JP2016137072A - 飲料生成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】飲料調製部を効率よく空冷し得る飲料生成装置を提供する。【解決手段】粉末乳調乳装置(1A)は、供給される液体(L)を加熱するヒーター(12)と、ヒーター(12)にて加熱された液体(L)を粉ミルク(PM)に加えて飲料を調製する調乳用ポッド(4)とを備える。調乳用ポッド(4)の蒸気を排出するように送風して調乳用ポッド(4)を冷却する冷却部(30)が設けられている。冷却部(30)は、調乳用ポッド(4)上部の開口部(4b)へ略水平方向又は下方から送風する。【選択図】図1

Description

本発明は、供給される液体を加熱する液体加熱部と、液体加熱部にて加熱された液体を飲料原料に加えて調製する飲料調製部とを備えた飲料生成装置に関するものである。詳しくは、飲料調製部の冷却の効率化に関する。
近年、WHO(世界保健機関:World Health Organization)とFAO(国連食糧農業機関:Food and Agriculture Organization of the United Nations)とによって、「乳児用乾燥粉末乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドライン」が共同作成された。
このガイドラインによれば、乳児用乾燥粉末乳つまり乳児用の粉ミルクと、エンテロバクター・サカザキ等への感染による乳児の重篤な疾患や死亡との関連が報告されている。
上記感染への防止対策として、乳児に与える乾燥粉末乳は、沸騰させた水を70℃以上の温度で用いて調乳しなければならないと報告されている。具体的な調乳方法として、ガイドラインには以下の方法が記載されている。
(1)乾燥粉末乳(粉ミルク)を調乳するところの表面を清掃し消毒する。
(2)石鹸と清浄な水とで手指を洗い、清潔な布又は使い捨てのナプキンを用いて水分を拭き取る。
(3)十分な量の安全な水を沸騰させる。
(4)火傷に気をつけて、70℃以上にまで冷却した適量の沸騰させた水を、清潔で滅菌済みのコップ又は哺乳ビンに注ぐ。
(5)表示された量の乾燥粉末乳を正確に量って加える。
(6)水道の流水の下に置くか、冷水又は氷水の入った容器に静置することにより、授乳に適した温度まで短時間で冷却する。
(7)哺乳用コップ又は哺乳ビンの外側を清潔な布又は使い捨ての布で拭き、乾燥粉末乳の種類、乳児の名前若しくは識別番号、調乳した日付と時刻、又は調乳した職員の名前等の必要な情報を表示する。
(8)非常に高温の湯が調乳に使用されるため、乳児の口に火傷を負わさないよう、授乳する前に授乳温度を確認することが不可欠である。
(9)調乳後2時間以内に消費されなかった乾燥粉末乳は、全て廃棄すること。
ここで、乳児に与えるミルクの温度は、母乳の温度や体温等を勘案し、人肌温度である40℃程度が適温とされている。このため、乾燥粉末乳を調乳し、乳児に与えるミルクとするためには、70℃以上の一度沸騰させた液体を用いて調乳した後、ミルクを40℃程度にまで冷却する必要がある。
乳児用のミルクを調乳するための従来の装置及び方法としては、例えば特許文献1及び特許文献2に開示されている調乳装置が知られている。
特許文献1に開示された調乳ポット加熱装置100は、調乳用の湯を作るための装置であり、図11の(a)(b)に示すように、ケース101と、ケース101内において調乳ポット120が載置される熱板102とを備えている。熱板102はケース101内に設けられた冷却ファン103により支持されている。熱板102上に調乳ポット120が載置され、調乳ポット120が熱板102により加熱されると、調乳ポット120内の水から沸騰水が生成される。また、冷却ファン103を回転させ、空気取入口104から流入する空気によって調乳ポット120を冷却する。
次に、特許文献2に開示されている調乳装置では、ある量の温水によって混合物の総量に必要な量の調合乳を混合した濃縮物を調製する。そして、その濃縮物に対して混合物の最終体積に達するように、低い温度の液体を加えることによって、適温のミルクを調製するように構成されている。
特開2005−110937公報(2005年4月28日公開) 特表2010−524550公報(2010年7月22日公表)
しかしながら、上記従来の飲料生成装置では、以下の問題点を有している。
まず、特許文献1に開示された調乳ポット加熱装置100では、調乳ポット120の下側に設けられたケース101内の熱板102を冷却ファン103により冷却するものである。このため、調乳ポット120における内部の湯の放熱経路は熱板102への伝熱のみであり、冷却に時間を要する。また、特許文献1に開示された調乳ポット加熱装置100では、沸騰させた湯を55℃まで冷却することを目的としており、70℃以上で調乳したミルクを飲み頃の40℃まで冷却することには不向きである。
次に、特許文献2に開示された調乳装置では、ミルクの作製から冷却までの一連の作業を自動で行うことはできるが、濃縮物を希釈する必要がある。このため、温水と冷却水とを混ぜ合わせるための撹拌・混合工程を必要とする。しかしながら、乾燥粉末乳の溶け残りを防ぐためには、多量の高温水を用いて濃縮物を作製する必要がある。そのため、調乳後のミルクを一定温度かつ一定量に調製するためには、常温以下の冷却水を用いる必要があり、調乳装置内には必ず冷却装置を備えておく必要がある。冷却装置により冷却水の水温を下げて一定に保持するためには、電源ONから調乳を開始することが可能となるまでに長時間必要となる。また、冷却装置を備える必要がある等、コスト的な観点においても課題がある。さらに、調乳方法としては、冷却水を追加混入する点等で「乳児用乾燥粉末乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドライン」による安全な調乳方法とは異なる。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、飲料調製部を効率よく空冷し得る飲料生成装置を提供することにある。
本発明の一態様における飲料生成装置は、上記の課題を解決するために、供給される液体を加熱する液体加熱部と、液体加熱部にて加熱された液体を飲料原料に加えて飲料を調製する飲料調製部とを備えた飲料生成装置において、上記飲料調製部の蒸気を排出するように送風して該飲料調製部を冷却する冷却部が設けられており、上記冷却部は、飲料調製部上部の開口部へ略水平方向又は下方から送風することを特徴としている。
