JP2020150438A - データ生成回路及び送信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 FFEのためのデータを生成する簡単な構成のデータ生成回路及び送信装置を提供すること。【解決手段】 実施形態によるデータ生成回路は、保持回路と、第1選択回路と、第2選択回路と、を具備する。前記保持回路は、異なる複数のデータを保持し、位相が異なるクロック信号に応じて前記複数のデータを互いに異なる位相で出力する。前記第1選択回路は、前記保持回路から出力される前記複数の中から第1データをそれぞれ異なるタイミングで1つずつ選択して、選択された前記第1データを複数含む第1データ系列を出力する。前記第2選択回路は、前記保持回路から出力される前記複数のデータの中から前記第1選択回路により選択される前記第1データとは位相が異なる第2データをそれぞれ前記異なるタイミングで1つずつ選択して、選択された前記第2データを複数含む第2データ系列を出力する。【選択図】 図3
Description
本発明の実施形態はデータ生成回路及び送信装置に関する。
PCI Express(登録商標)(PCIe(登録商標)とも称する)、Serial Advanced Technology Attachment(SATA)(登録商標)等の高速シリアルインターフェースが開発されている。
送信装置は、パラレル信号をシリアル信号に変換することにより、高周波数のシリアル信号を生成している。伝送周波数がパラレル/シリアル変換で対応できない高周波数になると、2つのシリアル信号を入力し、入力された2つのシリアル信号を交互に選択して出力するMUX(Multiplexor)回路(2to1 MUX回路とも称する)を用いて高周波数化されている。
送信装置は、パラレル信号をシリアル信号に変換することにより、高周波数のシリアル信号を生成している。伝送周波数がパラレル/シリアル変換で対応できない高周波数になると、2つのシリアル信号を入力し、入力された2つのシリアル信号を交互に選択して出力するMUX(Multiplexor)回路(2to1 MUX回路とも称する)を用いて高周波数化されている。
一方、伝送周波数の高周波化に伴い、伝送中の信号の振幅、特に高周波成分が減衰し、伝送中の信号波形が劣化する可能性がある。そのため、送信装置は、伝送中の信号波形の劣化を予め補償するフィードフォワードイコライザ(以下、FFEと称する)を備えることがある。FFEは送信データの振幅を増幅する。どの程度増幅するかは、その時点での送信データに依存する。ある時点での送信データ(メインカーソルと称する)を利用して時間的に前後する送信データの振幅を制御する。メインカーソルを利用して時間的に前の送信データの振幅を制御することをプレカーソル(Pre Cursor)FFEと称し、メインカーソルを利用して時間的に後の送信データの振幅を制御することをポストカーソル(Post Cursor)FFEと称する。このため、FFEには、メインカーソルに加えて、ポストカーソルFFEのためのポストカーソル、プレカーソルFFEのためのプレカーソルを生成するデータ生成回路が必要である。
伝送周波数がさらに高周波数化されると、2to1 MUX回路の代わりに、4つのシリアル信号を入力し、入力された4つのシリアル信号を順次選択して出力するMUX回路(4to1 MUX回路とも称する)を用いて高周波数化することが考えられている。しかし、4to1 MUX回路は2to1 MUX回路に比べてMUX回路の前段の信号線が倍であるので、データ生成回路の回路規模が大きくなり、消費電力も増大する。
本発明の目的は、FFEのためのデータを生成する簡単な構成のデータ生成回路及び送信装置を提供することである。
実施形態によるデータ送信装置は、保持回路と、第1選択回路と、第2選択回路と、を具備する。前記保持回路は、異なる複数のデータを保持し、位相が異なるクロック信号に応じて前記複数のデータを互いに異なる位相で出力する。前記第1選択回路は、前記保持回路から出力される前記複数のデータの中から第1データそれぞれ異なるタイミングで1つずつ選択して、選択された前記第1データを複数含む第1データ系列を出力する。前記第2選択回路は、前記保持回路から出力される前記複数のデータの中から前記第1選択回路により選択される前記第1データとは位相が異なる第2データをそれぞれ前記異なるタイミングで1つずつ選択して、選択された前記第2データを複数含む第2データ系列を出力する。
以下、図面を参照して、実施形態を説明する。以下の説明は、実施形態の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、実施形態の技術的思想は、以下に説明する構成要素の構造、形状、配置、材質等に限定されるものではない。当業者が容易に想到し得る変形は、当然に開示の範囲に含まれる。説明をより明確にするため、図面において、各要素のサイズ、厚み、平面寸法又は形状等を実際の実施態様に対して変更して模式的に表す場合もある。複数の図面において、互いの寸法の関係や比率が異なる要素が含まれることもある。複数の図面において、対応する要素には同じ参照数字を付して重複する説明を省略する場合もある。いくつかの要素に複数の呼称を付す場合があるが、これら呼称の例はあくまで例示であり、これらの要素に他の呼称を付すことを否定するものではない。また、複数の呼称が付されていない要素についても、他の呼称を付すことを否定するものではない。なお、以下の説明において、「接続」は直接接続のみならず、他の要素を介して接続されることも意味する。
[第1実施形態]
図1は実施形態によるデータ生成回路を含む送信装置の構成の一例を示すブロック図である。
送信データ(TXデータとも称する)生成器12は送信する情報に応じた複数ビットの送信データ(パラレルデータ)を生成し、クロック信号に同期して複数ビットの送信データをパラレルに出力する。送信データの変調方式は種々あるが、ここでは、例えば、NRZ(Non-Return-to-Zero)変調方式が採用されるとする。また、例えば、送信データ生成器12は1GHzのクロック信号に同期して16ビットの送信データをパラレルに出力する。なお、上記した送信データの変調方式、クロック周波数、ビット数はあくまでも一例であり、これ以外のものでも良い。
図1は実施形態によるデータ生成回路を含む送信装置の構成の一例を示すブロック図である。
