JP2016143284A - 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザにより容易に複数の情報を見比べることが可能な、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】情報処理装置は、1又は2以上の項目についての記載領域を含む書面を光学的に読み取ることで得られた読取画像から、1または2以上の項目のうち、ユーザによって指定される指定項目についての記載領域を切り出すことにより得られた部分画像と、指定項目の電子データを示す第一領域と、が並べられた画面を生成する画面生成部を備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラムに関する。
金融機関などにおいて、取引に対する承認が必要な場合、承認を行うユーザが、取引に関する伝票と、伝票の記載内容が電子化された電子データとを比較し、確認した上で承認、または非承認を判定する作業が行われている。また、近年では上記作業にタブレット端末などのタッチパネルを備える表示装置が用いられ、その表示装置に表示される画面上で、伝票の画像(伝票画像)と電子データとの比較が行われている。
タッチパネルを備える表示装置において、ユーザに効率よく情報を提示するための技術が研究されている。例えば、特許文献1には、コンテンツの重要度に応じて、スクロール速度を変更して表示する表示装置が開示されている。また、特許文献2には、スクロールバーを長押しする操作が行われた場合に、特定情報が付加されたコンテンツ部分を表示する情報表示装置が開示されている。
特開2010−152777号公報 特開2013−250658号公報
しかし、伝票画像と電子データのような複数の情報が、画面上で離れた位置に存在する場合、ユーザが複数の情報を見比べることは困難であるという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、ユーザがより容易に複数の情報を見比べることが可能な、新規かつ改良された情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、1または2以上の項目についての記載領域を含む書面を光学的に読み取ることで得られた読取画像から、前記1または2以上の項目のうちユーザによって指定される指定項目についての記載領域を切り出すことにより得られた部分画像と、前記指定項目の電子データを示す第一の領域と、が並べられた第一の画面を生成する画面生成部を備える、情報処理装置が提供される。
前記情報処理装置は、表示機能及びタッチ位置の検出機能を有する表示操作部をさらに備え、前記表示操作部は前記1または2以上の項目の電子データを示す第二の領域を表示し、前記第二の領域に対するタッチ操作に基づいて、前記第一の画面を表示してもよい。
前記指定項目は、前記表示操作部が表示する前記第二の領域に対するタッチ操作に基づいて指定されてもよい。
前記表示操作部は前記読取画像をさらに表示し、前記指定項目は、前記表示操作部が表示する前記第二の領域内の一点を始点とし、前記表示操作部が前記読取画像を表示する領域内へタッチ位置を移動させるタッチ操作が行われた場合に、前記始点の位置に基づいて指定されてもよい。
前記画面生成部は、前記指定項目が2以上の場合に、前記2以上の前記指定項目について、前記指定項目ごとに対応する前記部分画像と前記第一の領域とが隣接して並べられた前記第一の画面を生成してもよい。
前記情報処理装置は、表示機能及び複数のタッチ位置の検出機能を有する表示操作部をさらに備え、前記表示操作部は前記読取画像と前記1または2以上の項目の電子データを示す第二の領域を表示し、前記第二の領域と前記読取画像に対するマルチタッチ操作に基づいて、前記前記1または2以上の項目の全てを前記指定項目とした前記第一の画面を表示してもよい。
前記画面生成部は、複数の前記書面を光学的に読み取ることで得られた複数の前記読取画像から、所定項目についての記載領域を切り出すことにより得られた複数の部分画像と、前記所定項目の電子データを示す第一の領域と、が並べられた第二の画面をさらに生成し、前記表示操作部は、前記第一の画面の表示中に行われたマルチタッチ操作に基づいて、前記第二の画面を表示してもよい。
前記情報処理装置は、前記書面の前記記載領域の位置を示すレイアウト定義情報に基づいて前記記載領域を切り出すことにより、前記部分画像を得る部分画像取得部をさらに備えてもよい。
前記情報処理装置は、前記部分画像を記憶する部分画像記憶部と、前記指定項目に対応する部分画像を前記部分画像記憶部から抽出する部分画像抽出部と、をさらに備えてもよい。
前記第一の画面は、前記部分画像と、前記第一の領域と、が前記項目の記載方向と交差する方向上に並べられた画面であってもよい。
前記書面は金融取引に関する伝票であり、前記項目は当該伝票に記載される金融取引に係る取引項目であってもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、1または2以上の項目についての記載領域を含む書面を光学的に読み取ることで得られた読取画像から、前記1または2以上の項目のうちユーザによって指定される指定項目についての記載領域を切り出すことにより得られた部分画像と、前記指定項目の電子データを示す第一の領域と、が並べられた第一の画面を生成する画面生成部と、表示機能及びタッチ位置の検出機能を有し、前記第一の画面を表示する表示操作部と、前記書面の記載領域の位置を示すレイアウト定義情報に基づいて、前記部分画像を得る部分画像取得部と、前記部分画像を記憶する部分画像記憶部と、前記指定項目に対応する部分画像を前記部分画像記憶部から抽出する部分画像抽出部と、を備える、情報処理システムが提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、1または2以上の項目についての記載領域を含む書面を光学的に読み取ることで得られた読取画像から、前記1または2以上の項目のうちユーザによって指定される指定項目についての記載領域を切り出すことにより得られた部分画像と、前記指定項目の電子データを示す第一の領域と、が並べられた第一の画面を生成すること、を含む情報処理方法が提供される。
コンピュータに、1または2以上の項目についての記載領域を含む書面を光学的に読み取ることで得られた読取画像から、前記1または2以上の項目のうちユーザによって指定される指定項目についての記載領域を切り出すことにより得られた部分画像と、前記指定項目の電子データを示す第一の領域と、が並べられた第一の画面を生成する処理を行わせるための、プログラムが提供される。
以上説明したように本発明によれば、ユーザがより容易に複数の情報を見比べることが可能である。
本発明の一実施形態にかかる伝票処理システムの概略を示す説明図である。 同実施形態にかかる伝票承認画面の一例を示す説明図である。 同実施形態にかかる事務センタに設置された装置の構成を示す説明図である。 同実施形態にかかる営業店に設置された装置の構成を示す説明図である。 同実施形態にかかる伝票処理システムの動作を示す説明図である。 同実施形態にかかる伝票承認画面の画面遷移の一例を示す説明図である。 同実施形態にかかる伝票承認画面の画面遷移の他の例を示す説明図である。 同実施形態の第一の変形例にかかる部分画像記憶部に記憶される情報を示す説明図である。 同変形例にかかる伝票承認画面の画面遷移の例を示す説明図である。 同変形例にかかる伝票承認画面の他の例を示す説明図である。 同変形例にかかる伝票承認画面の他の例を示す説明図である。 同実施形態の第二の変形例にかかる伝票承認画面の一例を示す説明図である。 同実施形態にかかる承認端末のハードウェア構成を示す説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<<1.伝票処理システムの概要>>
