JP2016143031A - 複写機及びその支持部材 - Google Patents

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達郎 渡辺
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Abstract

【課題】複写機の搬送時にスキャナ装置が上下方向に移動し変形することを阻止して支持する支持部材を、設置時においてキャスタ固定部材として別途利用できるようにした複写機を提供することにある。
【解決手段】複写機1は、キャスタ40により移動自在とされた複写機本体1aに、画像形成装置20と、画像形成装置20の上方に側方に開放された排紙空間30を形成して支持されたスキャナ装置10と、搬送時に画像形成装置20とスキャナ装置10との間に着脱自在に装着され、設置時において前記装着を解消し、キャスタ40の移動を阻止するように装着されて使用されるスキャナ支持部材50とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複写機及びその支持部材に関するものである。
画像形成装置の上方にスキャナ装置が側方に開放された排紙空間を形成して支持された複写機において、搬送時における前記スキャナ装置の変形を阻止するため、前記画像形成装置と前記スキャナ装置との間に支持部材を設けたものが知られている。
この支持部材は、複写機の設置時には外されるため、所定の収納位置に置かれたり、時に紛失したり、廃棄されてしまうこともあった。
そこで、従来から、この支持部材を搬送時のみならず、複写機の設置時において別途利用する方法が考えられてきた。例えば、スキャナ装置の支持部材として使用した緩衝材(発泡材)を、複写機の底面と床面の間に挟み、キャスタの移動を阻止することが既に知られている(例えば、特許文献1)。
ところで、特許文献1に開示の方法では、複写機の搬送時にスキャナ装置の上方移動を阻止することができない上に、複写機を設置後、緩衝材がへたり、設置当初の機能が持続できない問題があった。
本発明の目的は、これらの問題点を解決するため、複写機の搬送時にスキャナ装置が上下方向に移動し変形することを阻止して支持する支持部材を、設置時においてキャスタ固定部材として別途利用できるようにした複写機を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明の複写機は、キャスタにより移動自在とされた複写機本体に、画像形成装置と、前記画像形成装置の上方に側方に開放された排紙空間を形成して支持されたスキャナ装置と、搬送時に前記画像形成装置と前記スキャナ装置との間に着脱自在に装着され、設置時において前記装着を解消し、前記キャスタの移動を阻止するように装着されて使用される支持部材とを有することを特徴とする。
本発明によれば、複写機を設置後継続使用しても、紛失したり、廃棄したりすることなく、複写機の搬送時にはスキャナ装置の変形を阻止し支持する支持部材を、設置時においてキャスタ固定部材として、別途利用できる。
本発明に係る実施例1の複写機の全体斜視図である。 図1に示す支持部材の拡大斜視図である。 図2に示す支持部材を分割してキャスタに取り付けた複写機底部の拡大図であり、(a)は支持部材を分割してキャスタに取り付ける前、(b)はキャスタに取り付けた後を示す図である。 複写機の底面図である。
(実施例1)
以下に、本発明に係る複写機の実施例を示す図面を参照しつつ本発明を説明する。
複写機1は、図1に示すように、複写機本体1aにはスキャナ装置10と、画像形成装置20と、排紙装置70によって排出される排紙空間30とを備え、複写機本体1aを支持し移動自在とするキャスタ40とを備えて概略構成されている。
複写機1は、原稿をスキャナ装置10において読み取り、その読み取られた画像を画像形成装置20において形成し、用紙に印字して、排紙装置70によって排紙空間30に排出して印刷する。
なお、複写機1は、プリンタ、ファクシミリ機等を組み合わせた複合機であってもよい。
スキャナ装置10は、画像形成装置20の上方にフレーム11によって支持されている。
排紙空間30は、スキャナ装置10と画像形成装置20との間に側方に開放されて形成される。すなわち、排紙空間30は、フレーム11及び排紙装置70が設けられている以外の部分が開放されている。このような構造になっているのは、複写機1をコンパクトにし、使用時の作業性を良くするためである。
複写機1の設置時には、上記スキャナ装置10の一隅はフレーム11によって支持されない構造であっても、強度的に支障はない。
しかしながら、複写機1の搬送時には、搬送の際に受ける衝撃や振動により、スキャナ装置10やフレーム11が変形し、排紙空間30の間隙に変化が生じるおそれがある。そこで、複写機1の搬送時には、スキャナ支持部材50(支持部材)がスキャナ装置10と画像形成装置20との間に着脱自在に装着される。
ここで、スキャナ支持部材50の取り付け位置は、排紙空間30として側方に開放された画像形成装置20及びスキャナ装置10の角の近傍に設けることが好ましい。取り付けに当たっては、例えば、スキャナ装置外枠と画像形成装置外枠にねじ孔を設け、そこに、スキャナ支持部材50をねじ留めする。
