JP2014164599A - 情報機器、その制御方法及びプログラム - Google Patents

情報機器、その制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの使用状況に適応して、利便性を向上させることに貢献すること。
【解決手段】情報機器は、機能を実行する機能実行部と、1又は2以上の状況パラメータを含む、状況情報を取得する状況情報取得部と、状況情報取得部が機能の実行に対応して取得する状況情報と、当該機能と、を対応付けた機能履歴テーブルを生成する機能履歴テーブル生成部と、機能履歴テーブルに含まれる状況情報を履歴状況情報とする場合、履歴状況情報と、対象状況情報と、の状況類似度を推定する類似度推定部と、状況類似度に基づいて、対象状況情報に対応する推薦機能を決定する機能推薦制御部と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報機器、その制御方法及びプログラムに関する。
近年、情報機器の性能向上に伴い、多様な機能を備える情報機器が増加している。そのような情報機器においては、ユーザはメニュー画面を用いて、所望の機能を選択する場合が多い。しかし、情報機器に備わる機能が増加するほど、メニュー画面から所望の機能を選択する作業は、ユーザにとって煩雑な作業となる。
ここで、特許文献1においては、時間的範囲及び各機能の実行回数に基づいて、ユーザに機能を提示する技術が開示されている。また、特許文献2、3においては、時間的範囲、地理的範囲及び各機能の実行回数に基づいて、ユーザに機能を提示する技術が開示されている。
特開2010−122928号公報 特開2010−109789号公報 特開2009−049892号公報
なお、上記先行技術文献の各開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。以下の分析は、本発明の観点からなされたものである。
上述の通り、情報機器に備わる機能が増加するほど、メニュー画面から所望の機能を選択する作業は、ユーザにとって煩雑な作業となる。そのため、情報機器に備わる機能が増加するほど、情報機器の利便性が低下する恐れがある。
そこで、ユーザは、使用頻度の高い機能を容易に選択できるように、使用頻度の高い機能のアイコン等を、メニュー画面に登録する場合がある。つまり、ユーザは、所謂ショートカットとして、使用頻度の高い機能を、メニュー画面に登録する場合がある。しかし、ユーザが使用する機能は、ユーザが情報機器を使用する状況に応じて異なる。例えば、在宅時には、Web閲覧の頻度が高いユーザが、外出時には、メール作成の頻度が高い場合がある。その場合、ユーザは、使用状況に応じたショートカットを登録する必要がある。ここで、使用状況に応じたショートカットが増加するほど、メニュー画面は煩雑となり、情報機器の利便性は低下する。
特許文献1で開示された技術では、予め、各機能の実行回数をカウントする時間的範囲を設定する。ここで、この時間的範囲の境界前後では、異なる系列として、実行回数がカウントされる。つまり、特許文献1で開示された技術では、設定する時間的範囲の分解能に応じて、ユーザに提示する機能が異なる恐れがある。
また、特許文献2、3で開示された技術においても、予め、各機能の実行回数をカウントする時間的範囲及び地理的範囲を設定する。そのため、特許文献2、3で開示された技術においても、時間的範囲及び地理的範囲の分解能に応じて、ユーザに提示する機能が異なる恐れがある。つまり、特許文献1乃至3で開示された技術では、ユーザが情報機器を使用する状況に適応して、情報機器の利便性を向上させることができない。
従って、ユーザが情報機器を使用する状況に適応して、利便性を向上させることに貢献する情報機器、その制御方法及びプログラムが望まれる。
本発明の第1の視点によれば、機能を実行する機能実行部と、1又は2以上の状況パラメータを含む、状況情報を取得する状況情報取得部と、前記状況情報取得部が前記機能の実行に対応して取得する前記状況情報と、当該機能と、を対応付けた機能履歴テーブルを生成する機能履歴テーブル生成部と、前記機能履歴テーブルに含まれる前記状況情報を履歴状況情報とする場合、前記履歴状況情報と、対象状況情報と、の状況類似度を推定する類似度推定部と、前記機能履歴テーブル、及び前記状況類似度に基づいて、前記対象状況情報に対応する推薦機能を決定する機能推薦制御部と、を備える情報機器が提供される。
本発明の第2の視点によれば、機能を実行する機能実行部を備える情報機器の制御方法であって、1又は2以上の状況パラメータを含む、状況情報を取得する状況情報取得工程と、機能の実行に対応して取得された前記状況情報と、当該機能と、を対応付けた機能履歴テーブルを生成する工程と、前記機能履歴テーブルに含まれる前記状況情報を履歴状況情報とする場合、前記履歴状況情報と、対象状況情報と、の状況類似度を推定する類似度推定工程と、前記状況類似度に基づいて、前記対象状況情報に対応する推薦機能を決定する機能推薦制御工程と、を含む情報機器の制御方法が提供される。
なお、本方法は、機能を実行する機能実行部を備える情報機器という、特定の機械に結び付けられている。
本発明の第3の視点によれば、機能を実行する機能実行部を備える情報機器を制御するコンピュータに、1又は2以上の状況パラメータを含む、状況情報を取得する状況情報取得処理と、機能の実行に対応して取得された前記状況情報と、当該機能と、を対応付けた機能履歴テーブルを生成する処理と、前記機能履歴テーブルに含まれる前記状況情報を履歴状況情報とする場合、前記履歴状況情報と、対象状況情報と、の状況類似度を推定する類似度推定処理と、前記状況類似度に基づいて、前記対象状況情報に対応する推薦機能を決定する機能推薦制御処理と、を実行させるプログラムが提供される。
