JP2016142864A - 画像表示装置および画像表示装置の位置合わせ方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】装着状態において、瞳と映像光の位置合わせを容易に行うことのできる画像表示装置および画像表示装置の位置合わせ方法を提供する。【解決手段】画像表示装置100は、変調光Lを生成する変調光生成部200と、変調光Lを走査する光走査部300と、アイリングER1を有する第1の映像光L1およびアイリングER2を有する第2の映像光L2を生成する映像光生成部400と、を有し、アイリングER1、ER2の径をaとし、観察者の瞳孔径をbとし、アイリングER1、ER2のピッチをcとし、第1、第2の映像光L1、L2の画角をθとし、観察者の眼球の半径をrとしたとき、(a/2)+(b/2)+rsin(θ/2)<cなる関係を満足する。【選択図】図3
Description
本発明は、画像表示装置および画像表示装置の位置合わせ方法に関するものである。
ヘッドマウントディスプレイ(HMD)やヘッドアップディスプレイ(HUD)の映像表示技術の1つとして、眼の網膜に直接レーザーを照射し、使用者に画像を視認させる表示装置が近年注目を集めている。
このような表示装置は、一般に、光を出射する発光装置と、出射した光が使用者の網膜を走査するように光路を変更する走査手段と、を備えている。そして、かかる表示装置によれば、使用者は、例えば外の景色と走査手段によって描かれる画像の双方を同時に視認することができる。
特許文献1には、光源と、光源から出射された光を2次元的に走査する走査部と、走査部で走査された光をユーザーの目に向けて偏向する偏向部と、を有する画像表示装置が開示されている。また、特許文献1の画像表示装置は、ユーザーの瞳孔が回転(移動)するのに伴って、瞳孔と偏向部との相対位置が変化した場合に、ユーザーが視認する画像の乱れ(視野欠け等)を抑制する構成を備えている。
このように、特許文献1の画像表示装置では、瞳孔の動きに対する画像の乱れについては低減することができるが、ユーザーの目の位置(左右の目の離間距離)に合わせて光軸を調節することができない。そのため、ユーザーによっては画像表示装置を装着した状態において、目の位置と偏光部の位置が合わず、瞳孔の動きに関係なく視野欠け等の表示不良が発生してしまう。
本発明の目的は、装着状態において、瞳と映像光の位置合わせを容易に行うことのできる画像表示装置および画像表示装置の位置合わせ方法を提供することにある。
このような目的は、下記の本発明により達成される。
本発明の画像表示装置は、観察者に装着して用いられる画像表示装置であって、
映像信号に基づいて変調された変調光を生成する変調光生成部と、
前記変調光を空間的に走査する光走査部と、
前記光走査部によって走査された前記変調光が入射され、第1の集光点を有する第1の映像光と、前記第1の集光点とは異なる位置にある第2の集光点を有する第2の映像光と、を生成する映像光生成部と、を有し、
前記第1の集光点および前記第2の集光点の径をaとし、
前記観察者の瞳孔径をbとし、
前記第1の集光点と前記第2の集光点とのピッチをcとし、
前記第1の映像光および前記第2の映像光の画角をθとし、
前記観察者の眼球の半径をrとしたとき、下記式(1)を満足することを特徴とする。
本発明の画像表示装置は、観察者に装着して用いられる画像表示装置であって、
映像信号に基づいて変調された変調光を生成する変調光生成部と、
前記変調光を空間的に走査する光走査部と、
前記光走査部によって走査された前記変調光が入射され、第1の集光点を有する第1の映像光と、前記第1の集光点とは異なる位置にある第2の集光点を有する第2の映像光と、を生成する映像光生成部と、を有し、
前記第1の集光点および前記第2の集光点の径をaとし、
前記観察者の瞳孔径をbとし、
前記第1の集光点と前記第2の集光点とのピッチをcとし、
前記第1の映像光および前記第2の映像光の画角をθとし、
前記観察者の眼球の半径をrとしたとき、下記式(1)を満足することを特徴とする。
これにより、瞳孔と映像光の位置合わせを容易に行うことのできる画像表示装置を提供することができる。具体的に説明すると、例えば、第1の映像光が観察者に視認させる真の映像光であり、第2の映像光が位置合わせ用の映像光である場合、瞳孔に第2の映像光が入射され、第2の映像光が視認されることで、瞳孔と第1の映像光との位置関係が適切でないことが分かる。この場合には、第2の映像光を視認できなくし、第1の映像光のみを視認できるように、画像表示装置の位置を調整することで、瞳孔と第1の映像光との位置関係を適切に調整することができる。
本発明の画像表示装置では、下記式(2)を満足することが好ましい。
これにより、瞳孔と映像光(第1の映像光)の位置合わせを精度よく行うことができる。
本発明の画像表示装置では、下記式(3)を満足することが好ましい。
これにより、瞳孔と映像光の位置合わせをより精度よく行うことができる。
本発明の画像表示装置では、下記式(4)を満足することが好ましい。
これにより、瞳孔と映像光の位置合わせをさらに精度よく行うことができる。
