JP2016139868A - 画像処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 画像処理装置において、原稿画像内の写真の画質を低下させずに、原稿画像内の特定の色を除去する。【解決手段】 画像処理装置13において、領域分離部22は、領域分離によって原稿画像内の写真領域を特定し、特定色除去部23は、原稿画像において、領域分離部22により特定された写真領域以外のすべての領域における特定の色を除去する。【選択図】 図1
Description
本発明は、画像処理装置に関するものである。
あるカラーファクシミリ装置は、ドロップアウト機能を有している(例えば特許文献1参照)。ドロップアウト機能は、カラー画像内の特定の色を除去する機能である。例えば、ドロップアウト機能は、答案の添削による朱書き部分などといった、マーカーでカラー画像原稿に上書きされたカラー部分の除去に使用される。
他方、ある装置では、問題用紙を作成するために、原稿画像内でマーキングされた文字列を除去している(例えば特許文献2参照)。
しかしながら、上述のカラーファクシミリ装置は、ドロップアウト機能で、原稿画像内の特定の色をすべて除去してしまう。そのため、例えば、原稿画像内の写真が、ドロップアウト機能で除去される特定の色を有する場合、原稿画像内の写真のその特定色が除去されてしまい、ドロップアウト機能によって原稿画像内の写真の画質が低下してしまうという問題がある。
また、上述の技術で原稿画像内の文字列を抽出し、抽出した文字列のみに対してドロップアウト機能を適用することも考えられるが、その場合、添削時に記入された記号(丸印、バツ印など)を除去することは困難である。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、原稿画像内の写真の画質を低下させずに、原稿画像内の特定の色を除去する画像処理装置を得ることを目的とする。
本発明に係る画像処理装置は、領域分離によって原稿画像内の写真領域を特定する領域分離部と、前記原稿画像において、前記領域分離部により特定された前記写真領域以外のすべての領域における特定の色を除去する特定色除去部とを備える。
本発明によれば、原稿画像内の写真の画質を低下させずに、原稿画像内の特定の色を除去する画像処理装置が得られる。
以下、図に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像処理装置を含む画像形成装置の構成を示すブロック図である。図1に示す画像形成装置1は、複写機であるが、スキャナー、複合機などでもよい。
この画像形成装置1は、印刷装置11と、画像読取装置12と、画像処理装置13と、記憶装置14と、表示装置15と、入力装置16とを備える。
印刷装置11は、出力デバイスの一例であって、画像処理装置13による各種画像処理後の画像データに基づいて原稿画像を、CMYK(シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック)色のトナーを使用して電子写真プロセスで印刷する内部装置である。
また、画像読取装置12は、原稿から原稿画像を光学的に読み取り、原稿画像の画像データをRGB(レッド・グリーン・ブルー)データとして生成する内部装置である。
また、画像処理装置13は、画像読取装置12などで生成された画像データに対して、色調整、色変換などの画像処理を行う。
また、記憶装置14は、フラッシュメモリーなどの、書き換え可能な不揮発性の記憶装置であり、各種データやプログラムを記憶している。
表示装置15は、操作画面などをユーザーに対して表示する液晶ディスプレイなどの装置である。入力装置16は、ユーザー操作を受け付けるタッチパネル、ハードキーなどの装置である。
画像処理装置13は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やコンピューターで実現され、制御部21、領域分離部22、特定色除去部23、および画像処理部24を有する。
制御部21は、印刷装置11、画像読取装置12などの内部装置を制御し、コピージョブなどの各種ジョブを実行する。
領域分離部22は、領域分離によって原稿画像内の文字領域および写真領域を特定する。例えば、領域分離では、エッジ抽出およびラベリングによって文字領域が特定され、階調表現を有する網点領域が写真領域として特定される。
特定色除去部23は、原稿画像において、領域分離部により特定された写真領域以外のすべての領域における特定の色を除去する。
なお、この実施の形態では、この特定の色は、RGBのいずれかの色成分の単色に設定され、原稿画像は、RGBデータに基づくカラー画像である。そして、特定色除去部23は、原稿画像内の各画素について、RGBデータのうちの、その特定の色に設定された色成分の画素値に基づく閾値より、残りの2色の色成分のそれぞれの画素値が小さい場合、その画素がその特定の色を有すると判定し、その画素の色を白色に変更する。一方、RGBデータのうちの、その特定の色に設定された色成分の画素値に基づく閾値より、残りの2色の色成分の少なくとも1つの画素値が小さくない場合には、その画素の色は、白色に変更されずにそのままとされる。
なお、この閾値は、特定の色に設定された色成分の画素値に所定の比率を乗じて得られる値である。そして、この所定の比率およびこの特定の色は、入力装置16に対するユーザー操作によって選択可能となっている。
画像処理部24は、特定色除去部23により特定色が除去された後の原稿画像に対して、RGBからCMYKへの色変換、スクリーン処理などの所定の画像処理を実行し、印刷用の画像データを生成する。
次に、上記画像処理装置13の動作について説明する。図2は、図1における画像処理装置13の動作について説明するフローチャートである。
制御部21は、ユーザー操作に基づき、除去対象の特定色と上述の比率をセットする(ステップS1)。