なお、このプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記録することができる。記憶媒体は、半導体メモリ、ハードディスク、磁気記録媒体、光記録媒体等の非トランジェント(non-transient)なものとすることができる。本発明は、コンピュータプログラム製品として具現することも可能である。
本発明の各視点によれば、ユーザが情報機器を使用する状況に適応して、利便性を向上させることに貢献する情報機器、その制御方法及びプログラムが提供される。
一実施形態の概要を説明するための図である。 第1の実施形態に係る情報機器1の全体構成の一例を示す図である。 第1の実施形態に係る情報機器1の内部構成の一例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る機能履歴テーブルの一例を示す図である。 第1の実施形態に係る機能履歴テーブルと、対象状況情報の一例を示す図である。 機能履歴テーブルを生成する処理の一例を示すフローチャートである。 推薦機能を決定する処理の一例を示すフローチャートである。 推薦機能を表示する処理の一例を示すフローチャートである。 推薦機能表示の一例を示す図である。 第2の実施形態に係る情報機器1aの内部構成の一例を示すブロック図である。 第2の実施形態に係る機能履歴テーブルの一例を示す図である。
初めに、図1を用いて一実施形態の概要について説明する。なお、この概要に付記した図面参照符号は、理解を助けるための一例として各要素に便宜上付記したものであり、この概要の記載はなんらの限定を意図するものではない。
上述の通り、ユーザが情報機器を使用する状況に適応して、利便性を向上させることに貢献する情報機器が望まれる。
そこで、一例として、図1に示す情報機器100を提供する。情報機器100は、機能実行部101と、状況情報取得部102と、機能履歴テーブル生成部103と、類似度推定部104と、機能推薦制御部105と、を備える。
情報機器100は、実行する機能と、当該機能を実行した際の状況と、を対応させて学習する。そして、情報機器100は、学習結果に基づいて、状況に適した機能を推薦する。以下、具体的に説明する。
まず、機能実行部101は、機能を実行する。さらに、状況情報取得部102は、情報機器100が使用される状況に関する、1又は2以上の情報を含む、状況に関する情報を取得する。以下の説明では、情報機器100が使用される状況に関するパラメータを状況パラメータと呼ぶ。例えば状況パラメータは、日時、位置等に関する情報であっても良い。また、以下の説明では、状況情報取得部102が取得する情報を、状況情報と呼ぶ。
そして、機能履歴テーブル生成部103は、状況情報取得部102が機能の実行に対応して取得する状況情報と、実行された機能と、を対応付けた機能履歴テーブルを生成する。ここで、機能履歴テーブル生成部103は、機能実行部101が機能を実行するたびに、状況情報と、実行された機能と、を対応付けた情報を機能履歴テーブルに追加する。つまり、機能履歴テーブル生成部103は、実行された機能と、当該機能が実行された状況と、の対応関係を学習する。以下の説明では、機能履歴テーブルに含まれる状況情報を、履歴状況情報と呼ぶ。
次に、類似度推定部104は、履歴状況情報と、機能を推薦する際の状況情報(以下、対象状況情報と呼ぶ)と、の類似度を推定する。なお、以下の説明では、類似度推定部104が推定する上記の類似度を、状況類似度と呼ぶ。
そして、機能推薦制御部105は、機能履歴テーブル、及び状況類似度に基づいて、対象状況情報に対応する機能を、推薦する機能(以下、推薦機能と呼ぶ)として決定する。具体的には、機能推薦制御部105は、機能を推薦する際、過去に類似した状況で実行された機能を、推薦機能として決定する。
ここで、上述の通り、ユーザは、使用状況に応じて実行する機能が異なる場合、それらの機能のアイコン等をメニュー画面に登録する場合がある。しかし、情報機器100においては、ユーザは、使用状況に応じて、異なる機能のアイコン等をメニュー画面に登録する必要がない。なぜなら、情報機器100は、ユーザ毎に、情報機器100の使用状況に応じて、機能を推薦するからである。従って、情報機器100は、ユーザが情報機器を使用する状況に適応して、利便性を向上させることに貢献する。
[第1の実施形態]
第1の実施形態について、図面を用いてより詳細に説明する。
図2は、情報機器1の全体構成の一例を示す平面図である。情報機器1は、表示部10と、操作部20と、を含んで構成される。なお、本実施形態に係る情報機器1を、図2で示す形態に限定する趣旨ではない。情報機器1は、ユーザの操作に基づいて、機能を実行する機器であれば、その種類は問わない。例えば、情報機器1は、スマートフォン、携帯電話、ゲーム機、タブレットPC(Personal Computer)、ノートPC、PDA(Personal Data Assistants;携帯情報端末)、テレビ、ラジオ等の機器であっても良い。
表示部10は、実行した機能に関する情報を表示する。表示部10は、液晶パネル、有機EL(Electro Luminescence)パネル等であっても良い。