まず、図1を参照して、本発明の第1の実施形態にかかる伝票処理システムの概要について説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかる伝票処理システムの概略を示す説明図である。図1に示したように、本実施形態による伝票処理システムは、データベースサーバ12、処理サーバ14、窓口端末22、及び承認端末24を有する情報処理システムである。本実施形態による伝票処理システムは、金融取引に関する、1または2以上の取引項目についての記載領域を含む伝票(書面)に関する処理、及び当該取引に関する承認処理などを行う。
本実施形態にかかる伝票処理システムが有する各装置は、図1に示したように、事務センタ1と営業店2の二つの拠点に分かれて設置される。事務センタ1、及び営業店2の拠点間は通信網3を介して相互に接続され、各装置は拠点内の他の装置、及び他の拠点の装置に接続することができる。本実施形態において、データベースサーバ12、及び処理サーバ14は事務センタ1に設置され、窓口端末22、及び承認端末24は営業店2に設置される。
データベースサーバ12は、後述する窓口端末22から受け取った伝票画像や伝票に記載された各種取引項目の電子データなどの伝票に関する情報を記憶する情報処理装置である。また、データベースサーバ12は、後述する処理サーバ14や承認端末24に、伝票に関する情報を提供する。なお、データベースサーバ12は、後述する処理サーバ14と一体の装置として構成されてもよい。
処理サーバ14は、伝票に関する処理を行う情報処理装置である。例えば、処理サーバ14は、後述する承認端末24から承認判定結果を受け取り、当該承認判定結果に基づいて伝票にかかる取引の承認処理を行ってもよい。
窓口端末22は、伝票を光学的に読み取る機能を有する情報処理装置である。例えば、取引に関する承認の依頼を行う事務員など(以下、承認依頼ユーザと呼ぶ)が、窓口端末22を操作し、伝票の読取や、伝票にかかる取引の承認依頼操作を行う。窓口端末22は、伝票を光学的に読み取ることで得られた伝票画像(読取画像)と、伝票に記載された各種取引項目の電子データをデータベースサーバ12に提供する。電子データは、例えば、伝票画像を入力としたOCR(Optical Character Recognition)処理により得られたテキストデータや、承認依頼ユーザによって入力されたデータであってもよい。また、承認依頼操作が行われた場合、窓口端末22は、後述する承認端末24に、当該伝票に関する情報を含む承認依頼を送信する。
承認端末24は、伝票に関する情報を含む承認画面を表示する情報処理装置である。例えば、取引に関する承認を行う役席者など(以下、承認ユーザと呼ぶ)が、承認端末24を操作し、伝票にかかる取引の承認判定を行う。承認端末24は、データベースサーバ12または処理サーバ14から受け取った、伝票画像や電子データなどの伝票に関する情報を表示する。また、承認判定が行われた場合、承認端末24は処理サーバ14に承認判定結果を提供する。
図2は、承認端末24が表示する承認画面の一例を示す説明図である。図2に示したように、承認画面は、取引名目表示領域G10、取引内容表示領域G11、伝票画像表示領域G12、承認ボタンG13、非承認ボタンG14を含む。
取引名目表示領域G10には、「普通預金出金」、「振込入金」などの伝票にかかる具体的な取引名目の内容が表示される。取引内容表示領域G11には、伝票に記載された、店番、科目、口座番号、及び金額などの取引項目の項目名と、各取引項目の内容が電子化された電子データが表示される。伝票画像表示領域G12には、窓口端末22によって読み取られた伝票の画像(伝票画像)が表示される。承認ボタンG13、及び非承認ボタンG14は、承認ユーザによって選択的に押下されるボタンである。承認ボタンG13が押下された場合、承認端末24は、当該伝票データが承認されたという承認判定結果を処理サーバ14に提供する。また、非承認ボタンG14が押下された場合、承認端末24は、当該伝票データが承認されなかったという承認判定結果を処理サーバ14に提供する。
なお、承認端末24は、例えば、PC(Personal Computer)であってもよいし、タブレット端末、携帯電話、スマートフォン、PHS(Personal Handyphone System)などの情報処理装置であってもよい。
通信網3は、通信網3に接続されている装置から送信される情報の有線、または無線の伝送路である。例えば、通信網3は、インターネット、電話回線網、衛星通信網などの公衆回線網や、Ethernet(登録商標)を含む各種のLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などを含んでもよい。また、通信網3は、IP−VPN(Internet Protocol−Virtual Private Network)などの専用回線網を含んでもよい。
なお、図1において、窓口端末22は営業店2に一つずつしか設置されていないが、窓口端末22は、営業店2に複数設置されてもよい。また、営業店2は一拠点だけでなく、複数拠点存在してもよい。
<<2.背景>>
以上、本発明の一実施形態による伝票処理システムの概要を説明した。続いて、本実施形態による伝票処理システムの創作に至った背景を説明する。
本実施形態による伝票処理システムにおいて、承認ユーザは、図2に示した承認画面を用いて、取引内容を把握し、承認または非承認を判定する。この際、承認ユーザは、取引内容表示領域G11に表示された電子データと、伝票画像表示領域G12に表示された伝票画像を見比べて、電子データと当該伝票との間の整合性を確認する。
例えば、承認ユーザは、取引内容表示領域G11内の各取引項目の電子データと、伝票画像表示領域G12内の各取引項目に対応する領域と、を見比べて整合しているかどうかを確認し、不整合箇所が発見された場合、非承認と判定してもよい。
しかし、承認ユーザは、離れた位置にある取引内容表示領域G11内の各取引項目の電子データと伝票画像表示領域G12内の各取引項目に対応する領域との間で比較を行う必要があるため、不整合箇所の見落としが発生しやすいという問題があった。特に、承認ユーザにとって、電子データと伝票画像の中から、確認が必要な取引項目に対応する電子データ、及び伝票画像中の対応する領域を目視で探す作業は大きな負担であり、不整合箇所の見落としが発生しやすい原因となっていた。また、取引承認を行うために、関連する複数の伝票の確認が必要な場合、一枚ずつ伝票の取引内容を確認する必要があった。さらに、関連する複数の伝票の確認が必要な場合、各伝票を表示するごとに、確認が必要な取引項目を表示するための操作が必要となり、操作数が増大するという問題があった。
そこで、本件発明者は、上記事情を一着眼点にして本発明の実施形態を創作するに至った。本実施形態による伝票処理システムは、承認判定のための伝票の確認において、不整合箇所の見落としを抑制すること、複数の伝票を同時に確認すること、及び複数の伝票を確認するための操作数の増大を抑制すること、が可能である。以下、本発明の実施形態による伝票処理システムにおいて、上記の効果を実現するためのデータベースサーバ12、処理サーバ14、窓口端末22、及び承認端末24の構成を順次詳細に説明する。
<<3.構成>>
<3−1.データベースサーバ12の構成>