本発明の一態様によれば、飲料調製部を効率よく空冷し得る飲料生成装置を提供するという効果を奏する。
本発明の実施の形態1における飲料生成装置としての粉末乳調乳装置の構成を示す断面図である。 上記粉末乳調乳装置の供給配管に接続されているフロート式逆止弁の構成を示す概略断面図である。 上記粉末乳調乳装置の冷却部の構成を示す断面図である。 (a)は上記粉末乳調乳装置における調乳用ポッドの撹拌子が停止している状態での該調乳用ポッド内部の液面状態を示す断面図であり、(b)は撹拌子が回転動作している状態での調乳用ポッド内部の液面状態を示す断面図である。 (a)は上記粉末乳調乳装置における各冷却条件を示す図であり、(b)は(a)の各冷却条件に基づいて粉末乳調乳装置の調乳用ポッドを5分間冷却したときの温度変化を示すグラフである。 本発明の実施の形態2における飲料生成装置としての粉末乳調乳装置の構成を示す断面図である。 本発明の実施の形態3における飲料生成装置としての液体抽出装置の構成を示す断面図である。 本発明の実施の形態4における飲料生成装置としての粉末乳調乳装置の構成を示す断面図である。 上記粉末乳調乳装置の送風ノズルの構成を示す平面図である。 上記粉末乳調乳装置の送風ノズルの構成を示すものであって、図9のA−A線断面にて破断した斜視図である。 (a)(b)は、従来の飲料生成装置の構成を示す断面図である。
〔実施の形態1〕
本発明の一実施形態について図1〜図5に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
本実施の形態では、飲料生成装置として、例えば、混合抽出用原料としての乳児用の粉ミルクと加熱した液体とを自動で混合して飲料としてのミルクを生成する調乳器について説明する。尚、本実施の形態では、飲料生成装置としての粉末乳調乳装置について説明するが、本発明の飲料生成装置においては、必ずしもこれに限らない。例えば、混合抽出用原料としてのとしての挽きコーヒー豆に加熱した液体を注いで飲料としてのコーヒーを自動で生成する飲料生成装置としてのコーヒーメーカーに適用することができる。その他、混合抽出用原料としての茶葉に加熱した液体を注いで飲料としての日本茶又は紅茶を自動で生成する飲料生成装置としての茶メーカーに適用することができる。
本実施の形態の飲料生成装置としての粉末乳調乳装置1Aの構成について、図1〜図3に基づいて説明する。図1は、本実施の形態の粉末乳調乳装置1Aの構成を示す断面図である。図2は、上記粉末乳調乳装置1Aの供給配管10に接続されているフロート式逆止弁11の構成を示す概略断面図である。図3は、上記粉末乳調乳装置1Aの冷却部30の構成を示す断面図である。
本実施の形態の粉末乳調乳装置1Aは、図1に示すように、筐体としての装置本体2と、液体Lを貯留する容器3とから構成されている。
上記容器3は、筐体としての装置本体2の上部に配置されていると共に、装置本体2に対して着脱可能となっている。容器3には、調乳に用いるための液体として水道水の他、赤ちゃん用の飲用水、純水又は天然水といった赤ちゃんが飲むのに適した水が注がれる。
装置本体2の略中央付近には調乳用ポッド4が設置できるようになっており、この調乳用ポッド4にて湯と飲料原料としての粉ミルクPMとの調製混合といった生成作業が行われる。
装置本体2における調乳用ポッド4の下方には、ユーザーが粉末乳調乳装置1Aを操作するための図示しないコントロールパネルが設けられている。
上記装置本体2の内部には、容器3に貯留された液体Lを供給するための供給配管10と、供給配管10の出口側に設けられ、かつ後述する液体加熱部としてのヒーター12にて加熱沸騰された液体Lを煮沸状態から70℃の間の温度に調製する温度調節部であるロート状容器としてのファンネル20と、温度調製された液体Lと粉ミルクPMとを混合してミルクを調乳する飲料調製部としての調乳用ポッド4と、調乳用ポッド4を冷却する冷却部30と、調乳用ポッド4内の撹拌子4aを回転させるためのモーター5と、調乳用ポッド4内のミルクの温度を測定するサーミスタTMとが設けられている。
上記供給配管10は、容器3に貯留された液体Lが通る流路となっている。供給配管10には、液体Lの容器3への逆流を防ぐフロート式逆止弁11と、供給された液体Lを加熱して煮沸殺菌するための加熱供給部としてのヒーター12と、加熱された液体Lをファンネル20に分散して噴き出させる散水ノズル13とが備えられている。このため、容器3に貯留された液体Lは、該容器3から供給配管10の内部においてフロート式逆止弁11を経由してヒーター12の入口へと流入され、ヒーター12の出口からは散水ノズル13へ流出される。
供給配管10の材質としては、例えばSUS等の金属配管やシリコンやテフロン(登録商標)系の樹脂配管等の配管を使用することができる。好ましくは、食品用途の供給に適した例えばシリコン系の部材を選定することが望ましい。本実施の形態では、供給配管10として、例えば内径φ10mmのシリコンチューブを使用している。チューブの材質や内径等のサイズは任意に設定することができる。また、各パーツとの接続は、チューブのサイズ等に適した任意の固定方法を選択することができる。
フロート式逆止弁11は、液体Lのヒーター12から容器3への逆流を防止する機能、及び液体Lの供給をフロート式逆止弁11の水位レベルで止める機能を有している。具体的な構成としては、図2に示すように、内径の小さい小径配管部11aの下に内径の大きい大径配管部11bを有していると共に、大径配管部11bには小径配管部11aの内径よりも大きい外形からなる浮子11cが設けられている。
上記フロート式逆止弁11では、容器3から液体Lが注入されると、その流れによって浮子11cが下がる。そして、液体Lがフロート式逆止弁11の水位まで満たされると、浮子11cが浮き、小径配管部11aを塞ぐので、供給配管10から容器3への逆流が防止されるものとなっている。
ヒーター12は、本実施の形態では、図1に示すように、例えばU字状の配管形状となっており、供給配管10の一部を周囲から覆うように形成されている。ヒーター12には、例えば、ニクロム線が内蔵されており、ミルク生成用の液体Lを加熱して煮沸させ、殺菌し、散水ノズル13へ供給する機能を有している。具体的には、以下のとおりである。
(1)容器3から液体Lがフロート式逆止弁11を通して供給配管10におけるU字状のヒーター12に覆われた部分へ流入する。
(2)供給配管10におけるU字状のヒーター12に覆われた部分へ流入された液体Lは、フロート式逆止弁11が取り付けられている高さまで液体Lで満たされる。
