JP2016142551A - 光イメージング装置 - Google Patents
光イメージング装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016142551A JP2016142551A JP2015016548A JP2015016548A JP2016142551A JP 2016142551 A JP2016142551 A JP 2016142551A JP 2015016548 A JP2015016548 A JP 2015016548A JP 2015016548 A JP2015016548 A JP 2015016548A JP 2016142551 A JP2016142551 A JP 2016142551A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- optical element
- slit
- spectroscopic
- optical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Abstract
Description
光イメージング装置には、光源から出射する光を分割してミラーと被検知部にそれぞれ反射させるとともに前記ミラーを走査し、これら反射光の干渉信号に基づき例えば被検知部の断面画像等、深さ方向の情報を取得するようにしたTD−OCT(Time domain OCT)がある。また、他の方式としては、広帯域光源から多くの波長を含んだ光を出射し、この光を固定ミラーと被検知部にそれぞれ反射させ、これら反射光を分光器を通して波長分解した後にラインセンサにより検出し、さらにこの検出情報をフーリエ変換することによってTD−OCTと同様の情報を得るようにしたSD−OCT(Spectral-domain OCT)がある(例えば、特許文献1参照)。
一般的に、SD−OCTでは、ミラー走査が不要なので測定時間を比較的短くすることができるが、TD−OCTに比べて分解能に劣る。
ここで、広帯域光源部は、異なる波長を含んだ光を出射する。分割光学素子は、広帯域光源部から出射される光を測定光と参照光とに分割する。プローブは、測定光を出射して被検体に照射するとともに被検体により反射した光を逆方向へ戻す。反射光学素子は、参照光を反射して逆方向へ戻す。合成光学素子は、プローブにより戻される測定光と反射光学素子により戻される参照光とを合成する。分光素子は、合成光学素子による合成光を波長帯域毎の光に分光して出射する。スリットは、分光素子から出射される光のうち、一部の波長帯域の光のみを通過させる。拡大光学素子は、スリットを通過した光を拡大して出射する。撮像部は、拡大光学素子から出射される光を波長帯域毎にそれぞれ検出し、その検出信号を出力する。
この構成によれば、分光した光のうち、一部の波長帯域の光のみを抽出し拡大して検出し、その検出信号を出力するようにしているため、深さ方向の分解能を向上することができる。
この構成によれば、分光した光のうち、一部の波長帯域の光のみを抽出した後、その抽出光をさらに分光して検出し、その検出信号を出力するようにしているため、深さ方向の分解能を向上することができる。
この構成によれば、スリットを光の分光方向へ移動させて、波長帯域を選択することができる。
この構成によれば、合成光学素子を光の分光方向に沿って回転させて、波長帯域を選択することができる。
この構成によれば、例えば、前記他の分光素子及び撮像部を用いて大まかな情報を得た後に、もう一方の分光素子及び撮像部により、高精度な情報を得ることができ、測定作業性が良好となる。
この光イメージング装置1は、広帯域光源部10と、分割光学素子20と、反射光学素子30と、プローブ40と、合成分割光学素子50と、第1の分光光学系60と、第2の分光光学系70とを備える。そして、広帯域光源部10は、異なる波長を含んだ光を出射する。分割光学素子20は、広帯域光源部10から出射される光を参照光と測定光とに分割する。反射光学素子30は、参照光を反射して逆方向へ戻す。プローブ40は、測定光を出射して被検体Xに照射するとともに、被検体Xにより反射した光を逆方向へ戻す。合成分割光学素子50は、プローブ40により戻される測定光と反射光学素子30により戻される参照光とを合成して分割する。第1の分光光学系60は、合成分割光学素子50により分割される合成光の一方を複数の波長帯域に分光する。第2の分光光学系70は、合成分割光学素子50により分割される合成光の他方を複数の波長帯域に分光する。第1の分光光学系60と第2の分光光学系70のそれぞれについて、波長帯域毎の光の強度を検知し、その検知信号を図示しない画像処理装置により解析して被検体Xの画像データを得る。
このプローブ40には、例えば、国際公開WO2008/093689A1号公報に開示されるものや、他の光イメージング用プローブを用いることが可能である。
この分光素子62は、本実施の形態の好ましい一例によれば、分光方向に沿って回転し、且つ任意の回転位置で係止されるように設けられる。
この分光素子62を回転させる手段は、例えば、電動モータにより分光素子62を回転させる態様や、手動で分光素子62を回転させる態様等とすることが可能である。
このスリット63は、分光素子62による分光方向(図1によれば左右方向)へ移動可能であって、且つ任意の位置で固定されるように設けられる。
この拡大光学素子64は、スリット63の移動と同期して、その移動方向へ移動可能であって、且つ任意の位置で固定されるように設けられる。
この撮像部65は、スリット63及び拡大光学素子64の移動と同期して、これらの移動方向(図1によれば左右方向)へ移動可能であって、且つ任意の位置で固定されるように設けられる。
そして、この撮像部65は、撮像素子毎に各波長帯域の光を受光し、その光強度を電気信号に変換して出力する。
この撮像部73は、分光素子72による分光方向に沿って前記多数の撮像素子を並べるように配置される。そして、この撮像部73は、撮像素子毎に、各波長帯域の光を受光し、その光強度を電気信号に変換して出力する。
