JP2010117999A - 建物の制御システム - Google Patents
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Abstract
【課題】固有の識別情報の受信を利用した制御システムの過剰反応を抑制する。
【解決手段】建物には、ユーザの身体に装着され又はユーザに携帯され固有の識別情報を送信する移動通信手段として電子キー50及び履物60を用い、予め定めた通信領域内における移動通信手段との通信結果に基づいて、建物に設けられる設備の制御を実施する建物の制御システムが構築されている。本システムでは、コントローラ40が、移動通信手段がユーザによる所定の使用状態であることを検出し、その検出結果に基づいて設備制御の実施態様を切り替える。特に、コントローラ40は、移動通信手段の使用状態として履物60がユーザにより歩行状態で使用されていることを検出し、履物60の歩行状態での使用が検出されている場合と、同歩行状態での使用が検出されていない場合とで勝手口施錠装置30の施解錠状態を切り替える。
【選択図】図2
【解決手段】建物には、ユーザの身体に装着され又はユーザに携帯され固有の識別情報を送信する移動通信手段として電子キー50及び履物60を用い、予め定めた通信領域内における移動通信手段との通信結果に基づいて、建物に設けられる設備の制御を実施する建物の制御システムが構築されている。本システムでは、コントローラ40が、移動通信手段がユーザによる所定の使用状態であることを検出し、その検出結果に基づいて設備制御の実施態様を切り替える。特に、コントローラ40は、移動通信手段の使用状態として履物60がユーザにより歩行状態で使用されていることを検出し、履物60の歩行状態での使用が検出されている場合と、同歩行状態での使用が検出されていない場合とで勝手口施錠装置30の施解錠状態を切り替える。
【選択図】図2
Description
本発明は、建物の制御システムに関する。
従来、ユーザと共に移動可能な携帯型の通信デバイスを用いて、建物の各種設備を制御するシステムが知られている。同システムとして、例えば、キー型又はカード型の通信デバイスが用いられる。また、建物のドア近傍を通信エリアとして各人に応じて異なる固有の識別情報(ID情報)を受信するID受信装置を同建物に設け、そのID受信装置に携帯型の通信デバイスからID情報が受信されたか否かに応じて、ドアの施錠状態(ロック/アンロック)を制御するものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−174032号公報
ところで、上記ID受信装置により玄関ドアの施解錠を制御する場合、通信デバイスとしての電子キーが、玄関ホール内に設けられたキー置き場に保管されたり、玄関ホールの下駄箱の上などに放置されたりすることが考えられる。かかる場合、電子キーがID受信装置の通信エリア内に放置等されることにより、本来玄関ドアを施錠しておくはずが解錠されてしまったり、また逆に、本来解錠しておくはずが施錠されてしまったりすることが懸念される。こうした問題は、玄関ドアの施錠制御だけでなく、玄関ドア以外(例えば勝手口ドア)の施解錠制御や、あるいは建物の警戒を行うセキュリティ設備の警戒制御など、他の制御システムにおいても同様に起こり得ることが考えられる。
本発明は、上記事象に鑑みなされたものであり、固有の識別情報の受信を利用した制御システムの過剰反応を抑制することができる建物の制御システムを提供することを主たる目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、以下の手段を採用した。
本発明は、ユーザの身体に装着され又はユーザに携帯され固有の識別情報を送信する移動通信手段を用い、予め定めた通信領域内における前記移動通信手段との通信結果に基づいて、建物に設けられる設備の制御を実施する建物の制御システムであり、前記移動通信手段がユーザによる所定の使用状態であることを検出する使用状態検出手段と、前記使用状態検出手段による検出結果に基づいて設備制御の実施態様を切り替える制御切替手段と、を備えることを特徴とする。
例えば、移動通信手段が所定の通信領域に入ると、同移動通信手段からの識別情報の受信結果に基づき建物の設備が作動される。この場合、ユーザの意思とは無関係に、移動通信手段が保管又は放置により通信領域内に存在することがあり、かかる状況ではユーザの意思に反して設備が作動されてしまう。この点、本発明では、移動通信手段の使用状態の検出結果に応じて設備制御の実施態様を切り替えるため、仮に移動通信手段の保管又は放置の場所が通信領域内であっても、ユーザの意思に反する設備の作動を抑制することができる。その結果、固有の識別情報の受信を利用した制御システムにおける過剰反応を抑制することができる。
ここで、ユーザとしては、人及びペットを含む。また、移動通信手段としては、電子キーやカード型通信装置の他、例えば履物やペット用首輪など、人又はペットにより装着又は所持される物品を含む。