また、操作部20は、ユーザの操作を検出する。例えば、操作部20は、情報機器1に対するユーザの操作を受け付ける操作キー等である。
図3は、情報機器1の内部構成の一例を示すブロック図である。情報機器1は、表示部10と、操作部20と、記憶部30と、時計40と、位置情報取得部50と、制御部60と、を含んで構成される。制御部60は、機能実行部61と、状況情報取得部62と、機能履歴テーブル生成部63と、類似度推定部64と、機能推薦制御部65と、推薦優先順位決定部66と、を含んで構成される。図3には、簡単のため、本実施形態に係る情報機器1に関係するモジュールを主に記載する。なお、表示部10、操作部20については、上述の通りであるため、更なる説明を省略する。
記憶部30は、情報機器1を動作させるために必要な情報を記憶する。例えば、記憶部30は、情報機器1が実行する機能に関するプログラムを記憶する。また、記憶部30は、状況情報、機能履歴テーブル等を記憶する。
時計40は、時間を計測する。具体的には、時計40は、時刻、曜日、日付等の日時に関する情報を算出する。以下の説明では、日時に関する情報を日時情報と呼ぶ。
位置情報取得部50は、位置情報を取得する。位置情報は、情報機器1の北緯、東経を含むことが好ましい。そこで、位置情報取得部50は、GPS(Global Positioning System)アンテナ(図示せず)を含むことが好ましい。GPSアンテナは、GPS衛星からの電波を受信する。そして、位置情報取得部50は、GPSアンテナが受信した電波に基づいて、情報機器1の北緯、東経を算出する。
制御部60は、情報機器1の全体を制御すると共に、図3に示す各部を制御する。制御部60は、情報機器1に搭載されたコンピュータに、そのハードウェアを用いて、情報機器1の処理を実行させるコンピュータプログラムにより実現することもできる。
機能実行部61は、機能を実行する。具体的には、機能実行部61は、記憶部30が記憶する各種の機能に関するプログラムに基づいて、各種の機能を実行する。
状況情報取得部62は、1又は2以上の状況パラメータを含む、状況情報を取得する。ここで、状況パラメータは、日時情報、位置情報を含むことが好ましい。
具体的には、状況情報取得部62は、時計40が算出した日時情報を取得する。また、状況情報取得部62は、位置情報取得部50が取得した位置情報を取得する。そして、状況情報取得部62は、日時情報、位置情報の組み合わせを生成し、生成した組み合わせを、状況情報とする。
機能履歴テーブル生成部63は、機能の実行に対応して取得された状況情報と、実行した機能と、を対応付けた機能履歴テーブルを生成する。
例えば、機能履歴テーブル生成部63は、機能履歴テーブルとして、実行した機能に関する情報(以下、実行機能情報と呼ぶ)と、状況情報と、対応付けたテーブルを生成しても良い。ここで、実行機能情報とは、実行した機能の名称等を含む情報を意味する。なお、以下の説明では、実行機能情報と、状況情報と、を対応付けたテーブルを、機能履歴テーブルと呼ぶ。
そして、機能履歴テーブル生成部63は、機能実行部61が所定の機能を実行するたびに、機能履歴テーブルを更新する。
図4は、機能履歴テーブルの一例を示す図である。図4に示す機能履歴テーブルは、機能実行部61が、機能Aを2回実行し、機能Bを1回、機能Cを1回実行した際の、夫々の状況情報を示す。具体的には、図4に示す機能履歴テーブルは、実行機能情報と、時刻情報と、曜日情報と、位置情報と、の対応関係を示す。例えば、図4に示す機能履歴テーブルの1行目は、「水曜日」の「14:10(14時10分)」に、「東経 139.764304 北緯 35.676083」で、「機能A」が実行されたことを示す。
類似度推定部64は、履歴状況情報と、対象状況情報と、の状況類似度を推定する。具体的には、類似度推定部64は、まず、状況パラメータ毎に、履歴状況情報に含まれる状況パラメータの値(以下、履歴状況パラメータと呼ぶ)と、対象状況情報に含まれる状況パラメータの値(以下、対象状況パラメータと呼ぶ)と、の差分値を算出する。
そして、類似度推定部64は、履歴状況パラメータと、対象状況パラメータと、の差分値が所定の範囲内である状況パラメータの総数(以下、類似状況パラメータ数と呼ぶ)に基づいて、類似度を推定する。具体的には、類似度推定部64は、類似状況パラメータ数が多いほど、履歴状況情報と、対象状況情報と、の類似度を高く推定する。
図5は、機能履歴テーブルと、対象状況情報の一例を示す図である。図5(a)は、履歴状況情報p1を示す図である。一方、図5(b)は、対象状況情報q1、及び対象状況情報q2を示す図である。具体的には、図5(a)に示す履歴状況情報p1は、機能実行部61が、「機能B」を実行した際の曜日情報、時刻情報、位置情報を示す。一方、図5(b)に示す対象状況情報q1、及び対象状況情報q2は、曜日情報、時刻情報、位置情報を含む。つまり、図5(a)に示す履歴状況情報p1、及び図5(b)に示す対象状況情報q1、対象状況情報q2は、3種類の状況パラメータ数を含む。
ここで、履歴状況情報p1と、対象状況情報q1を比較した場合、曜日情報は異なり、位置情報は一致する。ここで、例えば、類似度推定部64は、1時間の時間差を許容するとする。その場合、履歴状況情報p1に含まれる時刻情報「10:25(10時25分)」と、対象状況情報q1に含まれる時刻情報「10:20(10時20分)」と、の時間差は許容される時間差以内である。そのため、類似度推定部64は、対象状況情報q1の場合、類似状況パラメータ数が2種類である、と判断する。
