JP2016137785A - 変速機の制御システム - Google Patents

変速機の制御システム Download PDF

Info

Publication number
JP2016137785A
JP2016137785A JP2015013247A JP2015013247A JP2016137785A JP 2016137785 A JP2016137785 A JP 2016137785A JP 2015013247 A JP2015013247 A JP 2015013247A JP 2015013247 A JP2015013247 A JP 2015013247A JP 2016137785 A JP2016137785 A JP 2016137785A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
driver
fingerprint
information
touch panel
shift
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015013247A
Other languages
English (en)
Inventor
隆広 池之内
Takahiro Ikenouchi
隆広 池之内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2015013247A priority Critical patent/JP2016137785A/ja
Publication of JP2016137785A publication Critical patent/JP2016137785A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Abstract

【課題】シフトスイッチを小形化することができる変速機の制御システムを提供する。
【解決手段】変速機のシフト切替操作を行なうためのシフトスイッチであって、運転者のタッチ操作及び運転者の指紋を検出するタッチパネル10と、タッチパネル10により検出された指紋の認証を行う指紋認証判定部14と、前記検出された指紋が認証されたときに、シフト切替タッチ操作を受け付けるタッチパネル操作判定部13と、前記シフト切替タッチ操作に基づいて変速機のレンジ位置を切り替えるシフト切替機構とを備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両の変速機のレンジ位置の切替を行なう変速機の制御システムに関する。
変速機のレンジ位置(シフトポジション)を切り替えるシフト切替装置として、シフトバイワイヤ式のシフト切替装置が知られている。この装置では、運転者が操作するシフトスイッチから出力された電気信号に基づいてアクチュエータを駆動して変速機のレンジ位置を切り替えるように構成されている。
特開2004−169877号公報
上記構成の場合、シフトスイッチには、運転者が手で操作するシフトレバーを配設する必要があるので、シフトスイッチ全体の構成が大きくなってしまい、シフトスイッチの配設の自由度が低下するという不具合があった。
そこで、本発明の目的は、シフトスイッチを小形化することができる等の効果を奏する変速機の制御システムを提供することにある。
請求項1の発明の変速機の制御システムは、変速機のシフト切替操作を行なうためのシフトスイッチであって、運転者のタッチ操作及び運転者の指紋を検出するタッチパネルと、前記タッチパネルにより検出された指紋の認証を行う指紋認証部と、前記検出された指紋が認証されたときに、シフト切替タッチ操作を受け付けるタッチパネル操作判定部と、前記シフト切替タッチ操作に基づいて前記変速機のレンジ位置を切り替えるシフト切替機構とを備えてなるものである。
本発明の第1実施形態を示すもので、変速機の制御システムの全体概略構成を示すブロック図 タッチパネル部の構成を示すブロック図 タッチパネルのシフト切替操作画面の一例を示す図 タッチパネルのシフト切替操作画面の他の例を示す図 タッチパネルのシフト切替操作画面の他の例を示す図 指紋登録判定処理の制御内容を示すフローチャート タッチ操作処理の制御内容を示すフローチャート SBW−ECUの制御の内容を示すフローチャート 特定のタッチ操作パターンの例を示す図
以下、本発明をシフトバイワイヤ式の変速機の制御システムに適用した第1実施形態について、図1ないし図9を参照して説明する。まず、図1は、本実施形態の変速機の制御システム1の全体構成を概略的に示すブロック図である。この図1に示すように、変速機の制御システム1は、タッチパネル部2と、運転者識別部3と、SBW−ECU4と、シフト切替機構5と、メータ・ブザーECU6と、エンジンECU7と、車速ECU8と、ブレーキECU9とを備えて構成される。