本発明において、前記使用状態検出手段は、前記所定の使用状態として前記移動通信手段がユーザにより歩行状態で使用されていることを検出するものであり、前記制御切替手段は、前記移動通信手段の歩行状態での使用が検出されている場合と、同歩行状態での使用が検出されていない場合とで前記設備制御の実施態様を切り替えるとよい。建物の設備を作動させる場合、通常、移動通信手段はユーザに携帯等されて使用されるため、所定の使用状態としてユーザが歩行状態であることを検出することにより、建物の設備を作動させる状況であるか否かを的確に判断することができる。
本発明において、前記移動通信手段はユーザが履いて使用する履物に設けられ、前記使用状態検出手段は、前記所定の使用状態として前記履物がユーザに履かれた着用状態で使用されていることを検出するものであり、前記制御切替手段は、前記履物の着用状態での使用が検出されている場合と、同着用状態での使用が検出されていない場合とで前記設備制御の実施態様を切り替えるとよい。履物は当然ながら足に履いて使用されるものであり、その使用形態が限られるため、ユーザによる着用状態にあるか非着用状態にあるかを容易に検出することができる。したがって、移動通信手段が所定の使用状態にあるか否かを容易にかつ正確に判断することができる。特に、履物を屋外用履物とすれば、ユーザは屋外に出る場合にのみ履物を使用するため、その外出に合わせて建物の設備を作動させることができる。
本発明において、前記設備としてドアの施錠設備を備え、前記移動通信手段との通信結果に基づいて前記施錠設備による前記ドアの施解錠を実施する建物の制御システムであり、前記制御切替手段は、前記使用状態検出手段により前記移動通信手段が前記所定の使用状態であることが検出されている場合に前記ドアの施解錠を許可し、前記移動通信手段が前記所定の使用状態であることが検出されていない場合に前記ドアの施解錠を禁止するとよい。この構成によれば、移動通信手段が通信領域内に保管又は放置されたままになったり、移動通信手段が本来の使用状態とは異なる状況で通信領域内に持ち込まれたりしても、ユーザの意思とは無関係にドアの施錠状態と解錠状態とが切り替わるのを防止することができる。特に、移動通信手段を屋外用履物とした場合、ゴミ出しなどの雑事で屋外に出るときに鍵をわざわざ携帯しなくてもドアの施解錠を行うことができ、利便性が高い。
本発明において、前記設備としてセキュリティ設備を備え、建物周辺の所定の警戒領域内における人の検出結果に応じて前記セキュリティ設備による警戒状態の切り替えを行う建物の制御システムであり、前記警戒領域を前記移動通信手段の通信領域とし、前記制御切替手段は、前記警戒領域内で人が検出されている場合において、同時に前記移動通信手段との通信が行われ、かつ前記使用状態検出手段により前記移動通信手段が前記所定の使用状態で使用されていることが検出されている場合に前記セキュリティ設備を非警戒又は緩警戒の状態にするとよい。この構成によれば、ユーザが移動通信手段を所定の使用状態で使用している場合にはセキュリティ設備による警戒を実施しないため、ユーザが警戒領域内に入る度にセキュリティ設備が作動しないようにすることができる。
建物設備としてセキュリティ設備を備える構成において、前記セキュリティ設備は、前記建物に設けられた窓部の遮蔽度を変更可能な設備であり、前記制御切替手段は、前記窓部の遮蔽度を変更することで前記セキュリティ設備の警戒状態を変更するとよい。こうすれば、警戒領域内で人が検出されており、かつその人がユーザでない場合には、窓部の外から中を見えにくくすることができる。したがって、警戒領域内にユーザ以外の人が入ってきた場合に、プライバシー確保や防犯性向上の点で好適である。なお、セキュリティ設備を非警戒又は緩警戒の状態にする場合には、窓部の遮蔽度を比較的小さくするのが好ましい。こうすることで、ユーザが窓部の外から中を視認可能になるため、室内の様子を建物の外から見ることができる。
(第1の実施形態)
以下に、本発明を具体化した第1の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。図1は、本実施形態の防犯システムに適用した建物の概略構成を示す平面図である。
以下に、本発明を具体化した第1の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。図1は、本実施形態の防犯システムに適用した建物の概略構成を示す平面図である。
図1において、住宅としての建物10には窓部11が設けられており、更に建物10の正面に玄関12が設けられている。玄関12には玄関施錠装置20が設置されており、この玄関施錠装置20により玄関ドア13の施解錠が可能になっている。また、建物10には、例えば背面に勝手口14が設けられており、勝手口14には、勝手口ドア15の施解錠が可能な勝手口施錠装置30が設置されている。