一方、履歴状況情報p1と、対象状況情報q2を比較した場合、曜日情報は異なり、位置情報は一致する。ここで、類似度推定部64は、上記と同様に、1時間の時間差を許容するとする。その場合、履歴状況情報p1に含まれる時刻情報「10:25(10時25分)」と、対象状況情報q2に含まれる時刻情報「18:00(18時)」と、の時間差は、許容される時間差を超えている。そのため、類似度推定部64は、対象状況情報q2の場合、類似状況パラメータ数が1種類である、と判断する。従って、類似度推定部64は、対象状況情報q2の状況類似度より、対象状況情報q1の状況類似度を高く推定する。
機能推薦制御部65は、状況類似度に基づいて、対象状況情報に対応する推薦機能を決定する。具体的には、機能推薦制御部65は、対象状況情報との状況類似度が所定の閾値を超える、1又は2以上の履歴状況情報を、機能履歴テーブルから選択する。例えば、機能推薦制御部65は、対象状況パラメータ数の総数に対して、類似状況パラメータ数が所定の割合を越える履歴状況情報を選択しても良い。また、機能推薦制御部65は、ユーザの操作に基づいて、履歴状況情報を選択する基準とする閾値を決定しても良い。
推薦優先順位決定部66は、状況類似度に基づいて、推薦優先順位を決定する。推薦優先順位とは、推薦機能の優先順位を意味する。具体的には、推薦優先順位決定部66は、状況類似度が高いほど、推薦優先順位を高く決定する。
機能推薦制御部65は、推薦優先順位に基づいて、機能実行部61に推薦機能を実行させても良い。そして、操作部20が、所定の時間を超えて当該推薦機能に対する操作を検出しない場合、機能実行部61に当該推薦機能を終了させても良い。
また、機能推薦制御部65は、表示部10に推薦機能を表示する領域(以下、推薦機能表示領域と呼ぶ)を生成しても良い。そして、機能推薦制御部65は、推薦機能表示領域に推薦機能を表示しても良い。
また、機能推薦制御部65は、状況類似度に基づいて、推薦機能表示領域の表示態様を変更しても良い。または、機能推薦制御部65は、推薦優先順位に基づいて、推薦機能表示領域の表示態様を変更しても良い。
例えば、機能推薦制御部65は、状況類似度が高いほど、推薦機能表示領域の面積を大きくしても良い。または、機能推薦制御部65は、状況類似度に応じて、推薦機能表示領域の表示位置を変更しても良い。あるいは、機能推薦制御部65は、状況類似度に応じて、推薦機能表示領域の数を変更しても良い。
または、機能推薦制御部65は、ユーザの操作に基づいて、推薦機能表示領域の数、面積、位置等を変更しても良い。また、機能推薦制御部65は、複数の履歴状況情報において、状況類似度が一致した場合、推薦機能表示領域の上限を増加させる等の処理を行っても良い。
また、状況情報取得部62は、ユーザの操作に基づいて、状況情報に含む状況パラメータを決定しても良い。
次に、情報機器1の動作について説明する。
図6は、機能履歴テーブルを生成する処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS1において、機能が実行されたか否かを、状況情報取得部62は判断する。機能が実行された場合(ステップS1のYes分岐)には、ステップS2に遷移する。機能が実行されていない場合(ステップS1のNo分岐)には、ステップS1に戻る。
ステップS2において、状況情報取得部62は、日時情報、位置情報等を取得する。そして、ステップS3において、状況情報取得部62は、日時情報、位置情報等を組み合わせて、状況情報を生成する。具体的には、状況情報取得部62は、状況パラメータの値の組み合わせを、状況情報として生成する。ここで、状況情報取得部62は、予め指定された種類の状況パラメータの値を組み合わせて、状況情報を生成しても良い。
ステップS4において、機能履歴テーブル生成部63は、状況情報と、実行された機能を対応付けて、機能履歴テーブルを生成、又は更新する。そして、ステップS1に戻り、処理を継続する。つまり、機能実行部61が機能を実行するたびに、機能履歴テーブル生成部63は機能履歴テーブルを更新する。その場合、機能履歴テーブル生成部63は、状況情報と、実行された機能と、を対応付けた情報を蓄積する。そして、機能履歴テーブル生成部63は、記憶部30に機能履歴テーブルを記憶させる。
次に、推薦機能を決定する処理について説明する。
図7は、推薦機能を決定する処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS101において、状況情報取得部62は、日時情報、位置情報等を取得する。
ステップS102において、状況情報取得部62は、日時情報、位置情報等を組み合わせて、対象状況情報を生成する。
ステップS103において、類似度推定部64は、記憶部30から機能履歴テーブルを取得する。
ステップS104において、類似度推定部64は、履歴状況情報と、対象状況情報と、の状況類似度を推定する。
ステップS105において、機能推薦制御部65は、所定の閾値を超える状況類似度である、1または2以上の履歴状況情報を選択する。そして、ステップS106において、機能推薦制御部65は、選択された状況情報に対応付けられた機能を、推薦機能として決定する。
ステップS107において、推薦優先順位決定部66は、状況類似度に基づいて、推薦機能の推薦優先順位を決定する。
例えば、操作部20がメニュー画面を表示する操作を検出した場合、制御部60は、推薦機能を決定する処理を開始しても良い。または、表示部10が消灯状態から点灯状態に遷移した場合、制御部60は、推薦機能を決定する処理を開始しても良い。
