JP2016134879A - 機器id割り付けシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の機器にIDを割り付けるための構成と制御を簡単化する。
【解決手段】通信ライン11で接続した複数の機器1〜3には、それぞれID割り付け用入力ポートIN1〜IN3とID割り付け用出力ポートOUT1〜OUT3を設け、各機器1,2のID割り付け用出力ポートOUT1,OUT2と各機器2,3のID割り付け用入力ポートIN2,IN3との間をID割り付け用I/Oライン12,13で接続して、複数の機器1〜3をID割り付け用I/Oライン12,13でデイジーチェーン接続する。各機器1〜3の制御部7〜9は、自身のID割り付け用入力ポートIN1〜IN3の入力レベルに基づいて複数の機器1〜3にIDを順番に割り付ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、通信ラインで接続した複数の機器にID(識別番号)を自動的に割り付ける機器ID割り付けシステムに関する発明である。
特許文献1(特許第2959403号公報)に記載されたネットワーク機器の自動ID割り付け方法では、各ポート毎にパケットが通るデータ線とは別の管理情報を通信するための管理用データ線を有し、各ポート毎に、接続されているLAN機器を管理する接続台数テーブルと接続されているLAN機器にID番号を割り付ける通信手段を有するマスターLAN機器と、前記管理用データ線に接続可能な上位LAN機器接続用ポートと、下位のLAN機器の管理用データ線に接続可能な下位LAN機器接続用ポートと、IDを保存するためのレジスタと、管理用データ線からのデータに含まれる送信先のIDを検出する手段と、検出された送信先のIDを前記レジスタのIDと比較する手段と、比較した結果によって上位LAN機器接続用ポートと下位LAN機器接続用ポートの接続又は切り離しを制御する手段と、IDを検出するまで管理用データ線からのデータを格納する手段と、格納されたデータをID検出後に順次送信する手段を有し、マスターLAN機器の各ポートに複数台接続可能なスレーブLAN機器とで構成され、ID未割り付け状態のスレーブLAN機器は前記レジスタに初期値としてスレーブLAN機器が接続可能な台数よりも大きなIDを設定し、上位LAN機器接続用ポートと下位LAN機器接続用ポートの管理用データ線を切り離しており、マスターLAN機器は各ポート毎に接続台数テーブルを参照してスレーブLAN機器識別のためのID番号をID割り付けコマンド信号として管理用データ線に送信し、スレーブLAN機器は前記ID割り付けコマンド信号を受信し、この管理用データの受信過程で送信先のIDを検出して前記レジスタのIDと比較し、送信先のIDの方が小さいならば受信したID番号を自己IDとして前記レジスタに保存し、自己ID割り付け確認信号を上位LAN機器接続用ポートを通してマスターLAN機器に送信し、前記比較結果が送信先のIDの方が大きいならば上位LAN機器接続用ポートと下位LAN機器接続用ポートの管理用データ線を接続して下位LAN機器接続用ポートに管理用データを送信し、自己ID割り付け確認信号を受信したマスターLAN機器はそのポートの接続台数テーブルを更新し、スレーブLAN機器識別のための別のID番号を含んだID割り付けコマンド信号を管理用データ線に送信し、既に自己IDを割り付けられたスレーブLAN機器は下位ポートへ送信する動作を繰り返すことによって各スレーブLAN機器のID番号を割り付けるようにしている。
特許第2959403号公報
上記特許文献1の構成では、通信ラインで接続した複数の機器にIDを割り付けるための構成と制御が複雑であり、その分、トラブル発生の頻度が多くなると共に、トラブル発生時の原因究明の難易度が高くなるという欠点があった。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、通信ラインで接続した複数の機器にIDを割り付けるための構成と制御を簡単化できる機器ID割り付けシステムを提供することである。