本発明の画像表示装置では、6.3mm≦c≦8.5mmなる関係を満足していることが好ましい。
ここで、一般的な瞳孔の最大径(bの最大値)は、7mm程度と言われている。そのため、cを上記の範囲とすることで、暗い所では第1の映像光および第2の映像光の両者が瞳孔に入射し易くなり、前記の調整がより容易となる。また、調整を終えて、明るい場所で使用する場合には、元よりも瞳孔が小さくなるため、第2の映像光が瞳孔に入射され難くなる。
ここで、一般的な瞳孔の最大径(bの最大値)は、7mm程度と言われている。そのため、cを上記の範囲とすることで、暗い所では第1の映像光および第2の映像光の両者が瞳孔に入射し易くなり、前記の調整がより容易となる。また、調整を終えて、明るい場所で使用する場合には、元よりも瞳孔が小さくなるため、第2の映像光が瞳孔に入射され難くなる。
本発明の画像表示装置では、前記第2の集光点は、前記第1の集光点を中心とする円の円周上に複数設けられていることが好ましい。
これにより、瞳孔と映像光(第1の映像光)の位置合わせをより容易に行うことができる。
これにより、瞳孔と映像光(第1の映像光)の位置合わせをより容易に行うことができる。
本発明の画像表示層では、前記第2の集光点は、前記円周上に等間隔に6つ設けられていることが好ましい。
これにより、瞳孔と映像光(第1の映像光)の位置合わせをさらに容易に行うことができる。
これにより、瞳孔と映像光(第1の映像光)の位置合わせをさらに容易に行うことができる。
本発明の画像表示装置では、外界光の少なくとも一部を遮蔽する遮蔽部を有していることが好ましい。
これにより、瞳孔の径を大きくすることができるため、瞳孔と映像光(第1の映像光)の位置合わせを精度よく行うことができる。
これにより、瞳孔の径を大きくすることができるため、瞳孔と映像光(第1の映像光)の位置合わせを精度よく行うことができる。
本発明の画像表示装置の位置合わせ方法は、映像信号に基づいて変調された変調光を生成する変調光生成部と、前記変調光を空間的に走査する光走査部と、前記光走査部によって走査された前記変調光が入射され、第1の集光点を有する第1の映像光と、前記第1の集光点とは異なる位置にある第2の集光点を有する第2の映像光と、を生成する映像光生成部と、を有する画像表示装置を観察者に装着し、
前記観察者の瞳孔に前記第1の映像光および前記第2の映像光の両方が入射する場合または第2の映像光のみが入射する場合に、前記第2の映像光の位置に基づいて、前記第1の映像光のみが前記瞳孔に入射するように前記瞳孔に対する前記第1の映像光の位置を調整することを特徴とする。
これにより、瞳孔と映像光(第1の映像光)の位置合わせを容易に行うことができる。
前記観察者の瞳孔に前記第1の映像光および前記第2の映像光の両方が入射する場合または第2の映像光のみが入射する場合に、前記第2の映像光の位置に基づいて、前記第1の映像光のみが前記瞳孔に入射するように前記瞳孔に対する前記第1の映像光の位置を調整することを特徴とする。
これにより、瞳孔と映像光(第1の映像光)の位置合わせを容易に行うことができる。
本発明の画像表示装置の位置合わせ方法では、外界光の少なくとも一部を遮断した状態で前記調整を行うことが好ましい。
これにより、瞳孔の径を大きくすることができるため、瞳孔と映像光(第1の映像光)の位置合わせを精度よく行うことができる。
これにより、瞳孔の径を大きくすることができるため、瞳孔と映像光(第1の映像光)の位置合わせを精度よく行うことができる。
以下、本発明の画像表示装置および画像表示装置の位置合わせ方法の好適な実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の画像表示装置の第1実施形態(ヘッドマウントディスプレイ)の概略構成を示す図である。図2は、図1に示す画像表示装置の斜視図である。図3は、図1に示す画像表示装置の表示ユニットの概略構成図である。図4は、表示ユニットに含まれる変調光生成部を示す図である。図5は、表示ユニットに含まれる光走査部を示す平面図である。図6は、複数のアイリングの配置を示す平面図および上面図である。図7は、アイリングと瞳孔の位置関係を示す図である。図8は、シェード部材を示す図である。図9は、画像表示装置の位置合わせを説明するための図である。図10は、画像表示装置の位置合わせを説明するための図である。図11は、アイリングのピッチcと画角θの関係を示すグラフである。図12は、画像表示装置の位置合わせを説明するための図である。図13は、アイリングのピッチcと画角θの関係を示すグラフである。図14は、画像表示装置の位置合わせを説明するための図である。図15は、アイリングのピッチcと画角θの関係を示すグラフである。図16は、アイリングのピッチcと瞳孔径bの関係を示すグラフである。