(3)ヒーター12による加熱が開始されると、液体Lは沸騰し、その蒸気圧でヒーター12から押し上げられる。
(4)ヒーター12の入口側にはフロート式逆止弁11があるため、逆側のヒーター12出口からのみ液体Lが押し出され、該液体Lは供給配管10を経由して散水ノズル13に供給される。
(5)ヒーター12に覆われた部分の供給配管10の液体Lが減少することによって、ヒーター12に覆われた部分の供給配管10の内部の圧力が低下し、フロート式逆止弁11が開く。この結果、(1)に戻って加熱前の液体Lが流入する。
尚、本実施の形態のヒーター12には、図示しない温度センサーが設置されており、ヒーター12の加熱温度を常に測定できるようになっている。
以上の(1)〜(5)が、液体Lが容器3から無くなるまで繰り返され、ヒーター12にて加熱された液体Lが順次ファンネル20に圧送される。供給配管10の内部に液体Lが無くなると、ヒーター12からの熱が外部に伝わり難くなり、ヒーター12自体の温度が液体Lの沸騰温度以上まで上昇し易くなる。この結果、この上限となる温度を設定して検知することによって、ヒーター12の加熱が停止できるようになっている。
散水ノズル13は、加熱されて圧送されてきた液体Lを分散して噴き出す機能を有している。散水ノズル13の先端である下側の壁面には、複数の小さい穴や細いスリットが形成されている。そして、穴やスリットのサイズを変えることによって、液体Lをシャワー状からより細かい霧状まで分散して噴出させることができる。液体Lが細かく分散されると表面積が増大するので、ファンネル20の空間内に存在する空気との熱交換が促進される。この結果、液体Lの温度が下がることになる。
ファンネル20は、散水ノズル13によって分散して温度低下した液体Lを集め、下部に設けた出口から下方に設けられた調乳用ポッド4に液体Lを滴下する。したがって、散水ノズル13及びファンネル20は、ヒーター12にて加熱沸騰された液体Lを冷ます第1の温度調節部として機能している。
調乳用ポッド4は、予め内部にセットしておいた乾燥粉末乳つまり粉ミルクPMとミルク生成用の煮沸済の液体Lとを調製混合することにより、ミルクを生成するものである。
本実施の形態の調乳用ポッド4では、調乳用ポッド4の内部に粉ミルクPMと液体Lとを撹拌混合するための撹拌子4aを設けて使用する。
撹拌子4aは、内部に磁石が配されており、磁石の表面を樹脂で覆った形態となっている。表面に用いる樹脂は、食品用に適した樹脂を用いることが好ましく、例えば、前述した供給配管10の材質と同様のシリコン、テフロン(登録商標)系やポリプロピレン等を用いることが望ましい。
撹拌子4aの形状としては、細長い繭状のもの、八角棒状のもの、円盤状のもの、風車の羽根状のもの等の様々なもので対応可能である。本実施の形態では、細長い繭上のものを用いている。
上記撹拌子4aの磁石は、調乳用ポッド4の下方の装置本体2の内部に配置されるモーター5の回転軸に配置された図示しない磁石と対になっており、モーター5の回転動作に対応して撹拌子4aが回転することになる。
モーター5は、本実施の形態では、少なくとも液体Lに粉ミルクPMを溶かすのに十分な時間継続稼動するようになっている。
冷却部30は、図2に示すように、送風用のファン32と、吸気口31と、送風ダクト33aと排気ダクト33bとからなるダクト33と、排気口34とから構成され、液体L及び混合後のミルクを冷ます第2の温度調節部として機能している。
ファン32は、調乳用ポッド4内にあるミルクを目的の温度まで空冷するための送風機能を有している。図3に示すように、ファン32は装置本体2内部に配置され、上流側には空気を吸い込むための吸気口31が設けられ、下流側には調乳用ポッド4に噴き出すための送風ダクト33aが設けられている。吸気口31には図示しないフィルタが設けられており、内部に埃や異物等が入り込まないようになっている。また、調乳用ポッド4の下流側には空気を装置本体2の外部へ吐き出すための排気口34を有する排気ダクト33bが設けられている。
すなわち、ダクト33は、送風ダクト33aと排気ダクト33bとの途中に空間部33cを有しており、空間部33cに調乳用ポッド4が配されている。この空間部33cは、開放された空間からなっているので、調乳用ポッド4が挿入可能となっている。
送風ダクト33aは、調乳用ポッド4に対して横又は下方から風が当たるように開口されていると共に、調乳用ポッド4の下流側の排気ダクト33bは、調乳用ポッド4の横又は上方から抜けていくように配されて排気口34に接続されている。このような構成とすることによって、調乳用ポッド4の上側の開口部4bの上側に空気の流れができ、調乳用ポッド4の内部から熱気が引き寄せられて抜け易くなる。この結果、対流によるミルクMからの放熱が促進される。逆に、送風を止めた場合、調乳用ポッド4内の空間が熱溜りとなってしまうため、ミルクMからの放熱がされ難い状態となる。
ここで、調乳用ポッド4内に存在するミルクMに風を直接当てると素早く冷やすことができる。しかしながら、風をミルクMに直接当てると、埃等の異物をミルクMに入れてしまう可能性が高くなる。埃等は、ミルクMに触れると表面張力によりミルクM中にトラップされて取り込まれてしまう。このため、赤ちゃんに飲ませる飲み物を作る方法としては非常に不適切である。
そこで、本実施の形態では、上述のようなミルクMに風を直接当てない構成としている。すなわち、調乳用ポッド4側面からの放熱と、調乳用ポッド4上部の熱溜りを抜くことによる放熱との2つの風の流れによる放熱によって、ミルクの冷却を実現している。
また、ファン32による冷却過程は、撹拌子4aによる撹拌工程と同時に行うことによって、より冷却し易くなる。この原理について、図4の(a)(b)に基づいて説明する。図4の(a)は、撹拌子4aが停止している状態での調乳用ポッド4内部の液面状態を示す断面図である。図4の(b)は、撹拌子4aが回転動作している状態での調乳用ポッド4内部の液面状態を示す断面図である。
図4の(a)に示すように、撹拌子4aが停止している状態での調乳用ポッド4内部の液面状態は水平である、これに対して、図4の(b)に示すように、撹拌子4aが回転動作していると、遠心力により外側の液面が上昇し、中央部は下降する。このような状態となることによって、ミルクMと調乳用ポッド4内面との接触面積及びミルクMの表面積がともに増加する。このため、ミルクMの放熱面積が増加し、ミルクMが冷え易くなる。また、このような液面の変化があるため、調乳用ポッド4のサイズはミルクMの調乳量よりも十分大きくしておく必要がある。
