいずれか一項に記載の変調信号生成装置。
  6. 送信データから送信信号を生成する信号生成部と、
    前記送信信号を変調して第1変調信号を生成する変調部と、
    前記第1変調信号を変調して第2変調信号を生成する変調信号生成装置と、
    前記第2変調信号を送信するアンテナ部と、
    を備え、
    前記変調信号生成装置は、
    互いに並列に接続され、制御信号に基づいて増幅信号を生成する複数の増幅器と、
    複数の前記増幅信号を合成し、ステップ状の振幅波形を有する前記第2変調信号を合成する合成器と、
    前記第1変調信号の振幅値に基づいて前記合成器によって合成する前記増幅信号の数を決定する決定部と、
    前記決定部によって決定された前記増幅信号の数、前記第1変調信号の振幅値及び前記第1変調信号の振幅値の増減に基づいて前記複数の増幅器のうち駆動させる増幅器を選択し、選択した前記増幅器を駆動させる前記制御信号を生成する制御信号生成部と、
    を備える無線装置。
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