次に、推薦機能を表示する処理について説明する。
図8は、推薦機能を表示する処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS201において、機能推薦制御部65は、推薦機能表示領域を生成する。そして、ステップS202において、機能推薦制御部65は、推薦機能表示領域に、推薦優先順位に応じて推薦機能を表示する。
ステップS203において、機能推薦制御部65は、所定の数の推薦機能を表示したか否かを、判断する。例えば、推薦優先順位の上位1位から3位までの推薦機能を表示する場合を考える。その場合、ステップS203において、機能推薦制御部65は、3つの推薦機能を表示したか否かを判断しても良い。所定の数の推薦機能を表示した場合(ステップS203のYes分岐)には、ステップS204に遷移する。所定の数の推薦機能を表示していない場合(ステップS203のNo分岐)には、ステップS201に戻り、処理を継続する。
ステップS204において、操作部20は、推薦機能を実行させるユーザの操作を検出したか否かを判断する。推薦機能を実行させるユーザの操作が検出された場合(ステップS204のYes分岐)には、機能実行部61は、選択された推薦機能を実行する(ステップS205)。一方、推薦機能を実行させるユーザの操作が検出されない場合(ステップS204のNo分岐)には、ステップS206に遷移する。
ステップS206において、推薦機能の表示開始から所定の時間が経過したか否かを、機能推薦制御部65は判断する。所定の時間が経過した場合(ステップS206のYes分岐)には、機能推薦制御部65は、推薦機能を表示する処理を終了する。または、所定の時間が経過した場合(ステップS206のYes分岐)には、推薦機能を非表示とした後、ステップS101に遷移しても良い。一方、所定の時間が経過していない場合(ステップS206のNo分岐)には、ステップS204に遷移し、処理を継続する。
図9は、推薦機能表示の一例を示す図である。具体的には、図9は、複数のアイコン211が表示されたメニュー画面に、推薦機能を表示する一例を示す図である。図9の場合、表示部10は、推薦機能表示領域212〜214を含む。推薦機能表示領域212には、「メールを新規作成」機能が、推薦機能として表示されている。また、推薦機能表示領域213には、「music.xxxを再生」機能が、推薦機能として表示されている。また、推薦機能表示領域214には、「マナーモードを設定」機能が、推薦機能として表示されている。さらに、図9に示すように、機能推薦制御部65は、各推薦機能を実行するための実行アイコン215〜217を、推薦機能表示領域に表示しても良い。
ここで、推薦優先順位決定部66が、推薦優先順位を
推薦優先順位 1位:「メールを新規作成」機能
推薦優先順位 2位:「musuc.xxxを再生」機能
推薦優先順位 3位:「マナーモードを設定」機能
と決定したとする。その場合、各推薦機能表示領域の面積が、
推薦機能表示領域212>推薦機能表示領域213>推薦機能表示領域214
となるように、機能推薦制御部65は推薦機能表示領域を生成しても良い。
そして、実行アイコン215〜217のいずれかが選択された場合、機能実行部61は、選択された実行アイコンに対応する機能を実行しても良い。なお、図9の場合、3つの推薦機能表示領域を表示しているが、これは推薦機能表示領域の数を、3つに限定する趣旨ではない。推薦機能表示領域の数は、2以下、又は4以上であっても良い。
[変形例1]
第1の実施形態に係る情報機器1の変形例1として、状況パラメータ毎に重み付けしても良い。その場合、類似度推定部64は、状況パラメータ毎に設定された重みに基づいて、状況類似度を推定しても良い。また、類似度推定部64は、ユーザの操作に基づいて、状況パラメータ毎に重みを決定しても良い。例えば、ユーザは、位置情報より時刻情報を重視するように、状況パラメータの重みを設定しても良い。
以上のように、本実施形態に係る情報機器1は、情報機器1を使用する状況と、その状況で使用された機能と、を対応付けた履歴として、蓄積する。つまり、本実施形態に係る情報機器1は、情報機器1を使用するユーザが、状況毎に、習慣的に実行させる機能を学習できる。そして、本実施形態に係る情報機器1は、学習結果に基づいて、推薦機能をユーザに提示する。そのため、本実施形態に係る情報機器1においては、習慣的に実行する機能の場合、ユーザは、メニュー画面等を使用して、毎回、その機能を選択する必要がない。
また、本実施形態に係る情報機器1は、状況情報に基づいて、状況類似度を推定する。そして、本実施形態に係る情報機器1は、状況類似度に基づいて、推薦機能を決定する。そのため、本実施形態に係る情報機器1は、履歴状況情報と、対象状況情報と、が一致しない場合であっても、対象とする状況において適切と考えられる機能を推薦できる。従って、本実施形態に係る情報機器1は、ユーザが情報機器1を使用する状況に適応して、利便性を向上させることに貢献する。
[第2の実施形態]
第2の実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。
本実施形態は、情報機器の運動に関する情報を、推薦機能の決定に利用する形態である。なお、本実施形態における説明では、第1の実施形態と重複する部分の説明は省略する。さらに、本実施形態における説明では、第1の実施形態と同一の構成要素には、同一の符号を付し、その説明を省略する。
