JP2016139021A - 光ファイバ及び光通信システム - Google Patents

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泰志 坂本
崇嘉 森
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崇嘉 森
貴司 山本
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貴司 山本
雅樹 和田
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雅樹 和田
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Abstract

【課題】群遅延差の低減と空間利用効率の両立を図ることができる光ファイバ及び光通信システムを提供する。【解決手段】光ファイバ10では、2個以上のコアが配置された異種コアマルチコアファイバにおける、光ファイバ中を伝搬するモード間の群遅延差が±450ps/km以下となる様にコア間隔距離Dとコア構造を制御する。また、光通信システムでは、光ファイバ10、およびそれを伝送路に用いる。【選択図】図12

Description

本発明は、光ファイバ及び光通信システムに関する。
光ファイバを用いた光通信システムでは、光ファイバ中で発生する非線形効果やファイバヒューズによって伝送容量が制限される。これらの制限を緩和するために1本の光ファイバ中に複数のコアを有するマルチコアファイバを用いた並列伝送や、コア内に複数の伝搬モードが存在するマルチモードファイバを用いたモード多重伝送といった空間多重技術が検討されている。
マルチコアファイバを用いた伝送においては、コア間のクロストークが生じると信号品質が劣化する。そのため、クロストークを抑圧するためにコア間を一定以上離さなければならない。一般には、光通信システムで十分な伝送品質を担保するためには、パワーペナルティを1dB以下にすることが望ましく、そのためには非特許文献1または4に記載の通りクロストークは−26dB以下としなければならない。例えば、−27dBや−30dBとしなければならない。
一方で、MIMO(Multiple−Input and Multiple−Output)技術を用いると受信端においてクロストークを補償することが可能である。そのため、マルチコアファイバのコア間距離を小さくし、クロストークが−26dBを超える場合であっても信号処理によってパワーペナルティを1dB未満とすることができ、空間利用効率を向上させることができる。しかしながら、MIMO技術を適用する場合、伝送路中で発生する複数の信号光間の群遅延差(Differential Modal group Delay:DMD)が大きいと、信号処理の増大を招く。
一般に、非特許文献2に記載の通り、同一コアを伝搬する複数のモード間の群遅延差は光ファイバの屈折率分布を制御することで低減することが可能であり、そのような屈折率分布を有するコアを、コア間クロストークが発生しないよう配置することで空間利用効率の向上を図ることができる。
一方で、コア間のクロストーク量と群遅延差の関係については、後述の通り、コア間距離Dの減少によって群遅延差が増加することがわかっている。単一モードコアの場合は、コア間距離Dとモードフィールド半径Wの比であるD/Wが3.8以上、多モードコアの場合は、D/Wが4.1以上となるよう設計することが示されている。つまり、コア間クロストークを許容したとしても、コア間の群遅延差を増加させないようにするためにはコア間距離Dの下限が存在し、マルチコアファイバでの空間利用効率の向上には限界があることがわかっている。
H. Takara et al., "1.01−Pb/s (12 SDM/222 WDM/456 Gb/s) Crosstalk−managed Transmission with 91.4−b/s/Hz Aggregate Spectral Efficiency," in ECOC2012, paper Th.3.C.1 (2012). T. Sakamoto et al., "Differential Mode Delay Managed Transmission Line for WDM−MIMO System Using Multi−Step Index Fiber," J. Lightwave Technol. vol. 30, pp. 2783−2787 (2012). Y. Sasaki et al., "Large−effective−area uncoupled few−mode multi−core fiber," ECOC2012, paper Tu.1.F.3 (2012). T. Ohara et al., "Over−1000−Channel Ultradense WDM Transmission With Supercontinuum Multicarrier Source," IEEE J. Lightw. Technol., vol. 24, pp.2311−2317 (2006). F. Ferreira et al., "Design of Few−Mode Fibers With Arbitrary and Flattened Differential Mode Delay," IEEE Photon. Technol. Lett. Vol.25, pp438−441 (2013). M. Taylor, " Coherent Detection for Fiber Optic Communications Using Digital Signal Processing," in Optical Amplifiers and Their Applications/Coherent Optical Technologies and Applications, Technical Digest (CD) (Optical Society of America, 2006), paper CThB1.
