JP2016137704A - デザインを印刷したマスクシートの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】デザインを印刷したマスクシートの製造方法を提供する。【解決手段】本発明は、デザインを印刷したマスクシートの製造方法、及びこれにより製造されたマスクシートに関するものである。本発明者らは、初めてフレキソ印刷方法をマスクシート製造に適用して、特定の形状が印刷されたマスクシートを開発した。本発明の製造方法は、多様なインク配合による色相でマスクを印刷することができて、従来の色相または形状のないマスクシートとは異なって、美感が存在し、環境に優しい水系またはアルコール系溶剤を使うので、美容製品の加工に多方面に適用することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、デザインを印刷したマスクシートの製造方法、及びこれにより製造されたマスクシートに関する。
一般的なマスクシートは、不織布または綿織物を付着部位に合わせて裁断して包装した後、前記包装物内に化粧料組成物を添加し、それを密封することで製造される。マスクシートは、身体に直接に付着する製品なので、マスクシート自体を製造する際に、別途の添加物質は使わないことが普遍的である。
一方、フレキソ印刷方法(Flexo printing;FlexographicPrinting)は、柔軟であり、弾性を有するゴムまたは樹脂板を刷版として使い、印刷インクとして水系あるいはアルコールを主材料とする有機溶剤系の蒸発乾燥型インクを使う印刷方式である。フレキソ(Flexo)印刷方法の特徴は、版の複製が容易であり、部分交換が可能であり、後加工後処理(穴抜き、成形ワックス合わせ、鉄心打込みなど)工程を直ちに連結して行えるという点である。また、フレキソ印刷方法は、水系(水またはアルコール系など)溶剤を使うので、環境に優しいという長所がある。
本発明者らは、前記フレキソ印刷方法をマスクシート製造に適用して、特定の形状が印刷されたマスクシートを開発した。即ち、本発明のマスクシートは、フレキソ印刷方式及び人体低刺激性インクを用いてマスクシートの原料である不織布原緞に形状を印刷したものであって、従来の色相または形状のないマスクシートとは異なって、印刷された形状によって、美感が存在するという特徴がある。
本明細書の全般に亘って多数の論文及び特許文献が参照され、その引用が表示されている。引用された論文及び特許文献の開示内容は、その全体として本明細書に参照して挿入されて、本発明が属する技術分野のレベル及び本発明の内容がより明確に説明される。
本発明者らは、特定の形状が印刷されたマスクシートを開発するために鋭意研究した。その結果、本発明者らは、初めてフレキソ印刷方法をマスクシート製造に適用して、特定の形状が印刷されたマスクシートを開発した。本技術を利用する場合、多様なインク配合による色相でマスクを印刷することができ、従来の色相または形状のないマスクシートとは異なり、美感が存在し、環境に優しい水系(水またはアルコール系など)溶剤を使うので、美容製品の加工に多方面に適用できるということを確認することによって、本発明を完成した。
したがって、本発明の目的は、デザインを印刷したマスクシートの製造方法を提供することである。
本発明の他の目的は、マスクシートを提供することである。
本発明の他の目的及び利点は、下記の発明の詳細な説明、特許請求の範囲及び図面によってより明確になる。
本発明の一様態によれば、本発明は、次の段階を含むマスクシートの製造方法を提供する:(a)フレキソ印刷方法を用いて不織布原緞に形状を印刷する段階と、(b)前記不織布原緞を印刷された形状に裁断する段階。
本発明者らは、特定の形状が印刷されたマスクシートを開発するために鋭意研究した。その結果、本発明者らは、初めてフレキソ印刷方法をマスクシート製造に適用して、特定の形状が印刷されたマスクシートを開発した。本技術を利用する場合、多様なインク配合による色相でマスクを印刷することができ、従来の色相または形状のないマスクシートとは異なり、美感が存在し、環境に優しい水系(水またはアルコール系など)溶剤を使うので、美容製品の加工に多方面に適用できるということを確認した。
印刷方式は、大きくオフセット(off−set)、グラビア(gravure)、フレキソ及びスクリーン印刷の4種に区分され、そのうち、オフセット、グラビア及びフレキソ印刷方法が、量産のための印刷方式として使われる。オフセット印刷は、出刊物、グラビアは、包装紙、フレキソは、紙ボックスの印刷に主に利用される。オフセット印刷の場合、色数が豊かであるが、湿し水を使っているので色調が不安定であり、印刷機が複雑であるという短所がある。グラビア印刷の場合には、トルエンを溶剤として使っているので、印刷物の乾燥に長時間がかかり、トルエンに長時間露出される場合、癌を誘発する可能性があり、人体に接触する物品の印刷には不適である。また、グラビア印刷は、用紙表面の平滑性の影響を受けやすく、フレキソ印刷と比較して、製版工程が長いという短所がある。フレキソ印刷方法は、輪転方式の陽刻印刷で他の印刷よりも早く乾燥できるという長所を有しており、アルコールタイプの溶剤を使うために、迅速に乾燥できて人体に有害な成分(アルコール、臭いなど)が迅速に蒸発できるという長所がある。これにより、本発明者らは、人体に影響を与えずに大量印刷が可能なフレキソ印刷方法を利用した。