図10は、本実施形態に係る情報機器1aの内部構成の一例を示すブロック図である。図10に示す情報機器1aと、図3に示す情報機器1との違いは、情報機器1aは運動情報取得部70を備える点である。
運動情報取得部70は、情報機器1aの運動による物理量の変化量(以下、運動情報と呼ぶ)を取得する。具体的には、運動情報取得部70は、情報機器1の加速度、移動速度等を取得する。より具体的には、運動情報取得部70は、加速度センサ(図示せず)を備えることが好ましい。そして、運動情報取得部70は、加速度センサの出力値に基づいて、加速度を推定する。さらに、運動情報取得部70は、加速度センサの出力値を積分し、移動速度を推定しても良い。
そして、状況情報取得部62は、加速度、移動速度等の運動情報を状況パラメータに含めて、状況情報を生成する。つまり、機能履歴テーブル生成部63は、日時情報と、位置情報と、運動情報と、実行機能情報と、を対応付けて、機能履歴テーブルを生成する。また、類似度推定部64は、日時情報と、位置情報と、運動情報に基づいて、状況類似度を推定する。
図11は、本実施形態に係る機能履歴テーブルの一例を示す図である。図11に示す機能履歴テーブルと、図4に示す機能履歴テーブルと、の違いは、図11に示す機能履歴テーブルは、移動速度に関する情報を含む点である。例えば、図11の1行目は、移動速度1.1m/sの場合の状況情報の一例を示す。また、図11の2行目は、移動速度16.0m/sの場合の状況情報の一例を示す。また、図11の3行目と4行目は、移動速度0.0m/sの場合の状況情報の一例を示す。
ここで、図11に示す機能履歴テーブルの1行目と、図11の機能履歴テーブルに示す2行目を比較する。その場合、図11の1行目に示す実行機能はA1である。一方、図11の2行目に示す実行機能はB1である。さらに、図11の1行目に示す状況情報と、図11の2行目に示す状況情報を比較した場合、時刻情報と一致情報は一致するが、移動速度が異なる。つまり、状況情報が運動情報を含む場合、機能履歴生成部63は、機能履歴テーブルとして、運動情報に応じた実行機能情報を記憶することができる。
以上のように、本実施形態に係る情報機器1aは、運動情報を推薦機能の決定に利用する。そのため、本実施形態に係る情報機器1aは、ユーザが情報機器1aを使用する状況に応じて、より一層、適切な機能を推薦できる。
[第3の実施形態]
第3の実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。
本実施形態は、状況情報の分布に基づいて、推薦機能を決定する形態である。なお、本実施形態における説明では、上記の実施形態と重複する部分の説明は省略する。さらに、本実施形態における説明では、上記の実施形態と同一の構成要素には、同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態に係る類似度推定部64は、状況情報の分布に基づいて、状況類似度を推定する。具体的には、類似度推定部64は、各状況パラメータを軸とする特徴空間に、履歴状況情報、及び対象状況情報を射影する。そして、類似度推定部64は、履歴状況情報が射影された第1の射影点と、対象状況情報が射影された第2の射影点と、の相関値に基づいて、状況類似度を推定する。より具体的には、類似度推定部64は、履歴状況情報が射影された第1の射影点と、対象状況情報が射影された第2の射影点と、の距離に基づいて、状況類似度を推定する。ここで、類似度推定部64は、マハラノビス距離、ユークリッド距離等を距離尺度として使用しても良い。
[変形例1]
第3の実施形態に係る情報機器1の変形例1として、2以上の状況パラメータのうち、所定の数の状況パラメータに基づいて、対象状況情報と履歴状況情報との相関値を算出しても良い。例えば、類似度推定部64は、2以上の状況パラメータのうち、時刻情報を軸とする1次元の特徴空間に、履歴状況情報、及び対象状況情報を射影しても良い。その場合、対象状況情報の時刻情報と、履歴状況情報の時刻情報との差が小さいほど、類似度推定部64は、状況類似度を高く推定しても良い。
以上のように、本実施形態に係る情報機器1は、状況情報の分布に基づいて、推薦機能を決定する。そのため、本実施形態に係る情報機器1においては、対象状況情報と、履歴状況情報が一致しない場合であっても、対象とする状況において、より一層、適切と考えられる機能を推薦できる。従って、本実施形態に係る情報機器1は、より一層、ユーザが情報機器1を使用する状況に適応して、利便性を向上させることに貢献する。
なお、上記した実施形態においては、操作キー等の操作部を介して、ユーザの入力を取得する形態について説明した。しかし、ユーザの入力を取得する手段を、操作キー等に対する操作に限定する趣旨ではない。例えば、情報機器は、音声認識機能を備えていても良い。その場合、情報機器は、音声入力に基づいて、ユーザの入力を取得しても良い。なお、ユーザの入力を取得する手段は各種あるが、その詳細は問わない。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)上記第1の視点に係る情報機器の通りである。
(付記2)前記類似度推定部は、前記状況パラメータ毎に、前記履歴状況情報に含まれる前記状況パラメータの値と、前記対象状況情報に含まれる前記状況パラメータの値と、の差分値を算出し、前記差分値が所定の範囲内である前記状況パラメータの総数に基づいて、前記状況類似度を推定する付記1に記載の情報機器。
