JP2016142219A - 電動送風機及びこの電動送風機を備えた電気掃除機 - Google Patents

電動送風機及びこの電動送風機を備えた電気掃除機 Download PDF

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Abstract

【課題】電動機の回転軸と遠心ファンを一体で形成することにより、別体の電動機の回転軸と遠心ファンの組立て上のばらつきが発生せず、電動送風機の回転のバランスが取りやすい電動送風機を提供することを目的とする。
【解決手段】固定子鉄心に界磁巻線を巻いて成る固定子と、回転軸を有し、回転軸に電機子鉄心と整流子が設けられ、電機子鉄心に巻かれた電機子巻線と整流子が接続されて成る電機子から成る電動機と、電動機の電機子の回転軸に設けられた遠心ファンと、を備え、回転軸と遠心ファンを、繊維強化樹脂にて一体で形成するものである。
【選択図】図2

Description

本発明は電動送風機に関し、その電動送風機を備えた電気掃除機に関する。
従来、電動機の回転軸に遠心ファンをナット止めすることで固定している電動送風機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開昭60−252191号公報(第3頁、図1)
電動送風機は、高速で遠心ファンを回転させるため、電動機の回転軸がバランスよく回転しないと振動が発生し、その振動が騒音の原因となったり電動送風機の性能低下につながったりする。
電動送風機の回転のバランスを悪くする要因として、特許文献1に記載の電動送風機のように、電動機の金属の回転軸に金属の遠心ファンをナット止めしていることが挙げられる。電動機の回転軸と遠心ファンを組み合せて、ファンの水平度等を確認しながらナット止めで固定するのであるが、どうしても組立て上のばらつきが発生してしまい、それにより電動送風機の回転のバランスが悪くなるという課題がある。
また、電動送風機の回転のバランスが悪いものについては、一部を削除、削る等の後加工をしてバランスを取るようにするが、後加工を行う頻度が高く、組立ての作業性がよくないという課題もある。
本発明は、かかる課題を解決するために、電動機の回転軸と遠心ファンを一体で形成することにより、別体の電動機の回転軸と遠心ファンの組立て上のばらつきが発生せず、電動送風機の回転のバランスが取りやすい電動送風機を提供することを目的とする。
課題を解決する本発明に係る電動送風機は、固定子鉄心に界磁巻線を巻いて成る固定子と、回転軸を有し、回転軸に電機子鉄心と整流子が設けられ、電機子鉄心に巻かれた電機子巻線と整流子が接続されて成る電機子から成る電動機と、電動機の電機子の回転軸に設けられた遠心ファンと、を備え、回転軸と遠心ファンを、繊維強化樹脂にて一体で形成するものである。
本発明によれば、電動機の回転軸と遠心ファンを一体で形成することにより、別体の電動機の回転軸と遠心ファンの組立て上のばらつきが発生しないので、電動送風機の回転のバランスが取りやすくなる。
また、電動送風機の回転のバランスが取りやすくなるので、バランスを取るための後加工を行う頻度を抑制でき、後加工に掛ける時間を短縮できることから電動送風機の組立て作業性も向上する。
本発明の実施の形態1に係る電動送風機の概略構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る電動送風機の内部構成を示す、遠心ファンの回転中心を通る位置で側面方向から見た断面図である。 本発明の実施の形態1に係る電動送風機の固定子の概略を示す斜視図である。 (a)本発明の実施の形態1に係る電動送風機の電機子の電機子巻線を巻いていない状態の概略を示す斜視図、(b)本発明の実施の形態1に係る電動送風機の電機子の概略を示す斜視図である。 (a)本発明の実施の形態1に係る電動送風機の遠心ファンと回転軸を一体で形成した部材の側面方向から見た図、(b)図5(a)の遠心ファンと回転軸を一体で形成した部材を、遠心ファン(上方)側から見た斜視図、(c)図5(a)の遠心ファンと回転軸を一体で形成した部材を、遠心ファンの回転中心を通る位置で側面方向から見た断面図である。 (a)本発明の実施の形態1に係る電動送風機の遠心ファンと回転軸を一体で形成した部材と、それに取り付けられるシュラウドを側面方向から見た図、(b)シュラウドが取り付けられた電動送風機の遠心ファンと回転軸を一体で形成した部材を、遠心ファンの回転中心を通る位置で側面方向から見た断面図ある。 (a)本発明の実施の形態1に係る電動送風機の遠心ファンと回転軸を一体で形成した部材を成形するときの金型の割方向の一例を示す模式図、(b)本発明の実施の形態1に係る電動送風機の遠心ファンと回転軸を一体で形成した部材を成形するときの金型の割方向の他の例を示す模式図である。 (a)本発明の実施の形態1に係る電動送風機の遠心ファンと回転軸を一体で形成した部材の他の実施例1を、遠心ファンの回転中心を通る位置で側面方向から見た断面図、(b)本発明の実施の形態1に係る電動送風機の遠心ファンと回転軸を一体で形成した部材の他の実施例2を、遠心ファンの回転中心を通る位置で側面方向から見た断面図である。 (a)本発明の実施の形態2に係る電動送風機の遠心ファンと回転軸をインサート成形で一体とした部材を、遠心ファン(上方)側から見た斜視図、(b)図9(a)の遠心ファンと回転軸をインサート成形で一体とした部材を、遠心ファンの回転中心を通る位置で側面方向から見た断面図である。 本発明の実施の形態1あるいは本発明の実施の形態2に係る電動送風機を搭載した一実施例の電気掃除機の概略構成を示す側面方向から見た断面図である。
実施の形態1.
(電動送風機の構成)
図1は本発明の実施の形態1に係る電動送風機の概略構成を示す斜視図、図2は本発明の実施の形態1に係る電動送風機の内部構成を示す、遠心ファンの回転中心を通る位置で側面方向から見た断面図、図3は本発明の実施の形態1に係る電動送風機の固定子の概略を示す斜視図、図4(a)は本発明の実施の形態1に係る電動送風機の電機子の電機子巻線を巻いていない状態の概略を示す斜視図、図4(b)は本発明の実施の形態1に係る電動送風機の電機子の概略を示す斜視図、図5(a)は本発明の実施の形態1に係る電動送風機の遠心ファンと回転軸を一体で形成した部材の側面方向から見た図、図5(b)は図5(a)の遠心ファンと回転軸を一体で形成した部材を、遠心ファン(上方)側からみた斜視図、図5(c)は図5(a)の遠心ファンと回転軸を一体で形成した部材を、遠心ファンの回転中心を通る位置で側面方向から見た断面図、図6(a)は本発明の実施の形態1に係る電動送風機の遠心ファンと回転軸を一体で形成した部材と、それに取り付けられるシュラウドを側面方向から見た図、図6(b)はシュラウドが取り付けられた電動送風機の遠心ファンと回転軸を一体で形成した部材を、遠心ファンの回転中心を通る位置で側面方向から見た断面図ある。
以下、図1から図6により本発明の実施の形態1に係る電動送風機の構成について説明する。
なお、それぞれの図において、同じ部分または相当する部分には同じ符号を付し、一部の説明を省略することがある。
図1に示す100は本発明の実施の形態1に係る電動送風機であり、外郭はフレーム1とファンカバー2で構成される。フレーム1は円筒形で一端面が開口し他端面が有底の形状をしており、その開口を覆うようにファンカバー2が取り付けられている。
フレーム1及びファンカバー2は金属材、あるいは樹脂材から成っている。フレーム1及びファンカバー2を金属材で形成するときは、金型による絞り加工により形成される。フレーム1及びファンカバー2を樹脂材で形成するときは、金型による射出(インジェクション)成形により形成される。