玄関施錠装置20及び勝手口施錠装置30は、ユーザにより携帯される電子キー等の携帯装置が近付く又は遠ざかることで玄関ドア13及び勝手口ドア15の施解錠(ロック/アンロック)を自動で行うものである。本実施形態では、玄関12の出入口を挟むエリアが玄関施錠装置20の通信エリアA1になっており、勝手口14の出入口を挟むエリアが勝手口施錠装置30の通信エリアA2になっている。
次に、本防犯システムの電気的構成について図2を用いて説明する。
図2に示すように、玄関施錠装置20は、玄関ドア13の施錠及び解錠を電気的に行う電子錠21と、玄関周囲の通信エリアA1(図1参照)を通信範囲とする通信ユニット22とを備える。また、勝手口施錠装置30は、勝手口ドア15の施錠及び解錠を電気的に行う電子錠31と、勝手口周囲の通信エリアA2(図1参照)を通信範囲とする通信ユニット32とを備える。これら各施錠装置20,30にはコントローラ40が接続されており、各施錠装置20,30の電子錠21,31がコントローラ40からの駆動信号に基づいて施錠状態又は解錠状態とされる。コントローラ40は周知のマイクロコンピュータ等を備える演算装置であり、例えばダイニング等の壁面に設置されている。各施錠装置20,30の通信ユニット22,32は、電子キー50との間で無線通信が可能になっており、電子キー50からの受信情報をコントローラ40に逐次出力する。
電子キー50は、制御部51と通信部52とを有しており、制御部51内のメモリにはユーザ固有のID情報(以下、キーIDという)が記憶されている。キーIDは、制御部51により通信部52を介して電子キー50から送信される。
上記構成では、電子キー50を携帯したユーザが玄関周囲の通信エリアA1に入ると、電子キー50から送信されるキーIDが玄関施錠装置20の通信ユニット22にて受信され、同キーIDが更に通信ユニット22からコントローラ40に入力される。そして、コントローラ40は、キーIDによるユーザ認証を行い、キーIDが正規IDであれば、玄関施錠装置20の電子錠21を解錠動作させる。また、電子キー50を携帯したユーザが勝手口周囲の通信エリアA2に入った場合には、勝手口施錠装置30にて同様の処理が行われる。
また、本実施形態では、移動通信手段として、勝手口14で使用される屋外用の履物60(60L,60R)を用いることとしており、無線通信機能を有する履物60が勝手口周囲の通信エリアA2に入った場合に、勝手口施錠装置30による施解錠が行われる。その詳細を以下に説明する。
図3に示すように、履物60は左右一対の例えばサンダルよりなり、その底部61には各々制御部62と通信部63とが設けられている。制御部62内のメモリにはユーザ固有のID情報(以下、履物IDという)が記憶されている。特に本実施形態では、履物IDとして、前述のキーIDと異なりかつ左右の履物60L,60Rで各々異なるID情報が記憶されている。この履物IDは、制御部62により通信部63を介して履物60L,60Rから送信される。なお、制御部62と通信部63とを履物60L,60Rの甲被部64等に設けることも可能である。
また、履物60L,60Rのそれぞれの底部61には感圧センサ65が設けられている。感圧センサ65は、履物60L,60Rがユーザに履かれた状態(着用状態)で荷重を検出する荷重検出手段であり、荷重検出した結果を制御部62に逐次出力する。なお、履物60の種類について限定はなく、サンダル以外に、スリッパ、草履、靴、下駄などでもよい。
履物60に関する上記構成について、勝手口施錠装置30の施解錠の基本制御は電子キー50の場合と同様である。具体的には、履物60を履いたユーザが勝手口周囲の通信エリアA2に入ると、履物60の通信部63から送信される履物IDが勝手口施錠装置30の通信ユニット32にて受信され、同履物IDが更にコントローラ40に出力される。そして、コントローラ40は、履物ID(左右の履物60の少なくともいずれか)によるユーザ認証を行い、履物IDが正規IDであれば、勝手口施錠装置30における電子錠31の解錠動作を許可する。
ここで特に、左右の履物60L,60Rの各制御部62は、感圧センサ65の検出信号に基づいて履物IDを送信する。一方、コントローラ40は、履物IDによるユーザ認証の他に、左右の履物60L,60Rから各々送信される履物IDに基づいて履物60が所定の使用状態にあるか否かを判定する。そして、履物IDが正規IDであって、かつ履物60が所定の使用状態であると判定した場合に、コントローラ40は、勝手口施錠装置30の解錠動作を実施する。以下、履物60の使用状態を検出する処理について補足説明する。
本実施形態では、履物60における所定の使用状態として、履物60の使用者が歩行状態であることを検出する。具体的には、ユーザが履物60を履いて歩行する場合、左右の履物60L,60Rの感圧センサ65により左右交互に荷重検出されることとなる。この場合、各感圧センサ65から制御部62に荷重検出信号が左右交互に出力され、制御部62に荷重検出信号が入力される都度、通信部63から履物IDが送信される。そして、コントローラ40は、勝手口施錠装置30の通信ユニット32に通信部63からの履物IDが左右交互に受信された場合に、履物60が所定の使用状態、つまり履物60の使用者が歩行状態であることを検出する。
