JP2016133124A - 変速機の潤滑構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】変速軸の強度を低下させることなく変速歯車とのスプライン嵌合部に潤滑油を供給可能であり、且つ変速歯車を小型化することができる変速機の潤滑構造を提供する。【解決手段】変速軸10は、最大たわみとなる軸方向略中央部に形成された大径部21と、大径部21に隣接して形成された小径部22と、を有し、大径部21の外周には、第1変速歯車32が配置され、小径部22の外周には、第2変速歯車34が配置される。径方向に形成されて潤滑油を供給する分配孔26aは、小径部22にのみ設けられ、小径部22から大径部21への移行部分には、油溜り空間Sが形成される。【選択図】図1
Description
本発明は、変速機の潤滑構造に係り、特に、変速軸と変速歯車とのスプライン嵌合部を潤滑する変速機の潤滑構造に関する。
従来、変速軸の中心に軸孔を形成すると共に、外周面と軸孔とを連通する複数の径方向孔を形成し、変速軸とその外周面に支持された変速歯車との間に潤滑油を供給して潤滑するようにした変速機が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。特許文献1では、軸孔の内径を潤滑油の導入口から各径方向孔の中間部において段階的に太くしている。これにより、軸孔の導入口に近い部分の内周面に層状に拡がる潤滑油に生じる遠心力に比して、それより先の部分の内周面に層状に拡がる潤滑油に生じる遠心力が大きくなり、導入口から離れるにつれて潤滑油の層の厚さが薄くなることによる径方向孔から供給される潤滑油の供給量の減少を、潤滑油に生じる遠心力の増大によって補償して潤滑油を適切に供給している。また、特許文献2は、径方向孔の所定の孔部分にのみショットピーニング加工を施して、軸径を変更することなく変速軸の疲れ強さの向上を図っている。
変速機の出力軸は、スプライン嵌合する複数の変速歯車を介してトルク伝達している。出力軸には、トルク伝達によりねじりとたわみが生じ、出力軸の略中央部分に発生する最大たわみ部では応力が最大となる。一方、スプライン嵌合部におけるフレッティング摩耗を防止するため、出力軸に軸孔と径方向孔とを設け、スプライン嵌合部に潤滑油を供給する必要がある。しかしながら、出力軸に径方向孔が形成されると、孔周辺に集中応力が発生する。孔周辺に発生する集中応力の大きさは、孔がない場合の2倍以上の大きさになる場合もある。
特許文献1、2の出力軸には、たわみが最大となる出力軸の略中央部分にも径方向孔が設けられている。従来、軸径を太くすることで孔周辺に発生する集中応力の低減を図っているが、軸径が太くなると出力軸に嵌合する変速歯車も大きくなり、重量増大やコストアップの要因となっていた。特許文献2では、所定の孔部分にのみショットピーニング加工を施して出力軸の疲れ強さの向上を図っているが、追加の加工処理及び加工コストを要し、また、必ずしも十分に強化することができなかった。
本発明の目的は、変速軸の強度を低下させることなく変速歯車とのスプライン嵌合部に潤滑油を供給することができ、且つ変速歯車を小型化することができる変速機の潤滑構造を提供することである。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、
回転可能に支持され、外周部にスプライン部(例えば、後述の実施形態での軸スプライン部23,24)が形成されると共に、軸内部に油路(例えば、後述の実施形態での軸方向孔25)が形成された変速軸(例えば、後述の実施形態での変速軸10)と、
前記スプライン部を介して前記変速軸に相対回転不能に支持された複数の変速歯車(例えば、後述の実施形態での第1変速歯車32、第2変速歯車34、第3変速歯車35、及び第4変速歯車36)と、を備え、
前記変速軸には、径方向に延びるように、前記油路から前記変速歯車に潤滑油を供給する分配孔(例えば、後述の実施形態での分配孔26a,26b,26c)が形成された、変速機の潤滑構造において、
前記変速軸は、最大たわみとなる軸方向略中央部に形成された大径部(例えば、後述の実施形態での大径部21)と、前記大径部に隣接して形成され前記大径部よりも小径の小径部(例えば、後述の実施形態での小径部22)と、を有し、
前記大径部の外周には、前記スプライン部を介して第1変速歯車(例えば、後述の実施形態での第1変速歯車32)が配置され、
前記小径部の外周には、前記スプライン部を介して第2変速歯車(例えば、後述の実施形態での第2変速歯車34)が配置され、
前記分配孔は、前記小径部にのみ設けられ、
軸方向において前記第1変速歯車を支持する前記スプライン部と前記第2変速歯車を支持する前記スプライン部の間には、前記小径部から前記大径部への移行部分に油溜り空間(例えば、後述の実施形態での油溜り空間S)が形成される。