ファンカバー2には、電動送風機100を運転するときに空気を吸気するための円形の吸気口2aが設けられている。フレーム1には吸気した空気を排出するための排気口1a、1bが設けられている。なお、1a、1b以外にも図示しない排気口が設けられている。
フレーム1とファンカバー2に囲まれた内部には、電動送風機100を動作させるための固定子3と電機子6が配置されている。固定子3は図3に示すように、主に固定子鉄心4と界磁巻線5で構成されており、固定子鉄心4に界磁巻線5が巻かれている。固定子3は固定子鉄心4に界磁巻線5が巻かれた状態でフレーム1に固定されている。
固定子鉄心4は、図示しないが薄板の電磁鋼板(例えば0.1〜1.0mm程度の板厚のもの)を金型で同一形状に打ち抜き、所定の厚さになるまで複数枚積層することにより形成されている。界磁巻線5は、例えば銅線のような導電性を有する所定の線径の線材である。
次に、電機子6は図4に示すように、主に回転軸7a、電機子鉄心8、整流子9、電機子巻線10で構成されている。図4(a)に示すように円形状の電機子鉄心8に電機子巻線10が巻かれ、図4(b)に示す形状となる。
電機子鉄心8も固定子鉄心4と同様に、薄板の電磁鋼板(例えば0.1〜1.0mm程度の板厚のもの)を金型で同一形状に打ち抜き、所定の厚さになるまで複数枚積層することにより形成されている。
電機子鉄心8は回転軸7aに固定される。電機子巻線10は、図示しない絶縁部材を挟んで電機子鉄心8に巻き回され、電機子鉄心8と同様に回転軸7aに固定された整流子9と接続される。電機子巻線10も線径は異なるが、界磁巻線5と同様に銅線のような導電性を有する所定の線径の線材である。
図2に示すように電機子6の回転軸7aは軸受14a、14bで回転自在に支持されている。軸受14aは、電機子6を、軸受14aを介してフレーム1に固定する固定部材12の軸受保持部12aに取り付けられている。固定部材12をフレーム1に固定することで、電機子2の回転軸7aの上方の位置が決まる。
回転軸7aは、遠心ファン7bと一体で形成され、回転軸と遠心ファンの一体成形部材7を構成している。遠心ファン7bにはシュラウド15が取り付けられている。回転軸7a、遠心ファン7bについては後段で詳しく説明する。
シュラウド15が取り付けられた遠心ファン7bを囲むように、フレーム1に対してファンカバー2が取り付けられている。ファンカバー2には、円形の吸気口2aの周囲を囲んで、全周にシール部材用溝2bが設けられている。
シール部材用溝2bには、図2に示すようにシール部材16が設けられている。シール部材16は図示しないがシール部材用溝2bに全周に渡って設けられている。シール部材16は、一例として紫外線を照射することで硬化させることができる紫外線硬化性シリコーン樹脂が用いられる。この樹脂は、主成分がシリコーンであるので、耐熱性、ヒートサイクル性に優れており、硬化後はゴム弾性を有する硬化物となる。
シール部材16は、シュラウド15の上端15a(図6参照)とファンカバー2との間の空間を埋めている。シュラウド15の上端15aとファンカバー2は隙間なく接触していることが望ましい。
電動送風機100の性能を確保するため、本来であれば吸気口2aから吸込んだ空気を、全てシュラウド15のシュラウド開口15b(図6参照)から遠心ファン7b内に導入するのであるが、シュラウド15の上端15aとファンカバー2との間に隙間が存在した場合、吸気口2aから吸込んだ空気の一部がファンカバー2とシュラウド15の上面との隙間に流れ込み、電動送風機100の効率が低下してしまう。
また、遠心ファン7bが送り出した空気がファンカバー2とシュラウド15の上面との隙間に流れ込みショートカットしてしまうことで、やはり電動送風機100の効率が低下してしまう。
