JP2016137924A - 包装体 - Google Patents

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Yoko Takubo
陽子 田窪
増田 勝利
Katsutoshi Masuda
勝利 増田
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Abstract

【課題】より容易かつ確実に内部容器を使用状態とすることが可能な包装体を提供する。【解決手段】収容空間を規定するシート1と、収容空間に収容された内部容器2と、を備える包装体A1であって、シート1は、少なくとも一方に収容空間を構成し且つ軸方向に長く延びる殻部111と、端部領域同士が接合されたシール部112と、殻部111を前記軸方向と交差する方向に横断する切断予定線13と、を具備する一対の主板部11を有しており、内部容器2は、開封予定部21を有しており、切断予定線13と開封予定部21との軸方向距離は、殻部111の軸方向寸法の20%以下である。【選択図】図1

Description

本発明は、内部容器を収容した包装体に関する。
たとえば、アンプルやバイヤルなどは、一般的にガラスによって形成されており、内容物として薬液などを収容している。このようなアンプルやバイヤルなどは、メーカーから病院などの使用環境に至る流通過程および保管過程において、意図しない損傷を回避する必要がある。このため、アンプルやバイヤルなどは、内部容器として包装体に収容される形態が広く採用されている。
図17は、内部容器を収容した包装体の一例を示している(特許文献1参照)。図示された包装体Xは、シート91aおよびフィルム91bを備えている。シート91aには、複数の殻部が形成されている。フィルム91bは、シート91aのうち前記複数の殻部以外の部分に接合されている。この接合部分が、シール部93をなしている。前記複数の殻部は、フィルム91bによって封止されており、これにより、包装体Xは、複数の収容空間92を有している。各収容空間92には、内部容器94が収容されている。内部容器94は、たとえばアンプルである。また、シール部93には、複数の切断予定線95が設けられている。切断予定線95は、シール部93を縦断するたとえばミシン目線であり、隣り合う収容空間92を区画している。
内部容器94を使用する際には、まず、包装体Xから内部容器94を取り出す。たとえば、図中において最も左側に位置する切断予定線95に沿って、シール部93を切断し、1つの収容空間92を分離させる。次いで、分離させた収容空間92を封止するフィルム91bをシート91aから剥離する。続いて、内部容器94を取り出し、くびれた形状とされた開封予定部において内部容器94を折ることにより開封させる。これにより、内部容器94に収容された薬液などの内容物を使用目的に応じて抽出することができる。
しかしながら、包装体Xにおいては、内部容器94を使用するために、フィルム91bの剥離と内部容器94の開封という互いに独立した作業が強いられ、不便である。また、たとえば、フィルム91bを剥離する際に、誤って内部容器94を落下させてしまうことなどが懸念される。
特開2005−205005号公報
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、より容易かつ確実に内部容器を使用状態とすることが可能な包装体を提供することをその課題とする。
本発明によって提供される包装体は、収容空間を規定するシートと、前記収容空間に収容された内部容器と、を備える包装体であって、前記シートは、少なくとも一方に前記収容空間を構成し且つ軸方向に長く延びる殻部と、端部領域同士が接合されたシール部と、前記殻部を前記軸方向と交差する方向に横断する切断予定線と、を具備する一対の主板部を有しており、前記内部容器は、開封予定部を有しており、前記切断予定線と前記開封予定部との前記軸方向距離は、前記殻部の前記軸方向寸法の20%以下であることを特徴としている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記一対の主板部のいずれもが、前記殻部を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記殻部は、前記軸方向において前記内部容器の前記開封予定部と重なり、且つ前記収容空間の断面寸法を相対的に縮小する切断用くびれ部を有しており、前記切断予定線が前記切断用くびれ部に配置されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記内部容器は、開封時に内容物を収容するための胴部を有しており、前記開封予定部は、前記胴部よりも断面寸法が小とされており、前記殻部の前記切断用くびれ部は、前記収容空間の断面寸法を前記内部容器の前記胴部の断面寸法よりも縮小する小断面部を有しており、前記切断予定線に沿った切断および前記開封予定部における開封の後に、前記小断面部によって前記胴部の外方への移動が規制される。