上記課題を解決するために、本発明は、通信ラインで接続した複数の機器にIDを自動的に割り付ける機器ID割り付けシステムにおいて、前記複数の機器の各々にID割り付け用入力ポートとID割り付け用出力ポートを設けると共に、各機器のID割り付け用出力ポートと各機器のID割り付け用入力ポートとの間をID割り付け用I/Oラインで接続して、前記複数の機器を前記ID割り付け用I/Oラインでデイジーチェーン接続し、前記各機器の制御部は、各機器のID割り付け用入力ポートの入力レベルに基づいて前記複数の機器にIDを順番に割り付けるようにしたものである。
本発明では、複数の機器をID割り付け用I/Oラインでデイジーチェーン接続し、各機器の制御部によって各機器のID割り付け用入力ポートの入力レベルに基づいて複数の機器にIDを順番に割り付けるようにしているため、通信ラインで接続した複数の機器にIDを割り付けるための構成と制御を簡単化することが可能となる。
図1は本発明の一実施例の機器ID割り付けシステムのハードウエア構成を示すブロック図である。 図2は機器ID割り付けシステムの処理の流れを示す図である。 図3は各機器の制御部が実行する機器ID割り付けプログラムの処理の流れを示すフローチャート(その1)である。 図4は各機器の制御部が実行する機器ID割り付けプログラムの処理の流れを示すフローチャート(その2)である。
以下、本発明を実施するための形態を具体化した一実施例を説明する。
まず、図1に基づいて本実施例の機器ID割り付けシステムのハードウエア構成を説明する。
本実施例では、3台の機器1〜3の通信ポート4〜6を通信ライン11で相互に通信可能に接続した例について説明するが、機器の接続台数は、3台に限定されず、2台又は4台以上であっても良いことは言うまでもない。各機器1〜3は、部品実装機に搭載されたモータ制御ユニット、モータ以外のアクチュエータ制御ユニット等、IDを割り付ける必要がある機器である。
各機器1〜3には、それぞれID割り付け用入力ポートIN1〜IN3とID割り付け用出力ポートOUT1〜OUT3が設けられている。各機器1,2のID割り付け用出力ポートOUT1,OUT2と各機器2,3のID割り付け用入力ポートIN2,IN3との間をID割り付け用I/Oライン12,13で接続して、3台の機器1〜3をID割り付け用I/Oライン12,13でデイジーチェーン接続方式で数珠つなぎに接続している。
各機器1〜3の制御部7〜9は、それぞれマイクロコンピュータを主体として構成され電源投入時に後述する図3及び図4の機器ID割り付けプログラムを実行することで、図2に示すように、各機器1〜3のID割り付け用入力ポートIN1〜IN3の入力レベルに基づいて3台の機器1〜3にIDを順番に割り付ける。
3台の機器1〜3は、部品実装機への電源投入により同時に電源投入されるように構成されている。各機器1〜3の制御部7〜9は、電源投入により図3及び図4の機器ID割り付けプログラムを起動して機器ID割り付け処理を開始し、次のようにして3台の機器1〜3にIDを順番に割り付ける。電源投入により本プログラムが起動されると、各機器1〜3の制御部7〜9は、まず、ステップ101で、ID割り付け用出力ポートOUT1〜OUT3の出力をLow(ローレベル)からHigh(ハイレベルレベル)に反転させる。これにより、3台の機器1〜3のID割り付け用出力ポートOUT1〜OUT3の出力が電源投入と同時にHighに反転する。
この後、各機器1〜3の制御部7〜9は、ステップ102に進み、自身のID割り付け用入力ポートIN1〜IN3の入力がLowであるか否かで1台目(デイジーチェーン接続の先頭)の機器1であるか2台目以降の機器2,3であるかを判定する。1台目の機器1のID割り付け用入力ポートIN1には他の機器2,3のID割り付け用出力ポートOUT2,OUT3が接続されていないため、電源投入後も1台目の機器1のID割り付け用入力ポートIN1の入力はLowに維持されるが、2台目以降の機器2,3のID割り付け用入力ポートIN2,IN3には他の機器1,2のID割り付け用出力ポートOUT1,OUT2が接続されているため、2台目以降の機器2,3のID割り付け用入力ポートIN2,IN3の入力は電源投入と同時にHighに反転する。
