JP2016143460A - 照明制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の照明器具に対する定期的な照明制御を簡易に実行する技術を提供する。
【解決手段】指示部44は、照明用通信線14を介して接続された複数の照明器具のそれぞれに対して、点灯あるいは消灯を指示する。設定部50は、指示部44において指示した点灯あるいは消灯の履歴をもとに、一定期間内に2つ以上の照明器具のそれぞれに対する点灯あるいは消灯の指示の組合せが、一定期間よりも長い監視期間においてN(Nは1よりも大きい整数)回発生している場合に、当該2つ以上の照明器具を連動制御グループとして設定する。指示部44は、設定部50において設定した連動制御グループに含まれた1つの照明器具に対して、点灯あるいは消灯を指示すると、当該指示に連動して、連動制御グループに含まれた残りの照明器具に対して、点灯あるいは消灯を指示する。
【選択図】図2

Description

本発明は、オフィスビル等の施設に設置される複数の照明器具を制御する照明制御装置に関する。
オフィスビル等には、多数の照明器具が設置される。多数の照明器具は、信号線を介して伝送ユニットに接続されており、当該信号線には操作端末器も接続されている。ユーザが操作端末器を操作すると、操作端末器は操作データを伝送ユニットに送信する。伝送ユニットは、操作データをもとに制御データを生成し、制御データを送信する。照明器具は、制御データに応じて点灯したり、消灯したりする(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−48859号公報
オフィス等に設置されている照明器具の数が多い場合、それらを操作するための操作端末器が複数設けられていることもある。複数の操作端末器が離れた場所に点在していると、朝・晩等に定期的に複数の照明器具を点灯させたり、消灯させたりする行為は面倒な作業になる。これに対応するために、スケジュール設定によって、複数の照明器具に対する照明制御が自動化されるが、一般的に、スケジュール設定は、システム管理者のみに許可された行為であり、一般ユーザには許可されていない。
本発明はこうした状況に鑑みなされたものであり、その目的は、複数の照明器具に対する定期的な照明制御を簡易に実行する技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の照明制御装置は、照明用通信線を介して接続された複数の照明器具のそれぞれに対して、点灯あるいは消灯を指示する指示部と、指示部において指示した点灯あるいは消灯の履歴をもとに、一定期間内に2つ以上の照明器具のそれぞれに対する点灯あるいは消灯の指示の組合せが、一定期間よりも長い監視期間においてN(Nは1よりも大きい整数)回発生している場合に、当該2つ以上の照明器具を連動制御グループとして設定する設定部とを備える。指示部は、設定部において設定した連動制御グループに含まれた1つの照明器具に対して、点灯あるいは消灯を指示すると、当該指示に連動して、連動制御グループに含まれた残りの照明器具に対して、点灯あるいは消灯を指示する。
本発明の別の態様もまた、照明制御装置である。この装置は、照明用通信線を介して接続された複数の照明器具のそれぞれに対して、点灯あるいは消灯を指示する指示部とを備える。指示部は、2つ以上の照明器具によって照明グループを形成しており、照明グループに含まれた2つ以上の照明器具のそれぞれに対して、点灯あるいは消灯をまとめて指示し、指示部は、指示した点灯あるいは消灯の履歴をもとに、まとめて点灯あるいは消灯を指示した後、打ち消し期間が経過するまでに、2つ以上の照明器具のうちの1つに対して、既に指示した点灯あるいは消灯を打ち消すための新たな指示が、監視期間においてL(Lは1よりも大きい整数)回発生している場合に、新たに指示した照明器具を照明グループから離脱させる。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせ、本発明の表現を方法、装置、システムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、複数の照明器具に対する定期的な照明制御を簡易に実行できる。
本発明の実施例1に係る照明制御システムの構成を示す図である。 図1の照明制御装置の構成を示す図である。 図2の記憶部に記憶された履歴のデータ構造を示す図である。 図2の設定部に記憶された連動制御グループのデータベースのデータ構造を示す図である。 図2の記憶部に記憶された別の履歴のデータ構造を示す図である。 図6(a)−(b)は、図2の照明制御装置による連動制御の手順を示すフローチャートである。 図2の照明制御装置による連動制御の解除手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例2に係る記憶部に記憶された履歴のデータ構造を示す図である。 本発明の実施例3に係る照明制御システムによって制御される照明グループの構成を示す図である。 本発明の実施例3に係る記憶部に記憶された履歴のデータ構造を示す図である。
(実施例1)