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記一対の主板部の前記軸方向一端同士が繋がっており、且つ前記殻部は、該一端において前記シール部の前記軸方向一端と前記軸方向位置が一致する底部を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記殻部は、前記軸方向において前記内部容器の前記開封予定部から退避した位置に、前記収容空間の断面寸法を相対的に縮小する保持用くびれ部を有している。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記接合部には、内方に凹む切り欠き部が設けられており、前記切断予定線が、前記切り欠き部に到達している。
本発明によれば、前記切断予定線と前記開封予定部との前記軸方向距離は、前記殻部の前記軸方向寸法の20%以下である。発明者らの試験等に基づく知見によれば、このような構成であることにより、前記切断予定線に沿った前記シートの切断と前記開封予定部における前記内部容器の開封とを一括して行うことができる。このため、前記シートの切断を終えた後に、前記内部容器の開封を別に行う必要がない。また、前記シートの切断と前記内部容器の開封とを一括して行うことにより前記包装体を開封すると、開封された前記内部容器が切断された前記シートに収容された状態を実現できる。このため、切断した前記シートから前記内部容器が誤って落下してしまうことなどを防止することができる。したがって、前記包装体によれば、より容易かつ確実に前記内部容器を使用状態とすることができる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
本発明の第1実施形態に基づく包装体を示す斜視図である。 図1の包装体を示す正面図である。 図1の包装体を示す要部拡大正面図である。 図2のIV−IV線に沿う断面図である。 図2のV−V線に沿う断面図である。 図1の包装体の製造方法を示す要部斜視図である。 図1の包装体の製造方法を示す断面図である。 図1の包装体の開封動作を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に基づく包装体の変形例を示す平面図である。 図9の包装体の開封動作を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に基づく包装体の他の変形例を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に基づく包装体を示す正面図である。 図12のXIII−XIII線に沿う断面図である。 本発明の第3実施形態に基づく包装体を示す正面図である。 図14のXV−XV線に沿う断面図である。 本発明の第3実施形態に基づく包装体の変形例を示す正面図である。 従来の包装体の一例を示す要部正面図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
図1〜図5は、本発明の第1実施形態に基づく包装体を示している。本実施形態の包装体A1は、シート1および内部容器2を備えている。
図1は、包装体A1を示す斜視図である。図2は、包装体A1を示す正面図である。図3は、包装体A1を示す要部拡大正面図である。図4は、図2のIII−III線に沿う断面図である。図5は、図2のIV−IV線に沿う断面図である。
内部容器2は、包装体A1における包装対象物であり、製造後から使用完了までの間の流通期間あるいは保存期間などにおいて保護されることが意図されたものである。内部容器2は、内容物29を収容している。内容物29の具体的構成は特に限定されず、液体、粉体および固体などである。本実施形態においては、内容物29は、液体が採用されており、たとえば医療などに用いられる薬液である。このような薬液を収容する形態として、本実施形態の内部容器2は、いわゆるアンプルと称される構成とされている。すなわち、内部容器2は、一般的にガラスからなる細長形状であり、開封予定部21、胴部22および頭部23を有している。