シュラウド15の上端15aとファンカバー2は隙間なく接触させるときに、両者を直接接触させると、ファンカバー2は固定されていて、シュラウド15が取り付けられた遠心ファン7bは高速で回転するため擦れ音が発生し、騒音の原因となる虞がある。また、摩擦によりシュラウド15の摩耗が促進される等して電動送風機100に不具合が発生する虞がある。
そのため、弾性を有するシール部材16を介し、シュラウド15の上端15aをファンカバー2に接触させるようにして、電動送風機100の効率を確保し、不具合の発生を抑制している。
軸受14bは、電機子鉄心8と同様に回転軸7aに固定される。軸受14bが、フレーム1の底部に設けられた軸受保持部1cに挿入固定されることにより、電機子2の回転軸7aの下方の位置が決まる。
このように取り付けられた電機子6は、電機子鉄心4の内側に軸受14a、14bにより回転自在に配置される。
さらにフレーム1にはブラシ11a、11bが取り付けられており、図示しない例えばバネのような付勢部材で整流子9に当接している。このブラシ3から整流子9に電流が供給され、電機子2が回転し電動送風機100の回転力を発生する。
それから、遠心ファン7bの下部空間には整流翼13が取り付けられている。整流翼13は、遠心ファン7bが吸気した空気を、フレーム1内部に導くための案内羽根である。
(回転軸と遠心ファンの構成)
図5に示すように、遠心ファン7bと回転軸7aは、一体で形成された回転軸と遠心ファンの一体成形部材7となっている。回転軸と遠心ファンの一体成形部材7は主材料に繊維強化樹脂を用い、金型による射出(インジェクション)成形によって一体で成形されている。一体で成形することで、回転軸に遠心ファンをナット止めしている従来の遠心ファンと回転軸の組立て体に比べて、組立て時のばらつきによる遠心ファンの回転のアンバランスが抑制でき、遠心ファンの回転のバランスが取りやすくなる。
なお、繊維強化樹脂とは、例えば、炭素(カーボン)繊維のような繊維を含有させた樹脂材料のことで、繊維を含有させることで高強度となり、また対摩耗性等に優れた特性を持つこと等から、この繊維強化樹脂で成形された部品は、金属材料で形成する部品と置き換えることも可能となる。このように金属材料で形成する部品と置き換えた場合、金属よりも比重が軽くなることから、軽量化が図れるようになる。
遠心ファン7bは、ファン底面7cと、21aから21hの羽根形状で構成されている。羽根形状21aから21hは同一形状であり、水平のファン底面7cから上方へ垂直に、均等の間隔で内側から外側へ向かって渦を巻くように、また徐々に高さが低くなるように設けられている。
遠心ファン7bはこのままでは空気を吸い込むファンとして機能しないため、ファンとして機能するように羽根形状21aから21hを覆い、ファン底面7cと羽根形状21aから21hを挟み込むようにするための部品が必要となる。そのため、図6に示すようにシュラウド15を取り付けている。シュラウド15も繊維強化樹脂を射出(インジェクション)成形で形成したものである。
シュラウド15は、内側から外側へ向かって徐々に高さが低くなるように設けられている羽根形状21aから21hと倣うように、内側から外側へ向かって徐々に高さが低くなる傘のような形状をしていて、羽根形状21aから21hのそれぞれの全長の上端と接触するように形成されている。
羽根形状21aから21hのそれぞれの全長の上端と接触する箇所で、遠心ファン7bとシュラウド15は接着あるいは溶着等の接合方法で、接合固定される。
また、ファン底面7cの羽根形状21aから21hが形成されている面側の、遠心ファン7bの回転中心を含む中央部に突起形状7dが設けられている。突起形状7dは羽根形状21aから21hの最も高い位置よりも低い高さで突出している。
突起形状7dは、その最も高い位置からファン底面7cに向かって、徐々に下がりながら拡がるように形成されている。なお、本実施の形態では、曲線で徐々に下がりながら拡がるようになっているが、直線で徐々に下がりながら拡がるようになっていてもよい。