図1は、本発明の画像表示装置の第1実施形態(ヘッドマウントディスプレイ)の概略構成を示す図である。図2は、図1に示す画像表示装置の斜視図である。図3は、図1に示す画像表示装置の表示ユニットの概略構成図である。図4は、表示ユニットに含まれる変調光生成部を示す図である。図5は、表示ユニットに含まれる光走査部を示す平面図である。図6は、複数のアイリングの配置を示す平面図および上面図である。図7は、アイリングと瞳孔の位置関係を示す図である。図8は、シェード部材を示す図である。図9は、画像表示装置の位置合わせを説明するための図である。図10は、画像表示装置の位置合わせを説明するための図である。図11は、アイリングのピッチcと画角θの関係を示すグラフである。図12は、画像表示装置の位置合わせを説明するための図である。図13は、アイリングのピッチcと画角θの関係を示すグラフである。図14は、画像表示装置の位置合わせを説明するための図である。図15は、アイリングのピッチcと画角θの関係を示すグラフである。図16は、アイリングのピッチcと瞳孔径bの関係を示すグラフである。
なお、以下では、説明の便宜上、互いに直交する3つの軸として、X軸、Y軸およびZ軸を図示している。ここで、X軸、Y軸およびZ軸は、画像表示装置100を観察者の頭部Hに装着した際に、X軸方向が頭部Hの左右方向、Y軸方向が頭部Hの上下方向、Z軸方向が頭部Hの前後方向となるように設定されている。
図1に示す画像表示装置100は、ヘッドマウントディスプレイ(頭部装着型画像表示装置)である。このような画像表示装置100は、眼鏡のような外観をなし、観察者の頭部Hに装着して使用され、観察者に虚像による画像を外界像と重畳した状態で視認させる。
画像表示装置100は、図1ないし図3に示すように、変調光生成部200と、光走査部300と、映像光生成部400と、フレーム600と、を有している。この画像表示装置100では、変調光生成部200が映像信号に基づき変調された変調光Lを生成し、光走査部300が変調光Lを空間的(2次元的)に走査し、映像光生成部400が走査された変調光Lから第1の映像光L1および第2の映像光L2を生成し、第1の映像光L1および第2の映像光L2を観察者の眼EYに導くように構成されている。これにより、映像信号に応じた虚像を観察者に視認させることができる。
また、画像表示装置100では、変調光生成部200、光走査部300および映像光生成部400からなる表示ユニット500が、左右の目に対応するように両側に設けられている。すなわち、本実施形態の画像表示装置100は、両眼型のヘッドマウントディスプレイである。ただし、表示ユニット500は、左目または右目の一方に対応するように片側にのみ設けられていてもよい。すなわち、画像表示装置100は、単眼型のヘッドマウントディスプレイであってもよい。
以下、画像表示装置100の各構成要素について順次詳細に説明する。ただし、左目用の表示ユニット500と右目用の表示ユニット500とは、同様の構成であるため、以下では、左目用の表示ユニット500について代表して説明し、右目用の表示ユニット500については、その説明を省略する。
(フレーム)
図1および図2に示すように、フレーム600は、眼鏡フレームのような形状をなしており、表示ユニット500を支持している。また、フレーム600は、リム部611、シェード部612およびノーズパッド613を有するフロント部610と、フロント部610の左右両端から延出した1対のテンプル620と、を有している。
図1および図2に示すように、フレーム600は、眼鏡フレームのような形状をなしており、表示ユニット500を支持している。また、フレーム600は、リム部611、シェード部612およびノーズパッド613を有するフロント部610と、フロント部610の左右両端から延出した1対のテンプル620と、を有している。
シェード部612は、外界光の透過を抑制する機能を有し、映像光生成部400を支持する部材であり、リム部611によって支持されている。そして、このようなシェード部612の中央部にノーズパッド613が設けられている。ノーズパッド613は、観察者が画像表示装置100を頭部Hに装着したとき、観察者の鼻NSに当接して、画像表示装置100を観察者の頭部Hに対して支持する。一方、テンプル620は、観察者の耳EAに掛けるための角度が付けられていないストレートテンプルであり、観察者が画像表示装置100を頭部Hに装着したとき、テンプル620の一部が、観察者の耳EAに当接するよう構成されている。また、右側のテンプル620の内部には変調光生成部200および光走査部300が移動可能に収容されている。
また、画像表示装置100では、観察者に装着された状態にいて、観察者の眼EYに対して表示ユニット500が各部(変調光生成部200、光走査部300および映像光生成部400)の相対的位置関係を保持しながら、上下・左右(図2中の矢印A、B方向)に移動可能となっている。これにより、後述するように、画像表示装置100を観察者に装着した状態で、表示ユニット500と観察者の眼EY(瞳孔EY1)との位置を調整することができ、優れた画像表示特性を発揮することができるようになる。なお、表示ユニット500をフレームに対して移動させる構成としては特に限定されず、図示もしていないが、例えば、ノーズパッド613がシェード部612に対して上下に移動可能な構成とすることで、観察者の眼EYに対して表示ユニット500を上下に移動させることができ、リム部611に対して表示ユニット500を左右に移動可能な構成とすることで、観察者の眼EYに対して表示ユニット500を左右に移動させることができる。