本発明は、群遅延差の低減と空間利用効率の両立を図ることができる光ファイバ及び光通信システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の光ファイバでは、2個以上のコアが配置された異種コアマルチコアファイバにおける、光ファイバ中を伝搬するモード間の群遅延差が±450ps/km以下となる様にコア間隔距離とコア構造を制御する。また、本発明の光通信システムでは、本願発明に係る光ファイバ、およびそれを伝送路に用いる。
具体的には、本発明に係る光ファイバは、クラッド内に2以上のコアが配置され、伝送する伝搬モードが2以上である光ファイバであって、前記2以上のコアのうち、隣接して配置されるコアのコア構造が互いに異なる。
本発明に係る光ファイバでは、前記コア構造は、コア半径であってもよい。
本発明に係る光ファイバでは、前記2以上のコアのうちの隣接して配置されるコアのコア半径差δaが0.6μm以下であり、前記2以上のコアのうち隣接して配置されるコア間距離Dとモードフィールド半径Wの比であるD/Wが、コア半径差δaをxとしたときに、式(2)で規定されるLa≦D/Wであってもよい。
本発明に係る光ファイバでは、前記2以上のコアのうちの隣接して配置されるコアのコア半径差δaが0.6μm以上かつ1.0μm以下であり、前記D/Wが、δaをxとしたときに、式(4)で規定されるHa≧D/Wであってもよい。
本発明に係る光ファイバでは、前記コア構造は、コア半径又は前記クラッドに対する比屈折率差であってもよい。
本発明に係る光ファイバでは、前記2以上のコアのうちの隣接して配置されるコアのコア比屈折率差δΔが0.08%以下であり、前記2以上のコアのうちの隣接して配置されるコア間距離Dとモードフィールド半径Wの比であるD/Wが、δΔをxとしたときに、式(5)で規定されるLΔ≦D/Wであってもよい。
本発明に係る光ファイバでは、前記2以上のコアのうちの隣接して配置されるコアのコア比屈折率差δΔが0.08%以上であり、前記D/Wが、δΔをxとしたときに、式(7)で規定されるHΔ≧D/Wであってもよい。
具体的には、本発明に係る光通信システムでは、光通信信号を送信する光送信機と、前記光通信信号を受信する光受信機と、前記光送信機と前記光受信機との間を接続する請求項1から8のいずれかに記載の光ファイバとを備える。
なお、上記各発明は、可能な限り組み合わせることができる。
本発明によれば、群遅延差の低減と空間利用効率の両立を図ることができる光ファイバ及び光通信システムを提供することができる。
本発明に関連するマルチコアファイバの断面図の一例を示す。 本発明に関連するマルチコアファイバでのコア半径に対する基本モードのモードフィールド直径2Wの変化の一例を示す。 本発明に関連するマルチコアファイバでのコア半径aに対する群遅延差の変化の一例を示す。 本発明に関連するマルチコアファイバにおけるコアの屈折率分布の第1例を示す。 本発明に関連するマルチコアファイバにおけるコアの屈折率分布の第2例を示す。 本発明に関連するマルチコアファイバにおける同一コアを伝搬するLP01−LP11モード間の群遅延差の一例を示す。 本発明に関連するマルチコアファイバにおける、D/Wに対する群遅延差及びクロストークの一例を示す。 本発明に関連するマルチコアファイバにおける、偶モードと奇モードの第1例を示す。 本発明に関連するマルチコアファイバにおける、偶モードと奇モードの第2例を示す。 本発明に関連するマルチコアファイバにおける、D/Wに対する群遅延差及びクロストークの第3例を示す。 本発明に関連するマルチコアファイバにおける、コア間距離を変化させたときのモード結合係数に対するコア間の群遅延差の一例を示す。 実施形態1に係るマルチコアファイバの断面図の一例を示す。 実施形態1に係るマルチコアファイバにおける、コア半径差δaを変化させたときのD/Wに対するコア間の群遅延差の一例を示す。 実施形態1に係るマルチコアファイバにおける、コア比屈折率差δΔを変化させたときのD/Wに対するコア間の群遅延差の一例を示す。 