JP2016142588A - 電子時計およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが補正値を入力することなく、より容易に標高の補正を行うことができる電子時計およびプログラムを提供する。
【解決手段】電子時計100は、標高を計測する高度計測部108と、登山開始地点における標高である開始標高を記憶するRAM110と、入力を受け付けるキー入力手段104と、キー入力手段104が登山開始を示す入力を受け付けると、RAM110に記憶された開始標高に基づいて、高度計測部108が計測した標高を補正するCPU101とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子時計およびプログラムに関する。
気圧センサを用いた高度計では、気圧や温度の変動により計測する標高(高度)が実際の標高とずれる場合がある。そのため、ユーザは登山時に登山口等で計測する標高を補正する必要がある。従来、高度計による標高計測開始時に行う標高補正は、入山口などのスタート地点で、看板などに表記されている標高を参考に補正値を入力する必要があった(例えば、特許文献1参照)。
図9は、従来における補正処理を示す処理手順を示したフローチャートである。まず、高度計は、入山口の標高hgateの入力を受け付ける(ステップS1001)。ユーザは、入山口にある看板などに表記されている標高を入力する。続いて、高度計は、初回標高h0を計測する(ステップS1002)。そして、高度計は、計測した初回標高h0を入力された標高hgateに補正する(ステップS1003)。その後、高度計は、登山開始ボタンの入力を受け付ける(ステップS1004)。ユーザは、登山開始ボタンを押下する。そして、高度計は、現在標高を計測して表示する(ステップS1005)。
特開2012−198155号公報
しかしながら、高度計の標高補正時に必要な補正値の入力作業は煩雑であり、時間のかかる作業である。そのため、登山直前に、ユーザが逐一立ち止まって補正値の入力作業を行うのは手間がかかる。また、場所によっては、標高の表記がない場所もあり、標高補正を行うことが出来ない場合もあった。
そこで、本発明は上述の事情を鑑みてなされたものであり、ユーザが補正値を入力することなく、より容易に標高の補正を行うことができる電子時計およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明は、標高を計測する高度計測部と、登山開始地点における標高である開始標高を記憶する記憶部と、入力を受け付ける操作部と、前記操作部が登山開始を示す入力を受け付けると、前記記憶部に記憶された開始標高に基づいて、前記高度計測部が計測した標高を補正する補正部と、を備えることを特徴とする電子時計である。
また、本発明の他の態様の電子時計において、前記補正部は、前記高度計測部が計測した標高と、前記記憶部に記憶された開始標高との差が所定値以下である場合に、前記高度計測部が計測した標高を補正することを特徴とする。
また、本発明の他の態様の電子時計において、標高を補正するか否かの選択入力を受け付ける選択部をさらに備え、前記補正部は、前記選択部が補正する選択入力を受け付けた場合にのみ、前記高度計測部が計測した標高を補正することを特徴とする。
また、本発明の他の態様の電子時計において、前記記憶部は、複数の地点それぞれにおける標高を記憶し、前記補正部は、前記記憶部が記憶する標高のうち、前記高度計測部が計測した標高に最も近い標高に基づいて、前記高度計測部が計測した標高を補正することを特徴とする。
また、本発明の他の態様は、電子時計のコンピュータに、標高を計測する高度計測ステップと、操作部が登山開始を示す入力を受け付けると、登山開始地点における標高である開始標高を記憶する記憶部に記憶された開始標高に基づいて、前記高度計測ステップが計測した標高を補正する補正ステップと、を実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、電子時計は、標高を計測する高度計測部と、登山開始地点における標高である開始標高を記憶する記憶部と、入力を受け付ける操作部と、補正部とを備える。補正部は、操作部が登山開始を示す入力を受け付けると、記憶部に記憶された開始標高に基づいて、高度計測部が計測した標高を補正する。すなわち、予め補正値である開始標高を記憶部に記憶させておくことで、補正値の登録と登録された補正値に基づく補正とを異なるタイミングで行うことができる。これにより、登山中にユーザが補正値を入力することなく、標高の補正をすることができる。