(付記3)前記類似度推定部は、前記差分値が所定の範囲内である前記状況パラメータの総数、及び前記状況パラメータ毎に設定された重みに基づいて、前記状況類似度を推定する付記2に記載の情報機器。
(付記4)前記類似度推定部は、前記各状況パラメータを軸とする特徴空間に、前記履歴状況情報、及び対象状況情報を射影し、履歴状況情報が射影された第1の射影点と、前記対象状況情報が射影された第2の射影点と、の相関値に基づいて、前記状況類似度を推定する付記1乃至3のいずれか一に記載の情報機器。
(付記5)前記機能推薦制御部は、前記対象状況情報との前記状況類似度が所定の閾値を超える、1又は2以上の前記履歴状況情報を、前記機能履歴テーブルから抽出する付記1乃至4のいずれか一に記載の情報機器。
(付記6)前記状況類似度に基づいて、前記推薦機能の推薦優先順位を決定する推薦優先順位決定部を備える付記1乃至5のいずれか一に記載の情報機器。
(付記7)ユーザの操作を検出する操作部を備え、前記機能推薦制御部は、前記推薦優先順位に基づいて、前記機能実行部に前記推薦機能を実行させ、前記操作部が、所定の時間を超えて当該推薦機能に対する操作を検出しない場合、前記機能実行部に当該推薦機能を終了させる付記6に記載の情報機器。
(付記8)前記状況情報取得部は、ユーザの操作に基づいて、前記状況情報に含む前記状況パラメータを変更する付記1乃至7のいずれか一に記載の情報機器。
(付記9)前記状況パラメータは、日時情報、位置情報、運動情報の少なくともいずれか一を含む付記1乃至8のいずれか一に記載の情報機器。
(付記10)表示部を備え、前記機能推薦制御部は、前記表示部に推薦機能表示領域を生成し、前記推薦機能表示領域に前記推薦機能を表示する付記1乃至9のいずれか一に記載の情報機器。
(付記11)前記機能推薦制御部は、前記状況類似度に基づいて、前記推薦機能表示領域の表示態様を変更する付記10に記載の情報機器。
(付記12)上記第2の視点に係る情報機器の制御方法の通りである。
(付記13)前記類似度推定工程において、前記状況パラメータ毎に、前記履歴状況情報に含まれる前記状況パラメータの値と、前記対象状況情報に含まれる前記状況パラメータの値と、の差分値を算出し、前記差分値が所定の範囲内である前記状況パラメータの総数に基づいて、前記状況類似度を推定する付記12に記載の情報機器の制御方法。
(付記14)前記類似度推定工程において、前記差分値が所定の範囲内である前記状況パラメータの総数、及び前記状況パラメータ毎に設定された重みに基づいて、前記状況類似度を推定する付記13に記載の情報機器の制御方法。
(付記15)前記類似度推定工程において、前記各状況パラメータを軸とする特徴空間に、前記履歴状況情報、及び対象状況情報を射影し、履歴状況情報が射影された第1の射影点と、前記対象状況情報が射影された第2の射影点と、の相関値に基づいて、前記状況類似度を推定する付記12乃至14のいずれか一に記載の情報機器の制御方法。
(付記16)前記機能推薦制御工程において、前記対象状況情報との前記状況類似度が所定の閾値を超える、1又は2以上の前記履歴状況情報を、前記機能履歴テーブルから抽出する付記12乃至15のいずれか一に記載の情報機器の制御方法。
(付記17)前記状況類似度に基づいて、前記推薦機能の推薦優先順位を決定する工程を含む付記12乃至16のいずれか一に記載の情報機器の制御方法。
(付記18)ユーザの操作を検出する工程を含み、前記機能推薦制御工程において、前記推薦優先順位に基づいて、前記推薦機能を実行し、所定の時間を超えて当該推薦機能に対する操作が検出されない場合、当該推薦機能を終了する付記17に記載の情報機器の制御方法。
(付記19)前記状況情報取得工程において、ユーザの操作に基づいて、前記状況情報に含む前記状況パラメータを変更する付記12乃至18のいずれか一に記載の情報機器の制御方法。
(付記20)前記機能推薦制御工程において、推薦機能表示領域を生成し、前記推薦機能表示領域に前記推薦機能を表示する付記12乃至19のいずれか一に記載の情報機器の制御方法。
(付記21)上記第3の視点に係るプログラムの通りである。
(付記22)前記類似度推定処理において、前記状況パラメータ毎に、前記履歴状況情報に含まれる前記状況パラメータの値と、前記対象状況情報に含まれる前記状況パラメータの値と、の差分値を算出し、前記差分値が所定の範囲内である前記状況パラメータの総数に基づいて、前記状況類似度を推定する付記21に記載のプログラム。
(付記23)前記類似度推定処理において、前記差分値が所定の範囲内である前記状況パラメータの総数、及び前記状況パラメータ毎に設定された重みに基づいて、前記状況類似度を推定する付記22に記載のプログラム。
(付記24)前記類似度推定処理において、前記各状況パラメータを軸とする特徴空間に、前記履歴状況情報、及び対象状況情報を射影し、履歴状況情報が射影された第1の射影点と、前記対象状況情報が射影された第2の射影点と、の相関値に基づいて、前記状況類似度を推定する付記21乃至23のいずれか一に記載のプログラム。
(付記25)前記機能推薦制御処理において、前記対象状況情報との前記状況類似度が所定の閾値を超える、1又は2以上の前記履歴状況情報を、前記機能履歴テーブルから抽出する付記21乃至24のいずれか一に記載のプログラム。
(付記26)前記状況類似度に基づいて、前記推薦機能の推薦優先順位を決定する実行する付記21乃至25のいずれか一に記載のプログラム。
