JP2016133507A - 金属回収液及び基板汚染分析方法 - Google Patents

金属回収液及び基板汚染分析方法 Download PDF

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Abstract

【課題】貴金属を回収可能かつ基板上を走査可能な金属回収液、及びこのような金属回収液を用いた効率的な基板汚染の分析方法を提供する。【解決手段】一実施形態に係る金属回収液は、48重量%以上のHNO3と、6重量%以下のHClと、5重量%以下のHFと、を含む。【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、金属回収液及び基板汚染分析方法に関する。
近年、半導体デバイスの微細化及び高集積化に伴い、製造プロセスに貴金属が利用されている。貴金属による基板の汚染は、半導体デバイスの特性に悪影響を与えるため、基板上の貴金属の分析は重要な課題である。
従来、金属による基板汚染を分析する方法として、自動回収装置を用いて基板上で金属回収液を走査し、基板上の金属を金属回収液中に回収し、金属回収液中の金属を分析する方法が利用されている。金属回収液として、例えば、HF/H、HCl/H、HF/HCl/Hなどが用いられている。
しかしながら、上記従来の分析方法は、貴金属による基板汚染の分析方法としては利用することができなかった。これは、酸化還元電位の高い貴金属は、基板を構成するSiの電子を奪い、基板上で貴金属メタルとなってしまうため、酸化力が比較的弱い上記の金属回収液では回収できないためである。
そこで、貴金属を回収するための金属回収液として、酸化力が強い王水やHF/HNOを用いる方法が提案されている。しかしながら、王水等は、走査性が低いため、自動回収装置によって基板上で走査させることができない、という問題があった。
このため、金属回収液として王水等を用いる場合、マニュアル法(手動)で基板の広範囲又は全面に金属回収液を塗布する必要があった。また、使用する金属回収液の量が多いため、貴金属を回収後、金属回収液を濃縮する必要があった。さらに、マニュアル法で貴金属を回収するため、専用の器具や技術習得度が高い技術者が必要であった。
このように、王水等の金属回収液を用いた分析方法は、処理が煩雑であり、分析に長い時間を要した。したがって、この分析方法では、基板貴金属汚染を効率的に分析することは困難であった。将来的に基板が大口径化した場合、当該方法による基板汚染の分析は益々困難となる。
このため、貴金属を回収可能かつ基板上を走査可能な金属回収液、及びこのような金属回収液を用いた効率的な基板汚染の分析方法が強く求められている。
特開2012−174964号公報 特開2001−77158号公報 特開2001−144083号公報
貴金属を回収可能かつ基板上を走査可能な金属回収液、及びこのような金属回収液を用いた効率的な基板汚染の分析方法を提供する。
一実施形態に係る金属回収液は、48重量%以上のHNOと、6重量%以下のHClと、5重量%以下のHFと、を含む。
自動回収装置の概略構成を示す図。 HNO及びHClの混合体積比と濃度との関係を示す表。 HNO及びHClの混合体積比と濃度との関係を示すグラフ。 HNO及びHClの混合液の圧力変化の計測結果の一例を示すグラフ。 金属回収液の回収率の計測結果を示す表。 貴金属の回収率の計測結果を示すグラフ。 従来の金属回収液との貴金属の回収率の比較結果を示すグラフ。 基板汚染分析方法を示すフローチャート。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(金属回収液)
一実施形態に係る金属回収液(以下、単に「回収液」という)について、図1〜図7を参照して説明する。本実施形態に係る回収液は、シリコン基板(以下、「基板」という)の表面に付着した貴金属を回収するために利用される。この回収液は、HNO(硝酸)及びHCl(塩酸)の混合液に、微量のHF(フッ酸)を添加した、3種類の酸の混合液である。
まず、この回収液の各成分の役割について説明する。
本実施形態に係る回収液中には、HNO及びHClの反応により生成された、NOCl(塩化ニトロシル)及びCl(塩素)が溶存する。
HNO3 + HCl → NOCl + Cl2 + H2O・・・(式1)
回収液中に溶存するNOCl及びClは、主として2つの役割を果たすと考えられる。1つ目の役割は、貴金属を回収液中に回収することである。
NOCl及びClは、強い酸化力を有し、以下の式に示すように、貴金属Mと反応する。
M + NOCl +Cl2 +HCl → H[MCln] + NO・・・(式2)
式2の反応により、回収液は、貴金属を溶解し、回収することができる。