このように形成することで、吸気口2aから吸気した空気が、図6(b)に示すように、
シュラウド15のシュラウド開口15bを通り、シュラウド15が取り付けられた遠心ファン7bの中に吸込まれ、その吸込まれた空気が遠心方向にスムーズに流れるようになり、圧力損失等が抑制できる。
次に、回転軸7aは水平のファン底面7cの、羽根形状21aから21hが設けられている面の裏面側に、水平のファン底面7cから回転軸7aの中心が遠心ファン7bの回転中心が同一線上となる位置に、垂直に形成されている。
回転軸7aは軸受14a、14bに回転自在に支持されるので、安定した回転を得るために少なくともファン底面7cから始まる軸の起点から、軸受14bが固定される位置までは軸の径を同一にする必要がある。
そのため、回転軸7aは、回転軸7aが設けられているファン底面7c(裏面)の、回転軸7aの起点から回転軸7aの先端に向かって、その外周がファン底面7c(裏面)に対して傾斜していないように形成されている。
回転軸7aの外周がファン底面7cに対して傾斜していないようにするために、回転軸と遠心ファンの一体成形部材7を射出(インジェクション)成形するときに、図7(a)に示すように射出(インジェクション)成形の金型をA、B、Cのそれぞれの方向に割る構成としている。
B方向とC方向は、金型の合わせ位置が回転軸7aの中心線と同じ位置になるようにしている。このように金型を割ることで回転軸7aの径を同一にして寸法精度を確保することができるので、回転軸7aの外周がファン底面7c(裏面)に対して傾斜していないように形成できる。
図7(b)に示すD方向とE方向に金型を割る方法もあるが、回転軸7aの外周がファン底面7c(裏面)に対して傾斜していないように形成するために、回転軸7aには抜き勾配を付けることができない。
この構成で問題なく金型から回転軸7aが抜ければこのままでよい。しかし、抜けが悪い場合には、回転軸7aの先端をパイプ状の突き出しピンで突くようにして金型から取り外すようにしなければならない。だが、このようにピンで突き出すときに回転軸7aが変形する虞があるため、回転軸7aの中心に芯金を入れて変形を防ぐようにする必要がある。
そのため、図7(b)に示すD方向とE方向に金型を割る方法で、回転軸7aの先端をパイプ状の突き出しピンで突くようにして金型から取り外すようにするときには、回転軸7aの中心に金型に固定された芯金を入れるので、図8(a)、(b)に示すように回転軸7aの中心に芯金を抜いた空洞ができる。例えば、回転軸7aの直径がφ8mmであれば、直径φ3mm程度の空洞ができるような芯金が入れられる。
例えば、図8(a)では、回転軸7aの中心に空洞22が形成されている。空洞22は回転軸7aから突起形状7dの内部まで延び、突起形状7dの先端部に樹脂が一部残る袋形状23が形成される。
また、図8(b)では、回転軸7aの中心に空洞24が形成されている。空洞24は回転軸7aから突起形状7dの先端まで延び貫通している。
このように、回転軸7aの先端をパイプ状の突き出しピンで突くようにして金型から取り外すようにするときに、回転軸7aの中心に芯金を入れるので回転軸7aの中心に芯金を抜いた空洞ができるが、これにより回転軸7aの変形を抑制することができ、回転軸7aの径を同一にして寸法精度を確保することができる。
ここまで説明した電動送風機100について、その組立て手順の概略を説明すると、まず、フレーム1に固定子3を取り付け固定する。フレーム1側への取り付けは、ここでひとまず終了し、次に、軸受14aを固定部材12の軸受保持部12aに取り付ける。その後、固定部材12と整流翼13を図示しないネジ止め等の固定手段で固定する。
次に、整流翼13側から軸受14aに、シュラウド15が取り付けけられた遠心ファン7bと一体に成形された回転軸7aを挿入する。その後、電機子鉄心8と整流子9を回転軸7aに挿入固定し、電機子鉄心8に電機子巻線10を巻き付け、電機子巻線10を整流子9に接続する。さらに、その後、回転軸7aの先端付近に軸受14bを挿入固定する。