本発明を具体的に説明する前に、概要を述べる。本発明の実施例1は、操作端末器、照明器具が信号線を介して照明制御装置に接続されている照明制御システムに関する。照明制御システムでは、ユーザが操作端末器を操作すると、操作端末器は、操作内容が示された信号(以下、「操作信号」という)を照明制御装置に送信する。照明制御装置は、操作信号をもとに、照明器具に対する指示内容が示された信号(以下、「指示信号」という)を生成し、指示信号を照明器具に送信する。照明器具は、指示信号を受信すると、指示内容に応じて、点灯したり、消灯したりする。実施例1では、複数の照明器具に対する定期的な照明制御を簡易に実行するために、次の処理が実行される。
照明制御装置は、指示信号を出力すると、指示信号の内容をデータベースに記憶することによって、指示の履歴を生成する。照明制御装置は、指示の履歴を参照し、一定期間内に複数の指示の組合せが定期的に複数回発生している場合、これらの複数の指示を連動制御グループとして設定する。一定期間内に複数の指示の組合せが定期的に複数回発生している場合とは、例えば、毎朝、ユーザが操作端末器を連続的に操作することによって、複数の照明器具を連続的に点灯させることに相当する。連動制御グループが設定された後、照明制御装置は、連動制御グループに含まれた1つの指示に対応した操作信号を操作端末器から受信し、指示信号を送信すると、残りの指示に対応した指示信号を自動的に送信する。そのため、ユーザにとっては、連動制御グループに含まれた残りの指示に対応した操作が不要になる。
図1は、本発明の実施例1に係る照明制御システム100の構成を示す。照明制御システム100は、照明制御装置10、照明器具12と総称される第1照明器具12a、第2照明器具12b、第3照明器具12c、第4照明器具12d、第X照明器具12x、照明用通信線14、電源16、電源線18、操作端末器20、操作用通信線22、監視装置24、管理装置26、ネットワーク28を含む。
操作端末器20は、オフィスの壁等に設置されており、ユーザからの操作を受けつけるためのスイッチを備える。操作は、後述の照明器具12を点灯させたり、消灯させたりするためのスイッチの押下げである。また、操作端末器20には、複数の照明器具12のそれぞれを制御するために、複数のスイッチを備える。その際、照明器具12とスイッチとが1対1で対応してもよく、1つのスイッチが2つ以上の照明器具12に対応していてもよい。後者は、1つのスイッチに対する操作によって、2つ以上の照明器具12がまとめて点灯したり、消灯したりする。このような2つ以上の照明器具12は、照明グループに含まれているといえる。また、図1では、1つの操作端末器20が示されているが、複数の操作端末器20が設置されてもよい。
操作端末器20は、操作用通信線22に接続される。操作用通信線22は、例えば、2芯の無極性配線である。操作端末器20は、受けつけた操作に応じた操作信号を生成し、操作用通信線22を介して照明制御装置10に操作信号を送信する。操作信号の送信には、例えば、パルス幅変調型のベースバンド伝送方式が使用される。操作信号には、制御対象となる照明器具12に付与されたアドレスデータ、照明器具12を制御するための制御データ等が含まれる。制御データによって、例えば、点灯あるいは消灯が指示される。
照明制御装置10は、操作用通信線22に接続されており、操作用通信線22を介して操作端末器20からの操作信号を受信する。また、照明制御装置10は、受信した操作信号をもとに、複数の照明器具12を制御する。制御は、点灯あるいは消灯である。また、調光であってもよい。このような制御のため、照明制御装置10は、照明用通信線14に接続されており、照明用通信線14を介して複数の照明器具12に接続される。
なお、照明制御装置10と照明器具12とは、照明用通信線14によって直接接続されておらず、照明制御装置10と図示しない通信アダプタ装置とがアダプタ通信線によって接続されており、通信アダプタ装置と照明器具12とが器具通信線によって接続されていてもよい。この場合、アダプタ通信線と器具通信線との組合せが、照明用通信線14に相当する。また、図1では、照明用通信線14と操作用通信線22とは別に設置されているが、これらが共通の通信線であってもよい。
照明制御装置10は、受信した操作信号をもとに指示信号を生成し、照明用通信線14を介して照明器具12に指示信号を送信する。指示信号には、操作信号と同様に、制御対象となる照明器具12に付与されたアドレスデータ、照明器具12を制御するための制御データ等が含まれる。
照明器具12は、照明器具12自体が照明を点灯/消灯させるための装置と、調光するための装置を備える。また、照明器具12には、電源16からの電源線18が接続される。照明器具12は、照明用通信線14に接続され、照明用通信線14を介して照明制御装置10からの指示信号を受信する。指示信号に含まれたアドレスデータが、自らに付与されたアドレスデータに一致すれば、照明器具12は、指示信号に含まれた制御データに応じて、点灯/消灯、および調光を実施する。