(付記27)ユーザの操作を検出する処理を実行し、前記機能推薦制御処理において、前記推薦優先順位に基づいて、前記推薦機能を実行し、所定の時間を超えて当該推薦機能に対する操作が検出されない場合、当該推薦機能を終了する付記26に記載のプログラム。
(付記28)前記状況情報取得処理において、ユーザの操作に基づいて、前記状況情報に含む前記状況パラメータを変更する付記21乃至27のいずれか一に記載のプログラム。
(付記29)前記機能推薦制御処理において、推薦機能表示領域を生成し、前記推薦機能表示領域に前記推薦機能を表示する付記21乃至28のいずれか一に記載のプログラム。
なお、引用した上記の特許文献の各開示は、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の示要素(各請求項の各要素、各実施形態ないし実施例の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせ、ないし、選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。特に、本書に記載した数値範囲については、当該範囲内に含まれる任意の数値ないし小範囲が、別段の記載のない場合でも具体的に記載されているものと解釈されるべきである。
1、1a、100 情報機器
10 表示部
20 操作部
30 記憶部
40 時計
50 位置情報取得部
60 制御部
61、101 機能実行部
62、102 状況情報取得部
63、103 機能履歴テーブル生成部
64、104 類似度推定部
65、105 機能推薦制御部
66 推薦優先順位決定部
70 運動情報取得部
211 アイコン
212〜214 推薦機能表示領域
215〜217 実行アイコン

Claims (10)

  1. 機能を実行する機能実行部と、
    1又は2以上の状況パラメータを含む、状況情報を取得する状況情報取得部と、
    前記状況情報取得部が前記機能の実行に対応して取得する前記状況情報と、当該機能と、を対応付けた機能履歴テーブルを生成する機能履歴テーブル生成部と、
    前記機能履歴テーブルに含まれる前記状況情報を履歴状況情報とする場合、前記履歴状況情報と、対象状況情報と、の状況類似度を推定する類似度推定部と、
    前記状況類似度に基づいて、前記対象状況情報に対応する推薦機能を決定する機能推薦制御部と、
    を備えることを特徴とする情報機器。
  2. 前記類似度推定部は、前記状況パラメータ毎に、前記履歴状況情報に含まれる前記状況パラメータの値と、前記対象状況情報に含まれる前記状況パラメータの値と、の差分値を算出し、前記差分値が所定の範囲内である前記状況パラメータの総数に基づいて、前記状況類似度を推定する請求項1に記載の情報機器。
  3. 前記類似度推定部は、前記各状況パラメータを軸とする特徴空間に、前記履歴状況情報、及び対象状況情報を射影し、履歴状況情報が射影された第1の射影点と、前記対象状況情報が射影された第2の射影点と、の相関値に基づいて、前記状況類似度を推定する請求項1又は2に記載の情報機器。
  4. 前記機能推薦制御部は、前記対象状況情報との前記状況類似度が所定の閾値を超える、1又は2以上の前記履歴状況情報を、前記機能履歴テーブルから抽出する請求項1乃至3のいずれか一に記載の情報機器。
  5. 前記状況類似度に基づいて、前記推薦機能の推薦優先順位を決定する推薦優先順位決定部を備える請求項1乃至4のいずれか一に記載の情報機器。
  6. ユーザの操作を検出する操作部を備え、
    前記機能推薦制御部は、前記推薦優先順位に基づいて、前記機能実行部に前記推薦機能を実行させ、前記操作部が、所定の時間を超えて当該推薦機能に対する操作を検出しない場合、前記機能実行部に当該推薦機能を終了させる請求項5に記載の情報機器。
  7. 前記状況情報取得部は、ユーザの操作に基づいて、前記状況情報に含む前記状況パラメータを変更する請求項1乃至6のいずれか一に記載の情報機器。
  8. 前記状況パラメータは、日時情報、位置情報、運動情報の少なくともいずれか一を含む請求項1乃至7のいずれか一に記載の情報機器。
  9. 機能を実行する機能実行部を備える情報機器の制御方法であって、
    1又は2以上の状況パラメータを含む、状況情報を取得する状況情報取得工程と、
    機能の実行に対応して取得された前記状況情報と、当該機能と、を対応付けた機能履歴テーブルを生成する工程と、
    前記機能履歴テーブルに含まれる前記状況情報を履歴状況情報とする場合、前記履歴状況情報と、対象状況情報と、の状況類似度を推定する類似度推定工程と、
    前記状況類似度に基づいて、前記対象状況情報に対応する推薦機能を決定する機能推薦制御工程と、
    を含むことを特徴とする情報機器の制御方法。
  10. 機能を実行する機能実行部を備える情報機器を制御するコンピュータに、
    1又は2以上の状況パラメータを含む、状況情報を取得する状況情報取得処理と、
    機能の実行に対応して取得された前記状況情報と、当該機能と、を対応付けた機能履歴テーブルを生成する処理と、
    前記機能履歴テーブルに含まれる前記状況情報を履歴状況情報とする場合、前記履歴状況情報と、対象状況情報と、の状況類似度を推定する類似度推定処理と、
    前記状況類似度に基づいて、前記対象状況情報に対応する推薦機能を決定する機能推薦制御処理と、
    を実行させるプログラム。
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