本発明の第1の実施形態における電子時計の外観構成を示す正面図である。 第1の実施形態における電子時計の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態における電子時計が実行する登録処理の処理手順を示したフローチャートである。 第1の実施形態における電子時計が実行する補正処理の処理手順を示したフローチャートである。 本発明の第2の実施形態におけるRAMが記憶する標高テーブルのデータ構成及びデータ例を示す概略図である。 第2の実施形態における電子時計が実行する登録処理の処理手順を示したフローチャートである。 第2の実施形態における電子時計が実行する補正処理の処理手順を示したフローチャートである。 第3の実施形態における電子時計が実行する補正処理の処理手順を示したフローチャートである。 従来における補正処理を示す処理手順を示したフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、各図において同一部分には同一符号を付している。
[第1の実施形態]
まず、本発明の第1の実施形態について説明する。図1は、本実施形態における電子時計100の外観構成を示す正面図である。電子時計100は、高度計測機能付き電子時計である。図示するように、電子時計100は、複数(本実施形態では6つ)のキー入力手段104A〜Fと、表示部105とを備えている。
キー入力手段104A〜F(操作部、入力部)は、操作入力を受け付ける。例えば、キー入力手段104Fは、登山の開始を示す操作入力を受け付ける登山開始ボタンであり、登山の終了を示す操作入力を受け付ける登山終了ボタンである。また、キー入力手段104A〜Fは、登山開始地点における標高である開始標高(補正値)の入力を受け付ける。なお、操作入力を受け付ける操作部は、複数のキー入力手段104から構成されていてもよいし、1つのキー入力手段104から構成されていてもよい。表示部105は、液晶ディスプレイまたはセグメントディスプレイ等であり、情報を表示する。
図2は、本実施形態における電子時計100の構成を示すブロック図である。図示する例では、電子時計100は、CPU(Central Processing Unit)101(補正部)と、発振回路102と、分周回路103と、キー入力手段104と、表示部105と、電池106と、気圧計測部107と、高度計測部108と、RAM(Random Access Memory、ランダムアクセスメモリ)110(記憶部)と、ROM(Read Only Memory、読み出し専用メモリ)111とを備える。
CPU101は、電子時計100が備える各部の制御を行う。また、CPU101は、キー入力手段104A〜Fが開始標高の入力を受け付けると、当該開始標高をRAM110に書き込んで記憶する。また、CPU101は、キー入力手段104A〜Fが登山開始を示す入力を受け付けると、高度計測部108が計測した標高と、RAM110に記憶された開始標高との差が所定値以下である場合に、RAM110に記憶された開始標高に基づいて、高度計測部108が計測した標高を補正する。
また、CPU101は、分周回路103から入力された計測信号に基づいて現在時刻を計時して表示部105に表示する。また、CPU101は、高度計測部108から入力された標高を表示部105に表示する。
発振回路102は、所定周波数(例えば、32768Hz)の発振信号を生成して分周回路103に出力する。分周回路103は、発振回路102から入力された発振信号の周波数を分周して計測の基準となる計測信号を生成し、生成した計測信号をCPU101に出力する。キー入力手段104(104A〜F)は、操作入力を受け付ける。電池106は、電子時計100が備える各部に、動作するための電力を供給する。
気圧計測部107は、例えば気圧センサであり、気圧を計測し、計測した気圧を高度計測部108に出力する。高度計測部108は、気圧計測部107から入力された気圧に基づいて標高(高度)を計測し、計測した標高をCPU101に出力する。気圧計測部107と高度計測部108とが、標高(高度)を計測する高度計を構成する。
RAM110は、電子時計100の各部が用いるデータを記憶する。例えば、RAM110は、登山開始地点における標高である開始標高を記憶する。ROM111は、CPU101が実行する動作用プログラムを予め記憶している。この動作用プログラムは、CPU101の起動時に読み出される。
次に、本実施形態における電子時計100が、開始標高を登録する登録処理について説明する。図3は、本実施形態における電子時計100が実行する登録処理の処理手順を示したフローチャートである。電子時計100は、開始標高を登録する操作の入力を受け付ける(例えば、キー入力手段104Aが長押し入力を受け付ける)と、本図に示す登録処理を実行する。ユーザは、例えば自宅等で、当該登録処理を実行し、予め登山の開始地点の開始標高の登録を行う。
(ステップS101)CPU101は、入山口(登山開始地点)の開始標高の入力を受け付ける。ユーザは、キー入力手段104A〜Fを操作して開始標高を入力する。その後、ステップS102の処理に進む。
(ステップS102)CPU101は、ステップS101において入力された入山口の開始標高hgateをRAM110に書き込んで記憶する。その後、処理を終了する。
次に、本実施形態における電子時計100が、登録された開始標高に基づいて、高度計測部108が計測する標高を補正する補正処理について説明する。図4は、本実施形態における電子時計100が実行する補正処理の処理手順を示したフローチャートである。電子時計100は、登山開始ボタンが入力を受け付けると、本図に示す補正処理を実行する。ユーザは、例えば登山の開始地点において、当該補正処理を実行し、計測した標高を補正する。