管理装置26は、ネットワーク28、例えばイーサネット(登録商標)を介して照明制御装置10に接続される。管理装置26は、例えばサーバで構成される。管理装置26は、照明制御装置10および複数の照明器具12を管理および監視するための装置である。照明器具12は、例えば、複数の照明器具12の消費電力を管理したり、点灯/消灯スケジュールを管理したりする。照明制御システム100に、複数の照明制御装置10が含まれる場合、管理装置26は、それらを制御してもよい。
監視装置24は、ネットワーク28に接続されており、管理装置26と通信可能である。監視装置24は、例えば、PC(Personal Computer)であり、オフィスビルの管理室等に設置される。システム管理者だけが、監視装置24を操作して、点灯/消灯スケジュールを作成し、点灯/消灯スケジュールを管理装置26に記憶させる。管理装置26は、点灯/消灯スケジュールにしたがって、照明器具12に対する点灯/消灯の指示が含まれた制御信号を照明制御装置10に送信する。照明制御装置10は、操作信号を受信した場合と同様に、制御信号をもとに指示信号を生成して送信する。
このような構成において、照明制御装置10は、指示信号の内容をもとに指示の履歴を生成し、指示の履歴を記憶する。照明制御装置10は、指示の履歴をもとに、連動制御グループを設定する。照明制御装置10は、操作端末器20からの操作信号を受信し、操作信号に対応した指示信号を送信する。さらに、照明制御装置10は、操作信号に対応した指示が連動制御グループに含まれる場合、連動制御グループに含まれた残りの指示に関する指示信号を自動的に送信する。照明制御装置10における連動制御については、後述する。
図2は、照明制御装置10の構成を示す。照明制御装置10は、受付部40、通信部42、指示部44、作成部46、記憶部48、設定部50を含む。受付部40は、操作用通信線22に接続されており、操作用通信線22を介して接続された操作端末器20(図示せず)からの操作信号を受けつける。操作信号は、前述のごとく、複数の照明器具12(図示せず)のそれぞれを点灯あるいは消灯させるためのユーザによる操作が示された信号である。受付部40は、操作信号の内容(以下、「操作内容」という)を指示部44、設定部50に出力する。
通信部42は、ネットワーク28に接続されており、ネットワーク28を介して接続された管理装置26(図示せず)からの制御信号を受けつける。制御信号は、前述のごとく、点灯/消灯スケジュールにしたがって、複数の照明器具12のそれぞれを点灯あるいは消灯させるための指示が含まれた信号である。通信部42は、制御信号の内容(以下、「制御内容」という)を指示部44、設定部50に出力する。
指示部44は、受付部40からの操作内容を受けつけるとともに、通信部42からの制御内容を受けつける。ここで、操作内容と制御内容とは同等の情報であるので、以下では、操作内容として説明する。指示部44は、受けつけた操作内容をもとに、指示信号を生成する。指示信号の構成は、前述の通りであり、指示信号は、複数の照明器具12のそれぞれに対して、点灯あるいは消灯を指示するための信号であるといえる。指示部44は、照明用通信線14を介して接続された照明器具12に対して、指示信号を送信する。また、指示部44は、指示信号の内容を作成部46に出力する。
作成部46は、指示部44から、指示信号の内容を受けつける。作成部46は、指示信号の内容を記憶部48に蓄積させることによって、記憶部48に指示の履歴を作成する。この指示の履歴は、指示部44において指示した点灯あるいは消灯の履歴といえる。記憶部48は、指示の履歴をデータベースとして記憶する。図3は、記憶部48に記憶された履歴のデータ構造を示す。図示のごとく、指示の履歴は、日付欄200、時刻欄202、制御対象欄204、制御内容欄206、操作欄208を含む。日付欄200、時刻欄202には、指示を出力した日時が示される。制御対象欄204には、指示信号によって、制御対象となる照明器具12が示される。
ここで、照明グループは、前述のごとく、まとめて点灯させたり、消灯させたりする複数の照明器具12のまとまりである。制御信号には、制御対象となる照明器具12に付与されたアドレスデータが含まれているが、照明グループの場合、照明グループに含まれた複数の照明器具12のそれぞれに付与されたアドレスデータが含まれていればよい。また、照明グループにもアドレスデータを付与し、照明グループに含まれた照明器具12が、照明グループに付与されたアドレスデータを自らのアドレスデータとして処理を実行してもよい。この場合、指示信号には、照明グループに付与されたアドレスデータが含まれる。
制御内容欄206には、制御対象欄204に示された照明器具12に対する制御の内容が示される。具体的に説明すると、照明器具12を点灯させる制御である「ON」と、照明器具12を消灯させる制御である「OFF」とが示される。なお、制御が調光である場合、制御内容欄206には、調光に必要な項目が示される。操作欄208には、操作信号あるいは制御信号の違いが示されるが、ここでは、操作信号だけに説明を限定しているので、「操作端末器」と示される。図2に戻る。