従って、1台目の機器1の制御部7は、電源投入後もID割り付け用入力ポートIN1の入力がLowに維持されるため、上記ステップ102で、「Yes」と判定して、1台目の機器1であることを認識して、ステップ103〜110の処理を次のように実行する。1台目の機器1の制御部7は、まず、ステップ103で、通信ライン11を使用して2台目以降の機器2,3にID割り付け開始コマンドを送信する(1回目のID割り付け開始コマンド送信)。
この後、1台目の機器1の制御部7は、ステップ104に進み、1台目のID(ID_1)を自身のIDに割り付けた後、ステップ105に進み、1台目の機器1のID割り付け用出力ポートOUT1の出力をLowに反転する。これにより、2台目の機器2のID割り付け用入力ポートIN2の入力がLowに反転する。
その後、1台目の機器1の制御部7は、ステップ106に進み、通信ライン11を使用して2台目以降の機器2,3にID割り付け開始コマンドを送信する(2回目のID割り付け開始コマンド送信)。この後、1台目の機器1の制御部7は、ステップ107に進み、2台目以降の機器2,3からのID割り付け開始コマンドを無視する。
この後、1台目の機器1の制御部7は、ステップ108に進み、自身のID割り付け完了から2台目の機器2のID割り付け処理に必要十分な所定時間経過するまでに2台目の機器2からID割り付け完了コマンドを受信したか否かを判定する。ここで、所定時間経過するまでに2台目の機器2からID割り付け完了コマンドを1台目の機器1の制御部7が受信しない場合は、2台目の機器2が接続されていないか(機器2の接続が外れているか)、又は2台目の機器2のID割り付け機能が正常に動作していないことを意味するため、上記ステップ108で、所定時間経過するまでに2台目の機器2からID割り付け完了コマンドを1台目の機器1の制御部7が受信していないと判定すれば、ステップ110に進み、機器ID割り付け処理を終了する。この場合は、表示装置(図示せず)に2台目の機器2の接続エラーを表示して作業者に2台目の機器2の接続を確認するように促すようにしても良い。
上述したステップ108で、所定時間経過するまでに2台目の機器2からID割り付け完了コマンドを1台目の機器1の制御部7が受信したと判定すれば、ステップ109に進み、デイジーチェーン接続の最後尾(末尾)の機器である3台目の機器3のID割り付け完了後に通信ライン11で送信されてくる最後尾機器ID割り付け完了コマンドを1台目の機器1の制御部7が受信するまで待機する。その後、1台目の機器1の制御部7が最後尾機器ID割り付け完了コマンドを受信した時点で、ステップ110に進み、機器ID割り付け処理を終了する。
一方、2台目以降の機器2,3の制御部8,9は、ID割り付け用入力ポートIN2,IN3の入力が電源投入と同時にHighに反転するため、上記ステップ102で、「No」と判定して、2台目以降の機器2,3であることを認識して、図4のステップ111以降の処理を次のように実行する。2台目以降の機器2,3の制御部8,9は、まず、ステップ111で、1台目の機器1から送信されてくる1回目のID割り付け開始コマンドを無視する。
この後、2台目以降の機器2,3の制御部8,9は、ステップ112に進み、自身のID割り付け用入力ポートIN2,IN3の入力がLowであるか否かを判定する。1台目の機器1のID割り付けが完了するまでは、2台目以降の機器2,3のID割り付け用入力ポートIN2,IN3の入力がHighに維持されるため、ID割り付け用入力ポートIN2,IN3の入力がLowに反転するまで上記ステップ112で待機する。
その後、1台目の機器1のID割り付けが完了すると、1台目の機器1のID割り付け用出力ポートOUT1の出力がLowに反転するため、2台目の機器2のID割り付け用入力ポートIN2の入力がLowに反転する。この段階では、3台目の機器3のID割り付け用入力ポートIN3の入力はHighに維持されたままである。
1台目の機器1のID割り付けが完了して2台目の機器2のID割り付け用入力ポートIN2の入力がLowに反転した時点で、2台目の機器2の制御部8は、上記ステップ112で「Yes」と判定して、ステップ113に進み、ID割り付け開始コマンドの受信回数(この時点では2回)に応じて増加させた2台目のID(ID_2)を自身のIDに割り付ける。この際、ID割り付け開始コマンドの受信回数に応じてIDを1ずつ増やしても良いし、2以上の数ずつ増やしても良い。