(ステップS201)CPU101は、高度計測部108により初回標高h0を計測する。その後、ステップS202の処理に進む。
(ステップS202)CPU101は、ステップS201において高度計測部108が計測した初回標高h0と、RAM110が記憶する開始標高hgateとを比較して、標高を補正するか否かを判定する。具体的には、CPU101は、初回標高h0と開始標高hgateとの差が所定値以下(hgate−所定値≦h0≦hgate+所定値)である場合に補正すると判定し、初回標高h0と開始標高hgateとの差が所定値より大きい場合に補正しないと判定する。補正するとCPU101が判定した場合にはステップS203の処理に進む。また、補正しないとCPU101が判定した場合にはステップS204の処理に進む。
(ステップS203)CPU101は、初回標高h0を開始標高hgateに補正する。その後、ステップS205の処理に進む。
(ステップS204)CPU101は、初回標高0を補正せずにそのまま使用する。その後、ステップS205の処理に進む。
(ステップS205)CPU101は、高度計測部108により現在の標高を計測する。その後、ステップS206の処理に進む。
(ステップS206)CPU101は、ステップS205において計測した現在の標高を表示部105に表示する。その後、ステップS207の処理に進む。
(ステップS207)CPU101は、登山終了ボタンが入力を受け付けたか否かを判定する。登山終了ボタンが入力を受け付けたとCPU101が判定した場合には処理を終了する。また、登山終了ボタンが入力を受け付けていないと判定した場合にはステップS205の処理に戻る。
上述したとおり、本実施形態では、CPU101は、登録処理において入力された開始標高をRAM110に記憶している。これにより、登録処理と補正処理とを異なるタイミングで実行することができる。例えば、自宅で地形図等を参考にしながら、開始標高の登録を行い、登山を開始する開始地点で標高の補正を実行することができる。これにより、登山中に開始標高を入力する手間を省くことができる。すなわち、登山中にユーザが補正値を入力することなく、標高の補正をすることができる。また、CPU101は、初回標高h0と開始標高hgateとの差が所定値以下である場合にのみ、初回標高h0を補正しているため、例えば、登山の開始地点と異なる地点の標高が誤って登録されていた場合等に、初回標高h0を誤った値に補正することを防ぐことができる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態における電子時計100の構成は、図1及び図2に示す第1の実施形態における構成と同様であるため、その説明を省略する。第1の実施形態における電子時計100は登山開始地点においてのみ標高を補正しているが、本実施形態における電子時計100は、登山ルートにある複数の地点(目的地)において標高を補正することができる。
本実施形態におけるキー入力手段104A〜Fは、登山ルートにある複数の目的地(地点)それぞれにおける標高(補正値)の入力を受け付ける。また、キー入力手段104Fは、目的地に到着したことを示す入力を受け付ける目的地到着ボタンである。CPU101は、キー入力手段104A〜Fが入力を受け付けた各目的地の標高をRAM110に書き込んで記憶する。また、CPU101は、RAM110が記憶する標高のうち、高度計測部108が計測した標高に最も近い標高を選択する。そして、CPU101は、選択した標高に基づいて、高度計測部108が計測した標高を補正する。RAM110は、各目的地の標高を示す標高テーブルを記憶する。他の構成は、第1の実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
次に、本実施形態におけるRAM110が記憶する標高テーブルについて説明する。図5は、本実施形態におけるRAM110が記憶する標高テーブルのデータ構成及びデータ例を示す概略図である。図示するように、標高テーブルは、Noと、マイルストーンと、標高hgateとの各項目を有する。Noは、マイルストーンの識別情報である。マイルストーンは、目的地である。標高hgateは、マイルストーンの標高(単位はメートル)である。
図示するように、No1に対応するマイルストーンは登山口Aターミナルであり、標高hgateは2450mである。また、No2に対応するマイルストーンは中間点であり、標高hgateは2545mである。また、No3に対応するマイルストーンはB地点であり、標高hgateは2691mである。また、No4に対応するマイルストーンはC山であり、標高hgateは3003mである。
次に、本実施形態における電子時計100が、各目的地の標高を登録する登録処理について説明する。図6は、本実施形態における電子時計100が実行する登録処理の処理手順を示したフローチャートである。電子時計100は、標高を登録する操作の入力を受け付ける(例えば、キー入力手段104Aが長押し入力を受け付ける)と、本図に示す登録処理を実行する。ユーザは、例えば自宅等で、当該登録処理を実行し、予め登山の各目的地の標高を登録する。