また、本実施の形態におけるダクト33の調乳用ポッド4よりも下流側の排気ダクト33bは、調乳用ポッド4内に注がれる加熱された液体Lや調乳されたミルクMから発生する湯気が結露し易い環境になっている。このため、本実施の形態においては、図3に示すように、ファン32を調乳用ポッド4の上流に配置し、排気ダクト33b内部で結露した水滴が調乳用ポッド4の内部に滴り落ちないように、結露水落下防止部としてのダクト返し部33dを設けた構成としている。すなわち、ダクト返し部33dは、筒状の排気ダクト33bの入り口端部を内側に折り返して形成されており、排気ダクト33b内部で結露した水滴がダクト返し部33dにて溜められるようになっている。
次に、図1に示すように、サーミスタTMは、調乳用ポッド4内の液体L又はミルクの温度を間接的に計測するためのものである。調乳用ポッド4内のミルク温度とサーミスタTMでの計測温度との対応関係を予め計測しておくことにより、ユーザー側で出来上がりのミルク温度を設定しておくことが可能となる。これにより、サーミスタTMで検知した温度から調乳完了の判断を行い、音又はランプ表示によりユーザーに出来上がりを知らせる。
本実施の形態では、調乳用ポッド4外表面の温度から内部の液体L又はミルクの温度を確認することになる。このため、サーミスタTMを調乳用ポッド4に当接させてサーミスタTMと調乳用ポッド4との伝熱を確実にするための板ばねや、調乳用ポッド4と装置本体2との位置関係を一定とするための位置決めピンやガイドを設けておくことが望ましい。
また、出来上がったミルクは哺乳瓶に移して赤ちゃんに与えることになる。このため、音又はランプ表示によりユーザーに出来上がりを知らせる場合には、授乳の目安である40℃よりも高めの温度、目安としては45℃前後で検知するように設定しておくことが望ましい。
上記構成の粉末乳調乳装置1Aを用いて70℃の液体Lを冷却したときの温度変化を、図5の(a)(b)に基づいて説明する。図5の(a)は、粉末乳調乳装置1Aにおける各冷却条件を示す図であり、図5(b)は、図5の(a)の各冷却条件に基づいて粉末乳調乳装置1Aの調乳用ポッド4を5分間冷却したときの温度変化を示すグラフである。尚、この確認実験においては、液体Lとして水道水を用いた。また、撹拌子4aの回転数は約15回転/秒にて行ったが、粉ミルクPMの混合は行っていない。さらに、ファン32からは約5L/分の送風を行った。
本実施の形態にて液体冷却を行うと、図5の(a)(b)に示すように、冷却条件Aの撹拌動作「無」、ファン32動作「無」では、5分後の温度冷却幅は6.0℃であったのに対して、冷却条件Dの撹拌動作「有」、ファン32動作「有」では、5分後の温度冷却幅は24.7℃となった。したがって、ファン動作を行うことによって、温度変化幅が3倍以上に増加し、撹拌動作を合せて行うと4倍以上となっており、冷却能力が格段に向上していることがわかる。
以上のような本実施の形態の粉末乳調乳装置1Aを使用することによって、「乳児用乾燥粉末乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドライン」に順守した上で、ミルクMを生成し、かつ調乳から任意温度までの冷却を自動で行うことが確認できた。
このように、本実施の形態の粉末乳調乳装置1Aでは、供給される液体Lを加熱する液体加熱部としてのヒーター12と、ヒーター12にて加熱された液体Lを飲料原料としての粉ミルクPMに加えて飲料を調製する飲料調製部としての調乳用ポッド4とを備えている。そして、調乳用ポッド4の蒸気を排出するように送風して調乳用ポッド4を冷却する冷却部30が設けられており、冷却部30は、調乳用ポッド4上部の開口部4bへ略水平方向又は下方から送風する。
上記の構成によれば、粉末乳調乳装置1Aは、供給される液体Lを加熱するヒーター12と、ヒーター12にて加熱された液体Lを粉ミルクPMに加えて調製する調乳用ポッド4とを備えている。
この種の粉末乳調乳装置1Aでは、調乳用ポッド4にて調製された飲料は熱いので、適度の温度に冷ます必要がある。本実施の形態では、空冷により調乳用ポッド4の内部の飲料を空冷することを前提にしているが、空冷に際して、従来では、効率よく空冷する飲料生成装置は存在しなかった。
そこで、本実施の形態では、調乳用ポッド4の蒸気を排出するように送風して該調乳用ポッド4を冷却する冷却部30が設けられている。すなわち、従来の空冷は、調乳用ポッド4の下部に送風して冷やすだけであったので、調乳用ポッド4における上部の蒸気溜まりを排除することができず、冷却に時間を要し、効率が良くなかった。
この点、本実施の形態では、冷却部30は調乳用ポッド4の蒸気を排出するように送風して該飲料ポッド6を冷却する。この結果、飲料ポッド6の蒸気を排出することによって、飲料ポッド6の内部の熱気が引き寄せられて抜け易くなるので、飲料ポッド6の内部の飲料の放熱が促進される。
また、本実施の形態の粉末乳調乳装置1Aでは、冷却部30は、調乳用ポッド4の上部の開口部4bへ略水平方向又は下方から送風する。これにより、冷却部30は調乳用ポッド4の上部の開口部4bへ向けて送風するので調乳用ポッド4の上部の開口部4bに滞っている蒸気溜まりを排出することができる。したがって、調乳用ポッド4の蒸気を効率よく排出することができる。さらに、送風の方向として調乳用ポッド4の上部の開口部4bへ略水平方向又は下方から送風するので、埃等の異物が飲料に直接入り込むのを防止することができる。
したがって、飲料ポッド6を効率よく空冷し得る粉末乳調乳装置1Aを提供することができる。
また、本実施の形態における粉末乳調乳装置1Aでは、冷却部30は、空気の取り入れを行う吸気口31と、送風用ファンとしてのファン32と、ファン32からの風を調乳用ポッド4に導く送風ダクト33aと、調乳用ポッド4を経由した風を調乳用ポッド4よりも上側に設けられた排気口34に導く排気ダクト33bとを備える。そして、排気ダクト33bには、該排気ダクト33b内部に発生した結露による水滴の落下を防止する結露水落下防止部としてのダクト返し部33dが設けられている。
これにより、冷却部30では、ファン32によって吸気口31から空気を取り入れ、送風ダクト33aから調乳用ポッド4に吐き出す。これにより、調乳用ポッド4の上部の蒸気が排気ダクト33bに排出され、その後、排気口34から外部に排気される。したがって、蒸気が排気ダクト33bを通して直ちに外部に排出されるので、効率よく冷却することが可能となる。