回転可能に支持され、外周部にスプライン部(例えば、後述の実施形態での軸スプライン部23,24)が形成されると共に、軸内部に油路(例えば、後述の実施形態での軸方向孔25)が形成された変速軸(例えば、後述の実施形態での変速軸10)と、
前記スプライン部を介して前記変速軸に相対回転不能に支持された複数の変速歯車(例えば、後述の実施形態での第1変速歯車32、第2変速歯車34、第3変速歯車35、及び第4変速歯車36)と、を備え、
前記変速軸には、径方向に延びるように、前記油路から前記変速歯車に潤滑油を供給する分配孔(例えば、後述の実施形態での分配孔26a,26b,26c)が形成された、変速機の潤滑構造において、
前記変速軸は、最大たわみとなる軸方向略中央部に形成された大径部(例えば、後述の実施形態での大径部21)と、前記大径部に隣接して形成され前記大径部よりも小径の小径部(例えば、後述の実施形態での小径部22)と、を有し、
前記大径部の外周には、前記スプライン部を介して第1変速歯車(例えば、後述の実施形態での第1変速歯車32)が配置され、
前記小径部の外周には、前記スプライン部を介して第2変速歯車(例えば、後述の実施形態での第2変速歯車34)が配置され、
前記分配孔は、前記小径部にのみ設けられ、
軸方向において前記第1変速歯車を支持する前記スプライン部と前記第2変速歯車を支持する前記スプライン部の間には、前記小径部から前記大径部への移行部分に油溜り空間(例えば、後述の実施形態での油溜り空間S)が形成される。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記変速軸は、前記変速機の出力軸である。
前記変速軸は、前記変速機の出力軸である。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、
前記第1変速歯車は、前記変速機の第1速時に駆動力を出力する第1速出力歯車である。
前記第1変速歯車は、前記変速機の第1速時に駆動力を出力する第1速出力歯車である。
請求項1に記載の発明によれば、最大たわみとなる軸方向略中央部の大径部から離間して形成された分配孔から、第2変速歯車を支持する小径部のスプライン部、油溜り空間を介して第1変速歯車を支持する大径部のスプライン部に潤滑油を供給するので、軸方向略中央部に分配孔を設けた場合と比較して変速軸の強度低下が抑制され、変速軸の軸径を細くすることができる。これにより、スプライン部に嵌合する変速歯車を小型化、軽量化することができる。
請求項2に記載の発明によれば、変速機に配設される多くの軸の中でも伝達トルクが大きく、それゆえ大きなたわみが発生する出力軸に適用することで、より大きな効果を得ることができる。
請求項3に記載の発明によれば、大きな伝達トルクが作用する第1速出力歯車が、たわみが最大となって軸の傾斜角が最小となる軸方向略中央部に配置されることで、第1速出力歯車の歯部の耐久性が向上すると共に、騒音の発生を抑制することができる。
以下、本発明の一実施形態の変速機の潤滑構造について、図面を参照して説明する。図1は、変速機に配設された変速軸の断面図である。変速軸10は、左右両端が、深溝玉軸受11及びころ軸受12を介して不図示のケーシング内に回転可能かつ水平に支持されている。
変速軸10の右端部近傍には、最終出力歯車31が一体的に設けられている。最終出力歯車31の左側となる変速軸10の軸方向略中央には、大径部21が形成されている。大径部21より左側となる変速軸10の左側部分には、大径部21の外径Dより小さい外径を有する小径部22が形成されている。
大径部21の外周面には、軸スプライン部23が形成されており、第1変速歯車32のスリーブ32aに設けられた穴スプライン部33とスプライン嵌合している。第1変速歯車32は、車両が第1速(低速)で走行する際に駆動力を出力する第1速出力歯車である。また、小径部22の外周面には、軸スプライン部24が形成されており、車両が第1速より高速で走行する際に駆動力を出力する第2変速歯車34、第3変速歯車35、及び第4変速歯車36のそれぞれのスリーブ34a,35a,36aに設けられた穴スプライン部37,38,39と、それぞれスプライン嵌合している。より具体的には、第1変速歯車32から、最終出力歯車31とは反対側に向かって、第2変速歯車34、第4変速歯車36、第3変速歯車35が互いのスリーブ34a,36a,35aが接するように設けられている。
変速軸10には、軸方向孔25が軸中心を通って形成されている。また、小径部22、具体的には、第2変速歯車34、第3変速歯車35及び第4変速歯車36のスリーブ34a,35a,36aとの嵌合部に対応する位置に、軸方向孔25と小径部22の外周面とを連通させる分配孔26a,26b,26cが径方向に設けられている。なお、本発明の特徴は、第1変速歯車32のスリーブ32aがスプライン嵌合する大径部21に分配孔が設けられていないことである。
