JP2016141816A - 鋼板ブランクならびにレーザ切断加工用鋼板およびレーザ切断加工用鋼板の製造方法 - Google Patents
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(1)レーザ切断加工された切断端面を有する鋼板ブランクであって、
質量%で、C:0.02%以上0.16%以下、Si:0.04%以上2%以下、Mn:0.4%以上3%以下、P:0.05%以下、S:0.02%以下、sol.Al:0.01%以上2%以下、残部がFeおよび不純物である化学組成を有し、
前記切断端面から内部にかけての40μm幅の切断端面部におけるマルテンサイトおよびベイナイトの合計面積率が70%以上であり、前記切断端面部を除く母材部におけるフェライト面積率が10〜90%、残留オーステナイト面積率が1%以上、残部がマルテンサイトおよびベイナイトであるミクロ組織を有するとともに、
引張強さが440MPa以上780MPa未満である機械特性を有することを特徴とする鋼板ブランク。
(A)1100℃以上1300℃以下とした鋼スラブに熱間圧延を施し、850℃以上950℃以下で熱間圧延を完了して熱延鋼板とし、650℃以下の温度域で巻取る熱間圧延工程;
(B)前記工程(A)により得られた熱延鋼板に酸洗および冷間圧延を施して冷延鋼板とする酸洗・冷間圧延工程;および
(C)前記工程(B)により得られた冷延鋼板を、{(Ac1点+Ac3点)/2}以上(Ac3点+50℃)以下の温度域に加熱した後、前記温度域に240秒間以下滞在させ、その後2℃/秒以上50℃/秒以下の平均冷却速度で250℃以上500℃以下の温度域まで冷却する連続焼鈍工程。
(1)C:0.02%以上0.16%以下
Cは、鋼の強度を高めるとともにオーステナイトを安定化させる作用を有する。C含有量が0.02%未満では440MPa以上の引張強さを確保することが困難となる。さらに、残留オーステナイト中のC含有量が過少となり、残留オーステナイトが不安定となり、TRIPによる伸びの向上が十分に得られない。したがって、C含有量は0.02%以上とする。好ましくは0.04%以上である。一方、C含有量が0.16%超ではレーザ加工端面が過度に硬化してしまい、伸びフランジ変形中の亀裂伝播抑制効果が小さくなり、伸びフランジ性が劣化する。したがって、C含有量は0.16%以下とする。好ましくは0.12%以下である。
Siは、フェライト生成元素であり、連続焼鈍においてフェライト生成を促し、後述するMnの作用と相俟ってオーステナイトへのCの濃化を促進することでオーステナイトを安定化させる作用を有する。したがって、母材部およびレーザ切断加工用鋼板においてオーステナイトを残留させて良好な延性を確保するのに有効な元素である。また、固溶強化により鋼の強度を高める作用を有する。Si含有量が0.04%未満では、鋼板ブランクの母材部およびレーザ切断加工用鋼板において、面積率で2%以上の残留オーステナイトを確保することが困難となる場合がある。したがって、Si含有量は0.04%以上とする。好ましくは0.1%以上、さらに好ましくは0.3%以上、特に好ましくは0.5%以上である。
Mnは、オーステナイト生成元素であり、連続焼鈍においてオーステナイトを確保して、上記Siの作用と相俟ってオーステナイトへのCの濃化を促進することでオーステナイトを安定化させる作用を有する。したがって、母材部およびレーザ切断加工用鋼板においてオーステナイトを残留させて良好な延性を確保するのに有効な元素である。また、変態強化により鋼の強度を高める作用を有する。Mn含有量が0.4%未満では、引張強さ440MPa以上を確保するのが困難になる。したがって、Mn含有量は0.4%以上とする。好ましくは0.5%以上である。一方、Mn含有量が3%を超えると、連続焼鈍におけるフェライト生成が過度に抑制され、延性が低下する場合がある。また、バンド状組織が発達して局部伸びの低下が著しくなるために伸びフランジ性が劣化する場合がある。したがって、Mn含有量は3%以下とする。好ましくは2.0%以下である。
Pは、一般に不純物として含有される元素であるが、Siと同様に固溶強化により鋼の強度を高める作用を有するので、積極的に含有させてもよい。しかし、過剰な含有はPの粒界偏析を生じ、伸びフランジ変形下におけるボイド生成を助長するため、伸びフランジ性を劣化させる作用を有する。P含有量が0.05%を超えると上記作用による悪影響が顕著となる。したがって、P含有量は0.05%以下とする。