ここで、本実施の形態では、特に、排気ダクト33bには、該排気ダクト33b内部に発生した結露による水滴の落下を防止するダクト返し部33dが設けられている。すなわち、排気ダクト33bは調乳用ポッド4の上側に設けられた排気口34に延びているので、排気ダクト33b内部に発生した結露による水滴が排気ダクト33bの壁を伝って調乳用ポッド4に落下する虞がある。これに対して、本実施の形態では、ダクト返し部33dが設けられているので、排気ダクト33b内部に発生した結露による水滴が調乳用ポッド4に落下することを防止することができる。
また、本実施の形態における粉末乳調乳装置1Aでは、調乳用ポッド4における粉ミルクPMと液体Lとを回転させて混合する回転機構としての撹拌子4a及びモーター5が設けられている。
これにより、例えば撹拌子4a及び撹拌子4aを回転させるモーター5からなるスターラー等の回転機構にて、調乳用ポッド4における粉ミルクPMと液体Lとを回転させて混合するので、粉ミルクPMと液体Lとを効率よく混合することができる。
また、本実施の形態では、回転機構にて粉ミルクPMと液体Lとを回転させているので、回転時には液体が渦流となり、液体における調乳用ポッド4の内壁面への接触面積が増大する。一方、調乳用ポッド4の側面又は下方からは冷却部30からの送風が来ているので、調乳用ポッド4の冷却が促進される。したがって、調乳用ポッド4の回転機構と冷却部30からの送風による相乗効果により、調乳用ポッド4をさらに効率よく空冷し得る粉末乳調乳装置1Aを提供することができる。
〔実施の形態2〕
本発明の他の実施の形態について図6に基づいて説明すれば、以下のとおりである。尚、本実施の形態において説明すること以外の構成は、前記実施の形態1と同じである。また、説明の便宜上、前記の実施の形態1の図面に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施の形態の飲料生成装置としての粉末乳調乳装置1Bは、図6に示すように、前記実施の形態1の粉末乳調乳装置1Aの構成に加えて、温度計としての室温計41及び制御基板42が追加されている点、並びにダクト33における排気ダクト43bが散水ノズル13及びファンネル20にも配置されている点が異なっている。
本実施の形態の飲料生成装置としての粉末乳調乳装置1Bの構成について、図6に基づいて説明する。図6は、本実施の形態の粉末乳調乳装置1Bの構成を示す断面図である。
本実施の形態の粉末乳調乳装置1Bは、図6に示すように、室温計41及び制御基板42が追加されている。
室温計41は調乳時の室温を計測するためのものであり、制御基板42は計測した室温に応じてファン32の動作を制御するためのものである。尚、構成の簡素化のため、調乳動作前のサーミスタTMの計測値を用いることによって室温計41の代用としてもよい。ただし、その場合には、連続使用等の直前の使用履歴が原因で、正確な計測ができないときがある。
また、本実施の形態では、ダクト33における排気ダクト43bが散水ノズル13及びファンネル20にも配置されている。詳細には、ダクト33は、調乳用ポッド4よりも下流側の排気ダクト43bにおいては、ファンネル20の特に上方を覆うようにして排気口34へと接続するように配置し、ファンネル20にて発生する蒸気を抜くようにしている。また、ダクト33として、ファン32による送風の一部分をファンネル20側に直接送るように、ファンネル直送ダクト43dが追加形成されている。
すなわち、現代の一般家庭の居住空間ではエアコンや暖房設備等の温度調節器具が整えられているため、季節を問わず20〜28℃と生活するのに快適な温度となっていることが殆どである。冬場の夜間の台所や寝室等、温度調節器具を使用していない部屋や時間帯によっては20℃未満にまで室温が低下していたり、夏場のエアコンが効いていない部屋や節電のために扇風機のみ動かしている部屋では30℃以上にまで室温が上昇したりしている場合がある。
このような室内において実施の形態1にて述べた粉末乳調乳装置1Aを利用すると、液体Lが室温の空気との熱交換によって冷やされていることから、液体Lが必要以上に冷やされて供給されたり、又は殆ど冷やされずに供給されたりすることや、ミルクMの冷却に時間が非常にかかってしまうといったことが起きてしまう。
しかし、安全上、WHO(世界保健機関:World Health Organization)とFAO(国連食糧農業機関:Food and Agriculture Organization of the United Nations)とによって共同作成された「乳児用乾燥粉末乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドライン」では、調乳に供給される液体温度は70℃以上であり、調乳後はすぐに冷まして授乳させるようにと規定されている。
そこで、本実施の形態においては、前述のような事態を防止するため、第1に、制御基板42にて、室温計41にて計測した温度に基づいてファン32の動作を早めたり、動作を遅らせたりする制御を行っている。また、第2に、第1の温度調節部であるファンネル20に排気ダクト43bを配置させて、冷却能力の向上を計っている。これによって、例えば20℃未満の部屋においてもファンネル20から滴下される液体Lの温度が70℃以上となるように、又は温度の高い部屋においても液体Lを冷却できるようになっている。
ここで、本実施の形態では、室温計41による計測は、調乳動作を行う前に予め行い、制御基板42でどのような動作を実施するのかの判定を行う。例えば、計測された室温に対して以下のような5段階の区分判定を行って、調乳動作を実施することができる。
室温が低すぎる場合:動作温度範囲外エラーの表示
室温が低い場合:ファン動作を撹拌工程時から実施
室温が適温の場合:ファン動作を湯沸工程の途中から実施
室温が高い場合:ファン動作を湯沸工程の前から実施
室温が高すぎる場合:動作温度範囲外エラーの表示
尚、このようなファン32の動作タイミングの他に、計測された室温の区分毎にファン32の回転数を変化させよいし、ファン32の動作タイミングと回転数調製とを組み合わせてもよい。また、計測された室温の区分判定をより細かく分けてもよい。
また、ダクト33の一部としていて排気ダクト43bをファンネル20及び散水ノズル13を覆うようにして設けたことによって、第1の温度調製部であるファンネル20での冷却能力が向上している。この理由は、散水ノズル13からの給湯によってファンネル20の内部に溜る湯気や熱気をファン32からの送風によって外部に逃がすことができるためである。
この結果、上述したファン32の動作制御によって温度調製が幅広く可能となり、また、極端に熱い時や寒い時は、ガイドラインから外れた調乳動作を防止することが可能となるため、季節を問わず安心して使用することができる。