タッチパネル部2は、図2に示すように、タッチパネル10と、タッチパネルECU11とを備えている。タッチパネル10は、運転者(ユーザー)が指でタッチしたときに、タッチした指の位置を検出できる機能と、タッチした指の指紋を検出できる機能とを有する。タッチパネル10の裏面には、液晶ディスプレイ(図示しない)が配設されており、この液晶ディスプレイは、タッチパネルECU11の表示制御部12により制御されることにより、図3、図4、図5等に示すような複数種類のシフト切替操作画面を表示することができる。尚、本実施形態では、図3、図4、図5に示す各シフト切替操作画面で、例えばmenuキーを操作すると、液晶ディスプレイに上記複数種類のシフト切替操作画面を選択する選択画面(図示しないメニュー画面)が表示され、シフト切替操作画面を選択することができる構成となっている。そして、それ以降、選択したシフト切替操作画面が表示されて使用される。
タッチパネルECU11は、上記表示制御部12の他に、タッチパネル操作判定部13と、指紋認証判定部(指紋認証部)14とを備えている。タッチパネル操作判定部13は、タッチパネル10からタッチ検出信号(運転者の指によるタッチ操作の情報、及び、運転者の指の指紋の情報)を入力し、入力したタッチ検出信号に基づいて運転者のタッチ操作を判定すると共に、運転者の指紋を読み取る。そして、タッチパネル操作判定部13は、指紋認証判定部14から出力された判定用指紋の情報と、運転者の指紋の読取結果の情報とを照合し、両者が一致したときに(即ち、指紋が認証されたときに)、運転者のタッチ操作の判定結果の情報、即ち、目標シフト位置の情報(例えば「Pレンジ」、「Rレンジ」、「Nレンジ」、「Dレンジ」へ切り替える情報)をSBW−ECU4へ送信する。また、タッチパネル操作判定部13は、運転者のタッチ操作を判定できなかったときや、運転者の指紋を読み取ることができなかったとき、指紋が認証されなかったときなどには、その旨の情報をメータ・ブザーECU6へ送信する。
指紋認証判定部14は、運転者識別部3からの運転者を識別した識別情報に基づいて登録されている指紋の中から上記識別した運転者に対応する指紋を検索し、検索した指紋の情報を、判定用指紋の情報としてタッチパネル操作判定部13へ送信する。指紋認証判定部14は、検索部としての機能を有する。尚、指紋認証判定部14は、検索結果がなかったときには、指紋が未登録であるとして、その旨の情報をタッチパネル操作判定部13及びメータ・ブザーECU6へ送信する。尚、指紋認証判定部14の内部には、メモリ等で構成された登録部が設けられており、この登録部に、車両の運転を許可された一人以上の運転者の指紋の情報が各運転者の識別情報と対応付けられて形態で登録されている。
また、運転者識別部3は、車載カメラにより撮影した運転者の顔を画像認識することにより運転者を識別したり、運転席のシートの着座センサによりシートにかかる圧力分布を検出し、検出した圧力分布を分析したりすることにより、運転者を識別する。また、運転者を識別可能なように車の鍵を運転者毎に設けることにより、運転者識別部3は、車のドアの鍵やイグニッションスイッチが解錠された際に、運転者を識別するように構成しても良い。また、運転席付近に運転者を識別可能な複数のスイッチを設置し、運転者毎にスイッチを割り当て、運転者が操作したスイッチによって、運転者を識別するように構成しても良い。また、既存のシートメモリー機能と組み合わせて、シートメモリーから取得した情報に基づいて運転者を識別するように構成しても良い。
SBW−ECU4は、シフト切替機構5から変速機の現在のレンジ位置の情報(例えば「Pレンジ」、「Rレンジ」、「Nレンジ」、「Dレンジ」の情報)を入力すると共に、タッチパネル部2から目標レンジ位置の情報を入力する。また、SBW−ECU4は、車速ECU8から車速信号の情報を入力すると共に、ブレーキECU9からブレーキの動作情報を入力する。そして、SBW−ECU4は、現在のレンジ位置から目標レンジ位置へ切り替えても良いときには、現在のレンジ位置から目標レンジ位置へ切り替えるシフト切替指示信号を生成し、このシフト切替指示信号をシフト切替機構5へ送信する。尚、SBW−ECU4は、現在のレンジ位置から目標レンジ位置へ切り替えを実行できないときには、その旨を示す情報をメータ・ブザーECU6へ送信する。また、SBW−ECU4は、変速機の現在のレンジ位置の情報をメータ・ブザーECU6へ送信する。また、SBW−ECU4は、車両のバッテリの電圧が低下したと判定したときには、電圧低下のために停車する旨の情報をメータ・ブザーECU6へ送信すると共に、エンジンECU7へ電圧低下の情報を送信する。
シフト切替機構5は、SBW−ECU4からシフト切替指示信号を入力して、変速機のレンジ位置をシフト切替指示信号の指示するレンジ位置へ切り替える。そして、シフト切替機構5は、変速機の現在のレンジ位置の情報をSBW−ECU4へ送信する。
メータ・ブザーECU6は、タッチパネル操作判定部13から、運転者のタッチ操作を判定できなかったことや運転者の指紋を読み取ることができなかったことや運転者の指紋が認証されなかったことなどを示す旨の情報を入力したときには、ブザーを鳴動させて上記旨に対応する鳴動音を出力する。また、メータ・ブザーECU6は、指紋認証判定部14から、運転者の指紋が未登録であることを示す旨の情報を入力したときには、ブザーを鳴動させて上記旨に対応する鳴動音を出力する。更に、メータ・ブザーECU6は、SBW−ECU4から変速機の現在のレンジ位置の情報を入力して、車両のメータに変速機の現在のレンジ位置の情報を表示する。また、メータ・ブザーECU6は、SBW−ECU4から現在のレンジ位置から目標レンジ位置へ切り替えを実行できない旨を示す情報を入力したときには、ブザーを鳴動させて上記旨に対応する鳴動音を出力する。更に、メータ・ブザーECU6は、SBW−ECU4から電圧低下のために停車する旨の情報を入力したときには、上記旨の情報をメータに表示すると共に、ブザーを鳴動させて上記旨に対応する鳴動音を出力する。