以上、フレーム600について説明したが、フレーム600の形状は、観察者の頭部Hに装着することができ、表示ユニット500が移動可能となっているものであれば、図示のものに限定されない。
(変調光生成部)
変調光生成部200は、テンプル620に内蔵されており、図4に示すように、波長の異なる複数の光源210R、210G、210Bを有する光源部210と、光源210R、210G、210Bを駆動する駆動回路220R、220G、220Bと、光源210R、210G、210Bから出射された光を平行光化するコリメータレンズ240R、240G、240Bと、光合成部230と、集光レンズ241と、制御部250と、を有する。
変調光生成部200は、テンプル620に内蔵されており、図4に示すように、波長の異なる複数の光源210R、210G、210Bを有する光源部210と、光源210R、210G、210Bを駆動する駆動回路220R、220G、220Bと、光源210R、210G、210Bから出射された光を平行光化するコリメータレンズ240R、240G、240Bと、光合成部230と、集光レンズ241と、制御部250と、を有する。
光源部210が有する光源210Rは、赤色光を射出するものであり、光源210Gは、緑色光を射出するものであり、光源210Bは、青色光を射出するものである。このような3色の光を用いることにより、フルカラーの画像を表示することができる。なお、光源210R、210G、210Bとしては、特に限定されないが、例えば、レーザーダイオード、LED等を用いることができる。
駆動回路220Rは、光源210Rを駆動する機能を有し、駆動回路220Gは、光源210Gを駆動する機能を有し、駆動回路220Bは、光源210Bを駆動する機能を有する。また、駆動回路220R、220G、220Bは、制御部250によって、独立して駆動が制御されている。このような駆動回路220R、220G、220Bにより駆動された光源210R、210G、210Bから射出された3つの光は、それぞれ、コリメータレンズ240R、240G、240Bによって平行光化されて光合成部230に入射する。
光合成部230は、複数の光源210R、210G、210Bからの光を合成するものである。本実施形態では、光合成部230は、2つのダイクロイックミラー231、232を有する。ダイクロイックミラー231は、赤色光を透過させるとともに緑色光を反射する機能を有し、ダイクロイックミラー232は、赤色光および緑色光を透過させるとともに青色光を反射する機能を有する。このようなダイクロイックミラー231、232を用いることにより、光源210R、210G、210Bからの赤色光、緑色光および青色光の3色の光を合成する。この際、制御部250によって、光源210R、210G、210Bからの光の強度をそれぞれ独立して変調することで、所定の色の変調光Lとなる。そして、生成された変調光Lは、集光レンズ241によって所望のNA(開口数)に変更された後、光走査部300に導かれる。
以上、変調光生成部200について説明したが、この変調光生成部200の構成としては、変調光Lを生成することができれば、本実施形態の構成に限定されない。
(光走査部)
光走査部300は、変調光Lを空間的(2次元的)に走査する光スキャナーである。光走査部300は、図5に示すように、ミラー311を有する可動部310と、可動部310を軸J1まわりに揺動(回動)可能に支持する軸部321、322と、軸部321、322を支持する駆動枠部330と、駆動枠部330を軸J1に直交する軸J2まわりに揺動(回動)可能に支持する軸部341、342と、軸部341、342を支持する枠状の支持部350と、駆動枠部330を支持部350に対して軸J2まわりに揺動させつつ、可動部310を駆動枠部330に対して軸J1まわりに揺動させる図示しない駆動手段と、を有している。このような構成によれば、可動部310が軸J1および軸J2の両軸まわりに揺動するため、ミラー311で反射させた変調光Lを2次元的に走査することができる。
光走査部300は、変調光Lを空間的(2次元的)に走査する光スキャナーである。光走査部300は、図5に示すように、ミラー311を有する可動部310と、可動部310を軸J1まわりに揺動(回動)可能に支持する軸部321、322と、軸部321、322を支持する駆動枠部330と、駆動枠部330を軸J1に直交する軸J2まわりに揺動(回動)可能に支持する軸部341、342と、軸部341、342を支持する枠状の支持部350と、駆動枠部330を支持部350に対して軸J2まわりに揺動させつつ、可動部310を駆動枠部330に対して軸J1まわりに揺動させる図示しない駆動手段と、を有している。このような構成によれば、可動部310が軸J1および軸J2の両軸まわりに揺動するため、ミラー311で反射させた変調光Lを2次元的に走査することができる。
以上、光走査部300の構成について説明したが、光走査部300の構成としては、変調光Lを2次元的に走査することができれば、本実施形態の構成に限定されない。例えば、光走査部300は、変調光Lを1次元的に走査する光スキャナーを2つ備えた構成であってもよいし、光スキャナーに替えてポリゴンミラーやガルバノミラーを用いた構成であってもよい。