次に、制御部21は、画像読取装置12を制御して、画像読取装置12に載置された原稿の原稿画像を読み取らせ、原稿画像のラスター画像データ(RGBデータ)を取得する(ステップS2)。
そして、領域分離部22は、取得された画像データに基づいて、原稿画像の領域分離を実行し、原稿画像内の文字領域および写真領域を特定する(ステップS3)。
次に、特定色除去部23は、原稿画像において所定の順番に沿って注目画素を選択し(ステップS4)、注目画素が写真領域に属するか否かを判定する(ステップS5)。
注目画素が写真領域に属さないと判定した場合、特定色除去部23は、注目画素の色が特定色であるか否かを判定する(ステップS6)。
このとき、例えば、特定色としてR(赤)がセットされている場合、次式が成り立てば、注目画素の色が特定色であると判定される。
R×a>G かつ R×a>B
ここで、Rは、注目画素のR値であり、Gは、注目画素のG値であり、Bは、注目画素のB値であり、aは、上述の比率である。例えば、aは10%にセットされる。
そして、注目画素の色が特定色であると判定した場合、特定色除去部23は、注目画素の色を白色に変更する(ステップS7)。
一方、注目画素が写真領域に属する場合、または、注目画素の色が特定色ではない場合、注目画素の色は変更されない。
このようにして、特定色除去部23は、原稿画像内のすべての画素についてステップS4〜ステップS7の処理を順番に実行する。
そして、最後の画素についての処理が完了すると、画像処理部24は、特定色が除去された後の原稿画像に対して所定の画像処理を実行し、印刷用の画像データを生成する(ステップS9)。
制御部21は、生成された印刷用の画像データに基づく画像を印刷装置11で印刷する(ステップS10)。
図3は、答案である原稿画像の一例を示す図である。例えば図3に示す原稿画像では、設問において、赤い花が写っている写真111が使用されており、黒文字で解答112が解答者によって記入され、添削による赤色の丸印113と文字114が添削者によって記入されている。
このような原稿画像では、領域分離によって写真111の部分が写真領域であると判定される。そして、特定色としてR(赤)が指定された場合、特定色除去部23によって丸印113と文字114が除去される。ただし、丸印113と文字114を構成する画素のうち、解答112および罫線に重畳する画素については、特定色であると判定されず、色の除去は行われない。
一方、領域分離によって写真領域であると判定された写真111における赤色の画素については、特定色の除去の対象から除外される。したがって、特定色の除去に起因する写真111の画質の劣化は発生しない。
以上のように、上記実施の形態によれば、領域分離部22は、領域分離によって原稿画像内の写真領域を特定し、特定色除去部23は、原稿画像において、領域分離部22により特定された写真領域以外のすべての領域における特定の色を除去する。
これにより、原稿画像内の写真の画質を低下させずに、原稿画像内の特定の色が除去される。例えば添削やコメントが赤色で記入されている写真入りの原稿画像から、記入前の元の原稿画像が正確に得られる。
なお、上述の実施の形態は、本発明の好適な例であるが、本発明は、これらに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の変形、変更が可能である。
本発明は、例えば、画像形成装置に適用可能である。
13 画像処理装置
22 領域分離部
23 特定色除去部
22 領域分離部
23 特定色除去部
Claims (4)
- 領域分離によって原稿画像内の写真領域を特定する領域分離部と、
前記原稿画像において、前記領域分離部により特定された前記写真領域以外のすべての領域における特定の色を除去する特定色除去部と、
を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 前記特定の色は、RGBのいずれかの色成分の単色に設定され、
前記原稿画像は、RGBデータに基づくカラー画像であり、
前記特定色除去部は、前記原稿画像内の各画素について、前記RGBデータのうちの、前記特定の色に設定された色成分の画素値に基づく閾値より、残りの2色の色成分のそれぞれの画素値が小さい場合、前記画素が前記特定の色を有すると判定し、前記画素の色を白色に変更すること、
を特徴とする請求項1記載の画像処理装置。 - 前記閾値は、前記特定の色に設定された色成分の画素値に所定の比率を乗じて得られる値であることを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
- 前記所定の比率は、ユーザー操作によって選択されることを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
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JP2015012607A JP2016139868A (ja) | 2015-01-26 | 2015-01-26 | 画像処理装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US11778126B2 (en) | 2021-02-12 | 2023-10-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus, image processing method, and storage medium |
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- 2015-01-26 JP JP2015012607A patent/JP2016139868A/ja active Pending
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