エンジンECU7は、SBW−ECU4から電圧低下の情報を入力すると、エンジンのトルクカットを行い、車両の速度を低下させて最終的には車両を停止させる。この場合、車両が停止した時点で、SBW−ECU4は、変速機のレンジ位置をPレンジに切り替える指示の情報をシフト切替機構5へ送信し、シフト切替機構5は変速機のレンジ位置をPレンジに切り替える。
次に、上記した構成の動作を図6ないし図8を参照して説明する。まず、図6のフローチャートは、タッチパネルECU11の指紋認証判定部14の指紋登録判定処理の制御内容を示す。この図6のステップS10では、運転者情報(識別情報)を取得済みであるか否かを判断する。ここで、運転者情報を取得済みでないときには(ステップS10にて「NO」)、ステップS20へ進み、運転者識別部3から運転者の識別情報を受信(取得)する。尚、ステップS10において、運転者情報を取得済みであるときには(「YES」)、ステップS30へ進む。
そして、ステップS30においては、運転者の識別情報に基づいて、タッチパネルECU11の指紋認証判定部14内の登録部(図示しない)内において、識別された運転者の指紋の情報を検索(サーチ)する。続いて、ステップS40へ進み、上記検索結果の有無に基づいて、識別された運転者の指紋の情報が登録部に登録されているか否かを判断する。ここで、識別された運転者の指紋の情報が登録されているときには(ステップS40にて「YES」)、ステップS50へ進み、登録されている運転者の指紋の情報をタッチパネル操作判定部13へ送信(通知)する。これにより、指紋登録判定処理を終了する。
一方、上記ステップS40において、識別された運転者の指紋が登録されていないときには(ステップS40にて「NO」)、ステップS60へ進み、タッチパネル操作判定部13から運転者の指紋の読み取り情報を受信しているか否かを判断する。ここで、運転者の指紋の読み取り情報を受信しているときには(ステップS60にて「YES」)、ステップS70へ進み、受信した運転者の指紋の読み取り情報を、指紋認証判定部14内の登録部に上記識別された運転者の指紋の情報として登録する。そして、登録した運転者の指紋情報を、その後の指紋の認証(照合)に用いる。これにより、指紋登録判定処理を終了する。尚、上記運転者の指紋の情報を登録する場合、運転者の5本の指すべての指紋の情報を登録するように構成することが好ましい。そのため、タッチパネル10により、運転者の5本の指すべての指紋が読み取られていないときには、メータ・ブザーECU6等により運転者に対して5本の指すべてでタッチパネル10にタッチするように促すように構成することが好ましい。
また、上記ステップS60において、運転者の指紋の読み取り情報を受信していないときには(ステップS60にて「NO」)、ステップS80進み、タッチパネル操作判定部13へ運転者の指紋の読み取りを行うように促す(指示する)情報を送信(通知)する。続いて、ステップS90へ進み、メータ・ブザーECU6へ運転者に対してタッチパネル10に指でタッチするように案内するための情報を送信(通知)する。これにより、指紋登録判定処理を終了する。尚、メータ・ブザーECU6は、上記情報を受信すると、運転者に対してタッチパネル10に指(5本の指すべて)でタッチするように案内する情報をメータに表示すると共に、運転者に対してタッチパネル10に指(5本の指すべて)でタッチするように促す鳴動パターンでブザーを鳴動させる。
次に、図7のフローチャートは、タッチパネルECU11のタッチパネル操作判定部13のタッチ操作処理の制御内容を示す。まず、図7のステップS110では、指紋認証判定部14から運転者の指紋の読み取りを行うように促がす旨の情報を受信したか否かを判断する。ここで、運転者の指紋の読み取りを行うように促がす旨の情報を受信したときには(ステップS110にて「YES」)、ステップS120へ進み、運転者の指紋の読み取り、即ち、タッチパネル10から送信されるタッチ検出信号(運転者のタッチ操作情報及び運転者の指紋情報)を受け付ける。
続いて、ステップS130へ進み、運転者の指紋の読み取りの受け付けが完了したか否かを判断する。ここで、運転者の指紋の読み取りの受け付けが完了していないときには(ステップS130にて「NO」)、ステップS120へ戻る。上記ステップS130において、運転者の指紋の読み取りの受け付けが完了したときには(「YES」)、ステップS140へ進み、読み取った(受信した)運転者の指紋の情報を指紋認証判定部14へ送信する。これにより、タッチ操作処理を終了する。