実施形態1に係るマルチコアファイバにおける、コア間の群遅延差が+450ps/km、0ps/km及び−450ps/kmを実現するコア半径差δa及びD/Wの組合せの一例示す。 実施形態1に係るマルチコアファイバにおける、コア間の群遅延差が+450ps/km、0ps/km及び−450ps/kmの場合におけるコア比屈折率差δΔ及びD/Wの組合せの一例を示す。 実施形態1に係るマルチコアファイバにおける、コア間の群遅延差の測定結果の一例を示す。 実施形態1の別形態に係るマルチコアファイバの断面図の一例を示す。 実施形態2に係る光ファイバ伝送システム構成の一例を示す。 実施形態2に係る光ファイバ伝送システムにおいて、等化器にFIRフィルタを用いた場合の等化器の構成の一例を示す。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明は、以下に示す実施形態に限定されるものではない。これらの実施の例は例示に過ぎず、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した形態で実施することができる。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
図1は、本発明に関連するマルチコアファイバの断面図である。図1に示すマルチコアファイバ10は、屈折率がn1である領域を有するコア11と、屈折率がn2の領域を有するクラッド12と、を備え、n1>n2である。
図1の構造において、n1>n2の条件は、各領域の材料を純石英ガラス、またはゲルマニウム(Ge)やアルミニウム(Al)、リン(P)などの屈折率を増加させる不純物や、フッ素(F)、ボロン(B)などの屈折率を低減させる不純物を添加した石英ガラスを用いることで実現できる。また、コア11の中心間の距離であるコア間距離をDとする。
マルチコアファイバ10においては、各コア11に異なる信号光を伝搬させ、並列伝送が可能であるが、コア間距離Dが近いと、異なるコア11を伝搬する信号光がクロストークし、信号劣化の要因となってしまう。コア間で信号劣化の要因となるクロストークを抑えるために、例えばコア間距離Dを37μm程度としている(例えば、非特許文献1参照。)。一方で、各コア11が複数の伝搬モードを有するマルチコアマルチモードファイバでは、同一コアに複数の伝搬モードが存在することから、ファイバ一本当たりでの並列伝送可能なチャネル数が増加するが、高次モード間のクロストークが基本モード間のクロストークより大きいため、44μm以上のより大きなコア間距離Dが必要となってしまうため、単位面積当たりのコア数が低下してしまう(例えば、非特許文献3参照。)。
図2に、比屈折率差Δ=0.35%としたときの、ステップインデックスファイバのコア半径aに対する基本モードのモードフィールド直径2W(mode field diameter:MFD)の変化を計算した結果を示す。現在、ITU−Tのファイバ勧告G.652では、MFDのトレランスが±0.4μmと規定されており、一般的な単一モード光ファイバの半径a=4.5μmを基準とすると、少なくともコア半径が±0.6μm以下の範囲で変化することがわかる。
図3に、コア半径aに対する群遅延差の関係の一例を示す。群遅延差は、コア半径aが4.5μmの時の群遅延時間を基準とした。先ほどのコア半径aの変動幅±0.6μmを想定すると、複数のコアを伝搬するモード間の群遅延差は、少なくとも±450ps/kmの範囲で変化し得ることがわかる。なお、非特許文献5においては、典型的なコア半径の製造誤差は±0.25μmと記載されており、これを用いると群遅延差は±300ps/kmの範囲で変化し得ることになる。
コア11ごとに伝搬するモードが2以上である場合、コア11間の同一LPモード間の群遅延差が小さいことに加え、同一コア11を伝搬する基本モードと高次モードの群遅延差についても小さくなければならない。このため、コア11の屈折率分布を、図4に示すグレーデッドインデックス(graded index:GI)型又は図5に示す階段型屈折率分布とすることが必要である。
