JP2016132653A - 湿式固形粉末化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】なめらかでしっとりとした使用感を有し、かつ安全性が高く、十分な防腐効果を発揮する湿式成型法により製造する固形粉末化粧料、すなわち湿式固形粉末化粧料に関する。
【解決手段】エチルヘキシルグリセリン及び塩化ナトリウムを組み合わせて含有することを特徴とする湿式固形粉末化粧料、好ましくはエチルヘキシルグリセリンが0.01〜2.5重量%であり、塩化ナトリウムが0.001〜1重量%である湿式固形粉末化粧料を提供するものである。
【選択図】なし

Description

本発明は、優れた防腐力を発揮する湿式固形粉末化粧料に関する。
従来の固形粉末化粧料は、一般的にタルク、マイカ、セリサイト及び酸化亜鉛等の各種無機、有機粉体を基材とし、酸化チタン、黄酸化鉄、ベンガラ及び有機色素等の着色顔料、油剤、界面活性剤、保湿剤、香料、酸化防止剤、防腐剤等で構成されており、ファンデーション、頬紅及びアイシャドウのようなメイクアップ化粧料やベビーパウダー等が上市されている。
これらの固形粉末化粧料は、従来より化粧用粉末と油剤を含有する粉末組成物を圧縮成型する乾式成型法にて製造されているが、近年は後述する湿式成型法による製造が盛んに行われている。湿式成型法とは、化粧用粉末と油剤をヘンシェルミキサー等で均一に混合し化粧料基材を調製し、この化粧料基材と水や低沸点炭化水素、揮発性シリコーン油等の揮発性溶剤とを混合してスラリーを調製し、これを容器に充填し、該揮発性溶剤を自然乾燥や加温乾燥、温風乾燥、真空吸引等により除去し、固化して成型する方法である。
湿式成型法は、乾式成型法に比べて、弾力を有する粉体やパール剤のようなアスペクト比の高い薄片状粉体等を多量に含有する場合でも良好な成型物を得ることができる。また、粉末成分の個々に油分が効率的に付着するために粉っぽさがなくなり、スポンジ等で擦ったときの取れが非常によく、なめらかでしっとりとした感触の成型物が得られるのが特長である。
一方、これらの固形粉末化粧料は、カビや細菌等が生育しやすい栄養分を多く含んでおり、使用を重ねている間に粉末化粧料中にこれらの微生物が混入し、繁殖する可能性が高い。従ってこれらの固形粉末化粧料では、使用中に外部からカビや細菌等が混入しても繁殖しないよう防腐剤を含有して品質の劣化を防止している。
これらの固形粉末化粧料に用いられる公知の防腐剤として、粉末状ではサリチル酸塩やパラオキシ安息香酸エステル類のフェノール類、ソルビン酸及びデヒドロ酢酸等があり、液状では1,3−ブチレングリコールや1,2−ペンタンジオール等のジオール類、フェノキシエタノール及びビサボロール等が挙げられる。
乾式成型法により得られる固形粉末化粧料(以下、乾式固形粉末化粧料とする)は、上記に記載されている防腐剤を含有したり、防腐効果の異なる数種の防腐剤を選択して組み合わせて含有することにより、十分な防腐効果を得ている(特許文献1〜4)。しかしながら、湿式成型法により製造した固形粉末化粧料(以下、湿式固形粉末化粧料とする)にこれらの防腐手段を用いた場合、得られた湿式固形粉末化粧料の防腐効果は不満足なものであった(特許文献5)。これは乾式成型法との製造過程の違いによるものであり、防腐性を確保するためには防腐剤量を乾式固形粉末化粧料で含有した量よりも多く含有しなければならない。ところが、防腐剤を多く含有した場合、湿式固形粉末化粧料の使用性が著しく低下することや皮膚刺激性等の安全性の面で問題があるため、湿式固形粉末化粧料における防腐性の確保は困難であった。
しかしながら、湿式固形粉末化粧料は、なめらかでしっとりとした使用感のため需要が高いことから、安全性が高く、優れた防腐力を有する湿式固形粉末化粧料の開発が強く望まれていた。
特開2006−249049号公報 特開2006−347950号公報 特開2008−50271号公報 特開2008−50273号公報 特開2010−168286号公報
本発明は、上記のような事情を鑑み、十分な防腐効果を発揮する湿式成型法により製造する固形粉末化粧料、すなわち湿式固形粉末化粧料を提供することを目的としている。
本発明者らは上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、エチルヘキシルグリセリン及び塩化ナトリウムを組み合わせて含有することによって、湿式固形粉末化粧料において十分な防腐効果を発揮することを初めて見出し、本発明の完成に至った。
本発明において用いられるエチルヘキシルグリセリンは、グリセリンと2−エチルヘキシルアルコールからなる多価アルコールであり次式1(化1)で示される。例えばADEKA社製のアデカノール GE−RFやSchulke&Mayr社製のSensiva SC 50 JP等が挙げられる。