また、上記ステップS110において、運転者の指紋の読み取りを行うように促がす旨の情報を受信していないときには(「NO」)、ステップS150へ進む。このステップS150では、タッチパネル10において運転者(操作者)のタッチ操作(Pレンジ、Rレンジ、Nレンジ、Dレンジ)が検出されると、そのタッチ検出信号(運転者のタッチ操作の情報及び運転者の指紋の情報)がタッチパネル10から送信され、この送信されたタッチ検出信号を受信する(タッチ操作の検知と指紋の読み取り)。
続いて、ステップS160へ進み、上記受信したタッチ検出信号に基づいて、運転者の指紋の情報が登録されている運転者の指紋の情報(指紋認証判定部14から送信された情報)と一致し(認証でき)、且つ、運転者のタッチ操作を正しく認識することができたか否かを判断する。ここで、運転者の指紋の情報が登録されている運転者の指紋の情報と一致し、且つ、運転者のタッチ操作を正しく認識することができたときには(ステップS160にて「YES」)、ステップS170へ進む。ステップS170では、SBW−ECU4へ運転者のタッチ操作の情報、即ち、目標シフト情報を送信(通知)する。これにより、タッチ操作処理を終了する。
また、上記ステップS160において、運転者の指紋の情報が登録されている運転者の指紋の情報と一致しない(認証できない)、または、運転者のタッチ操作を正しく認識することができかったときには(ステップS160にて「NO」)、ステップS180へ進む。このステップS180では、運転者の指紋の情報が登録されている運転者の指紋の情報と一致しないことを示す情報、または、運転者のタッチ操作を正しく認識することができかったことを示す情報をメータ・ブザーECU6へ送信(通知)する。これにより、タッチ操作処理を終了する。尚、メータ・ブザーECU6は、運転者の指紋の情報が登録されている運転者の指紋の情報と一致しないことを示す情報、または、運転者のタッチ操作を正しく認識することができかったことを示す情報を受信すると、運転者の指紋の情報が登録されている運転者の指紋の情報と一致しない旨の情報、または、運転者のタッチ操作を正しく認識することができかった旨の情報をメータに表示する。更に、メータ・ブザーECU6は、上記表示と共に、運転者の指紋の情報が登録されている運転者の指紋の情報と一致しない旨の情報、または、運転者のタッチ操作を正しく認識することができかった旨の情報に対応する鳴動パターンでブザーを鳴動させる。
次に、図8のフローチャートは、SBW−ECU4の制御の内容を示す。まず、図8のステップS210では、車速ECU8から車速情報を受信する。続いて、ステップS220へ進み、ブレーキECU9からブレーキ情報を受信する。そして、ステップS230へ進み、タッチパネル部2から変速機の目標シフト情報を受信し、更に、ステップS240へ進み、シフト切替機構5から変速機の現在シフト情報(現在のレンジ位置の情報)を受信する。
この後、ステップS250へ進み、目標シフト情報が現在シフト情報と異なるか否かを判断する。ここで、目標シフト情報が現在シフト情報と異なるときには(ステップS250にて「YES」)、ステップS270へ進み、車速情報とブレーキ情報と現在シフト情報とに基づいて、変速機を目標シフト情報の示すレンジ位置へ切り替えても問題がないか否かを判断する。ここで、切り替えても問題がないときには(ステップS270にて「YES」)、ステップS280へ進む。ステップS280では、シフト切替機構5へ目標シフト情報を送信することにより、シフト切替機構5により変速機を目標シフト情報の示すレンジ位置へ切り替える制御が実施される。
一方、上記ステップS270において、変速機を目標シフト情報の示すレンジ位置へ切り替えると問題が生ずるときには(「NO」)、ステップS290へ進み、変速機を目標シフト情報の示すレンジ位置へ切り替えると問題が生ずる旨の情報をメータ・ブザーECU6へ送信(通知)する。これにより、メータ・ブザーECU6は、ブザーを鳴動させることにより、運転者に対してシフト切替のタッチ操作が受け付けられなかったことが報知される。尚、上記ステップS270において、変速機を目標シフト情報の示すレンジ位置へ切り替えると問題が生ずる場合としては、例えば、車速が高いときにPレンジにシフト切替する場合、ブレーキを操作していないとき(踏んでいないとき)にDレンジやRレンジにシフト切替する場合、車速が高いときにDレンジからRレンジにシフト切替する場合などがある。
さて、上記ステップS280の実行後、上記ステップS290の実行後、または、ステップS250で「NO」へ進んだときには、ステップS260へ進み、変速機の現在のレンジ位置の情報(現在シフト情報)をメータ・ブザーECU6へ送信する。これにより、メータ・ブザーECU6は、メータに変速機の現在のレンジ位置の情報を表示して、運転者に報知する。これにより、図8の制御が終了する。上記ステップS260の変速機の現在のレンジ位置の情報を表示及び上記ステップS290のブザーの鳴動によって、変速機のシフト切替が完了したものと思い込んで運転者が車両を発進させたり、運転者が車両から降車したりすることを防止することができる。
また、図3に示すシフト切替操作画面では、運転者は、指で、NからDへ、DからNへ、・・・のようにタッチ操作する。そして、Pレンジに切り替えるときには、Pボタンをタッチ操作する。