したがって、本実施の形態の粉末乳調乳装置1Bを使用することによって、「乳児用乾燥粉末乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドライン」に順守した上で、ミルクMを生成し、かつ調乳から任意温度までの冷却を自動で行うことができる。
このように、本実施の形態における粉末乳調乳装置1Bでは、飲料調製部は、沸騰状態に加熱されて散液ノズルとしての散水ノズル13にて散液された液体Lを受けるロート状容器としてのファンネル20と、ファンネル20の下側に設けられて飲料原料としての混合物用原料である粉ミルクPMと液体Lとを混合する混合容器としての調乳用ポッド4とからなっている。また、ファンネル20は、排気ダクト33bの内部に設けられている。
これにより、飲料調製部は、沸騰状態に加熱されて散水ノズル13にて散液された液体Lを受けるファンネル20と、ファンネル20の下側に設けられて飲料原料としての粉ミルクPMと液体Lとを混合する調乳用ポッド4とからなっている。このため、飲料生成装置として例えば粉末乳と加熱液体とを混合してミルクを作成する粉末乳調乳装置1Bとして使用するのに適している。
また、本実施の形態では、ファンネル20は、排気ダクト33bの内部に設けられている。このため、ファンネル20の内部で発生した蒸気は排気ダクト33bを通して排気口34から外部に排出される。このため、ファンネル20に散水ノズル13にて散水された沸騰状態に加熱され液体Lを効率よく冷やして適切な温度で抽出することが可能となる。
また、本実施の形態における粉末乳調乳装置1Bでは、外部の周囲環境温度を測定する温度計としての室温計41と、室温計41により測定した外部の周囲環境温度に基づいてファン32の送風を制御する制御部としての制御基板42とが設けられている。
すなわち、夏場又は冬場等の外部の周囲環境温度によって調乳用ポッド4の冷却条件が異なるので、粉末乳調乳装置1Bの外部の周囲環境温度によって、冷却部30の冷却動作を変えることが望ましい。
この点、本実施の形態では、外部の周囲環境温度を測定する室温計41を設け、制御基板42が室温計41により測定した外部の周囲環境温度に基づいてファン32の送風を制御するようになっている。
したがって、飲料を生成する季節によって冷却部30での動作条件を変化させて飲料調製部に対して適切な冷却を行うことができる粉末乳調乳装置1Bを提供することができる。
〔実施の形態3〕
本発明のさらに他の実施の形態について図7に基づいて説明すれば、以下のとおりである。尚、本実施の形態において説明すること以外の構成は、前記実施の形態1及び実施の形態2と同じである。また、説明の便宜上、前記の実施の形態1及び実施の形態2の図面に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
前記実施の形態1及び実施の形態2では、飲料生成装置として、ミルクMを生成する粉末乳調乳装置1A・1Bについて説明した。しかし、本実施の形態では、飲料生成装置は、コーヒーや茶を抽出する液体抽出装置1Cとなっている点が異なっている。
本実施の形態の飲料生成装置としての液体抽出装置1Cの構成について、図7に基づいて説明する。図7は、本実施の形態の飲料生成装置としての液体抽出装置1Cの構成を示す断面図である。
本実施の形態の液体抽出装置1Cは、図7に示すように、前記実施の形態1・2のミルクMを生成する粉末乳調乳装置1A・1Bに存在した調乳用ポッド4に代えて撹拌子4aの無い飲料ポッド6が設けられている。また、ファンネル20の内部には例えばドリップ用フィルタ21が配置されていると共に、ドリップ用フィルタ21の中には挽いたコーヒー豆や茶葉等の抽出用粉末Cをユーザーにて入れるようになっている。
本実施の形態においては、散水ノズル13から液体Lを供給し、液体抽出を行う場合、コーヒーや茶の香りが飛ばないように基本的にファン32の動作は行わない。ただし、香りを装置本体2外に出したい等、目的が異なるのであればファン32を動作させ、香りを飛ばしても何ら問題は無い。この場合、ファン32の動作をユーザーにて手動で行うことになる。
本実施の形態では、飲料ポッド6は抽出液を溜めるだけであるため、撹拌子4aを用いた撹拌は不要となるため、撹拌子4aは入れない方がよい。
ただし、抽出した飲料を急いで冷却させたい場合においては、調乳用ポッド4を用いて冷却速度を速めるため撹拌子4aを投入して、モーター5を回転させても構わない。また、撹拌子4aを設けて、調乳用ポッド4内に粉ミルクや脱脂粉乳を入れることによりミルクティーやカフェオレを作ってもよい。
本実施の形態では、このような利用もできることにより、子育て時には飲料生成装置として粉末乳調乳装置1A・1Bを使用した後、子育てが終わった後においてもコーヒーやお茶等を煎れる液体抽出装置1Cといて利用することにより、マルチドリンクメーカーとして本飲料生成装置を利用することができる。
〔実施の形態4〕
本発明のさらに他の実施の形態について図8〜図10に基づいて説明すれば、以下のとおりである。尚、本実施の形態において説明すること以外の構成は、前記実施の形態1〜実施の形態3と同じである。また、説明の便宜上、前記の実施の形態1〜実施の形態3の図面に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施の形態の飲料生成装置としての粉末乳調乳装置1Dは、前記実施の形態1の粉末乳調乳装置1A・1Bの構成に代えて、図8に示すように、散水ノズル13及びファンネル20が無く、かつダクト33の経路中に送風ノズル35が配置されている点が異なっている。
本実施の形態の飲料生成装置としての粉末乳調乳装置1Dの構成について、図8〜図10に基づいて説明する。図8は、本実施の形態の飲料生成装置としての粉末乳調乳装置1Dの構成を示す断面図である。図9は、上記粉末乳調乳装置1Dの送風ノズル35の構成を示す平面図である。図10は、上記粉末乳調乳装置1Dの送風ノズル35の構成を示すものであって、図9のA−A線断面にて破断した斜視図である。
本実施の形態の粉末乳調乳装置1Dは、図8に示すように、前記実施の形態1の粉末乳調乳装置1A・1Bの構成に代えて、散水ノズル13及びファンネル20が無く、かつ冷却部30について、ダクト33の経路中に送風ノズル35が配置されている。