軸方向孔25の一端には、不図示の潤滑油ポンプが接続されており、軸方向孔25及び分配孔26a,26b,26cは、各潤滑部に潤滑油を供給する潤滑油の流路として作用する。また、大径部21と小径部22を接続する段部27は、大径部21の軸スプライン部23にスプライン嵌合する第1変速歯車32のスリーブ32aで覆われており、小径部22から大径部21への移行部分には、段部27及びスリーブ32aの内周面で画成された油溜り空間Sが形成される。
したがって、第1変速歯車32の穴スプライン部33と大径部21の軸スプライン部23のスプライン嵌合部から第3変速歯車35の穴スプライン部38と小径部22の軸スプライン部24のスプライン嵌合部に至って、分配孔26a,26b,26cから供給された潤滑油が通る流路が形成され、この流路を通る潤滑油は、変速軸10の回転による遠心力によって、小径部22から大径部21への移行部分に形成された油溜り空間Sを通って、第1変速歯車32の穴スプライン部33と大径部21の軸スプライン部23のスプライン嵌合部に供給されるようになっている。なお、小径部22から大径部21への移行部分、即ち段部27は、潤滑油が流れやすいように傾斜面となっている。
次に、上記の構成を備えた本実施形態の作用について説明する。本実施形態の変速軸10は、荷重が負荷されたときに最大たわみが発生する軸方向略中央に、大きなトルクが作用する第1速出力歯車である第1変速歯車32がスプライン嵌合して配置されている。変速軸10の軸方向略中央は、たわみが最大となるが、一方、最大たわみ部では変速軸10の傾斜角が最小となるので、大きな負荷が作用する第1変速歯車32には、第1変速歯車32が傾いたことに起因するアライメントのズレや変則的な荷重が作用することがなく、耐久性が向上する。
なお、変速軸10の軸方向略中央から離れた部分では傾斜が発生し、ここにスプライン嵌合する第2変速歯車34、第3変速歯車35及び第4変速歯車36も傾くことになるが、第2変速歯車34、第3変速歯車35及び第4変速歯車36は第1変速歯車32よりも高速段の歯車であり、第1変速歯車32に比べて入力トルクが小さく、たわみも少ない。
また、分配孔26a,26b,26c周辺には、孔がない場合と比較して2倍以上の大きさの集中応力が発生する場合がある。しかし、大きなトルクが作用する第1変速歯車32が嵌合する大径部21には、分配孔が設けられていないため、集中応力を考慮する必要がなく、大径部21の外径Dを細くすることができる。従って、大径部21にスプライン嵌合する第1変速歯車32を小型化することができ、重量を軽減することができる。
一方、変速軸10には、第1変速歯車32と嵌合する大径部21に分配孔が設けられていないため、変速軸10と第1変速歯車32のスリーブ32aとのスプライン嵌合部に潤滑油が供給されず、スプライン嵌合部でのフレッティング摩耗が問題となる。しかし、本実施形態の変速軸10は、大径部21に隣接配置された小径部22に分配孔26a,26b,26cを有し、ポンプから圧送される潤滑油は、軸方向孔25及び分配孔26a,26b,26cを介して第2変速歯車34のスリーブ34aと小径部22とのスプライン嵌合部に供給される。
第2変速歯車34と小径部22とのスプライン嵌合部に供給された潤滑油は、変速軸10の外周面に沿って軸方向に流れ、小径部22から大径部21への移行部分に形成された油溜り空間Sに貯留され、更に、潤滑油に作用する遠心力によって大径部21である第1変速歯車32とのスプライン嵌合部に供給されて潤滑する。
以上説明したように、本実施形態に係る変速機の潤滑構造によれば、変速軸10は、最大たわみとなる軸方向略中央部に形成された大径部21と、大径部21に隣接して形成された小径部22と、を有し、大径部21の外周には、第1変速歯車32が配置され、小径部22の外周には、第2変速歯車34が配置される。また、分配孔26a,26b,26cは、小径部22にのみ設けられ、第1変速歯車32を支持するスプライン部と第2変速歯車34を支持するスプライン部の間には、小径部22から大径部21への移行部分に油溜り空間Sが形成されるので、最大たわみとなる軸方向略中央部の大径部21から離間して形成された分配孔26a,26b,26cから、第1変速歯車32を支持する大径部21のスプライン部に潤滑油を供給することができ、軸方向略中央部に分配孔を設けた場合と比較して変速軸10の強度低下が抑制され、外径Dを細くすることができる。これにより、第1変速歯車32を小型、軽量化することができる。
また、変速軸10は、変速機の出力軸であるので、変速機に配設される多くの軸の中でも大きなたわみが発生する出力軸に適用することで、より大きな効果を得ることができる。
また、第1変速歯車32は、変速機の第1速時に駆動力を出力する第1速出力歯車であるので、大きな伝達トルクが作用する第1速出力歯車が、たわみが最大となって軸の傾斜角が最小となる軸方向略中央部に配置されることになり、第1速出力歯車の歯部の耐久性が向上すると共に、騒音の発生を抑制することができる。
尚、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。