そして、その後、固定子3を取り付けたフレーム1に、固定部材12と整流翼13と軸受14aと、シュラウド15が取り付けけられた遠心ファン7bと一体に成形された回転軸7aと、電機子巻線10で接続された電機子鉄心8と整流子9と軸受14bを組立てたものを、軸受14bがフレーム1の底部に設けられた軸受保持部1cに挿入されるようにして組み込む。
次に、フレーム1と固定部材12を、図示しない例えばネジのような締結部材で固定する。このとき、フレーム1側から固定部材12側に向かってネジを締めることになる。その後、ブラシ11aと11bを、図示しない付勢部材で整流子9に当接するようにしてフレーム1に取り付ける。
そして、最後に、シュラウド15が取り付けられた遠心ファン7bを覆うようにファンカバー2を取り付けて電動送風機100が完成する。
以上のように組み立てられる電動送風機において、電動送風機の回転軸と遠心ファンを、繊維強化樹脂を用いて一体で形成したので、組立て時のばらつきによる遠心ファンの回転のアンバランスが抑制でき、遠心ファンの回転のバランスが取りやすくなる。
よって、遠心ファンの回転のアンバランスを修正するために行う後加工に供する作業時間を短くすることができ、電動送風機の組立てに要する時間を低減することも可能となって、組立てコストを抑えながら組立て作業性の向上が図れる。
さらに、電動送風機の回転軸と遠心ファンを、繊維強化樹脂を用いて一体で形成したので、回転軸と遠心ファンを金属材で形成したものに比べ重量が軽くなるので、電動送風機全体としての軽量化を図ることができる。
実施の形態2.
(回転軸と遠心ファンの構成)
本発明の実施の形態2に係る電動送風機は、本発明の実施の形態1に係る電動送風機と回転軸と遠心ファンの構成が異なり、それ以外は本発明の実施の形態1に係る電動送風機と同様の構成である。よって、ここでは本発明の実施の形態1に係る電動送風機と異なる箇所について説明し、それ以外の説明は省略する。
図9(a)は本発明の実施の形態2に係る電動送風機の遠心ファンと回転軸をインサート成形で一体とした部材を、遠心ファン(上方)側から見た斜視図、図9(b)は図9(a)の遠心ファンと回転軸をインサート成形で一体とした部材を、遠心ファンの回転中心を通る位置で側面方向から見た断面図である。
以下、図9(a)及び図9(b)により本発明の実施の形態2に係る電動送風機の回転軸と遠心ファンの構成について説明する。
31は金属回転軸と遠心ファンのインサート成形一体部材である。遠心ファン31bは樹脂成形、金属回転軸31aは金属加工で形成されている。樹脂である遠心ファン31bを射出(インジェクション)成形するときに、金属回転軸31aを金型内に挿入し、金属回転軸31aに樹脂を固着させて、金属回転軸31aと一体となった遠心ファン31bを成形している。なお、遠心ファン31bの主材料には、例えば、炭素(カーボン)繊維のような繊維を含有させた繊維強化樹脂を用いている。
図9(a)に示すように遠心ファン31bは、ファン底面31cと、41aから41hの羽根形状で構成されている。羽根形状41aから41hは同一形状であり、水平のファン底面31cから上方へ垂直に、均等の間隔で内側から外側へ向かって渦を巻くように、また徐々に高さが低くなるように設けられている。
また、ファン底面31cの羽根形状41aから41hが形成されている面側の、遠心ファン31bの回転中心を含む中央部に突起形状31dが設けられている。また、金属回転軸31aは図9(b)に示すように突起形状31dと同じ高さまで、羽根形状41aから41hが形成されている面側に貫通していて、突起形状31dの一部を構成している。