また、図4にシフト切替操作画面では、運転者は、Dレンジ、Nレンジ、Rレンジ、または、Pレンジに切り替えるときには、指でDボタン、Nボタン、Rボタン、または、Pボタンをタッチ操作する。
更に、図5にシフト切替操作画面では、運転者は、例えばPレンジに切り替えるときには、図9(a)に示すように、指で時計回り方向に円を描くように(即ち、特定のタッチ操作パターンで)タッチ操作する。また、例えばDレンジに切り替えるときには、図9(b)に示すように、指で反時計回り方向に円を描くように(即ち、特定のタッチ操作パターンで)タッチ操作する。また、例えばRレンジに切り替えるときには、図9(c)に示すように、指で上から下へ×印を描くように(即ち、特定のタッチ操作パターンで)タッチ操作する。また、例えばNレンジに切り替えるときには、図9(d)に示すように、指で下から上へ×印を描くように(即ち、特定のタッチ操作パターンで)タッチ操作する。尚、図9(a)から図9(d)に示すタッチ操作パターンは、一例であり、他の形態のタッチ操作パターンを用いるように構成しても良い。尚、運転者が好みのタッチ操作パターンをレンジ切替に対応させて登録(設定)できるように構成しても良い。
このような構成の本実施形態によれば、変速機のシフト切替操作を行なうためのシフトスイッチをタッチパネル10で構成したので、シフトスイッチを小形化することができ、シフトスイッチの配設の自由度等を大幅に高めることができる。そして、本実施形態では、タッチパネル10により検出された指紋の認証を行い、検出された指紋が認証されたときに、シフト切替タッチ操作を受け付けるように構成したので、不正な使用者による変速機のシフト切替操作を防止することができ、セキュリティを向上できることに加え、同乗者などの運転者以外の第3者の操作により、運転者の意図に反する変速機のシフト切替操作を防止することができ、安全性を向上できる。
また、本実施形態では、事前に運転者毎に指紋情報を登録部に登録し、運転者を識別する運転者識別部3を備え、識別した運転者の情報に基づいて運転者の指紋情報を検索し、検索した運転者の指紋情報を認証に用いるように構成したので、運転者が変わったときでも、運転者の指紋情報の再登録作業を不要とすることができる。更に、本実施形態では、識別された運転者に対応する指紋の情報が登録部に登録されていない場合には、タッチパネル10により検出された指紋の情報を識別された運転者に対応する指紋の情報として登録部に登録するように構成したので、未登録の運転者の指紋情報の登録を簡単に行うことができる。そして、登録した運転者の指紋情報をその後の認証に用いることができる。
また、上記実施形態では、タッチパネル10に対する運転者によるタッチ操作パターンが予め決められた特定のタッチ操作パターン(図9参照)であるときに、シフト切替タッチ操作として認識するように構成したので、運転者による操作ボタンの押し間違いなどの誤タッチ操作を低減することができる。
また、上記実施形態では、タッチパネル10の裏面に表示装置を設け、表示装置によって複数種類のシフト切替操作画面を選択的に表示するように構成したので、運転者は、複数種類のシフト切替操作画面の中から所望の一つの操作画面を選択することができ、従って、運転者の使い勝手を向上させることができる。
また、上記実施形態においては、車両のバッテリの電源電圧が低電圧になったことをSBW−ECU4が判定したときに、低電圧になったことをメータ・ブザーECU6へ通知することにより、メータに低電圧のため停車する旨の情報を表示するように構成した。そして、SBW−ECU4は、エンジンECU7へ低電圧であると判別した旨の情報を通知し、エンジンECU7によりトルクカットを行い、車両をスピードダウンさせて最終的には停車させるように構成した。更に、SBW−ECU4により、低電圧を判別したときであって車両が停止したときに、目標シフト情報が無くてもPレンジへシフト切替を行うように構成した。この構成によれば、走行中にバッテリの電源がなくなり、タッチパネル10をタッチ操作できなくなったときに、Pレンジにシフト切替できないままの状態で、運転者が降車してしまうことを防止できる。
尚、上記実施形態では、本発明をエンジン車に適用したが、これに代えて、電気自動車に適用しても良い。電気自動車に適用する構成では、エンジンECU7の代わりにモータECUを用いるように構成することが好ましい。
また、上記実施形態では、登録部に運転者の指紋が登録されていないときには、タッチパネル10で読み取った指紋の情報を登録部に自動的に登録するように構成したが、これに限られるものではなく、読み取った指紋の情報を登録部に登録する際に、登録許可用の暗証番号等の入力を求めるように構成しても良い。この場合、正規の暗証番号等が入力されたときだけ、指紋情報の登録を許可するように構成することが好ましい。
図面中、1は変速機の制御システム、2はタッチパネル部、3は運転者識別部、4はSBW−ECU、5はシフト切替機構、6はメータ・ブザーECU、10はタッチパネル、11はタッチパネル制御ECU、12は表示制御部、13はタッチパネル操作判定部、14は指紋認証判定部(指紋認証部、登録部、検索部)である。