図3は、本実施形態による伝票処理システムにおいて、事務センタ1に設置されたデータベースサーバ12、及び処理サーバ14の構成を示す説明図である。データベースサーバ12は、図3に示したように、伝票画像記憶部122、レイアウト定義情報記憶部124、電子データ記憶部126、通信部128を備える。
(伝票画像記憶部122)
伝票画像記憶部122は、窓口端末22が伝票を光学的に読み取ることで得られた伝票画像を記憶する。本実施形態において、伝票画像は、後述する通信部128を介して、窓口端末22から伝票画像記憶部122に提供される。また、本実施形態において、伝票画像記憶部122は、伝票を特定する伝票IDと伝票画像とを関連付けて記憶する。なお、伝票画像記憶部122は、顧客情報、または後述する電子データ記憶部126に記憶される電子データと、伝票画像とを関連付けて記憶してもよい。
(レイアウト定義情報記憶部124)
レイアウト定義情報記憶部124は、伝票に記載された各取引項目の記載領域の位置を示すレイアウト定義情報を記憶する。本実施形態において、レイアウト定義情報は、各取引項目の項目名と内容とが記載される領域の四隅の座標(横方向のX座標、縦方向のY座標)を含む。また、本実施形態にかかるレイアウト定義情報記憶部124は、レイアウト定義情報を伝票の種別(伝票種別)と関連付けて記憶する。なお、レイアウト定義情報は、ユーザによって生成されてもよい。
(電子データ記憶部126)
電子データ記憶部126は、伝票に記載された、各取引項目の具体的な電子データを記憶する。本実施形態において、電子データは、通信部128を介して、窓口端末22から電子データ記憶部126に提供される。また、本実施形態において、当該電子データは伝票画像を特定する伝票IDの情報を含み、伝票画像記憶部122が記憶する伝票画像と、電子データ記憶部126が記憶する電子データは、伝票IDによって関連付けられる。
(通信部128)
通信部128は、有線/無線により他の情報処理装置との間でデータの送受信を行うための通信モジュールである。例えば、通信部128は、LAN(Local Area Network)などに接続され、処理サーバ14と通信する。また、例えば、通信部128は、LAN(Local Area Network)や電話回線などに接続され、図1で示した通信網3を介して窓口端末22や承認端末24と通信する。本実施形態にかかる通信部128は、窓口端末22から伝票画像や電子データを受信する機能、処理サーバ14に伝票画像やレイアウト定義情報を送信する機能、承認端末24に伝票画像や電子データを送信する機能を有する。
<3−2.処理サーバ14の構成>
処理サーバ14は、図3に示したように、制御部142、部分画像記憶部144、通信部146を備える。また、制御部142は、主制御部1422、部分画像取得部1424、部分画像抽出部1426を有する。
(主制御部1422)
主制御部1422は、処理サーバ14が有する各部の制御を行う。例えば主制御部1422は、部分画像記憶部144と制御部142の間の情報の入出力や、通信部146による外部との通信などの制御を行ってもよい。また、主制御部1422は、通信部146を介して、承認端末24から伝票にかかる取引に関する承認判定結果を受け取り、当該承認判定結果が「承認」であった場合、当該取引の承認処理を行う。
(部分画像取得部1424)
部分画像取得部1424は、各取引項目についての記載領域を切り出すことにより、各取引項目の項目名と内容を含む部分画像を得る。例えば、本実施形態にかかる部分画像取得部1424は以下の手順で部分画像を得る。
まず、本実施形態にかかる部分画像取得部1424は、データベースサーバ12から伝票画像を受け取り、当該伝票の伝票種別を判別する。伝票種別は、例えばOCR処理によって伝票識別番号が認識されることにより判別されてもよいし、当該伝票と関連付けられる電子データを用いて判別されてもよい。
続いて、部分画像取得部1424は、当該伝票種別に対応するレイアウト定義情報をデータベースサーバ12から受け取り、当該レイアウト定義情報に基づいて、各取引項目の記載領域を切り出すことにより、部分画像を得る。得られた部分画像は、対応する取引項目と関連付けられて、後述する部分画像記憶部144に記憶される。
上記のように、伝票の記載領域の位置を示すレイアウト定義情報に基づいて切り出しを行うことで、各取引項目に対応した部分画像を得ることが可能である。
(部分画像抽出部1426)
部分画像抽出部1426は、1または2以上の取引項目のうちユーザによって指定される指定項目に対応する部分画像を、後述する部分画像記憶部144から抽出する。本実施形態にかかる部分画像抽出部1426は、通信部146を介して承認端末24から上記の指定項目を受け取る。また、本実施形態にかかる部分画像抽出部1426は、通信部146を介して承認端末24に抽出された部分画像を提供する。
かかる構成によれば、承認端末24において指定された指定項目に対応する部分画像が、処理サーバ14から承認端末24に提供されるため、必要な部分画像のみを送受信することが可能であり、通信データ量を抑制する効果が得られる。
(部分画像記憶部144)
部分画像記憶部144は、部分画像抽出部1426により得られた部分画像を記憶する。本実施形態にかかる部分画像記憶部144は、部分画像を、当該部分画像と対応する伝票ID、及び取引項目と関連付けて記憶する。
(通信部146)
通信部146は、有線/無線により他の情報処理装置との間でデータの送受信を行うための通信モジュールである。例えば、通信部146は、LAN(Local Area Network)などに接続され、データベースサーバ12と通信する。また、例えば、通信部146は、LAN(Local Area Network)や電話回線などに接続され、図1で示した通信網3を介して窓口端末22や承認端末24と通信する。本実施形態にかかる通信部146は、データベースサーバ12から伝票画像やレイアウト定義情報を受信する機能、承認端末24から指定項目や承認判定結果を受信する機能、窓口端末22に承認処理結果を送信する機能、承認端末24に部分画像を送信する機能を有する。
<3−3.窓口端末22の構成>
図4は、本実施形態による伝票処理システムにおいて、営業店2に設置された窓口端末22、及び承認端末24の構成を示す説明図である。窓口端末22は、図4に示したように、読取部222、OCR部224、通信部226を備える。
(読取部222)
読取部222は、伝票を光学的に読み取り、伝票画像を得る。読取部222は、例えば、CCD(Charge Coupled Devices)センサやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサなどの固体撮像素子であってもよい。得られた伝票画像は、通信部226を介してデータベースサーバ12に提供され、データベースサーバ12の伝票画像記憶部122に記憶される。
(OCR部224)
OCR部224は、OCR処理により、読取部222によって得られた伝票画像から、伝票画像に記載された各種取引項目に対応する電子データ(例えばテキストデータ)を生成する。生成された電子データは、通信部226を介してデータベースサーバ12に提供され、データベースサーバ12の電子データ記憶部126に記憶される。
上記では、電子データがOCR部224のOCR処理によって生成される例を説明したが、電子データの生成方法はこれに限られない。例えば、窓口端末22は、承認依頼ユーザの操作を受け付けるため、図4には図示されない入力部(キーボード、マウスなど)や表示部(ディスプレイなど)を備えてもよく、この場合、電子データは承認依頼ユーザにより入力されてもよい。また、OCR部224によって生成された電子データが、承認依頼ユーザによって修正されてもよく、また、修正済みの電子データが電子データ記憶部126に記憶されてもよい。