この後、2台目の機器2の制御部8は、ステップ114に進み、通信ライン11を使用してID割り付け完了コマンドを1台前の機器である1台目の機器1へ送信した後、ステップ115に進み、2台目の機器2のID割り付け用出力ポートOUT2の出力をLowに反転する。これにより、3台目の機器3のID割り付け用入力ポートIN3の入力がLowに反転する。
その後、2台目の機器2の制御部8は、ステップ116に進み、通信ライン11を使用してID割り付け開始コマンドを他の機器1,3へ送信する(3回目のID割り付け開始コマンド送信)。この後、2台目の機器2の制御部8は、ステップ117に進み、他の機器1,3から送信されてくるID割り付け開始コマンドを無視する。
この後、2台目の機器2の制御部8は、ステップ118に進み、自身のID割り付け完了から3台目の機器3のID割り付け処理に必要十分な所定時間経過するまでに3台目の機器3からID割り付け完了コマンドを受信したか否かを判定する。3台目の機器3のID割り付けが正常に完了すれば、2台目の機器2の制御部8は、所定時間経過するまでに3台目の機器3からID割り付け完了コマンドを受信するため、上記ステップ118で「Yes」と判定して、ステップ120に進み、最後尾の機器である3台目の機器3のID割り付け完了後に通信ライン11で送信されてくる最後尾機器ID割り付け完了コマンドを2台目の機器2の制御部8が受信するまで待機する。その後、2台目の機器2の制御部8が最後尾機器ID割り付け完了コマンドを受信した時点で、ステップ121に進み、機器ID割り付け処理を終了する。
これに対し、所定時間経過するまでに3台目の機器3からID割り付け完了コマンドを2台目の機器2の制御部8が受信しない場合は、3台目の機器3が接続されていないか(機器3の接続が外れているか)、又は3台目の機器3のID割り付け機能が正常に動作していないことを意味するため、上記ステップ118で、所定時間経過するまでに3台目の機器3からID割り付け完了コマンドを2台目の機器2の制御部8が受信していないと判定すれば、2台目の機器2の制御部8は、ステップ119に進み、通信ライン11を使用して最後尾機器ID割り付け完了コマンドを他の機器1,3へ送信した後、ステップ121に進み、機器ID割り付け処理を終了する。この場合は、2台の機器1,2のIDのみが割り付けられて、3台目の機器3のIDが割り付けられずに、ID割り付け処理が終了するため、表示装置(図示せず)に3台目の機器3の接続エラーを表示して作業者に3台目の機器3の接続を確認するように促すようにしても良い。
一方、2台目の機器2のID割り付けが完了して3台目の機器3のID割り付け用入力ポートIN3の入力がLowに反転した時点で、3台目の機器3の制御部9は、上記ステップ112で「Yes」と判定して、ステップ113に進み、ID割り付け開始コマンドの受信回数(この時点では3回)に応じて増加させた3台目のID(ID_3)を自身のIDに割り付ける。この際、ID割り付け開始コマンドの受信回数に応じてIDを1ずつ増やしても良いし、2以上の数ずつ増やしても良い。
この後、3台目の機器3の制御部9は、ステップ114に進み、通信ライン11を使用してID割り付け完了コマンドを1台前の機器である2台目の機器2へ送信した後、ステップ115に進み、3台目の機器3のID割り付け用出力ポートOUT3の出力をLowに反転する。この後、3台目の機器3の制御部9は、ステップ116に進み、通信ライン11を使用してID割り付け開始コマンドを他の機器1,2へ送信した後、ステップ117に進み、他の機器1,2から送信されてくるID割り付け開始コマンドを無視する。
この後、3台目の機器3の制御部9は、ステップ118に進み、自身のID割り付け完了から次の機器(1台後)のID割り付け処理に必要十分な所定時間経過するまでに次の機器からID割り付け完了コマンドを受信したか否かを判定する。本実施例では、3台目の機器3は、最後尾の機器で、4台目以降の機器が接続されていないため、3台目の機器3の制御部9は、所定時間経過するまでにID割り付け完了コマンドを受信しない。これにより、3台目の機器3の制御部9は、上記ステップ118で、「No」と判定して、3台目の機器3が最後尾の機器であると認識して、ステップ119に進み、通信ライン11を使用して最後尾機器ID割り付け完了コマンドを他の機器1,2へ送信した後、ステップ121に進み、機器ID割り付け処理を終了する。これにより、全ての機器1〜3のID割り付け処理を終了する。部品実装機の制御装置(図示せず)は、各機器1〜3に割り付けられたIDに基づいて各機器1〜3を識別して各機器1〜3の制御部7〜9に制御信号を出力する。