胴部22は、相対的に太径の部位である。頭部23は、胴部22に対して相対的に細径の部位である。開封予定部21は、胴部22と頭部23との間に位置しており、胴部22や頭部23よりも断面寸法が小とされている。なお、内部容器2の各部の断面寸法とは、たとえば断面が円形状の場合直径にあたり、矩形状の場合向かい合う2組の辺どうしの距離のうち長い方の距離にあたる。内部容器2から内容物29を抽出する際には、たとえば胴部22を一方の手で把持し、頭部23を他方の手によって胴部22に対して折り曲げる。これにより、開封予定部21が開封する。このように、開封予定部21は、断面寸法が小とされることにより、比較的容易に開封することが可能な部位である。また、胴部22は、開封後において内容物29を収容するための部位である。なお、開封予定部21は、折り曲げられることによって開封する形態に限定されず、内容物29を外部に抽出することが可能な状態に内部容器2を変化させ得る構成であればよい。たとえば、2つの部材が組み合わされた内部容器2において、これらの2つの部材を互いに分離することによって内容物29が抽出可能となる場合、このような分離も本発明で言う開封の概念に含まれる。
シート1は、包装体A1の構造部材であり、また内部容器2を収容するための機能を果たす。本実施形態のシート1は、後述するように折り返された1つのシート材料を用いて形成され、一対の主板部11を有している。
シート1の材質は、特に限定されず、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレンなどのポリオレフィン系、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル系、ポリスチレン系、ポリアミド系、ポリ塩化ビニル等の合成樹脂が挙げられる。また、シート1としては、単層の合成樹脂製シート、同種又は異種の複数の合成樹脂製シートが積層された積層シートなどが挙げられる。これら合成樹脂製シートには、必要に応じて金属や金属酸化物が蒸着された合成樹脂製シートやエチレン−ビニルアルコール(EVOH)などのバリア機能を有するシートを用いてもよい。また、シート1は、収納された内部容器2を透視するため、透明又は半透明であることが好ましいが、非透明な材質を用いてもよい。さらに、シート1は、必要に応じて商品名等のデザインが印刷されていてもよい。シート1の厚みは、たとえば0.05〜1.0mmであり、好ましくは0.1〜0.6mmである。
一対の主板部11は、互いに対面しており、互いの端部領域同士が接合されている。これにより、一対の主板部11は、殻部111およびシール部112を有している。殻部111はシート1が部分的に所望の膨出形状に加工された部分である。本実施形態においては、一対の主板部11の殻部111によって規定された空間が収容空間19とされている。本実施形態においては、各主板部11は、それぞれ同一形状および同一サイズの殻部111を有し、これら二つの殻部111によって収容空間19が規定されている。
収容空間19は、内部容器2を収容する空間である。本実施形態においては、収容空間19は、内部容器2を密閉状態で収容する。密閉状態の収容は、内部容器2の保存などの観点から好ましいが、内部容器2の性状などから許容されれば、収容空間19は密閉性を具備しない構成であってもよい。本実施形態の収容空間19(殻部111)は、アンプルとして構成された内部容器2を適切に収容するために、図中上下方向である軸方向に長く延びる細長い形状である。また、本実施形態の収容空間19は、前記軸方向に対して直角である断面の形状が円形状とされている。なお、収容空間19は、内部容器2を適切に収容可能な構成であればよく、その形状やサイズは特に限定されない。
シール部112は、一対の主板部11の端部領域同士が接合された部位である。本実施形態においては、図2に示すように、シール部112は、収容空間19(殻部111)の全周を囲んでいる。また、本実施形態においては、シール部112の外縁は、略矩形状とされており、包装体A1全体が略矩形状とされている。ただし、シール部112の形状はこれらに限定されず、たとえば、収容空間19(殻部111)がシール部112から部分的に外方に露出する構成であってもよい。また、たとえば収容空間19(殻部111)の形状を包装体A1の外形とする意図により、シール部112の幅を、収容空間19の密閉性を担保できる程度の細幅としてもよい。本実施形態のシール部112のように、シール部112が相対的に大きな面積を有する場合、内部容器2の商品名称や成分、あるいは注意事項などをシール部112に記載してもよい。シール部112を形成するための接合手段は特に限定されず、シート1が樹脂材料からなる場合は、たとえば熱シールが挙げられる。