送風ノズル35は、図9及び図10に示すように、全体が略円筒状の中空筐体となっており、円筒状筐体の外側でダクト33を介してファン32と接続されている。また、図8に示すように、送風ノズル35における円筒状筐体の内側にはファン32から送られた空気を下方側から上方に向かって送風するスリット35aが形成されており、送った空気は排気口34から排出されるような構成となっている。
この送風ノズル35によって形成される気流の流れは、その下方に負圧の空間を作り出すため、さらに下方にある調乳用ポッド4内の蒸気や熱気を上部に引き抜くように働く。その結果、調乳用ポッド4内に作られたミルクMの温度を下げることが可能となる。
また、供給配管10を通じて供給される加熱された液体Lも、送風ノズル35によって形成される上方への気流に対向するように下方の調乳用ポッド4へ滴下される。この結果、向流の気体−液体間の熱交換となり、効率よく冷却される。
尚、本実施の形態では、図8に示すように、供給配管10の出口位置を送風ノズル35の内側に配置しているが、必ずしもこれに限らず、供給配管10の出口位置は送風ノズル35の外側であってもよい。送風ノズル35の外側から液体Lが供給された場合においても、送風ノズル35の気流によって調乳用ポッド4内の空気を上方に抜くような流れが形成される。したがって、調乳用ポッド4よりも上側から供給される液体Lは調乳用ポッド4内の空間で熱交換されるためである。
ここで、本実施の形態では、供給配管10の出口に散水ノズル13を設けることより熱交換が促進される構成となっているが、送風ノズル35の壁面に液体が付着する虞がある。このため、供給配管10から直接真下へ滴下するか、又は供給配管10から調乳用ポッド4の壁面等に当てる程度の小さな角度をつけての滴下をすることが望ましい。
また、本実施の形態では、送風ノズル35の上方で結露が発生した場合においても、送風ノズル35の空気噴き出し口で壁面が途切れているため、結露水が下方の調乳用ポッド4内に流れ落ちることが低減されている。すなわち、本実施の形態の送風ノズル35におけるスリット35aは、上側が送風ノズル35の壁面を内側に折り込んで形成されている。このため、送風ノズル35の内側の結露水は、壁面を伝い、さらにスリット35aの折り込み部を伝って、送風ノズル35内に落下するので、調乳用ポッド4には結露水が落下しない構造となっている。
以上のような構成とすることにより、本実施の形態の粉末乳調乳装置1Dは、調乳用ポッド4の上側のダクト空間を広くとることができるため、手入れがし易い。また、蒸気が通る空間では、カビや水垢等の発生が気になるため、特に乳児用のミルクを作る装置として衛生を保つ上で大変便利となる。
〔まとめ〕
本発明の態様1における飲料生成装置(粉末乳調乳装置1A・1B・1D、液体抽出装置1C)は、供給される液体Lを加熱する液体加熱部(ヒーター12)と、液体加熱部(ヒーター12)にて加熱された液体Lを飲料原料(粉ミルクPM)に加えて飲料を調製する飲料調製部(調乳用ポッド4)とを備えた飲料生成装置において、上記飲料調製部(調乳用ポッド4)の蒸気を排出するように送風して該飲料調製部(調乳用ポッド4)を冷却する冷却部30が設けられており、上記冷却部30は、飲料調製部(調乳用ポッド4)上部の開口部4bへ略水平方向又は下方から送風することを特徴としている。
上記の発明によれば、飲料生成装置は、供給される液体を加熱する液体加熱部と、液体加熱部にて加熱された液体を飲料原料に加えて調製する飲料調製部とを備えている。この種の飲料生成装置では、飲料調製部にて調製された飲料は熱いので、適度の温度に冷ます必要がある。本発明では、空冷により飲料調製部の内部の飲料を空冷することを前提にしているが、空冷に際して従来では、効率よく空冷する飲料生成装置は存在しなかった。
そこで、本発明では、飲料調製部の蒸気を排出するように送風して該飲料調製部を冷却する冷却部が設けられている。すなわち、従来の空冷は、飲料調製部の下部に送風して冷やすだけであったので、飲料調製部における上部の蒸気溜まりを排除することができず、冷却に時間を要し、効率が良くなかった。
この点、本発明では、冷却部は飲料調製部の蒸気を排出するように送風して該飲料調製部を冷却する。この結果、飲料調製部の蒸気を排出することによって、飲料調製部の内部の熱気が引き寄せられて抜け易くなるので、飲料調製部の内部の飲料の放熱が促進される。
また、本発明では、冷却部は、飲料調製部の上部の開口部へ略水平方向又は下方から送風する。これにより、冷却部は飲料調製部上部の開口部へ向けて送風するので、飲料調製部上部の開口部に滞っている蒸気溜まりを排出することができる。したがって、飲料調製部の蒸気を効率よく排出することができる。さらに、送風の方向として飲料調製部上部の開口部へ略水平方向又は下方から送風するので、埃等の異物が飲料に直接入り込むのを防止することができる。
したがって、飲料調製部を効率よく空冷し得る飲料生成装置を提供することができる。
本発明の態様2における飲料生成装置(粉末乳調乳装置1A・1D)は、態様1における飲料生成装置において、前記冷却部30は、空気の取り入れを行う吸気口31と、送風用ファン(ファン32)と、送風用ファン(ファン32)からの風を飲料調製部(調乳用ポッド4)に導く送風ダクト33aと、飲料調製部(調乳用ポッド4)を経由した風を飲料調製部(調乳用ポッド4)よりも上側に設けられた排気口34に導く排気ダクト33bとを備え、上記排気ダクト33bには、該排気ダクト33b内部に発生した結露による水滴の落下を防止する結露水落下防止部(ダクト返し部33d)が設けられていることが好ましい。
これにより、冷却部では、送風用ファンによって吸気口から空気を取り入れ、送風ダクトから飲料調製部に吐き出す。これにより、飲料調製部の上部の蒸気が排気ダクトに排出され、その後、排気口から外部に排気される。したがって、蒸気が排気ダクトを通して直ちに外部に排出されるので、効率よく冷却することが可能となる。
ここで、本発明では、特に、排気ダクトには、該排気ダクト内部に発生した結露による水滴の落下を防止する結露水落下防止部が設けられている。すなわち、排気ダクトは飲料調製部の上側に設けられた排気口に延びているので、排気ダクト内部に発生した結露による水滴が排気ダクトの壁を伝って飲料調製部に落下する虞がある。これに対して、本発明では、結露水落下防止部が設けられているので、排気ダクト内部に発生した結露による水滴が飲料調製部に落下することを防止することができる。