送信データ(TXデータとも称する)生成器12は送信する情報に応じた複数ビットの送信データ(パラレルデータ)を生成し、クロック信号に同期して複数ビットの送信データをパラレルに出力する。送信データの変調方式は種々あるが、ここでは、例えば、NRZ(Non-Return-to-Zero)変調方式が採用されるとする。また、例えば、送信データ生成器12は1GHzのクロック信号に同期して16ビットの送信データをパラレルに出力する。なお、上記した送信データの変調方式、クロック周波数、ビット数はあくまでも一例であり、これ以外のものでも良い。
PISO(Parallel In Serial Out)回路14は、送信データを、伝送周波数に限りなく近い高周波数までさらにアップコンバートする。なお、PISO回路14の出力はシリアルデータでもパラレルデータでもよく、ここでは、PISO回路14はパラレルデータを出力するとする。例えば、PISO回路14は、4GHzのクロック信号に基づいて16ビットのパラレルデータを4ビットのパラレルデータに変換する。これにより、1Gbpsのパラレルデータが4Gbpsのパラレルデータに変換され、その変調速度が4倍される。
PISO回路14から出力された4ビットの送信データD[3:0]は4to1 MUX回路16に供給される。例えば、4to1 MUX回路16には4GHzのクロック信号が供給される。4to1 MUX回路16は4つの(4ビットの)入力信号(パラレルデータ)をクロック信号に応じて順次選択して1つの(1ビットの)送信データ(シリアルデータ)を出力する。これにより、4to1 MUX回路16は送信データの変調速度を4倍する。4to1 MUX回路16が出力する1ビットの送信データはFFEのためのメインカーソルである。詳細は後述するが、4to1 MUX回路16はポストカーソルも出力する。
4to1 MUX回路16から出力されたメインカーソルとポストカーソルは送信機18に供給される。送信機18は、コントローラ22とドライバ24を含む。ドライバ24の一例は、並列に接続された複数、例えば8個のSST(Source-Series Terminated)ドライバを含む。SSTドライバの一例では、2段積みしたNMOSトランジスタの間と出力との間に抵抗が接続される。コントローラ22はメインカーソルである送信データを、いくつかのSSTドライバを負極性で動作させ、残りのSSTドライバを正極性で動作させることにより、送信データの振幅を制御することができる。コントローラ22は、負極性で動作させるSSTドライバの数をポストカーソルのデータに基づいて決定し、ドライバ24を制御する。これにより、ポストカーソルFFEが実現される。ドライバ24の出力が送信データとして伝送路にシリアルに出力される。
ポストカーソルFFEはいくつかのドライバ24を負極性で駆動することにより、送信データの振幅を制御する。そのため、コントローラ22はポストカーソルのデータを反転するインバータを備え、ポストカーソルのデータの反転信号に応じてドライバ24を駆動する。しかし、コントローラ22がインバータを備える代わりに、4to1 MUX回路16がインバータを備え、極性が反転されたポストカーソルを生成しても良い。
図2は、4to1 MUX回路16の一例の回路図を示す。図3は、図2に示す4to1 MUX回路16の信号波形の一例を示す。4to1 MUX回路16は、4つの送信データと、位相がずれている4つのクロック信号を入力し、4つの送信データを4つのクロック信号それぞれの1周期の期間に亘って保持する。4to1 MUX回路16は、4つのクロック信号の何れか2つから生成した位相がずれている4つのパルス信号に応じて4つの送信データの何れかを選択的に出力する。これにより、送信データの変調速度が4倍される。4to1 MUX回路16は、4つの送信データを保持しているので、保持している送信データの一部分を位相がずれている2つのパルス信号により選択することにより、メインカーソルとポストカーソルを出力することができる。2つのパルス信号は連続(すなわち1つのパルス信号の生成が停止すると、他方のパルス信号の生成が開始する)していれば良く、そのタイミング(すなわち保持されているデータの中で選択される部分の位相)は任意に設定可能である。
図3に示した例では、クロック信号はそれぞれ位相がずれる4つのクロック信号CK_000、CK_090、CK_180、CK_270を含む。クロック信号CK_090はクロック信号CK_000に対して位相が90度遅れている。クロック信号CK_180はクロック信号CK_090に対して位相が90度遅れている。クロック信号CK_270はクロック信号CK_180に対して位相が90度遅れている。クロック信号CK_000はクロック信号CK_270に対して位相が90度遅れている。
クロック信号CK_000、CK_090がANDゲート34aに入力される。ANDゲート34aはスイッチング信号SW_000を出力する。スイッチング信号SW_000のレベルは、クロック信号CK_000、CK_090がともに“1”レベルの期間、“1”レベルである。クロック信号CK_090、CK_180がANDゲート34bに入力される。ANDゲート34bはスイッチング信号SW_090を出力する。スイッチング信号SW_090のレベルは、クロック信号CK_090、CK_180がともに“1”レベルの期間、“1”レベルである。クロック信号CK_180、CK_270がANDゲート34cに入力される。ANDゲート34cはスイッチング信号SW_180を出力する。スイッチング信号SW_180のレベルは、クロック信号CK_180、CK_270がともに“1”レベルの期間、“1”レベルである。クロック信号CK_270、CK_000がANDゲート34dに入力される。ANDゲート34dはスイッチング信号SW_270を出力する。スイッチング信号SW_270のレベルは、クロック信号CK_270、CK_000がともに“1”レベルの期間、“1”レベルである。
このため、例えば、クロック信号CK_000の1周期において、“1”レベルのスイッチング信号SW_270、SW_000、SW_090、SW_180がこの順に異なるタイミングで出力される。例えば、クロック信号CK_090の1周期において、“1”レベルのスイッチング信号SW_000、SW_090、SW_180、SW_270がこの順に異なるタイミングで出力される。例えば、クロック信号CK_180の1周期において、“1”レベルのスイッチング信号SW_090、SW_180、SW_270、SW_000がこの順に異なるタイミングで出力される。例えば、クロック信号CK_270の1周期において、“1”レベルのスイッチング信号SW_180、SW_270、SW_000、SW_090がこの順に異なるタイミングで出力される。