図4は、勝手口施錠装置30の施解錠の状態を示す模式図である。図4のうち、(a)は履物60が勝手口14に置いてある状態を示し、(b)は住人Mが履物60を履いた状態を示し、(c)は住人Mが履物60を履いて外出した状態を示す。また、(d)は住人Mが履物60を履いて勝手口14に戻る状態を示し、(e)はペットの犬Pに履物60が咥えられた状態を示す。また、図中の点線は、その内側が勝手口施錠装置30の通信エリアA2であることを示す。
図4(a)に示すように、履物60が勝手口14に置いてある場合、履物60で荷重が検出されない。したがって、履物60が勝手口施錠装置30の通信エリアA2内にあっても、履物60から履物IDが送信されず、勝手口施錠装置30が作動しない。これにより、勝手口ドア15がロック状態のままになる。
この状態において、図4(b)に示すように、例えばゴミ捨てや庭木の手入れ等のために住人Mが履物60を履いて勝手口14から屋外に出ようとすると、歩行に伴い履物60の内底部が左右交互に押圧される。これにより、履物60の内底部で荷重が検出され、この荷重検出に伴い履物IDが履物60から左右交互に送信される。この信号が勝手口施錠装置30で受信されることにより、住人Mが歩行状態であることがコントローラ40で検出される。その結果、コントローラ40が勝手口施錠装置30を作動させて勝手口ドア15をロック状態からアンロック状態に切り替える。
そして、図4(c)に示すように、住人Mが履物60を履いたまま勝手口14から遠ざかり通信エリアA2の外に出ると、コントローラ40が勝手口施錠装置30を作動させて勝手口ドア15をアンロック状態からロック状態に切り替える。その後、図4(d)に示すように、建物10内に戻るために、住人Mが履物60を履いたまま勝手口14に近付いて通信エリアA2内に入ると、勝手口施錠装置30にて履物IDが受信されることにより、コントローラ40が勝手口施錠装置30を作動させて勝手口ドア15をロック状態からアンロック状態に切り替える。
また、勝手口施錠装置30がロック状態であって履物60が勝手口14に置いてあるときに(図4(a)の状態で)、例えば犬猫などのペットCや幼児が履物60を持って動いた場合を考える。このとき、履物60の内底部が押圧されないか、又は押圧されたとしても履物60の内底部が左右交互に押圧されない。この場合、コントローラ40により、履物60が所定の使用状態でない、つまり人により歩行状態で使用されていないと判断される。したがって、図4(e)に示すように、履物60が通信エリアA2内にある場合であっても、コントローラ40が勝手口施錠装置30を作動させず、勝手口ドア15がロックされたままになる。
次に、勝手口施錠装置30の施解錠処理について、図5のフローチャートを用いて説明する。この処理は、コントローラ40により所定の時間周期で実行される。
図5において、まずステップS11では、勝手口施錠装置30でID信号を受信したか否かを判定する。勝手口施錠装置30でID信号を受信していない場合には、ステップS13へ進み、勝手口施錠装置30を作動させず、勝手口ドア15を施錠したままにする。
一方、勝手口施錠装置30でID信号を受信した場合には、ステップS12へ進み、その受信IDが履物IDであるか否かを判定する。受信IDが履物IDであれば、ステップS14へ進み、履物IDに基づいて、人が歩行状態で履物60を使用しているか否かを判定する。そして、履物IDがコントローラ40に左右交互に入力される場合には、人が歩行状態で履物60を使用していると判断し、ステップS15へ進み、勝手口施錠装置30を作動させ、勝手口ドア15をロック状態からアンロック状態に切り替える。一方、人が歩行状態で履物60を使用していない場合、例えばペットが履物60を咥えて歩いている場合や、幼児などが履物60を手に持って動いている場合には、履物IDが左右交互に入力されない。この場合、ステップS14で否定判定がなされ、ステップS13へ進み、勝手口施錠装置30を作動させない。
また、勝手口施錠装置30の受信IDが履物IDでない、つまりキーIDであれば、ステップS12で否定判定がなされる。この場合、今回受信したIDが電子キー50から発信されたキーIDとみなされ、ステップS15へ進み、勝手口施錠装置30を作動させて勝手口ドア15を解錠する。
以上詳述した本実施形態によれば、以下の優れた効果が得られる。
移動通信手段としての履物60の使用状態を検出し、その検出結果に応じて勝手口施錠装置30の作動/非作動を切り替える構成としたため、履物60が通信エリアA2内に保管又は放置されている場合であっても、住人の意思に反して勝手口施錠装置30が作動してしまうのを抑制することができる。したがって、移動通信手段との通信結果に応じて勝手口施錠装置30の施解錠制御を行う防犯システムにおいて、同システムの過剰反応を抑制することができる。