設定部50は、記憶部48に記憶された指示の履歴を参照し、指示の履歴をもとに連動制御グループを設定する。具体的に説明すると、設定部50は、指示の履歴において、一定期間内に2つ以上の照明器具12のそれぞれに対する指示の組合せが、一定期間よりも長い監視期間においてN(Nは1よりも大きい整数)回発生しているかを検索する。例えば、一定期間は「3分間」に設定され、監視期間は「5日間」に設定され、Nは「3」に設定される。図3においては、2014年7月14日17:04から開始される一定期間300内に、第5照明グループに対する消灯の指示と、第1照明グループに対する点灯の指示と、第4照明器具12dに対する消灯の指示とが連続して発生している。つまり、3つの指示が発生している。なお、照明グループに対する指示は、1つの照明器具12に対する指示と見なされる。
また、2014年7月15日17:12から開始される一定期間300内に、第1照明グループに対する点灯の指示と、第5照明グループに対する消灯の指示と、第4照明器具12dに対する消灯の指示とが連続して発生している。つまり、前述の3つの指示が再び発生している。なお、3つの指示の発生順は異なっていてもよい。さらに、2014年7月16日17:12から開始される一定期間300内に、第4照明器具12dに対する消灯の指示と、第1照明グループに対する点灯の指示と、第5照明グループに対する消灯の指示とが連続して発生している。そのため、3つの指示が、「5日間」において3回発生しており、前述の条件が満たされている。
前述の条件において、一定期間300と次の一定期間300との間の間隔に対して、発生周期以内という条件が追加されてもよい。例えば、発生周期は「25時間」に設定される。このような発生周期の設定によって、3つの指示が発生してから、発生周期を超えて次の3つの指示が発生した場合、発生回数のカウントがなされず、指示発生の周期性が重視されることになる。
検出がなされた場合、つまり条件が満たされた場合、設定部50は、複数の指示の対象となる2つ以上の照明器具12を連動制御グループとして設定する。前述の例においては、第1照明グループ、第5照明グループ、第4照明器具12dが連動制御グループとして設定される。特に、第1照明グループに対する点灯の指示と、第5照明グループに対する消灯の指示と、第4照明器具12dに対する消灯の指示が連動制御グループとしてまとめられる。
指示部44は、受付部40からの操作内容を受けつけるとともに、通信部42からの制御内容を受けつける。これまでと同様に、以下では、操作内容として説明する。指示部44は、操作内容に対応した指示が、設定部50において設定した連動制御グループに含まれるかを確認する。これは、設定部50において設定した連動制御グループに含まれた1つの照明器具12に対して、操作内容に対応した指示がなされているかを確認することに相当する。指示部44は、連動制御グループに含まれた照明器具12に対する指示がなされている場合、連動制御グループに含まれた残りの照明器具12に対して、点灯あるいは消灯を指示するために、指示信号を送信する。
図4は、設定部50に記憶された連動制御グループのデータベースのデータ構造を示す。図示のごとく、トリガ欄220、連動制御欄222が含まれる。トリガ欄220には、連動制御開始のトリガとなる指示が示される。連動制御欄222には、トリガに対応した連動制御が示される。これを参照することによって、例えば、指示部44は、操作内容に応じて、第1照明グループを点灯させるための指示信号を送信した場合、第5照明グループを消灯させるための指示信号と、第4照明器具12dを消灯させるための指示信号も送信する。つまり、連動制御グループ内の1つの照明器具12に対する操作をユーザが操作端末器20に入力した場合、指示部44は、連動制御グループの残りの照明器具12に対する指示を自動的に出力する。図2に戻る。
このように、連動制御グループが自動的に設定されると、ユーザにとって、操作端末器20に対する定期的な操作の回数が減少し、利便性が向上する。しかしながら、連動制御グループを設定する際に、複数の指示が偶然連続し、ユーザによる定期的な操作でない場合もありえる。この場合は、ユーザにとって、連続制御グループが設定されない方が好ましい。そのため、以下では、設定された連続設定グループを解除するための処理を説明する。
設定部50は、記憶部48に記憶された指示の履歴を参照し、連動制御を実行した後、指示の履歴をもとに連動制御グループを解除する。具体的に説明すると、設定部50は、打ち消し期間が経過するまでに、残りの照明器具12のうちの1つに対する新たな指示であって、かつ既に行った指示を打ち消すための新たな指示が監視期間においてM(Mは1よりも大きい整数)回発生しているかを検出する。例えば、打ち消し期間は、「10分間」に設定され、Mは「2」に設定される。このような打ち消しの指示の発生は、ユーザが連動制御を打ち消すような操作を実行し、これを受付部40が受けつけていることに相当する。また、打ち消すための操作あるいは指示は、点灯状態を消灯状態にすること、消灯状態を点灯状態にすることである。さらに、NはMよりも大きくなるように設定される。これは、連動制御グループの設定よりも解除を容易にするためである。