(映像光生成部)
映像光生成部400は、シェード部612に設けられており、使用時に観察者の左眼EYの前方に位置するように配置されている。この映像光生成部400は、観察者の眼EYを覆うのに十分な大きさを有しており、光走査部300で走査された変調光Lを映像光として観察者の眼EYに向けて入射させる機能を有する。
映像光生成部400は、シェード部612に設けられており、使用時に観察者の左眼EYの前方に位置するように配置されている。この映像光生成部400は、観察者の眼EYを覆うのに十分な大きさを有しており、光走査部300で走査された変調光Lを映像光として観察者の眼EYに向けて入射させる機能を有する。
映像光生成部400は、図3に示すように、支持板420と、支持板420に支持されている光偏向部410と、を有している。支持板420は、例えば、可視域で高い透光性(光透過性)を示す樹脂材料等で形成された基材上に半透過反射膜が製膜された透光性部材である。
光偏向部410は、光走査部300で走査された変調光Lを映像光として観察者の眼EYの方向に偏向させる機能を有している。このような光偏向部410は、例えば、回折格子の一つであるホログラム素子で構成されている。このホログラム素子は、特定波長帯域にある光については回折させ、それ以外の波長帯域にある光については透過する性質を有する半透過膜である。これにより、観察者は、外界像を視認しながら、映像光により形成された虚像(画像)を視認することができる。すなわち、シースルー型のヘッドマウントディスプレイを実現することができる。
本実施形態の光偏向部410は、走査された変調光Lから1つの第1の映像光L1と6つの第2の映像光L2とを生成する。なお、第1の映像光L1は、観察者に視認させるための真の映像光であり、6つの第2の映像光L2は、第1の映像光L1と観察者の眼EYの瞳孔EY1との位置合わせを行うための位置合わせ用の映像光である。そのため、例えば、観察者が第1の映像光L1と第2の映像光L2とを容易に区別できるように、例えば、第2の映像光L2の強度(明るさ)を第1の映像光L1の強度(明るさ)よりも弱く(暗く)したり、第2の映像光L2の色味を第1の映像光L1の色味と異ならせたりすることが好ましい。このような差異は、ホログラム素子を製造する際の露光工程で、露光光の波長や強度を調整することで容易に実現することができる。
第1の映像光L1の集光点(第1の集光点)であるアイリングER1および各第2の映像光L2の集光点(第2の集光点)であるアイリングER2は、図6に示すように、同一の面f内に位置している。また、6つのアイリングER2は、アイリングER1を中心とする円Cの円周上に等間隔に離間して配置されている。言い換えると、アイリングER1を中心とする正六角形の各角上にアイリングER2が位置している。また、アイリングER1と2つのアイリングER2とが横方向(左右方向)にほぼ一直線に並んで配置されている。このような配置では、アイリングER1と各アイリングER2とのピッチ(中心間距離)と、隣り合う2つのアイリングER2のピッチ(中心間距離)とが、全て等しくなっている。
ここで、図6に示すように、アイリングER1、ER2の径をa(mm)とし、観察者の瞳孔EY1の径をb(mm)とし、アイリングER1およびアイリングER2のピッチ(中心間距離)をc(mm)とし、図3に示すように、第1の映像光L1および第2の映像光L2の画角をθ(°)とし、観察者の眼球の半径をr(mm)としたとき、画像表示装置100は、下記式(1)を満足している。
なお、本実施形態では、aは、ミラー311の径とほぼ等しくなっている。また、bの瞳孔径は、特に、瞳孔EY1がほぼ最大(例えば、最大値の90%以上)に開いた状態の径(以下「最大瞳孔径」と言う)とすることが好ましい。これは、例えば、白色の紙(例えば、一般的な事務用コピー紙)の輝度が0.1cd/m2以下となるような暗さの環境下での瞳孔径という事もできる。これにより、後述するように、画像表示装置100を適切に装着した状態での画像表示特性がより向上する。なお、最大瞳孔径は、年齢、体格等による個人差があるが、一般的には、7mm±0.5mm程度とされている。
式(1)の関係を満足することで、図7に示すように、第1の映像光L1が正面に視認できるように表示ユニット500の位置を調整した状態(すなわち、瞳孔EY1のほぼ中央に第1の映像光L1が入射する状態)において、b=最大瞳孔径のときに、画角θ分だけ眼EYを動かしても(図7中の領域S内で瞳孔EY1を動かしても)、瞳孔EY1が周囲に位置するアイリングER2まで到達することがない。すなわち、画角θ内の眼EYの移動であれば、第2の映像光L2が視認されることがなく、観察者は、常に第1の映像光L1のみを視認することができる。言い換えれば、観察者が第1の映像光L1のみを視認できるような調整状態を存在させることができるということである。そのため、第1の映像光L1と第2の映像光とが同時に視認されることによる画像ぶれ等が防止され、優れた表示特性を発揮することができる。このように、b=最大瞳孔径の状態でさえ第2の映像光L2が視認されないのであるから、bが最大瞳孔径よりも小さくなる普段の使用環境(明け方、日中、明りのある夜間等外界光が存在している状態)では、上記の効果をより確実に発揮することができる。