(通信部226)
通信部226は、有線/無線により他の情報処理装置との間でデータの送受信を行うための通信モジュールである。例えば、通信部226は、LAN(Local Area Network)などに接続され、承認端末24と通信する。また、例えば、通信部226は、LAN(Local Area Network)や電話回線などに接続され、図1で示した通信網3を介してデータベースサーバ12や処理サーバ14と通信する。本実施形態にかかる通信部226は、処理サーバ14から承認処理結果を受信する機能、データベースサーバ12に伝票画像や電子データを送信する機能、承認端末24に承認依頼を送信する機能を有する。
<3−4.承認端末24の構成>
承認端末24は、図4に示したように、表示操作部242、制御部244、通信部246、記憶部248を備える。また、制御部244は、表示処理部2442、操作処理部2444を有する。
(表示操作部242)
表示操作部242は、表示機能及び複数のタッチ位置の検出機能を有する。本実施形態にかかる表示操作部242は、タッチパネルディスプレイであってもよい。本実施形態において、承認ユーザは、表示操作部242を操作して、伝票に記載された1または2以上の取引項目のうち電子データと部分画像の比較を希望する項目(指定項目)を指定する。また、本実施形態において、承認ユーザは、表示操作部242を操作して、伝票にかかる取引の承認操作、または非承認操作を行う。例えば、図2を参照して説明した承認画面において、承認操作は承認ボタンG13を押下(選択)する操作であり、非承認操作は非承認ボタンG14を押下(選択)する操作である。
(表示処理部2442)
表示処理部2442は、表示操作部242の表示制御を行う機能を有し、特に部分画像と電子データを見比べるための比較画面を生成する画像生成部としての機能を有する。
例えば、表示処理部2442は、処理サーバ14が指定項目についての記載領域を切り出すことで得た部分画像と、当該指定項目の電子データを示す領域(第一の領域)と、が並べられた第一の比較画面(第一の画面)を生成する。例えば電子データがテキストデータの場合、第一の領域は、人間が認識可能なテキスト(文字列)を示す領域である。上記第一の比較画面によれば、承認ユーザは、承認ユーザが比較を希望する取引項目について、並べられた電子データと部分画像を容易に見比べて確認することできるため、不整合箇所の見落としを抑制することが可能である。
なお、承認ユーザは2以上の指定項目を指定してもよく、指定項目が2以上の場合、表示処理部2442は、2以上の指定項目について、指定項目ごとに対応する部分画像と、上記第一の領域とが隣接して並べられた、第一の比較画面を生成する。かかる構成によれば、承認ユーザは、2以上の取引項目について比較したい場合に、画面を切り替える操作を必要とせず、取引項目ごとに隣接して並べられた電子データと部分画像を容易に見比べて確認することが可能である。
(操作処理部2444)
操作処理部2444は、承認ユーザによる表示操作部242への入力に関する情報を取得する。例えば、操作処理部2444は、表示操作部242におけるタッチ点の数、各タッチ点の位置(タッチ位置)、を取得する。また、操作処理部2444は、タッチ操作の検出を行う。特に、操作処理部2444により、承認ユーザが指定項目を指定するためのタッチ操作が検出される。
例えば、本実施形態にかかる操作処理部2444は、表示操作部242が表示する取引項目の電子データを示す第二の領域内の一点を始点とし、表示操作部242が伝票画像を表示する領域内へタッチ位置を移動させる(スワイプさせる)タッチ操作を検出する。また、本実施形態にかかる操作処理部2444は、二点のタッチ点が近づいていくマルチタッチ操作であるピンチクローズ操作を検出する。
(通信部246)
通信部246は、有線/無線により他の情報処理装置との間でデータの送受信を行うための通信モジュールである。例えば、通信部246は、LAN(Local Area Network)などに接続され、窓口端末22と通信する。また、例えば、通信部246は、LAN(Local Area Network)や電話回線などに接続され、図1で示した通信網3を介してデータベースサーバ12や処理サーバ14と通信する。本実施形態にかかる通信部246は、データベースサーバ12から伝票画像や電子データを受信する機能、処理サーバ14から部分画像を受信する機能、窓口端末22から承認依頼を受信する機能、処理サーバ14に指定項目や承認判定結果を送信する機能を有する。
(記憶部248)
記憶部248は、承認端末24の動作に用いられるプログラム及びデータを記憶する。特に、本実施形態による記憶部248は、操作処理部2444が取得したタッチ操作に関する情報や、通信部246を介して取得された伝票画像や電子データなどの各種情報を記憶する。なお、記憶部248は、伝票画像や電子データなどの各種情報を記憶する際、これら各種情報を通信部246から制御部244を介して受け取ってもよい。
<<4.動作>>
以上、本発明の一実施形態による伝票処理システムが有する各装置の構成を説明した。続いて、本実施形態による伝票処理システムの動作を説明する。以下では、図5を参照して、本実施形態による伝票処理システムの動作概要について説明した後、図6、及び図7の画面遷移例を参照して、具体的な動作例について説明する。
<4−1.動作概要>
図5は、本実施形態にかかる伝票処理システムの動作を示す説明図である。まず、窓口端末22の読取部222が、伝票を光学的に読み取り、伝票画像を生成する(S100)。次に、窓口端末22のOCR部224が伝票画像を入力としてOCR処理を行い、伝票に記載された各取引項目の電子データを生成する(S102)。生成された電子データと伝票画像は、窓口端末22からデータベースサーバ12に送信される(S104)。さらに、窓口端末22から承認端末24に当該伝票の伝票IDを含む承認依頼が送信される(S106)。
続いて、処理サーバ14が、データベースサーバ12から伝票画像と、伝票種別に応じたレイアウト定義情報を受け取る(S108)。さらに、処理サーバ14の部分画像取得部1424は、レイアウト定義情報に基づいて各取引項目についての記載領域を切り出すことにより部分画像を取得し、処理サーバ14の部分画像記憶部144に取得された部分画像が記憶される(S110)。
また、承認依頼を受け取った承認端末24において、承認ユーザが伝票確認・承認判定のための操作を開始すると、承認端末24からデータベースサーバ12に、確認を開始する伝票の伝票IDを含む開始指示が送信される(S112)。開始指示を受け取ったデータベースサーバ12は、承認端末24に電子データと伝票画像を送信する(S114)。承認端末24の表示処理部2442は、受け取った電子データと伝票画像を用いて承認画面を生成し、承認端末24の表示操作部242に当該承認画面を表示させる(S116)。
取引項目を指定するための項目指定操作が、承認ユーザにより行われ、承認端末24の操作処理部2444によって検出されると(S118)、承認ユーザによって指定された取引項目を示す指定項目の情報が承認端末24から処理サーバ14に送信される(S120)。続いて、処理サーバ14の部分画像抽出部1426は、指定項目に対応する部分画像を処理サーバ14の部分画像記憶部144から抽出する(S122)。抽出された部分画像は、処理サーバ14から承認端末24に送信される(S124)。
続いて、承認端末24の表示処理部2442が、上記部分画像と、指定項目の電子データを示す領域(第一の領域)と、が並べられた第一の比較画面を生成し、承認端末24の表示操作部242に当該第一の比較画面を表示させる(S126)。