Sは、不純物として含有され、鋼中に硫化物を形成して伸びフランジ性を劣化させる作用を有する。S含有量が0.02%超えると上記作用による悪影響が顕著となる。したがって、S含有量は0.02%以下とする。好ましくは0.01%以下である。
Alは、Siと同様に連続焼鈍においてフェライト変態を促進する元素であり、オーステナイト安定化作用を有するものである。sol.Al含有量が0.01%未満では上記作用による効果を得ることができない。したがって、sol.Al含有量は0.01%以上とする。好ましくは0.03%以上である。一方、sol.Al含有量が2%を超えると、未再結晶フェライトが増加して局部伸びが低下するため、伸びが劣化する場合がある。したがって、sol.Al含有量は2%以下とする。好ましくは1%以下である。
Ti、NbおよびVは、CやNと炭化物や炭窒化物を形成し、旧オーステナイト粒を微細化するとともに析出強化により鋼板の強度を増加させる作用を有する。また、レーザ切断を受けた切断端面近傍では、短時間の加熱および冷却の熱履歴を受けるため、切断端面部にマルテンサイトやベイナイトなどの硬化組織が形成される。Ti、NbおよびVは、これらの硬化組織を微細化させるため、伸びフランジ変形時の亀裂伝播を抑制する作用を有する。したがって、これら元素の1種または2種以上を含有させてもよい。しかしながら、これら元素を過剰に含ませても上記作用による効果は飽和してしまい不経済となる。また、再結晶温度が上昇して組織が不均一になるために、伸びフランジ性が劣化する可能性がある。さらに、TiCやNbCなどの炭化物の過剰な形成のために、オーステナイト中に含まれるC含有量が過少となり、オーステナイトの安定性が低下して、伸びを損なう場合がある。したがって、各元素の含有量は上記範囲とする。上記作用による効果をより確実に得るには、Ti:0.01%以上、Nb:0.01%以上、V:0.01%以上のいずれかを満足させることが好ましい。
Cu、Ni、Cr、MoおよびBは、いずれも鋼の焼入れ性を高め、強度を増加させる作用を有する。したがって、これらの元素の1種または2種を含有させてもよい。しかしながら、これらの元素のいずれかを上記範囲を超えて含有させると、伸びの低下が著しくなるとともにコスト的に不利となる。したがって各元素の含有量は上記範囲とする。上記作用による効果をより確実に得るには、Cu:0.01%以上、Ni:0.01%以上、Cr:0.1%以上、Mo:0.1%以上およびB:0.001%以上のいずれかを満足させることが好ましい。
REM(希土類元素)、MgおよびCaは、いずれも酸化物や硫化物を微細に球状化することにより、またBiは凝固偏析を軽減することにより、いずれも、伸びや伸びフランジ性を向上させる作用を有する。したがって、これらの元素の1種または2種以上を含有させてもよい。
残部は、Feおよび不純物である。
レーザ切断加工された切断端面から内部にかけての40μm幅の切断端面部におけるマルテンサイトおよびベイナイトの合計面積率は70%以上とする。
上記切断端面部を除く母材部におけるフェライト面積率を10〜90%、残留オーステナイト面積率を1%以上、残部をマルテンサイトおよびベイナイトとする。
鋼板ブランクの母材部およびレーザ切断加工用鋼板は、440MPa以上780MPa未満の引張強さを有するものとする。
本発明に係るレーザ切断加工用鋼板は、次に述べる方法により製造することができる。
(1)熱間圧延に供する際のスラブの温度:1100℃以上1300℃以下
熱間圧延に供する際のスラブの温度は1100℃以上1300℃以下とする。熱間圧延に供する際のスラブの温度が1100℃を下回るとバンド状組織が顕著となり組織が不均一となるため、レーザ加工後の切断端面部におけるマルテンサイトおよびベイナイトの合計面積率を70%以上とすることが困難となり、良好な伸びフランジ性を確保することが困難となる。また、熱間圧延時の圧延荷重の増加を招くため製造トラブルを招く恐れがある。したがって、熱間圧延に供する際のスラブの温度は1100℃以上とする。好ましくは1150℃以上である。一方、熱間圧延に供する際のスラブの温度が1300℃を超えると、オーステナイトが粗大化し、得られる熱延板の組織が不均一となり、冷延焼鈍後もこの組織形態が保持され、レーザ切断加工後において切断端面部におけるマルテンサイトおよびベイナイトの合計面積率を70%以上とすることが困難となり、良好な伸びフランジ性を確保することが困難となる。したがって、熱間圧延に供する際のスラブの温度は1300℃以下とする。好ましくは1250℃以下である。
