JP2016138238A - アルガンバター/アプリコットバター及びそれを配合した油性固形化粧料 - Google Patents

アルガンバター/アプリコットバター及びそれを配合した油性固形化粧料 Download PDF

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【課題】本発明の解決すべき課題は、アルガンないしアプリコット由来の油性成分を主原料とした固形化粧料を提供することにある。【解決手段】アルガンオイル又はアプリコットオイルに対して水素添加して融点を40〜50℃に調整し、C18:1の脂肪酸組成比が60〜70%である水添アルガンバターないし水添アプリコットバター、及びこれを20〜60質量%含み、20℃で硬度100以上であり、水が添加されていないことを特徴とする油性固形化粧料。【選択図】 なし

Description

本発明はアルガンバターないしアプリコットバター、及びそれを配合した油性固形化粧料、特にその油分組成の改良に関する。
アルガンオイルはアルガン果実の種子中にある仁核を磨り潰して得られるオイルであり、サハラのベルベル族が古くから食用、薬、化粧料として使用してきた。近年では、その化粧品原料としての有用性、すなわち独特な使用感に加え、例えば肌の保湿やアンチエイジングなどの生理的効果も確認されつつある。アルガン果実からの抽出は、通常コールドプレス方式で行われ、抽出されたオイルはほぼ無臭で光沢のある黄金色を呈する。
アルガンオイルの主成分はオレイン酸あるいはリノール酸などのトリグリセライドであり、さらにトコフェロールに代表される抗酸化成分を豊富に含んでいる。
同様に、アプリコットオイルもアンズ核から得られるオイルであり、不飽和脂肪酸を多く含み、アルガンオイルと近似した物性を有している。
しかしながら、アルガンオイルあるいはアプリコットオイルは常温液体であり、これらを主成分として油性固形化粧料を調製することは困難であった。
従来、アルガンオイルを固形状にして使用するため、例えばシアバター等の固形油分と混合して用いる例もあったが、アルガンオイルの特有な使用感などが損なわれ、さらに相対的にアルガンオイル成分が減少することで、保湿、アンチエイジングなどの効果も損なわれることが予想される。
特開2012−087109 特表2014−503586
本発明は前記従来技術に鑑みなされたものであり、その解決すべき課題はアルガンオイル/アプリコットオイル由来の油性成分を主原料とした固形化粧料を提供することにある。
前記課題を解決するために本発明にかかるアルガンバターは、
アルガンオイルに対して水素添加して融点を40〜55℃に調整し、C18:1の脂肪酸組成比が60〜70%の固形油脂である。
また、本発明にかかるアプリコットバターは、アプリコットオイルに対して水素添加して融点を40〜55℃に調整し、C18:1の脂肪酸組成比が60〜70%の固形油脂である。
また、本発明にかかる油性固形化粧料は、20〜60質量%の水添アルガンバター及び/又はアプリコットバターを含み、20℃で硬度100以上であり、水が添加されていないことを特徴とする。
なお、ここで硬度は3mmφのプランジャーを試料表面より深度10mmまで圧入した際の最大応力で示す。
また、前記油性固形化粧料において、アルガンオイル及び/又はアプリコットオイルをアルガンバター及び/又はアプリコットバターに対し25〜75質量%含み、20℃における硬度が300以上であることが好適である。