送信データD[3:0]のビット3のDATA[3]、ビット2のDATA[2]、ビット1のDATA[1]、ビット0のDATA[0]がそれぞれフリップフロップ32a、32b、32c、32dに入力される。クロック信号CK_000、CK_090、CK_180、CK_270がそれぞれフリップフロップ32a、32b、32c、32dのクロック信号端子に入力される。送信データD[3:0]のビット3のDATA[3]、ビット2のDATA[2]、ビット1のDATA[1]、ビット0のDATA[0]はそれぞれクロック信号CK_000、CK_090、CK_180、CK_270の立ち上がりタイミングでフリップフロップ32a、32b、32c、32dに取り込まれる。
このため、フリップフロップ32a、32b、32c、32dからそれぞれ位相がずれている送信データDATA_000、DATA_090、DATA_180、DATA_270が出力される。フリップフロップ32aはクロック信号CK_000の立ち上がりに同期して送信データDATA_000を出力する。同様に、フリップフロップ32b、32c、32dはそれぞれクロック信号CK_090、CK_180、CK_270の立ち上がりに同期して送信データDATA_090、DATA_180、DATA_270を出力する。送信データDATA_000は送信データD[3:0]のビット3のDATA[3]に対応し、送信データDATA_090は送信データD[3:0]のビット2のDATA[2]に対応し、送信データDATA_180は送信データD[3:0]のビット1のDATA[1]に対応し、送信データDATA_270は送信データD[3:0]のビット0のDATA[0]に対応する。送信データDATA_090は送信データDATA_000に対して位相が90度遅れている。送信データDATA_180は送信データDATA_090に対して位相が90度遅れている。送信データDATA_270は送信データDATA_180に対して位相が90度遅れている。送信データDATA_000は送信データDATA_270に対して位相が90度遅れている。
送信データDATA_000、DATA_090、DATA_180、DATA_270はそれぞれスイッチ42a、42b、42c、42dを介してMUX回路16から送信機18にメインカーソルとして供給される。スイッチ42a、42b、42c、42dはそれぞれ異なるタイミングのスイッチング信号SW_000、SW_090、SW_180、又はSW_270が“1”レベルの期間オンして、送信データDATA_000、DATA_090、DATA_180、又はDATA_270を4to1 MUX回路16から出力させる。スイッチ42a、42b、42c、42dはそれぞれスイッチング信号SW_000、SW_090、SW_180、SW_270が“0”レベルの期間オフして、送信データDATA_000、DATA_090、DATA_180、DATA_270を4to1 MUX回路16から出力させない。
このため、例えば、クロック信号CK_000の1周期において、スイッチ42d、42a、42b、42cがこの順に異なるタイミングでオンし、DATA_270、DATA_000、DATA_090、DATA_180が4to1 MUX回路16から異なるタイミングで順次出力される。例えば、クロック信号CK_090の1周期において、スイッチ42a、42b、42c、42dがこの順に異なるタイミングでオンし、DATA_000、DATA_090、DATA_180、DATA_270が4to1 MUX回路16から異なるタイミングで順次出力される。例えば、クロック信号CK_180の1周期において、スイッチ42b、42c、42d、42aがこの順に異なるタイミングでオンし、DATA_090、DATA_180、DATA_270、DATA_000が4to1 MUX回路16から異なるタイミングで順次出力される。例えば、クロック信号CK_270の1周期において、スイッチ42c、42d、42a、42bがこの順に異なるタイミングでオンし、DATA_180、DATA_270、DATA_000、DATA_090が4to1 MUX回路16から異なるタイミングで順次出力される。
スイッチ42a、42b、42c、42dを介して出力されたデータは、1本の送信データ系列として送信機18に供給され、送信機18によりメインカーソルとして扱われる。
送信データDATA_000はマルチプレクサ36aの第1入力端子(“0”端子とも称する)と、マルチプレクサ36bの第2入力端子(“1”端子とも称する)にも入力される。送信データDATA_090はマルチプレクサ36bの第1入力端子(“0”端子とも称する)と、マルチプレクサ36cの第2入力端子(“1”端子とも称する)にも入力される。送信データDATA_180はマルチプレクサ36cの第1入力端子(“0”端子とも称する)と、マルチプレクサ36dの第2入力端子(“1”端子とも称する)にも入力される。送信データDATA_270はマルチプレクサ36dの第1入力端子(“0”端子とも称する)と、マルチプレクサ36aの第2入力端子(“1”端子とも称する)にも入力される。
送信データDATA_000はマルチプレクサ36aの第1入力端子(“0”端子とも称する)と、マルチプレクサ36bの第2入力端子(“1”端子とも称する)にも入力される。送信データDATA_090はマルチプレクサ36bの第1入力端子(“0”端子とも称する)と、マルチプレクサ36cの第2入力端子(“1”端子とも称する)にも入力される。送信データDATA_180はマルチプレクサ36cの第1入力端子(“0”端子とも称する)と、マルチプレクサ36dの第2入力端子(“1”端子とも称する)にも入力される。送信データDATA_270はマルチプレクサ36dの第1入力端子(“0”端子とも称する)と、マルチプレクサ36aの第2入力端子(“1”端子とも称する)にも入力される。
マルチプレクサ36a、36b、36c、36dそれぞれの制御端子にはFFEイネーブル信号FFE_ENが入力される。マルチプレクサ36a、36b、36c、36dは、FFEイネーブル信号FFE_ENが“0”レベルの場合、第1入力端子(“0”端子)の信号を選択して出力し、FFEイネーブル信号FFE_ENが“1”レベルの場合、第2入力端子(“1”端子)の信号を選択して出力する。