たとえば、同一コア11を伝搬するLP01−LP11モード間の群遅延差の変化を計算したものを図6に示す。計算においては、コア11の屈折率分布をGIとし、コア半径aを9.0μmとし、比屈折率差Δを0.4%とし、波長を1550nmとした。図6に示すように、α値が大きくなると、群遅延差も大きくなる。
なお、α値と屈折率分布の関係については、n(r)をコア11の中心から半径方向の位置rにおける屈折率、nをコア11の中心の屈折率としたとき、コア半径aより小さい領域の屈折率分布が式(1)を満たすことである。
Figure 2016139021
また、同一コア11を伝搬するモード間の群遅延差の計算には有限要素法を用いている。本構造ではLP01モードとLP11モードが伝搬し、αを変化させることで、同一コア11を伝搬するLP01とLP11モード間の群遅延差を正負に制御でき、αを適切に制御することで、群遅延差を小さくすることができる。
図7は、単一モードコアが2つクラッド内に存在する光ファイバにおいて、D/Wに対するファイバ内のモードの波長1550nmにおける群遅延差(実線)及びクロストーク(破線)を示したものである。それぞれのコアは、a=4.5μm、比屈折率差Δ=0.35%のステップ型であり、単一コア時では1モードが伝搬する構造である。コア間距離Dが小さくなる、つまりD/Wが小さくなると、各コア11を伝搬するモードが互いに影響を及ぼし、各モードの群速度が異なってくる。そのため、もともとあったLPモードとは異なる図8及び図9に示すような偶モードと奇モードと呼ばれる2つの結合モードが発生する。図8及び図9では、一例として、コア間距離Dが20μmの場合を示す。
偶モードと奇モードの群速度は、コア11が近づけば近づくほど異なってくるため、同一LPモードであってもモード間の群遅延差が大きくなり、D/Wを3.8以上としなければ、群遅延差を450ps以下に制御することができず、より好ましくはD/Wを4.1以上とすると群遅延差を300ps/km以下とすることができる。一方で、クロストークを抑圧する設計ではクロストークを−26dB以下とするために、D/Wを8.5より大きくしなければならないが、本発明においては、D/Wを8.5以下とすることができる。
図10は、2つのモードが伝搬するコアが2つクラッド内に存在する光ファイバにおいて、コア間距離Dに対するファイバ内のLP01とLP11モードの波長1550nmにおける最大群遅延差(実線)およびクロストーク(破線)を示したものである。なお、最大群遅延差は、2つのコアに導波するLP01とLP11モードの計4つのモード間で群遅延差が最大となるモード間の群遅延差である。それぞれのコアは、a=9μm、比屈折率差Δ=0.4%、α=2.85であり、単一コア時ではモード間の群遅延差が小さくなる構造である。
図10のように、2つのモードが伝搬するコアが2つクラッド内に存在する光ファイバにおいても、コア間距離Dが小さくなる、つまりD/Wが小さくなると各コアを伝搬するモード間の群遅延差が大きくなる。しかし、前述の通り、D/Wを4.1以上としなければ、群遅延差を450ps以下に制御することができず、より好ましくはD/Wを4.3以上とすると群遅延差を300ps/km以下とすることができる。なお、このような領域においては、コア間クロストークが−26dB/kmより大きく、MIMO技術を用いて受信端においてクロストークを補償する必要がある。
図11に、a=4.5μm、Δ=0.35%の場合で、コア間距離Dを変化させたときのモード結合係数に対するコア間の群遅延差の変化の計算結果の一例を示す。実線はa=4.5μmかつ比屈折率差Δ=0.35%の場合を示し、破線はa=4.5μm、かつ比屈折率差Δ=0.30%の場合を示す。モード結合係数はコア間距離Dを変化させることによって変化させた。実線と破線が重なっていることから、コア構造が変わった場合においても、モード結合係数に対する群遅延差変化特性は変わらないことが分かる。群遅延差を450ps以下とするためには、モード結合係数を40m−1以下としなければならないことがわかる。