また、前記油性固形化粧料において、アルガンオイル及び/又はアプリコットオイルをアルガンバター及び/又はアプリコットバターに対し75〜150質量%含み、20℃における硬度が100〜300であることが好適である。
また、前記油性固形化粧料において、ビーススワックスを5〜15質量%含むことが好適である。
また、前記油性固形化粧料において、ワセリンを5〜30質量%含むことが好適である。
本発明において好適に用いられる水添アルガンバターは、アルガンオイルに水素添加を行い固形化したものであり、アルガンオイルの持つ優れた使用性、及び抗酸化効果などを損なわないため、融点が40〜55℃、特に好ましくは42〜48℃となるように調整される。
なお、本発明において、アルガンバターの原料となるアルガンオイルは透明なさらさらした液体であり、光沢のある黄色を呈する。
比重(20℃):0.908〜0.924
屈折率(20℃):1.465〜1.475
鹸化価:189〜199
酸価:3.0以下
過酸化物価:10.0meqO/kg以下
ヨウ素価:91〜110
脂肪酸組成
C14:0 0.10〜0.40%
C16:0 11.50〜15.00%
C18:0 4.30〜7.20%
C18:1 43.00〜49.10
C18:2 29.30〜36.00%
C18:3 ≦0.30%
その他 ≦0.80%
これに対し、水素添加されたアルガンバターは白色固体である。
融点:42〜48℃(調整可)
鹸化価:186〜196
酸価:1.0以下
過酸化物価:10.0meqO/kg以下
ヨウ素価:53〜63
脂肪酸組成
C16:0 10.00〜16.00%
C18:0 16.00〜22.00%
C18:1 60.00〜70.00%
C18:2 0.10〜4.00%
その他: ≦1.00%
また、本発明にかかるアプリコットバターの原料となるアプリコットオイルは、淡黄色〜透明のさらさらした液体である。
匂い:わずかに油臭をともなったアプリコットの香り〜無臭
比重(20℃):0.910〜0.925
屈折率(20℃):1.460〜1.480
粘度(20℃):52cps(ブルックフィールド型回転粘度計)
鹸化価:188〜200(ISO3657)
酸価:1.0以下(ISO1242)
過酸化物価:1.0meqO/kg以下(NFT60−200)
ヨウ素価:91〜108
脂肪酸組成
C16:0 パルミチン酸 4.00〜6.00%
C16:1 パルミトレイン酸 <1.00%
C18:0 ステアリン酸 <1.50%
C18:1 オレイン酸 60.00〜70.00%
C18:2 リノール酸 20.00〜30.00%
C18:3 リノレン酸 <0.10%
C20:1 エイコセン酸 MAX0.10%
これに対し、本発明にかかるアプリコットバターは、前記アプリコットオイルを部分水素添加したものであり、白色固定である。
匂い:特有の脂肪臭
融点(℃):45.6
酸価:0.13
ヨウ素価:60.93
色(ロビボンド 133.4mm):0.3〜1.7
水分(%):0.01
脂肪酸組成
C16:0 パルミチン酸 5.4%
C16:1 パルミトレイン酸 0.4%
C18:0 ステアリン酸 20.5%
C18:1 オレイン酸 68.6%
C18:2 リノール酸 3.4%
その他 1.7%
なお、従来固形化に用いられたシアバターは、以下のような組成を持つ。
ヨウ素価:58.00
融点35℃
C16:0 3.2%
C18:0 44.9%
C18:1 45.2%
C18:2 5.7%
C18:3 0.6%
その他: 0.4%