マルチプレクサ36a、36b、36c、36dの出力はそれぞれスイッチ44a、44b、44c、44dを介して送信機18にポストカーソルとして出力される。スイッチ44a、44b、44c、44dはそれぞれ異なるタイミングのスイッチング信号SW_000、SW_090、SW_180、又はSW_270が“1”レベルの期間オンして、マルチプレクサ36a、36b、36c、又は36dの出力を4to1 MUX回路16から出力させる。スイッチ44a、44b、44c、44dはそれぞれスイッチング信号SW_000、SW_090、SW_180、又はSW_270が“0”レベルの期間オフして、マルチプレクサ36a、36b、36c、又は36dの出力を4to1 MUX回路16から出力させない。
このため、例えば、クロック信号CK_000の1周期において、スイッチ44d、44a、44b、44cがこの順に異なるタイミングでオンし、FFEイネーブル信号FFE_ENが“1”レベルの場合、DATA_180、DATA_270、DATA_000、DATA_090が4to1 MUX回路16から異なるタイミングで順次出力される。FFEイネーブル信号FFE_ENが“1”レベルの場合、スイッチ44d、44a、44b、44cを介して出力されたデータは、1本の送信データ系列として送信機18に供給される、スイッチ44d、44a、44b、44cを介して出力された送信データ系列は、スイッチ42d、42a、42b、42cを介して出力された送信データ系列に対して位相が90度遅れているので、スイッチ44d、44a、44b、44cを介して出力された送信データ系列は送信機18によりポストカーソルとして扱われる。
例えば、クロック信号CK_000の1周期において、スイッチ44d、44a、44b、44cがこの順に異なるタイミングでオンし、FFEイネーブル信号FFE_ENが“0”レベルの場合、DATA_270、DATA_000、DATA_090、DATA_180が4to1 MUX回路16から異なるタイミングで順次出力される。FFEイネーブル信号FFE_ENが“0”レベルの場合、スイッチ44d、44a、44b、44cを介して出力された送信データ系列はメインカーソルと同じである。
例えば、クロック信号CK_090の1周期において、スイッチ44a、44b、44c、44dがこの順に異なるタイミングでオンし、FFEイネーブル信号FFE_ENが“1”レベルの場合、DATA_270、DATA_000、DATA_090、DATA_180が4to1 MUX回路16から異なるタイミングで順次出力される。例えば、クロック信号CK_180の1周期において、スイッチ44b、44c、44d、44aがこの順に異なるタイミングでオンし、FFEイネーブル信号FFE_ENが“1”レベルの場合、DATA_000、DATA_090、DATA_180、DATA_270が4to1 MUX回路16から異なるタイミングで順次出力される。例えば、クロック信号CK_270の1周期において、スイッチ44c、44d、44a、44bがこの順に異なるタイミングでオンし、FFEイネーブル信号FFE_ENが“1”レベルの場合、DATA_090、DATA_180、DATA_270、DATA_000が4to1 MUX回路16から異なるタイミングで順次出力される。
実施形態による4to1 MUX回路16では、フリップフロップ32a、32b、32c、32dが4つのデータDATA[3]、DATA[2]、DATA[1]、DATA[0]をそれぞれ保持する。フリップフロップ32a、32b、32c、32dはそれぞれ位相がずれている4つのクロック信号CK_000、CK_090、CK_180、CK_270の立ち上がりに同期してデータDATA[3]、DATA[2]、DATA[1]、DATA[0]をそれぞれ異なるタイミングで取り込むとともに、保持していた1周期前のデータDATA_000、DATA_090、DATA_180、DATA_270をそれぞれ異なるタイミングで出力する。フリップフロップ32a、32b、32c、32dはそれぞれ各データDATA[3]、DATA[2]、DATA[1]、DATA[0]をクロック信号CK_000、CK_090、CK_180、CK_270の1周期の期間保持し、各データDATA_000、DATA_090、DATA_180、DATA_270をそれぞれ異なるタイミングのクロック信号CK_000、CK_090、CK_180、CK_270の1周期の期間出力する。
このように、実施形態による4to1 MUX回路16は、
4つの異なるデータを保持し、位相がずれている4つのクロック信号に応じて4つのデータを互いに異なる位相で出力する4つのフリップフロップ32a、32b、32c、32dと、
フリップフロップ32a、32b、32c、32dから出力される4つのデータの中から第1データをそれぞれ異なるタイミングで1つずつ選択して、選択された第1データを複数含む第1データ系列を出力するスイッチ42a、42b、42c、42dと、
フリップフロップ32a、32b、32c、32dから出力される4つのデータの中からスイッチ42a、42b、42c、42dにより選択された第1データとは位相が異なる第2データをそれぞれ上記異なるタイミングで1つずつ選択して、選択された第2データを複数含む第2データ系列を出力するマルチプレクサ36a、36b、36c、36dと、スイッチ44a、44b、44c、44dと、
を具備する。
4つの異なるデータを保持し、位相がずれている4つのクロック信号に応じて4つのデータを互いに異なる位相で出力する4つのフリップフロップ32a、32b、32c、32dと、
フリップフロップ32a、32b、32c、32dから出力される4つのデータの中から第1データをそれぞれ異なるタイミングで1つずつ選択して、選択された第1データを複数含む第1データ系列を出力するスイッチ42a、42b、42c、42dと、
フリップフロップ32a、32b、32c、32dから出力される4つのデータの中からスイッチ42a、42b、42c、42dにより選択された第1データとは位相が異なる第2データをそれぞれ上記異なるタイミングで1つずつ選択して、選択された第2データを複数含む第2データ系列を出力するマルチプレクサ36a、36b、36c、36dと、スイッチ44a、44b、44c、44dと、