本実施形態に係る発明は、上記のコア間距離Dの制限を異種コア構造によって解決する。図12に、本実施形態に係るマルチコアファイバ10の断面図を示す。本実施形態に係るマルチコアファイバ10は、屈折率がn11−1であるコア11−1と、屈折率がn11−2であるコア11−2と、屈折率がn2のクラッド12とを備える。コア11−1の半径はa1であり、コア11−2の半径はa2である。
本実施形態に係る発明では、コア11の比屈折率差Δがコア11−1と11−2で異なっているか、コア半径a1とコア半径a2が異なっている。コア11の比屈折率差Δがコア11−1と11−2で異なり、さらにコア半径a1とコア半径a2が異なっていてもよい。
(実施形態1)
まず、ステップインデックス光ファイバを用いた場合の解析結果に基づいて説明する。図13に、コア半径差δaを変化させたときのD/Wに対するコア間の群遅延差の一例を示す。コア半径差δaは、コア半径a1とコア半径a2の差分である。一つのコア11−1の構造をコア半径a1=4.5μmとした時に、他方のコア11−2のコア半径a2とのコア半径差δaに対する群遅延差の変化を示したものである。コア11−1及び11−2の比屈折率差Δは0.35%とした。450ps以上とするためには、コア半径が同じ構造ではD/W<3.8である必要があった(図7参照)。しかし、コア半径を変化させ、異種コア構造とすることで、D/W<3.8であっても、群遅延差を450ps以下としうる構造が存在することがわかる。
図14は、コア比屈折率差δΔを変化させたときのD/Wに対するコア間の群遅延差の一例を示す。コア比屈折率差δΔは、コア11−1の比屈折率差Δ1とコア11−2の比屈折率差Δ2との差分である。一つのコア11−1の構造をa1=4.5μm、比屈折率差Δ1=0.35%とした時に、他方のコアのΔ2との差分であるコア比屈折率差δΔに対する群遅延差の変化を示したものである。先ほど説明した図13と同様に、異種コア構造をとることで、群遅延差を450ps以下としうることがわかる。
図15に、コア間の群遅延差が+450ps/km、0ps/km及び−450ps/kmを実現するコア半径差δa及びD/Wの組合せの一例示す。L101は群遅延差が+450ps/kmのときを示し、L102は0ps/kmのときを示し、L103は群遅延差が−450ps/kmのときを示す。結果からわかるとおり、D/Wが3.8以下の領域においても、コア半径差δaを調整することで、群遅延差の絶対値が450ps/km以下となるよう設計できることがわかる。具体的には、L101よりD/Wが大きく、かつL103よりD/Wが小さい領域に含まれるコア半径差δa及びD/Wの組み合わせを用いればよい。
ここで、L101、L102及びL103の近似曲線は、x=δaとして、それぞれ、以下の式(2)、式(3)、式(4)で表すことができる。
Figure 2016139021
Figure 2016139021
Figure 2016139021
つまり、コア半径差δaが与えられた場合は、式(2)<D/W<式(4)となるようにD/Wを決定すればよい。なお、式(3)を満たすD/Wを用いることで、群遅延差が0ps/kmとなるため、好ましい。
図16に、コア間の群遅延差が+450ps/km、0ps/km及び−450ps/kmの場合におけるコア比屈折率差δΔ及びD/Wの組合せの一例を示す。L111は群遅延差が+450ps/kmのときを示し、L112は0ps/kmのときを示し、L113は群遅延差が−450ps/kmのときを示す。図16に示した結果からわかるとおり、D/Wが3.8以下の領域においても、コア比屈折率差δΔを調整することで、群遅延差の絶対値が450ps/km以下となるよう設計できることがわかる。具体的には、L111よりD/Wが大きく、かつL113よりD/Wが小さい領域に含まれるコア比屈折率差δΔ及びD/Wの組み合わせを用いればよい。
ここで、L111、L112及びL113の近似曲線は、x=δΔとして、それぞれ、以下の式(5)、式(6)、式(7)で表すことができる。
Figure 2016139021
Figure 2016139021
Figure 2016139021