以上の処理を図5を使用しながらさらに詳細に説明する。図5は、記憶部48に記憶された別の履歴のデータ構造を示す。2014年7月17日17:04から開始される一定期間300内に、第5照明グループに対する消灯の指示が、ユーザによる操作端末器20の操作によって発生している。これに続いて、第1照明グループに対する点灯の指示と、第4照明器具12dに対する消灯の指示とが連動制御によって発生する。その後、打ち消し期間304が経過するまでに、2014年7月17日17:10から開始される一定期間300内に、第1照明グループに対する消灯の指示と、第4照明器具12dに対する点灯の指示とが、ユーザによる操作端末器20の操作によって発生している。つまり、連動制御がユーザによって打ち消されている。
また、2014年7月18日17:44から開始される一定期間300内に、第5照明グループに対する消灯の指示が、ユーザによる操作端末器20の操作によって発生し、第1照明グループに対する点灯の指示と、第4照明器具12dに対する消灯の指示とが連動制御によって発生する。その後、打ち消し期間304が経過するまでに、2014年7月18日17:49から開始される一定期間300内に、第1照明グループに対する消灯の指示と、第4照明器具12dに対する点灯の指示とが、ユーザによる操作端末器20の操作によって発生している。つまり、7月18日においても、7月17日と同様に、連動制御がなされた後に、ユーザによる打ち消しが発生している。そのため、前述の条件が満たされている。ここでは、第1照明グループと第4照明器具12dとに対する連動制御の指示がいずれも打ち消されているが、いずれか一方だけが打ち消されても、前述の条件が満たされるとされる。
検出がなされた場合、つまり条件が満たされた場合、設定部50は、設定した連動制御グループを解除する。このように、連動制御グループが設定された後、指示の履歴より、操作端末器20による逆制御がM回発生していた場合には、連動制御グループが解除される。
この構成は、ハードウエア的には、任意のコンピュータのCPU、メモリ、その他のLSIで実現でき、ソフトウエア的にはメモリにロードされたプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウエアのみ、ハードウエアとソフトウエアの組合せによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。
以上の構成による照明制御システム100の動作を説明する。図6(a)−(b)は、照明制御装置10による連動制御の手順を示すフローチャートである。図6(a)は、連動制御グループの生成手順を示す。同一の指示の組合せがN回発生すると(S10のY)、設定部50は、これらの指示に対応した複数の照明器具12を連動制御グループとして設定する(S12)。一方、同一の指示の組合せがN回発生しなければ(S10のN)、ステップ12はスキップされる。
図6(b)は、連動制御グループが設定されている状況下における連動制御の手順を示す。指示部44は、連動制御グループのいずれかの指示が発生すると(S20のY)、連動制御を実行する(S22)。一方、連動制御グループのいずれかの指示が発生しなければ(S20のN)、ステップ22はスキップされる。
図7は、照明制御装置10による連動制御の解除手順を示すフローチャートである。ここでも、連動制御グループが設定されている。連動制御での指示とは反対の指示がM回発生すると(S30のY)、設定部50は、連動制御グループを解除する(S32)。一方、連動制御での指示とは反対の指示がM回発生しなければ(S30のN)、ステップ32がスキップされる。
本発明の実施例によれば、複数の指示の組合せが連続して定期的に発生している場合にこれらを連動制御グループとして設定し、当該連動制御グループに含まれた1つの指示が発生したときに残りの指示を自動的に実行するので、残りの指示に対する操作を不要にできる。また、残りの指示に対する操作が不要になるので、ユーザの利便性を向上できる。また、1つの指示が発生したというトリガで連動制御が実行されるので、点在する操作端末器に行って操作することを不要にできる。また、連動制御グループは、照明制御装置内部で設定するので、複数の照明器具に対する定期的な照明制御を簡易に実行できる。また、連動制御グループは、照明制御装置内部で設定するので、システム管理者による作業を不要にできる。また、システム管理者による作業が不要になるので、管理コストの増加を抑制できる。
また、連動制御グループを設定した後であっても、連動制御を打ち消すための操作がなされていると、連動制御グループを解除するので、連動制御を停止することができる。また、連動制御を打ち消すための操作がなされていると、連動制御グループを解除するので、連動制御グループが誤って設定されてしまった場合でも、元通りの状態に戻すことができる。また、連動制御グループが誤って設定されてしまった場合に、元通りの状態に戻すので、ユーザに与えるストレスを解消できる。また、連動制御グループが自動的に解除されるので、操作端末器を操作する手間を省略できる。また、NはMよりも大きくするので、連動制御グループが偶然に設定されてしまうような状況の発生を抑制できる。また、NはMよりも大きくするので、誤って設定された連動制御グループを解除しやすくできる。