シート1は、切断用くびれ部14および複数の保持用くびれ部15を有している。図3に示すように、切断用くびれ部14は、収容空間19の断面寸法を前記軸方向両側に位置する部分よりも相対的に縮小させる部位である。切断用くびれ部14は、前記軸方向において内部容器2の開封予定部21と重なっている。小断面部141は、切断用くびれ部14の一部を構成しており、収容空間19の断面寸法を内部容器2の胴部22の断面寸法(外寸)よりも縮小する部位である。図3に詳細に示すように、本実施形態の場合、切断用くびれ部14のうち収容空間19の断面寸法を胴部22の断面寸法よりも縮小する部位は、切断用くびれ部14の前記軸方向内側の部位となっており、この部位が小断面部141である。なお、図2および以降の図においては、便宜上、小断面部141を引出線を付して示しているが、小断面部141が上述した要件によって定義されることは同様である。ただし、胴部22のよりも断面寸法が小である小断面部141の構成としては、全周にわたってくびれている構成に限定されず、たとえば前記軸方向に対応する周方向における複数箇所において部分的に殻部111が凹んだ構成であってもよい。また、一対の主板部11のうちいずれかの殻部111のみが小断面部141を構成する凹部を有する構成であってもよい。なお、収容空間19の断面寸法とは、たとえば断面が円形状の場合直径にあたり、矩形状の場合向かい合う2組の辺どうしの距離のうち短い方の距離にあたる。
複数の保持用くびれ部15は、前記軸方向において内部容器2の開封予定部21から退避した位置に設けられており、殻部111の周囲部分よりも収容空間19の断面寸法を相対的に縮小させる部位である。具体的には、保持用くびれ部15は、殻部111が部分的にくびれた形状とされることによって構成されている。ただし、保持用くびれ部15の構成としては、全周にわたってくびれている構成に限定されず、前記周方向における複数箇所において部分的に殻部111が凹んだ構成であってもよい。
本実施形態においては、シート1には、3つの保持用くびれ部15が設けられている。2つの保持用くびれ部15と1つの保持用くびれ部15とが、切断用くびれ部14を挟んで配置されている。2つの保持用くびれ部15は、前記軸方向において内部容器2の胴部22に重なる位置に設けられており、且つ前記軸方向において互いに離間している。これら2つの保持用くびれ部15の断面寸法は、胴部22の断面寸法よりも若干大とされている。他方の1つの保持用くびれ部15は、前記軸方向において内部容器2の頭部23と重なる位置に設けられている。この保持用くびれ部15の断面寸法は、頭部23の断面寸法よりも若干大とされている。ただし、収容空間19(殻部111)の形状や大きさは、内部容器2の性状や、収容される内部容器2の体積、あるいは包装体A1の販売戦略等に応じて様々な形状とされる。
シート1には、切断予定線13が形成されている。切断予定線13は、周囲部分に対して切断が容易とされた線状部分であり、シート1を切断することにより包装体A1の開封起点となる部位である。切断予定線13は、前記軸方向と交差する方向、本実施形態においては図中左右方向に、収容空間19(殻部111)を横断している。切断予定線13は、切断用くびれ部14に設けられている。また、本実施形態においては、切断予定線13は、小断面部141に設けられている。図2に示すように、本実施形態においては、切断予定線13と開封予定部21との前記軸方向位置が互いに一致している。このため、切断予定線13と開封予定部21との前記軸方向距離Dは、0である。なお、後述する本発明が意図する効果を奏するには、距離Dが、殻部111の前記軸方向寸法Lの20%以下であればよく、より好ましくは、10%以下である。
本実施形態においては、切断予定線13は、シート1の所定の線状部分が、周囲よりも薄い部分として形成されることによって構成されている。なお、切断予定線13の構成は、部分的に減肉された形態のみならず、他の部位より切断容易に構成されれば特に限定されず、種々の形態を取りうる。ただし、切断予定線13は、収容空間19が内部容器2を密閉状態で収容することを担保しうる構成が望ましい。
シート1のシール部112には、一対の切り欠き部18が形成されている。切り欠き部18は、シール部112が部分的に内方に凹んだ形状とされたものである。シール部112の形状およびサイズは特に限定されず、本実施形態においては、略三角形状とされた例について説明する。一対の切り欠き部18は、最も内方に凹んだ部分が前記軸方向において小断面部141と略同じ位置となるように設けられている。また、切断予定線13は、一対の切り欠き部18に到達している。
次に、包装体A1の製造方法について、図6を参照しつつ以下に説明する。図6の(a)〜(e)は、包装体A1の製造方法における主要な工程を模式的に示している。