4台以上の機器が接続されている場合は、4台目以降の機器の制御部も、3台目の機器の制御部と同様に図4のステップ111以降の処理を実行すれば良い。
以上説明した本実施例によれば、複数の機器1〜3をID割り付け用I/Oライン12,13でデイジーチェーン接続し、各機器1〜3の制御部7〜9によって各機器1〜3のID割り付け用入力ポートIN1〜IN3の入力レベルに基づいて複数の機器1〜3にIDを順番に割り付けるようにしているため、通信ライン11で接続した複数の機器1〜3にIDを割り付けるための構成と制御を簡単化することが可能となり、トラブル発生の頻度が少なくなると共に、トラブル発生時の原因究明が容易となる。
更に、本実施例では、各機器1〜3の制御部7〜9は、電源投入後に自身のID割り付け用入力ポートIN1〜IN3の入力レベルに基づいて自身のID割り付け用入力ポートIN1〜IN3に他の機器が接続されていない1台目の機器1か2台目以降の機器2,3かを判定し、1台目の機器1と判定した場合には、1台目のIDを自身のIDに割り付けて前記通信ライン11で2台目以降の機器2,3にID割り付け開始コマンドを送信し、2台目以降の機器2,3と判定した場合には、前記ID割り付け開始コマンドを受信したときに、自身のID割り付け用入力ポートIN2,IN3の入力レベルに基づいて自身のID割り付け用入力ポートIN2,IN3に接続した機器1,2のIDの次の順番のIDを自身のIDに割り付けて前記通信ライン11で他の機器にID割り付け開始コマンドを送信するという処理を繰り返すことで前記2台目以降の機器2,3にIDを順番に割り付けるようにした。これにより、2台目以降の機器2,3にIDを順番に自動的に割り付けることができる。
更に、本実施例では、複数の機器1〜3は、電源投入が同時に行われ、各機器1〜3の制御部7〜9は、電源投入により各機器1〜3のID割り付け用出力ポートOUT1〜OUT3の出力レベルをローレベルからハイレベルに反転させ、自身のID割り付け完了後に自身のID割り付け用出力ポートOUT1〜OUT3の出力レベルをローレベルに反転するようにしたので、電源投入後に、いずれかの機器1〜3のID割り付け用出力ポートOUT1〜OUT3の出力レベルがハイレベルからローレベルに反転した時点で、当該機器1〜3のIDの割り付けが完了したことが他の機器にも分かる。
また、本実施例では、2台目以降の各機器2,3の制御部8,9は、自身のID割り付け用入力ポートIN2,IN3の入力レベルがローレベルになっている状態(つまり自身のID割り付け用入力ポートIN2,IN3に接続した機器1,2のIDの割り付けが完了した状態)で、前記ID割り付け開始コマンドを受信したときに、自身のID割り付け用入力ポートIN2,IN3に接続した機器1,2のIDの次の順番のIDを自身のIDに割り付けるようにした。これにより、2台目以降の機器2,3にIDを順番に自動的に割り付けることができる。
また、本実施例では、2台目以降の各機器2,3の制御部8,9は、自身のID割り付け完了後に他の機器に通信ライン11でID割り付け完了コマンドを送信し、自身のID割り付け完了からID割り付け処理に必要十分な所定時間経過しても他の機器からID割り付け完了コマンドを受信しないときに、自身のID割り付け用出力ポートOUT2,OUT3に他の機器が接続されていない最後尾の機器3と判断して通信ライン11で他の機器1,2に最後尾機器ID割り付け完了コマンドを送信して全ての機器1〜3のID割り付け処理を終了するようにした。これにより、最後尾の機器3を正確に判断して、全ての機器1〜3のID割り付け処理を終了することができる。
また、本実施例では、2台目以降の各機器2,3の制御部8,9は、前記ID割り付け開始コマンドに含まれるIDに+1増加させたIDを自身のIDに割り付けるようにしたので、2台目以降の各機器2,3に+1ずつ増加させたIDを自動的に割り付けることができる。