Claims (5)

  1. 変速機のシフト切替操作を行なうためのシフトスイッチであって、運転者のタッチ操作及び運転者の指紋を検出するタッチパネル(10)と、
    前記タッチパネル(10)により検出された指紋の認証を行う指紋認証部(14)と、
    前記検出された指紋が認証されたときに、シフト切替タッチ操作を受け付けるタッチパネル操作判定部(13)と、
    前記シフト切替タッチ操作に基づいて変速機のレンジ位置を切り替えるシフト切替機構(5)と
    を備えてなる変速機の制御システム。
  2. 1つ以上の指紋の情報を登録する登録部(14)と、
    乗車した運転者を識別する運転者識別部(3)と、
    前記登録部から識別された運転者に対応する指紋の情報を検索する検索部(14)とを備え、
    前記指紋認証部(14)は、前記検索部(14)により検索された指紋の情報を認証に用いることを特徴とする請求項1記載の変速機の制御システム。
  3. 前記タッチパネル(10)は、運転者によるタッチ操作パターンが予め決められた特定のタッチ操作パターンであるときに、シフト切替タッチ操作として認識することを特徴とする請求項1または2記載の変速機の制御システム。
  4. 前記タッチパネル(10)の裏面に設けられた表示装置を備え、
    前記表示装置は、複数種類のシフト切替操作画面を選択的に表示することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載の変速機の制御システム。
  5. 前記指紋認証部(14)は、前記識別された運転者に対応する指紋の情報が前記登録部(14)に登録されていない場合には、前記タッチパネル(10)により検出された指紋の情報を前記識別された運転者に対応する指紋の情報として前記登録部(14)に登録することを特徴とする請求項2記載の変速機の制御システム。
JP2015013247A 2015-01-27 2015-01-27 変速機の制御システム Pending JP2016137785A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015013247A JP2016137785A (ja) 2015-01-27 2015-01-27 変速機の制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015013247A JP2016137785A (ja) 2015-01-27 2015-01-27 変速機の制御システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016137785A true JP2016137785A (ja) 2016-08-04