前記アルガンバターとシアバターについて、20℃及び30℃で硬度を測定した。
アルガンバター アプリコットバター シアバター
20℃ 1480 1475 323
30℃ 625 625 65

一般に不飽和脂肪酸が多くなると硬度が低下し、液状化しやすくなるが、アルガンバター/アプリコットバターとシア脂を比較すると、不飽和脂肪酸はアルガンバターないしアプリコットバターの方が多いにもかかわらず、硬度は高い。これは水素添加時に生じたトランス脂肪酸の影響と考えられる。
また本発明において、他の液状油、特にアプリコットオイル、アーモンドオイル、非水素添加アルガンオイルをアルガンバターないしアプリコットバターに対して一定の割合で添加することにより、外観上の滑らかさ、及び使用感の改善を図ることができる。
さらに、本発明において、固結剤としてビースワックスを5〜15質量%添加することが好ましい。
また、粘稠剤としてワセリンを5〜30質量%添加することが好ましい。
本発明にかかる油性固形化粧料には、その他の化粧料に汎用される成分を、本発明の効果を損なわない範囲で添加することができる。
本発明にかかる油性固形化粧料に添加可能な粉末成分としては、例えば、無機粉末(例えば、タルク、カオリン、セリサイト、雲母、白雲母、金雲母、合成雲母、紅雲母、黒雲母、パーミキュライト、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸ストロンチウム、タングステン酸金属塩、マグネシウム、シリカ、ゼオライト、硫酸バリウム、焼成硫酸カルシウム、リン酸カルシウム、弗素アパタイト、ヒドロキシアパタイト、セラミックパウダー、金属石鹸(例えば、ミリスチン酸亜鉛、パルミチン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウム)、窒化ホウ素等);有機粉末(例えば、セルロース粉末等);無機白色顔料(例えば、二酸化チタン、酸化亜鉛等);無機赤色系顔料(例えば、ベンガラ、チタン酸鉄等);無機褐色系顔料(例えば、γ−酸化鉄等);無機黄色系顔料(例えば、黄酸化鉄、黄土等);無機黒色系顔料(例えば、黒酸化鉄、低次酸化チタン等);無機紫色系顔料(例えば、マンゴバイオレット、コバルトバイオレット等);無機緑色系顔料(例えば、酸化クロム、水酸化クロム、チタン酸コバルト等);無機青色系顔料(例えば、群青、紺青等);金属粉末顔料(例えば、アルミニウムパウダー、カッパーパウダー等);ジルコニウム、バリウム又はアルミニウムレーキ等の有機顔料(例えば、赤色201号、赤色202号、赤色204号、赤色205号、赤色220号、赤色226号、赤色228号、赤色405号、橙色203号、橙色204号、黄色205号、黄色401号、及び青色404号などの有機顔料、赤色3号、赤色104号、赤色106号、赤色227号、赤色230号、赤色401号、赤色505号、橙色205号、黄色4号、黄色5号、黄色202号、黄色203号、緑色3号及び青色1号等);天然色素(例えば、クロロフィル、β−カロチン等)等を用いることができる。
本発明の油性固形化粧料は、透明感のある基剤であるので、顔料や色素を鮮やかに発色させることができる。
また、本発明の油性固形化粧料には、水添アルガンバター/水添アプリコットバターに加えて各種油分を配合することができる。水添アルガンバター/水添アプリコットバターと相溶性が高く発汗などを生じにくい油分として、アルガンオイル、アプリコットオイル、アーモンドオイルなどが挙げられ、特にアルガンオイルが好ましい。
なお、図1にアルガンバターとアルガンオイルを所定比率に混合した場合の固体脂指数−温度の関係を示す。
本発明の油性固形化粧料には、さらに通常化粧品や医薬品等の皮膚外用剤に用いられる他の成分、例えば、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン界面活性剤、保湿剤、水溶性高分子、増粘剤、皮膜剤、紫外線吸収剤、金属イオン封鎖剤、糖、アミノ酸、有機アミン、高分子エマルジョン、pH調整剤、皮膚栄養剤、ビタミン、酸化防止剤、酸化防止助剤、香料等を必要に応じて適宜配合することができる。
なお、本発明において特徴的なアルガンバター/アプリコットバター、アルガンオイル/アプリコットオイルは天然の生理活性物質を多く含み、その変性を抑制するため、水の配合は控えることが好ましく、より好ましくは5質量%以下である。
本発明の油性固形化粧料は、その製造・成型方法に何ら制約はなく、常法により得ることができる。また形状の具体例としては、棒状、板状及び皿状物へ流し込み成型したものや、シート上に固着したもの等が挙げられる。
本発明の油性固形化粧料は、練香水、口紅、リップクリーム、ハンドクリーム、ボディクリーム、ヘアクリーム、ファンデーション、コンシーラー、アイシャドウ、チークカラー、アイライナー、アイブロウ等に広く適用することが可能である。
以上のように本発明によれば、水素添加して得られたアルガンバター/アプリコットバターを配合することにより、アルガンオイル/アプリコットオイルの有する独特の使用感、機能性を維持しつつ、固形化することができる。
本発明において用いられるアルガンバターとアルガンオイルを所定比で混合した場合の、固体脂指数−温度の関係図である。
以下、本発明の好適な実施形態を説明する。
なお、以下の試験例において、硬度はレオメーター(不動工業製)を用い、固体表面より深度10mmまで針(3mmφ)を圧入した際の最大応力で示す。