一方、従来のマスクシートは、単純な裁断過程のみを経た無形状のシートで製作されていた。このような点に着眼して、本発明者らは、フレキソ印刷方法を用いてマスクシートに特定の形状を印刷することによって、新たな形態のマスクシートを製造することができる方法を開発した。
本発明の特徴及び利点を要約すれば、次の通りである。
(a)本発明は、デザインを印刷したマスクシートの製造方法、及びこれにより製造されたマスクシートに関するものである。
(b)本発明者らは、初めてフレキソ印刷方法をマスクシート製造に適用して、特定の形状が印刷されたマスクシートを開発した。
(c)本発明の製造方法は、多様なインク配合による色相でマスクを印刷することができて、従来の色相または形状のないマスクシートとは異なって、美感が存在し、環境に優しい水系またはアルコール系溶剤を使うので、美容製品の加工に多方面に適用することができる。
図1は、本発明のマスクシート作業工程を示した図面である。 図2は、フレキソプレートと印刷原理を模式的に示した図面である。 図3は、フレキソ印刷方法に使われる機器を模式的に示した図面である。 図4は、不織布原緞の包装紙の入手作業順序を模式的に示した図面である。 図5Aは、本発明の製造方法によるマスクシートの一例を示した図面である。 図5Bは、本発明の製造方法によるマスクシートの他の一例を示した図面である。 図5Cは、本発明の製造方法によるマスクシートの他の一例を示した図面である。 図5Dは、本発明の製造方法によるマスクシートの他の一例を示した図面である。
以下、本発明のマスクシートの製造方法について説明する。
段階(a):不織布原緞の形状印刷
まず、フレキソ印刷方法を用いて不織布原緞に形状を印刷する。
本明細書で、用語”形状”は、色彩または陰影で表現されて平面的なデザインとして表われる特定の形状を意味する。前記形状は、多様な色彩で表現され、公知の多様な形状として表われる。本発明の一具現例によれば、前記形状は、動物の形状または動物の顔形状である。
フレキソ印刷方法は、柔軟材のゴムまたは樹脂板を刷版として使い、印刷インクとして水系あるいはアルコールを主材料とする有機溶剤系の蒸発乾燥型インクを使う印刷方式である(図1及び図2参照)。図3は、フレキソ印刷方法に使われる機器を模式的に示した図面である。
本発明のフレキソ印刷方法は、次の段階として実施される:i)アンワインダー(Unwinder)に不織布原緞を付着させる段階と、ii)インクローラー(Fountain Roller)に印刷インクを入れる段階と、iii)金属からなるアニロックスローラー(Anilox Roller)にインクを伝達する段階と、iv)フレキソグラフィック板が固定された板シリンダー(Plate Cylinder)で不織布原緞に形状を印刷する段階と、v)印圧シリンダー(Impression Cylinder)として不織布原緞を板シリンダーに固定する段階。
本発明のフレキソ印刷方法は、人体低刺激性の水性またはアルコール性有機溶剤を主材料とした蒸発乾燥型インクを使うことができる。例えば、前記インクは、蒸発性有機溶媒(例えば、アルコール、アセテート、エーテル、エステルなど)を含み、さらに色素、蒸留水、レジンなどを含有する。インク組成物全体に対して、前記蒸発性有機溶媒は、75〜85重量%の含有量で含まれる。
本発明の一例によれば、前記インクは、エチルアルコール、エチルアセテート及びエーテルの有機溶媒、色素、レジンを含む。本発明の特定の具現例によれば、前記インクは、インク組成物全体に対して、エチルアルコール30〜35重量%、エチルアセテート10〜15重量%及びエーテル15〜20重量%、色素5〜10重量%、レジン(resin)10〜15重量%を含む。
本発明の不織布原緞は、木材パルプ及び熱可塑性樹脂の混用原緞を使うことができる。本発明に利用される熱可塑性樹脂は、当業者に公知の多様な熱可塑性樹脂を利用でき、望ましくは、ポリカーボネート系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエーテル系樹脂、ポリスルホン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリイミド系樹脂、フッ素系樹脂、ポリ(メタ)アクリル酸系樹脂、ポリアセタール系樹脂、ポリアミド系樹脂、芳香族ビニル系樹脂、アクリル−ブタジエン−スチレン共重合体樹脂、及びポリ塩化ビニル系樹脂で構成された群から少なくとも1種以上の熱可塑性樹脂が選択され、より望ましくは、親環境的な合成樹脂であるポリエチレンテレフタレート(PET)またはポリエチレンテレフタレートグリコール(PETG)を使うことができる。本発明の一例によれば、前記不織布原緞は、木材パルプ及びポリエチレンテレフタレートの混用原緞である。