しかも、第1の分光光学系60においては、分光した光のうち、一部の波長帯域の光のみを抽出して拡大して検出し、その検出信号を出力するようにしているため、深さ方向の分解能が比較的高い。
その上、分光素子62を回転させたり、スリット63を移動させたりすれば、高精度な情報を得たい波長帯域を適宜に選択することができる。
この光イメージング装置2は、上記光イメージング装置1に対し一部を変更したものであるため、主にその変更部分について詳述し、重複する部分は同一の符号を用いて説明を省略する。
この第2の分光素子66は、上述したスリット63の移動と同期してその移動方向(図1によれば左右方向)へ移動可能であって、且つ任意の位置で固定されるように設けられる。
なお、光イメージング装置1と同様に、第2の分光光学系70と第1の分光光学系60により、測定精度を段階的に変更できるのは勿論である。
同様に、図2に示す光イメージング装置2においても、スリット63の後に、さらにスリット63及び第2の分光素子66を多段的に追加し、その追加された最後の第2の分光素子66の出射光を撮像部65に照射するようにしてもよい。
さらに他例としては、スリット63及び拡大光学素子64と、スリット63及び第2の分光素子66とを、適宜に組み合わせて多段的に配置した態様とすることも可能である。
10:広帯域光源部
20:分割光学素子
30:反射光学素子
40:プローブ
50:合成分割光学素子
60:第1の分光光学系
62:分光素子(第1の分光素子)
63:スリット
64:拡大光学素子
65:撮像部
66:第2の分光素子
70:第2の分光光学系
L1:参照光
L2:測定光
Claims (5)
- 異なる波長を含んだ光を出射する広帯域光源部と、前記広帯域光源部から出射される光を測定光と参照光とに分割する分割光学素子と、前記測定光を出射して被検体に照射するとともに前記被検体により反射した光を逆方向へ戻すプローブと、前記参照光を反射して逆方向へ戻す反射光学素子と、前記プローブにより戻される前記測定光と前記反射光学素子により戻される前記参照光とを合成する合成光学素子と、前記合成光学素子による合成光を波長帯域毎の光に分光して出射する第1の分光素子と、前記第1の分光素子から出射される光のうち、一部の波長帯域の光のみを通過させるスリットと、前記スリットを通過した光を拡大して出射する拡大光学素子と、前記拡大光学素子から出射される光を波長帯域毎にそれぞれ検出し、その検出信号を出力する撮像部とを具備したことを特徴とする光イメージング装置。
- 異なる波長を含んだ光を出射する広帯域光源部と、前記広帯域光源部から出射される光を測定光と参照光とに分割する分割光学素子と、前記測定光を出射して被検体に照射するとともに前記被検体により反射した光を逆方向へ戻すプローブと、前記参照光を反射して逆方向へ戻す反射光学素子と、前記プローブにより戻される測定光と前記反射光学素子により戻される参照光とを合成する合成光学素子と、前記合成光学素子による合成光を波長帯域毎の光に分光して出射する第1の分光素子と、前記分光素子から出射される光のうち、一部の波長帯域の光のみを通過させるスリットと、前記スリットを通過した光をさらに波長帯域毎の光に分光して出射する第2の分光素子と、第2の分光素子から出射される光を波長帯域毎にそれぞれ検出し、その検出信号を出力する撮像部とを具備したことを特徴とする光イメージング装置。
- 前記スリットは、前記第1の分光素子による光の分光方向へ移動するように設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の光イメージング装置。
- 前記合成光学素子と前記スリットとの間の前記分光素子は、前記第1の分光素子による光の分光方向に沿って回転するように設けられていることを特徴とする請求項1乃至3何れか1項記載の光イメージング装置。
- 前記合成光学素子が、前記プローブにより戻される測定光と前記反射光学素子により戻される参照光とを合成した後に分割する合成分割光学素子であって、
前記合成分割光学素子により分割される一方の合成光を、前記合成分割光学素子と前記スリットとの間の前記第1の分光素子に導くとともに、前記合成分割光学素子により分割される他方の合成光を、他の分光素子により分光して他の撮像部によって検出しその検出信号を出力することを特徴とする請求項1乃至4何れか1項記載の光イメージング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015016548A JP2016142551A (ja) | 2015-01-30 | 2015-01-30 | 光イメージング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015016548A JP2016142551A (ja) | 2015-01-30 | 2015-01-30 | 光イメージング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016142551A true JP2016142551A (ja) | 2016-08-08 |
Family
ID=56568587
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015016548A Pending JP2016142551A (ja) | 2015-01-30 | 2015-01-30 | 光イメージング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2016142551A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0323326U (ja) * | 1989-07-19 | 1991-03-11 | ||
JP2001141565A (ja) * | 1999-11-11 | 2001-05-25 | Shimadzu Corp | 分光分析装置 |
JP2005283132A (ja) * | 2004-03-26 | 2005-10-13 | Asahi Spectra Co Ltd | 任意スペクトル分布を持つ合成光を取り出す分光装置並びにその分光装置内部に用いる光マスク形状設計方法 |