履物60の使用状態として、人が歩行状態で履物60を使用しているか否かを判定し、人が歩行状態で履物60を使用していることが検出された場合に、履物60が所定の使用状態で使用されているものとして勝手口施錠装置30を作動させ、人が歩行状態で履物60を使用していることが検出されない場合に、履物60が所定の使用状態で使用されていないものとして勝手口施錠装置30を非作動にする構成としたため、勝手口施錠装置30の施解錠を行う状況であるか否かを的確に判断することができる。
加えて、移動通信手段を履物60としたため、その使用形態が限られる。したがって、履物60が住人による着用状態にあるか非着用状態にあるかを容易に検出することができる。つまり、移動通信手段が所定の使用状態にあるか否かを容易にかつ正確に判断することができる。特に、本実施形態では、履物60を屋外用履物とする構成としたため、住人は屋外に出る場合にのみ履物60を使用することとなり、その外出に合わせて勝手口施錠装置30を作動させることができる。また、ゴミ出しなどの雑事で屋外に出るときに電子キー50をわざわざ携帯しなくても勝手口ドア15の施解錠を行うことができ、利便性が高い。更に、履物60の着脱という簡単な動作により勝手口ドア15が施解錠されるため、防犯システムの過剰反応を抑制するといった効果を得るのに煩雑な動作も必要ない。
(第2の実施形態)
本実施形態では、建物10の窓部11に関する防犯機能について説明する。
本実施形態では、建物10の窓部11に関する防犯機能について説明する。
図1において、窓部11の近傍には、人の検出が可能なセンサ装置16が設けられており、窓部11の周辺に予め定めた所定の警戒エリア内における人の有無が検出される。センサ装置16は、人検出機能と無線通信機能とを備えており、所定の警戒エリア内に定められた窓部周囲の通信エリアA3を通信範囲として、移動通信手段としての履物60と無線通信を行う。
窓部11には、セキュリティ設備として、窓部11の遮蔽度を変更可能な調光ガラス70が設けられており、調光ガラス70を用いた防犯システムが構築されている。
図6は、本実施形態での防犯システムの概略構成を示す構成図である。図6に示すように、調光ガラス70は、2枚の透明な板ガラス71,72を備え、所定間隔を隔てて対向配置されている。板ガラス71,72間には、例えばITO膜等からなる一対の電極層73,74が所定間隔を隔てて配置され、電極層73,74間に、例えば酸化タングステンや酸化クロム等のエレクトロクロミック材からなる着色層75が形成されている。着色層75では、電極層73,74間に電圧Vecが印加されることにより可逆的な酸化還元反応が起こり、この反応により着色層75が着色したりその着色が消失したりする。また、調光ガラス70の電極層73,74はコントローラ40に電気的に接続されている。コントローラ40は、電極層73,74の印加電圧Vecを調整することにより着色層75の着色を制御し、これにより調光ガラス70の透明度を変更してその遮蔽度を変更する。
なお、着色層75は、エレクトロクロミック材の代わりに、例えば液晶材料からなるものとしてもよい。この場合、液晶材料に対する電界の強度を調整することにより透過光の着色を変更し、これにより調光ガラス70の遮蔽度を変更する。
また、コントローラ40にはセンサ装置16が電気的に接続されている。センサ装置16は、例えば赤外線センサ等のセンサ部17と、無線通信機能を有する通信部18とを有している。センサ部17は、所定の警戒エリア内での人の有無を示す人検出信号をコントローラ40に逐次出力する。また、通信部18は、履物60との間で無線通信が可能になっており、履物60からの受信情報(履物ID)をコントローラ40に逐次出力する。そして、履物60を履いたユーザが窓部周囲の通信エリアA3に入ると、履物60から送信される履物IDがセンサ装置16の通信部18にて受信され、その履物IDが更にコントローラ40に入力される。これにより、コントローラ40は、履物IDによるユーザ認証を行い、履物IDが正規IDであれば、通信エリアA3に入ったのがユーザであると判定する。また、コントローラ40は、上記第1実施形態と同様に、左右の履物60から各々送信される履物IDに基づいて、履物60が所定の使用状態にあるか否かを検出しており、履物IDが左右交互に入力される場合に、履物60が人の歩行状態で使用されていると判定する。
本実施形態の防犯システムにおいて、コントローラ40は、履物IDによるユーザ認証の認証結果と、履物60の使用状態の検出結果とに基づいて、調光ガラス70の遮蔽度を変更する。この調光ガラス70を用いた防犯システムについて以下詳細に説明する。
図7は、調光ガラス70における警戒/非警戒の状態を示す図であり、(a)は人検出されていない通常時を示し、(b)は住人以外の人検出時を示し、(c)は住人検出時を示す。本システムでは、窓部周囲に定めた警戒エリア内における人の有無を検出し、その検出結果に応じて調光ガラス70を警戒の状態と非警戒の状態に切り替える。