突起形状31dは羽根形状41aから41hの最も高い位置よりも低い高さで突出している。突起形状31dは、その最も高い位置からファン底面31cに向かって、徐々に下がりながら拡がるように形成されている。なお、本発明の実施の形態1と同様、曲線で徐々に下がりながら拡がるようになっているが、直線で徐々に下がりながら拡がるようになっていてもよい。
このように形成することで、本発明の実施の形態1と同様、シュラウド15が取り付けられた遠心ファン31bの中を、空気がスムーズに流れるようになり、圧力損失等が抑制できる。
以上のように組み立てられる電動送風機において、、電動送風機の金属回転軸と遠心ファンを、遠心ファンに繊維強化樹脂を用い金属回転軸をインサート成形して一体部材として形成したので、本発明の実施の形態1と同様、組立て時のばらつきによる遠心ファンの回転のアンバランスが抑制でき、遠心ファンの回転のバランスが取りやすくなる。
よって、本発明の実施の形態1と同様、遠心ファンの回転のアンバランスを修正するために行う後加工に供する作業時間を短くすることができ、電動送風機の組立てに要する時間を低減することも可能となって、組立てコストを抑えながら組立て作業性の向上が図れる。
さらに、電動送風機の遠心ファンを、繊維強化樹脂を用いて形成したので、遠心ファンを金属材で形成したものに比べ重量が軽くなるので、電動送風機全体としての軽量化を図ることができる。
(電気掃除機の構成)
図10は本発明の実施の形態1あるいは本発明の実施の形態2に係る電動送風機を搭載した一実施例の電気掃除機の概略構成を示す側面方向から見た断面図である。
以下図10により本発明の実施の形態1あるいは本発明の実施の形態2に係る電動送風機を搭載した一実施例の電気掃除機の概略構成について説明する。
図10に示すように200は、本発明の実施の形態1あるいは本発明の実施の形態2に係る電動送風機を搭載した一実施例の電気掃除機であり、本体50内に集塵容器51、制御基板52、本発明の実施の形態1あるいは本発明の実施の形態2に係る電動送風機100、図示しない電源コードのコードリールを有している。
また、図示しないが吸込具と軟質管部と硬質管部で構成された塵埃を吸引するためのホース体が、ホース体挿入口56に挿入される。
集塵容器51は吸引した塵埃を集積するためのものであり、集塵袋を使用するタイプとサイクロン式のような集塵袋を使用しないタイプのものがあり、電気掃除機200は本発明の実施の形態1あるいは本発明の実施の形態2に係る電動送風機を搭載した一実施例の電気掃除機であるので、どちらを使用してもよく、集塵容器のタイプに限定されることなく本発明の実施の形態1あるいは本発明の実施の形態2に係る電動送風機を搭載できる。
制御基板52は、図示しない操作部の操作により塵埃を吸引するために電動送風機100の駆動を制御したりするものである。
本体50の側面には車輪53、下面にはキャスター54が設けられている。車輪53、キャスター54により本体50の引き回しが可能になる。ハンドル55は本体50を持ち運んだりするためのものである。
なお、当然ながら電気掃除機200はホース体を用いない、例えばハンディタイプのものでも、本発明の実施の形態1あるいは本発明の実施の形態2に係る電動送風機100を搭載することができ、掃除機の形態により搭載が限定されるものではない。
(電気掃除機の動作)
前述のような電気掃除機100に内包された電動送風機100を駆動すると、電動送風機100により空気が吸い込まれ、図示しないホース体で塵埃を含んだ空気の吸引を行うことができる。吸引された塵埃を含んだ空気は、集塵容器51で塵埃と空気に分離されて塵埃は集積され、塵埃の取り除かれた空気は電動送風機100を経由して本体50の外へ排出される。
以上のように、電気掃除機に回転軸と遠心ファンを、繊維強化樹脂を用いて一体で形成、あるいは遠心ファンを、繊維強化樹脂を用いて形成した、軽量化された電動送風機を搭載することで電気掃除機全体が軽量化でき、電気掃除機の持ち運び、取り扱いのときの負担が軽減できる。