2つ目の役割は、回収液の走査性の低下を抑制することである。ここで、回収液の走査性について説明する。
図1は、自動回収装置の概略構成を示す図である。図1に示すように、自動回収装置は、支持部1と、ノズル2と、を備える。
支持部1は、基板Wを下面から支持するテーブルである。ノズル2は、支持部1上の基板Wの表面に回収液Lを供給し、先端に回収液Lを保持した状態で水平方向(図1の矢印の方向)に移動する。これにより、回収液Lが基板Wの表面を走査する。ノズル2は、回収液Lを走査させた後、回収液Lを回収する。ノズル2により回収された回収液中の貴金属を分析することにより、貴金属による基板汚染の分析が行われる。
上述の走査性とは、回収液の基板上における動きやすさのことである。走査性が高い場合、回収液Lは、ノズル2の先端に保持された状態で、ノズル2の移動に伴って基板W上を移動する。このため、回収液Lは、基板W上を走査後も、ノズル2の先端に保持されることとなる。この場合、自動回収装置は、ノズル2によって回収液Lを回収することができる。
これに対して、走査性が低い場合、回収液Lは、ノズル2の移動について行けず、ノズル2が移動すると、基板W上に取り残される。このため、ノズル2が移動すると、回収液Lはノズル2の先端から離れてしまう。この場合、自動回収装置は、ノズル2によって回収液Lを回収することができない。
本実施形態に係る回収液が基板に接触すると、以下の式に示すように、HNOが基板を構成するSiと反応する。
Si + HNO3 → SiO2 + NO + H2O・・・(式3)
式3の反応速度が速いと、回収液と基板との間の相互作用が強くなり、回収液の走査性が低下する。しかしながら、本実施形態において、NOCl及びClが式3の反応を抑制するため、回収液の走査性の低下が抑制される。
また、回収液中のHFは、回収液の走査性を向上させる役割を果たす。上述の通り、HNOがSiと反応してSiOを生成すると、回収液と基板との間の相互作用が強くなり、走査性が低下する。しかしながら、本実施形態では、以下の式に示すように、HFが式3の反応により生成されたSiOと反応する。
SiO2 + HF → H2SiO6 + H2O・・・(式4)
式4の反応により、基板の表面に生成されたSiOが分解されるため、回収液と基板との間の相互作用が弱くなり、回収液の走査性が向上する。
次に、この回収液の各成分の混合比率について説明する。
本実施形態に係る回収液は、48重量%以上のHNOと、6重量%以下のHClと、5重量%以下のHFと、を含む。まず、HNO及びHClの混合比率について説明する。
図2は、HNO及びHClの混合体積比(V/V)と濃度(重量%濃度)との関係を示す表である。図2において、HNOの原液は濃度が68重量%の超高純度硝酸原液であり、HClの原液は濃度が20重量%の超高純度塩酸原液である。図2に示すように、例えば、HNO及びHClの原液を5:5の混合体積比で混合した場合、HNOの濃度は34重量%、HClの濃度は10重量%となる。
図3は、HNO及びHClの混合体積比(V/V)と濃度(重量%濃度)との関係を示すグラフである。図3は、図2の表と対応する。図3において、本実施形態に係る回収液の濃度範囲は実線で示されている。
本願発明者は、図2及び図3に示す各混合体積比の混合液について、混合液調整後の圧力変化を計測した。その結果、HNO及びHClの混合体積比が0:10〜6:4の混合液、すなわち、HNOの濃度が41重量%以下かつHClの濃度が8重量%以上の混合液では、混合液を調整後の圧力上昇が大きい上、圧力上昇が24時間以上継続することが判明した。
圧力上昇は、HNO及びHClの反応(式1)が激しく進行し、NOClやClが混合液中から泡となって抜け出すことが原因である。混合液が発泡することにより、混合液の圧力が上昇する。また、圧力上昇の長期化は、HNOに対してHClが多すぎることにより、式1の反応が長時間持続するためである。
このような混合液は、自動回収装置で利用する回収液には適さない。これは、回収液の発泡性が強い場合、内圧の上昇によってノズル2から回収液が漏れ出てしまい、回収液を保持することが困難なためである。
これに対して、HNO及びHClの混合体積比が7:3〜10:0の混合液、すなわち、HNOの濃度が48重量%以上かつHClの濃度が6重量%以下の混合液では、混合液を調整後の圧力上昇が小さい上、圧力上昇が数時間以内に終了することが判明した。
このような、発泡性が低く、短時間で安定する混合液は、ノズル2の内圧が上昇しにくいため、自動回収装置で利用する回収液として適している。そこで、発泡性の観点から、本実施形態に係る回収液は、48重量%以上のHNOと、6重量%以下のHClと、を含むものとする。