本発明に用いられるエチルヘキシルグリセリンの含有量は特に限定されないが通常0.01〜2.5重量%含有するのが良い。好ましくは0.1〜1重量%である。なお、エチルヘキシルグリセリンの含有量が0.01重量%より少ないと防腐効果が十分でなく、また2.5重量%を超えると皮膚刺激等安全性の問題を生じるおそれがある。
本発明に用いられる塩化ナトリウムは一般的な化粧料に用いられるものであれば特に限定されないが、粒子径について好ましくは10μm以下である。10μmより大きいと使用感に影響がある場合があるためである。また、塩化ナトリウムの微細化の方法は特に限定されないが、ボールミル、アトマイザー、ミキサー及び擂潰機等で微細化してもよい。
本発明における塩化ナトリウムの含有量は特に限定されないが通常0.001〜1重量%含有するのが良い。好ましくは0.01〜0.5重量%である。塩化ナトリウムの含有量が0.001重量%より少ないと十分な防腐効果をもたらすことができず、また1重量%より多く含有しても効果の増強がなく非経済的である。
本発明における湿式固形粉末化粧料には、上記記載のエチルヘキシルグリセリン及び塩化ナトリウムを組み合わせた防腐剤の他に、本発明の効果を損なわない範囲で、粉末や油剤を用いることが出来る。
本発明におけるその他の粉末としては、タルク、セリサイト、雲母、マイカ、雲母チタン、合成マイカ、カオリン、シリカ、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、硫酸バリウム、リン酸カルシウム、アルミナ、窒化ホウ素、酸化チタン、酸化鉄及び酸化亜鉛等の無機粉末、ナイロン、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリウレタン、ポリメタクリル酸メチル、ポリフッ化エチレン、セルロース、シリコーン粉末等の有機粉末等が挙げられ、これらをシリコーン処理や脂肪酸処理等の疎水化処理したものも使用できる。また、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、グンジョウ、紺青、カーボンブラック等の有色無機顔料や、赤色104号、赤色201号、赤色202号、赤色226号、黄色4号、黄色5号、青色1号等の有色有機顔料及びこれらのレーキ物やシリコーン処理、脂肪酸処理等の疎水化処理したものも用いることができる。さらに、従来から使用されているパラベン類のような各種防腐剤を併用しても差し支えない。
本発明に用いられる油剤としては、動物油、植物油、合成油等の起源及び、固形油、半固形油、液状油等の性状を問わず、炭化水素類、油脂類、ロウ類、硬化油類、エステル油類、高級アルコール類、シリコーン油類、フッ素系油類、ラノリン誘導体類等の油剤が挙げられる。
本発明における湿式固形粉末化粧料は、該粉末化粧料に以下の揮発性溶剤を添加してスラリーとし、次いでそのスラリーを容器に充填した後、前記溶剤を自然乾燥や加温乾燥、温風乾燥、真空吸引等で除去し、固化することにより得られるものである。
本発明において用いられる揮発性溶剤としては、沸点が250℃以下の揮発性化合物が好ましく、具体的には、水やエタノール、イソプロピルアルコール、n−ブタノール、軽質流動イソパラフィン等の低沸点炭化水素、低重合のジメチルポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン等の揮発性シリコーン、低沸点パーフルオロポリエーテル等が挙げられ、これらを一種又は二種以上用いることが出来る。
本発明において、揮発性溶剤の含有量は特に限定されないが、粉末化粧料に対して20〜80重量%加えるのが好ましい。
本発明における湿式固形粉末化粧料としては、ファンデーション、プレストパウダー、アイシャドウ、アイブロウ、頬紅等のメイクアップ化粧料等が挙げられる。
本発明によれば、安全性が高く、防腐効果に十分優れた湿式固形粉末化粧料を得ることができる。
次に、本発明の湿式固形粉末化粧料を以下の実施例1、2の処方例1〜7を用いて説明する。本発明はこれにより制限されるものではない。なお、含有量は重量%である。
(処方例1)アイシャドウ
表1に示す処方のアイシャドウの防腐効果について検討するため、以下の製法に従って調製し、下記記載の評価方法及び判定基準により保存効力試験を実施した。その結果も併せて表1に示した。
〔湿式固形粉末化粧料の製造方法〕
化粧用粉末、油剤、防腐剤等を均一混合して、粉末化粧料とした。この粉末化粧料に対して、揮発性溶剤を40重量%加えて均一混合し、スラリー状物にした。これを容器に充填し、真空吸引しながら圧縮成型を行った。その後、成型物を70℃にて12時間以上乾燥させ、湿式固形粉末化粧料を得た。