まず、図6(a)に示すように、シート材料1Aを用意する。シート材料1Aは、上述したシート1を形成するための材料である。シート材料1Aの材質は、シート1の材料として選択されるものと同様である。次に、シート材料1Aを加熱するなどにより、一対の主板部11および折り返し部12を有する形態に折り曲げ加工する。折り返し部12は、シート材料1Aが折り曲げられた部分である。一対の主板部11は、折り返し部12を介して繋がっており、互いに正対している。また、本実施形態においては、折り曲げ工程の直後に、一対の主板部11のそれぞれに対して、切断予定線13を形成する。この形成は、たとえば一対の主板部11の両側からカッタCtを当接させることによりシート材料1Aの厚さを部分的に薄くすることによって行う。これにより、一対の主板部11には、シート材料1Aの送り方向に沿って延びる一対の切断予定線13が形成される。なお、折り曲げ工程の直後にカッタCtによって切断予定線13を形成する手法は、あくまで一例である。カッタCt以外の手段(たとえばレーザー加工等)を用いて切断予定線13を形成してもよい。また、以降に説明する工程におけるいずれかの所望のタイミングで、切断予定線13を形成してもよい。また、本実施形態においては、1枚のシート材料1Aを折り曲げ加工して一対の主板部11を形成しているが、これに限定されず、2枚のシート材料1Aを対向させて一対の主板部11を形成してもよい。但し、後述する第2実施形態における底部17を設ける場合は、2枚のシート材料1Aから形成することが難しいため、1枚のシート材料1Aを折り曲げ加工して一対の主板部11を形成するほうが好ましい。
次いで、図6(b)に示すように、主板部11に殻部111を形成することにより、収容空間19および挿入口113を形成する。この形成は、たとえば、収容空間19および挿入口113の形状を規定するための金型(図示略)を用いて一対の主板部11を挟んだ状態で、シート材料1Aを加熱した状態で挿入口113を形成すべき箇所から一対の主板部11の間に気体を噴出するいわゆるブロー成形法によって行う。挿入口113は、収容空間19の図中上部に位置しており、収容空間19に内部容器2を挿入するために用いられる。
次いで、図6(c)および図7に示すように内部容器2を収容空間19に挿入する。図6においては、収容空間19の図中上下方向における姿勢が図1〜図4とは逆とされている。内部容器2の挿入は、頭部23を図中下方とした姿勢で、内部容器2を挿入口113を通じて下降させることによって行う。この際、図7によく表れているように、殻部111の小断面部141は、内部容器2の頭部23を図中下方に通過させる一方、胴部22が図中下方に通過することを阻止する。これにより、挿入口113から挿入された内部容器2は、図示されたように、頭部23の端部が小断面部141に当接した姿勢で停止する。また、保持用くびれ部15が殻部111に設けられているため、内部容器2が揺動することなく、所定箇所に正確に挿入することができる。
次いで、図6(d)に示すように、挿入口113を塞ぐことにより収容空間19を密閉状態とする。たとえば、一対の金型74を用意し、挿入口113を挟むように一対の金型74を位置させる。そして、シート材料1Aを変形可能な程度の温度に加熱された各金型74によって、挿入口113を含む一対の主板部11を押圧する。これにより、図6(e)に示すように、挿入口113が封止され、一対の金型74によって挟まれた部位がシール部112となる。
この後は、収容空間19の全周を囲むシール部112を残存させるように、シート材料1Aを切断する。これにより、図1〜図5に示す包装体A1が得られる。
図8は、包装体A1の開封を示す断面図である。包装体A1の開封に際しては、たとえば一方の手で殻部111(収容空間19)のうち内部容器2の胴部22を収容する部分を把持し、他方の手で主板部11(収容空間19)のうち内部容器2の頭部23を収容する部分を把持する。あるいは、一方の手で殻部111(収容空間19)のうち内部容器2の胴部22を収容する部分に繋がるシール部112を把持したり、他方の手で主板部11(収容空間19)のうち内部容器2の頭部23を収容する部分に繋がるシール部112を把持したりしてもよい。また、この際シート1(殻部111)を介して内部容器2の胴部22や頭部23を意図的に把持してもよいが、本実施形態においては、複数の保持用くびれ部15が形成されていることにより、たとえばシール部112を把持した場合であっても、シール部112からの力が内部容器2へと適切に伝達する。
次いで、一方の手に把持した胴部22を収容する殻部111(またはこれに繋がるシール部112)に対して他方の手に把持した頭部23を収容する殻部111(またはこれに繋がるシール部112)を折り曲げるようにシート1に力を加える。この際、殻部111に設けられた切断用くびれ部14には、曲げによる応力集中が生じる。この応力集中箇所に切断予定線13が設けられているため、切断予定線13に沿ってシート1が切断させる。また、シート1に加えられた力が内部容器2に伝達されることにより、内部容器2には、胴部22に対して頭部23を折り曲げるようなモーメントが負荷される。これにより、内部容器2は、開封予定部21において開封する。この切断予定線13に沿ったシート1の切断と開封予定部21における内部容器2の開封とは略同時になされるものであり、本発明においてこれらは一括して行われると定義する。