木材パルプ及び熱可塑性樹脂の混用比率は、それぞれ30〜70重量%、40〜60重量%または45〜55重量%であり、本発明の一例によれば、前記混用比率は、それぞれ47〜53重量%である。
段階(b):不織布原緞の裁断
引き続き、前記印刷された不織布原緞を印刷されたサイズと形状とのマスクシートに裁断する。
より詳細には、前記印刷された不織布原緞を適当な長さにスレーティングした後、打孔作業のために、不織布原緞を60重に配列する(製版作業)。前記重なっておいた不織布原緞をピンで固定させた後(ピン作業)、不織布原緞を印刷されたサイズと形状とのマスクシートに成形する。
本発明の一例によれば、本発明の製造方法は、前記段階(a)以後または段階(b)以前に、前記不織布原緞を重なって配列する製版作業をさらに実施することができる。
本発明の他の様態によれば、本発明は、前記マスクシートの製造方法によって製造されたマスクシートを提供する。
マスクシートは、化粧用マスクシートを含んだ多様な用途のマスクシートに製作され、付着する部位の形態、屈曲などの特性によって、多様な形状に製作することができる。例えば、前記マスクシートは、顔、首、腹部、足部、背中、肩、手、足など多様な部位に付着可能な形態で製作され、これに限定されるものではない。
本発明のマスクシートは、前述した本発明のデザインを印刷したマスクシートの製造方法で製造されるものであるために、その2つの間に共通した内容は、繰り返し記載による明細書の過度な複雑性を避けるために、その記載を省略する。
以下、実施例を通じて本発明をさらに詳しく説明する。これら実施例は、単に本発明をより具体的に説明するためのものであって、本発明の要旨によって、本発明の範囲が、これら実施例によって制限されないということは、当業者にとって自明である。
実施例1:マスクシートの製造−不織布原緞の印刷工程
まず、目的に適した不織布原緞(マスクシート用不織布、株式会社ピエンティ製)を準備した後、フレキソ印刷方法を用いて前記裁断されたマスクシートに動物の形状を印刷した。印刷には、材質が柔軟な凸版としてゴムまたは樹脂を使い、印刷インクとしてアルコール性有機溶剤を主材料とした蒸発乾燥型インクを使った(PAK Ink、漢陽インク株式会社製)。表1は、インクの構成成分及び含有量を示す。
フレキソインクの一般性状は、次の通りである。
外観:有色液体
粘度:zahn cup#4- 10〜20sec
臭気:水性−アンモニア臭い、油性−有機溶剤系臭い
前記フレキソ印刷方法を利用したペインティングは、版の複製が容易であり、部分交換が可能であり、後加工後処理(穴抜き、成形ワックス合わせ、鉄心打込みなど)工程を直ちに連結して行え、水系(水、アルコール系)溶剤の使用で環境に優しいという長所がある。
図1は、本発明のマスクシートを製作するための作業工程図を示したものであって、製作過程は、次の通りである。
ア.製作しなければならないマスクシートの図案製作及び再版作業
イ.スリーブに樹脂板付着(印刷度数別)
ウ.各度数別インク配合及び色相調色
エ.アンワインダーに原緞付着
オ.各度数別ピント及び図案色相チェック
カ.フレキソ印刷
i)インクローラーにインクを入れて上げる。
ii)金属からなるアニロックスローラーにインクを伝達する。
iii)フレキソグラフィック板が固定された板シリンダーでインクを被印刷体に印刷する。
iv)印圧シリンダーとして被印刷体が板シリンダーに固定されるように押す。
キ.各ロール別包装及び出荷−印刷された原緞を乾燥させた後、ロール別包装
より詳細には、次の通りである。
1.柔らかいゴム板に陽刻のイメージを作って印刷版筒に巻く。
2.プラスチックやフォイルなどの材質に容易に乾燥され、薄い膜を形成するフレキソインクをアニロックスローラーに供給する。
3.ドクターチャンバ(Doctor Chamber)で削られ、ローラーカップに残っているインクを樹脂板に転写する。
4.樹脂板のイメージなどに付いたインクは、圧筒と版筒との間に通る原緞の間にキスタッチ程度の印圧を加える。インク供給が遮断されない以上、同量のインクを転写するために、色相差が出ない。
実施例2:マスクシートの製造−不織布原緞の包装紙の入手作業
前記実施例1の不織布原緞を適当な長さにスレーティングする。引き続き、打孔作業のために、不織布原緞を60重に重ねておく(製版作業)。前記重ねておいた不織布原緞をピンで固定させた後(ピン作業)、不織布原緞を印刷されたサイズと形状とのマスクシートに成形する。