複写機1の設置時には、スキャナ装置10と画像形成装置20との間におけるスキャナ支持部材50の装着を解消し、排紙空間30から排出された用紙を取り出しやすくする。取り外されたスキャナ支持部材50は、後述するように、本実施例ではキャスタ40の移動を阻止するように装着されて使用される。
スキャナ支持部材50は、プレス、板金、鋳物等で製作される金属製材料である。なお、スキャナ支持部材50を製造する材料としては、スキャナ装置10を支えることができる強度と耐久性を有する剛性のある材料であればよく、樹脂であってもよい。
スキャナ支持部材50は、同一形状の小連結体51が複数連結して面一に構成される。本実施例では、図2に示すとおり、小連結体51は4個が連結して構成されている。このスキャナ支持部材50は、複写機1の設置時にキャスタ40の首振りを抑制し、互いの走行移動を阻止するために、少なくとも4つの小連結体51に分割される。
小連結体51が同一形状であることによって、同一の型によって製造ができ無駄にならず、部品の管理もしやすいといったメリットがある。
小連結体51は、本体部51bとその先端にねじ孔51cが形成された舌片51aとから構成される。本体部51bは、平板51fの両側に同一方向に立てられたリブ51gを備えた溝型形状であり、平板51fの一方向に板厚だけ変位(ジョグル)され、平板51fの他方向には他の小連結体51の舌片51aの形状を受ける切欠部51eを有する。本体部51bの切欠部51eの近傍の平板51fには、他の小連結体51が差し込まれたときに、舌片51aのねじ孔51cと一致する位置に孔51dが設けられている。
本実施例のスキャナ支持部材50は、小連結体51の舌片51aに形成されるねじ孔51cと、別の小連結体51の本体部51bに形成される孔51dとの位置を合わせ、ねじ52(バインダ)によって固定し連結され組み立てられる(図2)。ねじ52として、ツマミねじを用いれば、工具が不要であり、容易に装着し、分解することが可能となる。ツマミねじに限らず、コインねじなどを用いて固定してもよい。
小連結体51の連結における固定方法としては、ねじ52によらなくとも、搬送時の振動でスキャナ支持部材50が壊れない程度の強度を有する固定方法であればよい。例えば、舌片51aに爪部を設け本体部51bにその爪部がかかる構造、バンド、磁石等のバインダによって固定する構造であってもよい。
次に、複写機1の搬送を終え、設置した時に、スキャナ装置10と画像形成装置20との間におけるスキャナ支持部材50の装着を解消し、複数の小連結体51に分割して、複写機本体1aの底面にあるキャスタ40に取り付けた状態を説明する(図3、図4)。
小連結体51は、複写機本体1aの外側に向けた傾斜面61を有する支持部材固定部60(固定部材)に本体部51bを重ね合わせ、ねじ52を用いて固定される。
より具体的には、支持部材固定部60は、複写機本体1aの底面に、キャスタ40よりも複写機本体1a外側の4隅に固定されている。そして、複写機本体1aの底面から床面に斜め下方にかつ複写機本体1aの中心に向かって複写機本体1aから延在され、複写機本体1aの外側に向け本体部51bを受ける傾斜面61を有する。その傾斜面61には、小連結体51がねじ留めされるねじ孔63が設けられている。また、支持部材固定部60は、突出部62を有し、この突出部62は、小連結体51の切欠部51eと係合する。
このように支持部材固定部60に傾斜面61を設けているのは、小連結体51をねじ52で固定する際にねじ孔の位置を確認しやすくし、また、ねじ52を回しやすいように視認性と操作性を高めることにある。
本実施例と異なり、小連結体51の連結における固定方法としてねじを用いなかった場合には、別途ねじを用意して固定する。あるいは、支持部材固定部60の形状として、小連結体51の本体部51bが嵌合し連結するように凹凸を設けることで固定してもよい。
キャスタ40は、支柱部41と、車輪部42とから成り立つ。本実施例の車輪部42は、支柱部41からオフセットした状態で取り付けられている。支柱部41を中心に車輪部42が回転する首振り構造となっており、この首振り構造によって複写機1を移動させるときに方向自在に操ることが可能となっている。
車輪部42は、支柱部41を挟んで両サイドに車輪を配置した構成となっており、両車輪の間には隙間が形成され、両車輪は独立して回転する。
小連結体51の舌片51aを車輪部42の両車輪間の隙間に挿入することで、キャスタ40の首振りを固定する。
支柱部41を中心に車輪部42が回転しようとすると、舌片51aが両車輪の内側と接触して回転を規制する。
本実施例では、キャスタ40が2輪タイプであるが、1輪タイプの場合は、それに対応した形状の舌片51aを有する小連結体51を用いる。
また、キャスタ40の首振りは、支持部材固定部60と小連結体51の構造によっても固定される。すなわち、傾斜面61の先端側はリブ51gの内側に嵌合する形状となっていることに加え、突出部62と切欠部51eとが係合する構造であるため、回動しないようになっている。