ここで、承認操作、または非承認操作が承認ユーザにより行われ、承認端末24の操作処理部2444によって検出されると(S128においてYES)、各操作に応じた承認判定結果(承認、または非承認)が処理サーバ14に送信される(S130)。続いて、処理サーバ14は、受け取った承認判定結果に応じて当該伝票にかかる取引の承認処理、または非承認処理を行う(S132)。なお、ここで、処理サーバ14から窓口端末22に処理結果が送信されてもよい。
また、承認端末24の操作処理部2444により、承認操作、または非承認操作が検出されず(S128)、項目指定操作が検出されると(S118)、上述のステップS120〜S126の処理が行われ、指定項目についての比較画面が表示される。例えば、承認ユーザは、ある取引項目について比較画面により確認した後、他の取引項目についても確認したい場合、当該他の取引項目を指定するための項目指定操作を行ってもよい。
以上、本実施形態にかかる伝票処理システムの動作の概要を説明した。続いて、上記で説明したステップS118における項目指定操作と、ステップS116、S126おいて承認端末24の表示操作部242が表示する画面について説明する。以下では、単一の取引項目が指定される場合の項目指定操作と画面遷移の例(第一の動作例)について説明した後、伝票に記載された取引項目の全てが指定される場合の項目指定操作と画面遷移の例(第二の動作例)について説明する。
<4−2.第一の動作例>
まず、単一の取引項目が指定される場合の項目指定操作と画面遷移の例(第一の動作例)について説明する。第一の動作例において、表示操作部242は、1または2以上の取引項目の電子データを示す第二の領域を表示し、当該第二の領域に対するタッチ操作に基づいて、第一の比較画面を表示する。
また、第一の動作例において、指定項目は、表示操作部242が表示する当該第二の領域に対するタッチ操作に基づいて指定される。例えば、指定項目は、伝票画像と上記の第二の領域が表示された承認画面において、当該第二の領域内の一点を始点とし、当該伝票画像が表示される領域内へタッチ位置を移動させるタッチ操作が行われた場合に、当該始点の位置に基づいて指定されてもよい。特に、第二の領域に表示された1または2以上の取引項目の電子データのうち、特定の取引項目の電子データを示す領域が上記始点であった場合に、当該特定の取引項目が指定項目として指定されてもよい。
承認ユーザが確認したい取引項目の電子データは第二の領域に既に表示されているため、第二の領域に対するタッチ操作に基づいて指定項目が指定されることで、承認ユーザが項目指定操作を直感的に理解しやすいという効果がある。また、上記始点に基づいて指定項目が指定されることで、例えば承認ユーザは第二の領域に表示された取引項目の中から指定したい項目を始点としてタッチ操作を開始すればよいので、項目指定操作がより承認ユーザにとって直感的に理解しやすいという効果がある。
図6は、単一の取引項目が指定される場合の項目指定操作と画面遷移の例を示す説明図である。図6上段は、ステップS116において、図2を参照して説明した承認画面が表示操作部242に表示された後、承認ユーザが取引内容表示領域G11(第二の領域)に含まれる取引項目「口座番号」の電子データを示す領域内の一点にタッチした状態を示している。ここで、当該一点を始点とし、伝票画像が表示されている伝票画像表示領域G12にタッチ位置を移動させる(スワイプさせる)タッチ操作が行われた場合、取引項目「口座番号」が指定項目として指定される(S118)。
上記の操作により指定項目が指定されると、上述したステップS120〜S124の処理により、上記の指定項目「口座番号」に対応する部分画像が処理サーバ14から承認端末24に提供される。部分画像を受け取った表示処理部2442は、図6中段のように、部分画像(G16)と指定項目の電子データを示す第一の領域(G15)と、が並べられた第一の比較画面を生成し、表示操作部242に当該画面を表示させる(S126)。
また、図6中段のように、指定項目の電子データを示す第一の領域(G15)は、第二の領域(G11)に含まれる当該指定項目の電子データを示す領域より大きくてもよい。また、第一の比較画面に並べられる部分画像(G16)は、図6上段の伝票画像表示領域G12に表示されていた伝票画像における当該部分画像に対応する領域より大きくてもよい。上記のように、指定項目の電子データ、または、指定項目に対応する部分画像が、取引項目の指定前よりも大きく表示されることで、承認端末24がタブレット端末やスマートフォンなどの小さい表示操作部を有する装置であった場合でも、見やすい大きさで情報が提示される。
また、本実施形態において、第一の比較画面は、図6中段のように、部分画像と、上記第一の領域と、が取引項目の記載方向と交差する方向上に並べられた画面である。上記のように部分画像、及び第一の領域が並べられることで、部分画像内の記載方向と第一の領域内の記載方向が同一となり、承認ユーザにとって両者の比較や確認がより容易になるという効果がある。
なお、指定項目の電子データを示す第一の領域(G15)は、一般にポップヒントやチップヘルプなどと呼ばれる小さなウィンドウ領域と同様に、所定の表示領域に文字情報(指定項目の電子データ)が記載され、表示される領域であってもよい。
本動作例においては、図6中段のように、タッチ位置が保たれた状態(承認ユーザが表示操作部242にタッチした状態)の間、第一の比較画面が表示操作部242に表示される。また、上記の状態から、タッチ位置が検出されなくなる(承認ユーザが指を離す)と、図6中段のような第一の比較画面から、図6下段のような承認画面へ遷移する。
第一の動作例によれば、部分画像記憶部144から、ユーザが指定した取引項目に対応する部分画像のみが抽出され、指定項目に対応する当該部分画像と電子データが並べられるので、電子データと比較すべき部分画像が明確になるという効果がある。また、上述したように、第一の比較画面(図6中段)では、ユーザが確認したい情報(指定項目に関する情報)が、承認画面(図6上段)内の当該情報よりも大きく表示されるため、承認端末24が小さい表示操作部を有する装置であっても見やすいという効果がある。
<4−3.第二の動作例>
続いて、伝票に記載された取引項目の全てが指定される場合の項目指定操作と画面遷移の例(第二の動作例)について説明する。第二の動作例において、指定項目が2以上である場合、表示処理部2442は、当該2以上の指定項目について、指定項目ごとに対応する部分画像と、各指定項目の電子データを示す領域(第一の領域)とが隣接して並べられた第一の比較画面を生成する。
また、第二の動作例において、表示操作部242は、伝票画像と伝票に記載された1または2以上の取引項目の電子データを示す第二の領域を表示し、当該伝票画像と当該第二の領域に対するマルチタッチ操作に基づいて、当該1または2以上の取引項目の全てを指定項目とした第一の比較画面を表示する。例えば、上記のマルチタッチ操作は、伝票画像内の一点と第二の領域内の一点の二点を始点とし、当該二点のタッチ点の位置が近づいていくマルチタッチ操作(ピンチクローズ操作)であってもよい。
上記のように、第二の動作例におけるタッチ操作は、複数のタッチ位置によるマルチタッチ操作であるため、第一の動作例で説明した一つのタッチ位置を移動させて単一の取引項目を指定するタッチ操作とは区別されて検出され得る。
図7は、伝票に記載された取引項目の全てが指定される場合の項目指定操作と画面遷移の例を示す説明図である。図7上段は、ステップS116において、承認画面が表示操作部242に表示された後、承認ユーザが伝票画像表示領域G22内の伝票画像内の一点と取引内容表示領域G21(第二の領域)内の一点、の二点をタッチした状態を示している。なお、ここで図7上段の承認画面は、図2を参照して説明した承認画面と同様であり、図7上段の各領域G20〜G24は、図2を参照して説明した各領域G10〜G14に対応する。