〔乾式固形粉末化粧料の製造方法〕
化粧用粉末、油剤、防腐剤等を均一混合し、容器に充填後に油圧等によりプレス成型し、乾式固形粉末化粧料を得た。
〔保存効力試験〕
処方例、比較例及び試験例の試料30gに菌液を接種後、混釈法により菌数の変化を調べた。尚、接種菌はカビ(黒コウジカビ:Aspergillus brasilieusis ATCC 16404;接種量10 cfu(colony forming unit)/g)、酵母(カンジダ酵母:Candida albicans ATCC 10231;接種量10 cfu/g)及びバクテリア(大腸菌:Escherichia coli ATCC 8739;接種量10 cfu/g、黄色ブドウ球菌:Staphylococcus aureus ATCC 6538;接種量10 cfu/g、緑膿菌:Pseudomonas aeruginosa ATCC 9027;接種量10 cfu/g)を用いて、4週間経過時までの菌数変化により抗菌力を評価し、得られた結果を以下の4段階の基準に分類した。尚、以下の分類のうち◎ないし○のものを合格と判定した。
◎:2週間以内に、カビ、酵母、バクテリアの全てが10cfu/g以下に減少
○:4週間以内に、カビ、酵母、バクテリアの全てが10cfu/g以下に減少
△:4週間後も、カビ、酵母、バクテリアのいずれかが10cfu/gを超えて残存
×:4週間後も、カビ、酵母、バクテリアの全てが10cfu/gを超えて残存
表1 アイシャドウ
表1は、処方例1及び比較例1〜5については湿式成型法にて、試験例1〜6については乾式成型法により調製したアイシャドウの保存効力試験の結果である。各種防腐剤を単独で用いた場合、乾式成型法による試験例2〜6のアイシャドウは充分な防腐効果を示したが、これらの試験例に対応している湿式成型法にて得られた比較例1〜5では防腐力が不十分であった。一方、エチルヘキシルグリセリンと塩化ナトリウムを併用した場合、湿式成型法による処方例1のアイシャドウは十分な防腐力が確認された。これは乾式成型法による試験例1のアイシャドウと同程度の防腐効果であった。
(処方例2〜7)アイシャドウ
表2に示す処方のアイシャドウを上記の製法に従って調製し、保存効力試験を実施例1と同様の方法にて実施した。また、安全性及び経済性の評価を下記記載の評価方法及び判定基準により実施した。これらの試験結果を表2に示した。
〔安全性の評価〕
専門パネラー10名に対して、表2に示す処方のアイシャドウを1日あたり朝夕2回の頻度で1週間使用させて、皮膚刺激を感じた人の人数を下記基準により4段階に分類した。尚、以下の分類のうち◎ないし○のものを合格と判定した。
◎:0名
○:1〜2名
△:3〜5名
×:6名以上
〔経済性の評価〕
表2に示す処方のアイシャドウについて、各処方100g中に含まれる防腐剤の原価値を各処方100g全体の原価値で除した値を百分率にて求め、下記基準により4段階に分類した。尚、以下の分類のうち◎ないし○のものを合格と判定し、各試料の経済性を評価した。
◎:2%未満
○:2%以上5%未満
△:5%以上8%未満
×:8%以上
表2 アイシャドウ
表2は、各防腐剤のうち2種類を併用し、湿式成型法にて調製したアイシャドウの保存効力試験の結果である。処方例2〜7に示すようにエチルヘキシルグリセリン及び塩化ナトリウムを組み合わせることにより、本発明のアイシャドウは十分な防腐力を有していることが明らかとなった。さらに、エチルヘキシルグリセリン及び塩化ナトリウムの比率を幅広く変化させたところ、いずれの処方においても十分な防腐効果が示されており、エチルヘキシルグリセリンが0.1%以上かつ塩化ナトリウムが0.01%以上の場合はその効果はさらに良好であることが確認された。また、処方例2〜7においては、皮膚刺激が少なく、かつ経済性の面でも満足するものが多かったが、エチルヘキシルグリセリンが1%以下かつ塩化ナトリウムが0.5%以下の場合がより好ましい。しかしながら、エチルヘキシルグリセリン又は塩化ナトリウムのいずれか1種またはどちらも含有しなかった場合、比較例6〜11は安全性及び経済性の面では優れているが、防腐効果はいずれも十分なものではなかった。このように、エチルヘキシルグリセリン及び塩化ナトリウムを併用することにより、十分な防腐力を発揮し、安全性ならびに経済性も優れた湿式固形粉末化粧料を得ることが可能となった。
以下に、本発明の湿式固形粉末化粧料の他の実施例を挙げる。本発明はこれにより制限されるものではない。
実施例3:パウダーファンデーション
成分名 含有量(%)
(1)タルク 15.0
(2)セリサイト 残量
(3)マイカ 10.0
(4)酸化チタン 16.0