詳細には、警戒エリア内に人が存在しない場合には、図7(a)に示すように、調光ガラス70を非警戒の状態にしており、建物10の中から外、及び外から中を見通すことができるように調光ガラス70の透明度を比較的大きくしている。
一方、窓部11の周辺に人有りと検出された場合には、図7(b)に示すように、調光ガラス70を警戒の状態とすべく、窓部11を曇らせる。これにより、調光ガラス70の透明度が小さくなり、建物10の外から中の様子を覗き見ることができなくなる。その結果、防犯性の向上とプライバシーの保護とが促進される。
また特に、本実施形態では、所定の警戒エリア内で人有りと検出された場合であっても、その人がユーザであると判断された場合には、調光ガラス70を非警戒の状態のままにする。具体的には、コントローラ40に履物IDが入力され、かつ履物60の使用状態が人の歩行状態を示すものであれば、同警戒エリア内に存在するのはユーザであると判断される。この場合、調光ガラス70では警戒の状態に移行されず、調光ガラス70の透明度を大きいままにする。これにより、住人Mが建物10の外から中の様子を見ることが可能になる。
次に、調光ガラス70による警戒処理について、図8のフローチャートを用いて説明する。この処理は、コントローラ40により所定の時間周期で実行される。
図8において、まずステップS21では、センサ装置16からの人検出信号に基づいて所定の警戒エリア内における人の有無を検出する。所定の警戒エリア内に人有りであることが検出されない場合には、ステップS25へ進み、電極層73,74への電圧印加を行わないことで窓部11の透明度を比較的高いままにし、調光ガラス70を非警戒の状態にしておく。一方、警戒エリア内に人有りと検出された場合には、ステップS22へ進み、センサ装置16に履物IDが受信されたか否かを判定する。センサ装置16に履物IDが受信されない場合には、警戒エリア内に住人以外の人が存在していると判断されることから、ステップS23へ進み、電極層73,74に電圧印加することにより調光ガラス70を曇らせてその透明度を小さくする。
これに対し、センサ装置16に履物IDが受信された場合には、ステップS24へ進み、履物IDに基づいて、人が歩行状態で履物60を使用しているか否かを判定する。そして、履物IDが左右交互に入力され、人が歩行状態で履物60を使用していることが検出される場合には、ステップS25へ進み、調光ガラス70の透明度を比較的大きいままにする。
一方、人が歩行状態で履物60を使用していないと判定される場合には、ステップS23へ進み、調光ガラス70を曇らせて建物内を外から見えなくする。つまり、所定の警戒エリア内に人有りと検出され、かつ履物IDが入力された場合として、所定の警戒エリア内に住人がいる場合の他に、履物60が通信エリアA3内に放置等された状態で住人以外の人物(例えば不審者や、郵便配達員や検針員、知人などの来訪者)が所定の警戒エリア内に進入した場合が考えられる。そこで、履物60の使用状態を検出し、人の歩行状態で履物60が使用されていない場合には、防犯性の向上又はプライバシー保護のために、調光ガラス70を警戒の状態に切り替え、その透明度を小さくする。
以上詳述した本実施形態によれば、以下の優れた効果が得られる。
住人が移動通信手段としての履物60を所定の使用状態で使用している場合には、窓部11に設けたセキュリティ設備としての調光ガラス70による警戒を実施しない構成としたため、住人が所定の警戒エリア内に入る度にセキュリティ設備が作動しないようにすることができる。
調光ガラス70が警戒の状態の場合に調光ガラス70の遮蔽度を大きくする構成としたため、所定の警戒エリア内に来訪者や不審者がいる場合に、窓部11の外から中を見えにくくすることができる。これにより、所定の警戒エリア内の進入者に建物10内を観察されたり、建物10外から室内を物色されたりするのを防止することができ、プライバシー確保や防犯性向上を図ることができる。
また、調光ガラス70が非警戒の状態の場合に調光ガラス70の遮蔽度を小さくする構成としたため、住人が窓部11の外から中を視認することができ、室内の様子を建物10の外から見ることができる。
さらに、セキュリティ設備を調光ガラス70とし、調光ガラス70の透明度を変更することによりその遮蔽度を変更する構成としたため、音や光などによる防犯システムと比較して、近所に迷惑を掛けずに建物10の防犯性を高めることができる。
(他の実施形態)
本発明は上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施されてもよい。
本発明は上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施されてもよい。