本発明は、通信ラインで接続した複数の機器にIDを自動的に割り付けるシステムであれば、様々な機器に適用可能であり、また、複数の機器は、1つの装置内に搭載されたものであっても良く、例えば、複数の機器は、部品実装機に搭載されていても良い。
尚、本発明は、部品実装機に搭載された機器に限定されず、通信ラインで接続した複数の機器にIDを自動的に割り付けるシステムであれば、様々な機器に適用可能であり、勿論、1つの装置に搭載されない複数の機器のID割り付けにも適用可能である等、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できることは言うまでもない。
1〜3…機器、4〜6…通信ポート、7〜9…制御部、11…通信ライン、12,13…ID割り付け用I/Oライン、IN1〜IN3…ID割り付け用入力ポート、OUT1〜OUT3…ID割り付け用出力ポート

Claims (7)

  1. 通信ラインで接続した複数の機器にIDを自動的に割り付ける機器ID割り付けシステムにおいて、
    前記複数の機器の各々にID割り付け用入力ポートとID割り付け用出力ポートを設けると共に、前記複数の機器について各機器のID割り付け用出力ポートと各機器のID割り付け用入力ポートとの間をID割り付け用I/Oラインで接続して、前記複数の機器を前記ID割り付け用I/Oラインでデイジーチェーン接続し、
    前記各機器の制御部は、各機器のID割り付け用入力ポートの入力レベルに基づいて前記複数の機器にIDを順番に割り付けることを特徴とする機器ID割り付けシステム。
  2. 前記各機器の制御部は、電源投入後に自身のID割り付け用入力ポートの入力レベルに基づいて自身のID割り付け用入力ポートに他の機器が接続されていない1台目の機器か2台目以降の機器かを判定し、1台目の機器と判定した場合には、1台目のIDを自身のIDに割り付けて前記通信ラインで2台目以降の機器にID割り付け開始コマンドを送信し、2台目以降の機器と判定した場合には、前記ID割り付け開始コマンドを受信したときに、自身のID割り付け用入力ポートの入力レベルに基づいて自身のID割り付け用入力ポートに接続した機器のIDの次の順番のIDを自身のIDに割り付けて前記通信ラインで他の機器にID割り付け開始コマンドを送信するという処理を繰り返すことで前記2台目以降の機器にIDを順番に割り付けることを特徴とする請求項1に記載の機器ID割り付けシステム。
  3. 前記複数の機器は、電源投入が同時に行われ、
    前記各機器の制御部は、電源投入により各機器のID割り付け用出力ポートの出力レベルをローレベルからハイレベルに反転させ、自身のID割り付け完了後に自身のID割り付け用出力ポートの出力レベルをローレベルに反転することを特徴とする請求項2に記載の機器ID割り付けシステム。
  4. 前記2台目以降の各機器の制御部は、自身のID割り付け用入力ポートの入力レベルがローレベルになっている状態で、前記ID割り付け開始コマンドを受信したときに、自身のID割り付け用入力ポートに接続した機器のIDの次の順番のIDを自身のIDに割り付けることを特徴とする請求項3に記載の機器ID割り付けシステム。
  5. 前記2台目以降の各機器の制御部は、自身のID割り付け完了後に他の機器に前記通信ラインでID割り付け完了コマンドを送信し、自身のID割り付け完了からID割り付け処理に必要十分な所定時間経過しても他の機器からID割り付け完了コマンドを受信しないときに、自身のID割り付け用出力ポートに他の機器が接続されていない最後尾の機器と判断して前記通信ラインで他の機器に最後尾機器ID割り付け完了コマンドを送信して全ての機器のID割り付け処理を終了することを特徴とする請求項4に記載の機器ID割り付けシステム。
  6. 前記2台目以降の各機器の制御部は、前記ID割り付け開始コマンドに含まれるIDに+1増加させたIDを自身のIDに割り付けることを特徴とする請求項5に記載の機器ID割り付けシステム。
  7. 前記複数の機器は、部品実装機に搭載されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の機器ID割り付けシステム。
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