つまり、コア比屈折率差δΔが与えられた場合は、式(5)<D/W<式(7)となるようにD/Wを決定すればよい。なお、式(6)を満たすD/Wを用いることで、群遅延差が0ps/kmとなるため、好ましい。
これらの特性は、高次モードに対しても同様であり、各コア11−1及び11−2が多モード動作する場合は、前述した2モード動作におけるコア間距離制限であるD/W>4.1に対し、異種コア構造を適用することで、D/W<4.1以下であっても群遅延差を450ps以下とすることが可能である。
なお、ステップインデックス光ファイバの導波構造は、コア半径a、比屈折率差Δ、コア11の屈折率n1および波長λを用いて規定される規格化周波数
Figure 2016139021
によって記述でき、WとVの関係は以下のMarcuseの式で推定できる。
Figure 2016139021
さらに、任意の屈折率分布に対する規格化周波数Tは、屈折率分布によって決まる定数Aによって、
Figure 2016139021
で与えられる。
この規格化周波数Tを用いることで任意の屈折率分布を等価的にステップインデックス光ファイバに置換することができる。よって、上述のD/Wの構造条件は、任意の屈折率分布の光ファイバにおいても適用できる。
図17に、2コアファイバのコア間の群遅延差の測定結果の一例を示す。点は、コア半径差δaが0.23μmのときの測定結果を示す。実線は、それぞれ、コア半径差δaが0μm、0.04μm、0.1μm及び0.23μmのときの計算値を示す。設計コア構造は、コア半径a=4.5μm、比屈折率差Δ=0.35%であり、コア間距離が20μmとした。図17に示した通り、実験値はコア半径差δa=0.23μmのときの計算値とよく合致している。このことから、コア半径差δaを0.23μmとした異種コア構造を採用することで、これまでに示した計算結果のとおり、コア半径差δa=0μmである同種コア構造の場合と比較して大きく群遅延差の低減が実現できていることがわかる。
図12では、2つのコア11が配置されている例を示したが、本発明はこれに限定されない。図18に、本実施形態の別形態に係るマルチコアファイバ50の断面図を示す。別形態に係るマルチコアファイバ50は、7つのコア11−1〜11−7と、クラッド12を備える。図18に示したマルチコアファイバ50は7個のコアを有するが、マルチコアファイバ50が有するコアの数は任意である。マルチコアファイバ50は、隣接して配置されるコア11のコア構造が互いに異なる。例えば、コア11−1、コア11−2、コア11−7のコア構造は互いに異なり、コア11−3、コア11−4、コア11−7のコア構造は互いに異なる。隣接して配置されていないコア11のコア構造は同じであってもよい。たとえば、コア11−1のコア構造と、コア11−5のコア構造は同じであってもよい。コア構造が異なる場合、コア半径aのみが異なっていても良いし、比屈折率Δのみが異なっていてもよいし、コア半径a及び比屈折率Δの両方が異なっていてもよい。
例えば、コア11−1〜コア11−7のコア半径aをそれぞれa1〜a7とすると、a1、a3及びa5は等しく、a2、a4及びa6は等しく、a1、a2及びa7が異なる構成であってもよい。また、コア11−1〜コア11−7の屈折率をそれぞれn11−1〜n11−7とすると、n11−1、n11−3及びn11−5は等しく、n11−2、n11−4及びn11−6は等しく、n11−1、n11−2及びn11−7が異なる構成であってもよい。そして、a1、a3及びa5は等しく、a2、a4及びa6は等しく、a1、a2及びa7が異なり、n11−1〜n11−6のそれぞれは等しく、n11−1とn11−7が異なる構成であってもよい。
このような構成を採用することで、マルチコアファイバ10と同じように、コア間の群遅延差を低減することができる。その際、コア11−1〜コア11−7におけるD/W、コア半径差δa、コア比屈折率差δΔは、本実施形態で示した範囲で設定すればよい。そのため、マルチコアファイバ50は、コア間の群遅延差を低減するとともに、光ファイバに係る空間利用効率を向上させることができる。