本発明の一態様の概要は、次の通りである。本発明のある態様の照明制御装置10は、照明用通信線14を介して接続された複数の照明器具12のそれぞれに対して、点灯あるいは消灯を指示する指示部44と、指示部44において指示した点灯あるいは消灯の履歴をもとに、一定期間内に2つ以上の照明器具12のそれぞれに対する点灯あるいは消灯の指示の組合せが、一定期間よりも長い監視期間においてN(Nは1よりも大きい整数)回発生している場合に、当該2つ以上の照明器具12を連動制御グループとして設定する設定部50とを備える。指示部44は、設定部50において設定した連動制御グループに含まれた1つの照明器具12に対して、点灯あるいは消灯を指示すると、当該指示に連動して、連動制御グループに含まれた残りの照明器具12に対して、点灯あるいは消灯を指示する。
操作用通信線22を介して接続された操作端末器20から、複数の照明器具12のそれぞれを点灯あるいは消灯させるためのユーザによる操作を受けつける受付部40をさらに備えてもよい。設定部50は、連動制御グループに含まれた残りの照明器具12に対して、点灯あるいは消灯を指示した後、打ち消し期間が経過するまでに、当該残りの照明器具12のうちの1つに対する操作であって、かつ既に指示した点灯あるいは消灯を打ち消すための操作を、受付部40が監視期間においてM(Mは1よりも大きい整数)回受けつけている場合に、連動制御グループを解除してもよい。
設定部50におけるNは、Mよりも大きい。
(実施例2)
次に、実施例2を説明する。実施例2も、実施例1と同様に、連動制御グループを自動的に設定し、これを解除可能な照明制御システムに関する。実施例1では、連動制御が実行された後、これを打ち消す操作がなされると、連動制御グループが解除される。一方、実施例2では、連動制御、点灯/消灯スケジュールの制御が実行された後、これを打ち消す操作がなされると、連動制御グループ、点灯/消灯スケジュールが解除される。実施例2に係る照明制御システム100、照明制御装置10は、図1、図2と同様のタイプである。ここでは、実施例1との差異を中心に説明する。
設定部50は、実施例1と同様に、記憶部48に記憶された指示の履歴を参照し、指示の履歴をもとに連動制御グループを解除する。実施例2では、これに加えて、点灯/消灯スケジュールにより、点灯あるいは消灯が指示された照明器具12に対して、指示を取り消す操作をユーザが操作端末器20に行った場合に、設定部50は、点灯/消灯スケジュールを無効にする。なお、点灯/消灯スケジュールを無効にするための条件は、連動制御グループを解除するための条件と同一であるとする。
以上の処理を図8を使用しながらさらに詳細に説明する。図8は、本発明の実施例2に係る記憶部48に記憶された履歴のデータ構造を示す。これは、図3、図5と同様に示される。2014年7月17日17:04から開始される一定期間300内に、第5照明グループに対する消灯の指示が、ユーザによる操作端末器20の操作によって発生している。これに続いて、第1照明グループに対する点灯の指示が連動制御によって発生する。さらに、第4照明器具12dに対する消灯の指示が点灯/消灯スケジュールによって発生する。その後、打ち消し期間304が経過するまでに、2014年7月17日17:10から開始される一定期間300内に、第1照明グループに対する消灯の指示と、第4照明器具12dに対する点灯の指示とが、ユーザによる操作端末器20の操作によって発生している。つまり、連動制御および点灯/消灯スケジュールがユーザによって打ち消されている。
また、2014年7月18日17:44から開始される一定期間300内に、第5照明グループに対する消灯の指示が、ユーザによる操作端末器20の操作によって発生し、第1照明グループに対する点灯の指示が連動制御によって発生する。さらに、第4照明器具12dに対する消灯の指示が点灯/消灯スケジュールによって発生する。その後、打ち消し期間304が経過するまでに、2014年7月18日17:49から開始される一定期間300内に、第1照明グループに対する消灯の指示と、第4照明器具12dに対する点灯の指示とが、ユーザによる操作端末器20の操作によって発生している。つまり、7月18日においても、7月17日と同様に、連動制御および点灯/消灯スケジュールがなされた後に、ユーザによる打ち消しが発生している。そのため、実施例1と同様の条件が満たされている。
検出がなされた場合、つまり条件が満たされた場合、設定部50は、設定した連動制御グループを解除する。さらに、設定部50は、点灯/消灯スケジュールを無効にする。無効にするために、設定部50は、管理装置26に保持されているデータベースであって、かつ点灯/消灯スケジュールが記憶されたデータベースを修正する。また、これとは別に、設定部50は、無視すべき点灯/消灯スケジュールを指示部44に設定させてもよい。その場合、指示部44は、設定された点灯/消灯スケジュールの指示を通信部42から要求されても、それを無視して、制御信号を送信しない。
本発明の実施例によれば、連動制御、点灯/消灯スケジュールによる自動制御が好ましくなくなった場合でも、連動制御に加えて、点灯/消灯スケジュールも無効にできる。また、点灯/消灯スケジュールが無効にされるので、操作端末器を操作する手間を省略できる。また、点灯/消灯スケジュールが無効にされるので、システム管理者による操作がなくても点灯/消灯スケジュールを変更できる。また、システム管理者による操作がなくても点灯/消灯スケジュールが変更されるので、管理コストの増加を抑制できる。