を具備する。
このため、スイッチ44a、44b、44c、44dから出力されるデータはそれぞれスイッチ42a、42b、42c、42dから出力されるデータに対して位相が90度遅れ、スイッチ42a、42b、42c、42dから出力されるデータがメインカーソルとなり、スイッチ44a、44b、44c、44dから出力されるデータがポストカーソルとなる。
実施形態による4to1 MUX回路16は送信データの変調速度を4倍にするとともに、FFEのためのメインカーソルとポストカーソルを生成することができる。このため、4to1 MUX回路16の前段にメインカーソルとポストカーソルを生成する回路を付加する必要が無い。そのため、転送データの高周波化に伴う消費電力の増加を抑制する事が出来る。
さらに、実施形態による4to1 MUX回路16では、FFEイネーブル信号FFE_ENのレベルにより、マルチプレクサ36a、36b、36c、36dを制御することにより、4to1 MUX回路16からポストカーソル又はメインカーソルを出力させる。すなわち、マルチプレクサ36a、36b、36c、36dがFFEの機能をオン/オフを簡単に切り替えることができる。もしも、FFEの機能のオン/オフを別途設けた切替えスイッチを用いた信号経路の切り替えにより行うとすると、信号経路の切り替えによる伝達時間の差異が出力波形を劣化させるとともに、ジッタを増大させる要因となる。
なお、クロック信号それぞれの位相ずれ、スイッチング信号それぞれの位相ずれの角度は上述した例に限定されず、他の角度が設定されても良い。
[第2実施形態]
第1実施形態にかかる4to1 MUX回路16は、異なる位相の4つのクロック信号に応じてデータを選択するので、クロック信号の1周期において4つの送信データ系列を出力可能であり、メインカーソルとポストカーソルに限らず、プレカーソルも生成可能である。しかし、フリップフロップ32a、32b、32c、32dから出力されるデータDATA_000、DATA_090、DATA_180、DATA_270やマルチプレクサ36a、36b、36c、36dから出力されるデータDATA_270、DATA_000、DATA_090、DATA_180は、1周期の開始付近と終了付近では値が安定していないことがある。そのため、第1実施形態にかかる4to1 MUX回路16は、各周期の中央付近で選択された2つのデータを含むデータ系列をメインカーソルとポストカーソルとして生成している。入力信号数を増やす事で、第1実施形態と同様なMUX回路により、メインカーソルとポストカーソルに加えてメインカーソルより位相が進んでいるプレカーソルも生成することができる。
[第2実施形態]
第1実施形態にかかる4to1 MUX回路16は、異なる位相の4つのクロック信号に応じてデータを選択するので、クロック信号の1周期において4つの送信データ系列を出力可能であり、メインカーソルとポストカーソルに限らず、プレカーソルも生成可能である。しかし、フリップフロップ32a、32b、32c、32dから出力されるデータDATA_000、DATA_090、DATA_180、DATA_270やマルチプレクサ36a、36b、36c、36dから出力されるデータDATA_270、DATA_000、DATA_090、DATA_180は、1周期の開始付近と終了付近では値が安定していないことがある。そのため、第1実施形態にかかる4to1 MUX回路16は、各周期の中央付近で選択された2つのデータを含むデータ系列をメインカーソルとポストカーソルとして生成している。入力信号数を増やす事で、第1実施形態と同様なMUX回路により、メインカーソルとポストカーソルに加えてメインカーソルより位相が進んでいるプレカーソルも生成することができる。
MUX回路の入力信号数を2M(Mは3以上の正の整数)とした第2実施形態を説明する。図4は第2実施形態によるデータ生成回路を含む送信装置の構成の一例を示すブロック図である。
第1実施形態と同様に、送信データ生成器12は送信する情報に応じた複数ビットの送信データを生成し、クロック信号に同期して複数ビットの送信データをパラレルに出力する。送信信号の変調方式は種々あるが、ここでは例えばNRZ(Non-Return-to-Zero)変調方式が採用されているとする。
第1実施形態と同様に、送信データ生成器12は送信する情報に応じた複数ビットの送信データを生成し、クロック信号に同期して複数ビットの送信データをパラレルに出力する。送信信号の変調方式は種々あるが、ここでは例えばNRZ(Non-Return-to-Zero)変調方式が採用されているとする。
送信データはPISO回路14によりアップコンバートされる。PISO回路14は2Mビットの送信データD[2M−1:0]をパラレルで出力する。
PISO回路14から出力された2Mビットの送信データD[2M−1:0]は2Mto1 MUX回路52に供給される。2Mto1 MUX回路52には位相が(360/2M)度ずれている2M個のクロック信号CK[2M−1:0]が供給される。2Mto1 MUX回路52は2Mビットのパラレル送信データを位相がずれている2M個のクロック信号に応じて順次選択して1ビットの送信データを出力する。これにより、2Mto1 MUX回路52は送信データの変調速度を2M倍することが出来る。2Mto1 MUX回路52が出力する1ビットの送信データはFFEのためのメインカーソルである。詳細は後述するが2Mto1 MUX回路52はポストカーソルとプレカーソルも出力する。
PISO回路14から出力された2Mビットの送信データD[2M−1:0]は2Mto1 MUX回路52に供給される。2Mto1 MUX回路52には位相が(360/2M)度ずれている2M個のクロック信号CK[2M−1:0]が供給される。2Mto1 MUX回路52は2Mビットのパラレル送信データを位相がずれている2M個のクロック信号に応じて順次選択して1ビットの送信データを出力する。これにより、2Mto1 MUX回路52は送信データの変調速度を2M倍することが出来る。2Mto1 MUX回路52が出力する1ビットの送信データはFFEのためのメインカーソルである。詳細は後述するが2Mto1 MUX回路52はポストカーソルとプレカーソルも出力する。