A 金型の割方向、B 金型の割方向、C 金型の割方向、D 金型の割方向、E 金型の割方向、1 フレーム、1a 排気口、1b 排気口、1c 軸受保持部、2 ファンカバー、2a 吸気口、2b シール部材用溝、3 固定子、4 固定子鉄心、5 界磁巻線、6 電機子、7 回転軸と遠心ファンの一体成形部材、7a 回転軸、7b 遠心ファン、7c ファン底面、7d 突起形状、8 電機子鉄心、9 整流子、10 電機子巻線、11a ブラシ、11b ブラシ、12 固定部材、12a 軸受保持部、13 整流翼、14a 軸受、14b 軸受、15 シュラウド、15a シュラウド上端、15b シュラウド開口、16 シール部材、21a 羽根形状、21b 羽根形状、21c 羽根形状、21d 羽根形状、21e 羽根形状、21f 羽根形状、21g 羽根形状、21h 羽根形状、22 空洞、23 袋形状、24 空洞、31 金属回転軸と遠心ファンのインサート成形一体部材、31a 金属材の回転軸、31b 樹脂材の遠心ファン、31c ファン底面、31d 突起形状、41a 羽根形状、41b 羽根形状、41c 羽根形状、41d 羽根形状、41e 羽根形状、41f 羽根形状、41g 羽根形状、41h 羽根形状、50 掃除機本体、51 集塵容器、52 制御基板、53 車輪、54 キャスター、55 ハンドル、56 ホース体挿入口、100 電動送風機、200 電気掃除機。

Claims (7)

  1. 固定子鉄心に界磁巻線を巻いて成る固定子と、回転軸を有し、該回転軸に電機子鉄心と整流子が設けられ、前記電機子鉄心に巻かれた電機子巻線と前記整流子が接続されて成る電機子から成る電動機と、
    前記電動機の前記電機子の前記回転軸に設けられた遠心ファンと、を備え、
    前記回転軸と前記遠心ファンを、繊維強化樹脂にて一体で形成することを特徴とする電動送風機。
  2. 前記遠心ファンは、一面側に複数の羽根形状を備えるファン底面を有し、前記複数の羽根形状を備える前記ファン底面の裏面側に、前記遠心ファンの回転中心と前記回転軸の軸中心が鉛直方向で同一線上になる位置に前記回転軸を備えて成り、
    前記ファン底面の前記複数の羽根形状を備える一面側の、前記遠心ファンの回転中心を含む中央部には、前記複数の羽根形状が延びる方向と同一方向に突出した突起形状が設けられ、該突起形状は前記ファン底面の一面側に向かって、徐々に拡がるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電動送風機。
  3. 前記回転軸は、該回転軸が設けられている前記ファン底面の裏面から前記回転軸の先端に向かって、その外周が前記ファン底面の裏面に対して傾斜していないことを特徴とする請求項1あるいは請求項2何れかに記載の電動送風機。
  4. 前記回転軸は、軸内部が中空となるように形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項3何れか1項に記載の電動送風機。
  5. 固定子鉄心に界磁巻線を巻いて成る固定子と、金属材で形成された回転軸を有し、該回転軸に電機子鉄心と整流子が設けられ、前記電機子鉄心に巻かれた電機子巻線と前記整流子が接続されて成る電機子から成る電動機と、
    前記電動機の前記回転軸に設けられた、繊維強化樹脂で形成された遠心ファンと、を備え、
    前記遠心ファンを射出成形するときに前記回転軸をインサートして、前記回転軸と前記遠心ファンを一体として形成することを特徴とする電動送風機。
  6. 前記繊維強化樹脂は、カーボン繊維強化樹脂であることを特徴とする請求項1〜請求項5何れか1項に記載の電動送風機。
  7. 請求項1〜請求項6何れか1項に記載の電動機を備えたことを特徴とする電機掃除機。
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