JP2016142110A - ドアの衝突防止装置 - Google Patents

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義之 飯田
Yoshiyuki Iida
義之 飯田
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Abstract

【課題】ドアの対面双方向で、衝突防止を図る衝突防止装置であって、既存のドアに後付で本装置を容易に装着できる。
【解決手段】
本願発明は、室内外を仕切る開閉自在のドアの両面に、ドアに人間が近接したことを検知する距離センサと、警告を報知する報知具とをそれぞれ設け、
前記二つの距離センサからの信号を受信し、前記信号データを比較して、所定の場合に、
距離が近い面の報知具にはドアを開ける際の注意を喚起し、
距離が遠い面の報知具にはドアから離れる旨の注意を喚起するよう出力する制御部を備えることを特徴とするドアの衝突防止装置である。
【選択図】 図1

Description

この発明は、ドアを開いた時、ドアが向う面にいる人にぶつかることがないように防止するためのドアの衝突防止装置にかかる発明である。特に、ドアの対面双方からの開け閉めに対応したものである。
従来、ドアを開けようとしても、窓ガラスがないために向う面に人が居るかどうかがわからず、このため、ドアを押し開いたとき、ドアが向う面に居る人にぶつかつたりして怪我をさせたりする事故があり問題である。そこで、向う面に人が居ることを検知し、これを報知するように構成することが提唱されてきた。
特許文献1に示された考案は、ドアの傍らに人が居ることを検知する検知器をドアの一面に装着し、該検知器からの検知指令で報知する報知具を他面に設けると共に、ドアの他面に設けられるノブには、該ノブを開面に回すことに連繋して閉成するスイツチを設け、該スイツチを前記検知器への電源供給用のスイツチとして、検知器の検知作動がノブを開面に回したときに、なされるように構成したことを特徴とするドアの衝突予防装置である。また、特許文献2では、ドアには閉鎖面ドアノブによる解錠操作をロックする解錠ロック手段を設けて、上記の検知指令の入力によりロック指令に切換えて解錠ロック手段に出力する安全制御機構を介して連結したことを特徴とする考案が示された。
さらに、特許文献3に示された発明では、ドアの移動速度が遅くなる制動を加える制動手段と、人検知手段により人が検知されたとき上記制動手段に開扉時の作動信号を送る制御手段とからなるドアクローザーの発明が示されている。
実公平07−034143号公報 実公平07−047593号公報 特開2008−266943号公報
特許文献1および特許文献2のドアの衝突防止装置では、開閉自在に蝶着されるドアの内面(閉口)から外面(開口)方向へのドアの解放が危険であるゆえ、そのための検知および報知手段が一方向で設けられる構成である。ドアロック機構または、特許文献3などのようにドアクローザー機構を設けたとしてもそれは同様であった。
しかし、ドアを挟んで両面に人がいる場合は、ドアに近い面の人間がドアを先に開ける可能性が高いため、ドアの近くに人間がいる面には対面に人間がいることを知らしめ、ドアの遠くに人間がいる面にはドアから離れるように報知する必要がある。それは必ずしも内面から外面の一方向には限らない。例えば、ドアを外面に開けようとした場合にも、急に外面から開けられたようなことが起きると、やはり事故は発生するものである。
本願発明は、このようにドアの開閉の方向にかかわらず、対面に人がいる場合に、ドアの近くに人間がいる面を優先して、ドアを開ける面の人間に注意を促し、対面の人間にはドアから遠ざかるなどの警告報知を行うことで、ドアの対面両面からの衝突を防止し、円滑なドアの開閉を図るものである。
本願発明は、室内外を仕切る開閉自在のドアの両面に、ドアに人間が近接したことを検知する距離センサと、警告を報知する報知具とをそれぞれ設け、
前記二つの距離センサからの信号を受信し、前記信号データを比較して、いずれも所定の範囲内に近接しているときに、
距離が近い面の報知具にはドアを開ける際の注意を喚起し、
距離が遠い面の報知具にはドアから離れる旨の注意を喚起するよう出力する制御部を備えることを特徴とするドアの衝突防止装置である。
さらに、第1の面にある前記距離センサと前記報知具と、第2の面にある制御部は、フィルムケーブルで有線接続されるか、あるいは、無線通信で接続される、構成をとるドアの衝突防止装置である。
また、本願発明は、ドアを信号によりロックする施錠機構と、
ドアノブに人間が接触したことを検知するタッチセンサとを備え、
前記制御部は、前記施錠機構と前記タッチセンサとを接続し、
前記二つの距離センサからの信号を受信し、前記信号データを比較して、いずれも所定の範囲内に近接しているときに、前記タッチセンサが接触を検知した場合、
ドアロックすることを特徴とするドアの衝突防止装置を提供する。
本願発明によれば、ドアの対面双方からのアクセスに対応して、衝突防止を図れる。
またドアに距離センサ、報知具、および制御部を設置する構成をとることだけで、既存のドアに後付で本装置を容易に装着できる。さらに、本願発明は、開閉自在に蝶着されるドアに限らず、スライド式のドアにおいても適用できる。
ドアの衝突防止装置の全体構成図 ドアの衝突防止装置の制御部のフローチャート
本願発明の実施の形態を以下、図面に基づいて説明する。まず、図1において、ドアの衝突防止装置の全体構成図をしめす。1は室内外を仕切る開閉自在に設けられたドアである。左右に本ドアの両面の対面を平面的に示すが、それぞれの構成部品はドアの面に装着されるものでよい。ただし、スライド式のドアの場合には、ドア自体ではなくその周辺に設けてもよい。
第1の面で、距離センサ11と報知具12が示されている。これらはそれぞれ独立にまたは統合されて第2の面に装備される制御部30に接続される様を点線で示す。この通信線は有線または無線を問わない。有線の場合は、ドアの開閉で潰されないようにフラットケーブルにする。
第2の面では、同様に。距離センサ21と報知具22が示されている。さらに、制御部30がそれらに接続される。制御部30はMPU(マイクロプロセッサ)などで実装される。
さらに、施錠機構31とドアノブに設けられた両面にタッチセンサ10および20があってもよい。それらも制御部30に接続される。
距離センサ11および21は、光学的なセンサであるか、超音波を利用したものが相当する。図1の左右端にその電磁波の拡散状況をイメージして描く。
報知具12および22は警報音、または音声メッセージを発信できるものが望ましく、ドアから人間が近い方と遠い方に報知メッセージは区別して切り換えられる。
次に、図2の制御部30のフローチャートで本願発明の動作を説明する。
電源投入でスタートする(S0)(以降、図中ステップをSnで示す)。
続いて、距離センサ11、21から対人距離を測るために距離センサで信号に乗せて距離データを取得する(S1)。
距離センサ11、21から所定の範囲(1〜2m位)に人間を検知したかどうかを当該データと内部にあらかじめ定義した閾値とを比べて判断する(S2)。いずれかの距離データが範囲外(No)だとすると、分岐してリセット処理へ行く。両面に人がいない場合は何もしない方が煩くなくてよいからである。本リセット処理(S5)では、報知具12および22へ指令して報知をやめる。さらに施錠機構31をアンロックするなどを行う。
ステップS2でYesの場合は、両面の距離データが所定の範囲内であった場合である。ここで、双方の距離データを比較する(S3)。
そして、ステップS4で、人間との距離が近い面の報知具にはドアを開ける際の注意を喚起し、同じく距離が遠い面の報知具にはドアから離れる旨の注意を喚起するのである。
具体的には、近い面には、対面に人がいることを知らせる。例えば、「対面に人がいます。注意してください」である。一方、遠い面では、ドアが開かれることを注意する。「ドアが開きます、ドアから遠ざかってください。」などである。もちろん、ブザー音などで音を変えて実行してもよい。
さて、ステップS10は施錠のためのオプション的な機能であり、この状態で、距離センサ11および21からのデータが所定の範囲内であり、かつタッチセンサ10または20からタッチ信号を受信した場合に、施錠ロックする。そして、距離センサ11または21からのデータが所定の範囲を離れなければ、ドアを開けることができないようになる。こうしてより一層の安全が図れる。
以上のとおり、制御部30は処理を終えてループしてステップS1へ戻り、これを繰り返す。
なお、本願発明にかかるドアの衝突防止装置の全体構成を、第1の面、第2の面間の通信を唯一の制御部30で統括するようにして述べたが、これにこだわる必要はなく、対面双方で分散したMPU装置で実装して相互に通信することも可能である。このように種々の設計上の変形は容易であろう。
研究室環境などで、共用部と専有部の間のドアに窓がない場合が多い。専有部を使用しているテナントが共有部にいる部外者から部屋内が見えないように機密保持を図るためである。このようなドアの構成を持つビルで本願発明は効果を発揮する。特に、入退室管理にICタグなどでセキュリティチェックを施す場合に、ドアの近辺でのチェック作業時間が必ず発生するので、その間のドアの衝突防止装置として利用可能性は大である。
1 ドア
10、20 (ドアノブ)タッチセンサ
11、21 距離センサ
12、22 報知具
30 制御部
31 施錠機構