開封が終了すると、収容空間19(殻部111)のうち切断予定線13よりも図中下方に位置する部位に、内部容器2の胴部22が残存する。使用者は、たとえば注射器やスポイトの先端を胴部22に進入させることにより、薬液などの内容物29を抽出する事ができる。また、本実施形態においては、シート1に小断面部141が設けられていることにより、内部容器2の胴部22が収容空間19(殻部111)から図中上方に移動することが規制されている。これにより、たとえば使用者が殻部111を把持しつつこれを傾けることにより、胴部22を収容しつつ、内容物29を外部に滴下などすることができる。
次に、包装体A1の作用について説明する。
本実施形態によれば、図2に示すように距離Dが0であり、寸法Lの20%以下とされている。発明者らの試験等に基づく知見によれば、このような構成であれば、図8に示すように、切断予定線13に沿ったシート1の切断と開封予定部21における内部容器2の開封とを一括して行うことができる。このため、シート1の切断を終えた後に、内部容器2の開封を別に行う必要がない。また、シート1の切断と内部容器2の開封とを一括して行うことにより包装体A1を開封すると、切断されたシート1によって開封された内部容器2が収容された状態を実現できる。このため、切断したシート1から内部容器2が誤って落下してしまうことなどを防止することができる。したがって、包装体A1によれば、より容易かつ確実に内部容器2を使用状態とすることができる。なお、包装体A1の開封においては、たとえば殻部111のいずれの箇所を把持するのか、あるいは内部容器2に対するシート1の相対的な硬さ等の要因によって、たとえばシート1の切断に先立って内部容器2の開封が生じる余地がある。しかしながら、適切に把持すること等によって、シート1の切断と内部容器2の開封とをほぼ同時に行う可能性が十分に認められれば、シート1の切断と内部容器2の開封とを一括して行うことが可能である構成にあたる。また、発明者らの知見によれば、シート1の切断と内部容器2の開封とを一括してより確実に行うには、距離Dが10%以下であることが好ましい。
小断面部141が設けられていることにより、図6および図7に示す包装体A1の製造工程において、挿入された内部容器2を胴部22において小断面部141によって保持することができる。また、図8に示す包装体A1の開封後において、胴部22とともに切断されたシート1を大きく傾けても、胴部22がシート1の外方に移動することが小断面部141によって規制される。これにより、誤って胴部22を落下させてしまうことを回避することができる。
保持用くびれ部15を設けることにより、収容空間19内において、殻部111が内部容器2を保持する関係となり、内部容器2が過大に移動することを抑制することができる。これは、流通過程および保管過程において、内部容器2を損傷させること無く保護するのに適している。
切断用くびれ部14が設けられていることにより、図8に示す開封時には、切断用くびれ部14に曲げによる応力集中が生じる。このため、切断予定線13に沿った切断をよりスムーズに行うことができる。特に、切断用くびれ部14に存在する小断面部141に、切断予定線13が設けられていることにより、シート1をより少ない力で切断することができる。さらに、シール部112に設けられた切り欠き部18に切断予定線13を到達させることにより、シート1のスムーズな切断を促進することができる。
図9〜図16は、本発明の変形例および他の実施形態を示している。なお、これらの図において、上記実施形態と同一または類似の要素には、上記実施形態と同一の符号を付している。
図9は、包装体A1の変形例を示している。本変形例においては、切断予定線13が小断面部141から若干離間した位置に設けられている。より具体的には、本変形例の切断予定線13は、切断用くびれ部14の上端付近に位置している。内部容器2の開封予定部21は、小断面部141と重なる位置に配置されている。本変形例においては、距離Dは0ではないが、依然として寸法Lの20%以下である。