Family

ID=56559686

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015013247A Pending JP2016137785A (ja) 2015-01-27 2015-01-27 変速機の制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016137785A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018201782A1 (zh) * 2017-05-05 2018-11-08 京东方科技集团股份有限公司 一种驾驶控制装置、交通工具以及驾驶控制方法
CN115217946A (zh) * 2022-04-21 2022-10-21 广州汽车集团股份有限公司 换挡机构和车辆

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002236667A (ja) * 2001-02-09 2002-08-23 Sony Corp 認証方法、認証システム、認証装置および認証用モジュール
JP2003267080A (ja) * 2002-03-19 2003-09-25 Nissan Motor Co Ltd 自動変速機
JP2007112283A (ja) * 2005-10-20 2007-05-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd ナビゲーション装置
JP2008213634A (ja) * 2007-03-02 2008-09-18 Denso Corp 運転環境設定システム、車載装置、携帯装置、管理装置、車載装置用プログラム、携帯装置用プログラム及び管理装置用プログラム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002236667A (ja) * 2001-02-09 2002-08-23 Sony Corp 認証方法、認証システム、認証装置および認証用モジュール
JP2003267080A (ja) * 2002-03-19 2003-09-25 Nissan Motor Co Ltd 自動変速機
JP2007112283A (ja) * 2005-10-20 2007-05-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd ナビゲーション装置
JP2008213634A (ja) * 2007-03-02 2008-09-18 Denso Corp 運転環境設定システム、車載装置、携帯装置、管理装置、車載装置用プログラム、携帯装置用プログラム及び管理装置用プログラム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018201782A1 (zh) * 2017-05-05 2018-11-08 京东方科技集团股份有限公司 一种驾驶控制装置、交通工具以及驾驶控制方法
US11173947B2 (en) 2017-05-05 2021-11-16 Boe Technology Group Co., Ltd. Driving control device, vehicle and driving control method
CN115217946A (zh) * 2022-04-21 2022-10-21 广州汽车集团股份有限公司 换挡机构和车辆
CN115217946B (zh) * 2022-04-21 2023-12-22 广州汽车集团股份有限公司 换挡机构和车辆

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9104243B2 (en) Vehicle operation device
CN108430819B (zh) 车载装置
CN107107841B (zh) 信息处理装置
CN101432166B (zh) 操作设备
CN107539244A (zh) 机动车辆控制装置
US10486531B2 (en) Vehicle display system
JP2016538780A (ja) 車両の機能を遠隔制御する方法及び装置
US9757985B2 (en) System and method for providing a gear selection indication for a vehicle
JP2009301094A (ja) 入力装置及び入力装置の制御方法
JP2007118626A (ja) 車載用電子機器制御システム
CN110968184A (zh) 设备控制装置
JP4784392B2 (ja) 車両用表示システム
JP2008249648A (ja) 車載機器の誤操作防止装置および誤操作防止方法
US20200050348A1 (en) Touch-type input device and operation detection method
JP2016137785A (ja) 変速機の制御システム
JP2018028733A (ja) 入力装置、入力装置の制御方法、表示装置および入力プログラム
US20140136051A1 (en) Input device for a motor vehicle
KR20170000908A (ko) 지문인식 연동 운행 환경 제어 시스템
JP6587467B2 (ja) 操作者判定装置
JP6494110B2 (ja) 車両設定装置
JP2017052408A (ja) 判定装置
US20160154546A1 (en) Control panel for providing shortcut function and method of controlling using the same
JP6494109B2 (ja) 判定装置
KR20160141284A (ko) 지문인식 연동 변속 레버 시스템
WO2019181406A1 (ja) 車両用入力装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170530

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180227

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180423

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20181002