・上記第1の実施形態では、移動通信手段を履物60とし、履物60の使用状態に応じて勝手口施錠装置30の施解錠制御の実施態様を切り替える構成としたが、電子キー50による施解錠制御においても、電子キー50が所定の使用状態にあるか否かを検出し、その使用結果に基づいて玄関施錠装置20及び勝手口施錠装置30の少なくともいずれかを作動させるようにしてもよい。この場合、以下のように電子キー50の使用状態が検出される。すなわち、電子キー50に加速度センサを設けておき、この加速度センサにより検出される振動に基づいて電子キー50の使用状態を判断する。このとき、加速度センサにより定期的な振動が検出される場合に、人が電子キー50を持ち歩いており、電子キー50が所定の使用状態にある、すなわち電子キー50がユーザにより歩行状態で使用されているものと判定する。
また、その他の移動通信手段を用いる場合にも同様に適用できる。例えば、カード型通信装置、携帯電話、ペット用首輪など、人又はペットに装着されるか又は所持されるあらゆる物品が該当する。
・上記第1の実施形態では、勝手口施錠装置30を対象として履物60により施解錠制御を実施する構成としたが、玄関施錠装置20を対象として履物60により施解錠制御を実施する構成としてもよい。こうすることにより、電子キーを携帯しない場合においても玄関施錠装置20の施解錠を行うことができる。
・上記第1及び第2の実施形態では、左右の履物60からコントローラ40に対して履物ID(左右個別のID)を送信し、コントローラ40がその履物IDに基づいて履物60の使用状態を検出する構成としたが、これを変更し、履物60の制御部62にて当該履物60の使用状態を検出する構成としてもよい。この場合、履物60の制御部62は、感圧センサ65の圧力検出信号に基づいて履物60の使用状態を判定する。すなわち、制御部62は、荷重検出していれば履物60が所定の使用状態であり、荷重非検出であれば履物60が所定の使用状態でないものと判定する。そして、履物60が所定の使用状態である旨判定された場合に、通信部63から履物IDを送信する。コントローラ40は、履物IDの受信に基づいて勝手口施錠装置30の施錠動作又は調光ガラス70の警戒状態の切り替えを行わせる(基本制御と同様)。なお、本構成では、左右一対の履物60のうち少なくとも一方の履物60の制御部62にて、履物60が所定の使用状態であることの検出及び履物IDの送信が行わればよい。
・上記実施形態では、人の歩行状態を検出することで履物60が所定の使用状態にあると判定する構成としたが、これを変更し、人が履物60を履いた状態であることを検出することで所定の使用状態にあると判定してもよい。人が履物60を履いた状態であるか否かは、例えば履物60の荷重に基づいて判定し、荷重検出された場合に人が履物60を履いた状態であると判定する。
・上記実施形態では、感圧センサ65により履物60の左右で交互に荷重検出された場合に履物60が人の歩行状態で使用されていると判定する構成としたが、これを変更し、感圧センサ65に代えて加速度センサを履物60の左右の片方又は両方に設け、加速度センサにより検出される振動に基づいて、履物60が人の歩行状態で使用されていると判定してもよい。
・上記第1の実施形態では、履物60が通信エリアA2内に入った場合に勝手口施錠装置30を作動させて勝手口ドア15を解錠する構成としたが、これを変更し、勝手口14の出入口と履物60との離間距離を検出し、その離間距離に基づいて勝手口施錠装置30を作動させる構成としてもよい。この場合、例えば履物60が履物IDを所定の時間間隔で出力するようにするとともに、コントローラ40が前回の履物IDの受信から今回の受信までの時間に基づいて勝手口14と履物60との離間距離を算出する。そして、同離間距離が次第に小さくなっている場合には、住人が勝手口14に近付いていることから、勝手口ドア15を解錠状態にする。一方、同離間距離が次第に大きくなっている場合には、住人が勝手口14から遠ざかっていることから、勝手口ドア15を施錠状態にする。
・上記第2の実施形態では、調光ガラス70の透明度を変更することにより窓部11の遮蔽度を変更する構成としたが、窓部11の遮蔽度を変更する構成はこれに限定しない。例えば、建物10内において窓部11にカーテンを設け、そのカーテンの開閉制御により窓部11の遮蔽度を変更する構成としてもよい。
・上記第2の実施形態では、セキュリティ設備としての調光ガラス70の透明度を変更することにより窓部11の警戒状態を変更する構成としたが、これを変更し、例えば、セキュリティ設備として音や光、振動などを発する警報装置を本システムに設け、警報装置による警報の度合いを変更することにより窓部11の警戒状態を変更する構成としてもよい。
・上記第1の実施形態では、建物設備としての勝手口施錠装置30の施解錠制御を実施する構成について説明したが、これを変更し、建物設備としての玄関ドア13や勝手口ドア15の開閉制御を実施してもよい。すなわち、玄関ドア13又は勝手口ドア15を開放及び閉鎖するためのドア駆動部を各ドアに設け、このドア駆動部をコントローラ40により制御可能にする。そして、コントローラ40が、履物60や電子キー50などの移動通信手段の使用状態を判定し、移動通信手段が所定の使用状態にある場合に、玄関ドア13等の開閉制御を行う。