例えば、大径部21に少なくとも1つの変速歯車が設けられ、小径部22に少なくとも1つの変速歯車が設けられていればよい。
また、実施形態の変速軸10は、大径部21及び小径部22間に1段の段差が設けられた軸として説明したが、図に示す実施形態の場合、大径部21から離間するに従って次第に径を細くして、複数段の段差を設けるようにしてもよい。
例えば、大径部21に少なくとも1つの変速歯車が設けられ、小径部22に少なくとも1つの変速歯車が設けられていればよい。
また、実施形態の変速軸10は、大径部21及び小径部22間に1段の段差が設けられた軸として説明したが、図に示す実施形態の場合、大径部21から離間するに従って次第に径を細くして、複数段の段差を設けるようにしてもよい。
10 変速軸
21 大径部
22 小径部
23,24 軸スプライン部(スプライン部)
25 軸方向孔(油路)
26a,26b,26c 分配孔
32 第1変速歯車(変速歯車)
33,37,38,39 穴スプライン部
34 第2変速歯車(変速歯車)
35 第3変速歯車(変速歯車)
36 第4変速歯車(変速歯車)
S 油溜り空間
21 大径部
22 小径部
23,24 軸スプライン部(スプライン部)
25 軸方向孔(油路)
26a,26b,26c 分配孔
32 第1変速歯車(変速歯車)
33,37,38,39 穴スプライン部
34 第2変速歯車(変速歯車)
35 第3変速歯車(変速歯車)
36 第4変速歯車(変速歯車)
S 油溜り空間
Claims (3)
- 回転可能に支持され、外周部にスプライン部が形成されると共に、軸内部に油路が形成された変速軸と、
前記スプライン部を介して前記変速軸に相対回転不能に支持された複数の変速歯車と、を備え、
前記変速軸には、径方向に延びるように、前記油路から前記変速歯車に潤滑油を供給する分配孔が形成された、変速機の潤滑構造において、
前記変速軸は、最大たわみとなる軸方向略中央部に形成された大径部と、前記大径部に隣接して形成され前記大径部よりも小径の小径部と、を有し、
前記大径部の外周には、前記スプライン部を介して第1変速歯車が配置され、
前記小径部の外周には、前記スプライン部を介して第2変速歯車が配置され、
前記分配孔は、前記小径部にのみ設けられ、
軸方向において前記第1変速歯車を支持する前記スプライン部と前記第2変速歯車を支持する前記スプライン部の間には、前記小径部から前記大径部への移行部分に油溜り空間が形成される、変速機の潤滑構造。 - 請求項1に記載の変速機の潤滑構造であって、
前記変速軸は、前記変速機の出力軸である、変速機の潤滑構造。 - 請求項1又は2に記載の変速機の潤滑構造であって、
前記第1変速歯車は、前記変速機の第1速時に駆動力を出力する第1速出力歯車である、変速機の潤滑構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015005888A JP2016133124A (ja) | 2015-01-15 | 2015-01-15 | 変速機の潤滑構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015005888A JP2016133124A (ja) | 2015-01-15 | 2015-01-15 | 変速機の潤滑構造 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2016133124A true JP2016133124A (ja) | 2016-07-25 |
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ID=56426074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2015005888A Pending JP2016133124A (ja) | 2015-01-15 | 2015-01-15 | 変速機の潤滑構造 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2016133124A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114412933A (zh) * | 2022-03-11 | 2022-04-29 | 中国航发湖南动力机械研究所 | 航空发动机用花键轴和航空发动机系统 |
-
2015
- 2015-01-15 JP JP2015005888A patent/JP2016133124A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN114412933A (zh) * | 2022-03-11 | 2022-04-29 | 中国航发湖南动力机械研究所 | 航空发动机用花键轴和航空发动机系统 |
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