Claims (4)

  1. 室内外を仕切る開閉自在のドアの両面に、ドアに人間が近接したことを検知する距離センサと、警告を報知する報知具とをそれぞれ設け、
    前記二つの距離センサからの信号を受信し、前記信号データを比較して、いずれも所定の範囲内に近接しているときに、
    距離が近い面の報知具にはドアを開ける際の注意を喚起し、
    距離が遠い面の報知具にはドアから離れる旨の注意を喚起するよう出力する制御部を備えることを特徴とするドアの衝突防止装置。
  2. 第1の面にある前記距離センサと前記報知具と、第2の面にある制御部は、フィルムケーブルで接続される、請求項1に記載のドアの衝突防止装置。
  3. 第1の面にある前記距離センサと前記報知具と、第2の面にある制御部は、無線通信で接続される、請求項1に記載のドアの衝突防止装置。
  4. ドアを信号によりロックする施錠機構と、
    ドアノブに人間が接触したことを検知するタッチセンサとを備え、
    前記制御部は、前記施錠機構と前記タッチセンサとを接続し、
    前記二つの距離センサからの信号を受信し、前記信号データを比較して、いずれも所定の範囲内に近接しているときに、前記タッチセンサが接触を検知した場合、
    ドアロックすることを特徴とする請求項1に記載のドアの衝突防止装置。
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