JP2007121262A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-05-17 | Fujifilm Corp | 光断層画像化装置 |
JP2008298767A (ja) * | 2007-05-02 | 2008-12-11 | Canon Inc | 光干渉断層計を用いた画像形成方法、及び光干渉断層装置 |
-
2015
- 2015-01-30 JP JP2015016548A patent/JP2016142551A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0323326U (ja) * | 1989-07-19 | 1991-03-11 | ||
JP2001141565A (ja) * | 1999-11-11 | 2001-05-25 | Shimadzu Corp | 分光分析装置 |
JP2005283132A (ja) * | 2004-03-26 | 2005-10-13 | Asahi Spectra Co Ltd | 任意スペクトル分布を持つ合成光を取り出す分光装置並びにその分光装置内部に用いる光マスク形状設計方法 |
JP2007121262A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-05-17 | Fujifilm Corp | 光断層画像化装置 |
JP2008298767A (ja) * | 2007-05-02 | 2008-12-11 | Canon Inc | 光干渉断層計を用いた画像形成方法、及び光干渉断層装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20110261367A1 (en) | Integrated Confocal and Spectral-Domain Optical Coherence Tomography Microscope | |
JP5623028B2 (ja) | 光干渉断層画像を撮る撮像方法及びその装置 | |
US20240065552A1 (en) | Intraoral oct with color texture | |
US9243888B2 (en) | Image mapped optical coherence tomography | |
JP6765786B2 (ja) | 撮像装置、撮像装置の作動方法、情報処理装置、及び情報処理装置の作動方法 | |
JP2009510451A5 (ja) | ||
WO2014089504A1 (en) | System and method for parallel imaging optical coherence tomography | |
JP2007101250A (ja) | 光断層画像化方法 | |
JP2010032426A (ja) | 光干渉断層撮像方法および光干渉断層撮像装置 | |
JP2007240453A (ja) | 分光コヒーレンストモグラフィー装置 | |
JP2006313158A (ja) | 光コヒーレンス断層撮影による管腔の断層画像表示方法および光コヒーレンス断層撮影装置 | |
WO2015177784A2 (en) | System for tomography and/or topography measurements of a layered object | |
WO2005054780A1 (en) | Method and apparatus for three-dimensional spectrally encoded imaging | |
JP2006162366A (ja) | 光断層映像装置 | |
EP2683288B1 (en) | Low cost high efficiency signal interrogation for multi-channel optical coherence tomography | |
JP2008128709A (ja) | 光断層画像化装置 | |
JP2006162485A (ja) | 光断層映像装置 | |
JP6405037B2 (ja) | 瞬時時間領域光コヒーレンストモグラフィ | |
JP2005351839A (ja) | 断層映像装置 | |
US9042963B2 (en) | System and method for acquiring images from within a tissue | |
Makhlouf et al. | Dual modality fluorescence confocal and spectral-domain optical coherence tomography microendoscope | |
JP2019088773A (ja) | 画像取得装置、システム、および方法 | |
US20150002853A1 (en) | Miniature scan-free optical tomography system | |
WO2006116231A1 (en) | System and method for volume holographic imaging using spectral illumination | |
WO2010044322A1 (ja) | 光断層測定装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20171207 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180926 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20181009 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181207 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20190204 |