図7上段に示した状態から、承認ユーザが上記二点のタッチ点の位置を近づけるマルチタッチ操作(ピンチクローズ操作)を行った場合、取引内容表示領域G21に示される取引項目の全てが指定項目として指定される(S118)。
上記の操作により指定項目が指定されると、上述したステップS120〜S124の処理により、取引内容表示領域G21に示される全ての取引項目に対応する部分画像が処理サーバ14から承認端末24に提供される。2以上の部分画像を受け取った表示処理部2442は、図7下段の比較領域G25に示されたような、指定項目ごとに対応する部分画像と、各指定項目の電子データを示す領域(第一の領域)とが隣接して並べられた第一の比較画面を生成し、表示操作部242に当該画面を表示させる(S126)。
第二の動作例によれば、承認ユーザは、2以上の取引項目について比較したい場合に、画面を切り替える操作を必要とせず、取引項目ごとに隣接して並べられた電子データと部分画像を容易に見比べて確認することが可能である。
<<5.変形例>>
以上、本発明の一実施形態を説明した。以下では、本実施形態の幾つかの変形例を説明する。なお、以下に説明する各変形例は、単独で本実施形態に適用されてもよいし、組み合わせで本実施形態に適用されてもよい。また、各変形例は、本実施形態で説明した構成に代えて適用されてもよいし、本実施形態で説明した構成に対して追加的に適用されてもよい。
<5−1.第一の変形例>
上記では、単一の伝票を確認するための比較画面が生成される例を説明したが、本実施形態はかかる例に限定されない。例えば、窓口端末22が複数の伝票にかかる取引について承認依頼を行った場合、表示処理部2442は、複数の伝票を確認するための第二の比較画面(第二の画面)を生成してもよい。第二の比較画面は、例えば、当該複数の伝票を光学的に読み取ることで得られた複数の伝票画像から、所定の項目(所定項目)についての記載領域を切り出すことにより得られた複数の部分画像と、当該所定項目の電子データを示す第一の領域と、が並べられた画面であってもよい。かかる構成によれば、複数の伝票を同時に確認すること、及び複数の伝票を確認するための操作数の増大を抑制することが可能である。
図8は、本変形例における処理サーバ14の部分画像記憶部144が記憶するデータ構造のイメージを示す説明図である。本変形例において、部分画像記憶部144は、複数の伝票について各伝票にかかる部分画像を記憶する。各伝票は伝票IDによって区別され、部分画像記憶部144は、伝票ごとに、かつ取引項目(店番、科目、口座番号など)ごとに部分画像(店番画像、科目画像、口座番号画像など)を記憶する。また、部分画像抽出部は、伝票IDと取引項目を組み合わせることで、部分画像記憶部144から、伝票と取引項目に対応付けられた部分画像を抽出する。
図9は、複数の伝票を確認するための第二の比較画面にかかる画面遷移を示す説明図である。図9上段左の画面から図9下段の画面への画面遷移例と、図9上段右の画面から図9下段の画面への画面遷移例の動作について順次説明する。なお、以下では、図5〜図7を参照して説明した動作との相違点について主に説明を行い、図5〜図7を参照して説明した動作と同様の部分については適宜説明を省略する。
図9上段左の画面が有する各領域G20〜G24は図7上段における各領域G20〜G24と同様である。加えて、図9上段左の画面は、伝票画像表示領域G22に表示された伝票の他に伝票が存在することを示す伝票見切れイメージを表示する、伝票見切れイメージ表示領域G26a、及びG26bをさらに有する。なお、図9上段左の画面において、左、または右にスワイプ操作(一本の指で画面をタッチした状態で、指をある方向に動かす操作)が行われた場合、伝票画像表示領域G22に表示される伝票画像は、他の伝票の伝票画像に変更されてもよい。
図9上段左の画面において、図9上段左に示したように伝票見切れイメージ表示領域G26aとG26bの二点がタッチされた状態から、上記二点のタッチ点の位置を近づけるマルチタッチ操作(ピンチクローズ操作)が行われた場合、図9下段に示した画面に遷移する。この時、操作処理部2444が上記ピンチクローズ操作を検出すると、取引にかかる複数の伝票の伝票IDと、所定の取引項目「店番」が処理サーバ14に送信される。なお、上記処理は、図5を参照して説明したステップS118、S120に対応し、取引項目指定操作が検出される代わりに上記操作が検出され、指定項目が送信される代わりに複数の伝票の伝票IDと所定の取引項目が送信される。
続いて、処理サーバ14は、当該複数の伝票の伝票IDと所定の取引項目に対応した複数の部分画像を抽出し、承認端末24に送信する(S124)。当該複数の部分画像を受け取った承認端末24の表示処理部2442は、図9下段に示したように、複数の伝票を確認するための第二の比較画面(第二の画面)を生成し、表示操作部242に当該画面を表示させる(S126)。
また、図9上段右の画面が有する各領域G23〜G25は、図7における各領域G23〜G25と同様であり、図9上段右の画面は図7下段の画面と同様に、指定項目ごとに対応する部分画像と、各指定項目の電子データを示す領域(第一の領域)とが隣接して並べられた第一の比較画面である。加えて、図9上段右の画面は、比較領域G25に表示された伝票の他に伝票が存在することを示す伝票見切れイメージを表示する、伝票見切れイメージ表示領域G27a、及びG27bをさらに有する。なお、図9上段右の画面において、左、または右にスワイプ操作が行われた場合、比較領域G22に表示される電子データ及び部分画像は、他の伝票から得られた電子データ及び部分画像に変更されてもよい。
図9上段右の画面において、図9上段右に示したように伝票見切れイメージ表示領域G27aとG27bの二点がタッチされた状態から、上記二点のタッチ点の位置を近づけるマルチタッチ操作(ピンチクローズ操作)が行われた場合、図9下段に示した画面に遷移する。なお、この時の詳細な処理は、図9上段左の画面から図9下段の画面への画面遷移の場合と同様であるため省略する。
図9下段に示した第二の比較画面は、複数の伝票について部分画像と電子データを比較するための比較領域G28を有する。また、第二の比較画面は、比較領域G28に表示された取引項目の他に取引項目が存在することを示す取引項目見切れイメージを表示する、取引項目見切れイメージ表示領域G29a、及びG29bをさらに有する。なお、図9下段の画面において、左、または右にスワイプ操作が行われた場合、比較領域G28に表示される電子データ及び部分画像は、他の取引項目に対応する電子データ及び部分画像に変更されてもよい。
また、図9下段に示した第二の比較画面において、比較領域G28には伝票ごとに所定項目「店番」の電子データを示す第一の領域が表示されているが、本変形例はかかる例に限定されない。例えば、当該複数の伝票について、所定項目の電子データが同一の場合(例えば取引にかかる複数の伝票すべてに同一の店番が記載されていた場合)、当該所定項目の電子データを示す第一の領域はすべての伝票に対応する1つのみが表示されてもよい。
また、上記では、図9上段左、及び図9上段右のように、伝票見切れイメージが表示され、当該伝票見切れイメージが表示される領域に対するマルチタッチ操作により第二の比較画面が表示される例を説明したが、本発明はかかる例に限定されない。