熱間圧延完了温度は850℃以上950℃以下とする。熱間圧延完了温度が850℃を下回ると、未再結晶組織が冷延焼鈍後にも残存し、組織が不均一となるため、伸びが劣化する。また、レーザ加工後の切断端面部の組織も不均一になることため、伸びフランジ性も劣化する。また、熱間圧延荷重の増加を伴うため操業上トラブルを招く懸念がある。したがって、熱間圧延完了温度は850℃以上とする。好ましくは870℃以上である。一方、熱間圧延完了温度が950℃超では、オーステナイトが粗大化するため、組織が不均一となり、切断端面部におけるマルテンサイトおよびベイナイトの合計面積率を70%以上とすることが困難となり、良好な伸びフランジ性を確保することが困難となる。したがって、熱間圧延完了温度は950℃以下とする。好ましくは900℃以下である。
巻取温度は650℃以下とする。巻取温度が650℃を超えると、パーライトが生成し、冷延焼鈍加熱時に炭化物の溶解が遅延し、所定の残留オーステナイト量を得られず伸びが劣化する。また、外部スケールの過剰な発達を招き酸洗性が低下するので製造上好ましくない。したがって、巻取温度は650℃以下とする。好ましくは600℃以下である。巻取温度の下限は本発明では特に規定しないが、巻取温度を400℃以上とすることにより、マルテンサイトの過度な生成を抑制することができ、後の冷間圧延工程における荷重軽減を図ることができるので好ましい。したがって、巻取温度は400℃以上とすることが好ましい。さらに好ましくは500℃以上である。
酸洗および冷間圧延は常法に従って実施すればよい。冷間圧延における圧下率は特に制限されないが、一般には30〜70%の範囲内である。
[連続焼鈍工程]
(1)焼鈍温度:{(Ac1+Ac3)/2}以上(Ac3+50℃)以下
酸洗・冷間圧延工程により得られた冷延鋼板を、連続焼鈍設備において{(Ac1点+Ac3点)/2}以上(Ac3点+50℃)以下の温度域に加熱して焼鈍する。
上記温度域における滞在時間は240秒間以下とする。上記滞在時間が240秒間を超えるとオーステナイトが粗大化し、組織が不均一となり、切断端面部におけるマルテンサイトおよびベイナイトの合計面積率を70%以上とすることが困難となるため、伸びフランジ性が劣化する。したがって、上記滞在時間は240秒間以下とする。
上記滞在の後、下記冷却停止温度まで2℃/秒以上50℃/秒以下の平均冷却速度で冷却する。上記平均冷却速度が2℃/秒を下回ると、冷却中にパーライトが生成し、所望のオーステナイト量が得られず、伸びが低下する。したがって、上記平均冷却速度は2℃/秒以上とする。好ましくは5℃/秒以上である。一方、上記平均冷却速度が50℃/秒を超えると、十分なフェライト量を確保することできないため伸びが低下する。したがって、上記平均冷却速度は50℃/秒以下とする。好ましくは30℃/秒以下である。
冷却停止温度は250℃以上500℃以下とする。冷却停止温度が250℃を下回るとマルテンサイトが過度に生成してしまい、残留オーステナイトを面積率で1%以上とすることが困難となり、良好な伸びを確保することが困難となる。したがって、冷却停止温度は250℃以上とする。好ましくは300℃以上、さらに好ましくは350℃以上である。一方、冷却停止温度が500℃を超えるとパーライトが生成し、残留オーステナイト量が2%を下回るために伸びが劣化する。したがって、冷却停止温度は500℃以下とする。好ましくは450℃以下、さらに好ましくは420℃以下である。
表1に示す化学組成を有する鋼を実験用真空溶解炉で溶製し、鋳造した。これらの鋼塊を、熱間鍛造により厚さ25mmの鋼片とした。
(1)鋼組織の評価
鋼板の鋼組織の種類は、ナイタール試薬により鋼板の圧延方向に平行な断面を腐食して、板厚の1/4位置を光学顕微鏡およびSEMを用いて各組織を特定した。フェライト、ベイナイト、マルテンサイトの面積率に関しては、光学顕微鏡やSEMで得られた画像よりポイントカウンティング法によって測定した。なお、マルテンサイトとベイナイトはフォーマスタによる冷却中の熱膨張結果より、それらを区別した。残留オーステナイトの面積率に関しては、鋼板表層より板厚の1/4を化学研磨後、X線回折を行い、オーステナイトとフェライトの特定格子面ピーク値から回折強度を計算し、値を求めた。