本実施形態では、コア間距離Dをコア11の中心間の距離としたが、本実施形態はこれに限定されない。例えば、コア間距離Dは、最小コア間隔であるコア11の外周間の距離であってもよい。
(実施形態2)
図19に、本実施形態に係る光ファイバ伝送システム構成の一例を示す。本実施形態に係る光ファイバ伝送システムは、MIMO技術を用いて信号を送受信する。具体的には、本実施形態に係る光ファイバ伝送システムは、送信機21と、モード合波器22と、マルチコア合波器23と、マルチコアファイバ10と、マルチコア分波器31と、モード分波器32と、受信機33と、等化器34を備える。本実施形態では、モード合波器22及びモード分波器32がD個であり、送信機21がD×B個であり、受信機33がD×C個でありマルチコアファイバ10にマルチコアマルチモードファイバを用いる場合について説明する。
D×B個の送信機21から発せられる信号は、モード合波器22においてB個ごとにB種のモードに変換し合波される。次に、マルチコア合波器23によって、それぞれの光はD個のコアに結合され、マルチコアマルチモードファイバにおいてそれぞれ異なるコアを伝搬する。
マルチコアファイバ10の出射端では、マルチコア分波器31においてDポートに分波され、分波されたD種の信号はモード分波器32によってC個のポートに分波され、それぞれ受信機で受信される。その後、後段に設置された等化器34に複数の受信機33からのM個の信号を入力し、マルチコアファイバ10で受けた信号劣化を補償する構成となる。
この時、Dはマルチコアファイバ10のコア数以下の値であり、Bはマルチコアファイバ10のコア11当たり伝搬するモード数以下である。また、CはB以上の値であり、Mは2以上、D以下の値である。
なお、等化器34には、FIRフィルタを用いることができる。FIRフィルタでは、モード分散、波長分散、偏波モード分散の補償も可能である。また、同一コア11−1又は11−2を伝搬してきた光に限らず、異なるコア11−1又は11−2を伝搬してきた信号についても等化器34に入力することで、異なるコア11−1又は11−2を伝搬する信号間のクロストークについても補償することができる。
送信機aからn番目のシンボルとして送信される信号をx(n)、受信機bからn番目のシンボルとして受信される信号をy(n)、FIRフィルタ通過後にx(n)として復元された信号をu(n)とする。その場合には、x(n)=u(n)である時に、誤りなく伝送できることになる。
等化器34にFIRフィルタを用いた場合の等化器34構成例について図20を用いて説明する。FIRフィルタは受信信号y(n)の入力に対してL個のタップで構成され、等化器34には、同一コア11−1又は11−2を伝搬した信号に加え、他のコア11−1又は11−2を伝搬した光についても入力され、M個の入力があるとすると全体でM×L個のタップが存在する。
各々のタップには遅延素子41と受信信号の振幅と位相を制御する制御機能部42を有し、受信信号y(n)が入力されるFIRフィルタのi番目のタップの遅延素子41の遅延量をτ、タップ係数をw(i)とする。ただし、τ<τ<・・・<τとする。y(n)の入力に対してFIRフィルタ通過後の信号をz(n)とすると、受信信号u(n)はz(n)〜z(n)を合成器43で足し合わせることで得られる。
FIRフィルタは、マルチコアファイバ10の中で発生する線形歪を補償することができ、タップの遅延量・係数を適切に設定することで、マルチコアファイバ10の中で発生する他、送信機21からの混信、モード分散、波長分散、偏波モード分散による信号劣化を補償することができる。受信機33において受信信号を正しく復元するためのタップ係数w(i)は、適応等化アルゴリズムを用いて求めることができる。送信機21から送信される送信信号には、データ部に加えて既知のトレーニングシンボルが付加されている。