以下、式(1)を満足する条件での表示ユニット500と瞳孔EY1との位置合わせの一例を説明する。まず、画像表示装置100を装着し、瞳孔EY1に入射する外界光の少なくとも一部を遮断して瞳孔EY1を最大瞳孔径とする。外界光を遮断する方法としては特に限定されないが、例えば、観察者が室内にいる場合にはカテーンやブラインドを閉じることで太陽光を遮断すると共に照明を消し暗室とすればよい。また、例えば、画像表示装置100に図8に示すような外界光を遮断するためのシェード部材(遮光部)700が付属している場合には、画像表示装置100の上からシェード部材700を装着すればよい。また、シェード部612がアクティブシェードとなっており、遮光率(外界光の透過率)を変化させることができる場合には、シェード部612の遮光率を高めればよい。特に、シェード部材700を有する構成や、シェード部612がアクティブシェードとなっている構成によれば、周囲の環境に影響されずに瞳孔EY1を最大瞳孔径とすることができるため、表示ユニット500の位置合わせをより容易に行うことができる。
外界光を遮断し、瞳孔EY1を正面に向けた状態において、図9(a)に示すように、第2の映像光L2が視認される場合には、表示ユニット500と瞳孔EY1との位置が適正でない。そのため、観察者は、上述した移動機構を操作して表示ユニット500を左右・上下に動かし、第1の映像光L1を正面で視認できるように眼EYに対する表示ユニット500の位置を調整する。
同様に、外界光を遮断し、瞳孔EY1を正面に向けた状態において、図9(b)に示すように、第1の映像光L1および第2の映像光L2のいずれもが視認されない場合にも、表示ユニット500と瞳孔EY1との位置が適正でない。そのため、観察者は、上述した移動機構を操作して表示ユニット500を左右・上下に動かし、第1の映像光L1を正面で視認できるように表示ユニット500の位置を調整する。
このように、式(1)を満足していれば、瞳孔EY1と第1の映像光L1との位置合わせを容易に行うことができると共に、適切な位置に位置合わせした後は、第1の映像光L1のみを視認することができる。そのため、利便性および画像表示特性に優れた画像表示装置100となる。
画像表示装置100は、さらに、下記式(2)を満足することが好ましい。
画像表示装置100は、さらに、下記式(2)を満足することが好ましい。
上記の式(2)の関係を満足することで、上記の式(1)で得られる効果よりもさらに優れた効果を発揮することができる。すなわち、前述したように、式(1)を満足するだけでは、画像表示装置100を装着した初期状態において、第1の映像光L1および第2の映像光L2のいずれもが視認できない場合がある。さらに、表示ユニット500を目に対して上下・左右・斜めに動かしても、なかなか第1の映像光L1または第2の映像光L2を視認できない場合がある。
これに対して、上記の式(2)を満足していれば、図10に示すように、初期状態において、第1の映像光L1および第2の映像光L2のいずれもが視認できない場合でも、表示ユニット500を眼EYに対して上下または左右に動かしさえすれば、第1の映像光L1および第2の映像光L2のいずれかを視認することができる。そのため、上記の式(2)を満足することで、上記の式(1)を満足する場合と比較して、瞳孔EY1と第1の映像光L1との位置合わせをより容易に行うことができる。なお、上下または左右に表示ユニット500を移動させて、最初に第1の映像光L1が視認されれば、この第1の映像光L1を正面で視認できるように、表示ユニット500の位置を微調整すればよいし、最初に第2の映像光L2が視認されれば、視認された第2の映像光L2の位置から推測して、第1の映像光L1を正面で視認できるように表示ユニット500の位置を再調整すればよい。
また、例えば、b(最大瞳孔径)=7mm、a=1mm、r=12mm、θ≦50°とした場合、図11に示すグラフから分かるように、cを最大で9mm程度に設定することができる。
画像表示装置100は、さらに、下記式(3)を満足することが好ましい。
上記の式(3)の関係を満足することで、上記の式(2)で得られる効果よりもさらに優れた効果を発揮することができる。すなわち、前述したように、式(2)を満足する条件では、画像表示装置100を装着した初期状態において、第1の映像光L1および第2の映像光L2のいずれも視認できない場合には、表示ユニット500を眼EYに対して上下または左右に動かしさえすれば、第1の映像光L1および第2の映像光L2のいずれかを視認することできる。しかし、例えば、斜めに動かした場合には、第1の映像光L1または第2の映像光L2を視認できない場合がある。