例えば、図10のように、伝票見切れイメージに代わり、矢印領域G30a、及びG30bが表示され、矢印領域G30a、及びG30bに対するマルチタッチ操作により第二の比較画面が表示されてもよい。この場合、矢印領域G30a、またはG30bに対するタッチ操作に応じて、伝票画像表示領域G22に表示される伝票画像が、他の伝票の伝票画像に変更されてもよい。
また、図11のように、伝票見切れイメージに代わり、縮小された伝票を示す縮小伝票画像G31a〜G31eが表示され、縮小伝票画像G31a、及びG31eに対するピンチクローズ操作が行われることで、第二の比較画面が表示されてもよい。この場合、縮小伝票画像G31a〜G31eに対するタッチ操作に応じて、伝票画像表示領域G22に表示される伝票画像が、他の伝票の伝票画像に変更されてもよい。
<5−2.第二の変形例>
上記では、伝票に含まれる取引項目の内容がテキスト(文字列)で記載される例について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、伝票に含まれる取引項目の内容が、手書きの印や印影であってもよい。
図12は、手書きの印によって選択される取引項目「口座種類」と、取引項目「お届け印」を含む伝票に関して、「口座種類」と「お届け印」を指定項目とした第一の比較画面を示す説明図である。「口座種類」については、選択された「普通」が電子データとして第一の領域G321に表示され、伝票における口座種類の選択欄が部分画像G322として表示される。また、「お届け印」については、データベースサーバ12に記憶された顧客のお届け印の印影の画像が電子データとして第一の領域G323に表示され、伝票におけるお届け印の捺印欄が部分画像G324として表示される。
<<6.ハードウェア構成>>
以上、本発明の一実施形態と各変形例を説明した。上述した項目指定操作検出処理、画面生成処理、などの情報処理は、ソフトウェアと、以下に説明する承認端末24のハードウェアとの協働により実現される。
図13は、承認端末24のハードウェア構成を示す説明図である。図13に示したように、承認端末24は、CPU(Central Processing Unit)2411と、ROM(Read Only Memory)2412と、RAM(Random Access Memory)2413と、入力装置2414と、出力装置2415と、ストレージ装置2416と、通信装置2417とを備える。
CPU2411は、演算処理装置及び制御装置として機能し、各種プログラムに従って承認端末24内の動作全般を制御する。また、CPU2411は、マイクロプロセッサであってもよい。ROM2412は、CPU2411が使用するプログラムや演算パラメータなどを記憶する。RAM2413は、CPU2411の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータなどを一時記憶する。これらはCPUバスなどから構成されるホストバスにより相互に接続されている。主に、CPU2411、ROM2412及びRAM2413とソフトウェアとの協働により、表示処理部2442、操作処理部2444の機能が実現される。
入力装置2414は、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、マイクロフォン、スイッチ及びレバーなどユーザが情報を入力するための入力手段と、ユーザによる入力に基づいて入力信号を生成し、CPU2411に出力する入力制御回路などから構成されている。承認端末24のユーザは、該入力装置2414を操作することにより、承認端末24に対して各種のデータを入力したり処理動作を指示したりすることができる。
出力装置2415は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)装置、有機エレクトロルミネッセンスディスプレイ(OLED)装置などの表示装置を含む。さらに、出力装置2415は、スピーカ及びヘッドホンなどの音声出力装置を含む。例えば、表示装置は、撮像された画像や生成された画像などを表示する。一方、音声出力装置は、音声データなどを音声に変換して出力する。
ストレージ装置2416は、データ格納用の装置である。ストレージ装置2416は、記憶媒体、記憶媒体にデータを記録する記録装置、記憶媒体からデータを読み出す読出し装置及び記憶媒体に記録されたデータを削除する削除装置などを含んでもよい。ストレージ装置2416は、図4を参照して説明した記憶部248に対応し、CPU2411が実行するプログラムや各種データを格納する。
通信装置2417は、例えば、通信網3に接続するための通信デバイスなどで構成された通信インタフェースである。また、通信装置2417は、無線LAN(Local Area Network)対応通信装置、LTE(Long Term Evolution)対応通信装置、有線による通信を行うワイヤー通信装置、またはブルートゥース通信装置を含んでもよい。通信装置2417は、図4を参照して説明した通信部246に対応する。
なお、上記では承認端末24のハードウェア構成を説明したが、データベースサーバ12、処理サーバ14、及び窓口端末22も、承認端末24と同様に、CPU2411、ROM2412及びRAM2413などに相当するハードウェアを有する。そして、処理サーバ14のハードウェアとソフトウェアとの協働により、例えば主制御部1422、部分画像取得部1424、部分画像抽出部1426の機能が実現される。
<<7.むすび>>
以上説明したように、本発明の実施形態によれば、指定項目についての記載領域を切り出すことにより得られた部分画像と、前記指定項目の電子データを示す第一の領域とが並べられた画面が生成される。かかる構成によれば、ユーザがより容易に複数の情報を見比べることが可能であり、さらに不整合箇所の見落としを抑制することが可能である。
また、第一の変形例として説明したように、本発明の実施形態によれば、取引にかかる複数の伝票が存在する場合において、複数の伝票を同時に確認すること、及び複数の伝票を確認するための操作数の増大を抑制することが可能である。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、承認端末24が有する表示処理部2442が、第一の比較画面などの画面生成処理を行う例を説明したが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、処理サーバ14が画面生成処理を行い、生成された画面が承認端末24に提供されてもよい。また、処理サーバ14と承認端末24は一体化した装置として構成されてもよい。
また、上記実施形態では、指定項目についての記載領域を切り出すことにより得られた部分画像が表示される例について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、承認端末24は、部分画像の表示に代えて、伝票画像における当該指定項目についての記載領域を拡大表示してもよい。
また、上記第一の動作例では、第二の領域内の一点を始点とし、表示操作部242が伝票画像を表示する領域内へタッチ位置を移動させるタッチ操作(スワイプ操作)が行われた場合に、第一の画面が表示される例を説明したが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、第二の領域内の取引項目の電子データを示す領域や、取引項目名を示す領域がタップされる(タッチ点が検出された後にタッチ点が解放される)場合に、第一の画面が表示されてもよい。
また、上記第二の動作例では、図7上段に示したように第二の領域(G21)と伝票画像表示領域G22が縦に並べられた例を説明したが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、図6上段に示したように両者が横に並べられてもよい。