2Mto1 MUX回路52から出力されたメインカーソルとポストカーソルとプレカーソルは送信機54に供給される。送信機54は、コントローラ56とドライバ58を含む。ドライバ58は、並列に接続された複数、例えば8個のSSTドライバからなる。コントローラ56は、負極性で動作させるSSTドライバの数をポストカーソルのデータとプレカーソルのデータに基づいて決定し、ドライバ58を制御する。ドライバ58の出力が送信データとして伝送路にシリアルに出力される。
2Mto1 MUX回路52は図2に示した4to1 MUX回路16と同様に構成される。例えば、2Mto1 MUX回路52はクロック信号CK[2M−1:0]の中の選択された2つのクロック信号が供給される2M個のANDゲート(第1実施形態のANDゲート34a、34b、34c、34dと等価)を備える。2M個のANDゲートそれぞれの一方の入力端子にはクロック信号CK[2M−1]、CK[2M−2]、…CK[1]、CK[0]が入力され、他方の入力端子にはクロック信号CK[M]、CK[M−1]、…CK[0]、CK[2M−1]、CK[2M−2]、…CK[M+1]が入力される。2M個のANDゲートは位相がずれているスイッチング信号SW[2M−1:0]を出力する。
2Mto1 MUX回路52は、さらに、
2M個の送信データD[2M−1:0]を保持し、位相がずれている2M個のクロック信号に応じて2M個の送信データD[2M−1:0]を互いに異なる位相で出力する2M個のフリップフロップ(第1実施形態のフリップフロップ32a、32b、32c、32dと等価)と、
ANDゲートから出力されるスイッチング信号SW[2M−1:0]が“1”レベルの期間、2M個のフリップフロップの複数の出力データD[2M−1:0]の中から第1データをそれぞれ異なるタイミングで1つずつ選択して、選択された第1データを複数含む第1データ系列を出力する2M個の第1スイッチ(第1実施形態のスイッチ42a、42b、42c、42dと等価)と、
FFEイネーブル信号が“1”レベルの期間、2M個の中の2つのフリップフロップの出力データの中から上記第1データとは位相が異なる第2データをそれぞれ上記異なるタイミングで1つずつ選択する2M個の第1マルチプレクサ(第1実施形態のマルチプレクサ36a、36b、36c、36dと等価)と、
ANDゲートから出力されるスイッチング信号SW[2M−1:0]が“1”レベルの期間、2M個の第1マルチプレクサの出力データを複数含む第2データ系列を出力する2M個の第2スイッチ(第1実施形態のスイッチ44a、44b、44c、44dと等価)と、
FFEイネーブル信号が“1”レベルの期間、2M個の中の2つのフリップフロップの出力データの中から上記第1データと上記第2データとは位相が異なる第3データをそれぞれ上記異なるタイミングで1つずつ選択するM個の第2マルチプレクサ(第1実施形態のマルチプレクサ36a、36b、36c、36dに対応する)と、
ANDゲートから出力されるスイッチング信号SW[2M−1:0]が“1”レベルの期間、2M個の第2マルチプレクサの出力データを複数含む第3データ系列を出力する2M個の第3スイッチ(第1実施形態のスイッチ44a、44b、44c、44dに対応する)と、
を含む。
2M個の送信データD[2M−1:0]を保持し、位相がずれている2M個のクロック信号に応じて2M個の送信データD[2M−1:0]を互いに異なる位相で出力する2M個のフリップフロップ(第1実施形態のフリップフロップ32a、32b、32c、32dと等価)と、
ANDゲートから出力されるスイッチング信号SW[2M−1:0]が“1”レベルの期間、2M個のフリップフロップの複数の出力データD[2M−1:0]の中から第1データをそれぞれ異なるタイミングで1つずつ選択して、選択された第1データを複数含む第1データ系列を出力する2M個の第1スイッチ(第1実施形態のスイッチ42a、42b、42c、42dと等価)と、
FFEイネーブル信号が“1”レベルの期間、2M個の中の2つのフリップフロップの出力データの中から上記第1データとは位相が異なる第2データをそれぞれ上記異なるタイミングで1つずつ選択する2M個の第1マルチプレクサ(第1実施形態のマルチプレクサ36a、36b、36c、36dと等価)と、
ANDゲートから出力されるスイッチング信号SW[2M−1:0]が“1”レベルの期間、2M個の第1マルチプレクサの出力データを複数含む第2データ系列を出力する2M個の第2スイッチ(第1実施形態のスイッチ44a、44b、44c、44dと等価)と、
FFEイネーブル信号が“1”レベルの期間、2M個の中の2つのフリップフロップの出力データの中から上記第1データと上記第2データとは位相が異なる第3データをそれぞれ上記異なるタイミングで1つずつ選択するM個の第2マルチプレクサ(第1実施形態のマルチプレクサ36a、36b、36c、36dに対応する)と、
ANDゲートから出力されるスイッチング信号SW[2M−1:0]が“1”レベルの期間、2M個の第2マルチプレクサの出力データを複数含む第3データ系列を出力する2M個の第3スイッチ(第1実施形態のスイッチ44a、44b、44c、44dに対応する)と、
を含む。
図5は、このような2Mto1 MUX回路52の信号波形の一例を示す。
クロック信号CK[2M−1]、CK[2M−2]、…CK[0]はそれぞれ位相がずれる。位相のずれは1周期の2M等分に対応する。
クロック信号CK[0]、CK[M+1]が入力されるANDゲートから出力されるスイッチング信号SW[0]は、クロック信号CK[0]、CK[M+1]がともに“1”レベルの期間、“1”レベルとなる。
クロック信号CK[2M−1]、CK[2M−2]、…CK[0]はそれぞれ位相がずれる。位相のずれは1周期の2M等分に対応する。
クロック信号CK[0]、CK[M+1]が入力されるANDゲートから出力されるスイッチング信号SW[0]は、クロック信号CK[0]、CK[M+1]がともに“1”レベルの期間、“1”レベルとなる。
クロック信号CK[2M−1]、CK[M]が入力されるANDゲートから出力されるスイッチング信号SW[2M−1]は、クロック信号CK[2M−1]、CK[M]がともに“1”レベルの期間、“1”レベルとなる。