これに対して、上記の式(3)を満足していれば、図12に示すように、初期状態において、第1の映像光L1および第2の映像光L2のいずれもが視認できない場合、表示ユニット500を眼EYに対してどこかの方向(面方向)にさせれば、第1の映像光L1および第2の映像光L2のいずれかを視認することができる。そのため、上記の式(3)を満足することで、上記の式(2)を満足する場合と比較して、瞳孔EY1と第1の映像光L1との位置合わせをより容易に行うことができる。
また、例えば、b(最大瞳孔径)=7mm、a=1mm、r=12mm、θ≦40°とした場合、図13に示すグラフから分かるように、cを最大で8mm程度に設定することができる。
画像表示装置100は、さらに、下記式(4)を満足することが好ましい。
画像表示装置100は、さらに、下記式(4)を満足することが好ましい。
上記の式(4)の関係を満足することで、上記の式(3)で得られる効果よりもさらに優れた効果を発揮することができる。すなわち、前述したように、式(3)を満足する条件では、画像表示装置100を装着した初期状態において、第1の映像光L1および第2の映像光L2のいずれも視認できない場合がある。そのため、まず、第1の映像光L1または第2の映像光L2のいずれかを見つけなければならず、その分、瞳孔EY1と第1の映像光L1との位置合わせに時間がかかってしまう場合がある。
これに対して、上記の式(4)を満足していれば、図14(a)および(b)に示すように、画像表示装置100を装着した初期状態において、必ず、第1の映像光L1または第2の映像光L2を視認することができる。そのため、上記の式(4)を満足することで、上記の式(3)を満足する場合と比較して、瞳孔EY1と第1の映像光L1との位置合わせをより容易に行うことができる。
また、例えば、b(最大瞳孔径)=7mm、a=1mm、r=12mm、θ≦30°とした場合、図15に示すグラフから分かるように、cを最大で7mm程度に設定することができる。
以上説明した式(1)〜(4)を図16に示すグラフにまとめた。図16に示すグラフは、a=1mm、r=12mmとしたときの、b(最大瞳孔径)とc(離間距離)の関係を示している。図16のグラフから分かるように、6.5mm≦b≦7.5mmの範囲について、式(4)の条件では、c=6.3mm〜6.6mm程度の範囲でθ≦20°に対応することができる。同様に、式(3)の条件では、c=6.3mm〜7.5mm程度の範囲でθ≦20°に対応することができ、さらに、c=7.3mm〜7.5mm程度の範囲でθ≦30°に対応することができる。また、式(2)の条件では、c=6.3mm〜8.5mmの範囲でθ≦20°に対応することができ、c=7.3mm〜8.5mm程度の範囲でθ≦30°に対応することができ、さらに、c=8.3mm〜8.5mm程度の範囲でθ≦40°に対応することができる。
以上ことから、cは、bが7mm±0.5mmの範囲内において、6.3mm≦c≦8.5mmなる関係を満足していることが好ましい。これにより、例えば、θを20°程度としたときに、cの値を最適化することができる。そのため、上述した効果をより効果的に発揮することができる。
以上、本発明の画像表示装置および画像表示装置の位置合わせ方法について、図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、本発明の画像表示装置では、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができ、また、他の任意の構成を付加することもできる。
また、本発明の画像表示装置は、観察者が視認する画像として虚像を形成するものであれば、眼鏡型のヘッドマウントディスプレイに適用する場合に限定されず、例えば、ヘルメット型またはヘッドセット型のヘッドマウントディスプレイや、観察者の首や肩等の身体で支持される形態の画像表示装置等にも適用可能である。また、前述した実施形態では、画像表示装置全体が観察者の頭部に装着される場合を例に説明したが、画像表示装置は、観察者の頭部に装着される部分と、観察者の頭部以外の部分に装着または携帯される部分とを有していてもよい。
また、前述した実施形態では、両眼タイプの透過型ヘッドマウントディスプレイの構成について代表的に説明したが、例えば、観察者がヘッドマウントディスプレイを装着した状態において外景が遮断される非透過型ヘッドマウントディスプレイの構成であってもよい。また、本発明の画像表示装置は、スピーカーやヘッドフォン等の音声を出力させる装置等を有していてもよい。
100……画像表示装置
200……変調光生成部
210……光源部
210B、210G、210R……光源
220B、220G、220R……駆動回路
230……光合成部
231、232……ダイクロイックミラー
240B、240G、240R……コリメータレンズ
241……集光レンズ
250……制御部
300……光走査部
310……可動部
311……ミラー
321、322……軸部
330……駆動枠部
341、342……軸部
350……支持部
400……映像光生成部
410……光偏向部
420……支持板
500……表示ユニット
600……フレーム
610……フロント部
611……リム部
612……シェード部
613……ノーズパッド
620……テンプル
700……シェード部材