また、上記第二の動作例や第一の変形例では、ピンチクローズ操作が行われた場合に、画面遷移が行われる例を説明したが、ピンチオープン操作(2本以上の指で画面をタッチし、それらの指を離していく操作)が行われた場合に、一つ前の画面に戻る画面遷移が行われてもよい。
また、上記実施形態では、金融取引に関する伝票の処理システムに本発明を適用した例を説明したが、本発明はかかる例に限定されず、例えば、伝票以外の書面の処理システムに対しても適用可能である。
また、本明細書の伝票処理システムにおける各ステップは、必ずしもシーケンス図として記載された順序に沿って時系列に処理する必要はない。例えば、伝票処理システムの処理における各ステップは、シーケンス図として記載した順序と異なる順序で処理されても、並列的に処理されてもよい。
また、データベースサーバ12、処理サーバ14、窓口端末22、及び承認端末24に内蔵されるCPU、ROM及びRAMなどのハードウェアに、上述したデータベースサーバ12、処理サーバ14、窓口端末22、及び承認端末24の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも作成可能である。特に、承認端末24がコンピュータプログラムをダウンロード及びインストールすることにより、承認端末24に、部分画像取得部1424、及び部分画像抽出部1426などの機能が実装されてもよい。また、該コンピュータプログラムを記憶させた記憶媒体も提供される。
本発明は、情報表示技術に適用可能であり、特に伝票処理システムに適用可能である。
1 事務センタ
12 データベースサーバ
122 伝票画像記憶部
124 レイアウト定義情報記憶部
126 電子データ記憶部
128 通信部
14 処理サーバ
142 制御部
1422 主制御部
1424 部分画像取得部
1426 部分画像抽出部
144 部分画像記憶部
146 通信部
2 営業店
22 窓口端末
222 読取部
224 OCR部
226 通信部
24 承認端末
242 表示操作部
244 制御部
2442 表示処理部
2444 操作処理部
246 通信部
248 記憶部
3 通信網

Claims (14)

  1. 1または2以上の項目についての記載領域を含む書面を光学的に読み取ることで得られた読取画像から、前記1または2以上の項目のうちユーザによって指定される指定項目についての記載領域を切り出すことにより得られた部分画像と、前記指定項目の電子データを示す第一の領域と、が並べられた第一の画面を生成する画面生成部を備える、情報処理装置。
  2. 表示機能及びタッチ位置の検出機能を有する表示操作部をさらに備え、
    前記表示操作部は前記1または2以上の項目の電子データを示す第二の領域を表示し、前記第二の領域に対するタッチ操作に基づいて、前記第一の画面を表示する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記指定項目は、前記表示操作部が表示する前記第二の領域に対するタッチ操作に基づいて指定される、請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記表示操作部は前記読取画像をさらに表示し、
    前記指定項目は、前記表示操作部が表示する前記第二の領域内の一点を始点とし、前記表示操作部が前記読取画像を表示する領域内へタッチ位置を移動させるタッチ操作が行われた場合に、前記始点の位置に基づいて指定される、請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記画面生成部は、前記指定項目が2以上の場合に、前記2以上の前記指定項目について、前記指定項目ごとに対応する前記部分画像と前記第一の領域とが隣接して並べられた前記第一の画面を生成する、請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 表示機能及び複数のタッチ位置の検出機能を有する表示操作部をさらに備え、
    前記表示操作部は前記読取画像と前記1または2以上の項目の電子データを示す第二の領域を表示し、前記第二の領域と前記読取画像に対するマルチタッチ操作に基づいて、前記前記1または2以上の項目の全てを前記指定項目とした前記第一の画面を表示する、請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記画面生成部は、複数の前記書面を光学的に読み取ることで得られた複数の前記読取画像から、所定項目についての記載領域を切り出すことにより得られた複数の部分画像と、前記所定項目の電子データを示す第一の領域と、が並べられた第二の画面をさらに生成し、
    前記表示操作部は、前記第一の画面の表示中に行われたマルチタッチ操作に基づいて、前記第二の画面を表示する、請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記書面の前記記載領域の位置を示すレイアウト定義情報に基づいて前記記載領域を切り出すことにより、前記部分画像を得る部分画像取得部をさらに備える、請求項1〜7いずれか一項に記載の情報処理装置。
  9. 前記部分画像を記憶する部分画像記憶部と、
    前記指定項目に対応する部分画像を前記部分画像記憶部から抽出する部分画像抽出部と、
    をさらに備える、請求項1〜8いずれか一項に記載の情報処理装置。
  10. 前記第一の画面は、前記部分画像と、前記第一の領域と、が前記項目の記載方向と交差する方向上に並べられた画面である、請求項1〜9のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  11. 前記書面は金融取引に関する伝票であり、前記項目は当該伝票に記載される金融取引に係る取引項目である、請求項1〜10のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  12. 1または2以上の項目についての記載領域を含む書面を光学的に読み取ることで得られた読取画像から、前記1または2以上の項目のうちユーザによって指定される指定項目についての記載領域を切り出すことにより得られた部分画像と、前記指定項目の電子データを示す第一の領域と、が並べられた第一の画面を生成する画面生成部と、
    表示機能及びタッチ位置の検出機能を有し、前記第一の画面を表示する表示操作部と、
    前記書面の記載領域の位置を示すレイアウト定義情報に基づいて、前記部分画像を得る部分画像取得部と、
    前記部分画像を記憶する部分画像記憶部と、
    前記指定項目に対応する部分画像を前記部分画像記憶部から抽出する部分画像抽出部と、
    を備える、情報処理システム。
  13. 1または2以上の項目についての記載領域を含む書面を光学的に読み取ることで得られた読取画像から、前記1または2以上の項目のうちユーザによって指定される指定項目についての記載領域を切り出すことにより得られた部分画像と、前記指定項目の電子データを示す第一の領域と、が並べられた第一の画面を生成すること、を含む情報処理方法。
  14. コンピュータに、
    1または2以上の項目についての記載領域を含む書面を光学的に読み取ることで得られた読取画像から、前記1または2以上の項目のうちユーザによって指定される指定項目についての記載領域を切り出すことにより得られた部分画像と、前記指定項目の電子データを示す第一の領域と、が並べられた第一の画面を生成する処理を行わせるための、プログラム。
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