図10は、本変形例の包装体A1を開封した状態を示している。切断予定線13に沿ってシート1を切断すると、シート1は、図示されたように切断予定線13が形成されていた箇所において二分される。図中下方に残存したシート1の部分は、上述した略円錐台状部分を有している。内部容器2の開封予定部21は、切断予定線13とは若干離間しているものの、シート1が折り曲げられると、開封予定部21において内部容器2が開封する。この結果、胴部22の上端、すなわち開封予定部21における開封箇所は、シート1のうち図中下方に残存した部分の図中上端よりも若干下方に位置する。これにより、胴部22に収容された内容物29を注射器やスポイト等で吸引抽出する際に、その先端から誤って滴下しそうになった内容物29をシート1の前記略円錐台状部分によって受け止めることができ、周囲への不意の付着や飛散を低減することができる。このような変形例を適宜採用しうる点は、後述する実施形態においても同様である。
図11は、包装体A1の他の変形例を示している。本変形例においては、一方の主板部11にのみ殻部111が形成されている。他方の主板部11は、殻部111が形成されておらず、平板状である。このような一対の主板部11によっても、殻部111を他方の主板部11が封止することによって収容空間19が規定される。この収容空間19に内部容器2が収容される点や、殻部111に切断用くびれ部14および保持用くびれ部15などが形成される点は、上述した例と同様である。このような変形例を適宜採用しうる点は、後述する実施形態においても同様である。また、一対の主板部11の双方に殻部111が形成された構成において、互いの殻部111の形状やサイズが異なる構成であってもよいことはもちろんである。
図12および図13は、本発明の第2実施形態に基づく包装体を示している。本実施形態の包装体A2は、開封前の状態において自立可能であることが意図されている。
包装体A2においては、一対の主板部11は、図中下端どうしが繋がっている。すなわち、包装体A2の下端には、図6に示す包装体A1の製造方法において述べた折り返し部12が残存している。また、殻部111は、底部17を有している。底部17は、図6(b)に示した成形工程において、シート材料1Aのうち折り返し部12を含む部分が膨出させられたことにより形成された部位である。このように製造された殻部111は、シール部112によって全周が囲まれた構成とはなっておらず、殻部111の底部17がシール部112の切れ目から前記軸方向外方に露出している。また、底部17は、シール部112の前記軸方向一端と軸方向位置が一致している。底部17は、図中上下方向に対して略直角とされている。これにより開封前の包装体A2は、底部17を鉛直方向下方に位置させた状態で、陳列棚等に自立可能とされている。なお、底部17は、鉛直方向に対して直角な形状が、包装体A2を自立させるのに好ましいが、底部17の形状はこれに限定されない。殻部111の一部が底部17としてシール部112から外方に露出していれば、この底部17を利用して包装体A2の自立を促進することができる。底部17は、このような目的に貢献しうる形状であればよい。
なお、包装体A2の製造においては、図12および図13における上下方向を維持したまま製造される。すなわち、殻部111の図中上方に挿入口113が設定され、頭部23を下方に位置させた姿勢の内部容器2が挿入される。この姿勢を維持して包装体A2が自立するため、内部容器2は図示されたように頭部23を下方に位置させた逆立ちの姿勢で保持される。この際、シート1の小断面部141が、内部容器2の胴部22を受け止める格好となり、頭部23がシート1の下方部分に過大な勢いで当接することが回避されている。また、本実施形態においては、底部17に図中上方に凹む凹部が形成されている。この凹部は、内部容器2の頭部23を受け止める効果が期待できる。
このような実施形態によっても、より容易かつ確実に内部容器2を使用状態とすることができる。また、包装体A2は、底部17を利用して自立させることが可能である。これにより、店頭において陳列棚などに自立させる陳列形態を採用することができる。
図14および図15は、本発明の第3実施形態に基づく包装体を示している。本実施形態の包装体A3は、小断面部141を備えない点が、上述した包装体A1および包装体A2と異なっている。また、包装体A3は、包装体A2と同様にシート材料1Aの折り返し部12が部分的に残存しており、殻部111が底部17を有している。底部17を用いて自立可能である点は、包装体A2と同様である。
包装体A3の製造においては、殻部111の図中上方に挿入口113が設けられる。この挿入口113を通じて、胴部22を下方に位置させた姿勢で内部容器2が殻部111に挿入される。このように胴部22が開封予定部21および頭部23に先行して殻部111内を下降するため、胴部22を通過させる観点から殻部111には小断面部141が形成されていない。また、切断用くびれ部14および保持用くびれ部15は、内部容器2のスムーズな挿入を意図して、その断面寸法が内部容器2の胴部22よりも若干大である。切断予定線13は、切断用くびれ部14において開封予定部21と一致する箇所または隣接する箇所に設けられる。