クロック信号CK[2M−2]、CK[M−1]が入力されるANDゲートから出力されるスイッチング信号SW[2M−2]は、クロック信号CK[2M−2]、CK[M−1]がともに“1”レベルの期間、“1”レベルとなる。 このような3つのスイッチング信号SW[0]、SW[2M−1]、SW[2M−2]を用いれば、第1実施形態と同様に、例えばフリップフロップから1周期において出力される送信データD[2M−1]の1周期の中央付近で、スイッチング信号SW[0]により選択されたデータをプレカーソル、スイッチング信号SW[2M−1]により選択されたデータをメインカーソル、スイッチング信号SW[2M−2]により選択されたデータをポストカーソルとして生成することができる。
クロック信号CK[2M−2]、CK[M−1]が入力されるANDゲートから出力されるスイッチング信号SW[2M−2]は、クロック信号CK[2M−2]、CK[M−1]がともに“1”レベルの期間、“1”レベルとなる。 このような3つのスイッチング信号SW[0]、SW[2M−1]、SW[2M−2]を用いれば、第1実施形態と同様に、例えばフリップフロップから1周期において出力される送信データD[2M−1]の1周期の中央付近で、スイッチング信号SW[0]により選択されたデータをプレカーソル、スイッチング信号SW[2M−1]により選択されたデータをメインカーソル、スイッチング信号SW[2M−2]により選択されたデータをポストカーソルとして生成することができる。
第2実施形態においても、2Mto1 MUX回路52は、保持している送信データの一部分を位相がずれている3つのスイッチング信号により選択することにより、メインカーソルとポストカーソルとプレカーソルを出力する。32つのスイッチング信号は連続していれば良く、そのタイミングは任意に設定可能である。図5の例では、スイッチング信号SW[0]、SW[2M−1]、SW[2M−1]を用いたが、これに限らず、他のタイミングの連続する3つのスイッチング信号を用いても良い。
2Mが大きい場合、3つに限らず、より多数のスイッチング信号を用いて1周期において出力される送信データD[2M−1]の1周期の中央付近で、4つ以上のデータを選択して、複数のプレカーソル、複数のポストカーソルを生成しても良い。
上述の実施形態はNRZ変調を採用した送信装置の例であるが、4値のパルス振幅変調(Pulse Amplitude Modulation:PAM−4とも称する)を採用してもよい。PAM−4の場合、MSB(Most Significant Bit)とLSB(Least Significant Bit)の2ビットを1シンボルとして送信するので、ドライバまでの信号線の数が上述した実施形態による送信装置の2倍である。そのため、データ生成回路を単独に設ける必要が無く、MUX回路がFFEのためのデータを生成することによる消費電力削減効果は大きい。
上述の実施形態はNRZ変調を採用した送信装置の例であるが、4値のパルス振幅変調(Pulse Amplitude Modulation:PAM−4とも称する)を採用してもよい。PAM−4の場合、MSB(Most Significant Bit)とLSB(Least Significant Bit)の2ビットを1シンボルとして送信するので、ドライバまでの信号線の数が上述した実施形態による送信装置の2倍である。そのため、データ生成回路を単独に設ける必要が無く、MUX回路がFFEのためのデータを生成することによる消費電力削減効果は大きい。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
12…送信データ生成器、14…PISO回路、16…MUX回路、18…送信機、22…コントローラ、24…ドライバ、32a,32b,32c,32d…フリップフロップ、36a,36b,36c,36d…マルチプレクサ。
Claims (11)
- 異なる複数のデータを保持し、位相がずれている複数のクロック信号に応じて前記複数のデータを互いに異なる位相で出力する保持回路と、
前記保持回路から出力される前記複数のデータの中から第1データをそれぞれ異なるタイミングで1つずつ選択して、選択された前記第1データを複数含む第1データ系列を出力する第1選択回路と、
前記保持回路から出力される前記複数のデータの中から前記第1選択回路により選択された前記第1データとは位相が異なる第2データをそれぞれ前記異なるタイミングで1つずつ選択して、選択された前記第2データを複数含む第2データ系列を出力する第2選択回路と、
を具備するデータ生成回路。 - 前記保持回路は、複数ビットのパラレルデータの中の各ビットのデータを前記複数のクロック信号の中の各クロック信号の1周期において保持する請求項1記載のデータ生成回路。
- 前記保持回路は、前記複数ビットのパラレルデータの中の各ビットのデータをそれぞれ保持し、保持していた各ビットのデータを、前記複数のクロック信号に基づいて異なる位相でそれぞれ出力する複数のフリップフロップを具備する請求項2記載のデータ生成回路。
- 前記複数のクロック信号の中の位相が隣接する複数のクロック信号対に基づいて複数のスイッチング信号を生成する第1論理回路をさらに具備し、
前記第1選択回路は前記複数のフリップフロップの複数の出力データの中のいずれか1つの出力データを前記複数のスイッチング信号にそれぞれ基づいて順次選択する第1スイッチを具備し、
前記第2選択回路は、
前記複数のフリップフロップの複数の出力データの中の位相が隣接する複数の出力データ対が入力され、前記複数の出力データ対の中の位相が遅れている複数の出力データを選択する第2論理回路と、
前記第2論理回路から出力される複数の出力データの中のいずれか1つの出力データを前記複数のスイッチング信号にそれぞれ基づいて順次選択する第2スイッチと、
を具備する請求項3記載のデータ生成回路。 - 前記第2論理回路には選択制御信号が供給され、
前記第2論理回路は、
前記選択制御信号が供給されている場合、前記複数の出力データ対の中の位相が遅れている複数の出力データを選択し、
前記選択制御信号が供給されていない場合、前記複数の出力データ対の中の位相が進んでいる複数の出力データを選択する請求項4記載のデータ生成回路。 - 前記複数のデータは少なくとも4つのデータを含む請求項1乃至請求項5のいずれか一項記載のデータ生成回路。
- 前記複数のクロック信号は、
第1クロック信号と、
前記第1クロック信号より位相が90度遅れている第2クロック信号と、
前記第2クロック信号より位相が90度遅れている第3クロック信号と、
前記第3クロック信号より位相が90度遅れている第4クロック信号と、を含み、
前記データ生成回路は、
前記第1クロック信号と前記第2クロック信号が入力される第1アンドゲートと、