・上記第2の実施形態では、履物60等の移動通信手段を用いてセキュリティ設備としての調光ガラス70による警戒制御を実施する構成について説明したが、例えば建物10に設けられたガレージ内における車両の盗難を防止するための防犯装置や、建物10の敷地内への侵入を防止するための防犯装置といった他のセキュリティ設備による警戒制御に適用してもよい。
10…建物、11…窓部、12…玄関、13…玄関ドア、14…勝手口、15…勝手口ドア、16…センサ装置、20…玄関施錠装置、30…勝手口施錠装置、40…コントローラ、50…移動通信手段としての電子キー、60…移動通信手段としての履物、62…制御部、63…通信部、65…感圧センサ、70…セキュリティ設備としての調光ガラス、71,72…板ガラス、73,74…電極層、75…着色層。
Claims (6)
- ユーザの身体に装着され又はユーザに携帯され固有の識別情報を送信する移動通信手段を用い、予め定めた通信領域内における前記移動通信手段との通信結果に基づいて、建物に設けられる設備の制御を実施する建物の制御システムであり、
前記移動通信手段がユーザによる所定の使用状態であることを検出する使用状態検出手段と、
前記使用状態検出手段による検出結果に基づいて設備制御の実施態様を切り替える制御切替手段と、
を備えることを特徴とする建物の制御システム。 - 前記使用状態検出手段は、前記所定の使用状態として、前記移動通信手段がユーザにより歩行状態で使用されていることを検出するものであり、
前記制御切替手段は、前記移動通信手段の歩行状態での使用が検出されている場合と、同歩行状態での使用が検出されていない場合とで前記設備制御の実施態様を切り替える請求項1に記載の建物の制御システム。 - 前記移動通信手段はユーザが履いて使用する履物に設けられ、
前記使用状態検出手段は、前記所定の使用状態として、前記履物がユーザに履かれた着用状態で使用されていることを検出するものであり、
前記制御切替手段は、前記履物の着用状態での使用が検出されている場合と、同着用状態での使用が検出されていない場合とで前記設備制御の実施態様を切り替える請求項1又は2に記載の建物の制御システム。 - 前記設備としてドアの施錠設備を備え、前記移動通信手段との通信結果に基づいて前記施錠設備による前記ドアの施解錠を実施する建物の制御システムであり、
前記制御切替手段は、前記使用状態検出手段により前記移動通信手段が前記所定の使用状態であることが検出されている場合に前記ドアの施解錠を許可し、前記移動通信手段が前記所定の使用状態であることが検出されていない場合に前記ドアの施解錠を禁止する請求項1乃至3のいずれか一項に記載の建物の制御システム。 - 前記設備としてセキュリティ設備を備え、建物周辺の所定の警戒領域内における人の検出結果に応じて前記セキュリティ設備による警戒状態の切り替えを行う建物の制御システムであり、
前記警戒領域を前記移動通信手段の通信領域とし、
前記制御切替手段は、前記警戒領域内で人が検出されている場合において、同時に前記移動通信手段との通信が行われ、かつ前記使用状態検出手段により前記移動通信手段が前記所定の使用状態で使用されていることが検出されている場合に前記セキュリティ設備を非警戒又は緩警戒の状態にする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の建物の制御システム。 - 前記セキュリティ設備は、前記建物に設けられた窓部の遮蔽度を変更可能な設備であり、
前記制御切替手段は、前記窓部の遮蔽度を変更することで前記セキュリティ設備の警戒状態を変更する請求項5に記載の建物の制御システム。
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JP2008292531A JP2010117999A (ja) | 2008-11-14 | 2008-11-14 | 建物の制御システム |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2013008378A1 (ja) * | 2011-07-12 | 2013-01-17 | パナソニック株式会社 | 個人認証装置および個人認証方法 |
JP7452298B2 (ja) | 2020-07-08 | 2024-03-19 | Toppanホールディングス株式会社 | 調光制御装置、調光制御方法、調光制御プログラム、及び調光制御システム |
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2008
- 2008-11-14 JP JP2008292531A patent/JP2010117999A/ja active Pending
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