ただし、回収液がHClを含まない(0重量%)場合、式1の反応が起こらず、回収液の酸化力及び走査性が低下する。このため、回収液は、0重量%より多くのHClを含むものとする。これに伴い、回収液は、68重量%未満のHNOを含むものとする。
したがって、図3に示すように、回収液中のHNOの濃度Xは、48重量%≦X<68重量%となり、回収液中のHClの濃度Yは、0重量%<Y<6重量%となる。
ここで、図4は、圧力変化の計測結果の一例を示すグラフである。図4に示すように、34重量%のHNO及び10重量%のHClを含む混合液は、24時間経過後も発泡が続いており、圧力上昇も大きい。これに対して、54重量%のHNO及び4重量%のHClを含む混合液は、約60分で発泡が終了しており、圧力上昇も小さい。
次に、HFの混合比率について説明する。本願発明者は、それぞれ異なる濃度のHFを含む複数の回収液について、回収液の回収率を計測した。この実験は、φ300のベアシリコン基板に1000ulの回収液を供給し、供給した回収液を走査後、自動回収装置で回収液を回収し、回収量を計測することにより行われた。また、この実験では、50重量%のHNOと3重量%のHClとを含む回収液が利用された。
図5は、この実験による回収量の計測結果を示す表である。図5に示すように、例えば、1重量%のHFを含む回収液の走査後の回収率は99.8%であった。これに対して、6重量%以上のHFを含む回収液は回収できなかった。
これは、HFの濃度が高過ぎると、回収液の走査性が低下することが原因である。上述の通り、本実施形態の回収液では、式4の反応により、基板上のSiOが減少し、走査性が向上する。しかしながら、回収液中のHFの濃度が高過ぎると、式4の反応によるSiOの消費速度が速くなり、式3の反応が激しく進行し、かえって回収液の走査性が低下することになる。
実験の結果、図5に示すように、HFの濃度が6重量%以上の場合、回収液の走査性が低く、回収液を自動回収装置で回収できないが、HFの濃度が5重量%以下であれば、回収液の走査性が向上し、回収液を自動回収装置で回収可能であることが判明した。
そこで、走査性の観点から、本実施形態に係る回収液は、5重量%以下のHFを含むものとする。また、図5より、HFの濃度が3重量%以下の場合、回収液の回収率が99%以上であり、回収液が高い走査性を有することがわかる。このため、回収液は、3重量%以下のHFを含むのが好ましい。
ただし、図5に示すように、回収液がHFを含まない場合、回収液の走査性が低下し、自動回収装置によって回収液を回収できなくなる。これは、式4の反応による走査性の向上が得られないためである。このため、回収液は、0重量%より多くのHFを含むものとする。したがって、回収液中のHFの濃度Zは、0重量%<Z≦5重量%となる。
以上説明した通り、本実施形態に係る回収液は、48重量%以上のHNOと、6重量%以下のHClと、5重量%以下のHFと、を含む。このような混合比率により、回収液は、基板上での高い走査性と、低い発泡性と、を有する。
したがって、この回収液は、自動回収装置によって基板上を走査させ、走査後に回収することができる。このため、自動回収装置を備える基板汚染分析装置によって、回収液の走査、回収、及び分析を自動で行うことができるため、短時間で効率的に基板汚染を分析することができるとともに、貴金属による基板汚染を、遠隔地からオンラインで測定及び管理することが可能となる。
また、本実施形態に係る回収液は、基板の広い範囲に塗布する必要が無いため、回収液の使用量を削減することができる。
さらに、本実施形態に係る回収液は、貴金属の高い回収率を有する。ここで、図6は、本実施形態に係る回収液による貴金属の回収率の計測結果を示すグラフである。この実験では、φ300の強制汚染基板上で回収液を走査し、自動回収装置を用いて回収液を回収し、回収液中の金属を分析し、貴金属の回収率を計測した。回収率を計測した貴金属は、Ru,Pd,Ir,Pt,Ag,Auである。また、本実施形態に係る回収液として、54重量%のHNOと、3重量%のHClと、1重量%のHFと、を含む回収液を利用した。さらに、機種A及び機種Bの2種類の自動回収装置により、それぞれ実験を行った。
この実験の結果、図6に示すように、機種A,Bの両方の自動回収装置で、上記の全ての貴金属に対して、75%以上という高い回収率が計測された。
図7は、本実施形態に係る回収液と、従来の回収液と、による貴金属の回収率の比較結果を示すグラフである。この実験では、φ300の強制汚染基板上で回収液を走査し、自動回収装置を用いて回収液を回収し、回収液中の金属を分析し、貴金属の回収率を計測した。回収液の走査は、スキャン速度10mm/秒かつ送りピッチ5mmという条件で、ノズルサイズがφ10mmのノズルを用いて行われた。回収液及び走査に要した時間は、約30分である。