前記第2クロック信号と前記第3クロック信号が入力される第2アンドゲートと、
前記第3クロック信号と前記第4クロック信号が入力される第3アンドゲートと、
前記第4クロック信号と前記第1クロック信号が入力される第4アンドゲートと、を具備し、
前記保持回路は、
前記第1クロック信号に同期して、第1データを保持し、保持していた第1データを出力する第1フリップフロップと、
前記第2クロック信号に同期して、第2データを保持し、保持していた第2データを出力する第2フリップフロップと、
前記第3クロック信号に同期して、第3データを保持し、保持していた第3データを出力する第3フリップフロップと、
前記第4クロック信号に同期して、第4データを保持し、保持していた第4データを出力する第4フリップフロップと、を具備し、
前記第1選択回路は、
前記第1アンドゲートの出力に応じて導通し、前記第1フリップフロップから出力される前記第1データを通過させる第1スイッチと、
前記第2アンドゲートの出力に応じて導通し、前記第2フリップフロップから出力される前記第2データを通過させる第2スイッチと、
前記第3アンドゲートの出力に応じて導通し、前記第3フリップフロップから出力される前記第3データを通過させる第3スイッチと、
前記第4アンドゲートの出力に応じて導通し、前記第4フリップフロップから出力される前記第4データを通過させる第4スイッチと、を具備し、
前記第2選択回路は、
前記第1フリップフロップから出力される前記第1データと前記第4フリップフロップから出力される前記第4データが入力され、いずれか一方を出力する第1マルチプレクサと、
前記第2フリップフロップから出力される前記第2データと前記第1フリップフロップから出力される前記第1データが入力され、いずれか一方を出力する第2マルチプレクサと、
前記第3フリップフロップから出力される前記第3データと前記第2フリップフロップから出力される前記第2データが入力され、いずれか一方を出力する第3マルチプレクサと、
前記第4フリップフロップから出力される前記第4データと前記第3フリップフロップから出力される前記第3データが入力され、いずれか一方を出力する第4マルチプレクサと、
前記第1アンドゲートの出力に応じて導通し、前記第1マルチプレクサから出力される前記データを通過させる第5スイッチと、
前記第2アンドゲートの出力に応じて導通し、前記第2マルチプレクサから出力される前記データを通過させる第6スイッチと、
前記第3アンドゲートの出力に応じて導通し、前記第3マルチプレクサから出力される前記データを通過させる第7スイッチと、
前記第4アンドゲートの出力に応じて導通し、前記第4マルチプレクサから出力される前記データを通過させる第8スイッチと、を具備する請求項1記載のデータ生成回路。 - 前記第1マルチプレクサと、前記第2マルチプレクサと、前記第3マルチプレクサと、前記第4マルチプレクサには選択制御信号が供給され、
前記選択制御信号が供給されている場合、
前記第1マルチプレクサは前記第4フリップフロップから出力された前記第4データを出力し、
前記第2マルチプレクサは前記第1フリップフロップから出力された前記第1データを出力し、
前記第3マルチプレクサは前記第2フリップフロップから出力された前記第2データを出力し、
前記第4マルチプレクサは前記第3フリップフロップから出力された前記第3データを出力し、
前記選択制御信号が供給されていない場合、
前記第1マルチプレクサは前記第1フリップフロップから出力された前記第1データを出力し、
前記第2マルチプレクサは前記第2フリップフロップから出力された前記第2データを出力し、
前記第3マルチプレクサは前記第3フリップフロップから出力された前記第3データを出力し、
前記第4マルチプレクサは前記第4フリップフロップから出力された前記第4データを出力する請求項7記載のデータ生成回路。 - 前記第2選択回路は、
前記保持回路から出力される前記複数のデータの中からそれぞれ前記異なるタイミングで前記第1選択回路により選択された前記第1データより位相が遅れている複数の第3データを前記第2データとして1つずつ選択して、選択された前記第2データを複数含む第3データ系列と、
前記保持回路から出力される前記複数のデータの中からそれぞれ前記異なるタイミングで前記第1選択回路により選択された前記第1データより位相が進んでいる複数の第4データを前記第2データとして1つずつ選択して、選択された前記第2データを複数含む第4データ系列と、を出力する請求項1記載のデータ生成回路。 - 異なる複数のデータを保持し、位相がずれている複数のクロック信号に応じて前記複数のデータを互いに異なる位相で出力する保持回路と、
前記保持回路から出力される前記複数のデータの中から第1データをそれぞれ異なるタイミングで1つずつ選択して、選択された前記第1データを複数含む第1データ系列を出力する第1選択回路と、
前記保持回路から出力される前記複数のデータの中から前記第1選択回路により選択された前記第1データとは位相が異なる第2データをそれぞれ前記異なるタイミングで1つずつ選択して、選択された前記第2データを複数含む第2データ系列を出力する第2選択回路と、
前記第1選択回路から出力された前記第1データ系列と、前記第2選択回路から出力された前記第2データ系列とを入力し、前記第2データ系列に基づいて前記第1データ系列を補正し、補正後の前記第1データ系列を伝送路に出力する送信機と、
を具備する送信装置。 - 前記第2選択回路は、
前記保持回路から出力される前記複数のデータの中からそれぞれ前記異なるタイミングで前記第1選択回路により選択された前記第1データより位相が遅れている複数の第3データを前記第2データとして1つずつ選択して、選択された前記第2データを複数含む第3データ系列と、
前記保持回路から出力される前記複数のデータの中からそれぞれ前記異なるタイミングで前記第1選択回路により選択された前記第1データより位相が進んでいる複数の第4データを前記第2データとして1つずつ選択して、選択された前記第2データを複数含む第4データ系列と、を出力し、
前記送信機は、
前記第3データ系列と前記第4データ系列に基づいて前記第1データ系列を補正し、補正後の前記第1データ系列を伝送路に出力する請求項10記載の送信装置。
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