A、B……矢印
C……円
EA……耳
ER1、ER2……アイリング
EY……眼
EY1……瞳孔
H……頭部
J1、J2……軸
L……変調光
L1……第1の映像光
L2……第2の映像光
NS……鼻
S……領域
f……面
r……半径
θ……画角
200……変調光生成部
210……光源部
210B、210G、210R……光源
220B、220G、220R……駆動回路
230……光合成部
231、232……ダイクロイックミラー
240B、240G、240R……コリメータレンズ
241……集光レンズ
250……制御部
300……光走査部
310……可動部
311……ミラー
321、322……軸部
330……駆動枠部
341、342……軸部
350……支持部
400……映像光生成部
410……光偏向部
420……支持板
500……表示ユニット
600……フレーム
610……フロント部
611……リム部
612……シェード部
613……ノーズパッド
620……テンプル
700……シェード部材
A、B……矢印
C……円
EA……耳
ER1、ER2……アイリング
EY……眼
EY1……瞳孔
H……頭部
J1、J2……軸
L……変調光
L1……第1の映像光
L2……第2の映像光
NS……鼻
S……領域
f……面
r……半径
θ……画角
Claims (10)
- 観察者に装着して用いられる画像表示装置であって、
映像信号に基づいて変調された変調光を生成する変調光生成部と、
前記変調光を空間的に走査する光走査部と、
前記光走査部によって走査された前記変調光が入射され、第1の集光点を有する第1の映像光と、前記第1の集光点とは異なる位置にある第2の集光点を有する第2の映像光と、を生成する映像光生成部と、を有し、
前記第1の集光点および前記第2の集光点の径をaとし、
前記観察者の瞳孔径をbとし、
前記第1の集光点と前記第2の集光点とのピッチをcとし、
前記第1の映像光および前記第2の映像光の画角をθとし、
前記観察者の眼球の半径をrとしたとき、下記式(1)を満足することを特徴とする画像表示装置。
- 6.3mm≦c≦8.5mmなる関係を満足している請求項1ないし4のいずれか1項に記載の画像表示装置。
- 前記第2の集光点は、前記第1の集光点を中心とする円の円周上に複数設けられている請求項1ないし5のいずれか1項に記載の画像表示装置。
- 前記第2の集光点は、前記円周上に等間隔に6つ設けられている請求項6に記載の画像表示装置。
- 外界光の少なくとも一部を遮蔽する遮蔽部を有している請求項1ないし7のいずれか1項に記載の画像表示装置。
- 映像信号に基づいて変調された変調光を生成する変調光生成部と、前記変調光を空間的に走査する光走査部と、前記光走査部によって走査された前記変調光が入射され、第1の集光点を有する第1の映像光と、前記第1の集光点とは異なる位置にある第2の集光点を有する第2の映像光と、を生成する映像光生成部と、を有する画像表示装置を観察者に装着し、
前記観察者の瞳孔に前記第1の映像光および前記第2の映像光の両方が入射する場合または第2の映像光のみが入射する場合に、前記第2の映像光の位置に基づいて、前記第1の映像光のみが前記瞳孔に入射するように前記瞳孔に対する前記第1の映像光の位置を調整することを特徴とする画像表示装置の位置合わせ方法。 - 外界光の少なくとも一部を遮断した状態で前記調整を行う請求項9に記載の画像表示装置の位置合わせ方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2015017659A JP2016142864A (ja) | 2015-01-30 | 2015-01-30 | 画像表示装置および画像表示装置の位置合わせ方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015017659A JP2016142864A (ja) | 2015-01-30 | 2015-01-30 | 画像表示装置および画像表示装置の位置合わせ方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016142864A true JP2016142864A (ja) | 2016-08-08 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2015017659A Pending JP2016142864A (ja) | 2015-01-30 | 2015-01-30 | 画像表示装置および画像表示装置の位置合わせ方法 |
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Country | Link |
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2015
- 2015-01-30 JP JP2015017659A patent/JP2016142864A/ja active Pending
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