まず、本発明者らはアルガンバターの物性調整にアルガンオイルを用いて検討を行った。結果を表1に示す。

前記表1より明らかなように、アルガンバターが100質量%である(試験例1−1)と脆く、使用感も滑らかさに欠けるものとなる。一方、アルガンオイルを20〜60質量%添加することによりアルガンバターの脆さや硬さが軽減し、指どれや滑らかさなどの使用性が向上する。
すなわち、アルガンオイルをアルガンバターに対し25〜75%程度の範囲で加え、適切な固結剤や粘稠剤を添加することにより、固形性、安定性に優れ、しかもアルガンオイルの有する使用感を発揮でき、固めの固形化粧料(練り香水、口紅など)が得られることが解った(試験例1−3〜1−5)。
さらに、アルガンオイルをアルガンバターに対し75〜150質量%程度の範囲で加え、適切な固結剤や粘稠剤を添加することにより、ソフトでやわらかめの半固形化粧料(ハンドクリーム、ヘアクリーム等)に応用できる(試験例1−6〜1−7)。
同様の試験をアプリコットバター/アルガンオイルについて行ったところ、ほぼ同等の結果が得られた。
次に、本発明者らはアルガンオイルの代替オイルについて検討を行った。
結果を表2に示す。

前記表2より明らかなように、アルガンオイルをスクワランに置換した場合には、「指どれ」などはある程度の機能を発揮するものの、アルガンオイルの有する独特の使用感は減少し、しかも保管によって発汗する傾向が認められた。
これに対し、アプリコットオイル、あるいはアーモンドオイルなどの植物性液状油は、アルガンオイルに次ぐ優れた特性を示した。
これは、アルガンオイルはアルガンバターに対して極めて親和性が高いのに対し、スクワラン、ホホバオイルでは十分な親和性が得られなかったためと考えられる。
この結果から、アルガンバターの固形性、使用感を改善するために用いる液状オイルとしては、植物性液状油、特にアーモンドオイル、アプリコットオイル、アルガンオイルが特に好ましいことが理解される。
アルガンバターをアプリコットバターに置換し、同様の試験を行ったところ、やはりアーモンドオイル、アプリコットオイル、アルガンオイルとの相性が良好との結果が出た。
次に本発明者らはさらに物性の改善を図るため、固結剤、粘稠剤の検討を行った。結果を表3に示す。

前記表3より明らかなように、固結剤として用いられるワックス類などでは、特にビースワックスの相性が良いことが示された。なお、ビースワックスはアプリコットバターを用いた場合にも良好な結果が得られた。
次に本発明者らは前記表3の結果に基づき好適な方向性を示した固結剤としてのビースワックス、及び粘稠剤としてのワセリンについてその配合量の検討を行った。結果を表4に示す。

表4の結果より、固結剤としてのビースワックスは5〜15質量%、粘稠剤としてのワセリンは5〜30質量%配合することが好ましい。
さらに本発明者らはアルガンバター、アルガンオイル、ビースワックス、ワセリンを用い各種組成について検討を行った。まず、適度な硬さを要求される固形化粧料の作成を目的に検討を行った。結果を表5に示す。

表5の結果より、アルガンオイルをアルガンバターに対し40〜60質量%配合した場合、ビースワックス10質量%程度、ワセリンを10〜20質量%で適度な硬度を有する良好な使用性の化粧料が得られた。
同様の試験をアプリコットバターについても行った。結果を表6に示す。