回収率を計測した貴金属は、Ru,Pd,Ir,Pt,Ag,Auである。本実施形態に係る回収液として、54重量%のHNOと、3重量%のHClと、1重量%のHFと、を含む回収液が利用され、従来の回収液として、2重量%のHFと、2重量%のHと、を含む回収液が利用された。
この実験の結果、図7に示すように、本実施形態に係る回収液は、従来の回収液に比べて、上記の全ての貴金属に対して、高い回収率を示すことが判明した。
なお、本実施形態に係る回収液は、貴金属以外の金属を回収するための回収液として利用することも可能である。
(基板汚染分析方法)
次に、一実施形態に係る基板汚染分析方法について、図8を参照して説明する。図8は、本実施形態に係る基板汚染分析方法を示すフローチャートである。
ステップS1において、基板上に回収液を供給する。回収液は、48重量%以上のHNOと、6重量%以下のHClと、5重量%以下のHFと、を含む、上述の回収液である。回収液は、例えば、自動回収装置のノズル2から基板上に供給される。
ステップS2において、基板上で回収液を走査させる。回収液の走査は、例えば、回収液を先端に保持したノズル2が、基板上で水平方向に移動することにより行われる。回収液が基板上を走査することにより、基板上に付着した貴金属が回収液中に回収される。
ステップS3において、回収液を回収する。回収液の回収は、例えば、自動回収装置のノズル2が、先端に保持した回収液を吸入することにより行われる。
ステップS4において、回収した回収液中の貴金属を分析する。回収液中の貴金属の分析は、例えば、自動回収装置を備えた基板汚染分析装置によって、原子吸光光度法(AAS法)や誘導結合プラズマ質量分析法(ICP−MS法)を用いて行われる。この際、貴金属以外の金属が分析されてもよい。
以上説明したように、本実施形態に係る基板汚染分析方法は、全ての工程を基板汚染分析装置により自動で実行可能なため、短時間で効率的に基板汚染を分析するとともに、遠隔地からオンラインで基板汚染の分析や管理を行うことができる。
また、本実施形態に係る回収液を利用するため、基板上の貴金属を高い回収率で回収することができる。したがって、高感度の基板分析が可能となる。
さらに、回収液の使用量が少なく、回収液の走査により発生するSi残渣が少ないため、残渣処理工程を省略することができる。
なお、本実施形態に係る基板汚染分析方法は、基板上の酸化膜や窒化膜や酸窒化膜の表面、膜無し(ベア)の基板の表面、及び基板上の酸化膜中や窒化膜や酸窒化膜中、の金属汚染及び貴金属汚染の分析に適用することができる。
また、膜無し(ベア)の基板の表面、及び基板上の酸化膜中や窒化膜や酸窒化膜中、の金属汚染及び貴金属汚染の分析を行う場合には、ステップS1の前に、基板(又は基板上の膜)の表面を、HF気相分解によりエッチングしてもよい。
なお、本発明は上記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって種々の発明を形成できる。また例えば、各実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除した構成も考えられる。さらに、異なる実施形態に記載した構成要素を適宜組み合わせてもよい。

Claims (12)

  1. 48重量%以上のHNOと、6重量%以下のHClと、5重量%以下のHFと、を含む金属回収液。
  2. 前記HNOを54重量%以上含む
    請求項1に記載の金属回収液。
  3. 前記HClを4重量%以下含む
    請求項1に記載の金属回収液。
  4. 前記HFを3重量%以下含む
    請求項1に記載の金属回収液。
  5. 基板上で、48重量%以上のHNOと、6重量%以下のHClと、5重量%以下のHFと、を含む金属回収液で走査し、
    前記金属回収液を回収し、
    回収した前記金属回収液中の金属を分析すること、
    を含む基板汚染分析方法。
  6. 前記走査の前に、前記基板の表面を気相分解する
    請求項5に記載の基板汚染分析方法。
  7. 前記分析は、原子吸光光度法又は誘導結合プラズマ質量分析法により行われる
    請求項5に記載の基板汚染分析方法。
  8. 前記基板は、シリコン基板である
    請求項5に記載の基板汚染分析方法。
  9. 前記金属回収液中の前記金属は、貴金属である
    請求項5に記載の基板汚染分析方法。
  10. 前記金属回収液は、前記HNOを54重量%以上含む
    請求項5に記載の基板汚染分析方法。
  11. 前記金属回収液は、前記HClを4重量%以下含む
    請求項5に記載の基板汚染分析方法。
  12. 前記金属回収液は、前記HFを3重量%以下含む
    請求項5に記載の基板汚染分析方法。
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