本発明の態様3における飲料生成装置(粉末乳調乳装置1A・1B、液体抽出装置1C)は、態様2における飲料生成装置において、前記飲料調製部は、沸騰状態に加熱されて散液ノズル(散水ノズル13)にて散液された液体Lを受けるロート状容器(ファンネル20)と、上記ロート状容器(ファンネル20)の下側に設けられて前記飲料原料としての混合物用原料(粉ミルクPM)と液体Lとを混合する混合容器(調乳用ポッド4)とからなっていると共に、上記ロート状容器(ファンネル20)は、前記排気ダクト33bの内部に設けられていることが好ましい。
これにより、飲料調製部は、沸騰状態に加熱されて散水ノズルにて散水された液体を受けるロート状容器と、ロート状容器の下側に設けられて飲料原料としての混合物用原料と液体とを混合する混合容器とからなっている。このため、飲料生成装置として例えば粉末乳と加熱液体とを混合してミルクを作成する粉末乳調乳装置として使用するのに適している。また、混合容器の上側には、沸騰状態に加熱されて散液ノズルにて散液された液体を受けるロート状容器が設けられているので、ロート状容器にフィルタを敷いて例えば抽出用飲料原料としての挽きコーヒー豆や茶葉に沸騰状態に加熱された液体を注いでコーヒーや茶等の飲料を生成する液体抽出装置に適用することができる。
また、本発明では、ロート状容器は、排気ダクトの内部に設けられている。このため、ロート状容器の内部で発生した蒸気は排気ダクトを通して排気口から外部に排出される。このため、ロート状容器に散水ノズルにて散水された沸騰状態に加熱され液体を効率よく冷やして適切な温度で抽出することが可能となる。
本発明の態様4における飲料生成装置(粉末乳調乳装置1A)は、態様3における飲料生成装置において、前記混合容器(調乳用ポッド4)における混合物用原料(粉ミルクPM)と液体Lとを回転させて混合する回転機構(撹拌子4a・モーター5)が設けられていることが好ましい。
これにより、例えば撹拌子及び撹拌子を回転させるモーターからなるスターラー等の回転機構にて、混合容器における混合物用原料と液体とを回転させて混合するので、混合物用原料と液体とを効率よく混合することができる。
また、本発明では、回転機構にて混合物用原料と液体とを回転させているので、回転時には液体は渦流となり、液体における混合容器の内壁面への接触面積が増大する。一方、飲料調製部である混合容器の側面又は下方からは冷却部からの送風が来ているので、混合容器の冷却が促進される。したがって、混合容器の回転機構と冷却部からの送風による相乗効果により、飲料調製部をさらに効率よく空冷し得る飲料生成装置を提供することができる。
本発明の態様5における飲料生成装置(粉末乳調乳装置1B・1C)は、態様2、3又は4における飲料生成装置において、外部の周囲環境温度を測定する温度計(室温計41)と、上記温度計(室温計41)により測定した外部の周囲環境温度に基づいて前記送風用ファン(ファン32)の送風を制御する制御部(制御基板42)とが設けられていることが好ましい。
すなわち、夏場又は冬場等の外部の周囲環境温度によって飲料調製部の冷却条件がことなるので、飲料生成装置の外部の周囲環境温度によって、冷却部の冷却動作を変えることが望ましい。
この点、本発明では、外部の周囲環境温度を測定する温度計を設け、制御部が温度計により測定した外部の周囲環境温度に基づいて送風用ファンの送風を制御するようになっている。
したがって、飲料を生成する季節によって冷却部での動作条件を変化させて飲料調製部に対して適切な冷却を行うことができる飲料生成装置を提供することができる。
尚、本発明は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、適切な調乳方法を順守しかつ冷却水等を用いずに短時間で自動調乳することができる混合物生成装置又はコーヒーやお茶等の液体抽出装置等の飲料生成装置に適用できる。具体的には、衛生的な飲料の加温及び冷却、特に、調乳後の高温ミルクの適温への冷却に利用することができる。
1A 粉末乳調乳装置(飲料生成装置)
1B 粉末乳調乳装置(飲料生成装置)
1C 液体抽出装置(飲料生成装置)
1D 粉末乳調乳装置(飲料生成装置)
2 装置本体
3 容器
4 調乳用ポッド(飲料調製部、混合容器)
4a 撹拌子(回転機構)
4b 開口部
5 モーター(回転機構)
6 飲料ポッド
10 供給配管
11 フロート式逆止弁
12 ヒーター(液体加熱部)
13 散水ノズル(散液ノズル)
20 ファンネル(ロート状容器)
21 ドリップ用フィルタ
30 冷却部
31 吸気口
32 ファン(送風用ファン)
33 ダクト
33a 送風ダクト
33b 排気ダクト
33c 空間部
33d ダクト返し部(結露水落下防止部)
34 排気口
35 送風ノズル
35a スリット
41 室温計(温度計)
42 制御基板(制御部)
43b 排気ダクト
43d ファンネル直送ダクト
L 液体
C 抽出用粉末
PM 粉ミルク(飲料原料、混合物用原料)
TM サーミスタ

Claims (5)

  1. 供給される液体を加熱する液体加熱部と、液体加熱部にて加熱された液体を飲料原料に加えて飲料を調製する飲料調製部とを備えた飲料生成装置において、
    上記飲料調製部の蒸気を排出するように送風して該飲料調製部を冷却する冷却部が設けられており、
    上記冷却部は、飲料調製部上部の開口部へ略水平方向又は下方から送風することを特徴とする飲料生成装置。
  2. 前記冷却部は、空気の取り入れを行う吸気口と、送風用ファンと、送風用ファンからの風を飲料調製部に導く送風ダクトと、飲料調製部を経由した風を飲料調製部よりも上側に設けられた排気口に導く排気ダクトとを備え、
    上記排気ダクトには、該排気ダクト内部に発生した結露による水滴の落下を防止する結露水落下防止部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の飲料生成装置。
  3. 前記飲料調製部は、
    沸騰状態に加熱されて散液ノズルにて散液された液体を受けるロート状容器と、
    上記ロート状容器の下側に設けられて前記飲料原料としての混合物用原料と液体とを混合する混合容器とからなっていると共に、
    上記ロート状容器は、前記排気ダクトの内部に設けられていることを特徴とする請求項2記載の飲料生成装置。
  4. 前記混合容器における混合物用原料と液体とを回転させて混合する回転機構が設けられていることを特徴とする請求項3記載の飲料生成装置。
  5. 外部の周囲環境温度を測定する温度計と、
    上記温度計により測定した外部の周囲環境温度に基づいて前記送風用ファンの送風を制御する制御部とが設けられていることを特徴とする請求項2、3又は4記載の飲料生成装置。
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