(実施例3)
次に、実施例3を説明する。実施例3は、これまでと同様に、照明器具12、操作端末器20に接続された照明制御装置が含まれた照明制御システムに関する。これまでは、連動制御グループを設定/解除している。一方、実施例3では、照明グループに含まれる複数の照明器具のうち、当該照明グループに含まれることが適していない照明器具が存在する場合に、この照明器具を照明グループから離脱させる。実施例3に係る照明制御システム100、照明制御装置10は、図1、図2と同様のタイプである。ここでは、これまでとの差異を中心に説明する。
図9は、本発明の実施例3に係る照明制御システム100によって制御される照明グループの構成を示す。図示のごとく、オフィスに設置された第1照明器具12aから第5照明器具12eの5台の照明器具12によって、第1照明グループ60aが形成される。また、オフィスに設置された第1照明器具12a、第2照明器具12b、第6照明器具12fから第11照明器具12kの8台の照明器具12によって第5照明グループ60eが形成される。そのため、第1照明器具12aと第2照明器具12bとは、第1照明グループ60aと第5照明グループ60eの両方に含まれる。
ここでは、第5照明グループ60eを消灯させ、第1照明グループ60aを点灯させる場合を想定する。このような制御がなされると、第5照明グループ60eを消灯させたときに第1照明器具12a、第2照明器具12bが消灯される。これに続いて、第1照明グループ60aを点灯させたときに第1照明器具12a、第2照明器具12bが点灯される。そのため、2つの照明グループ60に含まれた第1照明器具12a、第2照明器具12bは、短時間の間に消灯したり、点灯したりする。このことより、第1照明器具12a、第2照明器具12bが、第1照明グループ60a、第5照明グループ60eに適していないといえる。
照明制御装置10において指示部44は、前述のごとく、照明用通信線14を介して接続された複数の照明器具12のそれぞれに対して、点灯あるいは消灯を指示する。また、指示部44は、2つ以上の照明器具12によって照明グループ60を形成しており、照明グループ60に含まれた2つ以上の照明器具12のそれぞれに対して、点灯あるいは消灯をまとめて指示する。さらに、指示部44は、記憶部48に記憶した指示の履歴をもとに、照明グループ60にまとめて指示した後、次の条件を満たす場合があるかを検索する。ここでの条件は、打ち消し期間が経過するまでに、照明グループ60のうちの1つの照明器具12に対して、既に指示した内容を打ち消すための新たな指示が、監視期間においてL(Lは1よりも大きい整数)回発生しているかである。例えば、Lは「2」に設定される。
以上の処理を図10を使用しながらさらに詳細に説明する。図10は、本発明の実施例3に係る記憶部48に記憶された履歴のデータ構造を示す。これは、図3、図5、図8と同様に示される。2014年7月19日17:04から開始される打ち消し期間310内に、第5照明グループ60eに対する消灯の指示が、連動制御によって発生する。また、第1照明グループ60aに対する点灯の指示が点灯/消灯スケジュールによって発生する。そのため、打ち消し期間310の間に、第1照明器具12a、第2照明器具12bが消灯されてから点灯されている。
その後、監視期間312が経過するまでに、2014年7月20日17:12から開始される打ち消し期間310内に、第5照明グループ60eに対する消灯の指示が、連動制御によって発生する。また、第1照明グループ60aに対する点灯の指示が点灯/消灯スケジュールによって発生する。つまり、7月20日においても、7月19日と同様に、第1照明器具12a、第2照明器具12bが消灯されてから点灯されている。そのため、前述の条件が満たされている。
検出がなされた場合、つまり条件が満たされた場合、設定部50は、新たに指示した照明器具12を照明グループ60から離脱させる。ここでは、第1照明器具12a、第2照明器具12bを第1照明グループ60a、第5照明グループ60eから離脱させる。離脱させるために、設定部50は、管理装置26に保持されているデータベースであって、かつ照明グループ60に含まれた照明器具12が示されたデータベースを修正する。
また、これとは別に、指示部44が、照明グループ60に含まれた照明器具12に関する情報を保持しており、設定部50は、当該情報を修正させてもよい。修正の結果、管理装置26において管理されている照明グループ60に含まれた照明器具12と、指示部44において管理されている照明グループ60に含まれた照明器具12とが異なる。例えば、管理装置26は、第1照明グループ60aに第1照明器具12aから第5照明器具12eが含まれていると認識しており、これらを点灯させるために、第1照明グループ60aを点灯させるための制御信号を出力する。一方、このような制御信号に対して、指示部44は、第3照明制御装置10cから第5照明制御装置10eを点灯させるための指示信号を出力する。