受信信号がFIRフィルタ通過した時に得られる信号は、送信信号と一致しなければならない。トレーニング信号を用いると、送信シンボルと復元後のシンボルとを比較することができ、復元誤差が小さくなるようにタップ係数を適応アルゴリズムを用いて制御する。トレーニングシンボルをすべて用いて係数を決定した後は、決定したタップ係数を用いて後段のデータ部をFIRフィルタによって復元する。なお、適応等化アルゴリズムには、Least mean square(LMS)アルゴリズムやRecursive least square(RLS)アルゴリズムが利用できる。
また、受信信号の電界振幅・位相情報を取得するためには、局発光源、90°ハイブリッド、バランスレシーバ、アナログデジタルコンバータ、計算器で構成される受信機33を用いることが好ましい(例えば、非特許文献6参照)。
図20に記載のFIRフィルタは、光ファイバの中で発生する線形歪を補償することができ、タップの遅延量・係数を適切に設定することで、ファイバの中で発生する他の送信機からの混信、モード分散、波長分散、偏波モード分散による信号劣化を補償することができる。
なお、異なるコア間でのクロストークは主に隣接コアで生じており、非隣接コア間ではクロストークが生じない場合がある。その時は、クロストークが生じていないコアを伝搬する信号を同一等化器に入力する必要はない。つまり、異コア間または同一コア内でクロストークが無い場合は、等化器34へ入力する必要が無く、適宜クロストークの有無で等化器34への入力信号数Mを決定し、タップ数を削減することができる。
本発明の光ファイバ及び光通信システムは、通信産業に適用することができる。
10:マルチコアファイバ
11、11−1、11−2、11−3、11−4、11−5、11−6、11−7:コア
12:クラッド
21:送信機
22:モード合波器
23:マルチコア合波器
31:マルチコア分波器
32:モード分波器
33:受信機
34:等価器
41:遅延素子
42:制御機能部
43:合成器
50:マルチコアファイバ

Claims (8)

  1. クラッド内に2以上のコアが配置され、伝送する伝搬モードが2以上である光ファイバであって、
    前記2以上のコアのうち、隣接して配置されるコアのコア構造が互いに異なる、
    光ファイバ。
  2. 前記コア構造は、コア半径である、
    請求項1に記載の光ファイバ。
  3. 前記2以上のコアのうちの隣接して配置されるコアのコア半径差δaが0.6μm以下であり、
    前記2以上のコアのうち隣接して配置されるコア間距離Dとモードフィールド半径Wの比であるD/Wが、コア半径差δaをxとしたときに、La≦D/Wをみたす、
    請求項2に記載の光ファイバ。
    Figure 2016139021
  4. 前記2以上のコアのうちの隣接して配置されるコアのコア半径差δaが0.6μm以上かつ1.0μm以下であり、
    前記D/Wが、δaをxとしたときに、D/W≦Haをみたす、
    請求項3に記載の光ファイバ。
    Figure 2016139021
  5. 前記コア構造は、コア半径又は前記クラッドに対する比屈折率差である、
    請求項1から4のいずれかに記載の光ファイバ。
  6. 前記2以上のコアのうちの隣接して配置されるコアのコア比屈折率差δΔが0.08%以下であり、
    前記2以上のコアのうちの隣接して配置されるコア間距離Dとモードフィールド半径Wの比であるD/Wが、δΔをxとしたときに、LΔ≦D/Wをみたす、
    請求項5に記載の光ファイバ。
    Figure 2016139021
  7. 前記2以上のコアのうちの隣接して配置されるコアのコア比屈折率差δΔが0.08%以上であり、
    前記D/Wが、δΔをxとしたときに、D/W≦HΔをみたす、
    請求項6に記載の光ファイバ。
    Figure 2016139021
  8. 光通信信号を送信する光送信機と、
    前記光通信信号を受信する光受信機と、
    前記光送信機と前記光受信機との間を接続する請求項1から7のいずれかに記載の光ファイバと、
    を備える光通信システム。
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