実施例3:マスクシートの皮膚刺激試験(48hrs Single Patch Test)
実施例1及び実施例2を通じて製造されたマスクシートに対して皮膚刺激試験を行った。本発明の方法によって製造されたアニマルマスク(図5Aないし図5D)に対して人体皮膚に対する一次刺激の有無を確認した(試験機関:株式会社DERMAPRO)。
化粧品、医薬外品などを含んだ皮膚外用剤の安全性は、使用原料から個別的に管理されるが、各原料が剤形内で相互作用を起こして、異常反応が発生する可能性があるので、最終製品に対する安全性検査が必ず必要である。一般的に最も多く使われる試験方法が、人体貼布試験である。これは、基本的に皮膚外用剤が皮膚に接触された時、皮膚炎が発生するか否かを判断する試験であって、貼布テスト用パッチを被験者の腕などに貼布して皮膚反応を肉眼で観察する。試験は、正常な皮膚を有した被験者に対して行われ、試験の結果、表われる紅斑、浮腫、腫脹、丘疹などの反応に対して専門家が評価して、皮膚外用剤の安全性を判断する。
本試験は、18歳〜60歳の男性または女性として皮膚疾患がない健康な者30人を対象にして実施した。試験物質を0.5×0.5cmに切って、Finn Chambers(R)内に付着させた後、試験部位である背中部位に載せ、マイクロポアテープ(micropore tape)で固定させた。貼布は、48時間実施し、貼布を除去した後、スキンマーカー(skin marker)で試験部位を表示し、30分間及び24時間後に、各試験部位を観察し、皮膚反応は、Frosch & Kligman法とPersonal Care Product Council(PCPC)ガイドラインを反映した基準によって評価した。一方、48時間及び72時間の平均反応度(Response)は、下記の式を用いて計算し、各物質に対する平均反応度は、表2の基準によって、その結果を判定した。結果を表3に示す。
試験期間の間に、本試験製品4種で皮膚反応が観察されず(表3参照)、結果的に、本試験製品4種を人体皮膚一次刺激側面で低刺激範疇の物質と判断した。
実施例4:マスクシートの皮膚毒性試験
実施例1及び実施例2を通じて製造された図5Cのマスクシートに対して皮膚毒性試験を行った(試験機関:KOTITI試験研究院)。マスクシート内のホルムアルデヒド、有機スズ化合物(トリブチルスズ(TBT))及び重金属含有量を評価した。
その結果、ホルムアルデヒドは検出されず(基準:20mg/kg未満)、有機スズ化合物であるTBTが検出されず(基準:0.1mb/kg未満)、重金属である鉛、クロム、バリウム、カドミウム、ヒ素、アンチモン、水銀及びセレンが検出されていない(基準:鉛、クロム、バリウム、カドミウム、アンチモン、水銀及びセレン5mg/kg未満;ヒ素2mg/kg未満)。
以上、本発明の特定の部分を詳しく記述したところ、当業者にとって、このような具体的な技術は、単に望ましい具現例であり、これにより、本発明の範囲が制限されるものではないという点は明白である。したがって、本発明の実質的な範囲は、添付の請求項とその等価物とによって定義される。

Claims (7)

  1. (a)フレキソ印刷方法を用いて不織布原緞に形状を印刷する段階と、
    (b)前記不織布原緞を印刷された形状に裁断する段階と、
    を含むことを特徴とするデザインを印刷したマスクシートの製造方法。
  2. 前記段階(a)が、
    i)アンワインダーに不織布原緞を付着させる段階と、
    ii)インクローラーに印刷インクを入れる段階と、
    iii)金属からなるアニロックスローラーにインクを伝達する段階と、
    iv)フレキソグラフィック板が固定された板シリンダーで不織布原緞に形状を印刷する段階と、
    v)印圧シリンダーとして不織布原緞を板シリンダーに固定する段階と、
    を含む請求項1に記載の製造方法。
  3. 前記段階(b)以前に不織布原緞を重なって配列する製版作業をさらに実施する請求項1から2のいずれかに記載の製造方法。
  4. 前記フレキソ印刷方法が、水性またはアルコール性インクを使う請求項1から3のいずれかに記載の製造方法。
  5. 前記不織布原緞が、木材パルプ及び熱可塑性樹脂の混用原緞である請求項1から4のいずれかに記載の製造方法。
  6. (a)フレキソ印刷方法を用いて不織布原緞に形状を印刷する段階と、
    (b)前記不織布原緞を印刷された形状に裁断する段階と、
    を含む製造方法によって製造されたマスクシート。
  7. 前記マスクシートが、化粧用マスクシートである請求項6に記載のマスクシート。
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