(ステップS301)CPU101は、登山ルートにある各目的地の標高の入力を受け付ける。ユーザは、キー入力手段104A〜Fを操作して各目的地の標高を入力する。その後、ステップS302の処理に進む。
(ステップS302)CPU101は、ステップS101において入力された各目的地の標高に基づいて標高テーブルを生成し、生成した標高テーブルをRAM110に書き込んで記憶する。その後、処理を終了する。
次に、本実施形態における電子時計100が、登録された標高に基づいて高度計測部108の計測する標高を補正する補正処理について説明する。図7は、本実施形態における電子時計100が実行する補正処理の処理手順を示したフローチャートである。電子時計100は、登山開始ボタンが入力を受け付けると、本図に示す補正処理を実行する。ユーザは、例えば登山の開始地点において、当該補正処理を実行し、計測した標高を補正する。
(ステップS401)CPU101は、高度計測部108により初回標高h0を計測する。その後、ステップS402の処理に進む。
(ステップS402)CPU101は、ステップS401において高度計測部108が計測した初回標高h0と、RAM110が記憶する標高hgateとを比較して、標高を補正するか否かを判定する。具体的には、まず、CPU101は、標高テーブルが記憶する標高hgateのうち、初回標高h0に最も近い値の標高hgateを選択する。続いて、CPU101は、初回標高h0と選択した標高hgateとの差が所定値以下である場合に補正すると判定し、初回標高h0と標高hgateとの差が所定値より大きい場合に補正しないと判定する。補正するとCPU101が判定した場合にはステップS403の処理に進む。また、補正しないとCPU101が判定した場合にはステップS404の処理に進む。
(ステップS403)CPU101は、初回標高h0を選択した標高hgateに補正する。その後、ステップS405の処理に進む。
(ステップS404)CPU101は、初回標高0を補正せずにそのまま使用する。その後、ステップS405の処理に進む。
(ステップS405)CPU101は、高度計測部108により現在の標高を計測する。その後、ステップS406の処理に進む。
(ステップS406)CPU101は、ステップS405において計測した現在の標高を表示部105に表示する。その後、ステップS407の処理に進む。
(ステップS407)CPU101は、目的地到着ボタンが入力を受け付けたか否かを判定する。目的地到着ボタンが入力を受け付けたとCPU101が判定した場合にはステップS401の処理に戻る。また、目的地到着ボタンが入力を受け付けていないと判定した場合にはステップS408の処理に進む。
(ステップS408)CPU101は、登山終了ボタンが入力を受け付けたか否かを判定する。登山終了ボタンが入力を受け付けたとCPU101が判定した場合には処理を終了する。また、登山終了ボタンが入力を受け付けていないと判定した場合にはステップS405の処理に戻る。
上述したとおり、本実施形態では、第1の実施形態における構成に加えて、CPU101は、登録処理において、入力された各目的地の標高を示す標高テーブルをRAM110に記憶している。そして、CPU101は、補正処理において、高度計測部108が計測した標高に最も値が近い標高を標高テーブルから選択し、選択した標高で高度計測部108が計測した標高を補正する。これにより、第1の実施形態における効果に加えて、登山ルートにある各目的地において、ユーザが標高を入力することなく高度計測部108が計測する標高を補正することができる。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。本実施形態における電子時計100の構成は、図1及び図2に示す第1の実施形態における構成と同様であるため、その説明を省略する。第1の実施形態及び第2の実施形態では、電子時計100は登山開始ボタンが入力を受け付けると自動的に標高を補正しているが、本実施形態では、電子時計100は、標高を補正するか否かの選択入力を受け付け、補正する選択入力を受け付けた場合にのみ標高を補正する。
本実施形態におけるCPU101(選択部)は、登山開始ボタンまたは目的地到着ボタンが入力を受け付けると、標高を補正するか否かを選択するための選択画面を表示部105に表示して、キー入力手段104A〜Fにより標高を補正するか否かの選択入力を受け付ける。ユーザは、キー入力手段104A〜Fを操作して標高を補正するか否かを選択して入力する。そして、CPU101は、選択画面において、補正する選択入力を受け付けた場合にのみ、高度計測部108が計測した標高を補正する。他の構成は、第2の実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