このような実施形態によっても、より容易かつ確実に内部容器2を使用状態とすることができる。また、包装体A3が自立した状態において、頭部23が上方に位置し、胴部22が下方に位置する、いわゆる正立状態に内部容器2を維持することができる。
図16は、包装体A3の変形例を示している。本変形例においては、殻部111に嵌合部16が形成されている。嵌合部16は、2つの保持用くびれ部15よりも図中下端に位置しており、殻部111の図中下端付近に設けられている。嵌合部16は、収容空間19の断面寸法を部分的に縮小させる部位である。嵌合部16の断面寸法は、胴部22の断面寸法と同一かあるいは若干小とされている。これにより、嵌合部16は、内部容器2の胴部22と嵌合可能とされている。
包装体A3の製造において、殻部111の上方に設けられた挿入口113から、胴部22が先行する姿勢で内部容器2が殻部111に挿入される。この際、胴部22の下端は、2つの保持用くびれ部15を通過した後に、嵌合部16の上端に当接した位置で停止しうる。この後に、たとえば内部容器2を図中下方に押し下げることにより、内部容器2の胴部22を嵌合部16に嵌合させることができる。
このような変形例によっても、より容易かつ確実に内部容器2を使用状態とすることができる。また、内部容器2の胴部22が嵌合部16と嵌合していることにより、内部容器2がシート1によって確実に保持されている。これにより、包装体A3を開封した後においても、内部容器2は、切断されたシート1の嵌合部16によって保持された状態が保たれる。これは、内部容器2が誤ってシート1から抜け出てしまうことなどを防止するのに好ましい。
本発明に係る包装体は、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明に係る包装体の各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
A1〜A3 包装体
1 シート
1A シート材料
12 折り返し部
11 主板部
111 殻部
112 シール部
113 挿入口
13 切断予定線
14 切断用くびれ部
141 小断面部
15 保持用くびれ部
16 嵌合部
17 底部
18 切り欠き部
19 収容空間
2 内部容器
21 開封予定部
22 胴部
23 頭部
29 内容物
74 金型

Claims (7)

  1. 収容空間を規定するシートと、
    前記収容空間に収容された内部容器と、
    を備える包装体であって、
    前記シートは、少なくとも一方に前記収容空間を構成し且つ軸方向に長く延びる殻部と、端部領域同士が接合されたシール部と、前記殻部を前記軸方向と交差する方向に横断する切断予定線と、を具備する一対の主板部を有しており、
    前記内部容器は、開封予定部を有しており、
    前記切断予定線と前記開封予定部との前記軸方向距離は、前記殻部の前記軸方向寸法の20%以下であることを特徴とする、包装体。
  2. 前記一対の主板部のいずれもが、前記殻部を有する、請求項1に記載の包装体。
  3. 前記殻部は、前記軸方向において前記内部容器の前記開封予定部と重なり、且つ前記収容空間の断面寸法を相対的に縮小する切断用くびれ部を有しており、
    前記切断予定線が前記切断用くびれ部に配置されている、請求項1または2に記載の包装体。
  4. 前記内部容器は、開封時に内容物を収容するための胴部を有しており、
    前記開封予定部は、前記胴部よりも断面寸法が小とされており、
    前記殻部の前記切断用くびれ部は、前記収容空間の断面寸法を前記内部容器の前記胴部の断面寸法よりも縮小する小断面部を有しており、
    前記切断予定線に沿った切断および前記開封予定部における開封の後に、前記小断面部によって前記胴部の外方への移動が規制される、請求項3に記載の包装体。
  5. 前記一対の主板部の前記軸方向一端同士が繋がっており、且つ前記殻部は、該一端において前記シール部の前記軸方向一端と前記軸方向位置が一致する底部を有する、請求項1ないし4のいずれかに記載の包装体。
  6. 前記殻部は、前記軸方向において前記内部容器の前記開封予定部から退避した位置に、前記収容空間の断面寸法を相対的に縮小する保持用くびれ部を有している、請求項1ないし5のいずれかに記載の包装体。
  7. 前記接合部には、内方に凹む切り欠き部が設けられており、
    前記切断予定線が、前記切り欠き部に到達している、請求項1ないし6のいずれかに記載の包装体。
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