(5)酸化亜鉛 2.0
(6)ベンガラ 0.5
(7)黄酸化鉄 1.0
(8)黒酸化鉄 0.2
(9)ナイロン粉末 5.0
(10)エチルヘキシルグリセリン(注1) 0.3
(11)塩化ナトリウム(注2) 0.2
(12)ジメチコン 5.0
(13)イソノナン酸イソトリデシル 4.0
(14)ワセリン 1.0
(15)モノイソステアリン酸ソルビタン 1.0
(16)酸化防止剤 適量
(17)香料 適量
計100.0
(製法)
実施例1、2と同様の方法で湿式成型法によりパウダーファンデーションを得た。
実施例3について、得られたパウダーファンデーションを実施例1、2にて使用した評価方法と同様に評価を行った結果、十分な防腐効果を示した。
実施例4:プレストパウダー
成分名 含有量(%)
(1)タルク 55.0
(2)セリサイト 残量
(3)合成マイカ 15.0
(4)黄酸化鉄 0.2
(5)ベンガラ 0.25
(6)ポリメタクリル酸メチル 5.0
(7)エチルヘキシルグリセリン(注1) 0.6
(8)塩化ナトリウム(注2) 0.4
(9)コハク酸ジエチルヘキシル 4.0
(10)ジメチコン 4.0
(11)セスキイソステアリン酸ソルビタン 1.0
(12)酸化防止剤 適量
(13)香料 適量
計100.0
(製法)
実施例1、2と同様の方法で湿式成型法によりプレストパウダーを得た。
実施例4について、得られたプレストパウダーを実施例1、2にて使用した評価方法と同様に評価を行った結果、十分な防腐効果を示した。
実施例5:アイブロウ
成分名 含有量(%)
(1)タルク 15.0
(2)セリサイト 残量
(3)マイカ 10.0
(4)シリカ 5.0
(5)酸化チタン 1.5
(6)ベンガラ 6.0
(7)黄酸化鉄 6.0
(8)黒酸化鉄 15.0
(9)エチルヘキシルグリセリン(注1) 0.5
(10)塩化ナトリウム(注2) 0.15
(11)ナイロン粉末 5.0
(12)イソノナン酸イソトリデシル 4.0
(13)ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン 4.0
(14)モノイソステアリン酸ソルビタン 1.0
(15)酸化防止剤 適量
(16)香料 適量
計100.0
(製法)
実施例1、2と同様の方法で湿式成型法によりアイブロウを得た。
実施例5について、得られたアイブロウを実施例1、2にて使用した評価方法と同様に評価を行った結果、十分な防腐効果を示した。
実施例6:頬紅
成分名 含有量(%)
(1)タルク 20.0
(2)セリサイト 残量
(3)合成マイカ 10.0
(4)シリカ 1.5
(5)赤色226号 0.3
(6)黄色5号 0.2
(7)ベンガラ 0.8
(8)ベンガラ被覆雲母チタン 5.0
(9)エチルヘキシルグリセリン(注1) 1.0
(10)塩化ナトリウム(注2) 0.3
(11)ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン 6.0
(12)イソステアリン酸イソトリデシル 6.0
(13)セスキイソステアリン酸ソルビタン 2.0
(14)酸化防止剤 適量
(15)香料 適量
計100.0
(製法)
実施例1、2と同様の方法で湿式成型法により頬紅を得た。
実施例6について、得られた頬紅を実施例1、2にて使用した評価方法と同様に評価を行った結果、十分な防腐効果を示した。
本発明によれば、エチルヘキシルグリセリン及び塩化ナトリウムを併用して含有することにより、十分な防腐効果を確保し、湿式成型法ならではのなめらかでしっとりとした使用感を有する化粧料を提供できる。また、この技術は化粧品のみならず、医薬品の造粒化においても利用でき、安全性が高く十分な防腐効果を有する湿式固形粉末製品を製造することができる。

Claims (5)

  1. エチルヘキシルグリセリン及び塩化ナトリウムを含有することを特徴とする湿式固形粉末化粧料。
  2. エチルヘキシルグリセリンを0.01〜2.5重量%含有することを特徴とする請求項1記載の湿式固形粉末化粧料。
  3. 塩化ナトリウムを0.001〜1重量%含有することを特徴とする請求項1又は2記載の湿式固形粉末化粧料。
  4. エチルヘキシルグリセリンを0.1〜1重量%含有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の湿式固形粉末化粧料。
  5. 塩化ナトリウムを0.01〜0.5重量%含有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の湿式固形粉末化粧料。

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