次に複写機1の底部を下面から見た図4を用いて、キャスタ40の首振りを小連結体51によって固定し、複写機1が移動しない状態を説明する。
複写機1の底部の4隅にあるキャスタ40の車輪部42は、各々が複写機1の略中央部を向くように固定される。このように互いのキャスタ40が移動することを阻止し合う状態に固定することで、複写機1が自在に動くことを規制する。
複写機1に矢印A方向又はB方向の外力が加わった場合、キャスタ40c及びキャスタ40dがストッパの役割を果たす。矢印C方向又はD方向の外力が加わった場合には、キャスタ40a及びキャスタ40bがストッパの役割を果たす。矢印E方向、F方向、G方向又はH方向にそれぞれ外力が加わった場合には、キャスタ40aないし40dがそれぞれストッパの役割を果たし複写機1が自在に動くことを規制する。
このように、搬送時に使用したスキャナ支持部材50を、複写機1の設置時にキャスタ固定部材として使用することにより、別途専用のキャスタ固定部材が不要となり、部品点数を増加させず、製品コストを抑制できる。
また、スキャナ支持部材50は、強度と耐久性を有する金属製材料や樹脂等剛性のある材料を使用することにより、発泡性を有する緩衝材とは異なり、使用を継続しても機能低下を防ぎ、安定した固定手段を提供することができる。
さらに、複写機1の設置後、再び搬送する必要が生じた際には、小連結体51をキャスタ40から取り外し、連結して一本としたスキャナ支持部材50を、スキャナ装置10と画像形成装置20との間に取り付けることができ、再利用が可能である。
以上、本発明の実施例を図面により詳述してきたが、上記実施例は本発明の例示であり、本発明は上記実施例の構成にのみ限定されるものではない。本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、それは本発明に含まれるものである。
1…複写機
1a…複写機本体
10…スキャナ装置
20…画像形成装置
30…排紙空間
40…キャスタ
50…スキャナ支持部材(支持部材)
51…小連結体
51a…舌片
51b…本体部
51c…ねじ孔
51d…孔
51e…切欠部
51f…平板
51g…リブ
52…ねじ(バインダ)
60…支持部材固定部(固定部材)
61…傾斜面
63…ねじ孔
特開2005−306127号公報

Claims (9)

  1. キャスタにより移動自在とされた複写機本体に、画像形成装置と、前記画像形成装置の上方に側方に開放された排紙空間を形成して支持されたスキャナ装置と、搬送時に前記画像形成装置と前記スキャナ装置との間に着脱自在に装着され、設置時において前記装着を解消し、前記キャスタの移動を阻止するように装着されて使用される支持部材とを有することを特徴とする複写機。
  2. 請求項1に記載の複写機において、
    前記支持部材は同一形状の小連結体がバインダで複数連結されていることを特徴とする複写機。
  3. 請求項2に記載の複写機において、
    前記バインダはねじであることを特徴とする複写機。
  4. 請求項2又は請求項3に記載の複写機において、
    前記キャスタは、前記小連結体によって前記画像形成装置の略中央部に向かって固定されることを特徴とする複写機。
  5. 請求項2ないし請求項4のいずれか1項に記載の複写機において、
    前記小連結体は、平板の両側に同一方向に立てられたリブを備えた溝型の本体部と、前記平板の一方向に板厚だけ変位され、ねじ孔が形成された舌片と、前記平板の他方向には他の小連結体の前記舌片の形状を受ける切欠部とを有し、前記切欠部近傍の前記平板には他の小連結体が差し込まれたときに前記舌片のねじ孔と一致する位置に孔が設けられていることを特徴とする複写機。
  6. 請求項2ないし請求項5のいずれか1項に記載の複写機において、
    前記複写機本体の底面には、前記キャスタを固定するため、前記支持部材の前記小連結体を着脱自在に取り付けることができる固定部材を有することを特徴とする複写機。
  7. 請求項6に記載の複写機において、
    前記固定部材は、前記キャスタよりも前記複写機本体の外側の4隅に固定され、前記小連結体の前記孔に合わせたねじ孔を有し、前記複写機本体の底面から床面に向かって前記複写機本体の外側に向け前記本体部を受ける傾斜面を有することを特徴とする複写機。
  8. 複写機の搬送時には、複写機本体における画像形成装置とスキャナ装置との間に着脱自在に装着され、設置時には分割されてキャスタの移動を阻止することを特徴とする支持部材。
  9. 請求項8に記載の支持部材において、同一形状のものが連結されて構成されていることを特徴とする支持部材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017056585A (ja) * 2015-09-15 2017-03-23 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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