レーザ加工後の切断端面から内部にかけての40μm幅の切断端面部における組織は、レーザ加工後の穴端面より圧延方向に平行な穴断面をナイタール試薬により腐食し、板厚全体と端面から40μmの距離よりなる領域の組織に対し、ポイントカウンティング法によってマルテンサイトとベイナイトの合計面積率を測定した。
得られた鋼板を用い、以下に示す試験を行い、引張特性、伸びフランジ性を評価した。
各鋼板の圧延平行方向からJIS5号B引張試験を採取した。試験方法はJIS Z2241に準じて行い、降伏点YP、引張強さTS、伸びElを測定した。
各鋼板より100mm角の素板を切り出し、レーザによって素板中央部に10mmφの穴切断加工を施した。レーザ切断条件は、レーザ機種(コマツNTC製 TLV−510)、発振器(ファナック製C2000−モデルE)を用い、出力1400W、パルス2000Hz、デューティ90%、アシストガスを酸素とし、アシストガス圧0.07MPa、加工速度3000mm/minで穴加工を施した。該素板に対し、穴広げ試験を実施した。穴広げ試験によって得られた限界穴広げ率(HEL:Hole Expansion Limit)を伸びフランジ性の評価指標とした。穴広げ試験は、日本鉄鋼連盟規格(JFST1001−1996)に準じた方法で実施し、各試料ともに同一条件で3回の測定を行い、その平均値をHELとした。
Claims (6)
- レーザ切断加工された切断端面を有する鋼板ブランクであって、
質量%で、C:0.02%以上0.16%以下、Si:0.04%以上2%以下、Mn:0.4%以上3%以下、P:0.05%以下、S:0.02%以下、sol.Al:0.01%以上2%以下、残部がFeおよび不純物である化学組成を有し、
前記切断端面から内部にかけての40μm幅の切断端面部におけるマルテンサイトおよびベイナイトの合計面積率が70%以上であり、前記切断端面部を除く母材部におけるフェライト面積率が10〜90%、残留オーステナイト面積率が1%以上、残部がマルテンサイトおよびベイナイトであるミクロ組織を有するとともに、
引張強さが440MPa以上780MPa未満である機械特性を有すること
を特徴とする鋼板ブランク。 - 前記化学組成が、前記Feの一部に代えて、質量%で、Ti:0.2%以下、Nb:0.2%以下およびV:0.2%以下からなる群から選択された1種または2種以上を含有することを特徴とする請求項1に記載の鋼板ブランク
- 前記化学組成が、前記Feの一部に代えて、質量%で、Cu:1%以下、Ni:1%以下、Cr:1%以下、Mo:1%以下およびB:0.1%以下からなる群から選択された1種または2種以上を含有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の鋼板ブランク。
- 前記化学組成が、前記Feの一部に代えて、質量%で、REM:0.1%以下、Mg:0.01%以下、Ca:0.01%以下およびBi:0.1%以下からなる群から選択された1種または2種以上を含有することを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかに記載の鋼板ブランク。
- 請求項1から請求項4までのいずれかに記載された化学組成を有し、フェライト面積率が10〜90%、残留オーステナイト面積率が1%以上、残部がマルテンサイトおよびベイナイトであるミクロ組織を有することを特徴とするレーザ切断加工用鋼板。
- 下記工程(A)〜(C)を有することを特徴とする請求項5に記載されたレーザ切断加工用鋼板の製造方法:
(A)1100℃以上1300℃以下とした鋼スラブに熱間圧延を施し、850℃以上950℃以下で熱間圧延を完了して熱延鋼板とし、650℃以下の温度域で巻取る熱間圧延工程;
(B)前記工程(A)により得られた熱延鋼板に酸洗および冷間圧延を施して冷延鋼板とする酸洗・冷間圧延工程;および
(C)前記工程(B)により得られた冷延鋼板に、{(Ac1点+Ac3点)/2}以上(Ac3点+50℃)以下の温度域に加熱した後、前記温度域に240秒間以下滞在させ、その後2℃/秒以上50℃/秒以下の平均冷却速度で250℃以上500℃以下の温度域まで冷却する連続焼鈍工程。
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