表6の結果より、アプリコットバターについても、アルガンバター同様に、ビースワックス5〜20質量%程度、ワセリン10〜20質量%程度で良好な結果が得られ、さらにアプリコットバターとアルガンオイルとの組み合わせ、あるいはアプリコットバターとアルガンオイル及びアプリコットオイルとの組み合わせ(試験例5−12)によっても本発明の効果が失われることはなかった。

次に本発明者らは、ソフトでクリーミーな使用感が得られる半固形化粧料の作成を目的に検討を行った。結果を表7に示す。

表7中、試験例6−2は20℃硬度が210,30℃硬度が53であり、試験例6−4は20℃硬度が144,30℃硬度が59である。
表7の結果より、アルガンオイルをアルガンバターに対し同量以上配合し、ワセリンを20質量%以上添加することにより、ソフトな感触で特に良好な使用性の化粧料が得られた。
なお、本発明において例えば香料など、他の化粧品成分を添加することが好ましい。
以下、本発明の好適な配合例について説明する。
配合例1:練り香料
アルガンバター 40質量%
アルガンオイル 24
ワセリン 8
ビースワックス 8
香料 10
タルク 5
ジメチコン 2
イソステアリン酸 2
エタノール 適量
トコフェロール 適量

配合例2:練り香水
アルガンバター 36質量%
アプリコットオイル 21
ワセリン 7
ビースワックス 7
シリコーンオイル(D−5) 6
香料 13
タルク 5
ジメチコン 2
イソステアリン酸 2
エタノール 適量
トコフェロール 適量

配合例3:ハンドクリーム
アルガンバター 24
アルガンオイル 32
ワセリン 16
ビースワックス 8
PEG1500 10
タルク 3
アプリコットオイル 2
香料 2
イソステアリン酸ポリグリセリル−2 1
グルタミン酸 適量
ビタミンEアセテート 適量
メチルパラベン 適量

配合例4:整髪料
アプリコットバター 20
アプリコットオイル 8
ひまし油 50
ワセリン 10
モクロウ 7
ジメチコン 2
香料 2
染料 適量
トコフェロール 適量
BHT 適量

配合例5:ネイルトリートメントバター
アプリコットバター 25
アルガンオイル 20
アプリコットオイル 12
ワセリン 23
PEG1500 10
ピースワックス 5
水添ホホバ油 2
香料 2
ヒアルロン酸Na 適量
グルタミン酸 適量
プロリン 適量
アルギニン 適量
トコフェロール 適量

Claims (7)

  1. アルガンオイルに対して水素添加して融点を40〜55℃に調整し、C18:1の脂肪酸組成比が60〜70%である水添アルガンバター。
  2. アプリコットオイルに対して水素添加して融点を40〜55℃に調整し、C18:1の脂肪酸組成比が60〜70%である水添アプリコットバター。
  3. 20〜60質量%の水添アルガンバター及び/又はアプリコットバターを含み、20℃で硬度100以上であり、水が添加されていないことを特徴とする油性固形化粧料。
    なお、ここで硬度は3mmφのプランジャーを試料表面より深度10mmまで圧入した際の最大応力で示す。
  4. 請求項3記載の油性固形化粧料において、アルガンオイル及び/又はアプリコットオイルをアルガンバター及び/又はアプリコットバターに対し25〜75質量%含み、20℃における硬度が300以上である油性固形化粧料。
  5. 請求項3記載の油性固形化粧料において、アルガンオイル及び/又はアプリコットオイルをアルガンバター及び/又はアプリコットバターに対し75〜150質量%含み、20℃における硬度が100〜300である油性固形化粧料。
  6. 請求項3〜5のいずれかに記載の化粧料において、ビーススワックスを5〜15質量%含むことを特徴とする油性固形化粧料。
  7. 請求項3〜6のいずれかに記載の油性固形化粧料において、ワセリンを5〜30質量%含むことを特徴とする油性固形化粧料。
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