次に、本実施形態における電子時計100が、登録された標高に基づいて高度計測部108の計測する標高を補正する補正処理について説明する。図8は、本実施形態における電子時計100が実行する補正処理の処理手順を示したフローチャートである。電子時計100は、登山開始ボタンが入力を受け付けると、本図に示す補正処理を実行する。ユーザは、例えば登山の開始地点において、当該補正処理を実行し、計測した標高を補正する。なお、本実施形態における登録処理は、図6に示す第2の実施形態における登録処理と同様であるため、その説明を省略する。
(ステップS501)CPU101は、標高を補正するか否かを判定する。具体的には、まず、CPU101は、標高を補正するか否かを選択するための選択画面を表示部105に表示する。そして、CPU101は、選択画面において、標高を補正する選択入力を受け付けた場合に標高を補正すると判定し、標高を補正しない選択入力を受け付けた場合に標高を補正しないと判定する。標高を補正するとCPU101が判定した場合にはステップS502の処理に進む。また、標高を補正しないとCPU101が判定した場合にはステップS506の処理に進む。
ステップS502〜S509の処理は、上述したステップS401〜S408の処理と同様であるため、その説明を省略する。
上述したとおり、本実施形態では、第2の実施形態における構成に加えて、CPU101は、標高を補正するか否かの選択入力を受け付ける。そして、CPU101は、補正する選択入力を受け付けた場合にのみ、高度計測部108が計測する標高を補正する。これにより、第2の実施形態における効果に加えて、ユーザが標高の補正を許可した場合にのみ標高を補正することができる。すなわち、ユーザの知らないうちに標高が補正されることを防ぐことができる。
なお、上述した実施形態における電子時計100が備える各部の機能全体あるいはその一部は、これらの機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現しても良い。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶部のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでも良い。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上述した実施形態では、電子時計100は、キー入力手段104A〜Fにより各地点の標高(標高テーブル)を入力しているが、これに限らず、スマートフォン等の外部機器から通信により標高(標高テーブル)を入力してもよい。或いは、電子時計100に予め標高(標高テーブル)を記憶しておいてもよい。
また、上述した実施形態では、電子機器として電子時計100を例に説明したが、これに限らず、電子機器は、高度計や、高度計測機能を備えたスマートフォン等、他の機器であってもよい。
100・・・電子時計、101・・・CPU、102・・・発振回路、103・・・分周回路、104・・・キー入力手段、105・・・表示部、106・・・電池、107・・・気圧計測部、108・・・高度計測部、110・・・RAM、111・・・ROM

Claims (5)

  1. 標高を計測する高度計測部と、
    登山開始地点における標高である開始標高を記憶する記憶部と、
    入力を受け付ける操作部と、
    前記操作部が登山開始を示す入力を受け付けると、前記記憶部に記憶された開始標高に基づいて、前記高度計測部が計測した標高を補正する補正部と、
    を備えることを特徴とする電子時計。
  2. 前記補正部は、前記高度計測部が計測した標高と、前記記憶部に記憶された開始標高との差が所定値以下である場合に、前記高度計測部が計測した標高を補正する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子時計。
  3. 標高を補正するか否かの選択入力を受け付ける選択部をさらに備え、
    前記補正部は、前記選択部が補正する選択入力を受け付けた場合にのみ、前記高度計測部が計測した標高を補正する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子時計。
  4. 前記記憶部は、複数の地点それぞれにおける標高を記憶し、
    前記補正部は、前記記憶部が記憶する標高のうち、前記高度計測部が計測した標高に最も近い標高に基づいて、前記高度計測部が計測した標高を補正する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3いずれか1項に記載の電子時計。
  5. 電子時計のコンピュータに、
    標高を計測する高度計測ステップと、
    操作部が登山開始を示す入力を受け付けると、登山開始地点における標高である開始標高を記憶する記憶部に記憶された開始標高に基づいて、前記高度計測ステップが計測した標高を補正する補正ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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