本発明の実施例によれば、照明グループに含まれた一部の照明器具に対して相反した2つの指示が連続して発生していた場合に、当該一部の照明器具を照明グループから離脱させるので、照明グループに含まれる照明器具を最適化できる。また、照明グループに含まれる照明器具が最適化されるので、各照明器具に対する追加の指示の発生を抑制できる。また、照明グループに含まれる照明器具が最適化されるので、照明グループに含まれた照明器具が短期間の間に消灯・点灯が切りかわるような状況の発生を抑制できる。
本発明の一態様の概要は、次の通りである。本発明のある態様の照明制御装置10は、照明用通信線14を介して接続された複数の照明器具12のそれぞれに対して、点灯あるいは消灯を指示する指示部44とを備える。指示部44は、2つ以上の照明器具12によって照明グループを形成しており、照明グループに含まれた2つ以上の照明器具12のそれぞれに対して、点灯あるいは消灯をまとめて指示し、指示部44は、指示した点灯あるいは消灯の履歴をもとに、まとめて点灯あるいは消灯を指示した後、打ち消し期間が経過するまでに、2つ以上の照明器具12のうちの1つに対して、既に指示した点灯あるいは消灯を打ち消すための新たな指示が、監視期間においてL(Lは1よりも大きい整数)回発生している場合に、新たに指示した照明器具12を照明グループから離脱させる。
以上、本発明を実施例をもとに説明した。この実施例は例示であり、それらの各構成要素あるいは各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
本実施例1から3において、照明制御装置10の記憶部48が、指示の履歴をデータベースとして記憶している。しかしながらこれに限らず例えば、指示の履歴は、記憶部48に記憶されず、管理装置26に記憶されていてもよい。本変形例によれば、照明制御システム100に含まれる照明器具12の台数が多くなることによって、指示の履歴のサイズが大きくなっても、指示の履歴を記憶できる。また、複数の照明器具12が複数のグループに分類され、各グループを制御するために、グループ毎に照明制御装置10が備えられる場合であっても、複数の照明制御装置10による指示の履歴を一括して記憶できる。
本実施例1、2において、設定部50におけるNはMよりも大きくされている。しかしながらこれに限らず例えば、NはMよりも小さくされてもよい。本変形例によれば、連動制御を実行させやすくできる。また、NとMは同一値であってもよい。本変形例によれば、設定部50において管理するパラメータ数を削減でき、管理を簡易にできる。
10 照明制御装置、 12 照明器具、 14 照明用通信線、 16 電源、 18 電源線、 20 操作端末器、 22 操作用通信線、 24 監視装置、 26 管理装置、 28 ネットワーク、 40 受付部、 42 通信部、 44 指示部、 46 作成部、 48 記憶部、 50 設定部、 100 照明制御システム。

Claims (4)

  1. 照明用通信線を介して接続された複数の照明器具のそれぞれに対して、点灯あるいは消灯を指示する指示部と、
    前記指示部において指示した点灯あるいは消灯の履歴をもとに、一定期間内に2つ以上の照明器具のそれぞれに対する点灯あるいは消灯の指示の組合せが、一定期間よりも長い監視期間においてN(Nは1よりも大きい整数)回発生している場合に、当該2つ以上の照明器具を連動制御グループとして設定する設定部とを備え、
    前記指示部は、前記設定部において設定した前記連動制御グループに含まれた1つの照明器具に対して、点灯あるいは消灯を指示すると、当該指示に連動して、前記連動制御グループに含まれた残りの照明器具に対して、点灯あるいは消灯を指示することを特徴とする照明制御装置。
  2. 操作用通信線を介して接続された操作端末器から、前記複数の照明器具のそれぞれを点灯あるいは消灯させるためのユーザによる操作を受けつける受付部をさらに備え、
    前記設定部は、前記連動制御グループに含まれた残りの照明器具に対して、点灯あるいは消灯を指示した後、打ち消し期間が経過するまでに、当該残りの照明器具のうちの1つに対する操作であって、かつ既に指示した点灯あるいは消灯を打ち消すための操作を、前記受付部が監視期間においてM(Mは1よりも大きい整数)回受けつけている場合に、前記連動制御グループを解除することを特徴とする請求項1に記載の照明制御装置。
  3. 前記設定部におけるNは、Mよりも大きいことを特徴とする請求項2に記載の照明制御装置。
  4. 照明用通信線を介して接続された複数の照明器具のそれぞれに対して、点灯あるいは消灯を指示する指示部とを備え、
    前記指示部は、2つ以上の照明器具によって照明グループを形成しており、前記照明グループに含まれた2つ以上の照明器具のそれぞれに対して、点灯あるいは消灯をまとめて指示し、
    前記指示部は、指示した点灯あるいは消灯の履歴をもとに、まとめて点灯あるいは消灯を指示した後、打ち消し期間が経過するまでに、前記2つ以上の照明器具のうちの1つに対して、既に指示した点灯あるいは消灯を打ち消すための新たな指示が、監視期間においてL(Lは1よりも大きい整数)回発生している場合に、新たに指示した照明器具を前記照明グループから離脱させることを特徴とする照明制御装置。
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